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愛原様のたわごと(06年02月12日)



鼎「今回は、かつてない長文だったよね。」

愛原「ああ、掲示板の分か。作者は長文が苦にならないタイプのようだからな。それに掲示板をみれは、ちょっとした攻略法とか裏ネタが分かるようにって意図もあるようだ。長文嫌いの方には申し訳ない限りだが・・・・」

逆沢「まぁ、【有難うございます】とか【参考にします】とか【頑張ります】とか、そんな定型分だけでレスを返すのも味気ないからねー。」

鼎「人気サイトだったら、書き込み数もすごく多いだろうから、いちいち長文で対応するのは無理だけどね!」

愛原「ウチならその点、無問題。今後も気になる事があったら、何でも書き込んで欲しい。ゲームと無関係の雑談とかはカンベンだけどな。」

鼎「昔はバグ報告が殆どだったけど、最近は攻略報告とかも書き込まれるようになって、今回ついに設定に対する疑問も出てたよね!」

逆沢「ウチのゲームはパロディー重視の作品だから、あんまり鋭いツッコミをされると矛盾点を解消しきれなくなってしまう問題点もあるんだけどね。」

愛原「だから一応バカゲと断ってある・・・。だが何でもかんでも【バカゲです】とか言い訳してごまかしてしまうのは、本当は良くない事だとも思っている。矛盾点は解消するに越した事はないし、作者なりにゲーム上で説明して無くても、一応裏づけのある設定もあるにはある。SF考証しかり、人物設定しかりだ。」

鼎「じゃあ今回のテーマは、バックグラウンドの設定についてにしようよ!」

逆沢「あ、それいいかも! じゃあ、今回はそれに決定っ!!」

愛原「・・・本当にいつも唐突だな。まぁ別にいいけどな。」

鼎「ウチのゲームって、パロディー重視型だけど、それにしてはいわゆるSF考証とかもちょっとは考えてる感じはするけど、これってどうなのかなぁ?」

逆沢「SF考証ってのは確か、その世界観における科学的・歴史的な矛盾を解消する為に必要な論理づけの事だったかな?」

鼎「そうだよん! スペースオペラとかでよく登場するワープ理論とか重力制御装置とか超光速とかは、みんなSF考証の賜物だよ。ガ○ダムなんかは確か作者さんと熱烈なファンや各種の製作スタッフが色々アイデアを出して、ミノ○スキー粒子を始めとする色んな要素を出して、SF考証を固めたらしいしね。剣と魔法のファンタジーでも、魔法科学とかをちゃんと説明できる作品は最近多いよね!」

逆沢「ダンジョンの中で、モンスターとかが平気でメテオぶっ放すゲームもあるけどね♪」

愛原「メテオうんぬんの話はゲームシステムの限界もあるんだから大目にみてやれ。・・・まぁそれはさておき、ウチもいわゆる真面目な世界観の上に立った作品じゃないから、その辺がよくできた作品と比べられると困るけどな。しかしだからといって世界観が破綻しすぎていると、国盗りゲームとしては不都合が多すぎるから、最低限度の設定はしておいたつもりだ。魔法科学を万能にし過ぎると剣で戦うのが馬鹿みたいになるし、逆に限定しすぎると現代文化の風刺が困難になるので、ダイナマジック・アンチマジック・ステルスマジックの3つの時代を説明して、この辺の矛盾を出来るだけ解消するように努めたようだ。」

鼎「じゃあウチのゲームも、基本はあくまで剣と魔法の世界って事になるのかなぁ?」

愛原「そうだな。もっとも神も悪魔も登場しないし、そもそも神聖魔法に相当するものもない。伝説の剣も登場しない。」

逆沢「悪魔はいなくても悪魔みたいな人は存在するし、神聖魔法は存在しなくても宗教は存在するけどね!」

愛原「死後の世界や神の祝福が実在するのかどうかは知らんが、信じてる人は信じてるという世界観だという事だ。魔力はあくまで電力や重力などと並立する科学的要素の一つに過ぎん。」

逆沢「そういう事を、もっとゲーム中でちゃんと説明した方が良かったかな?」

鼎「キ○肉マンの登場人物は、よくセリフで状況説明してた気がするけどなぁー!」

愛原「またマニアックな事を・・・。まぁウチのゲームもセリフを通じて状況説明するのは常套手段だけどな。ただ設定の全てを丁寧に公表すべきかと問われれば、これはケースバイケースと言わざるを得ない。」

逆沢「何でよ? 情報公開は基本じゃない?」

愛原「例えばお前、RPGとかのオープニングで、だらだら世界の歴史とかを説明してるゲームがあるが、あまりに長すぎると訳分からなくならないか?」

逆沢「うーん。確かに、はよ終われって思わない事もないかな? 確かに半分も内容記憶してたら上出来よね。」

愛原「そういう事だ。いきなり情報を押し付けられても、プレイヤーに処理できなければうっとおしいだけだ!」

鼎「じゃあウチのゲームも、すごくうっとおしいかもね♪」

愛原「・・・猛省してる。とりあえずぶっちゃけでゲームスタートできて、必要に応じて解説画面とかに飛べる仕様にした方が良かったかもな。オープニングイベントも飛ばせる仕様にしておいた方が良かったかな?」

