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愛原様のたわごと(17年12月10日)







愛原「現代日本には(少なくともタテマエとしては)存在してなくて、中世ヨーロッパファンタジーなどで当たり前のように登場する大きな概念として、身分制度というのがある。」

鼎「身分制度というと、生まれた時点で、既にその人につけられている格付けのようなものだよね。」

愛原「うん。まぁ、王様に特別に目をかけられて平民階級から騎士階級に昇格したとか、政敵に罪をかぶせられて貴族階級から賤民階級に叩き落とされたとか、そんな例もたまにある事はあるが、特に大きなイベントに巻き込まれない限りは、貴族は貴族のままで一生を終え、平民は平民で、賤民は賤民で一生を終える事になる。生まれた時点で決定づけられている非情の刻印だ。」

逆沢「現代人の感覚だと、下の身分で固定されている人達の不満をどうやって抑えてんだ?って疑問がわいてきてしょうがないわ。大体、数で言えば平民層あたりが圧倒的だろうし、平民が立ち上がったら、王族も貴族もひとたまりも無いような気もするんだけど。」

愛原「いくつか要因があるだろうな。まず上流階級に属する者が、武力・財力・教育などの部門を抑えていること。」

鼎「特に教育の部分を抑えられていると、すごく厄介だよね。現代でも、白人支配から逃れたジンバブエとか、すごく苦労していると聞いた事があるよ。」

逆沢「ジンバブエというと、確か紙幣が紙くず同然になった事で有名なあのジンバブエか?」

愛原「かつて白人層が経済を牛耳っていた頃のジンバブエは、白人資本家層に富を牛耳られて黒人層が一方的に搾取されていたような状態であったが、それでも国としてみればアフリカの中でも裕福な側に属していた。しかしブラック企業の経営者に一方的に搾取されていたような状態の継続に、黒人層の怒り爆発。白人層から経営権を奪い取るのに成功した所までは良かったのだが、残念ながら黒人層には、労働のノウハウはあっても、経営のノウハウが絶対的に不足してだな。それでジンバブエドルで有名な、あの状態になってしまった。もっとも現時点では、ジンバブエドルは廃止され、主に米ドルと中国元を使用しながら、少しずつ安定に向かってはいるようだが。」

逆沢「米ドルはともかく、なんで中国元やねん?」

愛原「単純に主要貿易国だから。ジンバブエに限らず、中国はアフリカに積極的に投資し続けているからな。なので中国が国連で何らかのアクションを起こしたら、かなりのアフリカ票が中国に流れると思われる。まぁそんなのは、今回のテーマに全く関係ないが。」

鼎「教育を抑えられると大変な事になるというのは、今の日本でも良く分かる気がするよ。一党独裁制が長く続いて、自民党以外に与党政権としてのノウハウをあまり持たない今の日本では、政権交代にどうしても大きなリスクを伴いそうだし。」

逆沢「とかいって、現状維持に甘んじていたら、特定階層に一方的に搾取され続けるだけだろうしね〜。ジンバブエの黒人層も、一方的に搾取され続ける状態を嫌って、立ち上がったんだろうし。」

鼎「ジンバブエの白人層の人達が、もっと積極的に黒人層に経営のノウハウを教えてたら良かったのにね。」

逆沢「逆を言えば、そのノウハウをわざと教えない事で、自分達の既得権を守ってたともいえるだろうけどね。」

愛原「下の身分の者には、武器を与えない。金も与えない。知識も与えない。そうする事で、下の階層の者が逆らえない。もしくは逆らったとしてもロクな事にならない状況を造り上げていたともいえる。それともう一つ。身分制度を長く維持できた要因に、賤民階級というのがあると思う。」

鼎「賤民階級は、平民階級のさらに下に置かれた最下層の階級の事だよね。奴隷階級とか、日本で言うとえた・ひにん等と言われた部落層とか。」

愛原「賤民階級には、侵略された異民族(及びその末裔)なども特に多いが、日本のような虐げられる立場の異民族がほとんど存在しなかった国であっても、身分制度社会である限りは普通に存在した。」

