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愛原様のたわごと(11年3月18日)




愛原「うーん。テストプレーしながら、少しずつでも前に進めているのだが、誤字の類が多く見つかって、結構悲しくなっている。よくこんな状態で、公開に踏み切ったなぁと。」

逆沢「ちょっと待て・・・。お前、一体、なんの話をしている? 東日本で恐ろしい事が起こってる事が分かって言ってんの?」

鼎「そうだよ。お見舞いの言葉が先だよ。」

愛原「被災者の皆様には、心の底からお見舞い申し上げる。震災が起きて1週間。その間、言いたい事、したい事、恥じる事、悔しい事、色々あるのはあるのだが、今はそれについて深く語れる心境にないのだ。お前らの言い分は極めて正しいが、どうか大目にみて欲しい。正直、情報が錯綜している事と、自分自身、考えがまとめきれない事もあって、安易に言いたい放題をやるのは気が引ける。」

逆沢「あん? 何それ。 不謹慎を承知で毒舌吐くのが、ここのコーナーの醍醐味でしょうが? んなヌルい事言ってると、コーナー閉鎖されても仕方ないわよ。」

鼎「不謹慎と言えば、センバツ高校野球を中止すべきとか、パチンコ店のような娯楽産業は営業すべきでないとか、色んな意見がネット上でも飛び交っているよね。」

逆沢「要するに、もっとお通夜モードになれって事ね。」

愛原「一応、阪神大震災当時に学生やっていて、当時の神戸の街並みも知っている人間の主観として言わせてもらうが、変にお通夜モードされてうれしい気分になれる被災者は、そんなに多くはなかったと思うぞ。そりゃあ被災者にも色んな人がいるし、自分以外の人間が普通の生活をしている事に不快感を抱く心境になる人もいるだろう。だが避難所や仮設住宅に住んでいても、お笑い番組も見ればプロ野球中継も見るし、それらを普通に楽しむことができる人も、非常に多い。センバツ高校野球も普通に開催してたが、別にクレームの類も(少なくとも表面上、自分が分かる範囲では)全くなかったと思うし。」

鼎「あ、言われてみたらそうだよね。甲子園球場自体も被災したけど、それでもセンバツは普通に開催されて、全国のチームが集まって来てもくれたよね。」

愛原「うん。あと娯楽産業は営業すべきでないなんて、妙な論理がはこびった記憶もない。デパートだろうが本屋だろうがパチンコ店だろうが、それらが一軒一軒、次々と復旧していく度に街の復興を肌で感じた人も多かったような気もするし。神戸市内のどこかのソープランドが、被災者のために風呂を無償提供したなんてニュースもあったくらいだ。」

逆沢「ソープランドで、要するに売春宿じゃないの? それってパチンコなんか問題にならないくらい、超風俗娯楽産業じゃないの?」

愛原「うん。でもそれを不謹慎とか、許せないといった世論は、少なくとも当時の俺は、全く聞いた事もない。娯楽産業が震災時に営業して何が悪いのかも、俺にはちょっと理解できない。」

逆沢「まぁ暴力団が炊きだしやってたような街だからねー。神戸は。」

鼎「でも暴力団から施しを受けるのは、さすがにまずいと思うんだけど、これはどうかなぁ?」

愛原「うむ。これはさすがに賛否両論あった。だが俺の私見としては、せっぱ詰まった被災者が誰を頼ろうと、それは責められないと思うし、暴力団が何をしても悪と決めつける必要もないとは思う。もちろん逆に、暴力団から施しを受けた人が、暴力団の非合法行為を強く非難しても、それも問題ないと確信している。相手が暴力団員だから何をしても良い悪いではなく、良い行為は良い、悪い行為は悪いで、個別で分ければそれで良いとも、俺は思うのだ。」

鼎「【罪を憎んで、人を憎まず】という考え方だよね。」

逆沢「でも世の中、そんな単純なものでもないと思うけどねー。一度でも暴力団に施しを受けて、義理を感じてしまおうものなら、それこそ暴力団の思うツボだろうしね。」

愛原「それはその通りだ。だが被災者の中には、とてつもない苦難な状況に追い込まれている者もいるし、それを部外者がどうこう言うのは野暮だとも思う。在日外国人献金問題で、献金相手が日本国籍保有者かどうか分かりにくいケースもあるのと同様、相手が暴力団員だと被災者が見抜ける保証もないわけだし・・・。まぁどうしても被災者が暴力団による施しを受けるのが気に入らないと言うなら、お前がその暴力団に負けないくらいの施しを、その被災者にしてあげてから言えとも思う。やむを得ない理由で助けを必要としている人を助ける気もない人が、被災者をいたずらに非難するのは、さすがに褒められた行いで無いようにも思うのだ。」

