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愛原様のたわごと(17年7月23日)





愛原「前回、【七つの大罪】の一つである傲慢というキーワードについて取り上げてみたのだが、この七つの大罪における傲慢という単語。元の訳だとPrideなんだよな。」

鼎「日本でプライドというと、どっちかというと好意的な意味で使われる事が多そうだよね。」

逆沢「まぁ、外国語の翻訳なんてものは、なかなかぴったりしっくりとはいかないものらしいからねー。同じ【七つの大罪】の一つである嫉妬にしても、日本人はJealouslyという単語で英訳しがちだけど、実際はEnvyの方なんでしょ?」

鼎「ジェラシーとエンビーの違いは、2010年12月15日のたわごとで取り上げてたよね。ジェラシーは前向きな嫉妬心。エンビーは後ろ向きな嫉妬心という感じで。」

愛原「日本語では嫉妬で一括りだが、英語圏では、ジェラシーとエンビーはニュアンスが大きく異なる。逆に日本語では、誇り傲慢ではニュアンスに大きな差があるが、英語圏ではプライドで一括りにされがちだ。」

逆沢「英語圏の方が嫉妬の中身については精密だけど、傲慢の中身については逆に大雑把という事なのかねー?」

愛原「というか英語圏でいう所のPrideの範囲が広すぎるわな。誇り傲慢うぬぼれ意地など。」

鼎「日本語でプライドというと、傲慢というニュアンスが少し弱い代わりに、見栄とか、気高さとか、信念(負けず嫌いや、意地っ張り等)みたいなニュアンスが強る感じかな?」

逆沢「日本で【あの人はプライドが高い】というと、要するに【あの人はエエカッコしぃだ】みたいな部分はあるかもね。私も、プライドといえば、見栄っ張りとか、カッコつけとか、そんなイメージが一番だわ。」

鼎「【プライドが高い=意地っ張り】みたいな使われ方も、割とよくされるよね。どれだけ誤りを指摘されても、なかなか折れようとしない人を指して、【あの人はプライドが高すぎる】みたいに表現されたりとか。」

愛原「日本におけるプライドは、ある意味、和製英語の領域に迫っているかも知れないな。リベンジほどじゃなくとも、本来のニュアンスと若干のズレが生じつつあるというか。」

鼎「英語圏におけるRevengeは、復讐という意味であって、雪辱とか再挑戦というニュアンスは、どうも日本独特っぽいよね。」

愛原「雪辱という意味でリベンジを使っても、決して誤りではないが、敵意というニュアンスが加わるので英語圏で使う場合、話す相手を選んだ方がよいかも知れんな。プライドという単語にしても、日本程には好意に受けとめられる保証はないので、そこはちょっとだけ気に留めた方が無難かも知れない。」

逆沢「日本では、傲慢という意味でPrideという単語を使う人はあまりいないだろうけど、向こうで【俺はPrideが高い!】とかドヤ顔で言っちゃうと、相手によっては引いちゃうことがあるくらいには思った方が良さそうって感じかな?」

愛原「確かに誇りという意味も含まれてはいるが、傲慢とか、自信過剰とか、自慢屋とか、うぬぼれ屋とか、横柄とか、上から目線とか、調子に乗るタイプとか、傲岸不遜とか、唯我独尊とか、向こうでのPrideはネガティブな意味での範囲も広いからな。」

鼎「日本で7つの大罪の一つがプライドと聞くと???ってなりそうだけど、向こうでのPrideのニュアンスを聞くと、なる程と思ったよ。」

逆沢「日本ではプラスイメージでとらえられる誇りなどの概念も、向こうではPrideで一括りという事は、誇りという概念自体も、ネガティブ要素と表裏一体って事なのかねー?」

愛原「という訳で今回のテーマは、誇りと傲慢。どこまでが賞賛されるべき誇りであり、どこからが忌み嫌われるべき傲慢なのか? ちょっと比較してみよう。」

鼎「たとえばネットでは、【私は日本人として誇りを持っている】とか【同じ日本人として誇らしいです】みたいな書き込みがちょくちょくあるけど、これ、よくよく考えてみたら、必ずしも賞賛されるべき使われ方をされてないよね。むしろ傲慢寄りの使われ方の方が多そうというか。」

逆沢「【日本人として誇らしい】とか、軽々しく言ってる奴。【お前が日本のために何をした?】ってツッコミたくなるわ。他人の功績や活躍に便乗してホルホルしてるだけだろとしか思えないというか。」

鼎「【私はあの人気者と同郷です】とか【私はあの人気者と遠い親戚です】とか【友達の友達があの人気者と知り合いです】と、同じようなものだよね。話のネタとして盛り上がるのはいいけど、誇りとまでいわれるとさすがに言い過ぎ感があるというか。」

逆沢「自慢のネタとして使ってるとしたら、むしろ傲慢さを顕わしてる以外の何者でも無いわね。別にお前自身が偉いわけでも無いのに、他人の功績や活躍に便乗して、相手をそれとなくマウントする為に誇りという言葉を持ち出したとするなら。」

