愛原様のたわごと(16年2月21日)
愛原「今年は平穏な一年になったらいいなと年初に発言したばかりだが、その意に反して、悪いニュースばかり立て続きに起きているようだな。」
逆沢「まぁ悪いニュースは今に始まった話じゃないけどね。悪いニュースの方が盛り上がりやすい分、印象に残りやすいってのもあるんじゃないかな?」
鼎「でもそうとも言い切れない部分もあるよ。最近、安倍政権側による報道規制強化の流れもあってか、年初めに株価が一週間ほどだだ下がりになった時でも、その時はほとんどニュースにならず、ようやく株価の下げ止まりが起きた時だけ、良いニュースといわんばかりに【株価の下落が何日ぶりに止まる。】と話題にされてたくらいだから。」
逆沢「あー、でも【今まで下がりすぎてたからこれからは戻る流れになる】とか、【反転の兆し】とか言ってるコメンテーターもいたような気がするわ。」
愛原「でも実際には、一時的な揺り戻しに過ぎず、マイナス金利という名の騙し討ち黒田バズーカーが打たれたのをきっかけに、再び相場も株価も大逆流を起こして、正月明けの暴落どころじゃないレベルの大暴落が再び起こってしまった。」
逆沢「でもテレビのコメンテーターは、【説明不足が原因で投資家が疑心暗鬼になって一時的な暴落を引き起こしただけで、狙い自体は間違っていない】とか【これからマイナス金利によるプラス効果部分もじわじわ効いてくる】みたいな発言をする人も割と見られたような気がするけどね。」
鼎「私には、甘利大臣のスキャンダルを吹き飛ばす為に打っただけの、目くらまし砲にしか見えなかったけど。でも内閣支持率を補う為の仕掛けとしたら、ちょっと代償が大きかったかな? 内閣支持率を保つと引き替えに、日本経済を大きく傷つけてしまったわけだから。」
愛原「俺が疑問に思ったのは、なぜかあれが、3発目の黒田バズーカー扱いになってた事の方だが。空砲に終わった去年12月のアレとかは、無かった事にされてないか?」
逆沢「都合の悪い事実は、なかったことにされやすいって事じゃないのか?」
鼎「でも経済ってのは生き物だから、特定の誰かとか、特定の政府の思惑だけで思い通りにいかないというのは、その通りだと思うよ。以前のたわごとでも触れたけど、アメリカも中国も、もちろん日本も、どこの人も景気がずっといいままでいる事を期待しているし、またそうなるように努力されているはずだから。でも悲しいかな。世界中の賢人が知恵を絞りあっても、常に上下の波を繰り返すのが景気だから。」
逆沢「でも不思議と、そういう当たり前の事を指摘するコメンテーターは、ちょっと知らないわね。上手くいけば【アベノミクスのおかげ】、上手くいかなければ【中国のせい】みたいな感じのコメンテーターは、掃いて捨てる程いそうだけど。」
愛原「日本経済なんか東日本大震災以降、ずっと低空飛行状態のままだろ。少なくとも経済成長率だのGDPだのといった経済指標をみる限り。そしてその間の日本経済というか、世界経済を最も助けてきたのが、中国経済。その世界経済のエンジンとして何年も頑張ってきた中国を非難するなど、頭狂ってるとしか思えんわ。たとえるならテストで平均30点も取れない劣等生が、今まで90点取ってきたけど急に減速して60点しか取れなくなった元優等生に対して、【お前のせいでクラスの平均点が大きく下がった。お前が悪い】と非難しているようなもので。」
逆沢「あはは。まさにそんな感じね。今、景気に関して中国を戦犯にしたがっている日本の経済アナリスト達は。」
鼎「そもそも中国経済が悪化したといっても、それでもまだ経済成長率6%というのは圧倒的にスゴイし、爆買い現象からしても、日本経済とは実情が大違いという気がするよね。」
逆沢「今の所の話だけど、リーマンショックみたいな大混乱も起きてないし、中国は【登りもあれば下りもあって当たり前】の景気の下落局面に際しても、割とうまくランディングさせている気がするわ。少なくとも空砲とか自爆砲かますどこかの国よりは、政策的にもまともというか。」
鼎「でも私達みたいな意見をいうようなコメンテーターは、一人も見たことないよね。そんなに奇抜な意見でもないと思うけど。」
逆沢「上手くいけば【アベノミクスのおかげ】、上手くいかなければ【中国のせい】というオチにしないと、報道規制くらうからじゃないの?」
愛原「そもそも実体経済と比較すると、株価も為替も、今まで不当に上がりすぎてた感もしなくもないからな。株価は金融緩和の名の元に札束を大量に刷ってばらまいたから、円の価値が相対的に下がった影響が大きいし、為替は、それに加えてアメリカの利上げ観測が大きい。ちゅうか為替に関しては中国の影響はほとんど関係なく、むしろアメリカの利上げ観測に振りまわされた感すらある。」
鼎「アメリカ経済の後退に伴って利上げ観測が急に弱まったから、ドル高からドル安に転じたというのは、要因として大きそうだよね。」
逆沢「なら中国のせいではなく、アメリカのせいだろ。実際。なぜか麻生大臣は、中国の景気悪化ばかりを要因に指摘して、日本やアメリカの経済政策に関しては苦言を言いたがらないけど。」
愛原「誰のせいとかいう責任論には正直したくないが、仮に上手くいけば【アベノミクスのおかげ】になるのなら、上手くいかなければ【アベノミクスのせい】でないとおかしい。世界経済全体からみればアベノミクスなんて蜃気楼以外の何者でもなく、ドル高になったのも、ドル安に転じたのも、第一義的には、アメリカのおかげであり、アメリカのせいでもあるのだが、【功績は全て俺のもの、失態は全て誰かのせい】というのでは、とても公平なものの見方とは言いがたい。」
