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愛原様のたわごと(07年01月28日)



逆沢「バージョンアップもはや、1.20が間近に迫ってきたわねぇ〜。」

鼎「前作バージョンが1.34だから、かなりのハイペースだよね。」

愛原「前作バージョンの場合と違って、こちらは先行公開に踏み切った差が出てきてるんだ。テストプレーをきちんとした上で出すか否かでも、当然大きく変わってくる。」

逆沢「でも、前作バージョンから引き継いで残っていたバグもあるけどね!」


愛原「発見して下さった方には、まことに感謝というしかないな。本当にありがたいの一言だ。」

鼎「作者自身によるテストプレーはどうなの?」

愛原「以前に触れたが、元々仕事が忙しい時期という事もあって、殆ど手付かず・・・。まぁ前作バージョンは10月に公開したが、今回は11月末に先行公開という形に踏み切ったのは、この忙しい時期をはさむと公開が数ヶ月モロにずれる可能性が濃厚だったからな。」

逆沢「別に商業ゲームじゃないんだから、誰かにお給料払うなんて事も無いし、流通業者に迷惑かける事も無いし、公開がいくら遅れても問題ないとも、私は思うんだけどねぇー。」

鼎「そうそう。品質も大事だよ!」

愛原「まぁ、それはそうだが・・・。ただ公開が半年もずれると、一部時事ネタで困った事になる可能性も否定はできないからな・・・。」

逆沢「ってか、このゲームの風刺は、別にここ数ヶ月の出来事をモデルにしてる割合は意外とそんなになくて、むしろ20世紀以降の歴史からふんだんに取り入れている所もあるから、別に公開が半年ずれようが一年ずれようが、そんなに影響ないような気もするけど。」

鼎「大門司軍系のイベントは、もっと古い歴史から取ってるものも多いしね!」

愛原「ちなみにゲーム内で取り上げているネタの中で最新なのは、おそらくタウンミーティングのやらせ問題だと思う。あと【美しい国】とか・・・」

逆沢「【美しい国】は、某エンディングになっちゃってるしー♪」

鼎「やらせ問題といえば、最近は納豆の話題なんかもあるし、大変な世の中だね!」

愛原「すぐに発覚するだけ、マシじゃないのか? アメリカとの日本の間で結ばれた外交の合意内容なんかについては、アメリカ側が何十年もしてから自発的に公開するまで、歴史的に闇の中の内容も多いしな。」

逆沢「それとこれは別。国家情報の最高位にあるべき機密情報が、簡単に表に出る方がよっぽどヤバいって!」

愛原「日本政府の関係者のやってる隠蔽工作は、役人が機密費を私欲の為に流用したり、政治家が領収書などが不要な事を盾に1年で数千万円もの事務所費を申告したり、やらせなどを通じて嘘の世論を作りあげたりといった事ばかりなんだがな・・・」

逆沢「おかげで、ゲーム的にはネタに全く困らない状況ね・・・。」

愛原「おかげで増殖しているのは、黒藤軍関連のイベントばかりだ・・・。それだけでは溢れてしまうから、一部ヒデブ派のイベントに回したりしてるが・・・。まぁそれでも、明らかにならないままの不祥事よりは、明らかになる方が世の中としてはまともだろうから、この際、徹底的にウミは出してもらいたい。臭いものにフタをするか、これを機会に大掃除に踏み切れるかで、10年後に政権の評価が定まるであろうという事で、今の首相や地方の首長は汗をかいてもらいたいというのが、率直な思いだ。」

逆沢「まぁそんな事は置いといてー、バージョンアップに関しては、バグがあらかた取れたらようやく一段落になりそう?」

愛原「ここの作者の悪い癖でもあるんだが、ここの作者は後ろに振り返る時間を前進に回す方が好きなタイプという事もあって、ネタがあればテストプレーよりも、イベントの追加に走りたがる傾向があるからな・・・。特に今の政権はネタばかり作ってくれるんで、誘惑を排除するのが大変らしい。」

