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愛原様のたわごと(09年11月29日)





逆沢「さーて。あれから製作はちょっとは進んだかなー?」

愛原「おいおい。いつからこのコーナーは、製作日記コーナーに変わったんだ?」

鼎「隔週だから、厳密には日記ではないよね。」

逆沢「週記? それとも月記?」

鼎「もしこのコーナーがブログ形式だったら、あまりの更新頻度の低さに、寂しい状態になっていたかも。」

愛原「メーカーならこまめに更新したり、情報を小出しに出して、ファンの関心を保ち続ける努力もせねばならないだろうが、あいにくウチはそういうのを気にする必要はないからな。」

逆沢「でも他の作者のブログとか見るのは、嫌いじゃないんでしょ?」

愛原「個人的に応援しているサイトに関して言えば、更新頻度は多ければ多いほど、ありがたい。うれしい。もし一週間も更新が止まっていれば、一体どうしたんだろうと不安にもなるぞ。」

鼎「製作日記とかも好きな方?」

愛原「サイトによるが、基本的には割と好きだぞ。」

鼎「やっぱ参考になるから?」

愛原「参考にはならんな。具体的なテクニックについてまで触れられている場合はまれだし、まぁそれ以前にジャンルも違うから、取り入れる機会もないだろうし。ただモチベーションはあがる。俺も頑張るかと。」

鼎「先週は連休もあったし、ちょっとは製作も進んだかなー?」

愛原「先週の連休は、仕事で丸々潰れた。まあ最近何日かだけでいえば、30歩戻って、20歩進んだ感じかな?」

逆沢「何でバックしてるのよ。またセーブデータが壊れたとか?」

愛原「ああ、それは大丈夫。ただ単にシステムを一部組み替えたから、そうなっただけだ。」

鼎「ほえっ? システムの組み替え?」

愛原「製作を進めて行くにつれて、とある可変データベースのページ数が足りなくなりそうな気がした。なので性質の異なる約半数のデータの分離作業をやっていたんだ。ってか、こんな事を言っても、何のことか分からないよな?」

鼎「うん。きっと誰も分からないと思うよ。」

逆沢「他人に分からない事を言って喜ぶのは、一部の勘違いしたインテリ気取りだけだわ。分かり易く説明する事の大切さを知らず、訳の分からない呪文を唱えていれば偉く見えるなんて、勘違いする奴がたまにいるのよねー。」

愛原「ごめんなさい。要するにシステムの部分のリフォームをしてたんです。当初予定していたシステムの容量では手狭になりそうだから、新たにシステム全体の容量を増やして、ついでに見やすく整理してたんです。」

鼎「SRRGツクール95時代と違って、容量を増やそうと思えば簡単に増やせるのはありがたいよね。」

愛原「うむ。SRRGツクール95では建物の基本的な構造が決まっていたので、収納を整理するしか方法はなかったが、ウディタでは建物自体に手を加える事ができるからな。この点は率直にありがたい。」

逆沢「でもそんなに容量って、そもそもいるものなの?」

愛原「最低限欲しい容量というのはあるな。もちろん、便利にしたり見やすくしたり出来ることを増やすなら、それなりのシステムの整備は必要だ。無ければ無いで、与えられた条件内でどうとでもするしかないが、あるとつい付け加えたいものもある。」