逆沢「どういう人間が、賤民階級にされてしまうんだ?」

愛原「部落のようなものは、数百万年前からでも普通に存在しているからな。特定の村そのものが、他の村から村八分状態にされる事で、自然派生的にできてしまう事もある。またその土地の支配者が、時の権力者に刃向かったりすると、その支配者が統治していた地域全体が賤民部落として認定されてしまう事も珍しくない。たとえば一揆とか起こしたら、一揆の首謀者とされた地域は、いつ被差別部落にされてもおかくないだろうと思われる。」

逆沢「つまり平民階級の下に賤民階級を置いたのは、みせしめ目的があるって事ね。【俺達上級国民に逆らったら、平民階級よりもさらに下の賤民階級に叩き落とすぞ】という。」

愛原「あと人間には、【自分より下がいると思うだけで、安心しやすい心理】みたいなものがあるからな。」

逆沢「ああ、自分が下から2番目の落ちこぼれでも、一番下の落ちこぼれがいると、それだけで安心してしまうような心理ね。自分自身がどれだけ不当な地位に置かれていても、自分より下の者がいれば、【アイツよりはマシ】と勝手に納得してしまうような心理というか。」

鼎「自分自身が月60時間のサービス残業をしていてつらいと思っても、同僚が月80時間のサービス残業をしていると思ったら、なぜか【自分はまだ恵まれている】と置かれている環境に感謝したり、【より恵まれた環境にいる自分が先に逃げるのは恥ずかしい】と思い込んで、その現状を受け容れてしまうような感じかな?」

愛原「そして賤民階級は、数自体はかなり少ないのもポイントだ。彼らは自分より下の者がいない、ある意味【失う者が何も無い】という、現状打開の為に積極的に立ち上がれる環境でもあるのだが、絶対数が足りないので、立ち上がってもまず勝てない。それどころか、彼らを賤民階級に叩き落とした憎き上流階層に刃を立てるまでに、分厚い平民階級の壁に弾かれる。」

逆沢「賤民階級が立ち上がったとしても、平民階級は賤民階級と連携して上流階級に喧嘩を売るのではなく、むしろ賤民階級の蜂起を阻む壁に回る可能性の方が高いって事か?」

愛原「賤民階級の味方をした事が支配者層にバレると、そいつ自身が賤民階級に落とされるというリスクもあるし、それ以前に【自分よりも下の奴がいるという安心感】を守り続けたい心理もあるだろうからな。実際問題、明治維新が起きて、四民平等の世の中になって、士族階級が平民階級の元に落ちてきても、平民階級は賤民階級の廃止には後ろ向きだった。」

逆沢「自分達より上の身分であった士族が自分達と同等のラインまで落ちてくるのは歓迎しても、自分達より下の身分であった賤民が自分達と同等のラインまで上がってくるのはノーサンキューって事か?」

鼎「そんな平民階級の根強い差別感情もあって、部落問題は昭和になっても残り続ける事になっちゃうんだよね。」

逆沢「平民階級自体が、上流階級からみたら末端でしかないというか、平民も賤民も目くそ鼻くその差でしかないのに、随分と卑しい差別意識を持つ平民もいたもんだな。おい。」

愛原「上流階層の者にとって、賤民階級と平民階級の間で差をつける意味はそれ程は大きくない。支配者層にとってみれば、どちらも搾取の対象でしかなく、もっといえば賤民階級よりも平民階級の方が搾取効率もいいので、平民階級をできるだけ分厚くして、賤民階級はできるだけ薄くした方がいいという考えすらあるからな。」

逆沢「つまり支配者層にとっての賤民階級は、平民階級の不満を和らげ、平民階級の反乱を抑止する為のクッションでしかないって事か?」

鼎「仮に賤民階級が存在しなかった場合は、平民階級自体が最下層になっちゃうから、彼らは【見下して安心する対象】もいなくなり、【さらに下の階層に落とされるリスク】もないから、安心して反乱も起こしやすくなるよね。そして何よりも平民階級は、最も数が多いから、一斉蜂起したら、支配者層もかなりやばいだろうし。」

