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愛原様のたわごと(05年11月18日)



鼎「じゃーん! 1週間ぶりー!!」

逆沢「お久しぶりー!」

愛原「普通、初めて訪れて、ダウンロード済ますか、もしくはこのサイトに来た事を後悔するかしたら、二度と用はないサイトだから、お久しぶりも何もないけどな」

逆沢「でもちゃんと票は増えてるわよ! ついに最後の難関である黒藤編にも票が入ったし!」

鼎「20票まであと少し!」

原「全く有難い事だ。無論、投票やバグ報告は今後も大歓迎だし、逆にバグ訂正などに伴うバージョンアップもあるから、ゲームに飽きてダウンロードしたファイルをゴミ箱にぶちこむまでは、適度に訪問してくれれば大歓迎だ。」

逆沢「投票は、ポチッとクリックするだけでできるし、余計なコメントもいらないから気軽にしてね!」

鼎「しかしこのゲームの評価ってどんなもんなのかな?」

逆沢「評価以前に、評価してもらえる作風じゃないような気がするんだけど・・・。なんていうか万人向けじゃないというか・・・」

愛原「商業ゲームでもないのに、無理に大衆受け狙う事も無いだろ。 まぁ言いたい事は分からないでもないし、せっかくだから今回は、シナリオ設定の話でもするか?」

鼎「それが今回のテーマ?」

愛原「そうだ。まぁ国盗りゲームにする事複数の国家でプレイできる事は大前提だったから、次に重要なのはシナリオをどれだけ重要視するかという事になる。シナリオを軽視した場合は、【信長の野望】などのような形態に近くなる。この場合、勢力別に国体形式やトップの思想を固定化する必要がないが、その代わり隣接する都市全てに攻め込める仕様にしないと、具合が悪くなる。シナリオを通じて色々言い訳して、進攻ルートを固定化しにくいからだ。また原則的には、全土制覇が基本となる。全ての他国を滅ぼすなり従属させるのが基本にならざるを得ない。」

逆沢「それ、ツクールの仕様上、かなり困るわねぇ。」

愛原「都市の連携が殆ど一本道の世界か、全部で10都市程度のマップか、国数が2つ程度までなら、何とか対応できなくはないが、隣接する都市が5つも6つもあって、しかも都市数が30も40もあると、処理的に恐ろしい事になりかねん。」

鼎「それでシナリオをやや重視する形を採って、攻め込めるルートとかを限定する事にしたんだ!」

愛原「そう言う事。同盟国という存在を作るだけでも、実際に考慮すべきルート数は、だいぶ限定させる事ができるからな。」

逆沢「ただシナリオを重視した事で、敵対関係には理由づけが必要になったわね」

愛原「いわゆる【戦争の大義名分】って奴だな。」

鼎「中には大義も何も無い国も登場するけど・・・」

愛原「辰巳軍なんかは、いかにもバカゲにふさわしい設定で済んだが、全ての勢力が辰巳軍みたいなんじゃさすがにマズいからな。【信長の野望】型のゲームなら、戦争の大義名分は全て脳内補完で済むが、ある程度はシナリオを重視する設定に決めた以上、本ゲームではそういう訳にはいかない。そこで愛原軍と宮田軍は独立の是非を巡った対立構造を演出し、大門司軍関連は主に国家間の派閥関係を元に対立構造を演出させる形とした。」

逆沢「まぁその辺はいいんだけど、黒藤軍の設定が少しいろんな意味で飛びぬけてない?」

愛原「シナリオをある程度は重視すると決めた時点で、絶対的なバワーを持つ悪役がどうしても必要となるからな。例えば愛原軍でプレイして宮田軍と辰巳軍を滅ぼしたとしよう。この時点で【敵対勢力が無くなりました。世界は平和になりました】とまとめるのは無理があるだろう。【世界は平和になりました】とまとめるには、例えば大門司軍程の勢力すら頭を下げてきかねない程の国力を示さないと、シナリオ的に具合が悪い。そこで【超大国である黒藤軍ですら主人公勢力に滅ぼされた】という形にすれば、シナリオ的に少し整合性が出てくる事になる。勿論、超大国(黒藤軍)は倒されるべき存在にしないと、プレイヤーが悪役になりかねないから、そういう意味では黒藤軍は悪ければ悪い程都合がいい!」