逆沢「【功績は全て俺のもの、失態は全て誰かのせい】か。割とそういう人はいるわねー。そういう人は、嫌いな人が功績を挙げると【俺ならもっと上手くやれた。あいつのせいであの程度の成果しか出せずに終わった】って事になるし、逆に自分が失態を犯しても【あいつのせいで失敗した。あいつがいなければもっと上手い事できていた】か【俺だからこの程度の失態で済んだ。あいつならもっとひどい事になっていた】みたいな考えになっちゃうんだろうけど。」
鼎「なんか【あの時国債を大量に発行したから、この程度の借金で済んでいる。もしもあの時、借金しなければ、今頃もっと借金も増えていた】論みたいだね。」
愛原「俺は【歴史にIFは無い】論に本来は否定的な立場だが、そういう自分勝手な妄想を声高に叫ぶ輩をみると、【歴史にIFは無い】論の正当性を主張する側に鞍替えしたくなっちまうわ。」
鼎「けど世の中には、アリもしない功績を誇らしげに吹聴するような人も割といそうだよね。他人の功績をあたかも自分の功績であるように語ったり。」
愛原「という訳で今回のテーマは、【功績泥棒】。」
逆沢「なんかスゴイテーマねー。」
愛原「ファンタジーの世界では、功績を公にしない正義の味方が、少なからずいる。本当は悪の大魔王を倒した世界の救世主なのに、その事を一切明かさない正義の味方とか。」
鼎「でもそのせいもあって、誤った伝承が後世に伝えられている事も珍しくないよね。だからこそ物語も面白くなるわけだけど。」
逆沢「表向きは、王国の創始者が悪を滅ぼした事になっていて、だからこそその人が王様になって、その後、王家が続いていく訳だけど、実際はそうじゃなかったみたいなパターンね。」
愛原「まぁ、その全てが悪いという訳でもないけどな。ドラゴンボールのミスターサタンみたいなパターンもあるし。」
逆沢「合意の上の茶番って奴ね。真の英雄は、自分の功績である事をあまり表沙汰にしたくない。その一方で、自分の功績という事にしたい人がいて、双方に信頼関係があれば、他人に功績を譲るという選択肢もアリって事か?」
鼎「大きな功績を挙げると、面倒くさい事に巻き込まれたり、誰かの嫉妬を買ったり、場合によっては有能すぎる事を危険視されて社会から警戒・迫害される事もあるから、それを嫌って、功績をあえて表沙汰にしない人もいそうだよね。」
逆沢「かつて世界の盗塁王である福本豊さんが国民栄誉賞を辞退した理由を問いただされたときに、【そんなんもろたら立ちションもでけへんようになる】と言ったそうだけど、下手に有名人になると、本屋で立ち読みしたり、電車で通勤したり、風俗店に出入りするだけでも注目されるようになって落ち着かなくなるから、まぁ気持ちは分からん事もないわ。」
愛原「一方で、芸能人とか政治家とか、有名になってナンボ、功績を稼いでナンボ、みたいな人もいる。そういう人からすれば、功績を売りたい人は、絶好の取引相手になる。」
逆沢「ミスターサタンみたいな強さをウリした有名人稼業の人からすれば、悪を滅ぼした英雄という称号は、少々の危険を冒しても譲り受けたいシロモノであるって事ね。」
鼎「将来、王様になりたいとか、政治家として出世したいという人にとっても、功績という武器は絶対に欲しいよね。それをひけらかす事によって、自分の為政者としての格や名分も上がるだろうから。」
愛原「功績をひけらかしたい人からすれば、たとえ他人の功績であっても、それを自分の功績であるように語る事に関して余念が無い。さっき出てきた国民栄誉賞なんかにしても、他人の功績をダシにした支持率浮揚策という側面があるからな。」
鼎「そういえば銀英伝にも、それに近いシーンがあったよね。ヨブ・トリューニヒトという政治家が優れた活躍をした4人の青少年達に【青少年栄誉賞】を与えるシーンだけど。それに対してヤン提督が放った【なるほど、あの四人はそれぞれにりっぱさ。だけど、あの四人のやったことと、トリューニヒト氏の政策や識見との間に、どういう関係があるんだ?】というコメントがとても印象に残っているよ。」
逆沢「まぁ優れた他人を上から目線で顕彰してあげる事で、暗に【俺はこの優れた人間達よりも、さらに上なんだぞ】と誇示できるからねー。そういうのを嫌ってか、最近は、メダリストを表彰台の上に乗せて、授与者がメダリストより下の位置からメダルを授与するような場面も、ちらほら見られるようにはなってるけど。」
鼎「ちょっとした気遣いの差だけど、大きな差だよね。功績者に対して、授与者が上から授与するか、下から授与するか? それによって授与者の意思が分かりそうな気もするし。」
逆沢「自己顕示欲の強い政治家とかほど、上から目線で授与するのが好きそうな気がするわ。あーいうのが、他人の功績をダシにする典型なのかってねー。」
愛原「政治家の中には、春の叙勲などの受賞者が決まるや、それが公になるまでに、自分の地盤の受賞者に対して【私の推薦で貴方の叙勲が決まりましたよ】と言わんばかりのリークをするような人もいるらしい。もちろん、実際にはその政治家の働きかけで叙勲が決まったわけでなくても、あたかも自分の口利きで決まりましたよみたいな態度を取るわけだな。」
逆沢「甘利元大臣の口利き問題だけじゃないけど、交通違反のもみ消しとか、裏口入学とか、就職の斡旋とか、公営住宅への優先入居とか、公共事業の受注とか、補助金や叙勲の対象に選ばれる為の口添えとか、色んな口利きを政治家は請け負うけど、そういうのにも、その手の功績泥棒は結構いそうね。」
