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愛原様のたわごと(10年2月6日)



愛原「おい。聞いたか? 朝青龍が引退に追い込まれちまったぞ!!」

逆沢「うーん。残念ねー。あーいうキャラは、すごく私好みだったのに。」

鼎「ここのサイト的に表現すれば、とうとう神様に見放されて、神官戦士としての資格を剥奪されちゃったって感じかなぁ?」

逆沢「ああ、2008年1月13日のたわごとコーナーで、そんなテーマの話題をやったわね。」

愛原「個人的には、至極残念無念だ。」

逆沢「だったらかつて中川昭一の酩酊会見を擁護したトンデモ連中みたいに、【あれは何者かの陰謀だ】とか【暴行を止めようとしなかったマネージャーが悪い】とか【風邪薬の副作用でつい暴行を起こしてしまった】とか【あの程度の失敗は誰にでもある。いちいち大きく騒ぎ立てるな。】とか【マスコミは朝青龍の功績部分には全く触れずに、失敗ばかりを報道する。ひどい偏向報道だ】とか、主張してみたらどうかなー?」

鼎「酒で酔ったら、人はどんな失敗をするか分からないよね。」

逆沢「いやぁ、ここは【ゴックンはしておりません。】と、引退会見でも言って欲しかったわ♪」

愛原「お前らも酒に酔ってんじゃねえのか? ちょっと悪乗りしすぎだ。」

逆沢「あはは。悪い悪い。まぁ被害者からしたら、相手が酒に酔った上であろうとなかろうと、そんな事は関係ないしね。」

鼎「飲酒運転による交通事故は、今では重大犯罪だよ。酒に酔った上での不祥事は、より大きく罰せられるのが今のスタンダードな潮流だよ。」

愛原「公務員だけに限らず、民間企業でも事件を起こした社員を即、クビにする流れは、割とありがちだからな。朝青龍だけが何をやっても例外的に許されていいという事にはならない。個人的には残念無念ではあるが、引退もやむなしというのが正直な感想だ。」

逆沢「もし傷害事件を起こしてもどうって事ないなんて事になったら、相撲協会のモラルはいよいよ地に落ちるだろうしね。」

鼎「時津風親方によるリンチ事件とかもあったし、大麻問題とかもあったし、最近でも理事選挙の談合問題が話題になってたし、ちょっと不祥事が続いてる感じだよね。」

逆沢「ちょっと親方も力士もそろえて、全員教育し直さなきゃ駄目かしらねー。」

愛原「俺は、むやみに【教育】という言葉を使う奴は、あまり好きじゃないんだがな。」

鼎「ほえっ? 何で?」

愛原「例えば、先日行なわれた大相撲協会の理事選挙で、立浪一門の安治川親方が一門以外の貴乃花親方に一票を入れた事で話題になってたよな。で、これを受けた立浪一門理事の友綱親方は【一門、部屋の仕組みを勉強してもらわないと。一門の中で教育していかないといけない。 】とコメントしたそうなのだ。お前ら、これをどう思う?」

逆沢「【教育されるべきは、お前の方やろ】と率直に思ったわ。」

鼎「政治家の人達にも、文教族という族議員の人達を中心に、やたら国民を【教育】させたがる人達がいるよね。」

逆沢「愛国心教育とか、昔、やたら話題になってた頃があったわね。一気に景気が悪化して、いつの間にか、のんきなイデオロギー論争をしてるような余裕なんかなくなっちゃったけど。」

鼎「あの頃にしておけば良かった財政政策とか経済政策とか行政改革とか、いっぱいあった事を考えるとすごく残念だよね。」

愛原「【イデオロギーではメシは食えない】とは、よく言ったものだな。」

鼎「でも人間は、極端に追い詰められると、今度は逆にイデオロギーに傾斜するという話も聞いたこともあるよ。」

逆沢「ああ、戦前昭和の日本とかね。もはや理屈だけでどうにもならなくなると、宗教じみた何かにすがるしかなくなるって事かも知れないわね。」

鼎「でも、何かあるとすぐに【教育させよう】とする人は多いよね。」

逆沢「自分が変わるのではなく、相手を変わらせる。しかも上から目線で俺様ルールを押し付けるって視点に、快感を感じるからじゃない? 相手に間違いを認めさせて謝罪させるのも快感だろうし。あと出来の悪い生徒や後輩を教育してやった結果、相手から尊敬されるというシチュエーションにも萌えるだろうし。」