鼎「けど必須でない部分にこだわり出すと、蟻地獄にはまって、製作が遅くなる一方だと思うよ。」

愛原「その通りだな。特にシナリオ製作作業は、最も時間がかかる部分だから、ここが負担にならないようには気をつけている。」

逆沢「テキストだけは、書いた分だけ確実に製作が進む部分だからねー。ここで手間取ると、いつまで経っても完成しないわけだし。」

愛原「うむ。だがテキスト部分についての悩みとかも、ここで説明するのは難しいよな。具体的にに語りすぎるとネタバレになるし。」

逆沢「システム部分も、簡単ではないけどねー。可変データベースとか言った所で、製作者側の人でないと何のことか分からないし。」

鼎「誰でも分かる製作日記って、意外と難しいよね。」


逆沢「まぁ分かる人にだけ分かってもらえばいい的な、身内・関係者向けサイトと割り切るなら、それでもいいかも知れないけど。」

愛原「まぁそれでも、システムをウリにするか、シナリオをウリにするか、ビジュアルをウリにするかでは、それぞれ製作日記にしやすさが異なるのは確かだな。」

逆沢「ビジュアル重視なら一番簡単ね。画像をキャプチャーするだけで製作日記らしくなるし。」

鼎「システムとシナリオなら、システムの方が若干説明しやすいと思うけど、これはどうかなー?」

愛原「【こういう機能があります】と分かり易く紹介できるという意味では、システムをウリにした方が説明はしやすいだろうな。もし画面キャプチャーで伝わりにくくとも、動画にすればより伝わりやすいかも知れん。」

逆沢「シナリオをウリにするタイプは、一番紹介が難しそうね。話題にすればする程ネタバレになりかねないし。」

鼎「でも市販のAVGとかは、上手に製作中のゲームもPRしてたりするよね。」

逆沢「あれは、キャラクター紹介コーナーとか、サンプルCGとかを出す方法がメインみたいだけどね。要するにビジュアルが事実上のウリになっているわけで。」

愛原「まあ、そんな訳で、ウチのサイトは性質上、製作日記を書くにはあまり向かないという事にはなるわけだ。そりゃキャプチャー画像くらいはだせなくもないが、毎週更新していける程のネタもないしな。」

逆沢「どっちかというと、製作中の作品をPRするよりも、製作終了後に、制作後記をグダクダ言う方が向いてるってのはあるかもね。」

愛原「そう、それ。まさにそれ。公開後に、色んなネタバレする分には、正直言って全く困らないタイプだ。」

逆沢「もしも商業メーカーなら、一円の得にもならないようなタイプね。」

鼎「でもフリゲの世界では、制作後記というか、ゲームクリア後のおまけコーナーに、作者の部屋とかがついてる作品は珍しくないよね。」

逆沢「ああ、色んな秘密のネタとかが公開されているのよね。【こういう部分で苦労しました】とか、【ここを調べれば実は?】とか、【お蔵入りしたイベント】とか、【このキャラクターはこうして誕生しました】とか。」

愛原「ちなみに俺は、そういうゲームは大好きだ。自分も一応は作り手側にいるせいか、そういうコーナーがあると、思わずニンマリしながら共感する事も多い。」

鼎「そういうコーナーを作りたがる作者さんは、どっちかというとシナリオにこだわりがある作者さんの方が多い気がするけどどうかなー?」

愛原「それは少しはあるかも知れん。キャラクターの性格設定とか、世界観とか、伝えたい事とか、そういうのが脳内でしっかりできている為、ゲーム本体だけでは消化できなかった部分が意外とある事も多いからな。」

逆沢「7lcwシリーズでは、クリア後のおまけではなくて、ゲーム内の雑学コーナーとかに、全部ぶちこんでたみたいだけどね。」

愛原「ゲーム本体内で細かく使われている設定ばかりでもないので、制作日記やPRコーナーで取り上げるには抵抗がある。しかしクリア後まで秘密にしなければならない程のネタバレもないし、公開を惜しむべき設定でもない。そういう事情から、7lcwシリーズに関しては、ああいう形の雑学設定資料コーナーとなったわけだ。」

鼎「ゲームによっては、本棚を調べたらその世界の設定を、詳しく調べられるようなものもあるよね。」

愛原「あれも興味のない人なら、さらっと流せるという意味ではいい仕組みだな。但し、設定好きの人からしたら、いつでも手軽に何度も読み直すには不便な場所にあると、残念だなぁと思う事もある。」

鼎「で、ウチとしては、これからの情報公開とかはどうするつもりなのかなー?」

愛原「制作状況と気分次第だな。まあ個人的には、制作後記なり雑学なりといった、制作後に色々情報を付け加える方式の方が、楽は楽なんだが。」

逆沢「でも他の作者さんの制作日記とかを見るのは大好きだと。」

愛原「【制作日記の上手な書き方】を知っておられる点で、彼らは皆、敬意に値する存在でもあるしな。まあそんな訳で、今回のテーマは【制作日記・制作後記】ったという事で締めくくっておこう。(後日追記分)














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