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愛原様のたわごと(11年3月5日)





愛原「もう3月か。時間ばかりどんどん過ぎていく。1年があまりに短すぎる。何とかならんものか?」

逆沢「何、その建設性もない愚痴は? そんな事言ってる暇あったら、他にする事いっぱいあるだろうに。」

愛原「したい事はあるが、全然進まん。製作に関しては、この2週間はほとんど止まった状態だ。ああ、スランプではないぞ。単に製作時間が取れなかっただけだ。ネタだけたまって消化ができない状態が続いて、本当にもんもんとした2週間だった。」

鼎「まぁでも例年でも、12月から3月までは特に自由時間がとりにくいから、仕方ないよね。」

逆沢「冬になると製作が滞りがちだから、今まで公開してきた作品も、大体秋だしね。」

鼎「新作も、12月の最初の内に公開しておかないと、一気に3ヶ月以上ずれこむ恐れがあったから、無理矢理突発的に出した感じだよね。」

愛原「うむ。ちなみに新作の裏ネタを一点だけばらすと、あの世界は2009年の春から秋が舞台になっている。なぜ春から秋なのかと言うと、冬は作者が遠出しにくい為、写真素材が手に入れにくいからだ。」

鼎「あ、そういえば暖かい季節の写真素材ばかりみたいだった気がしたかも。」

逆沢「細かい人が見比べると、ある素材には桜が咲いていて、ある素材は夏の高原景色で、ある素材は秋特有の景色だったりして、季節感がメチャクチャだけどね♪」

愛原「作者も、そこまで暇じゃないからな。仕事が休みの日にちょくちょく出かけて撮ったものを小出しにしてるだけだから、どうしても季節感を無視した感じにはなってしまう。あと素材によっては何年も前のものもあるが、これも了承してもらうしかない。」

鼎「2010年になって見られなくなった舞台もたくさんあるよね。淡路市の金塊も無くなっちったし、南あわじ市の戦没学徒記念館も完全閉鎖されたし、明石市のたこフェリーも無くなっちゃったし、姫路城も改修中モードになっちゃったし、せんとくんのイベントもとりあえず終わっちゃったし。」

逆沢「大阪駅前の光景もかなり変わったわね。この前できた大阪駅の駅ビルの敷地面積なんか、新宿駅のそれよりもデカいらしいし。」

愛原「1年過ぎるだけで、随分と街並みも変わるものだと本当に痛感するよな。栄枯盛衰。発展する地域は不景気なんかどこ吹く風で、とんでもなく発展し続けるし、その一方で閉鎖を余儀なくされる施設も多い。」

鼎「早く時間が過ぎるのは困るけど、春になったら少しは時間も取れやすくなるかなぁ?」

愛原「それは分からん。仕事の流れ次第で、5月のゴールデンウイークがフル出勤になった年度もあるし・・・。まぁ仕事が暇になりすぎて、失業するよりはマシだけどな。まぁそんな訳で、製作状況はかなり渋滞気味の状況になってるが、もし期待されている方が一名でもいれぱどうか気を長くしていただきたく思う。」

逆沢「という訳で業務報告は終わりと。でも本当に近頃は事件が多いわねー。ニュージーランドで地震が起きたり、中東の民主化デモが活発化してリビアが注目されてたり、予算案が大変な状況になっていたり、それ以上の大事件として、一学生のカンニング行為が連日話題になってたり♪」

鼎「私、カンニングでも逮捕されるんだって初めて知ったかも♪」

愛原「まぁ結果論で皮肉を言うのはその辺にしておけ。事件が起きた当初は組織的犯行の疑いもあったりして、しかも警察が動かないとヤフーなどがIPアドレスなどを公開しない事情とかも重なって、学校側も被害届を出さざるを得ない状況だったんだ。結果が出てからあれこれ批判するのはどんな三流野球解説者でもできるが、そういうのは俺はあまり好きじゃない。」

鼎「大相撲の八百長問題でも、携帯会社が【警察や裁判所などの命令でもない限りは、プライバシー情報に当たるものを大相撲協会側に安易に提供するつもりはない】みたいな事を言って、結構難航しているらしいよね。」

