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愛原様のたわごと(18年1月7日)





愛原「明けましておめでとう。という訳で今年初めのテーマは【素性を表す記号としての肩書き】。」

逆沢「年始の挨拶もおざなりに、いきなり平常モードかよ。しかも無駄に長いタイトルねー。」

鼎「普通に肩書きというテーマでいいんじゃないかな?」

愛原「メインテーマは肩書きというよりは、素性の方が近い内容になるからなぁ。とりあえず今回のテーマに入る上で分かりやすい例として、チンピラという肩書きを提示する。お前ら、チンピラと聞いてどんな奴らを思い浮かべる?」

逆沢「いや。その前に突っ込ませてくれ。そもそもチンピラは肩書きじゃねえだろ?」

鼎「肩書きというのは、職業とか地位とか、そういうのを指す言葉だよね。」

愛原「そうだな。だが肩書きの本来の役割は、あくまでその人の素性を表すものなんだぞ。だから同一人物を指しても、その人を最も適切に表す肩書きは、実は全く一定しない。たとえばAさんという人物がいたとして、会社の部下からみれば、課長とか主任などといった役職名が主な肩書きになるだろう。一方、取引先からみれば、そいつの会社内の地位はそれ程重要ではなくて、どこの会社の所属か、あるいは営業マンなのか経理マンなのか現場の製造担当なのか、といった担当部署の方が重要になってくる。」

逆沢「あー、なるほど。役所だろうが大きなお店だろうが、専門知識をもった人がそれぞれの部署や売り場を担当している事もあるけど、客からすればそいつの地位が幹部だろうがバイトリーダーだろうが派遣だろうがどうでもいいというか、区別すらつかない事はたまにあるかもね。」

鼎「学校でも、生徒や保護者にとって重要なのは、担任とか顧問とかの役割であって、その先生が非常勤であるか否かとか、(公立ならば)公務員としての地位とかはどうでもいい問題だよね。」

愛原「そう。また家族からみれば、Aさんを表す適切な肩書きは、長男とか、世帯主とか、そういったものになるだろう。」

逆沢「家族としての肩書きね。」

愛原「事件に巻き込まれれば、会社員という肩書きになるかも知れないし、○○市役所職員とか、建設作業員とか、看護師とか、フリーターとか、ジャーナリストとか、元プロ野球選手とか、自称タレントとかの肩書きで、新聞に載るかも知れない。」

鼎「この新聞に載ったり、テレビで紹介される肩書きって、すごく曖昧なものだよね。」

逆沢「国際弁護士ってなんやねん?みたいに思う事もあるし。そんな職業上の区分自体ないだろうとも。」

愛原「あれは自称だからな。司法試験合格者がその資格を生かした職業を選んだ場合、大抵は裁判官か検察官か弁護士のいずれかになるのだが、弁護士は自営業なので、司法試験合格者であれば、営業実態がほとんどなくともとりあえず名乗りやすいというのはあるだろう。特に司法試験合格者が政治家になった場合、実際には弁護活動をほとんどやった事が無くても、前職覧に弁護士を含める例は少なくない。」

逆沢「資格の有無の差はあるけど、自称作家とか、トレーダーとか、コンサルタントとか、フリージャーナリストと言うのとほぼ同義って事ね。実際は無職同然でも、とりあえず名乗るのは自由って事で。」

鼎「弁護士の資格を持ってるだけで、実際の収入の大半は、タレント活動という人もいそうだよね。」

逆沢「だったらお前の職業は弁護士ではなく、タレントだろと突っ込みたくなるのは私だけか?」

愛原「ま、テレビに出てくる人の職業は、複雑怪奇だからな。ナントカ評論家とかいうのにしても、実態がほとんど分からない。」

逆沢「元衆議院議員とか、元プロ野球選手とか、それ、職業じゃないだろ!というのも多々あるし♪」

愛原「でも、肩書きとしてはOKなんだぞ。その人の商品価値は、かつて衆議院議員だったという過去にあったり、かつて現役アスリートだったという過去にある事も珍しくないからな。肩書きというのは、職業とか地位とか訳される事も多いが、それは適切ではない。肩書きは肩書きでしかないし、それをあえて別の言葉で置き換えるのなら、むしろ素性といった方が正しいと俺なんかは思う。」