逆沢「うーん。私としては、何か素直に納得できない部分もあるんだけど、じゃあお前が代わりに助けてやれとまで言われたら、ちょっと弱いわねー。」

愛原「俺は自衛隊の全てを肯定している訳ではないし、在日米軍にも否定的な立場だ。だが政治的・イデオロギーなものを切り離して、彼らの救済活動を称賛する事くらいはできる。もちろん逆を言えば、その善行の一点をもって、在日米軍を再評価する事もないけどな。」

鼎「良くも悪くも、【それはそれ、これはこれ】って考え方だよね。」

愛原「うん。暴力団が施しをする事を一方的に悪とはとらえないが、彼らが被災者に施しをした事で【暴力団も素晴らしい】と思いこんで、彼らを見直す事もないのと同じだな。」

逆沢「あんたのスタンスが、改めてよく分かる思いだわ。」

鼎「じゃあウチのサイトとしても、お通夜モードはやらないって事?」

愛原「うん。被災者の皆様に対する哀悼の意をないがしろにするつもりは1%も無いが、いわゆるお通夜モードは自粛する。リアルでも作者は、今、普通に日常生活を送っている。特に節電とかもしていない。」

逆沢「まぁ60Hzの西日本で節電しても、全く意味ないしね。」

鼎「でも関西でも節電を呼びかけるチェーンメールとかが、出回っていたそうだよね。」

逆沢「関西電力は即座にそれを否定して、【節電は現時点で一切必要ない!】とまではっきり公言してたけどね。」

愛原「下手に節電なんかされたら、関西電力の売り上げが減少してしまうからな。まぁ電力会社だけに限らず、全ての西日本の企業にとって、下手なお通夜モードは百害あって一利なし。変に色々営業自粛しまくって消費マインドが低下したり、経済規模が下がれば、税収も落ち込むし、雇用も悪化するし、不景気や株価の低下もより深刻化するし。むしろ今、西日本がやるべきなのは、しっかりと経済活動を行なって、しっかり税金を納めて、しっかり物も作って、それで生み出したカネやモノを、一円分でも多く東日本の被災地に送り込む事だ。阪神大震災当時の関西地方も、東日本に対してお通夜モードをお願いした事など、一度もないしな。」

逆沢「ああ、なるほどねー。確かに皆が可哀想可哀想と言ってるだけでは状況は改善しないし、誰かが見舞いをしている間に、別の誰かが出稼ぎをするという発想も必要だわ。」

鼎「ここの作者も何か、買い物とか支援とかした?」

愛原「この前の日曜日に、地デジ対応のテレビ買ったみたいだぞ。22型のテレビだが、エコポイントも計算に入れたら2万円を割る掘り出し物だった。一応、東日本のメーカー製だぜ。」

逆沢「たった2万円。セコっ!!」

愛原「貧乏人だと思って、勘弁してくれ。あともうしばらく待ってくれたら、献血もやるみたいだ。」

鼎「なんでもうしばらく待たないとならないの?」

愛原「献血を定期的にやってる人なら知ってると思うが、献血は前回献血時から一定間隔を開けないとできない。ここの作者の場合、2月頃に既に献血済みだから、4月以降にならないと献血できない。」

逆沢「なんだそりゃ? それって震災とかは関係なく、普段からやってる事じゃない。よくそれで支援とか言えたもんだわ。」

愛原「別にいいだろ。大災害が起きた時だけ支援の手を差し伸べるのではなく、普段からやってても。募金とかでも同じ。普段から信頼の置ける機関に募金し続けている人間の場合、下手すると【緊急時だけ、一回支援の手を差し伸べる人】より、より金銭的にも労力的にも年間での支援量がずっと大きい事くらい珍しくないんだぜ。」

