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愛原様のたわごと(11年7月10日)




愛原「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン!」

鼎「え? 誰も呼んでないけど?」

逆沢「それ以前に、元ネタも分からんような登場の仕方をするな。」

愛原「まぁ俺も、再放送分しか知らないけどな。ってか初回時なんか、生まれてもいないぞ。で、本来隔週更新がデフォルト更新であるこのコーナーで更新することにした理由だが、これはもう呼ばれたからとしか言いようがない。」

逆沢「だから誰も、呼んでない呼んでない。ってか帰れ。」

愛原「呼んだ本人に俺を呼びつけたという自覚が無くとも、俺に聞こえる所で、俺が喜びそうなクシャミをしたら、俺が飛び出てくることくらい予想できるだろ。」

逆沢「だから帰れ。誰も喜ばないから。」

鼎「作者と管理人からも、余計なことは言うなとクギを刺されたよね。」

愛原「ちっ。仕方ないか。でもとりあえず恥ずかしい誤字だけは、今の内にこっそり訂正しておくぞ。」

逆沢「あぁタグの部分か。あれは恥ずかしい。まぁさすがに、ケアレスミスだろうけど。」

愛原「うん。まぁ普段、推敲を一切しないままアップする事が慣例の本コーナーゆえ、細かい誤字脱字はいくつもあるだろうが、あまりに恥ずかし過ぎる誤字脱字であるか、もしくは大きな誤解を生む表現でもない限りは、寛大に笑って受け流してもらえればありがたい。」

逆沢「ツッコミどころ満載の誤字脱字だらけという意味では、他にも笑えるポイントは毎回くらいでもありそうだしね。但し、失笑か嘲笑の方だけど。」

鼎「このコーナーでいくら誤字脱字があろうとそれ程のダメージにはならないだろうけど、ゲーム内での誤字脱字はやっぱりできるだけ気をつけて、ちゃんと改めていった方が良いよね。」

愛原「無料ゲームであるとはいえ、一応は【製品】だからな。そりゃ当然。作者や管理人はあまり気にしてないようだが、俺からすると【ここは改めた方が絶対良い!】といえる表現方法もいくつもあるみたいだしな。」

鼎「たとえばどんなトコ?」

愛原「まず気になるのは、単語の重複。たとえば【私は〜だと私は思う。】みたいな感じでやられると、すごく気になる。見つけ次第、即刻で直すべきだ。」

逆沢「ああー、思いつきで単語を次々と打ち込む作者の悪い癖が露骨に出ると、そんな感じの変な文章になりがちねー。考えてから文章を打ち込むとか、書き終わる度に見直すとか、そういうクセがついてる作者さんならまずやらないミスだろうけど。」

愛原「次に一部キャラの敬語表現など。もっともこれに関しては、文字枠制限があるので、場合によってはやむを得ない部分もあるだろうが。」

鼎「あー、でも、その点は作者さんも割と悩んだとかいってたよ。まともな文章を書き込もうとすると、セリフ枠からはみ出しかねない場合は、一部の修飾語を抜いたり、敬語表現を省略するケースもあるらしいよ。タメ口系とくらべると、敬語系はどうしても文字数が多くなりがちだから。」

逆沢「この辺はジレンマねー。悠久院とかが誤字脱字しまくりの変なしゃべりをしても、【コイツは馬鹿なキャラだから】で許せるかも知れないけど、三方監督とかがあまりに文法的におかしいしゃべりを乱発すると、イメージがブチ壊しになりかねないし。」

愛原「だろ? 文字枠制限というゲーム作成上の縛りとかがあるのは理解できるが、やはり直せる範囲は直すべきだ。」

逆沢「でもアンタって、自分では誤字脱字から失言暴言までなんでもやりまくりなのに、人にツッコミを入れるのだけは一人前なのね。案外。」

愛原「偉いだろ、俺。特に作者は受信型作者なら当然のように持っているはずの、プレイヤーの快適さを追及する視点が決定的に欠けているから、ツッコミ役はとても役に立つんだぞ。」

鼎「あ、それはあるかも。ここの作者は、推敲する時間があれば、その分、新たなイベントの作成に時間を回すタイプだから。」

逆沢「そんな無謀な作成方法をして、よく作品が成立してるわね。」

愛原「バックログ機能も、数時間ほどかけてさっさと作り上げたあげく、ロクにテストプレーもせずに、さっさとアップロードするような無謀な性格みたいだしな。」

鼎「よくそんな作りで、ゲームバランスが成り立つよね。」

愛原「まぁゲームバランスに関してだけは、何度もテストプレーして調整しているらしいが。作者は幸い、確率・統計関係の計算は割と苦手じゃないらしいから。アンケートでも、ゲームの難易度に関しては、割と高評価をいただいて満足している。」

