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愛原様のたわごと(17年1月8日)





愛原「明けましておめでとう。という訳でいつの間にか生存報告用になったたわごと。」

逆沢「気がついたら、本当にたわごとしか更新しなくなったな。」

愛原「作者の趣味が、いつの間にか大きく移行したからな。あと加齢による知力・集中力・精神力・気力の衰えとか、その他もろもろ。」

逆沢「加齢を言い訳にしたら駄目だろ。年齢を重ねる程に、ますます活躍する人間も多いのに。」

愛原「そりゃまぁ、そうだ。ただ気力や集中力の衰えは、やはり自覚せざるを得ない。」

鼎「人は20歳過ぎると、自覚の程度はあれど、体力などは右上がりから右下がりに転じるらしいけど・・・。」

愛原「体力に関しては、若い頃に体力面でほとんど酷使した経験がないせいか、目に見えて右下がりの自覚はないな。ただ気力や集中力の低下と関連するかどうか分からないが、昔以上に寝てる時間が至福になった。何も考えずに寝てる時間が、おそらく最大のぜいたくだ。」

逆沢「それ、怠惰過ぎるだろ。」

愛原「最近、作者のジョギング趣味がますます加速してるらしいが、その後、疲れを癒やすために寝る時が最高らしい。」

鼎「ランニングじゃなくて、ジョギングの方なの?」

愛原「ジョギングの方。余計な事を考えずに、だらだら走るだけ。気力も集中力もいらないから、気持ち的にもすごく楽だぞ。年末も、だらだらとフルマラソンを走ってきたらしい。約27km地点で股関節を軽く痛めて、終盤に余計な脂汗をかくハメになったのは誤算だったようだが、その点はまぁご愛敬だ。」

鼎「ピークは少し過ぎた感じもあるけど、まだまだそれなりにプームは続いてる感じだよね。」

愛原「参加人数というか、抽選倍率というか、いわゆるマラソン大会の参加志望者自体は微減に転じてるが、いわゆるニワカの割合が減ってガチランナーの比率が高くなった分、平均タイム自体はむしろかなり早くなった印象だな。大会にもよるだろうけど。」

鼎「東京マラソンとか神戸マラソンのような人気大会とかだと、制限時間が7時間と長い事もあって、比較的タイムにはゆとりがありそうだよね。」

愛原「作者のようにタイムを気にしないタイプだと助かるな。全てのエイドステーションで飲み食いしたくなる程度にはゆったりランナーだから。」

逆沢「そんな事したら、途中で小便したくなってたまらんだろ?」

愛原「うん。それは仕方ない。でもそれはそれで構わない。トイレで多少の行列ができようが、そんな事で制限時間に引っかかる程には遅くないから。暑い季節で無ければ、一滴の水分補給なくとも20キロくらいは走りきれる程度には走り込んでるからな。」

逆沢「思いっきり趣味が移行したな、おい。」

愛原「趣味が増える事自体はありがたい事だがな。ちなみにここのコーナーの更新も、もちろんストレスフリーな趣味の一つだ。」

逆沢「言いたい放題やってたら、そりゃストレスフリーに決まってるわな。」

鼎「一切、推敲もしないでアップするから、誤字脱字がむごいけど・・・。」

愛原「誤字脱字のほとんどは、単なるタイプミスか変換ミスだから、適当に脳内で変換してくれ。自作ゲームのテキスト文なんかだったら、最低1回は推敲するけど、このコーナーは勢いだけで好き放題しゃべるスタイルだから、むしろこれでいいんだ。という訳で今年最初のテーマは、【人物鑑定(人相見・人を見る目)】。前回は、商品とか会社といったものに対するレビューを取り上げたが、今回は対人レビューについて取り上げたいと思う。」

鼎「人相見。人物鑑識眼とか、人を見る目とか、そういったものの事だよね。」

逆沢「【あの人は、人を見る目が無いから、すぐに騙される】みたいな使い方がされるわね。」

愛原「騙す騙さないは、人を見る目を構成する要素の内、ほんの一部でしかないというか、必ずしも関係ないと思うけどな。人物鑑識というのは、本来、もっと幅広い概念だと思うし。」

鼎「会社の人事とか、スポーツ選手のスカウトとか、選挙で誰を選ぶかとか、どんな異性と付き合うかとか、実際にはかなり広い範囲で使われるものだよね。」

逆沢「人を見る目があるスカウトなら、ダイヤの原石みたいな人材をたくさん見つけてきそうなイメージがあるわね。逆に人を見る目の無いスカウトは、前評判だけは高いけど、実際には伸びしろが無かったり、性格に問題があったりして、最終的に使い物にならない人を高額で雇ったりしがちになったりとか。」

鼎「選挙でもそうだよね。当選した市長とか国会議員とか地方議員が不祥事を起こす度に、【あそこの選挙区の有権者は見る目が無い】と、必ずネットに書き込まれたりするし。」

逆沢「西宮市民とか、人を見る目の無い有権者だらけのイメージしかないわ。号泣県会議員で話題になって、今の西宮市長も大概おかしな人みたいだし。」

愛原「けど、ちょっと待って欲しい。スポーツ選手のスカウトにしろ、選挙投票にしろ、結果論で【人を見る目】の有る無しを語る輩が多いが、大体、人というのは変わる生き物だろう。たとえば同じプロ野球選手でも、監督が交代したり、あるいは移籍する事で、急に大活躍したり、あるいは急にポンコツ化する例はままあるだろ?」