逆沢「一番下の階級の人間は、上を見上げるしかないから、上に対して不満を持ちやすいけど、平民階級より下の階級を作る事で、彼らは下を見て安心できるようになり、また自分自身がさらに下に落とされるリスクも考えるようになるから、それが上に対する不満を和らげる緩衝材としても機能するって事ね。」

鼎「実際。一般社会でも、上に対する不満を下にぶつけて、憂さ晴らしする人もいるよね。」

逆沢「いるいる。上司にひどい目に遭わされて不満をため込んでいるけど、だからといって上司に反発する勇気も無いから、部下に八つ当たりしてストレス発散するみたいな。」

愛原「自分より下がいなければ、貯め込んだ不満は上にぶつけるしかない(特に上が原因で貯め込んだストレスの場合)が、下がいれば、それにぶつけて精神を保つ人間というのはそれなりに多い。また人間というのは、自分より上の人間を追い抜く快感よりも、自分より下の人間に追い抜かれる恐怖の方が勝りがちなので、下と組んで上を倒そうという気持ちよりも、上と組んでも下の成り上がりを阻止しようとなりがちなのもあるだろう。」

逆沢「自分よりも弱い下と組んでも上に勝てる保証はないけど、自分よりも強い上と組んだら下にはまず負けないという判断もあるかもね。」

鼎「そういう心理が、身分制度を長年固定できた最大の理由なのかも知れないね。」

逆沢「自分達が下から2番目の抑圧された身分であっても、一番下であるよりはマシと考える層が、最も分厚い層でもある限り、この体制は簡単には崩れないって訳ね。」

愛原「賤民階級自体が、平民階級よりもさらに多数派を占めているなら、賤民階級が反乱を起こすことで一発逆転の見込みもあるだろう。しかし実際には賤民階級は少数派であり、ここに落ちたら、もう敗者復活の見込みはほとんど無い。だから平民階級は、賤民階級に落とされる事を恐怖し、上にはなるだけ逆らわないように配慮するようになる。」

鼎「けど明治維新みたいなのが起きて、平民階級よりも上の階級が無くなったら(実際にはそれなりに残ってはいるが)、もう上を(以前ほどには)怖れる必要もないから、下も必要なくなるはずなのに、それでも平民階級の賤民階級に対する差別意識が根強く残ったのは、不合理にして残念としか言いようがないよ。」

愛原「身分制度が差別を作ったというよりは、人が元々持つ差別意識を利用した支配体制が身分制度だったという事かも知れんな。」

逆沢「という事は、身分制度は決して過去の遺物ではなく、いつどのような形で再び大きな力を取り戻してもおかしくないって事か?」

愛原「武力・財力・教育あたりを特定の人間が占有するようになると、とりあえず危ないだろう。」

鼎「現代で言えば、武力は権力と置き換えた方がいいかな? 武力は特定の人間を物理的に抹殺する力だけど、権力は特定の人間を社会的に抹殺する力みたいな。スキャンダルを広めたり、村八分にしたり、その人の置かれた理不尽な環境に誰も関心を持たないように仕向けたり、みたいな感じで。」

逆沢「どんな平等な世の中でも、結果的によく稼ぐ人とあまり稼げない人が出るのは仕方ないと思うけど、生まれた時点で、その上限と下限がほぼ固定されてるような状況はさすがにまずいかもね。この人は上級国民の生まれだから、政敵に憎まれて社会的に抹殺されない限りは、貴族として安泰とか。この人は賤民扱いの家の出だから、ブラック企業の従業員かヤクザになるしかないとか。」

愛原「そしてそれを作るのは、いわゆる支配者階級だけではない。平民がむしろ深く関与しているというか、ゲスな平民の差別意識を支配者階級が利用して造り上げたのが、身分制度という側面も知っておくべきだ。」

逆沢「徳川幕府時代なら、平民を生かさず殺さずに効率的に抑圧・管理する為に、賤民階級を少数だけ置く必要があったかもしれないけど、明治になって士族も平民も賤民も、実質差別する意味合いが無くなって(欧米の国民軍制度を取り入れる上で、一般国民間で格差を付ける制度自体が邪魔になった)、それでも部落問題が残ったあたり、人間の差別意識は、相当に根深いと思ったわ。」