鼎「あ、じゃあ、今回はそれをテーマにしよ。【ひとそれのアンケート結果】についてという事で。」

逆沢「あー、それはいいわ。何に呼ばれて飛び出たか知らないけど、いらん話をされたらたまらんから、今回のテーマはそれで決定という事で。」

鼎「じゅあ、まずは難易度についてから、結果発表!!」

愛原「結果発表って、何もまだアンケート調査を打ち切るつもりはないんだけどな。まぁいいか、まず【ちょうど良い感じ】がトップで約40%。次に【難しめだがやりごたえがある】がそれに拮抗する時点で約35%。その次は【簡単だが悪くはない】でこれが約15%弱だな。」

沢「おっ。もうちょっとだけ難易度を落とした方がいい感じってか。でもこれは、7lcwでのアンケート結果にも似てる傾向だから、作者の狙いとしてはほぼピッタリといえなくもないって感じか。」

愛原「そうなるだろうな。ちなみに問3【今回、あなたが作成した主人公の能力値配分について教えて下さい。】では、約55%がバランス型。残り約45%が個性型だった。そして興味深いことに、バランス型も個性型も、トータルとしての難易度はほとんど同じだったみたいだ。」

鼎「つまりバランス型にしても、個性型にしても、実はゲームの難易度自体には大きく影響しないって事かな?」

愛原「そうとも言えないな。バランス型を選択したプレイヤーで、【簡単すぎてつまらない】や【難しすぎて問題がある】をチェックしたプレイヤーは皆無だったが、個性型では若干ながら存在していたからな。つまりあまりにも個性的な配分でプレイした場合は、ゲームが極端に簡単になりすぎたり、あるいは逆に無理ゲーになる可能性も若干ありそうだ。」

逆沢「なるほど。と言うことは、今よりもう少しだけ、選んだ魂による初期能力値のフレを小さくした方がいいかも知れないって事ね。」

愛原「統計的には、【バランスをいじる事でより悪化するリスクがあるなら、無理にいじらなくていい】程度だとは思うが、微妙程度にいじる分には問題なさそうだな。」

鼎「ゲームバランスに関しては、数字をちょっといじるだけで劇的に変わってくる事もあるから、なかなか緻密な計算が求められて大変な部分だよね。」

逆沢「で、次に私が気になる部分はと言うと、やっぱ年齢層かな? これはどんな具合?」

愛原「無回答の割合が少しだけ多かったので、やや不確定要素はあるが、判明分だけで統計を取れば、【19〜23歳】が約45%でトップだった。次に【24〜28歳】が30%弱。残りは【18歳以下】と【29歳以上(29〜33歳と34歳以上を合わせた数)】で均衡。」

逆沢「うーん。やっぱ大学生前後あたりが、一番需要があるって事かな?」

鼎「受験勉強で追い込まれる事もなくて、とかいって社会人ほどには忙しくない年代で、やはり一番需要が多いって事かな?」

愛原「多分、そうだろう。あと面白いことに、ウディタ公式で宣伝する前と後とでも、この統計結果にはほとんど差はない。ついでに言うと7lcwでやった時のアンケート結果ともそんなに大差ない。」

逆沢「ちゅう事は、ゲームの内容がどうとか、あるいはウディタユーザーがどうとかいう問題ではなく、あくまでフリゲ業界自体で、最も関心のある年代はほぼ一定してそうって事かな?」

愛原「その可能性はあるかも知れないな。あるいは7lcw時代から引き続いてプレイして下さっているプレイヤーさんも、それなりにいて下さるのかも知れない。」

鼎「社会人作者の立場としては、24歳以上のプレイヤーもそれなりにいて下さるのは、気持ち的にも張り合いが出てきてうれしいよね。」

逆沢「18歳以下の若いプレイヤーにまで目に留めていただけた事も、すごく自信になるわね。こういうゲームスタイルであるだけに。」

愛原「本当に感謝だ。ちなみに年齢層ごとに統計的に最も差があるのは、やはりキャラクター人気投票の部分だ。」

逆沢「やっぱ年齢層が低いほど、大人キャラの人気は低くなるのは当然だろうしねー。」

愛原「それはまぁまぁ当たってる。但し、年齢層が低くなる程、若いキャラが好まれるかというとそんな事は全くないらしく、18歳以下の層で宮本や小谷に投票した人数は、なんと0票だ。」

