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愛原様のたわごと番外編(08年2月29日)
アンケート現況〜質問2



愛原「今回は番外編だ。」

逆沢「本当に番外ねぇ。わずか十日足らずでコーナーを更新しちゃうなんて。」

愛原「更新頻度は関係ないぞ。今回番外扱いになっているのは、いつもならアンケート現況のコーナーで取り扱われるべき内容の運営を、俺達が引き受けることになったからに過ぎない。という訳で、一応、アンケート現況のページからもリンクは貼っておいた。」

鼎「でもなんで私たちが、やる事になっちゃったのかなぁ?」

逆沢「ま、何でもいんじゃない? 確か今回扱うのは、質問2の部分なのね。」

鼎「そういえば、ノータッチの部分なんだよね。」

逆沢「よくよく見たら、質問3から5の部分ばかり更新進めちゃってるもんね。」

愛原「質問3から5は、お遊び的な意味合いが強い。反対に1と2は、比較的純然とした統計資料としての意味合いが強くなってくるからな。まぁそれでもこの辺で1発、区切りをつけてみようということらしい。」

鼎「という訳で、はじまりはじまりー!!」

略称 質問項目 チェック率
難易度が高すぎる 12%
難易度が低すぎる 5%
世界観やノリが全く合わない 6%
こういう世界観やノリは大好きだ 73%
シナリオは薄くてもいいから、もっと国取りの自由度を高めるべきだ 21%
風刺など取り入れず、もっとシンプルなシナリオで勝負すべきだった 6%
風刺こそ、このゲームの値打ちである 43%
もっとリアル路線で、まとめるべぎたった 9%
もっとギャグあり恋愛ありの、セカイ系にした方がいい 17%
地名・人名は、王道RPGっぽいカタカナ名主体の方が良かった 4%
サンプル画像を使用するよりは、ド素人の見れないような画像でも入れた方がマシだ 12%
黒藤軍には本気でムカついた 26%
略奪プレイも楽しめた 31%
とても全主人公でプレイなど、やる気も起きない 8%
わざとバッドエンドに挑戦してみたり、縛りプレイなども試してみた事がある 32%
ユニットの成長率をもっと下げて、戦略性重視のシステムにすべきだった 11%
もっとユニットの成長率を上げたり、部隊の壊滅率を下げて、SRPGらしさを強調すべきだった 18%
水軍兵はよく雇って1隊までだ 30%
セーブ&ロードは割とよくやる 72%
ボス級の敵キャラに状態異常系(混乱・偽態等)が効くのは、やはり面白みに欠ける 14%
初めてのイベントでも、長いテキストは読み飛ばす事も珍しくない 10%
マニュアルは殆ど読まない 12%
マニュアル内にある雑学とかは好きだ 66%
ヒデブ派5隊長の元ネタが、実は殆ど分かる 31%


愛原「すごく大雑把だが、とりあえず集計してみるとこんなもの。ちなみにチェック率とは、100人中何人がチェックしたかの割合。無論、アンケートの回答数がぴったり100人というわけではないが、100人いたとしたらという事でな。」

逆沢「それにしてもみーんな、こんなアンケートにすごくちゃんと回答してくれたんだと関心するような配分ね。感動ものだわ。」

愛原「1通1通ちゃんと目を通しているが、全部チェックをつけるとか、そんなお調子者の回答は無かったぞ。本当に感動ものでありがたい限りだ。」

鼎「これ、すごく参考になるよね!」

愛原「そりゃあ無論。フリーの作者は、感想とかそういうのが聞きたくて公開に踏み切っている人も多いと思うし、こういうすばらしい形で回答を寄せていただくと、すごくうれしい。まさしく意中かなうって奴だ。」

逆沢「とりあえず項目別に見ると、まず難易度については、難しいって感想の方が上回っているわね。」

鼎「でも83%は無回答だよ。」

愛原「難易度に関する考え方は、作者ごとに違う。ギリギリでクリアできる難易度を狙って調整するタイプの作者さんも多いし、それを狙って出来る作者さんのバランス感覚はさすがとも思うが、実はここの作者は、それよりは下を狙っていたので、少し反省の余地はありそうだな。」