逆沢「あー、それは言えるわね。鳴り物入りでFA移籍した大物選手が、移籍後全然活躍しなくなったとか。あるいは戦力外通告を受けた選手が、ヨソの球団で大暴れしたりとか。」

鼎「監督との相性とか、チームカラーとか、コーチの育成技術とか練習環境とか、メンバーとの人間関係とか、フロントとの信頼関係とか、色んな要素によって、選手の活躍具合は変わるよね。」

愛原「つまり期待してスカウトした選手が仮に活躍しなかったとしても、その原因が【スカウトの人を見る目の欠如】とは限らないわけだ。本当に優れた才能の持ち主であったとしても、監督に嫌われて干される例もあれば、コーチの育成下手によってイップスにされたり、その他色んな要因が複雑に絡んでくる。」

鼎「つまり仮にスカウトの人物鑑識眼が問題視されるのならば、その選手個人の素質だけでなくて、そのチームの特徴や相性も、よく考慮する必要があるという事だよね。」

逆沢「けどその場合、仮に監督やコーチが無能だったら、【どんな優秀な選手を連れてきても、ウチの無能な首脳陣だとまともに育てられないだろう】みたいな結論になって、スカウトしたい選手自体が居なくなってしまう可能性が出てくるんじゃね?」

愛原「連れてきた新人が活躍しなかった場合、その責任がスカウトの人の見る目の無さにあるのか、首脳陣の育成能力の無さとか環境の悪さなどにあるのか、あるいは単に相性の問題なのか、よく判別する必要がありそうだな。」

鼎「相性の問題だったら、多少はスカウトの責任もあるかも。会社組織でもあるでしょ? 優秀な人同士でコンビを組ませても、相性次第では互いに足を引っ張り合うだけに終わる例は珍しくないし、相性を考慮しない時点で、その人事担当者は人を見る目が無いと言われても仕方ないと思うし。」

逆沢「つまり本当に優秀な人相見の人は、相性も考慮できるだろうから、その人相見の人に厳しい評価を受けたとしても、必ずしも悲観すべきで無いって事ね。力が無いからスカウトされなかったとは限らず、力自体は認められてても、組織との相性を考慮した結果、スカウトを見送られたという場合もあるだろうし。」

鼎「社風が合わないとか、方向性が異なるとか、考え方の相違とか、相性の不一致という要素はなかなか無視できないよね。」

逆沢「絶対に組み合わせてはいけない人間的相性というのもあるだろうし、能力の有る無しとか、育成能力以前に、一流の人相見には相性を見抜く鑑識眼が要求されると思うわ。」

愛原「ただ、プロ野球の場合は、スカウトがチームの首脳陣との相性を考慮する事なんて、そんなに無いだろうけどな。首脳陣自体、数年で入れ替わるのが普通だし。たとえばあの有名なイチローにしたって、プロ入り当時のオリックスの監督はイチローの振り子打法を嫌っていた土井監督だったし。ただスカウト自身はイチローの事を高く評価していたのか、またイチロー自身にしても当時そこまで大物じゃなかった自分を高く評価してくれたスカウトに相当の恩義があるのか、毎年の墓参りも欠かさないというエピソードは聞いた事がある。」

鼎「イチローさんに関しては、スカウトさんの人の見る目があったのか、イチローさんをブレイクさせた仰木監督の育成方針が良かったのか、難しい所もあるけど、結果論だけでいえば、スカウトさんと仰木監督に人を見る目があって、土井監督には人を見る目がなかったという評価が当てはまりそうだよね。」

愛原「もちろん我々、外野には本当の所は分からないけどな。土井監督に人を見る目自体が無かったのか、イチローの才能は認めていたけどそれ以上に二人の相性が合わなかったのか、何らかの育成上の深謀遠慮があって、将来ブレイクさせる為に意図的に下積み期間を置いたに過ぎないのか?」

逆沢「まぁ、そこまで深読みしだしたら、キリがないけどね。」

愛原「ただ一つ自信を持って言えるのは、人は変わるという事だ。イチローにしたってドラフト4位でしかないし、つまり元々、注目選手だった訳ではない。オリックスのカラーとか育成方針とか、その他色んな要素が絡み合った結果、イチローは突然覚醒したとも言えなくも無い。」

逆沢「突然、覚醒するかどうかまで事前に読めたら、もはや神の領域だわ。」

鼎「こうしてみると、人を見る目というのは、かなり曖昧というか、いい加減な概念だよね。」

愛原「スポーツの世界の場合は、元々の資質以上に、育成や相性の方がずっと重要だからな。監督やコーチが変わるだけで成績が大きく上下する事も珍しくないし。あるいはチーム事情の変化で守るポジションや打順を変えただけで大化けしたり。チーム自体を移籍すれば、なおその影響は大きくなるだろう。」

鼎「たくさんの無名選手を上手く育てるチームの場合、スカウトの人の見る目以上に、育成能力や環境の方をクローズアップした方がいいかも知れないよね。」

逆沢「マイナースポーツとか、マイナーチームとかだと、スカウト活動自体をやらない(or人を選り好みできる余裕もない)団体も多いし、そんな状況の団体であるにも関わらず、それなりの結果を残してるなら、単純に育成能力が高いだけといえそうね。」

愛原「世の中には、人を育てられる人もいれば、人を腐らせる人もいる。いわゆる恋愛運の無い人を指して、よく【男(女)を見る目が無い】と言われるが、もしかしたら人を見る目が無いのではなく、人を駄目にする資質の持ち主の可能性もありそうだな。」