逆沢「えー。それはちょっと意外。同年代のキャラであればあるほど、親近感が沸いてくると思ったのに。」

愛原「票数全体でみれば、宮本も小谷もほぼ中堅なんだが、宮本に投票して下さった方は、実はおおむね高年齢層。かつアンケートのコメント欄に熱いコメントを書いて下さった方が多い。また小谷に投票して下さった方も同様の傾向があるが、こちらは熱いというよりは観察眼に富んだ鋭いコメントをして下さった方が多い。」

逆沢「つまり宮本や小谷に投票するような人は、自分自身もオタク・・・じゃなくて、こだわりのあるプレイヤーが多そうってか。」

鼎「自分自身がオタクだとはっきり言えるような人は、むしろ大学生以降の年代の人の方が多そうだし、そういう傾向もあるって事かな?」

愛原「あと面白いことに、小谷に投票して下さった方の中で、悠久院にも投票して下さった方の数も実は0票だ。どうやらプレイヤー的には、小谷派と悠久院派は、ほぼ対立関係にあるらしい。

逆沢「ていうか悠久院に投票したプレイヤーなんかいるのか?」

愛原「おいおい。俺自身から見ても悠久院は、お気に入りキャラの一人だぞ。そう馬鹿にしたものでもない。順位でも一応上位に位置するくらいだからな。ちなみに【かつては悠久院側の人間だった】という旨のありがたい応援コメントもあったぞ。」

逆沢「げっ。マジ。」

愛原「うん。但し、悠久院に投票して下さった方だけに絞って統計を取った場合、小谷だけでなく、吉岡や野々村や山野に投票したプレイヤーもやはり0票だ。もっとも吉岡・野々村・山野の3人は、人気ワースト3でもあるので、まぁしゃあないのかなという思いもあるが。」

鼎「小谷さんの場合は、順位は中堅なのに、悠久院さんを支持するプレイヤーと意見が真逆というのがとても面白いよね。」

逆沢「わたしゃてっきり、悠久院と対立関係なのは、金村君あたりかなと思ったのに。」

愛原「あの対立関係自体を肯定的に受け止めて下さった方もそこそこおられたのか、金村と悠久院の両方に票を入れて下さったプレイヤーは、意外と何人かおられたりする。ちなみに金村に入れて下さった方と、鈴木に入れて下さった方と、徳田に入れて下さった方は、意外とそこそこダブッていたりもするのだが、この理由はよく分からない。」

逆沢「金村君と鈴木さんと徳田さんの組み合わせなんて、何の共通点もなさそうなのに、不思議ねー。」

鼎「じゃあ上位キャラなのは? やっぱ主人公かなー? 選択肢もつけたし。」

愛原「選択肢をつけて以降、主人公の順位は確かに上がった。だがそれでもまだまだ中堅。というか強いのは三方監督と服部の二人。この二人が目に見えて強い。全年齢層からバランスよく票を取っている。あと3位に徳田がつけているが、徳田の場合は若い年代で評価が目に見えて低いのがネックだな。」

鼎「三方監督の評価が高かったのは、作者的にはホッとしたというトコかなぁ?」

逆沢「けど人気投票1位のキャラの登場がかなり遅いのは、ゲーム的にはかなりマイナスのような気もするけどねー。つかみの部分で面白くないとか思われると、フリゲは特にしんどいから。」

愛原「うーん。それはいえる・・・。」

鼎「服部さんの高順位はなんでかなぁ。美少女ゲームとかでも、関西弁をしゃべる女の子はほとんど登場しないのに。」

逆沢「あぁー、それは言える。萌えを追及するなら、関西弁はどっちかというとマイナスみたいだし。何でか知らないけど。」

鼎「同じ方言でも、東北弁とかなら素朴で純情な感じもするけど、関西弁だとそういうイメージがないからかも知れないけど・・・。」

逆沢「けどウチのゲームでは、何でか知らないけど、割と高評価と。なんでか理由は分からないけど、なんか興味あるわ。」

愛原「他にも設問項目はたくさんあるが、全部は一度に消化しきれんな。他にとりあえず聞きたい項目はあるか?」

逆沢「あー、じゃあ私から。問12の【あなたの出身地、もしくは現住所を都道府県名の範囲で教えて下さい。どちらでも結構です。作品の性質上から、都道府県ごとに違うベクトルの感想が出るかどうか、分布を確認したいと思っています。】に対する回答が聞きたいわ。」