愛原「今は昔と比べて、政治家の口利きによる影響力は弱まっている。というか下手すると捕まったり、スキャンダルに発展するリスクもあるからな。しかしだからといって、あれも出来ない、これも出来ないでは、政治家の格は上がらない。ならどうするか? 努力したふりをする事で、功績を偽るのだ。たとえば特定企業への就職を依頼されたとする。で、その依頼者がたまたまその企業に受かりそうという情報をいち早く入手できたなら、合格通知をいち早くリーク。本来の合格発表よりも早く、合格通知を出してあげれば、それだけで効果は十分だからな。」
鼎「でも全ての企業がそこまで政治家に協力的な訳でもないよね。その場合はどうするの?」
愛原「結果的に合格してれば、あたかも自分の口利きで就職できたようにアピールする。逆に落ちていれば、あらかじめ用意してあるテンプレート状の弁解をする。【もう少し依頼が早ければ成功していたが、残念ながら・・・】とか【例年なら私の口利きで何とかなっていたのだが、今年は中国の景気悪化で採用枠がどうのこうの】とか【今年は社内人事が変わったばかりで、例年通りの対応は困難とか】とか。ともかく、できるだけの努力はしていたと思わせる事と、自分の力不足のせいでないと思わせる所がミソだ。あと可能な限り代替案を用意する事。A社は難しいけど、B社なら大丈夫みたいな感じで。」
逆沢「実際は、口利き効果なんか無くても、あるように見せかけるのがポイントって事ね。」
鼎「なんか宝くじの代行購入業者みたいだね。【ウチを通して買うと当選率が上がる】みたいな。もちろん実際はそんな事はないんだけど。」
愛原「ナニワ金融道にも、公営住宅の入居依頼代行業みたいなのが登場してたけど、アレもそんな感じだったな。代行業を通して申し込まないと、ほとんど当選しないと思わせる事がミソのようだ。」
逆沢「政治家の口利きも、実際はその程度のものなのかねー? 実際には政治家による口利き効果なんかほとんどなくて、通っても落ちても本人の実力の問題なんだけど、結果的に通ってたら口利きのせいで合格したと思わせて、結果的に落ちてても、口利きのおかげでここまでの善戦はできたと思わせたり、代案を提示する事で恩義を感じさせたりみたいな。」
鼎「世界経済を一人の政治家の力で動かせるはずがないのに、それでもアベノミクスとか大きな事を言って功績をひけらかしたがるのも、そういう政治家特有の性のようなものなのかな?」
逆沢「他人の功績を自分の功績のようにかたったりとか、冷静に考えたら、詐欺師となんら変わらないんだけどねー。占い師とか祈祷師とか言われる人達も、基本的にはそんな人の集まりと思えなくもないし。」
愛原「お祈りをしてもらった後に、たまたま病気が快方に向かったらお祈りのおかげ。病気が快方に向かわなくても【先祖の犯した罪が大きすぎる】事が祈祷の結果、明らかになったとか言って、さらに多くの祈祷料が必要といってのけたりとかだな。病気が良くなったら我が物顔で功績をかたり今後の宣伝材料として使い、良くならなくてもさらに金儲けの手段にする二段構えの作戦だな。」
逆沢「裏口入学の口利きも、その延長でしかないって事ね。結果的に合格しても、合格しなくても代案に乗っかったり、政治家による口利き労力に恩義を感じたりすれば、その時点で依頼者は政治家に対して大きな貸しが出来るから、その後は政治家の選挙活動を手伝ったり、献金とか、しなくちゃならなくなると。」
鼎「実際は何の功績をあげてなくても、恩義を感じさせたら勝ちって事かな? アベノミクスとやらが仮に何の効果を上げて無くとも、【中国経済が足を引っ張っぱらなかったら、アベノミクスはもっと素晴らしい成果を上げていた】とか、【円安が進行したのは、(アメリカの利上げ示唆とかには触れず)アベノミクスとおかげ】とか【民主党政権よりも、マシだったに違いない】とか、実際に安倍政権が景気浮揚のために具体的にどんな政策を実行に移したかよりも、実態はよく分からなくともとにかく頑張ったようにみせて、たまたま上手くいけば自分の功績、たまたま上手くいかなければ【自分は努力したけど、別の要因が足を引っ張った】か【自分が努力したおかけで、この程度で済んだ】とか【あいつよりマシ】思わせて、とにかく功績をアピールできれば、彼らにすればそれで十分だと。」
愛原「まぁ俺に言わせれば、【交通違反のもみ消しを政治家が断った】からといって、その政治家が責められるのは筋違いだと思うし、同様に世界経済に翻弄されて、結果的に日本経済が悪化しても、それで時の政権に全責任が押しつけられるのも、筋違いなんだけどな。だからリーマンショックは麻生政権のせいだなんて、これっぽちも言う気は無いし。」
逆沢「ただ交通違反のもみ消し依頼を引き受けたり、都合のいい時だけアベノミクスのおかげと宣伝しておきながら、都合が悪くなった途端に、他者に責任転嫁したりするのは間違っていると思うけどね。功績と責任は表裏一体で、他人の功績も横取りして功績をアピールするくらいなら、他人の失態に巻き込まれて情勢が悪化しても、それも自分が背負うくらいじゃないと、全然フェアじゃないというか。」
鼎「でも人の功績を盗むような人は、風向きが変わると大体手のひらを返すか、すぐに他人の責任にしたがるよね。普段何の付き合いもない遠い親戚が大活躍したら、急に親戚ヅラし始めて、あたかも自分自身も偉くなったかのような振る舞いもするようになるけど、その親戚の名声がだだ落ちし始めたら、急に他人ヅラし始めるような感じで。」
愛原「いわゆるニセ勇者とか言われるような人達にも、割と見られる傾向だな。勇者としておだて祭り上げられる内は、それに喜んでホイホイ乗る。しかし勇者と見込まれて、明らかに格上のモンスターを討伐するように依頼されたなら、隙をみてその場からトンズラするみたいな。」