愛原「【○○人として誇らしい】の後に【それに比べて△△人は・・・】みたいな言葉が続いたら、暗に△△人を貶めてマウントを試みているのは確実だろうな。」

逆沢「誇りというポジティブな単語で糊塗しただけの、傲慢そのものね。」

鼎「【私は日本人として誇りを持っている】みたいなものも、人によっては、かなり傲慢な使われ方をしているよね。」

愛原「そいつが日本人の品格を護る為に何らかの貢献をしたいと考えた上での決意の表明としての発言なら、まぁそれなりに適切な可能性はある。しかし【日本人だから自動的に素晴らしい存在であるはず(+そして自分も日本人なので、自動的に素晴らしい存在のはず)】という思い込みで語っているだけなら、ただの傲慢だ。日本人の部分を、貴族とか、国会議員とか、一部上場企業社員とか、名門校OBなどに置き換えてみたら、よく分かるはず。」

逆沢「要するに、肩書きで威張ってる奴と変わらないって事ね。」

鼎「肩書きで威張ってる人とか、むしろ誇りを汚す側の人達にしか思えないよ。」

逆沢「分かる分かる。たとえば貴族としての義務を果たし、貴族の名誉を守る為に真摯に努力している人からすれば、貴族である事を笠に着て威張ってる奴らなんか、どう見ても貴族の名誉を汚し、貴族の誇りも傷つけてるだけでしかないだろうしね。完全に足手まといの穀潰しというか。」

愛原「先人が積み上げてきた名誉や誇りを、ただ消費しているだけの穀潰しだよな。そいつら。」

逆沢「【謙虚で慎み深い日本人の品性は素晴らしい】と鼻高々に吹聴しながら、そう言ってる本人自身は【傲慢で、無遠慮で、侮蔑的な言動を恥ずかしげも無く連呼する恥ずかしい日本人】である事も珍しくはないだろうしね。他人が積み上げてきた名声に一方的に乗っかって、自分自身はその名声を食いつぶして台無しにするだけのガチクズというか。」

愛原「名誉も名声も、一朝一夕には手に入らない。誇りにできるだけの名誉や名声を積み上げるには、並々ならぬ苦労が必要だ。それだけの苦労をしてきた当事者が、その結果手に入った功績や名声に対して【誇りに思う】のなら話も分かるが、他人の功績や名声に一方的に乗りかかって、一方的に食いつぶすような奴らは、本当に疫病神以外の何者でもないな。」

鼎「誇りというのは、過去の功績や名声に依存する過去形のものだけでは無くて、現代形や未来形のものもあるよね。【公僕の誇りにかけて決して不正はしない】とか【名門の誇りにかけて最後まで決して手を抜かない】とか【正義の誇りにかけて決して悪には屈しない】みたいな。」

愛原「誰にも恥じる事なき、気高き誓いみたいなものだな。その気高き誓いを守り続ける事自体が誇りになるだろうし、その誓いを守り続けたという過去も誇りになり得るだろう。誇りというのは、何の苦労も制約もなしに簡単に手に入るものではないんだなとは、改めて感じさせる。」

鼎「誇りというのは、食いつぶすものではなく、自分(達)の手で創ったり護ったり育むものだよね。」

愛原「何を誇りにするかは人それぞれだろうが、誇りというからには、少なくとも自分自身が胸を張って言える程度には、真っ当で清廉なものではあって欲しいよな。」

逆沢「けど、人間ってのは、誰かと意見が対立した場合に【自分の方が正しい】と思い込みたがる生き物だから、独りよがりの正義を誇りにするような奴も多そうだわ。」

鼎「【プライドが高い】という言葉は、意地っ張りとか、意見を変えようとしない人に対しても使われがちだけど、独りよがりの正義に固執して【正義の誇りにかけて決して悪には屈しない】とばかりに突っ張っている人は、まさにその典型だよね。」

愛原「自分の意見の方が正しいに決まっているとか言うのも、まさに傲慢の典型だな。潔く己の過ちを認めないとか、他人に頭を下げたくないとかいうのも、みんな傲慢だ。」

鼎「どんな気高い誇りであっても、傲慢さと常に背中合わせである事は避けられないって事かなぁ?」

逆沢「誇りを貫くといえば聞こえはいいけど、単に自分の間違いを認めたくないとか、折れたら負けだと思っているというのが本音なら、それは傲慢以外の何者でもないと思うわ。もっともそれを美化する為に誇りという言葉で置き換えるんだろうけど。」

愛原「謙虚を美徳とする日本人からすれば、傲慢は悪徳でしかないから、それで誇りという言葉を用いて、傲慢の正当化を行いたがるというのはありそうだな。逆に謙虚自体が必ずしも美徳でない欧米人からすれば、誇りと傲慢を明確に区別する必要自体がないから、まとめてPrideで一括りにできるという事かも知れない。」

鼎「じゃあ、日本における嫉妬が、向こうでジェラシーとエンビーに分けられてるのも、やはり似たような文化的背景があるのかな?」

愛原「向こうでは、前向きな嫉妬は、普通に向上心としてポジティブにとらえようという考えがあるのかも知れないな。が、日本の場合は、前向き後ろ向き関係なく、自分より上の人を羨む事を忌み嫌う文化が根強いのかも知れない。まぁあくまで無責任な憶測でしかないが。」

