トップページに戻る


愛原様のたわごと(08年3月15日)



逆沢「おー、またまた更新ってか?」

愛原「世の中、ネタばかりで隔週では消化し切れん。ゲーム制作も現時点で一段落つけられる段階だし、色んな作者さんのフリゲとかでも、面白そうなものがいくつかあったのを、プレイしたりとかな。」

鼎「プレイしたら感想とか書いてあげてね。」

愛原「自分も作者の端くれだから、感想をもらえる事のうれしさは、それなりに分かっているからな。ただそのサイトによってノリもあるし、ゲームの内容にもよりけりだから、厳密には拍手ボタンで対応する事もあるし、ケースバイケースになるのはやむを得ないが・・・。あとダウンロードしてそのままだった積みゲ状態のゲームを消化してこれはなかなかと思って、そのサイトを探したら既に消えていたりなんて事も・・・。」


逆沢「ゲーム制作に没頭していた頃の積みフリゲも、まだ残っているらしいからねぇー。」

鼎「で、ウチの予定は?」

愛原「とりあえずは充電中だが、比較的短い制作期間で出来ると言えば、戦国史シリーズか。ただ不評だったのか、いまいち反応が良くなく、傾向が読みにくいので制作に移りきれないのが実情だ。」

逆沢「メーカーだったら、記念すべき第1作で見事に転んで、そのまま廃業ってパターンってか?」

鼎「商業でゲームやるのは大変だよね。第1作を作る時点では所持金も少ないだろうから大作は難しいし、とかいって第1作で大きく転んだら、その先も難しいもんね。」

愛原「反応が良ければ、いきなり日本全国版やっても良かったんだが、労力の割りに反応が悪いとしんどいから、とりあえずチビチビ拡大していこうかなとか思ったり。」

逆沢「まぁモチベーションが上がるまでは、充電しつつここの更新を主力にしようって事かな?」

鼎「それで今回のテーマは?」

愛原「【若さ】で行こうと思う。」

逆沢「若さ?? それはまたどうして?」

原「全国最年少知事が大阪府で誕生したわけだが、なかなかどうして弾けまくってるというか、物議をかもしまくってるというか、そんな感じだからな。」

逆沢「若さをアピールして選挙に臨む人は多いけど、最年少総理となった安倍晋三にしても、わずか43歳で民主党党首となった前原誠司にしても、みんな大コケしてるっていうか、期待を思いっきり裏切りまくってるもんねぇー。」

鼎「今の福田さんは、71歳で総理になったけど、参議院の厳しい状況を考えたら結構奮闘してるよね。支持率は全然上がらないけど。」

愛原「老人がトップでは、支持率を高く保つのはしんどいだろう。歴史的に見ても、若い指導者の方がやはり支持率は稼ぎやすい。市会議員でも国会議員でも、若さや世代交代をアピールする手合いは後を絶たないし、老人が持つ経験などよりも、若さが持つ期待感の方が上って事なんだろうな。」

逆沢「女性の場合は特に、若ければ若い程、美しければ美しい程、評価は上がるわね。ミスコンじゃないんだから、そんなもん指導力とか見識とは無関係だと思うのに。」

愛原「男性でも実は容姿はそこそこ重要。橋本龍太郎や小泉純一郎が総理になった時には、オバサン層などから【龍ちゃーん】とか【純ちゃーん】とか黄色い声がかかってスタートも上々だったが、小渕恵三や森喜朗の時はひどかった。総理就任時の年齢でいえばこの4人はそう大差はなかったのだが・・・。」

鼎「でも容姿が大したこと無くても、若いと有利だよね。確か当時戦後最年少総理だった田中角栄さんとか、昭和生まれ初の総理となった海部俊樹さんは、イケメンとかとは全然違う気もしたけど、やっぱり支持率は高かったし。」

逆沢「若いとどうして評価が上がって、歳を重ねるごとにどうして評価は下がるかしらねぇー?」

愛原「政治面や経営面でいえば、変革が期待できるからじゃないのか? 石原慎太郎みたいに70歳超えても、挑戦的な姿勢を崩さない若さあふれる(?)老人もそこそこはいるが、相対的にみれば歳を重ねる程、人間はどうしても保守的になっていく。」