逆沢「ああそっか。こりゃ失礼。でもマスコミ嫌いの一部のネットユーザーからしたら、これはまたマスコミを叩くにふさわしい格好のネタかもと思ったりしたわけよ。」

鼎「たかがカンニングで、そこまで一学生の社会的地位と将来を危うくしていいのかという声もあるよね。」

逆沢「あそこまで個人情報を臭わす報道をした事で、下手すると山形県の地元や仙台でこれから生活できなくなるんじゃないかという声すらあるしね。」

愛原「その意見には確かに同感だがな。だがカンニング犯の素性が判明するままでは、徹底的に犯人を追い詰めろとか、いつもの厳罰主義を声高に説くネット世論もそれなりにあった事も忘れてはいけない。もしかしたら3日前に厳罰主義を叫んでネットに書き込んでいた当人が、昨日今日になって豹変して、学生が可哀想だとばかりにマスコミ批判をしてる可能性もあるんだぞ。」

逆沢「ああー、それはいかにもありそうだわ。ネットは匿名だから、素知らぬ顔して密かに宗旨替えしても、そんな事分からないしね。」

鼎「でもある時は犯人が悪いとネットに書き込み、ある時はマスコミが悪いとネットに書き込んでも、そんな適当で無責任なコメントを垂れ流し続ける自分も悪いというコメントは、ネット上でも全くといっていい程、見られないよね。」

逆沢「彼らは真顔で、自分だけは最後まで正しいと信じてそうだからね。だからこそあそこまで上から目線で自信満々に、犯人とかマスコミを批判できるんじゃない? 自分の主張に自信がなければ、そんな偉そうな口調の書き込みを、恥ずかしげもなくできるはずもないだろうし。」

鼎「でも彼らは、昔からなぜかマスコミに批判的な人が多いよね。」

逆沢「マスコミに限らず、昔からの価値観を否定して、【俺はマスコミに踊らされている愚民どもと違い、世の中の本当の事を知っている】といわんばかりの人も多そうね。」

愛原「未成年の場合は、【そういう年頃なんだろうな】とも思えるけどな。俺から見れば特にネトウヨと言われる人達は、ネットヤンキーと言い換えてもいいくらいだ。」

逆沢「ヤンキーって、昭和時代にはやった不良キャラの事を言ってるの?」

愛原「うん。まさにそれ。ネトウヨと不良キャラは、俺に言わせればニアイコール。同類。先達と後継の関係。そんな感じ。なんか面白そうだから、これを今回のテーマにしてみようか。テーマタイトルは【ネトウヨと不良キャラの共通点】だ。」

逆沢「また刺激的なテーマねー。まぁ零細サイトだから、今更荒れる危険はあまりなさそうだけどね。」

愛原「そんな事で荒れるなら、悠久院なんてキャラが登場するゲームを出した時点で既に荒れている。心配無用。」

鼎「でもネトウヨさんと不良キャラとの間で共通点なんかあるかなぁ? そもそもネトウヨ系の人は暴走族の人を珍走団と書き換えたりするくらい、不良系の人を軽蔑している人が多いし、同類視する事自体が無茶な気もするけど。」

逆沢「あー、でも、言われてみたら結構共通点も多そうな気がしてきたわ。たとえば昭和の時代にはやった不良系の人達は、まず世の中を斜に見ていた感じの人が多かった気がするし。【俺達はそこらのつまんない奴らと違う】みたいな感じで常に突っ張っていて、服装とかもダボダボのズボン吐いたりして、周りを威圧しながら、存在感をアピールしてた感じがあるし。」

愛原「彼らは文字通りの【ツッパリ】だからな。校則に逆らったり交通ルールに逆らったりする事で、【俺達はお前達、そんじょそこらの奴らとは違うんだ】ってアピールしたかったのかも知れんな。」

鼎「そういえばネトウヨの人達も、マスコミを批判したりする事で、【自分達は、マスコミに洗脳されている、そんじょそこらの奴とは違うんだ】とアピールしたがっている人が多そうな感じがするよね。」