逆沢「ま、一口に人の功績を盗むといっても、実際には功績はプラスの恩恵だけじゃないからねー。」
愛原「うん。上の方にも触れた通り、誰かの嫉妬も買うし、警戒も注目もされるし、立ちションもしにくくなるし、功績を見込まれて高難易度の仕事や面倒事を押しつけられる事もあるだろう。功績を迂闊にアピールするとそういうマイナスも出てくるから、あえて功績をひた隠しにしたり、叙勲を辞退する英雄も出てくるわけだ。」
鼎「逆を言うと、かつて悪の大魔王を滅ぼした事になってる英雄を生んだ事になってる王家とか、ミスターサタンさんとかは、そういうリスクも背負っているという事だよね。」
愛原「そういう事になるな。仮に何の社会的バックアップもない一庶民が大魔王を討ち果たした勇者という事になると、その勇者はかなり窮屈な生活を今後強いられる事になるし、王家も勇者の扱いに困るだろう。しかし王家と勇者の間に強い信頼関係があって、その上で立場を交換すれば、双方にメリットが出てくる。王家からすれば悪を滅ぼしたという大きな功績が手に入ると同時に、他人の嫉妬だの警戒だのいったデメリットなんかはそもそも怖くもない。勇者にしてみても、王家との信頼関係さえ守られる限り、王家によってそれなりに平穏な毎日を保障されるだろうから、功績に見合うだけの重責や負担から解放されるメリットを考えれば、悪い取引ではない。」
逆沢「あのミスターサタンにしても、元々有名人なんだから、有名人である事によるデメリットには強い耐性があるだろうし、彼には他人の嫉妬などにさらされない愛嬌(?)とツラの厚さと運の良さもあるからねー。元々功名心も強くない上に、高度な処世術を持ち合わせていないであろう孫悟空ファミリーにとっても、ミスターサタンが英雄業を代行してくれるなら、悪くない話だろうしね。」
鼎「実際、サタンさんは社会的成功をおさめている大富豪でもあるから、孫悟空ファミリーから言われた無茶な依頼を引き受けられるだけの権力を持ってるし、サタンさんにしても世界の危機が訪れる度に孫悟空ファミリーが自分の代わりに戦ってくれる訳だから、強くはあっても権力は無い孫悟空ファミリーにとっても、権力はあっても強くはないサタンさんにとっても、すごく悪くない関係なんだよね。」
愛原「功績泥棒という言い方をすると、それ全てが悪であるかのような印象も与えるが、人には得意不得意があり、必ずしもそうとは言い切れない。だが忘れてはならないのは、功績にはプラスだけでなく、マイナスの側面もあるという事。政治家の口利きやアベノミクスではないけど、功績がもたらすプラスの部分だけをかすめ取る一方で、マイナスの部分を他者に押しつけるというのは、さすがに卑怯だ。」
逆沢「上の例で言えば、勇者が倒したと思っていた悪の大魔王が実はまだ健在だった事が明らかになった場合の、王家の対応が問われるという事ね。そこで勇者や国民に責任を転嫁しようとするなら、その王家はただのクズという話になると。」
鼎「そういう人は、都合が悪くなるとその場から失踪するニセ勇者ご一行様とか、都合のいい時だけすり寄ってくる自称親戚となんら差がないよね。」
愛原「それだけならまだマシだな。本当のクズになると、大魔王を激戦の末に倒して疲れ切った勇者を背後から斬り殺して、自分が大魔王を殺した英雄であるような振る舞いをする奴すら、いそうだからな。」
逆沢「ヤクザな世界なら、普通にありそうね。実行者を証拠隠滅の為に殺して、自分が何食わぬ顔で報酬や名声を独り占めしたりみたいな。」
鼎「そういう人なら、都合が悪くなったら、責任を全部、他人に押しつけたりしそうだよね。大魔王を倒した英雄は自分だと散々吹聴していながら、実は大魔王が健在だったって事になると、勇者を名乗る不逞の輩に騙されたとか、あいつに妨害されたといって、全責任を真の勇者にかぶせてきたり。」
逆沢「アベノミクスを盲目に讃える人達にも、その傾向はありそうね。実際問題、ここ数年の世界経済を支えてきたのは、中国とアメリカがダントツなんだけど、その両国の景気が悪化して、日本にもその悪影響が忍び寄ってくるや、中国が悪いだの、アメリカの景気後退が原因だのいって、アベノミクスで景気が良くなってるにもかかわらず、中国やアメリカが足を引っ張ってるみたいな言い方を、割と聞かない事もないし。」
鼎「最近の為替ニュースとか聞いてると、ドイツ銀行の経営不安も一因とか、新興国通貨の下落が不安視されているとか、原油価格が下げすぎてやばいとか、日本以外のあらゆる国が悪いみたいな印象を抱かなくもないよ。世界中が日本の足を引っ張っている中、アベノミクスだけが唯一の期待材料みたいな印象すら与えるというか。」
逆沢「どこまで持ち上げてんねん。アベノミクス。」
愛原「まさに【悪いのは自分以外の他人全て。唯一素晴らしいのは自分のみ】と言わんばかりだな。景気後退の要因は全て日本以外ばかりとか、世界の視点からすれば、おかしすぎるだろ。大体、日本が世界経済をリードしていた頃なんて、20年前がピークだろうに。」
逆沢「功績泥棒の全てが悪いとは言わなくとも、とんでもない悪い奴がいるのは分かったわ。」
鼎「人を讒言する人は悪いと思うし、他人の功績を横取りする人もずるいと思うけど、そのタイプの人は両方なんだよね。本当に功績を挙げた人の功績を横取りするのみならず、本当の功績を挙げた人の讒言もしてる訳だから。」
逆沢「中国経済が長く世界経済をリードしていた事にはほとんど触れず、アベノミクスのおかげという事にして中国の功績を横取りして、その好景気の頼みの綱である中国経済が失速したら、中国経済がアベノミクスの足を引っ張っていると中傷する訳だから、功績泥棒と讒言をまさにワンセットでやってるようにしか、見えなくもないわね。マイナス金利発表で大逆流したら、今度はアメリカの利上げ観測後退が原因とか言って、今まで長い間、利上げを期待させる事でドル高(円安)に貢献してきたアメリカ側に責任を押しつけるような層もいるみたいだし。」
