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愛原様のたわごと(09年5月23日)




愛原「久々に、ハマるフリゲをプレイした。」

逆沢「世間はインフルエンザの国内感染で大変なのに、のんきな話題ね。」

鼎「目に見えて町の雰囲気変わったよね。」

愛原「その話で今回はあまり大げさに騒ぎたくない。まぁ、カナダ帰りで不幸にも感染した被害者に対して、さらに追い打ちをかけるようなバッシングするような心ない人もいるし、何かと責任責任と騒ぐ人もいるから、【もしも】に備えて、考え得る範囲の最も慎重な対応を人々が選択したような感はあるけどな。・・・まぁとにかく今回は、インフルエンザの話はこれで終わりな。」

逆沢「ちっ。時事ネタから入るいつものパターンからして、今回の話題はこれっきゃないと思ったのに・・・。」

鼎「・・・ふーん。まぁいいけど、それで、どんなゲームをプレイしたのかなぁ?」

愛原「シミュレーションツクール95製のフリーゲームで、【EXTRAPOWER ATTACK OF DARKFORCE 】というゲームだ。【フリーソフト超激辛ゲームレビュー】様のサイトで見つけた。ごく最近世に出たばかりのゲームのようだが、とにかくスゴい大作だ。」

逆沢「スゴいだけじゃ、何がどうスゴいのか、さっぱり伝わらないんだけど?」

愛原「まずスペックだが圧縮時で200MBもある。これはbmpファイルがやたら多い為だが、おそらくオールオリジナルの書き下ろしだと思う。マップもキャラグラもアニメーションもおそらく全部な。無論、これだけならただの絵師さんによるフリゲでしかないが、実際には過去にプレイしたシミュレーションツクール95製のゲームの中でも、演出・シナリオ・音楽の全てでかなり際だっている。」

逆沢「私的には、音楽もって点がちょっと気になったわ。つまり音楽も素材オンリーではないって事?」

愛原「自分が知っている範囲の素材配布サイトでは確認できていないし、歌詞ファイルまで付属させてるくらいだから、多分オリジナルだろう。効果音は聞いたことのあるものも多いが、うまく使いこなしている。」

鼎「ウチのコーナーで、過去に最大級の賛辞を送ったゲームとしては、【Spiral Tale, Knights Of Hate】とか、システム面ではリィさんの作品とかがあったけど、それに匹敵するレベル?」

愛原「私感になるが、間違いなく匹敵する。【Spiral Tale, Knights Of Hate】級のシナリオ力と、リィ氏歴代ゲーム級の演出力に、絵師と作曲家としての優れたスキルを加えた作品だな。但し、ノリは戦隊ものとか、アメリカンヒーローものとか、燃え系そのものだから、シナリオの風味はやや人を選ぶと思う。が、ハマる人にはハマるだろう。あと最も肝心な事だが、ゲームバランスが非常によく取れている。シナリオを重視するゲームの場合は、あまり難易度を高くすると、テンポを悪くする弊害があるのだが、その点でもかなりプレイしやすい難易度になっている。システム面では、表向きほとんどいじっていない感じでシンプルな印象を与えるが、実際には色々とテクニックも駆使されている。作り手側の人間なら、きっといくつかの点でおっ!と感づくはずだ。」

逆沢「【歩く批判児】のアンタにしたら、かなりのブチホメねー。」

愛原「初めて聞く異名だな。」

逆沢「あぁごめん。アンタは【歩く肥満児】だったわ♪」

愛原「!!!」

鼎「【フリーソフト超激辛ゲームレビュー】さんところのレビューを見ると、ちょっとX-menで出てくるようなアメリカンヒーロー的なノリっぽく感じたけど。」

愛原「それもいいのだ、グフフ。」

逆沢「個人的な趣味の問題ね、本当に。」

愛原「レピューに書いてある通り、このゲームには色んな悪役と正義の味方が登場する。地球制服を企む悪の宇宙人。怪人達を次々差し向ける秘密組織。魔法戦士達をつけねらうヤミの世界の妖魔(?)達など。」