鼎「今回のテーマは、それが言いたいから、あえて長ったらしくなっても、素性というキーワードを含めたという事かな?」

愛原「そう。特定の人間を一言で表す上で使用されるのが肩書き。だから極端な言い方をすれば、中国人とか、東京人とか、高齢者とか、障がい者などというのも、実は肩書きとして普通に成立してしまう。たとえば高齢者が車で大事故を起こしたというニュースならば、そのニュースを視聴した大衆にとって重要なのは、その人の職業でも地位でも過去でも境遇でもなく、おそらく高齢者という部分がキーワードになるだろう。その人の素性を表すキーワードが、高齢者という肩書きである限りは。」

逆沢「また高齢者か、みたいな感じで高齢者がバッシングされそうね。」

鼎「でもその高齢者が、実は車の運転に困難が伴う可能性がある障がい者だったら、高齢者ではなく、障がい者というキーワードでニュースになりそうだよね。」

逆沢「その高齢者が無免許運転してたら、無免許運転というキーワードでニュースになりそうだし。」

愛原「泥酔状態だったり、ヤク中であれば、また酒やクスリの危険性みたいな感じで話題になるだろうしな。そうなるともう高齢者という肩書きの部分は、完全に吹っ飛び話題にもされなくなるだろう。」

逆沢「逆に、高齢者でもなく、障がい者でもなく、危険運転でも酩酊状態でも、職業が建設作業員とかトラックの運転手でも無ければ、ちょっとキーワードに困りそうね。」

鼎「その場合は、話題のニュースにもならず、そのまま人々の記憶から消え去るだけじゃないのかな?」

逆沢「同じ交通事故でも、肩書きや素性で話題か大きくなるとかおかしいだろ? 肝心なのは事故の内容であって、肩書きや素性ではないだろうに。」

鼎「でもたとえば事件の加害者が、大阪出身だったりするだけで【また大阪か】みたいな感じで、一部の人から特別視される事はありそうだよね。」

愛原「でも無職とか、韓国籍とか、××新聞の記者といったキーワードが加わると、本来なら新聞の三面記事にもならないような微罪でもなぜかニュースになって、また特定の人が喜んでバッシングのネタにするであろう事は目に見えているだろ?」

鼎「ただの学生が万引きをやってもまずニュースになる事はないのに、特定の肩書きをもってる人だとニュースになってしまうという事は普通にありそうだよね。」

逆沢「元陸上選手が万引きで捕まったというニュースが出て、これはひどいと私なんかは思ったわ。ある程度以上の陸上好きでもないと名前も知らないような知名度で、しかも億稼いだような過去がある訳でもなく、さらに現役やめてからもう何年も経ってるのに。」

愛原「元プロ野球選手なんかだと、辞めてから数十年経過していても、何かの不祥事をやらかすと、元プロ野球選手という肩書き付きですぐ実名報道されるよな。現役時代でも大した知名度の選手でなくても。」

逆沢「そういえば某漫画家が児童ポルノ所持かなんかの容疑で実名報道されたけど、これもただの会社員とかだとまず報道されないだろうにとは思ったわ。まぁあの人はそれなりの稼ぎもあるだろうし、現役だから有名税という奴かも知れないけど。」

愛原「社会的影響力のある人間が有名税を払うのは、世の秩序とバランスを維持する上で当然といえなくもないが、無職とか、高齢者とか、住所や国籍で差をつけるのは有名税とは全然別の問題だからな。」