鼎「でもそれらは、世界レベルで見たら、劣等生が優等生の成績悪化を非難している構図でしかないんだよね。実は。」
愛原「マイナス金利の善し悪しは置くとして、あの唐突の発表が、いつ再び円安に振れてもおかしくない不安定な相場の動きを先鋭化させたのは間違いないだろう。去年、アメリカの利上げが12月まで散々引き延ばされたせいもあって、市場が米ドルの利上げを完全に織り込み済みにしたおかげで、利上げ発表時にもほとんど為替が動かなかったのと正反対というか。市場が織り込む時間を与えずに、あんな不意打ちかましたら、そりゃあ市場も好感や覚悟を持ってポジティブに受けとめる訳がないというか。」
鼎「それでも失敗は失敗と認められたらまだ救われるんだけど、どんな失態をかましても、その原因は全て他人であり、逆にいいことが起きたら他者が原因であっても自分の功績にするというのは、私はやはり好感をもって受けとめる事はできないよ。」
逆沢「孫悟空ファミリーとミスターサタンの間にあるような信頼関係が、日本と中国、あるいは自民党と民主党の間にあるとも、とても思えないしね。一方をとことん悪役化して、嫌いな奴の功績をとことんぶんどって我が物として、マイナス部分だけは嫌いな奴の責任にして押しつけるだけの構図にも見えてしまうし。」
鼎「でもフリゲとかにも、そういうシナリオは探したらありそうだよね。本当の功績を挙げた人がいつの間にか悪玉にされてて、復讐や汚名挽回を誓うシナリオみたいな。」
逆沢「フリゲじゃなくても、魔族の立場から始まるゲームには、そんなシナリオ、エロゲとかでも割とありそうな気がするわ。本当は魔族による功績で世界が救われたのに、人間族あるいは天界による住人が歴史をねじ曲げて、【魔族によって世界が一度ピンチに陥ったが、人間族(あるいは天界)の英雄がそれを救った】みたいに伝承して、しかもそれが人間界にとっての常識になっているみたいな。」
愛原「人間と魔族の間で結ばれようとしていた停戦協定が、停戦を喜ばない主戦派の人間グループによって破談にされた上、協定の席で魔族の長も謀殺されたにもかかわらず、人間界では魔族が先に停戦協定の場で人間の王を殺そうとしたから、その場で人間側がやむなく魔族の長を殺した事になっているみたいなシナリオは、実際にあった気がするぞ。」
逆沢「まー、現実世界でも、聞かない手口ではないわね。戦争をふっかけたい側がそのきっかけを作る為に、相手から先にケンカを売られたような小細工をして、さらにそれを不自然なまでに大きく喧伝して喜々と戦争をおっぱじめる手口は。」
鼎「仲良くしたいと思って近づいてきた人を謀殺したあげく、その人を悪玉に仕立て上げて、喜々として戦争を仕掛けるなんて、鬼畜以外の何者でもないよ。」
愛原「でもその鬼畜は、自分こそが正義の味方といわんばかりの顔をしてる訳だからタチが悪い。本当は相手側から和平を求めている状態なのに、自分は今のまま戦争を継続したいから、和平交渉の場で相手の長を謀殺して、あげく【自分は心から和平を望んでいたのに、相手はそれを踏みにじった。こうなっては和平を望んでいる私としても、もう戦争継続はやむを得ないと判断する。】みたいな事を神妙に言って、自分は平和を愛する善玉の顔をして、実際には喜々として戦争を継続しようとするわけだから。」
逆沢「うーん。何という功績泥棒。本当に和平を望んでいたのは相手側で、自分は和平されたら困ると思っている立場なのに、その相手を謀殺する事で、自分こそが和平を望んでいる立場なのに相手がそれをぶち壊したという風に吹聴して、歴史をねじ曲げてしまうわけね。」
愛原「まー、世の中にはそんな悪い奴もいっぱいいるし、そんな奴に改心を促してもおそらく無駄だろう。我々が出来るのは、そんな卑怯者を改心させる事ではなく、そんな卑怯者に騙されないようにする事のみだな。」
逆沢「【アベノミクスによって経済は確実に好転してるが、中国などが残念ながら足を引っ張っている】みたいな事を鵜呑みにするなって事ね。」
鼎「そういう事を真に受ける人は、【祈祷師のお祈りによって運気は確実に回復に向かっているが、先祖の犯した罪の重さが残念ながら足を引っ張っている】みたいな事を真に受けやすい人でもあるって事だよね。」
愛原「政治家の口利きもそうだが、世の中には、自分の功績でも何でも無いものを、あたかも自分の功績のごとくかたる人は少なからずいる。そしてその人の偽りの功績を真に受けて、財産を預けてしまったり、恩義を感じてしまったりすると、後で大変な事になる。」
逆沢「ニセ勇者のホラ話を真に受けて、依頼料を先払いしたりすると、肝心な場面でドロンされてしっぺ返しを食らうだけのようなものね。」
愛原「それだけなら、まだマシだ。下手すると、ニセ勇者のホラ話を真に受けて、本当の勇者を迫害してしまうかも知れないぞ。悪い功績泥棒が、ホンモノを毛嫌いするのはよくある話だからな。」
逆沢「あー、ニセモノが最も怖れるのは、本物の登場だからねー。本物の勇者が街に帰還したきたら、自分の正体がニセモノという事がバレかねないから、それを毛嫌いするのは当然の話だし。だから本物の事を悪し様に言って、本物が迫害されるように仕向けるとか、チャンスがあれば本物の謀殺もいとわないと。本物さえ死んでしまえば、自分がニセモノである事がバレる可能性もかなり減るし。」
