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愛原様のたわごと(09年11月14日)





愛原「ゲーム作りは、山登りのようなものだとつくづく思う。あれこれ脳内で準備を進めていたつもりでも、実際に山を登ってみないと、分からないことも多いものだな。」

逆沢「何を今更? 山に登ってみたら、クマが出たのか? 大雪が降ったのか?」

愛原「・・・迷子になった。」

逆沢「は?」

愛原「ちょっとたとえが悪かったか。山に入ったのはいいが、入れば入るほど、道の分岐が増えていって、しかも道ばたの至る所でお店がずらっと並んでいたりするんだ。」

逆沢「は? お店がずらっと?」

鼎「それ、山じゃなくて街だよ。」

愛原「ああ、そんな感じ。スラム街に迷い込んだ感じ。」

逆沢「あのう。そろそろ意味不明なたとえ話はやめて欲しいんだけど。」

愛原「要するに、風呂敷が広がったような状態になっている。」

逆沢「ああ、要するに伏線ばかり増えていって、回収が追いつかなくなりそうって事ね。」

愛原「まぁ、邪魔になるような裏設定は、あとで削り落としてしまうけどな。脳内設定は色々あるんだが、それに対してテキスト打ち込みなど、現場の処理能力が追いついていないというか。」

鼎「脳内妄想の範囲でのみ、ゲームの製作が進んでいるような状態って事かなぁ?」

愛原「まぁそれに近い。いや、無論、製作が中断している訳ではないぞ。むしろイベントを作りまくっている内に、キャラクターが勝手に動き出したというところだ。」

逆沢「ありがたいじゃない。そうなったら、もうイベントのネタ作りで困ることはないという事で♪」

愛原「でもそいつら、寄り道ばかりしたがるから、キャラクターの要望に真面目に付き合うと、収拾が付かなくなりそうで困っている。」

鼎「ところで、今回の登場キャラクターさんは、魅力的な方が多いの?」

愛原「7lcwシリーズの池田やヒデブ派が好きな人なら、そこそこはOKなんじゃないのか?」

逆沢「また痛いシナリオになりそうで、本気で怖いわ。」

愛原「あと、どうやらイベント部分の方がメインになりそうだ。ジャンルも今までは【SLG(+AVG)】としてきたが、【AVG(+SLG)】に表記を改める。」

鼎「AVGの方がメインになっちゃったという事かな?」

逆沢「SLGとしての要素は?」

愛原「別にSLGとしての要素が急減した訳ではない。イベント数が膨大になりそうというか、イベントを中心にゲームが進行するという事だ。」

鼎「別にイベント数だけだったら、7lcwシリーズの方がもっと多いような気がするけど・・・。」

逆沢「何気に実は、景気を良くするイベントだけでも50くらいあったからねー♪」

愛原「7lcwの場合は、あくまで国盗りゲームの中にイベントが、サンドイッチ状に挟まっていた形式だった。今作ってるゲームは、AVGの中にSLG的な要素がサンドイッチ状に挟まっている形になる。だから強引にジャンル分けすれば、AVGになるわけだ。」

逆沢「で、完成見込みは?」

愛原「プロの世界でも、半年くらい平気で発売延期するようなメーカーもあるのに、シロートにそんな事聞いて、まともに答えられる訳ねえだろが。リアル生活の方も、未来が予想できないのに。」

鼎「でも、プロのメーカーの場合は、予定よりも製作が遅れてしまう事は多いけど、予定よりも早く完成して発売日を前倒しするケースはほとんどないよね。何でだろうね?」

逆沢「楽観的に予定組んでるからじゃない? 【こんなにスタッフを大事にしている以上、絶対に途中離脱するスタッフなんて出る訳ない】とか、【こんなに優秀なスタッフに囲まれている以上、バグ発生などによる仕事の遅れなんてありえない】とか。」

愛原「グフフフ。では俺の場合は、延期発表なんてヘマをしないように、完成予定は10年後とかにしておこうか? これならいくら何でも、エターならない限りは、期限までには完成するだろうしな。」