逆沢「まぁとにかく、情報はちゃんと整理して分かりやすく小出しにした方が良さそうなのは分かったわ。」

鼎「でも設定好きの人もいるよん!」

愛原「アイテムコレクターとかなら、武器の由来やらが閲覧できれば嬉しいだろうし、誰が装備可能でパラメータがどれくらいか事前に分かれば、購入の目安にもなるな。高いカネ出して買った武器が、大した効果もなかったりしたら、確かに噴飯ものだし、その辺は設定好きじゃなくても、深刻な問題だ。」

逆沢「人物プロフィールとかが好きな人も多そうよね!」

愛原「ギャルゲなら身長と3サイズと推定年齢辺りは必須だな。ウチのはそういうゲームじゃないから、その辺の設定は元々してないけどな。」

鼎「私たち、もしかして年齢不詳?」

愛原「おおよその年齢や身体的特徴はあるが、具体的な設定はない。ただ大まかに言えば、最近のRPGのメインメンバーよりも、平均年齢は高い。特に黒藤軍と大神軍のメンバーは全て25歳以上のみという脳内設定だったりする・・・。平均年齢の低い剣と魔法の世界を舞台としているから、現代に生きる我々の年功システムと重ねてはならないが、だからといって10代の将軍が馬鹿みたいに乱造できる世界観じゃない。世襲などの特別用件があれば別だがな。」

逆沢「ふーん・・・意外。でもゲーム上では誰が何歳くらいという表記は全然ないよね。」

愛原「故意に外してある。だから黒藤軍や大神軍の将軍を全員20代と考えたいプレイヤーは、それでも一向に構わない。設定マニアにはつまんないかも知れないが、ウチのゲームはプレイヤーによる脳内補完に期待している部分が大なゲームだからな。」

逆沢「でも性格設定とかは一応あるんでしょ!」

原「無いと困る。最低でも口調や好き嫌いやポリシーなどが決まらないと、セリフ一つ吐かす事もできなくなるからな。細かい事はプレイヤーの脳内補完に任せるが、作者は作者なりに細かい性格設定は当然ある。幸い前作があるおかげで、かなり細かい設定が実はある。」

鼎「黒藤軍の皆さん辺りは、特に分かりやすいよね!」

愛原「それはどうかな? あいつらは実はかなり深く性格設定が練りこまれているからな。例えば池田の政治信念なんかは分かりやすいと思うが、女性観について何か気づいた事があるかな?」

逆沢「うーん・・・。そういや確かどこかのイベントで、不浄のエロゲショップとかは壊してやるとか、青少年育成の観点から18禁作品の放映化は反対とか言ってたような・・・。意外と純真潔白なのかな?」

鼎「あれ? でも別のイベントではよその国から女の人さらってきて、従軍慰安婦にしようとかいうイベントもあったよ。どこか矛盾してない?」

愛原「池田とはそういうキャラなのだ。要するに自国の女性には大和なでしこたれと言う一方で、異国のそれには一切の容赦が無い。自分の娘には清純である事を強く望む一方で、裏では援助交際してる親父のようなキャラなのだ。」

逆沢「うげ。最悪!!!」

愛原「次に聞こう。寺島の法理念についてどう思う?」

逆沢「アナーキストじゃないかな? 正式に認可も降りてないのに勝手に営業始めたり、住基ネットにも不参加だし。」

鼎「あれ? でも思想の自由とかを強く主張してる時もあったと思うけどな?」

愛原「正解は【悪法は法にあらず】論者だ。同僚の吉武が【悪法も法なり】の法治主義者であり、長光が実利主義の無法論者であり、池田は法を曲解したりして処理するが、寺島の場合は、状況に応じて法を肯定もすれば否定もする。悪意ある表現をすれば、自分にとって都合のいい法律のみを適用するタイプ。都合の悪い法に対して、曲解する事で切り抜けようとする池田と、公然と無視する寺島とどっちがマシかは個人の好みだろうが・・・・」

逆沢「人質に取られた人たちを助ける為に服役囚を解放した事件は、いわゆる【超法規的処置】だから寺島さんタイプね。戦力保持を認めないと書いてあるのに軍備を保有している行為は曲解だから池田タイプって事になるのかな? あと合法なら何をやっても構わないとか言ってモラルに反する事も公然とやって、裏では違法行為も繰り返していたホ○エモンは長光タイプだったのかもね。戦後間もない頃に食糧統制法を遵守して飢え死にしてしまったとかいう判事さんがいたそうだけど、彼は吉武さんのようなタイプだったのかな?」

愛原「そういう生々しいたとえ話は、やめろっちゅうに・・・・。」

鼎「でも、こうしてみると、ゲーム中では説明されない色んな設定が実はあったりしたんだよね。」

愛原「黒藤軍や婆娑羅軍や大門司軍の連中はインテリが多いから、特にそういう裏設定は多い。ガキンチョキャラとして登場する小松なんかですら、複数の経済イベントを持っているだけあって、独自の経済理論は持っていたりする。」

逆沢「でもよく考えてみたら、将軍職に政治や経済の持論なんて必ずしも必要ないんじゃない?」

愛原「・・・うっ! だが政戦一体型の人事システムを持つ大門司軍とかでは、やっぱり武将にも政治の素養は必要だろう。池田は元官僚だし、俺だって軍人である前に議長という名の国家元首だ。大体、中世型世界では国王などが自ら親征を行う事も珍しくないのだから、別にいいだろう。」

鼎「という訳で、裏設定もこっそり色々ありまーす! でもそんなのに拘らず、細かい事はプレイヤーの皆様の脳内補完で色々楽しんでくださいね♪」









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