逆沢「縛りプレイで難易度はいくらでも上げられるけど、プレイヤー側で難易度を下げられる方法はないから、というのがここの作者の持論みたいだしね。」

愛原「具体的に○○編の○○戦の難易度が高すぎるとか、そんな意見を少しでも多く拝聴したいというのがホンネだな。こういう情報は本当に千金に値するのだ。せっかくプレイしてくださったプレイヤーが、途中で詰まってクリア不能になってそれっきりなんて事になったら、作者にとって結構痛恨だからな。よってこの手の質問は、今後とも大歓迎だ。」

逆沢「でもウチのゲームの場合、展開次第では最初からやり直すしかなくなっちゃうケースも多いから、適切なアドバイスが出来るかどうかは、まったく別問題なんだけどね。」

愛原「・・・・それは、そうなんだが・・・・。まぁそれでも多くのプレイヤーにとって、不条理にキツイと思われるようなポイントがあれば、ゲームの内部自体をいじって、改良する事もあるのは確かだしな。無論、絶対クリアしなければならない戦いか、そうでないかによって、この辺の判断は異なるけどな。」

鼎「辰巳編で初めてゲームを始めて、尾張に攻め入ったりすると結構厳しいけど、実はこっちはクリアの絶対条件じゃないから、気にしないでどんどん北上してくれたらいいと思うよ。」

逆沢「あんたが尾張を守ってた場合は、初めてのプレイヤーにはかなり厳しいからねぇー。」

愛原「ちなみにクリアに必須な戦場で難易度を高めに設定しているのは、やはり対黒藤軍戦。越中・出羽・蝦夷辺りは、特に高めの難易度を想定してある。」

逆沢「でも寺島に言わせれば、愛国戦隊も使っていないし、守備兵もほとんどいないし、結構ハンデつけてるつもりらしいけどね。」

鼎「逆に池田さんの守る出羽は、特攻兵がたくさんいてひどいよね。越中とは正反対で、将軍の資質以外の部分が凶悪だよね。」

愛原「ちなみに池田は、質問4のランキングでも、レッド隊長とトップ争い中だ。忠誠心の高い人物なので部下としてみればまだマシかも知れんが、絶対に上司にはしたくないタイプと言うことも知れんな。キャラとしては美味しすぎる奴でもあるが。」

逆沢「そんな池田らが大活躍する黒藤軍に本気でむかついた人の割合は、26%と。」

鼎「これって、意外と少ない気もするけどどうなのかなー?」

愛原「想定の範囲内では収まっているが、感想を問われると微妙だな。ちなみに黒藤軍を作るにあたっては、変な【訳あり悪役】にして中途半端に終わらせるのは味気ないという思いから、基本コンセプトとしては、あえて【真の悪役】としておいた。その一方で黒藤編は、他編と比べても結構気合を入れて作ってある。また国民主権を善とし、専制主義を悪と見なしがちな風潮が影響してか、【帝国=悪、共和国=善】みたいな構図が空想ファンタジーの世界では多いが、アンチテーゼの視点から、本作ではあえて逆とした辺りも、重大なポイントだ。」

鼎「まず【絶対悪の民主主義勢力=黒藤軍】があって、それでも理想の民主主義国の樹立を目指す宮田軍とか、黒藤軍の中にあって異論を持つ吉武やら寺島がいたりしてって、ところがポイントなんだよね。」

逆沢「でも気合入れて作った甲斐あって、略奪モードも楽しめたという意見も、なんと31%! なんと黒藤軍にムカついた人よりも多い!!」

愛原「黒藤編でプレイしながら、善玉プレイをしても気が滅入るだけだ。それよりは思いっきりはっちゃけてもらえて幸いだ。俺様は、現実の戦争は大嫌いだが国盗りSLGは大好きだし、現実世界で銃を乱射する奴はキ○ガイだと思ってるが、ガンシューティングも大好きだし、レイプ犯の米軍兵は即刻死ねと思っているが、18禁のエロ小説やエロメディアにノーという意識も皆無だしな。」

逆沢「また危ない事を・・・。世の中にはいわゆる有害図書に関してすごく細かい人もいるってのに・・・。」

愛原「人によって色んな考えはあるし、いわゆるバーチャルな世界にも現実世界並の厳しい規制をかけようとする陣営の主張も全く理解できない訳ではないから、彼らを叩くとかそういう意図は全くないのだが、人間には【代償行為によって、欲求不満を解消できる】機能があるし、俺はそれを高く支持する陣営だからな。保健体育でも習っただろ?」