鼎「けどこの肩書きがつく事で、人々の関心の矛先が大きく変わる事は多いよね。先の交通事故の例一つとっても、どのような肩書きの持ち主かによって、人々の反応が大きく変わるというか。」

逆沢「無職であろうが記者であろうが、韓国籍や大阪籍であろうが、それと事故の中身は、まるで関係ないだろ? どんな職業の人間でも、どんな出自の人間でも、事故を起すときは起こすし、その確率に大きな差もないだろうし。」

愛原「ところが【肩書き=素性】と考えると、話が違ってくる。たとえば中国人自体に好印象をもっていない人からすれば、中国籍という肩書き自体が、その人の素性を表すものになってしまうのだ。」

鼎「素性というか、識別記号として機能している感じもするよ。たとえば特定の政治家が金権疑惑なり不倫スキャンダルを起こしたとしても、どの政党の肩書きを持っているかによって、ある人は擁護の対象になって、ある人はバッシングの対象になるみたいな。」

逆沢「肩書き自体が、敵味方の識別記号になるとしたら、敵を作りやすい肩書きを持つのは危ないわね。」

愛原「ただどの肩書きが前面に押し出されるかは分からない所が問題だ。先に触れたAさんにしても、家族からみれば暴力オヤジであっても、近所の人からすれば頼もしく気遣いの人に見えるかも知れない。部下からすればブラック上司であっても、上司からみれば礼儀正しい部下にみえるかも知れない。」

逆沢「要するに、建設作業員とか、高卒とか、非正規社員とか、愛煙家とか、共産党員とか、田舎者とか、そういう肩書きも、その人間を構成する一面でしかなく、その一面を表すだけの肩書きで、その人の人間性自体を理解した気になるのは極めて愚かって事ね。」

鼎「いわゆるステレオタイプな日本人像とか、九州男児像とかはあったとしても、それだけでその人の人間性を理解した気になるのは軽薄すぎるって事かな?」

愛原「アメリカ人といっても、親トランプのアメリカ人と反トランプのアメリカ人では、基本となる思想自体が全然違うように、ステレオタイプで相手を理解した気になるのは極めて危険な事だ。」

鼎「でもそれでも、肩書きがあるのとないのでは、その人を判断する上で全然違う感じがするよね。」

愛原「交通事故を起こしたのが男か女かだけでも、全く別印象を与える事があるからな。男なら【男は運転も乱暴だ】となりかねないし、女なら【女は運転が下手だ】となりかねないように。」

逆沢「若者なら【だから若者の運転は危ない】となるし、高齢者でも【だから高齢者の運転は危ない】になると。」

鼎「結局、肩書きがつく事で、何か良くないことがあると、その肩書きに属する者全てが非難の対象にされるという事かな?」

愛原「その肩書きを持つ者だけを抽出して統計を取ってみる事で、その肩書きを持つ者特有の共通点や傾向を把握するのは、社会全体にとって有効な試みだろう。つまり年代別に統計を取ったり、男と女で統計を取って、どちらかの事故率が明らかに多いなら、これは意味がある。だが思い込みだけで語るのは非常に危険な事だ。」

鼎「交通事故の統計に関しては、保険会社が精密な統計とって、その上で年代などに応じて保険額を上下させたりもしているよね。」

逆沢「刑務所に入ってる人の圧倒的大半は男と聞いた事はあるわ。だから女性を収容する刑務所自体、全国で数カ所しかないとか。」

愛原「もっとも統計をみて、ほとんど同じと取るか、明らかな差異と取るかは、個人の裁量になるが。都道府県の平均寿命とかみる限りは、俺なんかは【日本全国どこに住んでも同じや】って感じだし。」

逆沢「週刊誌とかで、青森県人の平均寿命は短いとか話題にされてたみたいだけど。」

愛原「といってもわずかな差だろ? 昔は沖縄県民の寿命が長いと言われてた時代もあったけど、日本人自体が均一化してるから、今はそれなりの順位になってるし。というか1位とビリの差自体何歳も差があるわけでも無いし。」