逆沢「まぁ、よく考えてみれば、英語でのPrideが意味する傲慢も、うぬぼれ屋も、上から目線も、あるいは誇りや意地などにしても、共通する点がありそうだしね。どれも【自分が優れた存在である事を誇示したがってる】風というか、【カッコつけたがっている】風というか。」

鼎「傲慢な振る舞いというのは、他人をマウントする事で自分の強さをアピールしようという意思の現れそのものだし、意地っ張りな振る舞いも、己の過ちを認める事で恥をかきたくないとか、いかにもカッコつけ特有の心理の現れだろうから、確かにプライドが高い人の根底には、見栄とか体裁への過剰なこだわりがありそうと思ったかも。」

愛原「カッコをつける事自体は決して悪ではないが、その為に、他人を貶めたり、ウソを貫き通そうとしたり、不毛な抵抗を続けるならば、その部分はやはり悪と言わざるを得ないだろう。」

逆沢「本当の意味でカッコいい人は、大体、人並みならぬ素晴らしい活躍なり貢献なりをしてる人なんだけどねー。」

愛原「それは理想のカッコいい人像ではあるが、何にカッコ良さやカッコ悪さを感じるかは、やはり個人差があるからな。俺なんかは【そんなんもろたら立ちションもでけへんようになる】とか言って国民栄誉賞を辞退した福本豊氏のような人間にカッコ良さを感じるが、逆に肩書きや勲章の多さにこそカッコ良さを感じる人もいるだろうし。」

逆沢「借金まみれになってまで、ブランドものの高価な服飾で身を固めるような人もいるけど、そういう人からすれば、外見が全てなんだろうなとは思うわ。」

鼎「ウソの肩書きや経歴や武勇伝で、カッコつけようとする人もいるよね。」

愛原「嘘で塗り固めてまでカッコをつけたいとか、【どれだけプライドが高いんだ?】と思わなくもないが、なる程、プライドの根底には、カッコへのこだわりみたいなものがあるのかも知れんな。」

鼎「日本人が傲慢と誇りで区分しているのは、傲慢はカッコ悪いけど、誇りならカッコいいからというのがあるのかも知れないね。」

逆沢「アメリカ人なんかだと、傲慢な振る舞いは嫌われるけど、別にカッコ悪い訳ではないという感じだから、それでプライドを傲慢と誇りの二つに分ける必要はないって事かも知れないわね。実際、トランプ大統領なんかも、虚勢は張るし、嘘はつくし、態度も傲慢だから支持率も低迷したままだけど、本人は自分の振る舞いをカッコ悪いとまでは思ってなさそうだし。」

愛原「まぁ日本でも、不良キャラというか、ヤンキーキャラというか、大体世間の鼻つまみ者だけど、だがそれがカッコいいみたいな思考の者はそれなりにいた。今は生活保護者や在日外国人や市民活動家を叩く事がカッコいいみたいな思考の者に取って代わられてる気がしなくもないけど。」

逆沢「ワルでも、誰かを攻撃できる強い俺様カッコいいって事なのかな? 自分だけは、マスコミなどによる印象操作にも騙されず、あいつらの裏の顔を知っている的な、厨二病ヒーロー的な正義感も混じってるかも知れないけど。」

鼎「【強さ=カッコ良さ】と考える人からすれば、傲慢な振る舞いをする事で、周囲の反発も怖れず我意を押し通せる強い自分を見せつける事自体が、カッコ良い振る舞いに感じられるのかも知れないよ。実際、我意を押し通せる地位にある者には、あえて人の嫌がるような事を見せつけるようにする人もそれなりにいる気がするし。」

愛原「悪のカリスマ的なカッコ良さかな? もっともそういうのは、本人だけで通用する独りよがりのカッコ良さでしかないが。【決して誤りを認めず、最後まで意地を張り続ける】のと同義のカッコ良さというか。ひどい奴になると、詭弁や論点そらしといったカッコ良さとは無縁のひどい抵抗までしてきたりして。」

鼎「自動車のスピード違反をとがめられている人が、【他にも同じような事をしてる奴がいっぱいいるのに、自分だけとがめられるのは差別だ。自分以外のスピード違反した奴全員を先に全員罰するべきだ】とか、論点そらしをしてる人とか、まさにその典型だよね。それでどれだけ自分が糾弾されても、自分のしてきた事を棚に上げて他者を逆批判する論法を展開して、もしもそれで相手が折れでもしたら、【見事論破した俺、カッコいい!】みたいに自分に都合のいい解釈しそうというか。」

愛原「聞かれた質問にまともに答えず、自分に都合の悪い論点は全て棚上げして論点そらしをするようなケースは、国会答弁でもしょっちゅうみかけるが、仮にそれでその場は逃げ切れても、実際にはその分、支持率はちゃんと下がっている。【巧みな弁論で追及を上手くかわした俺、カッコいい】と当人は思っていても、実際はカッコ良さとは無縁の【記憶にない】とか【資料は破棄した】とか【人格攻撃で論点そらし】みたいな姑息な抵抗のオンパレードだから、周りの人間はむしろ呆れているし、少なくとも【詭弁と強弁で逃げ切った、あの人すごくカッコいい!憧れるぅぅぅ!】なんて事にはまずならない。」