逆沢「よくあるRPGの論理ね。悪玉は強大でなければ都合が悪いという奴。」

鼎「で、黒藤軍はあんな設定になったんだ」

愛原「単に悪い国を演出するだけなら、侵略国家である設定にすればいい。例えばRPGとかでよく出てくる帝国とかは、よその村を容赦なく蹂躙したりする存在だしな。だが本ゲームでは国盗りゲームという性質上、大神軍や婆娑羅軍のような平和主義タイプの勢力でも、侵略活動は避けられない。つまり単に侵略国家であるという設定だけでは、悪役としては不十分だと言う事だ。」

逆沢「で、非人道兵器をどんどん使用したり、環境を破壊したり、欲望の赴くままに他国を蹂躙したりする設定を付け加えたのね!」

愛原「そう。黒藤軍以外は、非人道兵器は使わないし、環境を特段に破壊する事もないし、略奪などもしないからな。この設定を付け加えるだけでも、結構悪役っぽくなっただろう!」

鼎「そして悪は必ず滅びるのだ(笑)!」

愛原「黒藤編でプレイした場合のみ、悪人プレイが楽しめる(?)けどな。邪道プレイが好きなプレイヤーはレッツチャレンジだ!」

逆沢「・・・薦めんなって」

鼎「でも気が付いてみたら、例えば徴兵文化の違いとか、勢力ごとに色々個性がついているよね!」

愛原「そうだろう、そうだろう。実はCOM勢力は、攻め込む将軍とかのパターンも勢力ごとに色々設定されているんだぞ!」

逆沢「そういや例えば黒藤軍なんかは、都市ごとに守っている将軍がある程度特定されてるわね!」

鼎「そ! 越中は寺島将軍とか!」

愛原「COM黒藤軍は【都市総督制度】を採用しているから、主要都市の防御は特定の将軍が担当する。但し攻撃はほぼランダム。例えば越中を守るのは必ず寺島だが、越中の奪還を目指して攻め込んでくる将軍は、実はランダムだ。ちなみにこれに似たパターンを持っているのがCOM辰巳軍で、【担当都市制度】を採用している。」

鼎「それ、どんなの?」

愛原「具体的には、伊予担当は早川。土佐担当は灘。讃岐担当は勝山で、甲斐担当は野川だ。黒藤軍の制度と異なり、攻撃面でも担当する事が多く、例えば甲斐を守る時も野川なら、甲斐に攻め込む時も野川だ。」

逆沢「そういや、甲斐での戦いは殆ど野川さんよね! 大神編でプレイした時には、野川さんの策略の成果なのか、いきなり戦力が分断されてたりして苦労するのよね!」

愛原「但し、COM黒藤軍の制度と比べると拘束力はやや弱い。例えば讃岐担当は勝山だが、勝山が讃岐で登場する確率は75%といった具合に、絶対ではない。まれに他の奴が担当する事もある。また下野以北では、他国の領土という認識が強いのか、割とランダムで攻守の担当メンバーが選ばれる。」

鼎「ふーん。結構、色んなパターンがあるのね。」

愛原「そうだ。大門司軍では【方面軍制度】を採用している。具体的には武内・夢前・国東の3将軍は西国攻略を担当し、滅多に東方面には参戦しない。逆に穐本・大森将軍は東半分を担当。石田と中津はサブとして全ての戦場に参加する可能性がある。もっとも穐本は守りの戦にしか登場しないので、東部の攻撃要員は大森・石田・中津のみとなり、全体にやや貧弱だ。」

逆沢「圧倒的に西方面に主戦力を割いている感じね。これじゃあとても寺島さんの守る越中は落とせなさそうね。」

鼎「プレイヤーの皆さんは、攻撃向きの将軍とか、守り向きの将軍とかを基準に人選すると思うけど、COMでもそういう人選するとこはあるのかなぁ?」

愛原「婆娑羅軍は、大多数のプレイヤーのパターンとほぼ同じとなるであろう【攻守担当官制度】を採用している。婆娑羅と東出は守りの戦でしか登場せず、小松は攻撃の戦に登場する確率が圧倒的に高い。」

逆沢「ウチは?」

愛原「秘密。ただ変則ルールとだけ言っておこう。COM宮田軍もウチにやや近いが【当番制度】なるものを採用している。内容は秘密だ!」

鼎「秘密だらけなの?」

愛原「俺様特権だ。さてまた1週間ほど過ぎたら、更新できればいいな。それまでに投票数が伸びてれば大感謝だ!」












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