逆沢「どうせ老い先短いという事で、未来のことよりも今さえよければいいと考えるようになるからかな?」

愛原「老人の場合はそれもあるかも知れんが、実は人間が保守的になるターニングポイントは他にもある。中でも最も影響力があるのが、結婚と子供の誕生や成長だ。たとえ青雲の志をもって学校の先生になったり、警察官になったり、あるいは特異な分野、芸能や芸術などを志したとしても、守るべき家族が出来る、増えるに従って、人は段々リスクを恐れるようになる。一部から嫌われる覚悟で正論を貫いたり、大志を成功に導くために今の苦難を我慢するという事が、難しくなっていく。特に日本の場合はまだまだ年功序列なので、平社員の時には辞職覚悟で無茶をできても、出世して高給取りになる程、辞職覚悟のリスクを決断しにくくなっていく。学校の先生や警察官などは特にその傾向が強く、例えばベテラン教師らが中心となってイジメ隠しをしたり、警察組織でも早期の結婚が推奨されているそうだ。若い警官はどうしても不祥事を起こしやすいからな。故に独身警官の場合、自宅通勤を認めず、寮に隔離したりする。通常の役人組織でも、裏金とかを本格的に扱うのは、辞めるリスクが大きい年配層。無論、独身よりは妻子のいる人間の方が都合がいいのは言うまでもない。」

逆沢「なーるへそ。若さに対する期待への背景には、そういうのもあったのかも知れないわね。」

愛原「橋下徹にしろ、安倍晋三にしろ、前原誠司にしろ、共通しているのは若さだけじゃない。若くして成功したなり、元々良家の子女であるなりして、要するに苦労知らずだ。苦労を知らない、大きな失敗も挫折も経験していない、もしくはそれらを全て乗り越えて来ているため、本当の恐れを知らないというか、自分は特別と思いこんでるフシがある。だからかなり無茶な思考ができる。よく言えば、凡人ならここで妥協してしまうとか、ここで保身に走ってしまうというところで、それをしないから大きな活躍が期待できる。ただ悪い方向に転ぶと、大きな失敗を経験していない事などに由来する危機管理能力の欠如や見識の甘さを露呈させる事になる。」

逆沢「ってか、悪い方にばかり転んでる気がするけどね。」

鼎「安倍さんとか前原さんとか、何が悪かったのかなぁ?」

愛原「安倍は、理想だけをのたまう、ただの夢見少年だったような気がする。再チャレンジとか何とか言ってたが、具体的な方策は何も持たず、担当大臣にお前らが考えろと押し込むのみ。とかいって大門司軍の当主のように優れた人事能力もないから、任された方も大した仕事はできないというか、不祥事ばかり起こすというか、もうどうにもならない感じ。結局、安倍は教育基本法を改正した以外に、豪腕を発揮する事もなかった。が、これもそもそも理念法でしかない教育基本法の改正なんぞで、学級崩壊や学力低下を押さえこむ事ができるはずもないだろう。月曜日の朝礼での校長先生のありがたい訓辞一つで、不良どもが改心すると思いこんでるくらいの妄想としか言いようがない。わずか数パーセントしかいない日教組が全ての悪の根源とか思いこんでるネット右翼と同レベルの思考回路で、今の教育問題を何とかしようという事自体が浅はかだ。」

逆沢「つまり理想だけは持ってるけど、まともな処方箋は何もなかったと。」

愛原「残念だが、結果的にはそうとしか言えない。ただ安倍の場合は典型的なお坊ちゃんというか、そんな自分に最後まで気づかず、辞めろコールが出てもまだ何とかできると思ったのか、権力にしがみつこうとして、あげくノイローゼで政権投げだし、本当に若さが全部裏目に出た感じだ。」

鼎「前原さんも、経験不足が災いしたのかなぁ?」

愛原「そうだな。前原は理想を持っていて、理想に向かう最短ルートも脳内にあったようだが、最短ルートを走れば必ず立ちふさがるであろう多くの障害物に対する処置が甘かったような気がする。障害物の方からよけてくれるとか、直進あるのみで全ての障害物が破壊できると思うなら大きな間違いだし、実際、そんな豪腕もなかったような気がするしな。前原はなまじインテリなだけに、知力と道理で全ての障害を取り除けると思ったかも知れんが、世の中はそんなに物わかりの良い人だけでできてないからな。」