逆沢「本人自身は、【誤りを認める】事や【負けを認める】事をカッコ悪いと思い込んでいるから、必死で抵抗して、それで相手が説得を諦めようものなら【勝った!】と満足もするんだけど、他者からみたら醜悪な自己保身行為でしかないけどね。」

愛原「そう。カッコ良いと思ってるのは本人だけ。確かに誤りを認めたら、おそらくその場ではカッコ悪い思いをするかも知れないし、それを避けたい気持ちも分かるが、それをしてしまうと、より確実に嫌われる。人としての評価も下がる。」

鼎「【聞くは一時の恥。聞かぬは一生の恥】という言葉もあるけど、それでも聞くという判断がしにくいのは、プライドが高い人に共通する弱点かも知れないよね。」

逆沢「【聞く】の部分を【逃げる】とか【譲る】に置き換えても、通用すると思うわ。小さなプライドにとらわれて逃げるという選択肢を選ばなかった結果、うつ病になったり、最悪死に追い込まれたりして。」

愛原「俺なんかは【くだらないプライドなんか、犬にでも食わせておけ】と考えるタイプだから、気楽なものだけどな。グフフ♪」

鼎「カッコをつける事自体は、恥も外聞も無い人よりは、私はマシだと思うけど・・・。」

逆沢「同感。恥はともかく、外聞という部分は、それなりに大事だと思うわ。傲慢な振る舞いをすれば嫌われて外聞に傷が入るし。意地を張り続けて己の過ちを認めようとしなくても、やはり嫌われて外聞に傷が入るし。嘘や虚勢で塗り固めて外面だけ良くしても、それがバレたら、やはり外聞に傷が入るだろうし。」

愛原「うーん。外聞というか、他人の目線に振りまわされるような生き方はあまりカッコいいとは思えないし、そんなものに振りまわされない気高さあっての誇りという側面もあると思うけどなぁ。というか俺に言わせれば、傲慢な人間とか、意地っ張りな人間とか、嘘や虚勢で塗り固める人間の方が、余程、見栄っ張りというか、他人の目線を気にしてると思うぞ。ただ近視眼なだけで。」

鼎「他人の目線を気にしなければ、はじめから嘘や虚勢で塗り固める必要もないという意味では、確かに一理あるかも。」

逆沢「【武士は食わねど高楊枝】じゃないけど、苦しくても虚勢を張り続ける事が美徳となる場合もあるけどね。」

愛原「まぁ苦しくてもそれを我慢して耐え凌ぐとか、痛くても痛いのを我慢するみたいな虚勢を美徳とする風潮は、現代でも普通にあるけどな。しかしその延長にブラック企業や各種ハラスメントがある訳だから、俺としては素直にそれを美徳扱いにはしたくない。カネも無いのに見栄を張った買い物を続けていれば、いずれは本人は元より、その本人を慕う周りの人間も巻き込んでまとめて不幸にするし。恥をかくのがいやだからと、出来もしない事をできると言い続けたり、知らない事を知ったかぶりしたり、このままでは会社に殺されると感じていても逃げだそうとしなかったり、間違いと気付きながらもその間違いを正しいと言い張ってごり押しすれば、必ず自分もしくは多くの誰かが不幸になるからだ。」

鼎「プライドが醜悪なものになるとすれば、それはおそらく恥をかきたくないとかいった自己保身が根底にありそうだよね。」

愛原「本来の誇りは、傲慢や自己保身とは無縁のもののはず。むしろ誇りを護ろうとすれば、人並みならぬ苦労を背負う事になる。たとえば、不正をしないという誇りを護ろうとすれば、悪意ある人間による圧力や誘惑をはねのける勇気がいるし、常人ならざる記録の達成を誇りにしたければ、常人ならざる努力が大抵必要だからだ。」

逆沢「誇りは、自らの傲慢や自己保身を正当化する為の隠れ蓑ではなくて、むしろその達成や維持の為に負担を伴うものという方が正解って事か?」

愛原「だから誇りを抱き、また貫く者は、他者からみてもカッコいいのだ。【日本人として誇りに思います】とか、言ってる奴が何の苦労を背負ってる? 【日本人として誇りを持てるように自分も○○の形で貢献する】とかならまだともかく・・・。」

鼎「他人の活躍に便乗して誇りを感じてる人は論外として、たとえ本人自身による活躍であっても、あまりにしつこく自分の過去の輝かしい履歴を自己アピールする人はさすがに嫌だけど・・・。なんか過去の学歴とか社歴とかをいつまでも自慢してる人と変わらないというか。」

逆沢「だから向こうのPrideは、それが誇りであれ傲慢であれ、本質的にまとめて大罪という事かも知れないけどね。」

愛原「まぁ我々は日本人なんだから、誇りを美徳とする考え方まで捨てる事はないだろう。但し、誇りを美徳にし続けたければ、それが傲慢や自己保身の隠れ蓑であってはならないと思う。むしろ誇りはPrideとは別物のHokoriなんだと言えるくらいの高尚で気高いものであって欲しいとも思う。まぁそこまて大仰でなくともいいけれど。」