逆沢「殴るぞ。」

愛原「やっぱダメ?」

鼎「メーカーが厳しい期限設定をするのは、スタッフにハッパをかける目的もあると思うよ。」

逆沢「じゃあ、ウチもハッパをかける事にしよう。目標は今年いっぱいとか?」

愛原「そんな出来もしない目標を設定されたら、製作を投げ出すしかないな。無理なもんは無理。未完成作品でいいなら、今日の内でも出せるが、多少なりともまともなものにするなら、まだ最低でも数ヶ月はかかる。」

鼎「という訳で、今年いっぱいは絶対に完成はしませんから、来年以降の暇な時に、またサイトに遊びに来て下さいねー。」

愛原「こらっ!! 勝手に客離れを加速させるような言動はするなっ!」

逆沢「でも今年いっぱいは、ここのコーナーを更新するくらいしか、実質的に予定ないじゃない?」

鼎「開発日記ブログみたいなものを、作ったらいいのに。」

愛原「そんなもん作る暇があったら、少しでも製作を進めたい。まぁ気が向いたら、キャプチャー画像を貼ったりするかも知れんが。」

逆沢「ところでAVG主体となると、ゲームの製作難易度としてはどんな感じ。」

愛原「まあ、SRPGをウディタで一から作る事を思えば、十倍以上は楽なんじゃないかと思う。実際にはAVG部分に加えて、戦術SLGのパートがある為、そっちでの手間はそこそこかかるが、まぁ可変データベースに必要な値を入力すれば、割と簡単に処理できるようなシステムを作った為、作成者側の負担は軽減できたと思う。その分おかげで【CommonEvent.dat】の容量が、現時点で既に700kbを超えてしまったが。」

鼎「それは不要なイベントをまだ残しているからだと思うよ。ちゃんといらないイベントをカットしたら、300kbくらいはすぐに削れちゃうと思うよ。」

逆沢「そうそう。仕分けチーム発足させて、無駄な容量も削減しないとね。」

愛原「仕分け作業は、90%以上完成させてからの仕事だ。どのコモンイベントが不要でどれが必要かは、まだ確定できないからな。」

逆沢「で、AVG部分は、紙芝居方式?」

愛原「どっちかというと、ゲームブック方式。分岐だらけ。ていうか現時点で既に迷子になりそうなので、表計算ソフトに基本的なデータを打ち込んで、そいつとにらめっこしながら、色々いじってる。一方通行の紙芝居方式なら楽だったんだがな。」

逆沢「短編・長編?」

愛原「少なくとも短編では、絶対ない。」

鼎「マウス対応は?」

愛原「現時点では、ゲームパット(キーボード)方式のみ正式対応だが、レイアウト的にはマウス対応準拠になっているので、今後の製作経過を見ながら色々判断したいと思う。」

逆沢「主人公の名前は変更可能?」

愛原「可能。」

鼎「必要なハードディスク容量は?」

愛原「そんなんまで分かる訳ないだろが。・・・ってか、それらさっきから、俺、尋問受けまくってるような感じがするんだが・・・。」

逆沢「あは、バレたか♪」

愛原「まぁ、ただ製作している内に、ウディタのいいところに何点か気づいたな。」

鼎「どんな機能が便利だったの?」

愛原「まずマップデータのファイル容量の上限に余裕があること。SRPGツクール95では、1ファイルごとに600kbの上限があったが、こちらはまだ現時点では、上限に達していないのか、まだまだイベントを組み込めるのがありがたい。次にもっとありがたかったのが、テストプレイ中にイベントの訂正・校正が可能な事。いちいち誤字部分を紙に書き写して、後で打ち込み直す手間がないのは大変助かる。」

逆沢「AVG主体の場合は、どうしてもイベントとの数というか、文章量が増えちゃうから、そういうのは率直にありがたいわね。」

愛原「まぁ分岐の数のせいもあって、SLG部分のゲームバランスとか、色々調整部分も多いのは大変だが、ぼちぼちやっていく。まぁ今は、テストプレーした時に、思い通りに動作したらニヤニヤするレベルを脱しているとはいえないが、気長にやっていこうと思う。AVG部分は、とにもかくにも根気の維持だ。」










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