逆沢「うわぁー、ベタベタ過ぎるわ。まぁアンタは好きそうだけど。」

鼎「という事は、やっぱりシェーとかヒャーとか叫ぶ、悪の戦闘員とかもたくさん登場するの?」

愛原「ロボット兵とか、バイオロイド兵とか、強化人間とか、ヤミーパというザコ妖魔(?)とか、色んな戦闘員がいるな。それぞれセリフは違うが、一応、決まり文句というか、決まった叫び声をあげる。」

逆沢「それ、マジで、めちゃめちゃベタ過ぎるわ。」

愛原「だからそれがいいのだ。好きな人には、たまらなくいいのだ。」

鼎「でもヒャーとか叫んでヒーローに束になって向かってはやられるだけの悪の戦闘員って、結局どういう存在なんだろうね。仮面ライダーとかの戦隊ものでは当たり前のように登場するけど、彼らの存在価値って何?って思う事があるよ。」

愛原「では今回のテーマは、【悪の戦闘員】だ。」

逆沢「RPGやSRPGでは、無くてはならないものね。いわゆるザコキャラ。」

鼎「RPGならごくまれに、ザコキャラとかエンカウントモンスターとかが登場しないゲームもあるけど、SRPGでザコキャラが登場しないゲームは、本当にまれというか、見たことないかも・・・。」

逆沢「ウチのようなゲームでも、ザコキャラはたくさん登場するし。いわゆる○○兵部隊長とかいうのがそれだろうしね。」

鼎「ウチのゲームでいえば、名もない兵士を率いる固有名詞も持たない部隊長が率いるユニットが。それに当たるんだよね。」

愛原「ウチに限らず、国盗りゲームの場合は、無名兵士もしくは無名隊長が率いる部隊は、ほぼ全てザコキャラという位置づけだ。」

鼎「国盗りがテーマの作品の場合は、兵士がザコキャラという位置づけはなんとなく分かるけど、戦隊ものとかで出てくる悪の戦闘員の場合は、彼らは結局、何者なのか分からない事があるよ。」

逆沢「仮面ライダーに登場するザコ戦闘員とかも、結局どういう存在なのか、私も知らないわ。」

鼎「小ボス扱いで登場する怪人の場合は、名前の通り人体改造された元・人間という設定なんだけど。仮面ライダー自体も、バッタの要素を植え付けられた改造人間だったよね。」

逆沢「それは知ってるわ。私が分からないのは、怪人に率いられて登場するたくさんの戦闘員の方。あいつら何やねんって?」

愛原「ウィキペディアによると、【赤戦闘員は人間の2倍、黒戦闘員は人間の1.5倍の体力があり、黒戦闘員は人間でもある程度太刀打ちが可能である。名前はナンバーで呼ばれており、基本的に消耗品扱いである。】みたいな事が書いてあるな。という事は、並の人間よりはかなり強いらしいから、普通の信者や社員とかではないのだろう。怪人同様、改造された元・人間なのかも知れんな。仮面ライダーのマニアとかじゃないので、詳しい設定は知らないが・・・。」

鼎「正義の味方には、戦闘員に相当する部下がいる事はあまりないのに、悪の陣営の方はたくさんの戦闘員を持っている事が多いよね。」

逆沢「正義の味方は、孤独とまではいかないけど、基本的に単独もしくはパーティー単位で行動するからね。パーティーで行動する場合にしても、主人公以外はみんな消耗品扱いのザコ級って訳ではなく、それなりには対等に近い(待遇面にも実力面でも)設定になっているし。」

愛原「やはり例としては、戦隊ものが一番分かり易いだろうな。確かに正義の陣営の場合は、青レンジャーとか黄レンジャーといった仲間はいるが、彼らは決してザコではない。その代わり、主人公が名も無き戦闘員を大量動員して、物量作戦で怪人陣営を押しつぶそうとする事もない。」