鼎「あ、それ、私も興味ある。今回は地方ローカルがテーマだから、色んな形で反発があってもおかしくないと思うし。」

原「うむ。これが逆の意味で面白い結果になっててだな。実は統計上の差異が全くみられないのだ。」

逆沢「は? それ、どういう事?」

愛原「どうも、こうもない。どこに住んでいようが、日本人は日本人でしかなかったという事だ。どこに住んでいようが、実際にはそんなに考え方自体に大きな差が出る訳じゃなかったという事。もっとも問12の回答率は、他の設問と比べても回答率はかなり低めな方だから、統計的な信憑性にはやや欠けるかも知れないが。」

逆沢「つまり東日本に住んでいようが、西日本に住んでいようが、それで感想に幅が出ることはそんなになかったって事?」

愛原「うん。全然ないと言ってもいいくらい。あと分布もリアルでの人口分布と大差ない。最も人口の多い関東圏のプレイヤーが最も回答数も多く、地方に行くほど、当然のようにプレイ人数の絶対数も減っていく。あぁでも九州のプレイヤーだけはゼロだったな(転勤族の方なのか複数の地名を書いて下さった方もいるが、それらを含めても)。理由はよく分からない。後はほぼ人口分布通り。北海道から愛媛県・山口県の方まで本当の本当にありがたい。大感謝だ。」

鼎「九州の人は、もしかしてフリゲなんかあまりやらないって事かなぁ? あるいはウチのゲームと極端に相性が悪いとか?」

逆沢「単にネット環境自体が整ってないとか、あるいはネット自体あまりやらない人が多いとか。うーん。でもさすがにそんな事はないか?」

愛原「でもネット世界での人口分布が、現実世界と比べてかなりズレてるのは事実だからな。たとえば【Yahoo!みんなの政治】では、利用者の細かい人口分布が掲載されているが、関東の人は大体全体の40%。現実世界の関東人は日本人の約33%だから、つまり関東の人は、他地方と比べてもネットをやる人の割合がかなり高そうという事になる。」

鼎「九州の人は?」

愛原「現実世界の人口が11%なのに対し、ネット人口はほぼ10%だから、そう大差はないという所か。ていうか関東地方以外のネット人口率は、全国レベルで見てもそう大差ない。北日本でやや弱い事を除けば。もっとも【Yahoo!みんなの政治】自体、無職の人が10〜15%もいるのに、会社員の人が30%ちょいしかいないなど、明らかに世間の平均と乖離した感があるのはやむを得ない。あと男性が全体のほぼ8割を占めているとかな。」

逆沢「げ。何それ。そんな統計結果に何の価値があるのかと思わせるほど、平均からズレまくりじゃない?」

愛原「まぁネットが世論の平均を構成しているはずがないと言い切れる程度には、分布がおかしいのは間違いないな。ただネットをやってる人だけに限って言えば、首都圏だろうが地方だろうが、人間の考える事に大差はなさそうだ。それはウチのサイトのしょぼいアンケート結果だけに限った話ではなく、他サイトで掲載されている様々なアンケートでも、見た感じ、地域性による考え方の差は(地域エゴがまともに出るような設問でもしない限り)特になさそう。まぁこれは、近年の選挙結果を見ても感じる事ではあるが。」

鼎「あ、それは言えるかも。郵政解散選挙の時は自民党が弱いと言われる都心部でも自民党が大勝利したし、逆に政権交代ブームの時は東北地方などの地方でも民主党が大勝利したし、昔と比べると、本当に地域性みたいなものがほとんどなくなっちゃった気もするよね。」

愛原「多分、ネットで親しくなれた人同士ならば、その人がどこに住んでいようと(地域間対立が全開になるような話題にもならない限り)、割と仲良くできそうな気もする。ネットのおかげで、いわゆるヨソモノに対する偏見や誤解もかなり解けた気もするし、住む場所が違えど、志を共有できる仲間は同じようにいくらでもいるはずとも感じた。」

逆沢「まぁウチのゲームのように、あえて地域性を前面に押し出して問題提起してみても、地域ごとにそんなに考え方の差異がでなかったなら、本当にそんな世の中になりつつあるような気がしなくもないわね。」

愛原「その通りだな。あれ? 俺、こんな話をする為に、今回、呼ばれて飛び出たんだっけ? 作者が古くからの【Spiral Tale, Knights Of Hate】のファンである話とか、【三原順氏の作品を探し始めた話】とか、色々するつもりだったのだが。」

逆沢「だからそれはやめろ。ありがたく記憶の中の神棚に留めておくくらいにしておけって。」




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