鼎「1位とビリの差が5〜10歳もあったら、さすがに土地柄から検証してみた方がいいかも知れないけど、1歳前後しか変わらないなら、私的には全くどうでもいいわ。」

愛原「そういえば少し前、ZOZOTOWNとかいう通販サイトで送料を自由に決めていいという条件でキャンペーンやってた事があって、その平均申告送料が都道府県別に発表されてたが、これも俺からみれば、日本人の均質化が確実に進んでいると感じたな。」

鼎「確か初期設定の送料が400円で、普通に選択肢を選ぶと100円が最低料金になってるんだよね。で、ランキング上は最高値が福島県の111.73円で、最安値が奈良県の86.05円だったよね。」

逆沢「ちょっと待て。100円が最低料金なのに、どうやって86円台になったりするねん?」

愛原「普通に選択肢の中から選ぶんじゃなくて、自由書き込み欄に直接数字を打ち込むと、それより安い額でも可能という裏技(?)があったらしい。よくあるアンケートでも、普通は選択肢の中から選ぶけど、一番下に【その他(理由を書き込んで下さい)】みたいな奴あるだろ?」

逆沢「ああ、なる程。選択肢の中から選ぶのを拒否して、その他の部分から0円とか1円と直接書き込めば、100円未満に設定できるって事ね。」

愛原「まぁいずれにしても言えるのは、初期設定が400円であるにも関わらず、馬鹿正直に400円以上払うような都道府県は一つも無くて、全都道府県のほとんどの人が選択肢上の最低料金である100円を選んだということ。だから1位から47位まで全部が100円前後に固まっている。裏技(?)を使った(or気付いた)県民の割合に少しだけ差があるだけで、こういう部分で基本的な県民性はほぼ無くなったなと感じたわ。」

逆沢「でもアンタは【ほとんど変わらない】という感想だけど、【明らかに県民性が出ている】と感じてる人の方が多そうだけどね。」

愛原「男とか女とか、若者とか老人とか、生まれがどこかとか、ごくくだらん事でいちいち差を付けたい人がそれだけ多いという事だろう。だから肩書きが、素性を表す重要な要素になったりするんだろうけどな。」

逆沢「みんな【簡単に人を見分けたい】からね。人を見抜くのは難しいからこそ、人を見抜く基準が欲しい。だから学歴という肩書きで頭の善し悪しを判断したり、地位という肩書きで組織内の上下関係を把握したりみたいな。」

鼎「人を見抜く上で、相手のたくさんの肩書きを把握するのは有益かも知れないけど、たった一つの肩書きで判断するのは危険だと思うけど。たとえば出身の都道府県だけで相手の何が分かるねんって感じというか。」

逆沢「ステレオタイプな平均像くらいは分かるにしても、それで人間を取捨選択できる程の決め手にはならないと思うわ。」

愛原「肩書きは、相手の志向や得意分野や責任の所在を知ったり、共通の話題で盛り上がったりする上では極めて有効だろうが、敵味方をふるい分けるものではないと思う。」

鼎「相手の肩書きをたくさん知れば、一つや二つは共通の部分もあるかも知れないし、そういうのがきっかけで盛り上がっていければいいよね。」

逆沢「逆に婚活とかが難しいのは、相手を構成する肩書きの内、受け付けない部分が一つでもあればアウトという減算方式だからだと思うわ。」

愛原「減算方式だと、3人中2人が該当するような広い条件設定にしても、それを10項目も並べれば100人中1.7人くらいしか該当しなくなってしまうからな。年齢・身長・体重・容姿・学歴・職業歴・出身地・宗教・趣味・性格・親の資産・恋愛歴などで3人中2人は該当する広い許容ラインを設定したとしたも、100人中、1人か2人いればいい計算になってしまう。」