鼎「それで悪い祈祷師さんは、依頼者がお医者さんなどに相談させる事を禁じるし、悪い示談屋は法律相談や警察などに持ち込まれる事を嫌がるんだよね。本物と接触されると、自分がやってる事がニセモノ同然だという事がバレるから。」
逆沢「安倍親衛隊が中国経済の事を悪く言いたがるのも日本経済の本当の牽引役は決してアベノミクスではないと悟らせない為の仕掛けと思うと、なるほど、納得ね。実際問題、為替ニュースにしても経済ニュースにしても、中国経済の失速とか、新興国経済の低迷とか、アメリカの景気の悪化に伴いとか、色んな理由はいうけど、なぜか日本経済に関しては、アベノミクスの恩恵一点張りで、【日本経済の悪化に伴いうんぬんかんぬん】みたいな記事はほとんど無く、悪い部分は全部、他国がらみの要因だけと言わんばかりで気持ち悪いとは思ってたけど。」
鼎「経済ニュースだけでも、これだけ報道が偏っている現状に、私は相当恐怖を感じてしまったかも。」
愛原「我々は、試されているのかも知れない。詐欺師に騙される側の人間か否かを。そして騙される側の人間が国民の多数を占めた時、軍部の暴走を止められなかった昭和初期を再現してしまうような気がする。あの時も、【お国のために頑張っている日本の軍部は素晴らしい】みたいなニセ功績を真に受けた国民が、2.26事件などを熱烈に支持し、やがて無謀な戦争に突入した訳だし。」
逆沢「戦時中の軍部もそうだったけど、彼らはどれだけ失策を重ねても、無条件降伏を受け容れるまでは、決して反省も謝罪もしないし、まず【自分達が吹聴してきた功績はウソでした】とか【国民を騙してました】とか【私達が推進してきた政策は誤りでした】は絶対に言わないからね。現政権がアベノミクスは失敗でしたと認めない事も100%断言できるし、悪い功績泥棒は、無条件降伏させられるほどに追い込まれない限りは、どこまでもウソを貫き通すから。」
鼎「悪い祈祷師や政治家さんも、【自分達のお祈りや口利きに、実は何の効果もありません】とは絶対に認めないよね。捕まったりして、無条件降伏させられない限りは。」
愛原「悪い功績泥棒に改心を期待しても時間の無駄だ。ただ彼らは、ミスターサタンなどと違い、本当の功績者の功績を悪意をもって盗んでるから、本当の功績者を讒言して追い落とす事にも躊躇しないし、そういう邪悪さが随所ににじみ出ているから、よく聞けば区別がつく事も多い。」
鼎「【自分はこんなに頑張っているのに、誰々がこんなに足を引っ張っている】みたいな口調で、自分の失態を転嫁して功績だけをアピールするような人は、特に要注意だよね。功績に伴うリスクを背負う覚悟も無さそうだから、そもそも功績自体がニセモノの可能性の高そうだし。」
愛原「魔族の功績をねつ造する人間族の話ではないが、悪い功績泥棒はそういう真似を平気でする。俺達もできれば、そんなウソを暴ける主人公の視点に立ちたいものだな。」
過去のたわごと | ||||
2016年 | 1月24日 | 裏切り者 | 1月10日 | 善政家 |
2015年 | 12月27日 | 精神〜命よりも大切なもの | 12月6日 | 独立戦争 |
11月23日 | ジャーナリスト | 11月8日 | 精神力 | |
10月25日 | 優しい指導者 | 10月11日 | 助けを求める人たち | |
9月27日 | 兵站 | 9月13日 | 善玉が起こした悪事や不祥事 | |
8月30日 | カイゼン | 8月14日 | 盗作・ゴースト | |
8月2日 | 表稼業 | 7月20日 | 正論を用いない説得工作 | |
7月5日 | ディストピア | 6月21日 | 財政破綻 | |
6月7日 | 防諜 | 5月24日 | サイコパス | |
5月10日 | 戦犯 | 4月26日 | ハト派とタカ派 | |
4月12日 | 不遇な先駆者 | 3月29日 | プロギャンブラー(バクチで生計を立てる人) | |
3月15日 | 世界の管理者という名のラスボス | 3月3日 | 命令コマンド | |
2月15日 | 攻略本・攻略サイト | 2月1日 | お遊びコマンド | |
1月18日 | 精神異常状態 | 1月4日 | NPCの選択判断ルーチン | |
2014年 | 12月14日 | 男女キャラクターの比率 | 11月30日 | 不安と安心の役割 |
11月16日 | 現実主義者の正体 | 11月3日 | アイテムゲット | |
10月19日 | 真相にたどり着けない者 | 10月5日 | 挫折 | |
9月14日 | 嫌いだけど素晴らしい人達 | 9月7日 | 売れている作品と面白い作品の違い | |
8月24日 | 援軍 | 8月3日 | ブラゲとパケゲ | |
7月20日 | 根性論と科学的知見に基づいた肉体改造 | 7月6日 | ディスリスペクト(軽蔑・disり) | |
6月22日 | あやかり系主人公 | 6月8日 | 中毒 | |
5月25日 | 箱庭ゲーム | 5月11日 | ダブルスタンダード | |
4月20日 | 偽りの理想郷 | 4月6日 | 防御力 | |
3月23日 | 自分用ゲーム作り | 3月9日 | 育成する指導者、選別する指導者 | |
2月23日 | 忠誠 | 2月9日 | 変化するキャラクター | |
1月26日 | 一芸職人VS器用貧乏 | 1月11日 | 評判 | |
2013年 | 12月23日 | 身分制度 | 12月8日 | 陰謀 |
11月24日 | 秘密 | 11月10日 | 努力が報われるゲーム | |
10月27日 | ゲームの自由度について | 10月13日 | 出来の悪い二代目 | |