鼎「【教育】というと、すごく自分が正しいという視点で、相手に自分の意志を押し付けられるみたいなイメージもあるよね。」

愛原「という訳で、今回のテーマは【教育】だ。」

鼎「なんで今回のテーマが【教育】なの?」

愛原「今、作ってるゲームの成長システムに少しだけ関連している。」

逆沢「成長って、経験値を貯めてレベルアップするだけじゃないの?」

愛原「今作ってるゲームに、レベルみたいなパラメータはない。経験値という概念もない。」

逆沢「経験値もないのに、どうやってキャラを成長させるのよ?」

鼎「あ、もしかしてお金を貯めて、装備を装備を強化していくことで、実質的にキャラを成長させていけるシステムかなぁ?」

愛原「お買い物モード自体もないぞ。」


逆沢「う・・・。それじゃどうやって成長させていくつもりなのよ。あ、もしかしてTRPGとかにありがちな、ミッションクリア後にまとめてキャラを成長させていくシステムって事?」

愛原「そういうルールも特にないな。確かにイベントで一気に成長させる事は可能だが、それはあくまでイベントであって、ミッションクリア単位ではない。」

逆沢「うーん。ちょっとイライラしてきた。じゃあどうやって成長させていくのよ!」

愛原「今作っているのは、戦闘時の行動の中身などにより、成長しやすいパラメータが異なっていくシステムのゲームだ。逃げ続ければ敏捷系のパラメータが増えていくし、敵を殴り続けていれば白兵系のパラメータが増えやすいみたいな感じだな。めちゃくちゃ大雑把にいえば。」

鼎「つまり実際には、もう少し色んなパターンで成長していくという事になるわけだよね。」

愛原「そうなる。いつも同じコマンドばっかり選択していると、気がついたら特定のパラメータだけが突出して高いみたいな展開になるルールだ。」

鼎「逆にいつまで経ってもなかなか成長しないパラメータも出てきやすいって感じのゲームなんだね。」

逆沢「つまり偏った教育をすると、偏った人間ができあがるようなゲームって事ね♪」

愛原「まぁ、よほど意識的に偏ったプレイを心がけない限りは、ごく自然にバランス型に近づいていくようなバランス設計を心がけてるけどな。」

逆沢「でも人間ってのは、割と自分こそが【普通】とか思いたがる所があるから、別の人が普通にプレイした結果、作者の想定と全然違う方向にキャラクターが成長してしまってる可能性もあるだろうけどねー。」

鼎「【普通】とか【常識】とか【当たり前】という言葉って、一見、客観的に見えて、実はすごく主観的な表現だよね。」

愛原「一昔、テレビでもタレント達の常識度を問う内容のクイズ番組があったが、【一般人の正答率が30%切るような問題】もちょくちょく出題されてたからな。半分以上の国民が間違えるような内容なんか、そもそも【常識】じゃねえだろうがと。」

鼎「でも世間でも、すぐに【今の世の中は普通じゃない】とか【常識が通用しない時代】とか【今の日本人は当たり前の事がほとんどできなくなっている】とか、そんな風に使いたがる人は多いよね。」

逆沢「冷静に言葉の中身を聞いてみたら、矛盾だらけの言葉もあるわね。今の時代に生きてる人間が【今の世の中が普通じゃない】なんて言ったら、じゃあ、いつの時代が普通なんだよって。」