鼎「厳格なカースト制度が長く続いたインドだと、さらに問題の根は深いそうだよね。」

愛原「インドのカースト制度は、バラモン(僧侶階級)・クシャトリア(軍人階級)・ヴァイシャ(平民階級)・シュードラ(隷属民階級)に大きく分けられるが、実はシュードラの下にダリットといわれる層が1割強程度いる。ダリットは【触れると穢れる人間】という扱いであり、日本語で不可触人と訳されたりする。カースト制度自体は1950年に廃止され、シュードラに対する差別は現在では相当縮小してるが、ダリットに関してだけは未だに根強い部分があるらしいな。」

鼎「去年でも、ダリット出身(といってもカースト制度自体は60年以上前に廃止されているので、実際にはその子孫でしかないが)の人が製粉機に触ってて不浄にしたとして、教員に鎌で斬首されたとかいうニュースがあったよね。1ヶ月前にも、ダリット出身の若者が伝統舞踊を鑑賞したという理由で、暴行されて殺されたというニュースもあったし。他にもダリットの女性はレイプの被害者にすごくされやすいとか。」

逆沢「人を不浄扱いするくせに、レイプはいいのかよって色々ツッコミどころ満載だけど。自分より下に対してなら何をしてもいいとか、下の奴を残していつまでも安心し続けたいみたいな心理が働いているのかね〜?」

愛原「まぁそれでも、ダリット出身の大統領とかもいるくらいだから、ある意味では日本よりもマシなのかも知れんが。」

鼎「被差別部落出身の政治家で一番有名なのは、多分野中広務さんだと思うけど、麻生太郎さんに【野中のような部落出身者を日本の総理にはできないわなぁ】とか言われたとか言うエピソードがあったよね。」

逆沢「けど賤民階級は、どれほど虐げられても、決して滅ぼされたりする事はないらしいわね。ヨーロッパ人に大量虐殺された南北アメリカ大陸の元住民みたいに。」

愛原「それどころか、社会の維持に重要な役割を担ってたりもするからな。特に皮革産業に関しては、インドのダリットと日本の賤民階級に共通する主力生業手段だったりする。汚れ仕事や重労働のものの割合も相対的に高い。」

鼎「あとは娯楽産業が主かな? こちらは社会の維持に不可欠という程ではないけど、不安定な職業ではあるよね。」

愛原「不安定な仕事。不衛生な仕事。過酷な仕事。できれば敬遠したい仕事を押しつけられたのが彼らであるが、逆をいえば、彼らがいるおかげで社会が回るともいえる。」

逆沢「現代日本でも、ブラックな環境で働かされる労働者がたくさんいるけど、彼らが働くおかげで会社が維持できるとか、社会が維持できるという側面もあるだろうしね。」

鼎「現代日本で言えば、非正規社員とかが、かつての賤民階級ポジションに近そうだよね。低収入で、いつクビを切られてもおかしくなくて、でもそんな都合のいい労働者がいるおかげで、お店が回る。社会が回るみたいな感じで。」

逆沢「人が嫌がるような待遇を引き受けてくれる人達なら、もっと尊敬を集めてもおかしくないのに、逆に正社員よりも社会的に下に見られやすいというか、軽蔑されやすいという点も、まさしく現代流賤民階級かもね。」

愛原「ダリットの人達も、元々は糞尿の清掃作業とかゴミ処理業などに従事していた人達など、人の嫌がるような仕事に携わっていた層が多くいたらしいが。」

逆沢「人が嫌がるような仕事を頑張ってこなしてたら、えんがちょされましたってか。理不尽すぎるだろ。」

鼎「【人の嫌がる仕事も進んで引き受けましょう】みたいな事を説く人もいるけど、それをした結果、見下されたり、差別されるとしたら、こんな残念な話はないし、余計に誰も引き受けたくなくなるよね。」