鼎「職場や学校などの組織でも、そういう影響力を与える人はいるよね。全体の熱気を高める人。逆に慎重な雰囲気にさせる人。良い影響を与える人もいれば、悪い影響を与える人もいたりして。」

逆沢「環境の影響は大きいと思うわ。イラクに派兵されたアメリカ兵は、かなりの割合で心を病むみたいな話も聞くけど、実際、うつ病患者などが後を絶たないブラック企業なんてものもあるし、人材の善し悪しではなくて、人材そのものを駄目にする空間ってのもあるだろうから。」

鼎「【元々、使い物にならない人材】ではなくて、【使い物にならない人材に変えてしまう】環境ってのはあるよね。ブラック企業の経営者などは【今時の若者は甘えてる】的な論点で、人材の質を問題視しがちだけど、本当に問題なのは人材そのものの質ではなく、人材を駄目にする環境とか、人材を酷使してすり潰すというか、使い捨てにする方針のような気もするし。」

愛原「と、ここまでは人を見る目と育成や相性(環境)の両観点から、人材を検証してみたが、次は育成や相性(環境)という要素を考慮できない状況についても考えてみよう。」

鼎「ほえっ? 育成や相性という要素を考慮できない状況?」

愛原「そう。スポーツ選手は育成次第でどうにでもなる。会社の社員や学校の生徒も指導次第で化ける余地は大きいだろう。子供や配偶者に対しても、教育や環境の変化などで変えられる余地はある。しかし、そういった概念が通用しない相手もいる。たとえば政治家だ。我々は選挙の度に、政治家を見る目を要求される一方で、政治家を自力で育成したり、自分好みに再教育する事は困難だ。つまり選挙の際には、素でその候補者の資質を見抜く眼力が要求されるわけだが・・・。」

逆沢「現実には無理だろ? たとえばトランプ大統領がどんな政治をするか? 今の時点で正確に読める奴はいないだろ? 無論、ネットでも色んな予想はされてるし、誰かは当たるだろうけど、そのほとんどは仮に当たっても【たまたま当たった】レベルでしかないだろうし。」

鼎「株価や為替の予想と同じだよね。株価や為替の世界は上か下しか無いから、半分の人は当たってもおかしくないけど、所詮たまたまでしかないから、毎月、あるいは毎年単位で10回も予想させれば、ほとんどの人は凡人並みに落ち着くだろうし。」

愛原「勘による当たりは、何回も続かない。1回や2回なら、たまたま予想が当たり続けるかも知れないが、何十回も予想を続けてたら、ほとんどの凡人は統計上の期待値に落ち着いていく。今年たまたま、広島と日本ハムの優勝を当てた人でも、そのほとんどはどうせたまたまだろうから、10年も予想を続けてたら、おそらく凡人と大差ない正答率に落ち着くと思うしな。」

鼎「けど、ネットではその【たまたま当たっただけの人】が、いかにも人を見る目がある人的目線で、偉そうに後講釈を垂れているような場面によく出くわす気がするよ。」

逆沢「分かる分かる。仮にトランプが世界を混乱させたら、きっと【こうなる事は最初から予想できた。トランプを支持した奴は馬鹿だ】的なコメントであふれるだろうし、逆にトランプが大活躍したら、【こうなる事は最初から予想できた。トランプを叩いてた奴は馬鹿だ】的なコメントであふれるだろうから。もっともらしい後講釈付きで。」

愛原「中には、予想を外してたり、予想すらしてなかった人までもが、最初から予想を的中させていた風の人達の中にしれっと混じって、一緒に予想を外した人を叩いたりもあるんだろうな。」

鼎「彼らはどういう訳か、たまたま勘が当たった(or願望が実現した)だけに過ぎないものでも、いかにも【自分には人を見る目がある】とばかりに、吹聴したがる傾向がありそうだよね。」

愛原「【自分には人を見る目がある】という前提があってこそ、気に入らない奴を堂々と叩けるからな。ちなみにウチのゲームに登場する悠久院君も、【人を見る目】には大変自信を持っていたりする。」

逆沢「あー、なるほど。自分の人を見る目は正しいという前提があるからこそ、自分が気に入らない(自分のお眼鏡にかなわない)人材を堂々とこき下ろしたり、見下したりできるって訳ね。」

鼎「逆を言えば、仮に自分自身の人物鑑識眼に自信が持てない場合、他人を自信を持ってこき下ろせる根拠が失われる。だから他人を批判したがる性格の人ほど、自分の人を見る目にも確信に近い自信を持ちたがるって事かな?」

逆沢「さらに逆を言えば、ライバルの反論を封じるには、そのライバルの人物鑑識眼の無さを指摘すれば、都合がいいって事になるわね。ライバルの人の見る目に疑問符をつける事が出来れば、その人が誰を推薦しようが、誰を批判しようが、【人を見る目の無い貴方の発言に何の価値も無い】というレッテルを貼る事が出来るから。」

鼎「だから、たとえば政治家が不祥事を起こせば、必ず【そこの有権者の人の見る目の無さ】を指摘したコメントが出るって事かな? それによってその地域の有権者の判断力や発言力を相対的に弱体化させる事ができるから。その分、見下しやすくなるみたいな感じで。」

逆沢「という事は、今後、トランプが良い方向に向かおうが悪い方向に向かおうが、どちらにしても【あたかも自分が最初から人を見る目があった】ふりをした人による【たまたま予想を外した人への人を見る目が無いという名の非難攻撃】は、必ず起きるともいえそうね。」