鼎「【できない人】の方が多いなら、【できない事の方が当たり前】なんだから、最後の表現も少しおかしいよね。」

逆沢「まさしく俺様基準ね。しかもすごく自分勝手な。」

愛原「【今の世の中は、俺から見ておかしい人の方が多い】と言うなら問題ないが、あたかも自分の考えやスタンスが多数派であるように装って、【普通】とか【常識】とか【当たり前】という言葉を多用する奴は感心しないな。俺は自分が少数派である事に、ある種の自信すらもっているが、連中は自分が多数派の中にいると思いこまないと不安なのかなとも思う。」

逆沢「ゲームを作ったり、まして完成までこぎつける人は、そりゃあ明らかに少数派だと思うけどね。」

鼎「でも日本人は、出る杭を打つのが好きな人も多いから、多数派の中に紛れ込みたいと思う人がいるのはちょっとだけ分かるよ。」

逆沢「だから、明らかに異常であったり、非常識であったり、少数派であるはずの人までが、自分を【普通】なんて言い切っちゃったりするわけね。」

愛原「【普通】とか【常識】とか【当たり前】という言葉は、論戦で不利になった側がよく使うイメージもあるな。」

逆沢「ああ、よくあるわ。質問に対して適切に説明できない側が、【そんなのは常識だ】とか【そんな質問をすること自体が非常識だ】とか言って、開き直っちゃうわけね。」

鼎「でも世の中の人には、本当に【理由を気にする事もなく、それを当然と受けとめている人】も多いから、仕方ないと思うよ。【ピタゴラスの定理】がなぜそうなるかを知らないまま、使ってる人も多いし。そういう人に【なぜ、ピタゴラスの定理が成り立つか?】を質問しても、【そんなのは常識だ】としか答えられない人は多いよね。」

愛原「知らないなら知らないと答えれば、済むだけの話なんだけどな。あるいは【教科書に載っているから】とか【中学で習った】とかでも構わない。安易に【普通】とか【常識】という言葉を使うから、余計に苦し紛れの弁明に聞こえてしまう典型だな。」

逆沢「ネットの世界でもたまにいるわね。新聞記事なり誰かの著書なり、ちょっとしたソース出せば済むだけの話なのに、それもせずやたら【常識】とか【当たり前】という言葉を使って、自分を正当化する奴。」

愛原「そういう奴はむしろ、反対陣営がソースを出してきたにも関わらず、自分はソースを出せない(つまり自分の主張が根拠のない単なる願望に過ぎない等)時に、使う頻度の方が高そうだな。」

逆沢「【きちんと調べてみたら、私の意見が正しい事が分かりますよ】みたいな意見を言う奴もいるわね。【やったら、お前が調べて出せよ。なんでお前と逆の陣営にいる俺が、お前の主張を擁護する証拠集めまでせなあかんねん】って、ツッコミしたくなるような。」

愛原「まぁ、そんな感じで、【普通】とか【常識】とか【当たり前】という言葉には、相当、うさんくさいにおいがどうしてもつきまとう。客観的に主張しているように見えて、実は最も主観的な用語かも知れんな。」

逆沢「つまり【教育】というのは、常識的な知識や倫理や技術を身につけさせる為に行なわれるものだと思うけど、実際には誰かの主観を相手に押し付けて、その勢力を拡大しようという運動の事を指すのかも知れないわけね。」

鼎「つまり【今の日本人には常識がない、よって正しい教育によって常識を身につけさせる】というのは、【今は俺様の正義を認める日本人は少数派だが、教育によって俺様の信じる正義の支持者を増やして、俺の主張を多数派に変えてやる】というのと同義という事なのかなぁ?」

逆沢「要するに洗脳と同じか? 教育ってのは?」

愛原「うーん。教育そのものが悪いわけではないんだけどな。問題はむしろ教育の中身だろう。」

逆沢「中身と言いますと、例えばどんな?」

愛原「例えば、【ピタゴラスの定理】がなぜそうなるかを説明したり、【ピタゴラスの定理】を使うことでどんなメリットがあったりというのを説明するのなら、これは客観的な教育だろう。だがそれを【常識】という言葉で片付けるとしたら、少し問題だ。【○○という宗教を信じる事こそが常識だ】と教育するのと、究極的には何も変わらない。」