逆沢「【あんな割に合わない仕事をやる奴は、馬鹿だ】みたいな考えが根底にあって、だから割に合わない重労働とか、割に合わない低賃金とか、割に合わない長時間労働とかに従事する人。もしくはそういう仕事を選ぶしかない人を、内心で軽蔑するみたいな部分があって、それが差別意識につながってるとしたら、賤民階級差別は、今の日本にも形を変えてしっかり生き続けているのかも知れないわね。」

愛原「それは社会にとっても、非常に有害としかいいようがないな。つらい仕事であっても、好待遇であったり、社会的に尊敬されるならば、人は何とか頑張ろうという気にもなる。しかし元々つらい仕事なのに、低待遇で、社会からも軽蔑されるとあっては、誰もそんな仕事はやりたがらない。当然、人手不足になる。それが社会にとってどうでもいい仕事なら、人手不足でも(社会にとっては)痛手にはならないが、社会に必要不可欠な仕事で人手不足になると、相当のダメージになるだろう。」

鼎「イタリアでは、ゴミ処理業がマフィアに牛耳られてるところもあるそうだよね。人の嫌がる仕事である上に、社会的にも評価が低い扱いのゴミ処理業を、社会的地位の低い人達に押しつけるような事をしていたら、いつの間にかマフィアがその市場を完全に乗っ取っていて、マフィアの言いなりにならないと、生ゴミも街中に放置されるような状態になってしまったりとか。」

愛原「ゴミ処理業も糞尿処理業も、不衛生なイメージで不人気ではあろうが、人が生きている限り、糞も尿もするし、ゴミが出るのも避けられない。社会にとって極めて重要な仕事に従事する人を、ぞんざいに扱った報いだな。」

逆沢「考えてみれば、賤民階級というのは、人の嫌がるような仕事を積極的に引き受けてきた人達の末裔ともいえそうね。人がやりたくないと思うような過酷な仕事。あるいは世のためを思って、傲慢な権力者達に刃向かった勇気ある人達とか。」

愛原「そういう人達をえんがちょして喜んでいるのが、差別意識の強い平民の正体なのかも知れんな。権力に立ち向かう人達をえんがちょすれば、権力者の傲慢な振る舞いがますます進行して、自分達の首をさらに絞めるだけなのに。人が嫌がる仕事の従事者をえんがちょすると成り手不足になって、ますます自分達の生活が困窮していくだけなのに。そんな事すら分からない。気付かない。」

鼎「そういう人達は、自分達平民の生活がますます困窮していっても、偏狭な差別意識にとらわれた自分自身のせい、もしくは支配者層のせいだと思わずに、自分より下の人間に八つ当たりして【全部、お前らのせいだ】とか言いそうだよね。」

逆沢「【お前が上司の無茶を諫めなかったり、部下に八つ当たりしまくるから、仕事がうまく回らないんだろ?】って職場も、結構あるかも知れないわね。外部の人間からすると、どうみても上司と中間管理職側に問題があるのに、中間管理職自身は、全部部下のせいだと心から思い込んでいたり。」

愛原「過酷な待遇を引き受けている部下に感謝しないどころか、そいつらを見下して、軽蔑して、罵倒する奴らは、どうしようもないな。むしろそいつらこそ、賤民階級に叩き落としたいくらいだ。」