逆沢「まぁ、そうかも知れないけどねー。なんかうまく丸め込まれた感じだわ。」

愛原「でも真面目な話。緊急時でも平常心を持って日常生活を維持しようという心がけは、すごく大事だぞ。たとえば今、関東ではガソリンとかの買い占めが結構あるようだが、こういう振る舞いがまともだと思うか?」

逆沢「完全にパニック心理に飲みこまれちゃってる感じね。確かにそういうのは良くないと思うわ。」

鼎「この前の新聞で、兵庫県の赤穂市やたつの市の給水車が、ガソリンの補給ができずに栃木県で足止めくらってるって記事を読んだ事があるよ。」

逆沢「なんだそりゃ? 被災者支援のための車まで、ガソリンを買い占めるアホのせいで、関東から前に進めないって言うの?」

愛原「けど大きな市町村から無名の小さな市町村まで、心を一つにして被災地のために続々集結しているというシーンを見ると、なんか胸がすごく熱くなるよな。」

鼎「数日前、最初の地震から96時間近く過ぎてから、それでも生存状態で救出された被災者がいたってニュースがあって感動したけど、その時の救急車は、確か和歌山県の串本町のものだったよね。」

愛原「串本町は、本州最南端にある人口2万人未満の小さな漁村だ。新作で登場した太地町のすぐ近くで、大阪や名古屋に出るまでもかなりの時間がかかる。そして今回の地震でも大津波警報が発令されていた町でもあるが、そんな奥地の場所からでも遠い東北地方まで救援に出向き、大活躍しているのだから、天晴れとしかいいようがないな。」

鼎「本当に全国のみんなが、できる限りの範囲で一生懸命頑張っているという感じだよね。」

愛原「うん。だがその一方で、デマメールをばらまいたり、ちゃんとした支援者の心を逆なでするような書き込みをネットにする人も、少なからずいる。もちろん悪意ある人だけでなく、デマをつい信じてしまったり、本人は正しいと思っていたりして、責めるのは酷かなという内容も多いが・・・。」

逆沢「何でもかんでもやたらお通夜モードを強制したがる人も、本人に悪気はないけど、善意が空回りしている内に入るかな?」

愛原「まぁ余程、悪質なものでもない限りは、その人なりの善意の意思表示だとは思うから、とやかくは言わないけどな。ただあまりしつこく、パチンコ店叩きをネットでやるような人に対しては、【そんなに節電やお通夜モードがしたいなら、お前自身がまずパソコンの電源を落とす事から始めろ!】と言いたくなるが。」

逆沢「人にあれこれ命令する前に、まず自分が見本を見せろって奴ね。」

愛原「あと無闇なボランティア叩きをする奴も、正直うっとおしい。連中は【今、被災地入りしても混乱するだけなのに】みたいな口調で非難するが、ああいう書き込みをする奴に限って、被災地支援のボランティアをやった事があるのか?という気もする。」

鼎「実際には、被災地支援のボランティアの人達は、場数も相当こなしていて、百戦錬磨の人が多いよね。」

愛原「確かにボランティアの中にも、役に立たないタイプがいるのは間違いない。特に売名目的の1日だけボランティアの中には、そういう類も多い。だが大部分の被災地ボランティアは、自衛隊よりもはるかに役に立つ事を、連中は全然知らないのかと言いたくなる。ちなみに百戦錬磨の玄人ボランティアに関しては、独自のネットワークやノウハウもある為、素人がいらん心配をする必要もない。それを一纏めにして、ネットでボランティア叩きをしている人を見ると、すごく悲しくなる。」

逆沢「確かにボランティア志望の人達が安易に被災地入りしないようにという報道は普通に流れるけど、あれはあくまで駅の構内で【駆け込み乗車はやめましょう】と事前注意しているようなものだからねー。」

愛原「まぁ正直、俺自身も現状がよく把握できてない事もあって、本来、偉そうな事を言えるような立場ではない。また俺自身が、何らかのデマに踊らされている可能性もある。そういう理由もあって、今回は政府、与野党、自衛隊、東京電力などの対応に関しては、今日の時点では一切コメントする予定はない。」

鼎「今回は主に、ネット住民も含む被災者でない人の反応について、ちょっとだけ思った事を触れた感じだよね。」

愛原「それでも思った以上にしゃべってしまった感じで、少し後悔している。当初の予定と違って、自分の頭で整理し切れていない部分まで含めて、かなりしゃべりすぎた感じだ。」

