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愛原様のたわごと(06年10月06日)



鼎「前回から、ちょっと更新の間隔があった気がするよね。」

逆沢「新内閣が誕生したから、それを期に、もしかしたらその関係者に拉致されたんじゃない?」

鼎「でも、掲示板にはちょこちょこ顔見せてるみたいだから、それはないと思うんだけど・・・」

逆沢「誰かが、管理人と言う名前のハンドルネーム使ってただけだったりして♪」

愛原「かつてあった志村○ん死亡説並に、むごい話をしてやがんな。結論からいうと、掲示板にはちゃんとレスつけてるし、いたって無事息災だ。ただ仕事で多忙だったのは事実。前のたわごと更新以降、大変な日が続いたようだ。」

鼎「今は落ち着いてるの?」

愛原「ようやく落ち着いた。今日はその片付け作業とかだったようだ。まぁ忙しくなる事は大体分かってたからか、前回のたわごと更新は隔週ではなく翌週に切り上げたようだが・・・。」

逆沢「それじゃ、ゲーム製作の方は?」

愛原「殆ど進んでない。」

鼎「・・・うーん、ガックリ!」

愛原「そういうな。商業でも開発計画が狂ったりする事は多いようだし、発売期日を延期したりするところもあるからな。ウチのように趣味の範囲で活動している場合は、尚更だ。」

逆沢「まー、仕方ないわねー。あくまで余暇を利用して、ちまちま作ってるだけだしねー。」

鼎「・・・でもガックリ!」

愛原「という訳で、今回のテーマは【趣味の社会人クリエイター】だ!」

逆沢「おー、いつもと少し毛色の違うテーマねぇー!!」

愛原「昨年12月16日のたわごとのページ等で触れた事でもあるが、ここの作者は元々、ゲームの創作活動なんてのは大人のホビーだと認識して活動を始めた経緯があるので、【社会人によるゲーム作り】という概念に関しては、特に違和感は感じてないようだ。ここはまず抑えて欲しい。」


逆沢「世間の認識とは、かなり大きな差があるような気がするけど・・・。」

鼎「実際に製作されている人は、学生さんも結構多そうだよ。」

逆沢「でもって、社会人になったあたりで、事実上は製作を引退すると!」

愛原「社会人と学生では、1日の過ごし方が全く違うからな。特に学生から社会人に変わった直後は、そのあまりの違いに順応できず、とてもゲーム製作などという時間のかかる趣味にかまけている余裕なんかなくなるだろう。いや、厳密には、学生気分が抜けていない頃なら、まだ製作意欲も首の皮一枚で残っているが、そうでなくなった頃に制作意欲を失うケースの方が多いかもな。」

逆沢「それが、大人になるって事なのよ♪」

愛原「職場環境は人によって様々なので、趣味に割ける時間も当然、千差万別。また家庭を持っている人なら、子供が小さかったりすると、もっと拘束される事もあるだろう。だがその一方で、趣味の鉄道模型に時間を割いたり、打ちっ放しゴルフで汗を流したり、社会人は社会人なりに趣味に時間を割く人はたくさんいる。ちょっとした事だが、アフター5を飲み屋の梯子で消費するのも、プロ野球観戦で過ごすのも、買ってきたゲームで遊ぶのも、誰かさんとデートするのも、全くの自由。要はその時間を何に割くかというだけの話なのだ。」

鼎「お店の店員やってる知り合いの人は、9時過ぎまで店にいて、電車とかで1時間半くらいかけて帰宅して、そのままメシ・フロ・ネルで精一杯だって言ってたよ。」

愛原「職場環境によっては、趣味に割く時間自体存在しない人もいるのは確かだ。しかしそんなスケジュールでいてもなお、夜にはドラマ番組で満喫したり、1時間以上も携帯でぺちゃくってたり、ネットサーフィンで1時間近く費やす人は多いらしいが・・・。要はその限られた時間を何に回すかというだけの話だろ?」

逆沢「でもゲーム作りというのは、すごく時間がかかるからねぇー。遊ぶ方は30分で終わっても、作る方は3ヶ月潰す事もザラだもんねぇー。」

愛原「この辺は、個人の熱意と資質如何だな。だが世の中には、マッチ棒で姫路城の模型を作ったりするつわものも何人もいるんだ。絵や彫刻だって、本格的にやると完成までかなりの期間を要するものもある。それと同じ事じゃないのか?」

鼎「社会人になってから始めた人は、それが普通のペースだから何ともないかも知れないけど、学生から社会人になったらペースそのものが変わるから、それで脱落しちゃう人も多いんだと思うよ。」