逆沢「そんな奴らを賤民階級に落としても、人が嫌がる仕事を進んでやるような人間にはとてもならないだろうし、テロリストかゴロツキにしかならんだろ?」

愛原「賤民階級に落としても役に立たないから、とりあえず豚として飼ってやるってか。」

逆沢「お前もその豚の一人な。」

愛原「ブーブー!!」












過去のたわごと 
2017年 11月26日 個性づけとしてのパラメータ 11月12日 宿敵宣言
10月29日 大同団結 10月15日 品質について
10月1日 華麗な策略、汚い策略。その違い 9月17日 平等主義と反平等主義
9月3日 ファン型オタクとマニア型オタクの違い 8月20日 ツイッターの利点と問題点 
8月6日 大抜擢された人材 7月23日 誇りと傲慢
7月9日 傲慢とマウンティング 6月25日 権威を利用するナイトども
6月11日 悪事プレイ(のススメ) 5月28日 異界人(宇宙人)の干渉
5月14日 集団の思考ルーチン 4月30日 人間っぽさ=非効率的な思考ルーチン
4月16日 名声欲 4月2日 無言の圧力と忖度
3月20日 ロスト・ハイ・テクノロジー 3月5日 破壊神の信者
2月19日 一人称形式で見える視野の範囲 2月5日 歴史的人物の当時の評価
1月22日 未来予測 1月8日 人相見(人物鑑定)
2016年 12月25日 商業レビュアー 12月11日 成長戦略の目玉としてのカジノ
11月27日 パニック 11月13日 生存ゲーム的なシチュエーション
10月30日 強敵感 10月16日 感情移入という視点からのキャラクターメイク
10月2日 供給過剰社会 9月18日 血筋
9月4日 統一されるべき尺度 8月21日 暑さと寒さ
8月7日 (優秀な)下っ端 7月24日 超便利社会=超疲弊社会
7月10日 社会的弱者を量産し、彼らを悪の先兵に誘う者  6月26日 少子化社会という舞台
6月12日 有事法制(緊急事態における法のあり方) 5月29日 悪のセレブサロン 
5月15日 成功者が成功後にやりたいと思うこと 5月1日 ゲーム世界とリアル世界の違い
4月18日 過去に戻ってやり直すということ 4月3日 八百長 
3月20日 異邦人(外国人労働者) 3月6日 陣形
2月21日 功績泥棒 2月7日 三国志13をプレイ
1月24日 裏切り者 1月10日 善政家
2015年 12月27日 精神〜命よりも大切なもの 12月6日 独立戦争 
11月23日 ジャーナリスト 11月8日 精神力 
10月25日 優しい指導者  10月11日 助けを求める人たち 
9月27日 兵站 9月13日 善玉が起こした悪事や不祥事
8月30日 カイゼン 8月14日 盗作・ゴースト
8月2日 表稼業 7月20日 正論を用いない説得工作
7月5日 ディストピア 6月21日 財政破綻
6月7日 防諜 5月24日 サイコパス
5月10日 戦犯 4月26日 ハト派とタカ派
4月12日 不遇な先駆者 3月29日 プロギャンブラー(バクチで生計を立てる人)
3月15日 世界の管理者という名のラスボス 3月3日 命令コマンド
2月15日 攻略本・攻略サイト 2月1日 お遊びコマンド
1月18日 精神異常状態 1月4日 NPCの選択判断ルーチン
2014年 12月14日 男女キャラクターの比率 11月30日 不安と安心の役割
11月16日 現実主義者の正体 11月3日 アイテムゲット
10月19日 真相にたどり着けない者 10月5日 挫折
9月14日 嫌いだけど素晴らしい人達 9月7日 売れている作品と面白い作品の違い
8月24日 援軍 8月3日 ブラゲとパケゲ
7月20日 根性論と科学的知見に基づいた肉体改造 7月6日 ディスリスペクト(軽蔑・disり)
6月22日 あやかり系主人公 6月8日 中毒
5月25日 箱庭ゲーム 5月11日 ダブルスタンダード
4月20日 偽りの理想郷 4月6日 防御力
3月23日 自分用ゲーム作り 3月9日 育成する指導者、選別する指導者
2月23日 忠誠 2月9日 変化するキャラクター
1月26日 一芸職人VS器用貧乏 1月11日 評判
2013年 12月23日 身分制度 12月8日 陰謀
11月24日 秘密 11月10日 努力が報われるゲーム
10月27日 ゲームの自由度について 10月13日 出来の悪い二代目
9月29日 怒り 9月15日 撤退戦術
8月30日 ヒール(悪役) 8月15日 覆水盆に返らず
7月28日 予知・予測 7月13日 かつてのヒーロー
6月30日 覚醒(新能力発現・急成長) 6月15日 犠牲
6月3日 単独開発 5月19日 ダメ人間
5月5日 悪徳宗教を必要とする人々 4月21日 悪の連帯責任
4月7日 3種類の立場からみた作品批評 3月24日 中立性を装った愚痴・悪口など(仮)
3月10日 人気対戦競技の条件 2月24日 幻想空間
2月10日 お金 1月27日 尊敬できる敵
1月13日 やる気・気合 12月29日 ルール
2012年 12月15日 厨二病 12月2日 売れ筋
11月17日 改心 11月4日 議論
10月21日 優秀な人材の起用・登用方法 10月7日 憎しみにとらわれた人達