愛原「けど、現実問題として、政治家の中身なんて、ほとんど分からないだろ。特に新人候補の場合。」

逆沢「全然分かんないと思うわ。下手したら、ポスターの写真と、実際の見た目すら全然違う人もいるし♪」

鼎「テレビだと、どんな胡散臭い顔をした政治家でも、選挙のポスターでは、大体善人顔だよね。」

逆沢「あと選挙に当選した途端、すぐに公約をひっくり返すような候補者もたくさんいるし。」

鼎「この前の初当選した鹿児島県知事もそうだし、安倍総理も選挙後に手のひらがえしばかりしてるよね。当選した直後に、それまでほとんど触れてなかった法案成立のごり押しばかりやってる印象もあるし。」

逆沢「ま、現職や与党の場合は、過去の実績があるから、それ自体が人物鑑識をする上での判断材料にはなる分、マシではあるけどね。けどトランプのような新人候補だと、過去の実績が全く無いから、判断材料自体が全くないし、人物鑑定のしようがないわ。」

鼎「今の鹿児島県知事の場合は、テレビで多少は名が売れてた分、判断材料的にはマシのように思えたけど、それでもあれだけの手のひら返しをされると、有権者としてはもう手の打ちようが無いよ。」

愛原「それ以前に、学校のテストの場合は選択肢の中に必ず正解があるが、選挙の場合、正解自体が無い場合も多いからな。」

鼎「トランプさんが当選しようが、ヒラリーさんが当選しようが、どっちにしても結局、【アメリカ人は人を見る目が無い】と酷評される可能性もあるわけだよね。あるいは鹿児島県知事選や東京都知事選などにしても。」

愛原「落選した側に関しては、どうやってもIFにしかならないからな。どちらの方がマシかなんて誰にも分からん。他人の人の見る目を酷評するのは簡単だが、じゃあその【人を見る目】とやらが、どれだけの人間に備わっているかと言われたら、ほとんどの人は似たようなものだろう。」

鼎「曹操さんの事を【治世の能臣、乱世の姦雄】と評した人物鑑定士の人みたいなのは、今の日本にはいないのかな?」

愛原「後出しジャンケンみたいなものは、数え切れない程いるけどな。教え子が出世した後になって【アイツには見所があった】とか【いずれ大成すると思っていた】みたいなコメントを、テレビやネットで垂れ流す指導者は後を絶たないし。」

逆沢「あはは。トランプが成功しようと失敗しようと、絶対に【俺は成功(or失敗)すると始めから分かっていた】的なコメントをする奴は絶対に出そうだしね♪」

鼎「後出しジャンケンの人物鑑定は、さすがにインチキだよ。」

愛原「もっと狡猾な奴も多いけどな。あらかじめ先に予想しておいたものをこっそり隠して用意しておいて、結果が出てたらドヤ顔でそれでオープンにする奴とか。予想屋(コメンテーターやアナリストなど)とか占い師系に非常に多い。」

逆沢「どの球団が優勝するかを予想した証拠を6球団分用意しておいて、結果が出てたら、その内の1つだけを世間に公表するような手口ね。」

愛原「テレビ局や週刊誌なんかは、特にこの手の手口を非常に好む。とりあえず事前に【下手な鉄砲でも、数打ちゃ誰かは当たる】的に色んなタイプの予想屋をぞろぞろ出演させて好き放題しゃべらせたあげく、その後結果が出てから、下手な鉄砲打ちの中からたまたま的中させたコメンテーターなりアナリストをピックアップして、【○○さんの予想的中!】と過去の映像(or記事)付きで大々的に取り上げて、盛り上げようとしたがるというか。」

逆沢「数撃った鉄砲の弾の1つがたまたま的中しただけに過ぎないから、次の弾も当たる保証は全然ないけどね♪」

愛原「その場合、その次の予想をした部分に関しては、フェードアウトしてなかった事になる。代わりに次の予想を当てた奴が、また大々的に取り上げられて番組のゲストに呼ばれたりするだけだ。そして【予想を当てた信頼できるコメンテーターを出演させたテレビ局】風に番組の司会も悦に浸る。実際には予想を大外ししたコメンテーターもたくさん出演してるけど、もちろんその部分にはほとんど触れないでな。」

逆沢「人間、都合の悪い事は忘れる生き物だから、たまたま予想を当てた時の自分だけをよく覚えてて、それで自分を過信しちゃいがちって事もありそうね。」

愛原「ギャンブル中毒者にみられる傾向でもあるな。トータルで負けてても、その事実からは目を背けて、たまたま当たった時の記憶と快感だけを根拠にのめり込むみたいな。人を見る目とやらにしても、たまたま当たった部分の記憶だけが多く残りがちなので(嫌いな人に対しては、その人の悪い部分だけが記憶に残る。好きな人に対してはその逆など。自分にとって都合のいい側面だけが記憶に残りやすい。)、結果として【自分には人を見る目がある】と錯覚しやすいと思われる。」

鼎「【自分は人を見る目がある】と思い込みたがる人は多そうだけど、実際に人を見る目があると思えるような人は、現実にはそんなにいなさそうだよね。」

逆沢「人を見る目がある日本人がそんなにいたら、失われた20年だかなんだかが、何十年も続いたりせんと思うわ♪」

鼎「けど世の中には、何度も悪い異性に騙されるとか、何度も詐欺に遭うとか、客観的に見ても明らかに【人を見る目が無い】人もいそうだけど、これはどう考えるべきなのかなぁ?」