逆沢「インテリといえば、橋下知事もそんな傾向がありそうね。」

愛原「超自信家だな。岩国市の米軍基地問題で、反対派の憲法学者に対して、【机の上だけの憲法論しか知らない憲法学者にとやかく言われたくない。政治家は自分の憲法感覚をもって政治行動をしなければならない】とか【もう少し憲法を勉強していただきたい】とか言ってたが、一弁護士風情が随分大きく出たもんだという感じだ。しかもプロの憲法学者を上から目線でみるような弁護士様が、しかも行政の長になろうとするくらいだから、その方面をより得意分野とすべき法律のプロが、自らの公約を【机上の空論】とか抜かして、次々と初心をひっくり返す。知事の影響力というか、議会との駆け引きのリアリティーを多少なりとも知っているものなら、決して口にしない【議会制民主主義では議会議決に行政は拘束される。議決の無視は行政の横暴。共産党が主張を通そうとするのなら、多数派になってから意見してほしい】なんてのは、暴論そのものだ。これが正論なら、福田首相らが法案を通す為に、与野党の折衝を必死にやってる事自体ナンセンスという事になってしまうし、あの小泉でも、与野党の合意を得るために必至でアメとムチを駆使し、場合によっては解散権なども行使して(郵政解散など)、政策の実現に努力していたのに、橋下の主張はもう政治家として致命的にバカ過ぎる。橋下の理論通りなら、野党はいらない。知事もいらない。実際に例えば、兵庫県の高砂市は、1年以上も前から市長が病院で寝たきりで、この前そのまま亡くなったが、リーダーシップを発揮する気のない首長が不在でも、実はそれなりに政治は回るし、それだったら他党の候補者を押しのけてまで、お前が知事に立候補する意味はなかったんじゃないのか、とすら言いたくなる。」

鼎「うーん。でも国会の議員さんでも、都合の悪い法案は改正しろと迫ったりするのに、都合のいい法案は既に法律で決まっている事だからとかいって、うやむやにしてしまう事って多いよね。」

逆沢「何にしても、【若さ=根拠のない自信】みたいな部分が、この3人には共通して見受けられる気がするわね。」

鼎「若いってのは、実は駄目なのかなぁ?」

愛原「そうは思わない。若さには、安易に保身に走らないたくましさがある。大きな決断も期待できる。安倍と前原はポシャったが、橋下知事に関してはまだ終わってはいないし、とりあえずなぁなぁ派に屈してもいないようだから、まだ見込みはあるだろう。」

逆沢「これから既存の与党議員から、様々な懐柔工作があるだろうけど、それにどう対応できるかがポイントって事ね。」

愛原「横山ノックは、与党議員に事実上取り込まれたから、議会で紛糾することもなく、その代わり、大阪を大きく変えるような事もできなかった。橋下が横山ノック化すれば、議会は荒れないだろうが、その代わり既存のまま、大阪は進むことになる。あくまで橋下カラーを出そうとするなら、余程うまくやらないと与党を敵に回す事になる。そもそも【変える】には、知事だけでなく議会のメンツも変えなければならないが、変えたくない人、つまり現在の与党と組んで、本気で変えられると橋下は思っているのか、あるいは与党の人の心を変える事ができると思ってるほど、自信家なのか、少し興味はある。」

鼎「でも少数派の野党と結んだら、もっと厳しくなっちゃうかも知れないよ。東大阪市の共産党市長は、議会から不信任突きつけられて落選しちゃったし。長野県の田中知事も1回は勝てたけど、2回目は落選しちゃったし。」

愛原「滋賀県の嘉田知事社民党陣営だが、嘉田チルドレンを多く当選させて、栗東駅建設構想を潰したぞ。加西市の中川市長も、議会の不信任決議を逆用して解散権を行使して、中川派議員を多く取り込んで再選を果たした。ものはやりよう。小泉純一郎も、郵政解散の時に、与党の古株らをまとめて追放したではないか?」