9月22日 友情やコネによる人事起用の危うさ 9月8日 権力欲に取り憑かれた人達
8月19日 敗北の受け止め方〜捲土重来を期すために 8月5日 作者(表現者)が作品を通じて伝えたい思い
7月29日 人が自ら死(自殺)を決意するとき 7月15日 選択肢を選ぶことによる覚悟(リスク)
7月1日 選択肢があるということ 6月16日 宣伝と人気
6月2日 ホンネとタテマエ 5月19日 コンプガチャに学ぶ確率論とイカサマの話
5月6日 鑑識眼 4月30日 平等と競争
4月14日 公務員ヒーロー 4月1日 SF設定
3月18日 情報収集 3月3日 原発考察
2月19日 プライド 2月5日 お笑い
1月22日 ラスボスの処断方法 1月8日 創造→創作
2011年 12月30日 独裁者 12月9日 二次創作品
11月27日 万人向けからマニア向けの時代へ 11月13日 無敵能力の人たち
10月29日 正式名称 10月15日 利の人、情の人
10月3日 ポジティブ・ネガティブ 9月16日 利権
9月3日 借金 8月21日 何も変わらない事の恐怖
8月5日 発信したいオタクと共感したいオタク 7月25日 戦う地方、媚びる地方
7月17日 充電期間 7月10日 ひとそれのアンケート結果
7月2日 供給過剰気味のゲーム(&娯楽) 6月21日 東日本大震災3
6月5日 上司に反発 5月21日 修正する度量
5月14日 挑戦する勇気 5月1日 調子
4月17日 専門スキル 4月3日 東日本大震災2
3月18日 東日本大震災1 3月5日 ネトウヨと不良キャラの共通点
2月19日 信用ラインと警戒ライン 2月5日 信じられない者ばかりの世界観
1月23日 武器を交えない戦争 1月16日 しゃべらない主人公
1月7日 異世界に飛ばされた凡人 12月25日 後ろ向きな嫉妬心
2010年 12月19日no2 人それのゲーム難易度 12月19日no1 社会人型キャラ
12月11日 新作公開してから一週間 12月5日 新作ゲーム紹介
11月20日 理想と現実 10月29日 新作公開予定
10月18日 派閥 10月1日 仲間
9月19日 キャラクターイメージ 9月6日 理想を持った人間。そうでない人間
8月21日 革命後 8月8日 長編のオチのつけ方
7月24日 勇者は世直しができるか? 7月10日 全力集中プレイと長期戦略プレイ
6月27日 RPGのチームバトル 6月13日 傭兵団
5月29日 相手の思考をよんでみよう 5月14日 扇動する者、される者
5月7日 こっそりアンケート設置お知らせ、ほか 5月3日 地方を主人公の舞台にしてみよう
4月17日 コンピュータは人間を上回れるか? 4月2日 政権交代から6ヶ月が過ぎて
3月22日 フィクション 3月12日 困ったパーティメンバー
2月21日 責任 2月6日 教育
1月23日 トップダウン式製作とボトムアップ式製作 1月10日 ゲーム作成スタッフ
2009年 12月25日 政権交代から3ヶ月が過ぎて 12月12日 血液型
11月29日 編集日記・編集後記 11月14日 AVG(+SLG)制作中
10月31日 シナリオ 10月18日 ゲーム作りで完成までこぎ着けるためには2
10月3日 オリジナル 9月19日 ゲーム作りで完成までこぎ着けるためには
9月6日 実在モデルをどこまで採用できるか 8月24日 素材?
8月14日 今時の報道スタイル 8月8日 ユーザーサポートにメールを送ってみました
7月25日 恋愛シミュレーション2の魅力? 7月11日 人気と実力
6月27日 打ち切り 6月19日 エロゲ規制強化の流れからみるゲーム考
6月6日 貴族階級 5月23日 悪の戦闘員
5月10日 異なるキャラクターの視点でみてみよう 4月24日 強者がますます強くなる・・・
4月11日 ゲームエディタ 3月29日 愛郷心
3月22日 匿名ネット社会 3月6日 暗躍する超能力者たち
2月22日 信者キャラ 2月15日 必殺技
2月1日 アンチヒーロー(悪役型英雄) 1月23日 カタストロフィーを未然に阻止しよう
1月16日 フェアな戦い 1月3日 あれから幾年後
2008年 12月28日 国盗りSLGの景気対策 12月20日 現実世界をゲーム化してみよう
12月5日 内部対立 11月29日 推理もの??
11月22日 悪人とも言い切れない罪人 11月7日 正史
10月31日 萌えない女性キャラ 10月18日 関西弁
10月5日 大阪 9月21日 避けられない強大な敵
9月7日 人気・魅力・カリスマ 8月29日 黒幕
8月23日 運と実力 8月9日 COMの思考ルーチン
8月3日 新シナリオ「HeiseiNippon」公開 7月19日 軍師
7月5日 各国の思惑を構成するもの 6月21日 催眠術
6月7日 和解 5月24日 知恵者
5月16日 千年生きてみよう 5月3日 生き残ることと勝ち残ること
4月18日 冷酷な指導者 4月5日 お金の使い道
3月15日 若さ 3月7日 性能と運用
2月29日 アンケート現況発表(質問2について) 2月22日 広報戦略
2月10日 差別 1月27日 敵のスペック