逆沢「あと優等生キャラや鼻持ちならない先生キャラに対して、批判的な所も似てるわね。」

鼎「ネトウヨの人には、日教組批判とかが好きな人がいっぱいいるよね。」

逆沢「あと中途半端にワルを気取ってる所も似てるかもね。それでいて優等生キャラでは不可能な、いかにもアウトローな立場からカッコいい所や正義ぶりをアピールしたがったりして。あと優等生キャラを嫌っているからか、【偽善】という言葉を多用して、優等生型の正義を皮肉るところとか。だから優等生キャラが隠れて悪いことをしてる所を見つけたりすると、鬼の首を取ったように激しくその優等生(のふりをした悪人)キャラを激しく攻撃したりする所も。」

鼎「ネトウヨの人も、人権とか平等といった道徳的な言葉を嫌ってる人が多そうだよね。あと平和的な解決よりも、制裁を好む人も多そうだよね。」

逆沢「体罰を肯定したり、悪い奴はとりあえず殴ってでも言うことをきかせる的な思想も、ネトウヨと不良キャラの共通項かもね。彼らはどちらも、暴力反対系の人をあざ笑うような所があるみたいだし。」

愛原「あとどちらも虚勢を張るのが好きそうだよな。ナメられたら終わりと思っているのかどうか知らないが、言動が挑発的であったり、偉そうであったりして、反面、安易に反省や謝罪の意思を表明したがらない所とかな。」

逆沢「確かにどちらも【ツッパリ】ね。違うのは実社会が舞台か、ネットの中が舞台かというだけの事で。」

鼎「不良キャラの人達は、服装や髪型や目つきや口調や素振りをそれっぽくする事で、周りになめられないようにしてる事が多いよね。人によっては実際に体を鍛えたり、故意にケンカを誰かにふっかけてその強さをアピールしたり。」

逆沢「逆にネトウヨの人は、実社会では全くの別人という事も多そうね。」

鼎「なんで不良キャラの人達は、たとえ学校や社会の中で孤立してもそれでも己のキャラを貫いたのに、ネトウヨの人達は同じようにしないのかなぁ?」

愛原「新作の悠久院の場合は実社会でも堂々と持論を展開し、自分に正直に堂々と生きているが、あれを実社会でやってるような勇気ある人は、ほとんど見た事ないな。そんなに自分の思想に自信があるのなら、堂々と社会の中でアピールすればいいのにな。」

鼎「昭和の人は、その点でも意気地があったよね。60年安保の時でも、新興宗教ブームの時でも、不良マンガブームの時も、当時、反社会系を気取っていた人達は、みんな堂々と自分の信じる道を突き進んでいった感じがあるし。」

愛原「ただ反社会を気取って、実社会で生きていくのは難しいからな。学生とか無職の時までならアウトローを気取って好きなように生きることもできるが、60年安保に共感した人達は後に企業戦士に生まれ変わり、不良を気取っていた人達も就職をきっかけにその多くがカタギ化していった。もちろんいい歳になっても自分の信念を貫き続けた人達も若干はいるが、その一部は連合赤軍に身を投じたり暴力団構成員になったり・・・。」

逆沢「確かに不良キャラのまま歳を取ってしまうと、まともな職に就けずに暴力団の構成員に組み込まれてしまうようなイメージもあるわね。右翼的思想も左翼的思想も、後戻りできない段階まで突き進みすぎると、とんでもない団体の構成員になるしかないような気もするし。」

鼎「けど逆を言えば、それって【若気の至り】というか、一種の【はしか】のようなものなんだよね。社会に出た途端に、ケロッと治ってしまうという事は。」

逆沢「ああ確かに、ネトウヨの場合も、生活環境が一変することでケロッと治ってしまうというか、【もうそんな事にうつつを抜かすのが馬鹿らしくなった】的な人は、少なからずいるらしいわね。逆に他にしたい事が見つからないようなニートのままとかだと、いつまで経っても治らないというか。」

鼎「ニートというと落ちこぼれ的なネガティブイメージがあるけど、そう言えば不良系の人達にも、勉強が苦手っぽいとか、集団に馴染めない人が多い的なネガティブイメージが無くもないよね。」

逆沢「つまり不良もネトウヨも、落ちこぼれの分際で、それでも【自分は偉い】と思いこみたかったり【みんなに軽く見られたくない】と思ってるから、それで虚勢を張って強がったり賢ぶったりしてる人が多いって事かな?」