鼎「世の中には、謙虚で誇り高い人もいるよね。決して自慢げな態度とか、人をマウントするような振る舞いをしたりはしないけど、しっかりとしたポリシーを持っていて、それによって人を魅了できる人というか。」

愛原「プライドが高いだけの人は大抵カッコつけたがりだが、誇りある生き方をしてる人は、これ見よがしにカッコをつけなくとも、自然とカッコいいケースも多いからな。まして恥をかきたくないとか自己保身の為に、あからさまな嘘をついたり、見苦しい詭弁を弄したり、人格攻撃から論点そらしまでなんでもやりたい放題の醜悪な振る舞いは絶対にしない。

鼎「誇りある人は、何事につけてもむしろ手段や形式にこだわるよね。」

逆沢「本来なら、プライドが高いタイプ全体が、手段や形式を過剰に気にするイメージだけど、そこに誇りとなる芯がない、単なる自己保身屋やカッコマンだと、逆境になった途端に、手段を選ばずに我意を通すようなキャラに変貌する気もするわ。」

愛原「誇りあるタイプなら、誇りカッコのどちらを捨てざるを得ない場面なら、間違いなくカッコを捨てる。一時の恥を忍んでも自分という人間の誇りとなる部分だけは捨てない。しかしカッコ優先の人間の場合、他人に頭を下げたり恥をかくくらいなら、どんな醜悪な手段も平気で取って抵抗を試みる。周りが迷惑しようが、他人に罪をなすりつけようが、それで自分が恥をかかずに済むなら構わないといわんばかりに。」

逆沢「人間のクズだな。まさに大罪クラスの。」

鼎「自分さえ良ければ、他人が貶められようが、苦しめられようが全然構わないというのは、傲慢な人間の典型だよね。」

愛原「むしろ【他人をマウントできるくらいの傲慢が許される立場になりたい】と考える者もいる。カッコをつけたがるのも、自分がいかにも優れた人物であると周囲にアピールしたいからこそだろう。もしくはそう自己暗示したいか。だがそういう人間は、いかに自分自身が気高く誇り高いと思い込んでいても、もしも誇りとカッコのどちらかを捨てざるを得なくなった時に、馬脚を現す。」

逆沢「誇りを捨ててもカッコを取ると。まぁ元々、誇り自体無いか。」

鼎「【私は日本人として誇りを持っている】みたいな事を軽々しく言う人は、ほとんどそうじゃないかな? 具体的に日本人のどの部分に誇りを持っていて、自分がその誇りを守る為に日頃からどれだけの労力をはらっているかとか、そういう部分には全然関心無くて、ただカッコをつけるのに都合がいいから、便乗してアピールしてるだけのような気がするし。」

逆沢「誇りを隠れ蓑にして、自らの傲慢性を正当化するのだけはやめて欲しいわ。真っ当に誇りを持ってる人の価値まで汚れるから。」

鼎「誇りある人間というキャラクターと聞くと、大体カッコいい善玉というイメージだけど、実際には、必ずしもそうとは限らないという事かな? 誇りとカッコのどちらかを捨てざるを得ない時に、カッコを捨てられる勇気の持ち主こそが本当の誇りの持ち主だとすれば、カッコ悪いけど誇り高いキャラも多そうというか。」

愛原「人間は、完璧じゃないからな。人間である以上、失敗もするし、恥を受け容れなくてはならない時もある。そういう逆境の時でも、誇りを貫き通せるか?」

逆沢「ま、世の中には、上司や顧客にいつもペコペコしてるダサいオヤジでも、家族のために社会のために誇りを持って働いてる人も多いしね。カッコが悪くても、誇れる人間というのは間違いなくいると思うわ。むしろいつもカッコつけて罪も失敗も認めず、自己正当化だけしかしない政治家とか、財界のお偉いさんとかの方がずっと醜悪に映るというか。」

鼎「都合の悪い話は避けて、自分に都合のいい事だけを延々と自己アピールして、カッコつけてる人をみると本当にそう思うよ。どこまでこの人は傲慢なんだろうと。」

愛原「自分の見栄を守る為なら、平気で他人を貶められるような、悪性のプライドの持ち主は残念ながら多い。が、その一方で、見た目はダサくても誇り高い人間も多いものだ。そしてそんな素晴らしく誇り高い人に限って、自分ではそんな自覚の無い自然体の人も多い。」

鼎「別に片意地張って【不正はしないぞ!】とか【家族のために頑張るぞ】といちいち誓いを立てている訳でもないけど、本人も無意識の内に自然とそういう風に行動できている人も多そうだよね。」

逆沢「そういう、別に意識してカッコつけてる訳じゃないけど、実は自然とカッコいい人の方がいいかもね。いや、見た目はダサくてカッコ悪いかも知れないけど♪」

愛原「誇りなんてのは、意識高い人とか、選ばれた英雄だけが持ち得る者ではなく、案外、ぱっとしない凡人が本人も自覚してない部分で密かに秘めているものなのかも知れないな。一生のうちどれくらいその誇りを表に出す機会があるかどうかは分からないが、ここぞの場面で誰かを守る盾になったり、不正な圧力を勇気を持ってはねのけたりなど。」