鼎「あと、教育する側だけでなく、教育される側にメリットのない教育は駄目だよね。」

愛原「その通り。例えば英語力を身につける為に英会話学校に通ったり、野球が上手くなる為に少年野球チームに入るのなら、これは生徒側に明確な学ぶ動機がある訳だから、健全な教育といえる。だが上の友綱親方が主張するような【一門の仕組みを勉強してもらう】とか、安倍晋三がやっていたような愛国心教育とかは、好意的に解釈しても【俺様正義(好意)の押し売り】。毅然と言えば洗脳工作でしかないからな。」

逆沢「生徒側としては、お金払ってまで学びたい教育ではないわねー。そういう洗脳教育は。」

愛原「教育そのものに罪はない。偉大な師匠に弟子入りしたいとか、優れた先生に教えを請いたいとか、生徒側の方こそが是非とも学ばせて下さいという形の教育も世の中には多い。お金を払ってでも、あるいはキツい労働をさせられても、身につけたい知識や技術というのは間違いなく存在する。」

鼎「けど逆に、指導者側が相手を自分の思い通りに動かしたい為だけに、無理矢理教育させるケースもあるんだよね。」

逆沢「生徒側はそんな教育なんか受けたくないと言ってるのに、指導者側が無理矢理教育させてしまうケースね。今回の大相撲の一門制に関しては。」

鼎「そう言えば、相撲関係だけで言えば、【常識】とか【普通】とか【当たり前】といった言葉以外に、【伝統】という言葉で片付けてしまう人も多いよね。」

逆沢「現状維持を望む貴族階級や保守主義者が、いちいち合理的な理由を相手に説明しないまま、変えたい側の陣営を論破する時によく使う便利な言葉ね。」

愛原「【それが伝統だ】と言ってしまえば、どんな悪しき風習であろうと通用してしまう事はあるからな。」

逆沢「実際には、時代が変わって古いやり方じゃ通用しないといくら合理的に説明しても、【伝統】の二文字をよりどころに改革を拒む人はいるからねー。」

愛原「【わら草履を履いて歩くのが、古来からの日本人の伝統だ】とか言ってるのと同じくらい、時代後れな伝統も、いくつもあるけどな。伝統は伝統で構わんが、それが理由で向上心を否定するような思考は、俺はあまり好きじゃない。相撲界の一門制など、どう見ても一部連中の既得権を保守するだけの存在でしかなくなりつつあるからな。」

逆沢「そういう悪しき伝統も、また美化されて次世代に教育されていくのかと思うとガッカリねー。」

鼎「生徒側から学びたくなる教育と、指導者が押し付けたくなる教育では、こんなに中身が違うのかと、改めて考えさせるよね。」

愛原「我々一般人でも、【もっと高砂親方らが日頃からちゃんと朝青龍を教育しておけば、朝青龍がこんな形で引退に追い込まれる事もなかったのに】みたいな言い方はよくするけどな。まぁこれは、俺自身にも当てはまってしまうのだが。」

逆沢「まぁ確かに、私達でも、つい気軽に【しっかり教育しろよ!】と言っちゃう事はあるわねー。」

鼎「私達、外部の人も、意外と上から目線というか、指導者目線なところがあるよね。」

愛原「同感。本当に【ちゃんと教育しろよ!】と気軽に言える俺達の立場は気楽なもんだ。また友綱親方や安倍晋三の立場も、似たようなものだろう。実際に指導する立場の人間は大変だろうけどな。」

逆沢「まぁ確かに、あの不良少年のまま大人になったような朝青龍を指導なんて、ちょっと高砂親方の立場になってみれば酷かもねー。高砂親方一人に全指導責任を押し付けて、自分達は興業目的もあって、ギリギリまで朝青龍をかばい続けた相撲協会のお偉いさん達の方が、もしかしたらずっと黒いかもってふと思ったわ。」

愛原「そもそも教育者と言ってもピンキリだしな。中学校の教師なんかだと、イジメすら隠蔽したがる無難主義のサラリーマン教師も多い反面、勉学以外の面で徹底した生活指導をやりたがる超熱血指導者とかもいるだろう。逆に大学の教授とかだと、研究者としては一流かも知れないが人に物を教える能力がゼロ同然の者も多い。」