鼎「加西市の中川市長は、この前のクローズアップ現代に出演してたよね。確か道路特定財源の見直し派の論客として。」

逆沢「確か鹿児島のどこかの推進派に対立する形式で番組やってたかな?」

愛原「道路特定財源の是非については今回は置いておくが、ともかく【変えたくない人】が権力層の多数派を占めていれば、簡単には変わらない。変えたければ権力層のできるだけ上に【変えたい人】を置かねばならない。だが変えるには、強い意志・勇気・戦略・カリスマなどが必要だ。若さは、その内の強い意志とカリスマ性で年長者よりも有利だ。強い意志とカリスマ性があれば、とりあえず世論を味方につけやすくなるしな。」

鼎「でも歴史の世界で、若くして活躍した人ってどれくらいいるのかなぁ?」

逆沢「ゲームの世界で、いかにも若そうな顔グラフィックで登場する歴史ゲームの英雄達も、実は意外と歳を重ねていたりするもんね。若くして活躍するのは、安倍晋三みたいな血筋のいい人ばかりって感じだし。」

「今よりもずっと平均寿命が短い割りに、意外と若い人の活躍はないような気がするね。」

愛原「そりゃ大きな仕事が出来る要職には、どうしても一定以上のキャリアを積んだ人が起用されがちだからな。若くして要職に就くには、元々偉大な血を引いているか、聡明な君主から異例の大抜擢を受けるかの二択しかない。大乱世なら、地方の軍隊長なり、反乱軍のリーダーなりといった立場を利用して、若くして大活躍するチャンスもあるだろうが、日本の戦国時代クラスでは、一揆衆がいくら暴れても殆ど名前すら残らないように、下からはい上がって、しかも若くして名を残すというのは、極めて難しい。」

鼎「じゃあ、ゲームの世界みたいに庶民出身の人とかが若くして大活躍するのは、やっぱり無理なのかなぁ?」

愛原「織田信長のような既存の価値観にとらわれない主君に見いだされれば、出自の怪しい秀吉や滝川一益のようなのにもチャンスはあるだろうけどな・・・。ああ、でも他にも大きな具体例があったな。例えば吉田松陰を筆頭とした松下村塾のメンツとか?」

逆沢「松下村塾のメンツは、若かったの?」

愛原「吉田松陰自体、享年30歳だ。歴史の教科書で登場する肖像画の印象が強いので、たまに歳くった先生と誤解されるが、実際は塾生から見た松陰は、アニキ的な歳の差でしかなかった。また吉田松陰自体、浦賀にやってきたペリーの船まで泳いで乗り込んだ経歴があるなど、門弟に恥じない、肉体過激派ぶりで、ゲームで登場する勇者に負けない行動力も持っていた。ちなみに松下村塾四天王も、そんな過激な超アニキに似たタイプで、ゲームで登場するような過激な経歴を持っているぞ。」

逆沢「四天王っ呼ばれてた時点で、すごくゲーム臭いにおいプンプンね。」

愛原「そうだろう。ちなみに四天王を一人ずつあげると、まず久坂玄瑞。享年25歳。医者の息子で兵学者。高杉晋作や伊藤博文、井上馨らと共に英国大使館に火をつけたりした逸話を持つ。禁門の変で一軍を率いるが、薩摩の西郷隆盛軍らに破れ自刃した。ちなみに禁門の変では、久坂隊のみならず、福原・国司・益田・来島・児玉・桂などといった長州藩の黄金聖闘士級の家老らがそれぞれ一部隊を率いて、会津・桑名・薩摩連合軍と激突しており、それら黄金聖闘士級と同列に指揮官として戦った久坂は、この時点でかなりの影響力があったと推測される。」

鼎「ふんふんそれで、次は?」

愛原「高杉晋作。享年28歳。当時、雲の上の人だった将軍様に対して、【よっ、征夷大将軍!】とからかい半分の放言を浴びせたり、色んな逸話があるが、意外と交渉能力も高く、イギリスら欧州列強と長州藩が戦争して、長州藩が負けた時に敗者側の使者となり、賠償金を支払わずに済ますどころか、密かにイギリスに武器売ってくれとか申し込んで、逆に長州の倒幕活動に協力させる約束まで取り付けたなんてイメージ崩壊な話もある。奇兵隊を結成し、第二次長州征伐でも一軍(約1000人)を率いて、九州勢(約20000人)を迎え撃ち、関門海峡渡って小倉城まで攻め落とした。」