逆沢「でも今まででも、考えてしゃべってないのは一緒だし。別に今更、いいんじゃねえの?」

鼎「でも実際問題として私達の立場では、報道を通じてしか、被災地の状況とかは全く把握できないから、仕方がない部分もあるよね。」

逆沢「阪神大震災の時とは、立場が完全に逆になったわね。」

愛原「規模は全然違うけどな。西日本に避難しようという人も結構いるのか、平日にも関わらず、乗車率100%越えの東海道新幹線の便もあったらしいが。案外、東京方面からの避難民もいるらしいな。」

逆沢「ちょっと待て。家を失った東北地方の被災者なら分かるけど、なんで東京人が関西に避難する?」

鼎「報道によると、被曝を恐れてという人もいるらしいよ。会社がある旦那さんだけ東京に残して、残りの家族だけ実家のある西日本に退避する例とかは、割と多いらしいよね。東北や関東方面の農産物が放射能で汚染されている可能性とかを危惧するような人もいるらしいし・・・。」

逆沢「うーん。こっちに住んでる人間にはピンと来ないけど、東日本では本当にパニック状態なのかしらねー。でも外国のマスコミに称賛されるほど、東北地方の被災者達の対応は、冷静で模範的という報道もあったんだけど・・・。」

愛原「まぁ関西でも被災者用の無償の住居などは用意されているので、家を失った被災者などは積極的に利用してもらっていいと思うが・・・。ただパニック状態になっただけで家も家族も無事な首都圏の人による被災者用住居への入居だけは、さすがに現時点ではご遠慮願いたいな。まぁ俺に決める権限などないが。」

鼎「こういう状況だからこそ、平常心が大事だよね。」

愛原「その通り。【津波が来るぞ】みたいな、一分一秒を争う状況なら別だが、でなければこういう時こそ、平常心を大事にしたい。阪神大震災もそれで乗り越えた訳で、プロ野球や高校野球が中止されたような事もない。娯楽産業がタブー視された事もない。」

鼎「当時は、オリックスが【頑張ろう神戸】のワッペンとか貼ってたよね。」

逆沢「じゃあ今度は、楽天が【頑張ろう東北】をやってもおかしくないわね。」

愛原「開催をやめるのではなく、たとえ虚勢半分でも、平常モードで今日も頑張ってますという所を見せる方が、俺的には好きだな。まぁ甲子園で全試合をこなすセンバツ高校野球と違って、プロ野球の場合は、節電が不可欠な関東エリア内の球団もある点が少しだけネックかも知れんが・・・。」

鼎「楽天に関しては、かつてオリックスが本拠地を置いていた神戸の球場を使用できる事になりそうだから、なんとかなりそうらしいよ。」

逆沢「かつて【頑張ろう神戸】を貼って試合に臨んだオリックスゆかりの球場を、やはり地元の被災者を誰よりも励ますべき楽天が使用する事になったならば、それはそれで、不思議な星の導きみたいなものを感じさせられるわね。」

鼎「関東にあるヤクルトやロッテや西武や横浜は、デーゲームを中心にすれば、節電効果は十分だと思うし、これもそんなに問題にならないよね。」

逆沢「最大の問題は、東京ドームを本拠地にする巨人か。東京ドームで1試合すると、4000世帯分の電力がふっとぶらしいし、ここが最大のネックか。まぁ全国には愛媛県の坊ちゃんスタジアムを始めとして、プロ球団でもメイン使用が可能な大規模な球場がいくつかあるから、いっそのこと楽天みたいに、巨人も本拠地を一時移転するのもアリな気もするけどね。」

愛原「まぁ、この国難のまっただ中において、娯楽産業の位置づけをどうすべきは、簡単な問題ではないだろう。なので俺の独善的な意見と言われればそれまでだが、それでも自分としては、娯楽産業はやはり必要だと思う。平常生活を維持すべき一般国民にとっても、もちろん被災者の方々にとっても。」

鼎「でもテレビで見てると、幸い家とかが無事な東北地方の人までもが、【私よりもずっと厳しい状態の人達も多いので】とか言って、あえて禁欲的な姿勢を堅持しようとしてる人もちょくちょく見るよ。」