愛原「まぁ1日辺りでできる作業量がそもそも違うし、疲労の蓄積度合いも違うからな。学生でもバイトとかで忙しい人はたくさんいるだろうが、何よりも拘束されるというイメージ的な感覚が違うだろうしな。」

逆沢「まぁそれでも、例えば登山やサイクリングを趣味としていても、学生時代と社会人時代では、取り組める時間に大きな差が出てくるけど、それでも社会人になっても、ペースは大きく変わりながらも続ける人は続ける・・・。そんな人もいるんじゃない?」

愛原「まぁそうだな。ただウチの作者の場合は、社会人になってからの趣味だから、その辺の感覚はよく分からない。作者にとってのゲーム作りは、あくまで大人のホビー。内容は馬鹿っぽくとも、それでも仕事から帰って時間がある時のちょっとした余暇の楽しみ。ただそれだけ。だから【社会人にもなって】という批判は、そもそも的違い。俺は、還暦過ぎてからラジコン飛行機を自作して遊んでも自然だと思うし、そういう延長線で思っているからな。」

逆沢「けど、現実にはいつまでも続けられる趣味じゃないけどね。」

愛原「そりゃそうだ。ゲーム作りは、模型作りや絵描き以上に、かなり複雑かつ長期的視野に基づく想像力が必要とされる。アレを作りたい→どうやったら作れるか】というプロセスの内、作りたいと思える【アレ】のアイデアが、きちんと出ないとどうにもならないからな。しかも製作時間もかかるので、いい加減な【アレ】では、熱意も続かないしな・・・。ちなみに良い【アレ】が出なくなると、引退とまでは言わなくとも、休止もしくは自然消滅となる。」

鼎「作りたいと思えるような作品のイメージが沸かなくなった時が、事実上の活動停止になっちゃうのかなぁ?」

逆沢「後は実際に作り始めてみて、思うようにいかなくなった時が、中断のきっかけになりがちかな?」

愛原「それは誰にでもある事だが、特に学生から社会人に変わった直後など、生活環境が激変した時に最も起きそうな要素だな。当初の予定とタイムスケジュール自体が変わってしまうので、ここを乗り越えられないと、事実上の製作中断になりがちだ。」

逆沢「それでも、ある程度の年月を置くと、突然制作意欲が戻ってきたり??」

鼎「押し入れにしまっていた漫画を、突然読みたくなってきた時みたいな感じで?」

愛原「再び新しいゲーム作りを始める人もいれば、昔作ったゲームのリメイク版や短編版を作ってみたり、あるいは小説版を発表してみたり。そういう事をしたくなる事もあるだろう。」

鼎「好きな作者さんが、そういう形でも戻ってきてくれたら、すごく嬉しいよね。」

愛原「そうなのだ。それで実際、しびれるくらい感動した事もある。そういう時には、捨てハンながら嬉々としてBBSに書き込んだりしたりした事もなくはない。」

逆沢「逆に閉じちゃうサイトもあるけどね。」

愛原「諸行無常としか言いようが無いな。ここのゲームを初めて紹介して下さった【フリーソフトで面白いゲームまとめページ】さんが退く事になったり、確かに残念だと思うことはある。その一方でつい先日の書き込みを受けて検索したら、【フリーソフト超激辛ゲームレビュー】さんから有り難い記事を掲載されてたりと、うれしい事もある。」

鼎「たまには検索しないとね♪」

愛原「全くだな・・・。放置気味になって半ばガックリ来ていた、個人的大ファンのフリーゲーム作者さんのサイトが更新されてたのを発見した時も、同様に嬉しいものがある。」

逆沢「どんな作者さんのファンなの?」

愛原「具体名を挙げるとキリがなくなるので、一般論でいえば、やはり社会人作者を一番に支持する。もっともプロフィールが必ずしも掲載されている訳でもないし、細かいところまで分かるはずもないから、基本的には一定以上の年齢である事が判明した場合や、ブログなどで学生でない事が判明した場合は、同族(?)として個人的に印象が上がるようだ(フリーターであろうが家事手伝いであろうがプロ目指して修行中であろうが、職業自体は特に問わない)。特に作者よりも年長さんで、優れた実績のある作者さんは神。」

逆沢「ウチの作者から見た神ランクの作者さんは、殆どゲーム作り自体は停止されてるみたいだけどね。」

愛原「ブログでも何でもいいし、2ヶ月に1度でもいいから、どこか更新してくれると大変嬉しい。それ自体が、その趣味の世界に留まっておられる事のちょっとした証になって、すごく心強くなれるからな。」











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