愛原「人物鑑識眼が凡人以上に曇ってる可能性もあるだろうけど、それよりは嗜好や願望の要因の方が大きいと、俺なんかは考えるけどな。たとえば【落ち込んでいるときに励まされると、その人に好意を持ちやすい】とも言われているが、これは人物鑑識眼うんぬんの問題では無く、励まして欲しいという願望が強まった結果に過ぎないと俺は推測する。DV系の彼氏ばかり作る女性とかもいるが、これも人物鑑識眼うんぬんではなく、多分にそういう人(強そうとか、野性味があるとか、男らしいとか、体を張って守ってくれそうとか、)が好みという嗜好が含まれていると推測する。詐欺に遭いやすい人というのも、人を見る目うんぬん以上に、楽して儲けたい(orすぐに損を取り戻したい)という願望とか、そういう性格に起因した部分の方が大きいと俺は考える。」

逆沢「好きな人には簡単に心を許すけど、嫌いな人はとことん警戒するというか、その人が何を言っても信用しないみたいな人もいるしね。相手によって隙だらけになる時と警戒心むき出しになる時の落差が大きすぎて、人物鑑識する上での基準がぶれまくりというか。」

愛原「人を好き嫌いだけで判断する人の人物鑑識眼ほど、怪しいものはないな。そういう人ほど【人を見る目に自信がある】と思い込む傾向も強そうだが、こういう人は、人間が持つ変化にも気付きにくく、評価の見直しもできないのが致命的だ。」

鼎「最初の方で、人は良くも悪くも変化する生き物だと触れたけど、この変化を素直に受けとめられないと、本当の意味での人物鑑定はできないよね。」

愛原「【呉下の阿蒙】の格言では無いが、人は常に変化する。変化すれば、それに応じて評価の見直しもしなければならないはずだが、好き嫌いで人を判断する人は、これが遅れる可能性が高い。人間、一度不快と感じた人を好きになるケースは多くないし、逆もしかり。また【人を見る目に自信がある】人ほど、そのプライドの高さ故に、評価の見直しができない。評価の見直しをするという事は、以前の自分の人物評が誤りである事を認める事にもなりかねないし、以前の自分の人物評の誤りを認めたら、自分の人物鑑識眼にも傷が付くからだ。」

逆沢「一度【アイツは駄目だ】と世間に言い切ってしまった以上は、そいつにはずっと駄目でいてもらわなければならないという心理が働くって事ね。そいつが活躍したら、駄目だと言い切った自分の人物鑑識眼に傷が付く。だからどれだけ活躍しても、それを活躍とは認めないし、そいつの欠陥を必死で探して、駄目だと言い切った自分を必死で正当化するみたいな。」

愛原「特に好き嫌いで判断する人間の場合は、【嫌いな人間ほど駄目な奴であって欲しい】というある種の願望も働くため、なお人物評価の見直しが難しくなる。また人物評なんてのは所詮主観だから、【アイツは駄目だ】という自分の評価が広まれば、(実際にそいつが駄目であろうが無かろうが関係なく)結果オーライという事もあるだろう。逆に評価を見直そうものなら、間違った評価をしてしまった自分の価値自体も下がり、ダブルパンチになりかねない恐怖もあるしな。」

逆沢「ああ、なるほど。他人の価値の上下を鑑定したがる人間ほど、自分自身の価値の上下にも敏感だろうしねー。評価の間違いを認める事で、自分自身の価値が下がるようなのは認めにくいだろうしね。」

鼎「ネットでも、他人の人を見る目の無さを批判する書き込みは多く見かけるけど、自分の人を見る目の無さを恥じる書き込みはほとんど見ないよね。」

愛原「実際には、自分の人物鑑識眼に自信がある人ほど、騙されたり、評価を誤る可能性が高いと思うけどな。下手に自信があるから、他人の意見に耳を傾けないし、平気で他人をこき下ろしもするし、またそんなのだから、他人もその人のために助言してあげようという気にもならないし、その結果、一度評価を誤ると、悪い方向にずるずる行く可能性が高い。」

鼎「そういう人にとっての人物評価とか人物鑑定というのは、誰かを下と判定する事で、誰かを見下して悦に入るものでしか無さそうなのも残念だよね。」

愛原「実際の人間にあるのは、向き不向きであって上下ではない。また置かれた環境とか、育成条件などで、その人の持っている能力や資質も常に変化する。」

逆沢「イチローも最初から超一流だったわけでは無いしね。」

愛原「超一流の潜在能力はあったかも知れないが、潜在能力なんてものは、そう簡単には鑑定できないしな。また潜在能力自体はあっても、それを引き出せるかどうかは別問題だ。自分自身の隠れた才能とやらに気づけないまま人生を終える人の方が大半のような気がするし、仮に気づいても、それを磨き上げられるだけの環境や指導者などに恵まれるかどうかも分からない。」

逆沢「仮に、その人の潜在能力を鑑定する能力を持っていたとしても、それを引き出せなければ意味ないし、それどころか潜在能力の引き出しに失敗した結果、潜在能力の無い人を潜在能力があると誤判定してしまったと、疑われる可能性すらありそうだしね。」

鼎「そう考えると、人物鑑定というのは、本当に曖昧な概念だよね。」

愛原「鑑定対象となる相手と、今後深く関わっていくなら、相性とか、性格とか、自身の育成力とかを加味して総合的に判断できればいいだろう。最初は凡庸でも、長く付き合っていくに連れて、頼りになるかけがえのないパートナーになってくれるかも知れない。逆に選挙での政治家選びみたいに、個人的に干渉できない相手を鑑定せざるを得ない場合は・・・、運任せの比率が高い事を受け容れざるを得ないと思われる。」