愛原「もちろんそれで本人の矜恃や満足感が満たせるなら、それで一向に構わない。だが禁欲的な生活を続ける事で、むやみにストレスをためるような事だけはすべきでない。最初の地震から今日で一週間。そろそろ最初の混乱期(要するに状況に振り回される一方だったり、ある種の物珍しさが勝っている段階)を抜け出して、これから被災者の皆様は、イライラ感が募ってくる時期だと思う。このイライラを解消できるような状態を構築する事が、自分としてはやはり大事だと思うのだ。」

逆沢「それが娯楽って事?」

愛原「うん。さすがに家族の安否状況が良くなかったり、家を失ったりして経済的に著しく困窮している人を慰めるのは困難を極めるが、それでもできる範囲の娯楽を。幸いにして家も家族も無事であれば、なおのこと、平時の娯楽が享受できるような環境を整えたい。それは何も大げさな事ではなくて、それなりの環境でお昼寝できたり、散髪屋で髪を切ったり、服屋で服を買ったり、お風呂に入ったり、テレビでスポーツ番組やお笑い番組やアニメを観たり、ネットにつないでみたり、ゲームしたり、マンガ読んだり、そういう日常を再現できるように、一定の娯楽環境を東日本の方々が常に享受できるように、早急に整備したいという事だ。」

鼎「禁欲的な生活ばかりだと、かえってストレスたまっちゃうもんね。」

愛原「まぁ禁欲的な生活をしたい人を止めはしない。そういう生活をする事がその人なりの哀悼の気持ちというなら、それはそれで尊いと思う。だがお通夜モードの押しつけは駄目だ。まして【普段からパチンコに興味がなく、それでいてネットは大好き】という人が、【自分はネットをやめないのに、パチンコ屋は営業自粛しろと叫ぶ】ような類は、人間としても最低の部類だ。」

逆沢「まぁヘビースモーカーが、タバコも満足に吸えない環境に置かれた一部被災者への哀悼の意味を込めて、今日からタバコを止めると決意するなら値打ちがあるけど、嫌煙家が彼らへの哀悼の意を込めて他人にタバコを止めるよう圧力をかけても、そんなものには一文の値打ちもないようなものね。」

鼎「普段から野球に興味のない人が、高校野球やプロ野球を自粛しろと言っても、全然説得力がないようなものだよね。」

愛原「どうしてもお通夜モードがしたいなら、他人のしたい事を止めさせるのではなく、自分が普段している事や、したい事をまず止めるべきだ。」

逆沢「まぁ本当に被災者のことを思うなら、お通夜モードで自己満足するんじゃなくて、募金なり献血なりボランティアなり、他にも色々方法はあると思うけどね。」

愛原「今まで通りの普通の生活をするだけでも、別に悪くはないぞ。お笑い芸人がお客さんを笑わせるのも、工場労働者が物作りをするのも、学生が自分が将来社会に貢献できるような人間になれるように勉強するのも、どれもそれ自体が社会的に価値のある事だからな。それらはすべて回り回って、被災者に対する貢献・利益にもなる。」

鼎「私達が注意すべきはむしろ、パニックにならない事だよね。」

逆沢「無意味な買い占めとかされると、ぶっちゃけ大迷惑だしね。パニックになった人は、風評被害もまき散らすし、ロクな事をしないから。」

愛原「被災者の皆様も、これから何かにつけて、イライラが増えていくだろうが、できるだけ寛大さと希望を持って欲しいと思う。阪神大震災の時も多くの人に支えられて、おおむね克服できた(?)し、投げやりにならないようにだけすれば・・・。まして被災者の皆様がこれ以上、禁欲的な生活をしようと思う必要もなく、チャンスがあれば、何にでも楽しみごとがあれば、色々首を突っ込んで欲しいなとも思う。但し、ボランティアの人もお医者さんも役所の人も、おそらく大部分の人は一生懸命だから、そう言う人達に八つ当たりしてストレス解消なんてのだけは厳禁な。それじゃ他人にだけお通夜モードを強要する、一部のネットユーザーと同列になってしまうから。・・・と、気がついたら、本当に色々しゃへりすぎたな。最初に言った事と正反対になってしまったが、まぁ、しゃあないか。」

逆沢「今回は、雑談たけで終わってしまったというか、テーマが何か分からない状況ね。」

愛原「うん。まぁこういう時もある。とにかくウチは今後も、希望をもって平常モードだ。自粛モード推奨の世の流れを否定してな。」










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