1月13日 神の加護、神聖魔法 12月30日 フリーゲームのレビュー
2007年 12月16日 国盗りゲームのパターン 12月1日 謎について
11月16日 ゲーム世界での対人設定2(その他視点) 11月3日 ゲーム世界での対人設定1(味方視点)
10月20日 レジスタンス勢力 10月5日 終盤〜エンディング
9月21日 世襲について 9月8日 悪役(ヒデブ派5隊長など)
8月24日 確率について 8月10日 セーブ&ロード
7月27日 成長について 7月15日 SRPGにおける白兵部分のゲーム的処理
6月30日 SRPGのマップのシステム 6月17日 徴収と略奪
6月2日 兵科あれこれ 5月19日 理想の君臣関係
5月4日 経済力うんぬん 4月21日 戦略ゲームと戦術ゲーム
4月6日 公開情報と非公開情報 3月24日 個人戦用の武器等
3月9日 兵士の武器 2月25日 ゲーム作りとゲーム遊び
2月11日 少数派(属性持ち)向けゲーム 1月28日 バージョンアップ

1月13日 宮田軍にてこ入れ? 12月30日 フリーゲームの宣伝
2006年 12月15日 投票・アンケート 12月1日 最強の敵
11月18日 動かしやすいキャラと動かしにくいキャラ 11月4日 デバッグ
10月22日 現代・近未来ものについて 10月6日 趣味の社会人クリエイター
9月15日 新作?の状況について 9月8日 BGMについて
8月27日 登場人物の口語表現 8月12日 女性キャラ
7月28日 主人公選択式ゲーム 7月16日 マイサイトについて
7月2日 死について 6月17日 風刺について
6月2日 シナリオタイプあれこれ 5月19日 ゲーム作りの進め方について
5月5日 ゲーム作りを始める時について 4月21日 高能力キャラの表現方法
4月8日 悪い敵 3月31日 名前について
3月18日 伝え方と伝わり方 3月12日 キャラクターのプロフィールについて
3月5日 アマとプロによる基本プロット考 2月25日 自作CGについて
2月19日 著作権について 2月12日 バックグラウンドの設定について
2月5日 SRPG95の次回作に対する期待 1月29日 分岐と自由度について
1月22日 難易度について 1月15日 勢力別能力値考察
1月8日 主人公について 1月1日 ユニットの能力値をどういじるかについて
2005年  12月30日 12月23日 12月16日 12月9日 12月2日 11月25日 11月18日 11月11日 11月5日 10月31日















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