逆沢「逆に、悪の陣営は、主従関係が徹底していて、上官からしたら部下は使い捨ての消耗品でしかない事が多いわね。悪の総統は悪の幹部に対して高圧的に命令もするし、任務に失敗した幹部を容赦なく粛正したりもするし、一方、幹部は幹部で、怪人や戦闘員をやはり捨て駒同然に扱うし。」

鼎「なんか部下一人一人の個性や特性を無視して物量作戦で押しつぶすってのは、軍隊的な発想だよね。」

愛原「時代劇でも同じだな。悪代官などは【出会え出会え!】のかけ声一つで、ザコ侍を次々と正義の味方にけしかける。一方の正義の味方とその仲間は、それらを次々と返り討ちにして、最終的には悪代官を追い詰めるパターン。先の副将軍様であろうが、8代将軍様であろうが、彼らが正規の旗本衆や正規の討伐隊なり役人なりを派遣して、悪代官をとっちめるなんて事はなく、正義の味方は常に少数だ。」

逆沢「現代風で言えば、刑事さんとか警視庁のトップ級が警官隊を動員せずに、単身で(もしくはごく親しい一部の人間だけを伴って)、銀行や民家に立てこもる悪人の元に駆け寄って、銃撃戦の末、勝利するようなノリね。」

鼎「西部警察みたいだね。」

逆沢「見てみたいわー。そんなカッコいい警察♪」

愛原「現実の警察は、物量作戦が基本だ。犯人が立てこもれば物量作戦でじっくり包囲するし、犯人が逃亡すればやはり物量作戦で包囲網を敷く。応援も呼ばず、単身で追撃するような警官はまずいないと言ってもいいくらいだ。」

鼎「現実世界では、物量作戦で押しつぶすのは、正義の味方の方なんだね。」

逆沢「自称、正義の国も、圧倒的物量で押しつぶすのが基本戦術だしね♪ ランボーのような勇者が単身で敵陣営に乗り込んで、物量で勝る敵陣営をやっつけるなんて事は夢物語なのかもねー?」

愛原「ファンタジーの世界のように、悪の陣営の方が物量で勝るみたいなケースはむしろまれだろうな。悪と位置づけられている組織に好き好んで仕官する人間など多くはないだろうし、無理矢理拉致して戦闘員に仕立てるといっても、それで正義の味方陣営を上回るような物量をそろえるのは至難だからな。」

逆沢「逆に一般的に正義と位置づけられている陣営には、より多くの人が集いやすいだろうしね。もっとも警察や自称正義の国が、どこまで正義といえるかは疑問だけど。」

鼎「でもレジスタンスとかが主人公で、悪人率いる政府を倒すというシナリオだったら、悪の陣営の方が物量作戦を使ってきても違和感ないよね。」

逆沢「それなら普通に絵になるわ。でも共通していえるのは、正義の味方の方が常に少数精鋭で、悪の陣営の方は常に物量作戦という事ね。レジスタンスと悪の政府の構図ならそのままだし、水戸黄門や暴れん坊将軍にしても、本来使えるはずの物量を決して使わず、常に相手より小数人数で戦うという構図にしてるし。」

鼎「正義の味方は、決して相手より多くの物量をそろえてはいけないって決まりでもあるのかな?」

愛原「単純に、美しくないからな。」

鼎「でも悪の陣営の戦闘員の率い方って、単純に物量作戦で押しつぶすというだけじゃなくて、明らかに部下の個性や人権を無視していたり、消耗品扱いがひどすぎるよね。せっかく物量で勝っているのなら、もっと戦略・戦術を磨いて、もっと彼ら一人一人の質を上げ、もっと彼らの心をつかむ努力をすれば、物量で勝る分、勝算はずっと上がるだろうにね。」

逆沢「確かにそれは言えるわね。悪の軍師と言われるような知謀の人とか、悪のカリスマといわれるような大幹部でも、そういう肝心な努力はしないというか・・・。せっかくの物量的優位を台無しにするような戦いばかりしたがるもんね。」