逆沢「普段はええカッコしてても、ここぞの場面で自己保身の醜い本性を丸出しにする者もいれば、普段はカッコ悪くても、ここぞの場面で決められる者もいる。誇りのためにあえて恥を受け容れる者もいれば、どうしても恥をかく事を受け容れられず、自分の小さなプライドを守る為に他人のプライドをズタズタに引き裂くような人格攻撃までするようなゲスもいると。」

鼎「そもそも誇りは、内面のものでもあるから、一見すると分かりづらい所もあるよね。逆に見た目のカッコとか傲慢な振る舞いは、すぐにでも外に伝わるけど。」

愛原「外面ばかり気にする奴にとってのプライドは、自分の見た目を美しく飾る為のアクセサリーとしてのプライドでしかないのだろうな。だから恥をかきそうになったり、自分の印象を傷つけられそうになると、醜い抵抗をしてまで、自分のちっぽけな自尊心を守ろうとする。そしてそんな傲慢な態度で嫌われる。一方、本人の自覚無自覚にかかわらず、誇りや芯のある者は、恥を忍んでも魂は売らない。【韓信の股くぐり】ではないが、必要に応じて他人に頭を下げることもあれば、恥を怖れず逃げ出す事もあるだろう。それでも誇りや自らの芯となる部分だけは見失わない。と、ここまであえて誇りというものを美化してみたが、どうかな?」

逆沢「ま、いいんじゃないの? お前さっき、誇りを美徳とする考えまで捨てる事はないと言ってたし。」

鼎「ただ、Prideという単語自体は、あくまで七つの大罪の一つとしての傲慢でもあるから、誇りが傲慢の正当化として使われる事のないようにはして欲しいところだよね。」

愛原「誇りは、便乗して消費するものでは無い。傲慢の正当化として使っていいものでもない。恥をかく事を怖れて自己正当化する為に使うなんてのは論外で、むしろ誇りは、一種の誓いや戒めであり、その為に恥を忍ぶ度量や勇気も求められる質のものだ。そしてそれ故にカッコ悪い自分を受けいけないといけない事もある。だが、だからこそ美しくカッコいい。カッコ悪いのにカッコいい。誇りというものは、多分、そんなものなんだろうとも思う。」

逆沢「なんだかよく分からないものだけど、調理次第でカッコ良くもカッコ悪くもなるものって感じね。安直に使うとどこまでも傲慢で醜悪な嫌な奴になるけど、うまくすれば冴えない凡人をヒーローにでもできる魔法の素材というか。」

愛原「片意地を張って意識高く誇りを胸に秘める必要まではないが、自分が偏狭なプライドにとらわれないように程度には、たまに自分を振り返りたいところだな。自分のちっぽけなプライドの為に平気で他人を貶めるようなクズと思われるのも嫌だし、恥を怖れて知ったかぶりを続けたり、我慢を続けた結果、気がついたらうつ病(場合によっては自殺)というのも最悪だ。」