愛原「俺としては、妙なレッテルを貼って特定のグループに所属する人をおとしめるのは好きじゃないから、【落ちこぼれ】という表現で彼らを一方的にdisる気はない。ただそれでも残念なことに、不良やネトウヨの中には、【自分よりさらに弱い人を見つけて、そいつをdisるのが大好きな人間】が少なからずいるのは間違いない。」

逆沢「ああ、不良キャラで言えば【気の弱い同級生や下級生をパシリにしたり、カツアゲしたり、イジメたりする人】。ネトウヨでいえば【被差別的な扱いを受けがちな特定国の在日外国人や部落出身者を公然と迫害する人】って感じね。元は落ちこぼれどもの分際で、こういう連中は本当に性根が腐ってると思うわ。」

愛原「怒りは分かるが、落ちこぼれという表現はやめろ。例えば不良キャラでも、そう言った悪さは一切しない硬派な不良キャラというのはいるものだ。」

鼎「漫画の世界では、弱い者をいじめるような性格の悪い不良が主人公の作品ってのは、さすがに無さそうだよね。」

逆沢「ああ、確かに。むしろ社会に巣くう巨悪と戦うような、カッコいい不良キャラばかりの気もするわ。少なくとも主人公とその仲間に関しては。」

愛原「ネット右翼も同じだ。右翼思想そのものが悪とは言えない。不良キャラにもネトウヨにも、どうしようもないゲスどもはそれなりにいるが、全員がゲスとまでは絶対言えない。」

逆沢「まー、それはそうなんだけど、ただ現実問題として、ゲス同然のチンピラヤンキーとか、クソネット右翼というのは、それこそ数え切れないくらいいるからねー。」

鼎「でもそういう良くない不良の人とかは、群れたがる人が多そうな気がするけど、これは気のせいかなぁ?」

逆沢「あー、それは言えるわ。チーマーとか言うのかな? まぁ一人で悪いことをするのは勇気もいるけど、みんなと一緒だと怖くないって事かな? 数人かがりで、一人あるいは少数の人をいじめまくったりとか。あるいは自分一人でいる時は大人しいけど、仲間と集団でいる時だけやたらガンとばしまくったりとか。」

鼎「ネトウヨの人達も、群れたがる人が多そうだよね。誰かに同調してもらいたいとか、あるいは自分から同調してみせたりしながら。」

愛原「不良の人もネトウヨの人も、【そんじょそこらの奴ら】と違う所を見せたがっている割には、案外没個性な事が多い。例えば不良キャラなら【ダボダボのズボン】とか【そり込み】とか、彼らなりの制服というか共通規格みたいなものが存在する。ネトウヨの場合も、よくよく聞いてみたらどいつもこいつも同じ政治家をマンセーして同じ政治家や同じ国、同じ法案、同じ団体を軽蔑・非難・攻撃してみたいな感じで、やはり共通規格の部分は多そうだ。」

逆沢「群れるのが好きな人達だけに、群れのルールから外れたような振る舞いはできないんじゃない? 【みんなと一緒】じゃないと安心できないというか?」

鼎「でも【そんじょそこらの奴ら】とは違うと社会に対して突っ張っている割に、グループの中では他の仲間と全く同一規格というのも、なんか変な気がするかも。」

逆沢「群れたがらない硬派な不良というのもいるけど、そういう人間は現実には少数派って感じだけど、ネトウヨの人の場合はどうかな? 【そんじょそこらのネトウヨ】を批判する硬派で孤高なネトウヨの人とか、いるのかな?」

愛原「ゲスなチンピラチーマーを憎む硬派な不良少年はいるかも知れないが、ゲスなネトウヨを憎む硬派のネット右翼活動家は・・・、いるとは思うが情報の海に隠れて目立たないな。」

逆沢「ていうか、そもそもバトルにならないから。不良少年同士のバトルなら、たとえ一匹狼でもそいつの実力が本物なら、数人がかりで襲いかかってくる卑怯なチンピラどもも倒す事ができるけど、ネットの世界ではそのルールがあてはまらないからねー。」

