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愛原様のたわごと(06年03月18日)




鼎「おおっ! ついに【いただきもの】のページまでできたんだー!!」

逆沢「まさかこんなページまで置けるとは思わなかったわね!」

鼎「本当に信じられない。でも嬉しいー!」

愛原「この手のサイトでよくある【いただきもの】といえば殆どイラストなんだが、こういういただきものは、ゲームを公開した者にとって格別の味わいと嬉しさがあるものだ。」

逆沢「それは言えるわねー。でも作者の意図と必ずしも一致するとは限らないんじゃない?」

愛原「それがまた確実の味わいなのだ。せっかくだから今回のテーマは【伝え方と伝わり方】にしてみよう!」

鼎「小説でもゲームでもそうだけど、作者の伝えたい意図が必ずしも読者やプレイヤーにそのまま伝わるとは限らないよね。」

逆沢「説明があいまいとかいい加減だと、作者の脳内では筋が通っていても、読者やプレイヤーには全く意味不明って事は割とありそうね。」

鼎「でもクドクドしてても、結局理解できないよー。オープニングでいきなり年表出されても一度に理解できるはずもないしー。」

逆沢「確かにあまりに説明がくどすぎて本題部分がないがしろにされてると、気の短い読者やプレイヤーには愛想つかされるかもね。」

愛原「それはウチにとっても、反省点が多くて耳に痛い話題だな。一応、ウンチク話はチュートリアル部分に固めて、ゲーム本体でそういう部分に拘束されにくいようにはしたつもりだが・・・。ちなみに大幅バージョンアップ後には、いきなりキャラ選択画面から始まる仕様にして、チュートリアルへは別に移動できる仕様に変えるつもりのようだ。」

逆沢「システム的にはそういう配慮の積み重ねが大事かもね。でもシナリオはそうはいかないわよ。特に小説とかだったら、漫画と違って視覚的に訴えにくいから、余計に状況説明にテクニックがいるしね。ゲームでも限られた条件で世界観や今おかれた状況などを説明しないといけない場面はあるし。」

鼎「現代世界が舞台とか、誰でも想像しやすい世界だったらいいけど、オリジナルワールドなんかだったら、特に説明が難しいと思うよー。」

愛原「その通り。知識豊富な大学教授が必ずしも説明上手な大学教授でないように、どんなに秀逸なシナリオ構築能力のある作者でも、それを表現するノウハウが未熟では意味がない。よく国語の読解問題で【主人公の心理】とかを問う設問があるが、俺は学生の読解力の無さを問う以前に、そんなマニアックな文法や難語を使用しまくる作者の手腕に疑問を感じる事もなくはない。勿論、小学生低学年向きの童話もあれば、知識豊富なビジネスマン向きの経済小説もあるように、作者が意図する対象によって、作風が変わっていくのは道理だし、どこまでが作者や編者の責任で、どこまでが読者やフレイヤーの責任かまでは、判別しにくいけどな。」

逆沢「誤字・脱字くらいは作者側の責任でしょ!」

愛原「・・・・まぁそうだが、ある程度は大目にみてやってくれ。推敲時間は結構かかるし、それだけ公開が遅れる事になるからな。ましてやウチの場合は、紙芝居ゲームじゃないから、どうあがいてもチェックの甘いイベントは発生する。ランダムイベントだって100くらいあるし、条件設定も複雑だからな。」

鼎「どのイベントを見て、どのイベントを見てないかによっても、キャラクターの印象は変わってくるよね!」

逆沢「ある勢力から見たら憎たらしい悪役でしかなくても、別の勢力からみたらその勢力なりの道理や事情がある事もあるしね。サブイベントによって、そのキャラクターの意外な側面を知る事もあるし・・・」

鼎「プレイヤーによってユニットの使い方も違うだろうから、もしかしたらある人にとっては使いにくくても、別の人にとっては使いやすい事もあるかもね。」

愛原「歩兵隊を3隊雇っても、皆、同じ育ち方をするとは限らないからな。落ちこぼれも出れば、白眉も出るかも知れん。まぁ育ち方が多少悪かろうとも、壊滅せられる事も無くある程度まで育った部隊は、それだけ運を持っていたという事で、可愛がってもらいたい。もっとも黒藤軍や大門司軍の計略によって、ある日突然20レベルの精鋭が、消滅させられてしまう事もあるけどな。」

鼎「ところでスーさんからいただいた評価に、作者が色々コメントもしてるみたいだけど・・・」

愛原「作者はそういうの好きなんだから、大目に見てやれ。意外に高い評価を受けてるキャラもいれば、その逆もあるだろう。よくある人気投票とかでも、作者側の予想と反して意外なキャラが伸びてたり伸びてなかったりする事もあるが、どんな形であれ、大抵のクリエイターは、そういう評価を頂く事はすごく嬉しがるもんだと思うぞ。」

逆沢「作者の思惑通りだった事と、意表を突かれた場合とでは、どっちの方が嬉しい?」

愛原「荒らしの類を例外とすれば、意表を突かれた場合は望外の感動を覚える事がある。一方的な見方による評価や批判であっても、それは今後の改善に活かせる建設的な意見になりうる。また作者の思惑に近ければ、それはそれでニヤリとできる。どっちに転んでも大抵はメリットしかない。だから大抵のクリエイターは、投票システムとかBBSとかを置いているんじゃないかなと勝手に推測してる。」

鼎「皆様からのご意見で意表を突かれたケースとしては、どんなものがあるかな?」

愛原「投票ランキングでは、宮田編の票数が意外だった。よくある王道RPGの主人公に近いタイプだったはずだがな。バランスが取れて高い能力値を持っているし、外見も悪くない。人柄も前向きだし非常識でもない。難易度設定も中級だしな。」

逆沢「スーさんのプロフィールは、どんな感じかな?」

愛原「作者がプロフィールを作った場合は、比較的矛盾点の少ない無難なものが仕上がる可能性が高い。そりゃあマイナーイベントも含めて自分が作っているのだから当たり前だ。しかし大した感動は与えない気がする。なぜなら意表をつく事が困難だからだ。あと作者の表現力が未熟な場合、プレイヤーの皆様がゲームを通じて感じた各キャラへの愛着やイメージを壊してしまう事もある。もしも作者が【英邁な名将】として設定していても、プレイヤーの多くが【勘違い大魔神】と感じたならば、俺は【勘違い大魔神】としてそのキャラを紹介した方が、作品のイメージを壊す事も少ないし、楽しいと思っている。作者の意見も交えた方が面白いだろうから、コメントとしては出させてもらっても良いと思っているが、最終的に公式のものを出すとすれば、プレイヤーからいただいた意見も重視する事になるだろう。」

鼎「煙さんの意見もあったけど、宗祀さんがユニットとしてすごく使えた事で、すごく名将としての格が上がった気もするしね。」

愛原「有難い話だ。ともかく掲示板でも何でもいいから、気軽にそういったネタも報告して欲しい。気がついたら勝手にここのネタになってるかも知れないしな。グフフ!」













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