鼎「そういう意味では、仕事が忙しくて製作に時間が回らないのは、むしろ救いかもね。」

愛原「そういう事になるな。まぁ、先行公開から普通の公開に踏み切る段階で、【挑戦婆娑羅軍モード】辺りを実装したいとか、そんな事も妄想してるようだが・・・」

逆沢「まぁ、挑戦モードくらいは、その気になれば休日が4〜5日分もあれば、十分実装可能だしね。」

愛原「あと赤竜軍にもシナリオモードを加えたいが、これをやると暇な時期でも3ヶ月は食うだろうから、これはちょっと難しいだろう。」

鼎「シナリオモードは、実は結構大変だもんね!」

逆沢「やりたい事は、色々あるみたいだけどねー?」

愛原「容量の加減でできない事も多い。雇える部隊数なんかは前作では30部隊までだったが、今作では21部隊までになったようにな・・・。何かを加えれば何かを削る必要が出て来ているのは、本当に痛い。一騎打ちモードとか、千穂ちゃんモードとかは、論理的には実装可能なんだが、やり出すと今回のような新作扱い級の大型バージョンアップになりかねないので、諦めた。」

鼎「でも、本当はバージョンアップは、単なる【修正ファイル】でとどまらない前向きな更新がしたいよね。」

愛原「それは本当にそう思う。バグ直しだけじゃなくて、もっと前向きな追加仕様が欲しいところだな。」

鼎「まぁ、それでもプレイヤーの皆様の温かいご意見のおかけで、機械兵とかの仕様が大幅に進化した事もあるし、そういうのは前向きな前進といえるよね!」

愛原「その通り。こういう難易度に関わるデリケートな部分は、作者一人だけの視点ではどうしても限界があるからな。」

逆沢「作者本位で前向きなバージョンアップをたくらむと、どうしてもイベント追加にばかり労力が傾くからねぇー。」

鼎「で、またバグが増えるんだよね!」

愛原「新しい仕様が加わえた事で、その分、バグも増えるのはある程度は許して欲しい・・・。それを言い出すと、一切前向きなバージョンアップが出来なくなってしまうからな。」

鼎「そういや商業ゲームメーカーでは、前向きなバージョンアップはあまり見られないよね。」

逆沢「有料バージョンアップは、かなりあるけどね。一部シナリオや音声を追加しただけの新バージョンを販売したりとか・・・。でもこれってある意味、買い手に対する背信行為だよね。」

愛原「ある程度年月が経ってからの廉価版くらいならまだしもだけどな。複数のゲーム機にまだがって販売する際、後に出すものほど、微妙に仕様を追加したりしてるのを見ると、個人的にはちょっと嫌な気持ちになる。あと初回版や通常版を公開デバッグ程度に考えていないメーカーとかもな・・・。まぁ商売の論理でいえば、理解できなくもないんだが・・・」

鼎「だからこそ、前向きな無料バージョンアップとかやってくれるメーカーがあると、すごく新鮮で嬉しい気持ちになるよね!」

愛原「うーん・・・。それなら最初から実装しとけという気持ちにならん事も無いが、まぁメーカーも利益第一なのは当然だし、開発期間の加減もあるだろうからな。想定以上の売り上げが出た場合とか、そのゲームに対するファンが現れて追加シナリオや追加キャラを希望する声が出た際に、感謝の気持ちを込めてのバージョンアップが行われるとかいうなら大歓迎だ。実際には採算性もあるから難しいは思うが、そういうユーザーフレンドリーなメーカーにはやはり好感が持てるよな。ちなみにウチはフリーゲームだから少し考え方に差はあるけど、それでもいただいたご意見や期待の声に応えたいというのは、やはりあるし、それがここまで続けられた理由の一つなのは間違いないと思うぞ!」

逆沢「と、言いながら、実際にはバグ潰しのバージョンアップしか殆どできない困った作者のゲームですが、それでも少しでもマシなゲームにしていきたいという事で、今後ともよろしくお願いしまーす!」

鼎「今後も感想・バグ報告は大歓迎! という訳で、今回のテーマはバージョンアップでしたー!」






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