逆沢「何もバーチャルの世界に代償を求めなくても、という意見もあるだろうけどね。」

愛原「だから一方的にどちらかが善という気はない。まぁ黒藤編に他編と異なる遊び方があるのは確かだし、もしかしたら他編同様、いいネタや雑学の種になるエピソードもあるかも知れないと思って、一度プレイしてもらえばとも思う。無論、気分が悪くなったら、即ストップなのは家庭用ゲームも含めて、全てのゲームで当てはまる鉄則なのであしからずだ。」

鼎「そういう部分も含めて、世界観に関する設問も多いよね。CからJまではみんな世界観関連だよ。」

愛原「こういう世界観やノリは大好きだに73%がチェック。全24ある設問中、トップなのは何ともありがたく、そして恐縮な限りだ。」

逆沢「ってか、合わなかったプレイヤーは、そもそも二度とここのサイトに立ち寄らないなんて人もいるだろうし、ましてやアンケートに答えてくれる可能性も低いだろうから、その辺は割り引いて考えないとね。」

愛原「それは勿論だが、元々、万人受けを狙ったゲームでもないから、合わない人がいてもやむを得ないというか、そういう覚悟は普通に持ってたからな。その意味でもこの感想は、普通にありがたい。無論、【全然合わない】の意見にチェックを入れて下さった方もおられるが、これも忌憚のない重宝な意見に感謝だ。」

鼎「公式サイトは、作者にとってホームグランドだから、その辺は割り引いて考えないと駄目だよ。アウェイのまとめサイトさんところでは、5人に1人以上の人から厳しめの評価を受けた事も忘れたら駄目だよ。」

逆沢「でも思ったよりも好評といえば、風刺に肯定的な意見も43%。これは意外だったかな?」

愛原「人にはそれぞれ様々な思想があるから、ある人から受け入れられても、別のある人からは反発を買う事も多い。というか100人中100人に受け入れられる思想なんてないだろう。そういう意味では、寛大なプレイヤー層に恵まれてこれまた感謝だ。」

鼎「リアル系よりもセカイ系を望む声の方が大きいことを考えると、あまり暗くならないような世界観にしたのが良かったのかも知れないね。」

愛原「一応、風刺も笑いの文化だからな。戦争ネタや政治ネタを普通にシリアスにやると、結構難しい部分も出てくるのだが、風刺ネタも多く混ぜる事で、ニヤリとできる部分も増やしたのが、良かったのかも知れない。」

逆沢「風刺ネタの典型の一つであるヒデブ派5隊長の元ネタが分かる人が、31%というのも意外と高くない?」

愛原「そうだな。未成年のプレイヤーもそれなりにおられた事を考えれば、意外と高い数字だ。やはり民主主義国に生まれたからには、極力納得のいく形で投票に臨みたい所だし、その為にはやはり、最低限度の政治や政治家・政党に関する知識は欲しい。その意味で、まだまだ日本の未来は期待できると確信した。日本の将来を悲観的に見るのは早い。政治への関心と知識がある若者達が多ければ、彼らによって将来はもっと良くなっていくんじゃないか? そう解釈したい数字だな。」