逆沢「運任せって・・・。それを見抜く眼力があってこそ、人相見といえるんでしょが?!」

愛原「俺が最も怖れるのは、たまたま予想が当たったからといって、自分の人を見る目を過信してしまう方だ。もちろん当てずっぽうで人を選ぶような事をしてはいけないが、仮に当たっても、それで自分の才覚と過信するのでは無く、謙虚に受けとめるくらいの方が無難なのではないかという事。自身の眼力を過信するようになると、自分にとって都合のいい部分だけを色眼鏡で見るようになってしまう危険性が高まるからな。」

逆沢「自分にとって都合のいい部分だけをみれば、そりゃあ自分の鑑識は常に正しく感じられるだろうからねー。」

鼎「むしろ自分の予想や期待と異なる部分にも、眼力を割ければ良さそうだよね。」

愛原「また人は常に変わるという事も、念頭に置きたい。最初は謙虚に真面目に頑張っていても、悪い意味での手抜きを覚えたり、傲慢になったり、悪堕ちしていく者もいれば、逆に最初は頼りなくとも、失敗を糧にしてどんどん成長していく者もいるからだ。」

鼎「人物評価を変えると恥と考える人もいるかも知れないけど、むしろ変わって当たり前だよね。変わらない人はいないんだから。」

愛原「イチローはドラフト4位だったわけだが、じゃあ12球団のスカウトの目がみんな節穴だったかといえば、そうとも限らないだろうしな。仮にイチローがオリックス以外の球団に行ったり、あるいは仰木監督との出会いが無ければ、ドラフト4位相当の選手で終わった可能性が無いともいえないし。当時のオリックスのスカウトの目が、他球団のそれより少し見る目が良かったくらいにとらえるのが無難だと思わなくも無い。その代わりブレイクしたイチローに対して評価を変えるのは当然であり、仮に未だに【イチローは今でもドラフト4位相当の凡庸な選手】と当時の評価を変えない者がいるとすれば、そいつの目の方がよっぽど節穴だ。」

逆沢「好き嫌いで判断すると、相手の悪い部分ばかりに目がいって、評価の見直しが遅れかねないし、そういう風にだけはなりたくないわね。」

愛原「我々凡人は、歴史に名を残すような人相見にはなれない。そんな我々にできるのは、自らの鑑識眼を過信せず、おかしいと感じたり、変わったと感じれば、柔軟に評価を見直す事くらい。あと、好き嫌いに捕らわれないくらいだな。トランプ氏がどんな大統領になるかは分からないが、【○○に違いない】と変に思い込んだり、予想が当たった当たらないで一喜一憂するのではなく、経過を見ながら柔軟に判断を変えていくくらいでいいと思う。」

鼎「仮にトランプさんがひどい政治をしたとしても、じゃあそれに投票した有権者の見る目が悪かったかといえば、それは断定できないよね。ヒラリーさんが当選した場合にどうなるかは所詮IFだし、学校のテストのように選択肢の中に正解があるとも限らないから。」

逆沢「トランプがひどい政治をしたなら、まずは柔軟にその事実を認める。そして次の選挙で負かすなりの対抗措置を取る。それくらいしか、現実にも対応できないしね。当時トランプを支持した有権者を叩いても、何の解決にもならないし。」

愛原「逆にトランプが良い政治をしたからといって、ヒラリー支持者が恥じる必要もない。たとえば共和党員でありながら今回ヒラリーを支持したアーノルド・シュワルツネッガー元知事も、【選挙キャンペーンは終わった。僕たちは敵じゃない。友人同士だ。最も大事なことは、僕らはともに、アメリカ人だということ。アメリカを素晴らしい国にするために、たくさんの仕事がある。だから、一緒に頑張ろうよ】とトランプに対してエールを送っている。ヒラリーが当選した場合のIFに意味がない以上、トランプが良い政治をしたからといってヒラリーがトランプ以下に違いないという決めつけはできないし。少なくともヒラリー支持層が一番やってはいけないのは、トランプが良い政治をやっていてもその現実を受けとめずに、悪いところばかりを強調してネガキャンを続けるというパターンだと思う。」

逆沢「自分の人を見る目が曇っていたと思われない為に、一度低評価をしてみせた人を最後までこき下ろし続けるってのは、最悪のパターンって事ね。」

愛原「トランプとヒラリーのどっちがマシか? もちろん選挙中において有権者は自らの人物鑑識眼に基づいて、おのおの真剣に議論し、判断した事だろう。しかしそれは、もう終わった事。次に重要なのは、実際に新大統領がどういう政治をするか? それによって評価を変えるという視点だ。悪い政治をしたならば、トランプ支持層も手のひらを返さなくてはならないし、良い政治をしたならば反トランプ陣営もその事実を好感を持って受け容れるべきだろう。予想が当たった外れたなんて議論に意味はない。次の人物鑑定ステージは、もう試合開始のゴング目前だ。」