愛原「鼎の指摘には、一つだけ誤解がある。【もっと彼らの心をつかむ努力をすればいい】ってお前は言ったが、この部分は必ずしも必要ない。【出会え出会え!】で集まるザコ侍にしろ、戦隊もののザコ戦闘員にしろ、彼らの多くは元々忠誠心MAXだ。上官が【かかれっ!】といえば、彼らは死も恐れず、罪悪感にとまどう事もなく、躊躇なく主人公に襲いかかるからな。」

逆沢「不思議ねぇー。部下を安易に使い捨てにするような、冷酷で無策な上官に、彼らはなーんでそんなに忠誠心を誓い続ける事ができるのか・・・。まぁ洗脳されたりしてる場合は別だけど、そういうケースばかりでもないだろうし。」

愛原「・・・その理由も分からん。ただザコ戦闘員の多くは、忠誠心だけが取り柄だ。」

逆沢「物量で劣る主人公達の前になすすべがないくらい、弱っちいくせに、本当にあきれるくらい忠誠心だけはあるわね。ザコ戦闘員って奴は。」

鼎「逆に正義の味方のパーティーには、とても従順素直とはいかないような、一筋縄でいかないアクの強い人が多いよね。」

逆沢「実力があるから、ワガママが許されるって事かも知れないけどね。」

愛原「ワガママとかそういうもんでもないだろう? 実力があろうがなかろうが、正義感とか幸せになりたいと思う気持ちは皆同じだけあっても不思議はないはずだ。実力がないから、犯罪行為になると知ってても迷わず従うとか、実力がないからボロ雑巾のように使い捨てにされても気にしないとか、そんな人間は少数だとも思うしな。」

逆沢「ってか、実力もないわ、犯罪行為に荷担しても罪悪感を感じないわでは、ただの人間のクズじゃん。」

鼎「忠誠心といえば聞こえはいいけど、悪人の犯罪行為に迷い無く従うような人という見方をすれば、そうなのかも知れないよね。でもそういえば、少し前の記事で、【今年の新入社員に「たとえそれが違法行為であったとしても、上司の命令であれば従うか?」という質問をしたら、従うと答えた人が過去最高になった】というものがあった記憶があるよ。」

逆沢「今年の新入社員は、悪のザコ戦闘員になれる素質の持ち主が、過去最高に多いって事かな?」

鼎「でも従順な部下というのは、上司からしたら使いやすいかも知れないよね。」

愛原「そりゃ使いやすいに決まっている。っていうか、大組織になる程、軍隊教育的になっていくというか、要するに機械化・マニュアル化されていく傾向はやはりあるからな。一人一人の個性を尊重して、長所を生かすという発想ではなく、とにかく画一的に管理したがる傾向というのは、大組織ほどあるようだ。」

逆沢「最近は、大企業・大組織じゃなくても、社員教育のマニュアル化は進んでいる気がするわね。店員なら決まったセリフ、工員なら決まった行動だけをさせるみたいな感じで。」

愛原「管理する側からしたら、その方がラクだからな。但しそういうロボット社員というか、ザコ戦闘員的な社員が、将来出世して自分なりのアイデアなり決断力が必要とされる段階になった時、果たして役に立つのかという疑問もある。また有為の人材を見逃す危険もある。」

逆沢「確か大リーグマリナーズのイチローは、オリックスの土井監督時代に、その変わったバッティングスタイルを嫌われて干された事があったそうね。元巨人V9戦士の一人でもある土井監督は、【巨人では○○だった】が口癖で、それに反発したマイウェイスタイルの選手を一切認めなかったというか・・・。」

鼎「確か名将仰木監督がオリックスの監督に替わってから、ようやくイチローが世間に知られるようになったんだよね。イチローは我の強い性格だから、マニュアル化されたような、全選手に画一的な練習スタイルを強制しようというタイプの監督では、なかなか評価されないタイプだと思うし・・・、そう考えたら、マニュアル的な教育方針も善し悪しありそうだよね。」