過去のたわごと 
2017年 7月9日 傲慢とマウンティング 6月25日 権威を利用するナイトども
6月11日 悪事プレイ(のススメ) 5月28日 異界人(宇宙人)の干渉
5月14日 集団の思考ルーチン 4月30日 人間っぽさ=非効率的な思考ルーチン
4月16日 名声欲 4月2日 無言の圧力と忖度
3月20日 ロスト・ハイ・テクノロジー 3月5日 破壊神の信者
2月19日 一人称形式で見える視野の範囲 2月5日 歴史的人物の当時の評価
1月22日 未来予測 1月8日 人相見(人物鑑定)
2016年 12月25日 商業レビュアー 12月11日 成長戦略の目玉としてのカジノ
11月27日 パニック 11月13日 生存ゲーム的なシチュエーション
10月30日 強敵感 10月16日 感情移入という視点からのキャラクターメイク
10月2日 供給過剰社会 9月18日 血筋
9月4日 統一されるべき尺度 8月21日 暑さと寒さ
8月7日 (優秀な)下っ端 7月24日 超便利社会=超疲弊社会
7月10日 社会的弱者を量産し、彼らを悪の先兵に誘う者  6月26日 少子化社会という舞台
6月12日 有事法制(緊急事態における法のあり方) 5月29日 悪のセレブサロン 
5月15日 成功者が成功後にやりたいと思うこと 5月1日 ゲーム世界とリアル世界の違い
4月18日 過去に戻ってやり直すということ 4月3日 八百長 
3月20日 異邦人(外国人労働者) 3月6日 陣形
2月21日 功績泥棒 2月7日 三国志13をプレイ
1月24日 裏切り者 1月10日 善政家
2015年 12月27日 精神〜命よりも大切なもの 12月6日 独立戦争 
11月23日 ジャーナリスト 11月8日 精神力 
10月25日 優しい指導者  10月11日 助けを求める人たち 
9月27日 兵站 9月13日 善玉が起こした悪事や不祥事
8月30日 カイゼン 8月14日 盗作・ゴースト
8月2日 表稼業 7月20日 正論を用いない説得工作
7月5日 ディストピア 6月21日 財政破綻
6月7日 防諜 5月24日 サイコパス
5月10日 戦犯 4月26日 ハト派とタカ派
4月12日 不遇な先駆者 3月29日 プロギャンブラー(バクチで生計を立てる人)
3月15日 世界の管理者という名のラスボス 3月3日 命令コマンド
2月15日 攻略本・攻略サイト 2月1日 お遊びコマンド
1月18日 精神異常状態 1月4日 NPCの選択判断ルーチン
2014年 12月14日 男女キャラクターの比率 11月30日 不安と安心の役割
11月16日 現実主義者の正体 11月3日 アイテムゲット
10月19日 真相にたどり着けない者 10月5日 挫折
9月14日 嫌いだけど素晴らしい人達 9月7日 売れている作品と面白い作品の違い
8月24日 援軍 8月3日 ブラゲとパケゲ
7月20日 根性論と科学的知見に基づいた肉体改造 7月6日 ディスリスペクト(軽蔑・disり)
6月22日 あやかり系主人公 6月8日 中毒
5月25日 箱庭ゲーム 5月11日 ダブルスタンダード
4月20日 偽りの理想郷 4月6日 防御力
3月23日 自分用ゲーム作り 3月9日 育成する指導者、選別する指導者
2月23日 忠誠 2月9日 変化するキャラクター
1月26日 一芸職人VS器用貧乏 1月11日 評判
2013年 12月23日 身分制度 12月8日 陰謀
11月24日 秘密 11月10日 努力が報われるゲーム
10月27日 ゲームの自由度について 10月13日 出来の悪い二代目
9月29日 怒り 9月15日 撤退戦術
8月30日 ヒール(悪役) 8月15日 覆水盆に返らず
7月28日 予知・予測 7月13日 かつてのヒーロー
6月30日 覚醒(新能力発現・急成長) 6月15日 犠牲
6月3日 単独開発 5月19日 ダメ人間
5月5日 悪徳宗教を必要とする人々 4月21日 悪の連帯責任
4月7日 3種類の立場からみた作品批評 3月24日 中立性を装った愚痴・悪口など(仮)
3月10日 人気対戦競技の条件 2月24日 幻想空間
2月10日 お金 1月27日 尊敬できる敵
1月13日 やる気・気合 12月29日 ルール
2012年 12月15日 厨二病 12月2日 売れ筋
11月17日 改心 11月4日 議論
10月21日 優秀な人材の起用・登用方法 10月7日 憎しみにとらわれた人達
9月22日 友情やコネによる人事起用の危うさ 9月8日 権力欲に取り憑かれた人達
8月19日 敗北の受け止め方〜捲土重来を期すために 8月5日 作者(表現者)が作品を通じて伝えたい思い
7月29日 人が自ら死(自殺)を決意するとき 7月15日 選択肢を選ぶことによる覚悟(リスク)
7月1日 選択肢があるということ 6月16日 宣伝と人気
6月2日 ホンネとタテマエ 5月19日 コンプガチャに学ぶ確率論とイカサマの話
5月6日 鑑識眼 4月30日 平等と競争
4月14日 公務員ヒーロー 4月1日 SF設定
3月18日 情報収集 3月3日 原発考察
2月19日 プライド 2月5日 お笑い
1月22日 ラスボスの処断方法 1月8日 創造→創作
2011年 12月30日 独裁者 12月9日 二次創作品
11月27日 万人向けからマニア向けの時代へ 11月13日 無敵能力の人たち
10月29日 正式名称 10月15日 利の人、情の人
10月3日 ポジティブ・ネガティブ 9月16日 利権
9月3日 借金 8月21日 何も変わらない事の恐怖
8月5日 発信したいオタクと共感したいオタク 7月25日 戦う地方、媚びる地方
7月17日 充電期間 7月10日 ひとそれのアンケート結果
7月2日 供給過剰気味のゲーム(&娯楽) 6月21日 東日本大震災3
6月5日 上司に反発 5月21日 修正する度量
5月14日 挑戦する勇気 5月1日 調子
4月17日 専門スキル 4月3日 東日本大震災2
3月18日 東日本大震災1 3月5日 ネトウヨと不良キャラの共通点
2月19日 信用ラインと警戒ライン 2月5日 信じられない者ばかりの世界観
1月23日 武器を交えない戦争 1月16日 しゃべらない主人公
1月7日 異世界に飛ばされた凡人 12月25日 後ろ向きな嫉妬心
2010年 12月19日no2 人それのゲーム難易度 12月19日no1 社会人型キャラ
12月11日 新作公開してから一週間 12月5日 新作ゲーム紹介
11月20日 理想と現実 10月29日 新作公開予定
10月18日 派閥 10月1日 仲間
9月19日 キャラクターイメージ 9月6日 理想を持った人間。そうでない人間
8月21日 革命後 8月8日 長編のオチのつけ方
7月24日 勇者は世直しができるか? 7月10日 全力集中プレイと長期戦略プレイ
6月27日 RPGのチームバトル 6月13日 傭兵団
5月29日 相手の思考をよんでみよう 5月14日 扇動する者、される者
5月7日 こっそりアンケート設置お知らせ、ほか 5月3日 地方を主人公の舞台にしてみよう
4月17日 コンピュータは人間を上回れるか? 4月2日 政権交代から6ヶ月が過ぎて
3月22日 フィクション 3月12日 困ったパーティメンバー
2月21日 責任 2月6日 教育
1月23日 トップダウン式製作とボトムアップ式製作 1月10日 ゲーム作成スタッフ
2009年 12月25日 政権交代から3ヶ月が過ぎて 12月12日 血液型
11月29日 編集日記・編集後記 11月14日 AVG(+SLG)制作中
10月31日 シナリオ 10月18日 ゲーム作りで完成までこぎ着けるためには2
10月3日 オリジナル 9月19日 ゲーム作りで完成までこぎ着けるためには
9月6日 実在モデルをどこまで採用できるか 8月24日 素材?
8月14日 今時の報道スタイル 8月8日 ユーザーサポートにメールを送ってみました
7月25日 恋愛シミュレーション2の魅力? 7月11日 人気と実力
6月27日 打ち切り 6月19日 エロゲ規制強化の流れからみるゲーム考
6月6日 貴族階級 5月23日 悪の戦闘員
5月10日 異なるキャラクターの視点でみてみよう 4月24日 強者がますます強くなる・・・
4月11日 ゲームエディタ 3月29日 愛郷心
3月22日 匿名ネット社会 3月6日 暗躍する超能力者たち
2月22日 信者キャラ 2月15日 必殺技
2月1日 アンチヒーロー(悪役型英雄) 1月23日 カタストロフィーを未然に阻止しよう
1月16日 フェアな戦い 1月3日 あれから幾年後
2008年 12月28日 国盗りSLGの景気対策 12月20日 現実世界をゲーム化してみよう
12月5日 内部対立 11月29日 推理もの??
11月22日 悪人とも言い切れない罪人 11月7日 正史
10月31日 萌えない女性キャラ 10月18日 関西弁
10月5日 大阪 9月21日 避けられない強大な敵
9月7日 人気・魅力・カリスマ 8月29日 黒幕
8月23日 運と実力 8月9日 COMの思考ルーチン
8月3日 新シナリオ「HeiseiNippon」公開 7月19日 軍師
7月5日 各国の思惑を構成するもの 6月21日 催眠術
6月7日 和解 5月24日 知恵者
5月16日 千年生きてみよう 5月3日 生き残ることと勝ち残ること
4月18日 冷酷な指導者 4月5日 お金の使い道
3月15日 若さ 3月7日 性能と運用
2月29日 アンケート現況発表(質問2について) 2月22日 広報戦略
2月10日 差別 1月27日 敵のスペック