9月29日 | 怒り | 9月15日 | 撤退戦術 | |
8月30日 | ヒール(悪役) | 8月15日 | 覆水盆に返らず | |
7月28日 | 予知・予測 | 7月13日 | かつてのヒーロー | |
6月30日 | 覚醒(新能力発現・急成長) | 6月15日 | 犠牲 | |
6月3日 | 単独開発 | 5月19日 | ダメ人間 | |
5月5日 | 悪徳宗教を必要とする人々 | 4月21日 | 悪の連帯責任 | |
4月7日 | 3種類の立場からみた作品批評 | 3月24日 | 中立性を装った愚痴・悪口など(仮) | |
3月10日 | 人気対戦競技の条件 | 2月24日 | 幻想空間 | |
2月10日 | お金 | 1月27日 | 尊敬できる敵 | |
1月13日 | やる気・気合 | 12月29日 | ルール | |
2012年 | 12月15日 | 厨二病 | 12月2日 | 売れ筋 |
11月17日 | 改心 | 11月4日 | 議論 | |
10月21日 | 優秀な人材の起用・登用方法 | 10月7日 | 憎しみにとらわれた人達 | |
9月22日 | 友情やコネによる人事起用の危うさ | 9月8日 | 権力欲に取り憑かれた人達 | |
8月19日 | 敗北の受け止め方〜捲土重来を期すために | 8月5日 | 作者(表現者)が作品を通じて伝えたい思い | |
7月29日 | 人が自ら死(自殺)を決意するとき | 7月15日 | 選択肢を選ぶことによる覚悟(リスク) | |
7月1日 | 選択肢があるということ | 6月16日 | 宣伝と人気 | |
6月2日 | ホンネとタテマエ | 5月19日 | コンプガチャに学ぶ確率論とイカサマの話 | |
5月6日 | 鑑識眼 | 4月30日 | 平等と競争 | |
4月14日 | 公務員ヒーロー | 4月1日 | SF設定 | |
3月18日 | 情報収集 | 3月3日 | 原発考察 | |
2月19日 | プライド | 2月5日 | お笑い | |
1月22日 | ラスボスの処断方法 | 1月8日 | 創造→創作 | |
2011年 | 12月30日 | 独裁者 | 12月9日 | 二次創作品 |
11月27日 | 万人向けからマニア向けの時代へ | 11月13日 | 無敵能力の人たち | |
10月29日 | 正式名称 | 10月15日 | 利の人、情の人 | |
10月3日 | ポジティブ・ネガティブ | 9月16日 | 利権 | |
9月3日 | 借金 | 8月21日 | 何も変わらない事の恐怖 | |
8月5日 | 発信したいオタクと共感したいオタク | 7月25日 | 戦う地方、媚びる地方 | |
7月17日 | 充電期間 | 7月10日 | ひとそれのアンケート結果 | |
7月2日 | 供給過剰気味のゲーム(&娯楽) | 6月21日 | 東日本大震災3 | |
6月5日 | 上司に反発 | 5月21日 | 修正する度量 | |
5月14日 | 挑戦する勇気 | 5月1日 | 調子 | |
4月17日 | 専門スキル | 4月3日 | 東日本大震災2 | |
3月18日 | 東日本大震災1 | 3月5日 | ネトウヨと不良キャラの共通点 | |
2月19日 | 信用ラインと警戒ライン | 2月5日 | 信じられない者ばかりの世界観 | |
1月23日 | 武器を交えない戦争 | 1月16日 | しゃべらない主人公 | |
1月7日 | 異世界に飛ばされた凡人 | 12月25日 | 後ろ向きな嫉妬心 | |
2010年 | 12月19日no2 | 人それのゲーム難易度 | 12月19日no1 | 社会人型キャラ |
12月11日 | 新作公開してから一週間 | 12月5日 | 新作ゲーム紹介 | |
11月20日 | 理想と現実 | 10月29日 | 新作公開予定 | |
10月18日 | 派閥 | 10月1日 | 仲間 | |
9月19日 | キャラクターイメージ | 9月6日 | 理想を持った人間。そうでない人間 | |
8月21日 | 革命後 | 8月8日 | 長編のオチのつけ方 | |
7月24日 | 勇者は世直しができるか? | 7月10日 | 全力集中プレイと長期戦略プレイ | |
6月27日 | RPGのチームバトル | 6月13日 | 傭兵団 | |
5月29日 | 相手の思考をよんでみよう | 5月14日 | 扇動する者、される者 | |
5月7日 | こっそりアンケート設置お知らせ、ほか | 5月3日 | 地方を主人公の舞台にしてみよう | |
4月17日 | コンピュータは人間を上回れるか? | 4月2日 | 政権交代から6ヶ月が過ぎて | |
3月22日 | フィクション | 3月12日 | 困ったパーティメンバー | |
2月21日 | 責任 | 2月6日 | 教育 | |
1月23日 | トップダウン式製作とボトムアップ式製作 | 1月10日 | ゲーム作成スタッフ | |
2009年 | 12月25日 | 政権交代から3ヶ月が過ぎて | 12月12日 | 血液型 |
11月29日 | 編集日記・編集後記 | 11月14日 | AVG(+SLG)制作中 | |
10月31日 | シナリオ | 10月18日 | ゲーム作りで完成までこぎ着けるためには2 | |
10月3日 | オリジナル | 9月19日 | ゲーム作りで完成までこぎ着けるためには | |
9月6日 | 実在モデルをどこまで採用できるか | 8月24日 | 素材? | |