鼎「暇でしかも粘着質の人ほど、効果的に気に入らない相手をボコボコにできるような感じだよね。」

愛原「まぁそれ以前の問題として、いわゆる不良にもネトウヨにも属さない小市民の人の場合は、むやみにバトルなんか仕掛けたがらないというか、もっと平和的な(ある意味では事なかれ主義的な)世界にいるから、彼らに関わったり巻き込まれない限りは、対岸の火事でしかないんだけどな。」

逆沢「あー、それは確かに言えるわ。不良同士で何をどう抗争しようと、ネトウヨ達がどんな見えない敵と戦っていようと、その他の人には(自分の身に回りでバトルをおっぱじめない限り)どうでもいいしね。視界内に入ったら、ウザいなぁって感じになりそうだけど。」

鼎「でも暴走族の人が夜間に暴走行為をする事でその騒音に悩まされる人も出るし、ネトウヨの人による不快な書き込みを見てしまう事で不快な思いをする人も出るし、一般市民も迷惑だなぁと思う事はあるかも知れないよ。」

逆沢「確かにね。争いごとと無縁の毎日を送りたい人にとっては、常に何かと戦い続けている感じの彼らに、不快感を感じている人もいるかもね。」

愛原「不良とかネトウヨと呼ばれる人達には、話し合いで穏便に解決しましょうとか、思いやりの心を持ちましょうとかいった、優等生的な対処方法を軽蔑し、もっと攻撃的・制裁的・威圧的・暴力的・タカ派的な対処方法を好む傾向が強い。だが一般市民の多くは、基本的に面倒事やリスクを嫌ったり、事なかれ主義だからな。」


逆沢「でもかつて不良とかネトウヨと呼ばれた人達も歳を取ったり、定職や家族を持つにつれて、大抵は一般市民化していくみたいだけどね。」

愛原「ただ不良やネトウヨにもゲスはいるが、一般市民にもゲスな人間はやっぱり多いからな。不良やネトウヨほどには尖ってないだけで・・・。」

鼎「事なかれ主義の人達は、積極的に悪い事はあまりしないかも知れないけど、問題が起きても見て見ぬ振りをしたりする人も多そうだから、それはそれでやっぱり問題だよね。」

愛原「その通りだな。特に今の日本は、世界的に見ても珍しいくらいデモを起こさない、活力に欠けた国民性になってしまった感じがある。出る杭を打つというか、集団のルールからはみ出る者を(積極的に排除まではしなくても)蔑視する傾向が強そうだ。」

逆沢「その点で言えば、昭和のはみ出し者達の方が、エネルギーはあったかもね。」

鼎「昭和のアウトローの人達は少数派なりに、より巨大な相手に反発しながらたくましく頑張った感じの人もそこそこいた気がするけど、平成のネトウヨさんは、どちらかというと支配者階級の人達に寛容で、その分、被差別階級の人達に厳しい感じの人が多そうだよね。」


逆沢「昭和のヤンキーと違って、平成のネトウヨは、どう頑張ってもマンガの主人公が務まりそうな感じじゃないわね。」

愛原「事なかれ主義で冒険しない小市民に背を向けて、時には社会の落ちこぼれ扱いもされながら、それでも必死で虚勢を張って生きている点でいえば、ヤンキーもネトウヨも共通点はありそうなんだけどな。そして戦う意思を強く持ってる点自体も、別に悪くない。ただ彼らがアウトローのカッコいい戦士になるか、北斗百烈拳で粉砕されても仕方ないようなゲスなチンピラに墜ちていくかの分岐点は、その戦うべき相手をどこに設定すべきか次第のような気がする。巨悪にもひるまない強い闘志と勇気があればヒーローになるだろうし、もっともらしい理屈を付けて強者に媚びて、その分弱い者イジメをして偉くなったつもりの奴ならゲスになるんだろう。」

逆沢「かぶき者キャラの私としては、アウトローの人にはすごく魅力を感じるけど、ゲスキャラだけはごめんだわ。ゲスが大きな顔をしてのさばってるおかげで、ヒーロータイプのアウトローまで偏見の目でみられてしまう訳だし。」

鼎「昔、ワルだった事を自慢するような人間ではなく、昔、夢を信じて行動したといえるような人間の方が絶対にいいよね。」











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