過去のたわごと 
2016年 12月25日 商業レビュアー 12月11日 成長戦略の目玉としてのカジノ
11月27日 パニック 11月13日 生存ゲーム的なシチュエーション
10月30日 強敵感 10月16日 感情移入という視点からのキャラクターメイク
10月2日 供給過剰社会 9月18日 血筋
9月4日 統一されるべき尺度 8月21日 暑さと寒さ
8月7日 (優秀な)下っ端 7月24日 超便利社会=超疲弊社会
7月10日 社会的弱者を量産し、彼らを悪の先兵に誘う者  6月26日 少子化社会という舞台
6月12日 有事法制(緊急事態における法のあり方) 5月29日 悪のセレブサロン 
5月15日 成功者が成功後にやりたいと思うこと 5月1日 ゲーム世界とリアル世界の違い
4月18日 過去に戻ってやり直すということ 4月3日 八百長 
3月20日 異邦人(外国人労働者) 3月6日 陣形
2月21日 功績泥棒 2月7日 三国志13をプレイ
1月24日 裏切り者 1月10日 善政家
2015年 12月27日 精神〜命よりも大切なもの 12月6日 独立戦争 
11月23日 ジャーナリスト 11月8日 精神力 
10月25日 優しい指導者  10月11日 助けを求める人たち 
9月27日 兵站 9月13日 善玉が起こした悪事や不祥事
8月30日 カイゼン 8月14日 盗作・ゴースト
8月2日 表稼業 7月20日 正論を用いない説得工作
7月5日 ディストピア 6月21日 財政破綻
6月7日 防諜 5月24日 サイコパス
5月10日 戦犯 4月26日 ハト派とタカ派
4月12日 不遇な先駆者 3月29日 プロギャンブラー(バクチで生計を立てる人)
3月15日 世界の管理者という名のラスボス 3月3日 命令コマンド
2月15日 攻略本・攻略サイト 2月1日 お遊びコマンド
1月18日 精神異常状態 1月4日 NPCの選択判断ルーチン
2014年 12月14日 男女キャラクターの比率 11月30日 不安と安心の役割
11月16日 現実主義者の正体 11月3日 アイテムゲット
10月19日 真相にたどり着けない者 10月5日 挫折
9月14日 嫌いだけど素晴らしい人達 9月7日 売れている作品と面白い作品の違い
8月24日 援軍 8月3日 ブラゲとパケゲ
7月20日 根性論と科学的知見に基づいた肉体改造 7月6日 ディスリスペクト(軽蔑・disり)
6月22日 あやかり系主人公 6月8日 中毒
5月25日 箱庭ゲーム 5月11日 ダブルスタンダード
4月20日 偽りの理想郷 4月6日 防御力
3月23日 自分用ゲーム作り 3月9日 育成する指導者、選別する指導者
2月23日 忠誠 2月9日 変化するキャラクター
1月26日 一芸職人VS器用貧乏 1月11日 評判
2013年 12月23日 身分制度 12月8日 陰謀
11月24日 秘密 11月10日 努力が報われるゲーム
10月27日 ゲームの自由度について 10月13日 出来の悪い二代目
9月29日 怒り 9月15日 撤退戦術
8月30日 ヒール(悪役) 8月15日 覆水盆に返らず
7月28日 予知・予測 7月13日 かつてのヒーロー
6月30日 覚醒(新能力発現・急成長) 6月15日 犠牲
6月3日 単独開発 5月19日 ダメ人間
5月5日 悪徳宗教を必要とする人々 4月21日 悪の連帯責任
4月7日 3種類の立場からみた作品批評 3月24日 中立性を装った愚痴・悪口など(仮)
3月10日 人気対戦競技の条件 2月24日 幻想空間
2月10日 お金 1月27日 尊敬できる敵
1月13日 やる気・気合 12月29日 ルール
2012年 12月15日 厨二病 12月2日 売れ筋
11月17日 改心 11月4日 議論
10月21日 優秀な人材の起用・登用方法 10月7日 憎しみにとらわれた人達
9月22日 友情やコネによる人事起用の危うさ 9月8日 権力欲に取り憑かれた人達
8月19日 敗北の受け止め方〜捲土重来を期すために 8月5日 作者(表現者)が作品を通じて伝えたい思い
7月29日 人が自ら死(自殺)を決意するとき 7月15日 選択肢を選ぶことによる覚悟(リスク)
7月1日 選択肢があるということ 6月16日 宣伝と人気
6月2日 ホンネとタテマエ 5月19日 コンプガチャに学ぶ確率論とイカサマの話
5月6日 鑑識眼 4月30日 平等と競争
4月14日 公務員ヒーロー 4月1日 SF設定
3月18日 情報収集 3月3日 原発考察
2月19日 プライド 2月5日 お笑い
1月22日 ラスボスの処断方法 1月8日 創造→創作
2011年 12月30日 独裁者 12月9日 二次創作品
11月27日 万人向けからマニア向けの時代へ 11月13日 無敵能力の人たち
10月29日 正式名称 10月15日 利の人、情の人
10月3日 ポジティブ・ネガティブ 9月16日 利権
9月3日 借金 8月21日 何も変わらない事の恐怖
8月5日 発信したいオタクと共感したいオタク 7月25日 戦う地方、媚びる地方
7月17日 充電期間 7月10日 ひとそれのアンケート結果
7月2日 供給過剰気味のゲーム(&娯楽) 6月21日 東日本大震災3
6月5日 上司に反発 5月21日 修正する度量
5月14日 挑戦する勇気 5月1日 調子
4月17日 専門スキル 4月3日 東日本大震災2
3月18日 東日本大震災1 3月5日 ネトウヨと不良キャラの共通点
2月19日 信用ラインと警戒ライン 2月5日 信じられない者ばかりの世界観
1月23日 武器を交えない戦争 1月16日 しゃべらない主人公
1月7日 異世界に飛ばされた凡人 12月25日 後ろ向きな嫉妬心
2010年 12月19日no2 人それのゲーム難易度 12月19日no1 社会人型キャラ
12月11日 新作公開してから一週間 12月5日 新作ゲーム紹介
11月20日 理想と現実 10月29日 新作公開予定
10月18日 派閥 10月1日 仲間
9月19日 キャラクターイメージ 9月6日 理想を持った人間。そうでない人間
8月21日 革命後 8月8日 長編のオチのつけ方
7月24日 勇者は世直しができるか? 7月10日 全力集中プレイと長期戦略プレイ
6月27日 RPGのチームバトル 6月13日 傭兵団
5月29日 相手の思考をよんでみよう 5月14日 扇動する者、される者
5月7日 こっそりアンケート設置お知らせ、ほか 5月3日 地方を主人公の舞台にしてみよう
4月17日 コンピュータは人間を上回れるか? 4月2日 政権交代から6ヶ月が過ぎて
3月22日 フィクション 3月12日 困ったパーティメンバー
2月21日 責任 2月6日 教育
1月23日 トップダウン式製作とボトムアップ式製作 1月10日 ゲーム作成スタッフ
2009年 12月25日 政権交代から3ヶ月が過ぎて 12月12日 血液型
11月29日 編集日記・編集後記 11月14日 AVG(+SLG)制作中
10月31日 シナリオ 10月18日 ゲーム作りで完成までこぎ着けるためには2
10月3日 オリジナル 9月19日 ゲーム作りで完成までこぎ着けるためには
9月6日 実在モデルをどこまで採用できるか 8月24日 素材?
8月14日 今時の報道スタイル 8月8日 ユーザーサポートにメールを送ってみました
7月25日 恋愛シミュレーション2の魅力? 7月11日 人気と実力
6月27日 打ち切り 6月19日 エロゲ規制強化の流れからみるゲーム考
6月6日 貴族階級 5月23日 悪の戦闘員
5月10日 異なるキャラクターの視点でみてみよう 4月24日 強者がますます強くなる・・・
4月11日 ゲームエディタ 3月29日 愛郷心
3月22日 匿名ネット社会 3月6日 暗躍する超能力者たち
2月22日 信者キャラ 2月15日 必殺技
2月1日 アンチヒーロー(悪役型英雄) 1月23日 カタストロフィーを未然に阻止しよう
1月16日 フェアな戦い 1月3日 あれから幾年後
2008年 12月28日 国盗りSLGの景気対策 12月20日 現実世界をゲーム化してみよう
12月5日 内部対立 11月29日 推理もの??
11月22日 悪人とも言い切れない罪人 11月7日 正史
10月31日 萌えない女性キャラ 10月18日 関西弁
10月5日 大阪 9月21日 避けられない強大な敵
9月7日 人気・魅力・カリスマ 8月29日 黒幕
8月23日 運と実力 8月9日 COMの思考ルーチン
8月3日 新シナリオ「HeiseiNippon」公開 7月19日 軍師
7月5日 各国の思惑を構成するもの 6月21日 催眠術
6月7日 和解 5月24日 知恵者
5月16日 千年生きてみよう 5月3日 生き残ることと勝ち残ること
4月18日 冷酷な指導者 4月5日 お金の使い道
3月15日 若さ 3月7日 性能と運用
2月29日 アンケート現況発表(質問2について) 2月22日 広報戦略
2月10日 差別 1月27日 敵のスペック