逆沢「おおっ、それはすごい! ゲームの世界に負けてないわ。」

愛原「後は吉田稔麿、享年24歳。元々、名字も持たなかったとの話もあるが、それ故に吉田松陰から姓を譲り受ける。将来を大きく期待されたが、新撰組の池田屋襲撃に遭い、無念の戦死。最後に入江九一。享年28歳。師匠の吉田松陰が、老中の間部詮勝の暗殺を企てた時、久坂や高杉が反対する中、一人賛成した。のち、久坂隊の参謀となるが、久坂と同様、禁門の変で戦死。」

鼎「みんな師匠より若く、死んじゃってるよね・・・。」

愛原「でも伊藤博文や山県有朋ら、生き残った塾生の多くは後に、日本を大きく支える地位まで出世しているけどな。ちなみに伊藤も山県も、当時は無論、若かった。無論、長州勢だけでなく、坂本龍馬は享年33歳。やはり若い。まぁさすがに維新三傑と呼ばれた西郷・大久保・木戸に関しては、大久保利通が吉田松陰と同い年。西郷はそれより2歳年上で、木戸は逆に3歳若いという訳で、倒幕の中心となった松下村塾四天王の世代よりは、約10歳は年長だが・・・。」

鼎「つまり明治維新は、長州の20代の若者と、西郷や坂本龍馬ら当時30代の人間が中心となって、成し遂げたって事だよね。」

愛原「そういう事。対する幕府陣営は、徳川慶喜らが彼らと同世代などを除くと、やはり平均年齢は若干高い。大きな事を成し遂げるには、やはり若さの要素は大きかったのかも知れないな。新撰組に関しては、西郷や高杉の世代とほぼ同じだが。」

鼎「ゲームに登場する人達も、割と10代とか、そんな人が多いけど、これもそういう若さに対する期待とかが込められているのかなぁ?」

愛原「夢のない事をいえば、単にニーズの問題なんだけどな。プレイヤーが感情移入しやすい、あるいは好意を持つ世代を中心にした方が喜ばれるというか・・・。あとゲームというのは、若い男性のプレイヤーが多いから、女性キャラは美少女である事が望まれやすい。逆にアンジェリークとかに代表される女性向けのゲームや少女漫画には、美男子キャラがごまんと出てくる。フリーゲームの場合は、商業の論理は関係ないが、その代わり作者の趣味が反映されやすいため、いわゆる腐女子作者なら、線の細い美男子キャラが出てくるゲームを作ってもおかしくないし、美少女好きの男の作者なら、男性キャラよりも女性キャラの(しかも美少女ばかりの)方が多いゲームを作っても不思議はない。」

逆沢「むごいくらい、夢のない事を言うわねぇー。」

愛原「まぁそれでも、現実世界でも、40歳50歳のいい年こいた有権者でも、やはり若い政治家に多く期待する傾向があるのは事実な訳で、若さに対する期待感が強いのもまた同様だ。現実の世界では、若さに期待したのに思いっきり失望させてくれる政治家とかも多いが、ゲームの世界くらいは、期待に応えてくれてもいいんじゃないか?」

逆沢「まぁ中には、十代の将軍とかだらけのゲームとかもあって、それはそれでやり過ぎって気もするけどね。」

愛原「リアリティーを取れば、どうしても若くして活躍する人間は、少数になる。リアリティーも考慮しながら、なおかつ若いキャラに大活躍させようとすれば、設定をうまく考える必要があるだろう。無論一応、幕末のように史実でも、若者が中心となって大活躍した時代はあるので、そういうシナリオ作りは不可能でもない。それだけに若いキャラをたくさん活躍させることでプレイヤーの期待に応え、なおかつ矛盾のほとんどないリアリティーが伴っていれば、シナリオとしてかなり面白くなりそうだな。」














トップページに戻る