鼎「私は環境にもよると思うよ。同じ先生が授業をしても、エリート塾で教えるのと公立中学校で教えるのでは、絶対エリート塾の方が楽みたいらしいし。」

逆沢「そりゃ生徒のやる気が違うから。授業妨害を平気でやる生徒が普通にいる環境と、高いお金払ってまで本気で学びたい人ばかりが集まる環境では、教えやすさも教育の成果も、そりゃ明らかに違うと思うわ。」

鼎「学ぶ気のない者を、無理矢理教育する事の難しさを改めて感じさせるよね。」

逆沢「にも関わらず、独善的な正義を無理矢理、生徒や国民や門下生に教育したがる輩も、後を絶たないけどね。」

愛原「確かに【教育してやるべき人間】がいるのは認める。子供にある程度の教育を施す事の重要性も理解できる。無理矢理にでも、施さないとならない教育というのも確かにそれなりにはあるだろう。だが同じ学ぶにしても、モチベーションはやはり大事だからな。ほら、世間でも学校の成績は悪いのに三國志の武将を100人単位で言える奴とか、アイドルグループのメンバーの名前を全部言える奴とかは、意外といるだろう。」

逆沢「人間、好きな事とか興味のある事は、案外、すぐに覚えられるようにできてるからねー。」

鼎「理想の教育とはどうあるべきかを、本当に考えさせるよね。」

愛原「一部の権力者の都合で、無理矢理たたき込む事の愚かさを改めて感じさせるよな。大学入った途端、分数計算も出来なくなる大学生も意外と多いと言うが、詰め込み教育など、所詮は一時しのぎにしかならないんだなという事も、改めて痛感する。」

鼎「ゆとり教育元凶論みたいなのも、よく言われてた時期があったけど、善し悪しかな?」

愛原「善し悪しだな。教育というものは教える側・教わる側、双方のタイプによって、向き不向きが露骨に出るから、画一的にこの方法が万人にとってベストというのはなかなか難しい。まして最近は、勉強の目的が基礎教養ではなく受験に偏重しすぎているから、【実用で使えない受験英語】とか【合格した途端に忘れる古文漢文】とか、ますます訳の分からん状態になってしまってるしな。」

鼎「本当に大好きで覚えたものは、何年経っても簡単には忘れないものなのにね。昔、大ファンだったアイドルとか、初恋の人の名前とかは、既に覚える必要のない歳になってもなかなか忘れないようなもので。」

逆沢「つくづく教育の難しさを感じるわ。」

愛原「さすがにゲームの世界では、教育問題のリアリティーを再現するのは困難だ。一応、教育というか、育成要素のあるゲーム自体はいくつもあるけどな。」

逆沢「今作ってるゲームには、育成要素はあるのか?」

愛原「それは特にない。むしろ育成しないままの方がプレイ評価は上がる仕様になっている。厳密に言えば、経験値稼ぎ的な振る舞いをする程、プレイ評価が下がるシステムだな。」

鼎「でもプレイヤーのやり方次第で、キャラクターの成長具合が変わるシステムにはなってるんだよね。」

愛原「うん。でも教育に失敗して、無能キャラができあがったとかそういうのはないぞ。プレイヤーが偏った人材起用をした場合は、偏った能力の持ち主になるというだけの話だ。無論、偏ったらまずいというわけでもない。学校の成績はイマイチでも、一芸で活躍している人もたくさんいるし、その他大勢で終わるよりも、もしかしたらずっと活躍できるかも知れない。【普通】のプレイ。【常識】的なプレイ。【当たり前】のプレイが、必ず最上とは限らないということだ。」

逆沢「本人は普通のプレイをしてると思っても、他人からしたら十分マニア路線である可能性もあるけどね。」

愛原「作者が主観的に【普通】と思いこんでるプレイから大幅に外れると、偏ったキャラクターができあがる可能性はあるな。」














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