8月14日 | 今時の報道スタイル | 8月8日 | ユーザーサポートにメールを送ってみました | |
7月25日 | 恋愛シミュレーション2の魅力? | 7月11日 | 人気と実力 | |
6月27日 | 打ち切り | 6月19日 | エロゲ規制強化の流れからみるゲーム考 | |
6月6日 | 貴族階級 | 5月23日 | 悪の戦闘員 | |
5月10日 | 異なるキャラクターの視点でみてみよう | 4月24日 | 強者がますます強くなる・・・ | |
4月11日 | ゲームエディタ | 3月29日 | 愛郷心 | |
3月22日 | 匿名ネット社会 | 3月6日 | 暗躍する超能力者たち | |
2月22日 | 信者キャラ | 2月15日 | 必殺技 | |
2月1日 | アンチヒーロー(悪役型英雄) | 1月23日 | カタストロフィーを未然に阻止しよう | |
1月16日 | フェアな戦い | 1月3日 | あれから幾年後 | |
2008年 | 12月28日 | 国盗りSLGの景気対策 | 12月20日 | 現実世界をゲーム化してみよう |
12月5日 | 内部対立 | 11月29日 | 推理もの?? | |
11月22日 | 悪人とも言い切れない罪人 | 11月7日 | 正史 | |
10月31日 | 萌えない女性キャラ | 10月18日 | 関西弁 | |
10月5日 | 大阪 | 9月21日 | 避けられない強大な敵 | |
9月7日 | 人気・魅力・カリスマ | 8月29日 | 黒幕 | |
8月23日 | 運と実力 | 8月9日 | COMの思考ルーチン | |
8月3日 | 新シナリオ「HeiseiNippon」公開 | 7月19日 | 軍師 | |
7月5日 | 各国の思惑を構成するもの | 6月21日 | 催眠術 | |
6月7日 | 和解 | 5月24日 | 知恵者 | |
5月16日 | 千年生きてみよう | 5月3日 | 生き残ることと勝ち残ること | |
4月18日 | 冷酷な指導者 | 4月5日 | お金の使い道 | |
3月15日 | 若さ | 3月7日 | 性能と運用 | |
2月29日 | アンケート現況発表(質問2について) | 2月22日 | 広報戦略 | |
2月10日 | 差別 | 1月27日 | 敵のスペック | |
1月13日 | 神の加護、神聖魔法 | 12月30日 | フリーゲームのレビュー | |
2007年 | 12月16日 | 国盗りゲームのパターン | 12月1日 | 謎について |
11月16日 | ゲーム世界での対人設定2(その他視点) | 11月3日 | ゲーム世界での対人設定1(味方視点) | |
10月20日 | レジスタンス勢力 | 10月5日 | 終盤〜エンディング | |
9月21日 | 世襲について | 9月8日 | 悪役(ヒデブ派5隊長など) | |
8月24日 | 確率について | 8月10日 | セーブ&ロード | |
7月27日 | 成長について | 7月15日 | SRPGにおける白兵部分のゲーム的処理 | |
6月30日 | SRPGのマップのシステム | 6月17日 | 徴収と略奪 | |
6月2日 | 兵科あれこれ | 5月19日 | 理想の君臣関係 | |
5月4日 | 経済力うんぬん | 4月21日 | 戦略ゲームと戦術ゲーム | |
4月6日 | 公開情報と非公開情報 | 3月24日 | 個人戦用の武器等 | |
3月9日 | 兵士の武器 | 2月25日 | ゲーム作りとゲーム遊び | |
2月11日 | 少数派(属性持ち)向けゲーム | 1月28日 | バージョンアップ | |
1月13日 | 宮田軍にてこ入れ? | 12月30日 | フリーゲームの宣伝 | |
2006年 | 12月15日 | 投票・アンケート | 12月1日 | 最強の敵 |
11月18日 | 動かしやすいキャラと動かしにくいキャラ | 11月4日 | デバッグ | |
10月22日 | 現代・近未来ものについて | 10月6日 | 趣味の社会人クリエイター | |
9月15日 | 新作?の状況について | 9月8日 | BGMについて | |
8月27日 | 登場人物の口語表現 | 8月12日 | 女性キャラ | |
7月28日 | 主人公選択式ゲーム | 7月16日 | マイサイトについて | |
7月2日 | 死について | 6月17日 | 風刺について | |
6月2日 | シナリオタイプあれこれ | 5月19日 | ゲーム作りの進め方について | |
5月5日 | ゲーム作りを始める時について | 4月21日 | 高能力キャラの表現方法 | |
4月8日 | 悪い敵 | 3月31日 | 名前について | |
3月18日 | 伝え方と伝わり方 | 3月12日 | キャラクターのプロフィールについて | |
3月5日 | アマとプロによる基本プロット考 | 2月25日 | 自作CGについて | |
2月19日 | 著作権について | 2月12日 | バックグラウンドの設定について | |
2月5日 | SRPG95の次回作に対する期待 | 1月29日 | 分岐と自由度について | |
1月22日 | 難易度について | 1月15日 | 勢力別能力値考察 | |
1月8日 | 主人公について | 1月1日 | ユニットの能力値をどういじるかについて | |
2005年 | 12月30日 12月23日 12月16日 12月9日 12月2日 11月25日 11月18日 11月11日 11月5日 10月31日 |