鼎「残る69%の人には、いいヒントになったかな?」

逆沢「知ってる人ほど、苦笑いなり冷笑なりできるネタがてんこもりだからねぇー。ヒデブ派5隊長関連は。」

鼎「でももっとセカイ系にした方が良かったって声も多いし、まだまだセカイ系の成分が足りないって事の裏返しだから、もっと頑張らないと駄目だよね。」

愛原「うーん。だったらもっと俺様の露出を増やさないとな。俺様中心の笑いあり、恋愛ありの世界観で。」

逆沢「笑いはともかく、恋愛は絶対にありえんわ。」

愛原「くそう・・真っ向から否定しやがって。」

鼎「あと地名・人名は、王道RPGっぽいカタカナ名主体の方が良かったの項目のチェック数が、全項目で一番少なかったのもすごいよね。」

逆沢「あ、そうか。よく見てみたらそうなのよねぇー。こら、気がつかなかったわ。」

愛原「これは少し目からウロコだな。架空ファンタジーといえば、どうしても西洋調がメインだが、やっぱり日本人には日本名がなじみやすいって事かも知れんな。」

鼎「もしかしたらカタカナを使う必然性がなければ、日本語主体で世界観を作った方が、プレイヤーにとって親近感がわきやすくてかえって良いのかも知れないね。」

愛原「まぁカタカナの地名や人名を考えるのと、日本語で地名や人名を考えるとどっちが楽かは、作者のタイプにもよるだろうから一概にはいえないだろうけどな。」

鼎「次にゲームのプレイ部分についてはどうかな?」

逆沢「大体、PからTあたりの項目ね。」

愛原「ユニットの成長率については、まぁトータルでは妥当に近いかな? 3割近い人から、成長率を上げるないし下げるべきとの要望があったのは大きいが、両陣営の要望を満たそうと思えば、ゲームを2つに分けるしかなくなるから、消去法で堪忍して欲しいとしかいえないのが恐縮な限りだが。」

逆沢「水軍兵、不人気だねぇー。」

愛原「30%なら不人気ってほどでもないだろう。メイン兵科だけでも10あるのだから、15部隊雇った時点で、2部隊以上重複する事の方が少ないくらいだからな。勿論臨時使用に過ぎないとか、二代目とか、色んな理由はあるだろうが、トータルで見れば、可も不可もなく、いい数字で落ち着いたと思うぞ。」

逆沢「色んな兵科をバランス良く使うも良し! 特定の兵科を徹底してひいきするも良し!」

愛原「ちなみに水軍兵は12レベルまで育てると、混乱を覚える。苦手な相性も地形もないし、実はオールラウンダーの部隊なのだ。」

鼎「次だけど、【セーブ&ロードは割とよくやるに72%というのは、すごいよね。」

愛原「わざとバッドエンドに挑戦してみたり、縛りプレイなども試してみた事がある】が32%あるから、何割かの人は、縛りプレイやお試しプレイの結果、セーブ&ロードの機会が増えてると解釈したいが・・・・。ただ難易度が高すぎるとの指摘もそれなりに多いことを考えると、ちょっと真剣にバランス調整を考えた方が良いのかも知れん・・・。」

逆沢「一応、赤竜編をクリアすると、【シナリオモード】への入り方が判明するから、それを使用することで、クリアまでの所要時間を半減させられるようにはなるんだけど・・・。」

鼎「宮田編をクリアした後で判明する【守備戦闘スキップモード】も便利だよ。」

愛原「シナリオモードは、時間短縮にもなるが、ある程度は難易度も下げられるから、利用価値は大きいかも知れんな。既に一度クリアした勢力でも、シナリオモードでプレイし直すと、かなり雰囲気が変わるので、機会があれば是非とも試してもらいたい。」

逆沢「逆に難易度が低すぎると考えるプレイヤーにお勧めなのが、対将軍混乱禁じ手プレイ!!」

鼎「ボス級の敵キャラに状態異常系(混乱・偽態等)が効くのは、やはり面白みに欠ける】にチェック済みの14%の人は、是非とも試してみてね。」

愛原「グフフフフ。ルールは簡単。敵将軍に対して混乱を使ってはいけない、の1点のみ。大混乱や悪事や劣化ウラン弾による攻撃は可だ。簡単そうに見えて結構ムズくなる。那珂田や逆沢のような猛将相手にどう迎撃するか、対大門司軍戦も一気にムズくなるはず。」

逆沢「難易度は自発的に下げられないけど、上げるのはプレイヤー次第で簡単だしね。という訳でレッツチャレンジ!!」

鼎「最後にマニュアルやテキストについて。UからWについての部分だよ。」

逆沢「無意味に冗長なテキストだからねぇー。」

愛原「これもある程度は批判覚悟だったんだが、10%台なのはマシといえばマシか?」

鼎「プロが書いた商業AVGでも、むごいテキスト早送りをされる事はあるらしいから、ある程度は仕方ないのかも知れないけどね。」

逆沢「プロが書いた小説でも、途中までしか読まれない事もあるのはあるし。」

愛原「そりゃあ、そうだ。ウチの場合、読まれない理由としては、何が一番多いのだろうな。ネタがしょうもないからか、誤字脱字がむごいからか、文字を一気に詰め込みすぎてるからか・・・・。」

逆沢「全部じゃない?」

愛原「ぐふっ!!」

鼎「でもそんなテキストのマニュアルの雑学部分でも、66%の方から評価をいただけたのは、すんごくうれしいよね。」

愛原「世辞であってもうれしい。励みになる。作った甲斐があった。感謝だ。」

鼎「と言うわけで、番外編でした!」





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