愛原「それでも最近は、軍隊的といってもいい程、はみ出し者を許さないマニュアル教育が主流だからな。10人の中から1人のエースが出てくるような教育よりも、10人の中から1人も不祥事を出さない事の方が優先順位が高いせいかも知れん。」

逆沢「仕事のできない無能な上司からしても、私利私欲に満ちた悪どい上司にしても、部下は忠実で余計な事もしないタイプの方が都合がいいからね。優秀だけど自分の意志も強く持った部下とかが現れようものなら、いつ自分の地位が脅かされてもおかしくないってか、そんな部下はそんな上司にとっては最悪だし。」

鼎「今は企業ぐるみの犯罪とか、組織ぐるみの犯罪も増えているみたいだから、なおのこと、不祥事を外に漏らさないような軍隊的というか、忠実な部下が望まれているのかも知れないよね。」

逆沢「下手に知恵が回ったり、余計なおせっかいをする部下も、後ろめたいところがある上司からしたら、扱いにくいしね。マニュアル化された言われた事だけをする部下。倫理的に問題のある事にも抵抗せず従う部下。仕事が忙しくなれば、過労死する程、酷使しても文句を言わない部下。仕事が暇になれば、簡単にクビにしても素直に応じる部下。そういう便利な使い捨てできる部下が、今は最も望まれているのかも知れないよね。」

鼎「それって、でも本当に、悪の戦闘員そのものだよね。酷使されても、無茶な命令されても、ひどい仕打ちをされても、悪の片棒かつがされても、用済みになったらゴミのごとく捨てられても、なんだかんだ言ってもちゃんと従う使い捨ての部下・・・。ちょっと戦闘員の人達が可哀想な気もしてきたよ。」

逆沢「可哀想って言ってもねぇー。無理矢理拉致されて言う事聞かされているとかならともかく、そうでないなら自分で辞めるとか、嫌な仕事は拒否するとか、色々方法はあるはずだしねー。外国に隔離されているとかならともかく、そうでなければ駆け込む所もいくらでもあるし。あたしゃ、悪いけど同情する気にもなれないわ。」

愛原「ただ過労死まで至らなくとも、うつ病になったり、色んなケースがあるからな。ナチス兵による残虐行為を心理学的に研究したら、そういう状況に置かれたら、それを半ば盲目的に遂行してしまう可能性は誰にでもあるという結果が出たという心理学的見地もあるし。戦前日本の通った道をふり返っても、半ば洗脳されたような状況になり得る一面は否定しきれん。残念ながら、悪の戦闘員になってしまう可能性は、誰にでも少なからずある。」

逆沢「さすがに、シェーとかヤーとかは言わないけどね。」

愛原「アフリカの人の言葉を我々が聞いても訳分からないように、日本語を全く知らない西洋人からしたら、日本語も中国語もチャオチャオ言ってるようにしか聞こえないから同じだ。盲目的に、かつ画一的に、かつ敵対的な行動を取ってくるザコの集団なんてのものは、相手からしたら所詮、皆、悪の戦闘員だ。」


逆沢「私は、絶対に悪の戦闘員扱いはされたくないわ。」

愛原「だったら、もう少し自我を大切にしないとダメだな。少なくとも映画にしろ漫画にしろゲームにしろ、ヒーローとか正義の味方と呼ばれるキャラクターは全て強い個性と自我を持っている。決してその他大勢ではない。確かに我々は漫画のヒーローのように一流ではないかも知れないが、それでも誰かに使い捨てられたり、ボロ雑巾のように扱われるべき存在でもないはずだ。悪に仕えるザコ戦闘員の場合は、最後は敵なり味方なりに切られて終わりだが、凡人は凡人なりに、平和的に名も無き市民として生きる方法もあるはずだ。」











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