1月13日 神の加護、神聖魔法 12月30日 フリーゲームのレビュー
2007年 12月16日 国盗りゲームのパターン 12月1日 謎について
11月16日 ゲーム世界での対人設定2(その他視点) 11月3日 ゲーム世界での対人設定1(味方視点)
10月20日 レジスタンス勢力 10月5日 終盤〜エンディング
9月21日 世襲について 9月8日 悪役(ヒデブ派5隊長など)
8月24日 確率について 8月10日 セーブ&ロード
7月27日 成長について 7月15日 SRPGにおける白兵部分のゲーム的処理
6月30日 SRPGのマップのシステム 6月17日 徴収と略奪
6月2日 兵科あれこれ 5月19日 理想の君臣関係
5月4日 経済力うんぬん 4月21日 戦略ゲームと戦術ゲーム
4月6日 公開情報と非公開情報 3月24日 個人戦用の武器等
3月9日 兵士の武器 2月25日 ゲーム作りとゲーム遊び
2月11日 少数派(属性持ち)向けゲーム 1月28日 バージョンアップ

1月13日 宮田軍にてこ入れ? 12月30日 フリーゲームの宣伝
2006年 12月15日 投票・アンケート 12月1日 最強の敵
11月18日 動かしやすいキャラと動かしにくいキャラ 11月4日 デバッグ
10月22日 現代・近未来ものについて 10月6日 趣味の社会人クリエイター
9月15日 新作?の状況について 9月8日 BGMについて
8月27日 登場人物の口語表現 8月12日 女性キャラ
7月28日 主人公選択式ゲーム 7月16日 マイサイトについて
7月2日 死について 6月17日 風刺について
6月2日 シナリオタイプあれこれ 5月19日 ゲーム作りの進め方について
5月5日 ゲーム作りを始める時について 4月21日 高能力キャラの表現方法
4月8日 悪い敵 3月31日 名前について
3月18日 伝え方と伝わり方 3月12日 キャラクターのプロフィールについて
3月5日 アマとプロによる基本プロット考 2月25日 自作CGについて
2月19日 著作権について 2月12日 バックグラウンドの設定について
2月5日 SRPG95の次回作に対する期待 1月29日 分岐と自由度について
1月22日 難易度について 1月15日 勢力別能力値考察
1月8日 主人公について 1月1日 ユニットの能力値をどういじるかについて
2005年  12月30日 12月23日 12月16日 12月9日 12月2日 11月25日 11月18日 11月11日 11月5日 10月31日















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