1月13日 神の加護、神聖魔法 12月30日 フリーゲームのレビュー
2007年 12月16日 国盗りゲームのパターン 12月1日 謎について
11月16日 ゲーム世界での対人設定2(その他視点) 11月3日 ゲーム世界での対人設定1(味方視点)
10月20日 レジスタンス勢力 10月5日 終盤〜エンディング
9月21日 世襲について 9月8日 悪役(ヒデブ派5隊長など)
8月24日 確率について 8月10日 セーブ&ロード
7月27日 成長について 7月15日 SRPGにおける白兵部分のゲーム的処理
6月30日 SRPGのマップのシステム 6月17日 徴収と略奪
6月2日 兵科あれこれ 5月19日 理想の君臣関係
5月4日 経済力うんぬん 4月21日 戦略ゲームと戦術ゲーム
4月6日 公開情報と非公開情報 3月24日 個人戦用の武器等
3月9日 兵士の武器 2月25日 ゲーム作りとゲーム遊び
2月11日 少数派(属性持ち)向けゲーム 1月28日 バージョンアップ

1月13日 宮田軍にてこ入れ? 12月30日 フリーゲームの宣伝
2006年 12月15日 投票・アンケート 12月1日 最強の敵
11月18日 動かしやすいキャラと動かしにくいキャラ 11月4日 デバッグ
10月22日 現代・近未来ものについて 10月6日 趣味の社会人クリエイター
9月15日 新作?の状況について 9月8日 BGMについて
8月27日 登場人物の口語表現 8月12日 女性キャラ
7月28日 主人公選択式ゲーム 7月16日 マイサイトについて
7月2日 死について 6月17日 風刺について
6月2日 シナリオタイプあれこれ 5月19日 ゲーム作りの進め方について
5月5日 ゲーム作りを始める時について 4月21日 高能力キャラの表現方法
4月8日 悪い敵 3月31日 名前について
3月18日 伝え方と伝わり方 3月12日 キャラクターのプロフィールについて
3月5日 アマとプロによる基本プロット考 2月25日 自作CGについて
2月19日 著作権について 2月12日 バックグラウンドの設定について
2月5日 SRPG95の次回作に対する期待 1月29日 分岐と自由度について
1月22日 難易度について 1月15日 勢力別能力値考察
1月8日 主人公について 1月1日 ユニットの能力値をどういじるかについて
2005年  12月30日 12月23日 12月16日 12月9日 12月2日 11月25日 11月18日 11月11日 11月5日 10月31日















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