逆沢「つまり肩書きを、相手をふるい落とす材料として使ってしまうと、ほとんどの人間が何かの項目でふるい落とされる対象になってしまうという事ね。」

愛原「事件や事故に関するニュースで、相手の素性を示すような何かの肩書きがよく提示されるが、それをネガティブ材料としてみてしまうと、世の中の人がほとんどロクデナシか敵だらけになってしまう。」

鼎「むしろ共通部分を探すようにしてみたい所だよね。」

愛原「ゲームや小説なんかだと、こういう一言で相手の素性を表すキーワードは、すごく重宝するんだけど。」

逆沢「おいおい。まさかこれからが本題という訳ではなかろうな。」

愛原「本題の一部。たとえば最初の話に戻るが、チンピラという肩書きで新たにモブキャラクターが登場したとすれば、読者やプレイヤーは果たしてどんなイメージを抱くと思う?」

逆沢「ああ、なる程。言いたい事は分かったわ。チンピラという肩書きで登場させる事で、そいつの素性を一言で全部表現できてしまうって事ね。コイツはボコボコにしてやっても構わない悪玉だと。」

愛原「正解。【チンピラっぽい姿をした若者】みたいな曖昧な表現であれば、そいつがまだ悪役とは断定できない。が、チンピラとかゴロツキと作中で言い切ってしまえば、もうそのモブキャラの素性と役割は決定されてしまうのだ。これは利権政治家とか、悪徳弁護士などと言い切っても同じ。善玉キャラなら、善政家とか正義の味方とか。」

鼎「現実世界の人を単一色の肩書きで決めつけるのは危険だけど、モブキャラクターにまでいちいち細かいキャラクター設定する訳にもいかない以上、あえてチンピラの一言で相手の素性を表現するような方法は、かなり有効って事かな?」

愛原「チンピラとかゴロツキとかギャングみたいに、単語だけで悪玉を確定できるものもあるな。ある意味、ゴブリンと同義で使えるというか。」

逆沢「【ゴブリンがあらわれた】となっただけで、もう理由うんぬん関係なく、やっつけろとなるようなものね。」

鼎「鬼畜米英といわれた頃の米軍のようなものかな? その肩書きの人間というだけで、もう自動的に悪い敵認定みたいな。」

愛原「実際問題、モブキャラの素性について、長々と説明文つけた所でまだろっこしいだけだからな。相手の属性をショートカットして確定できるという意味で、こういう肩書きは非常に使いやすい。」

逆沢「テレビなどで使われる国際弁護士みたいな得体の知れない肩書きも、その肩書きだけで、印象づけたいイメージというか、素性をあらかた表現できるから多用されているという事かもね。肩書きがタレントだとあまり信用性がないけど、国際弁護士だったら、普通の弁護士以上に賢そうな印象を与えられそうだとか、いかにも発言内容に信用を置けそうとか。」

愛原「ゲームや小説の世界だと、こういう肩書きによる印象づけはある意味必須の手法になるが、現実世界でもネガキャンもしくはポジキャンのテクニックとして、たった一言で対象の価値を上げたり下げたりしようとしてくる事があるから、そういう点は注意が必要だろう。」

逆沢「特に統計を無視したような印象操作には注意したいってか。」

鼎「最近は、恣意的な統計を使ってくる例が多いから、統計も中身をよく見ないと危険だよ。比較対象や調査対象がそもそも偏っていたり、ソースの出元が全く不明だったり、都合のいい部分だけを抜き出したりする例も増える一方の気がするし。」

逆沢「実感無き景気回復みたいな奴か?」

愛原「自分の感じる主観だけで統計を無視するのは愚かだが、出された統計や発表が実情とあまりに異ななら、そのすりあわせは必要だ。日本列島の上空にB29がバンバン飛んでくるのに大本営発表を鵜呑みにするようなのは、さすがに【信じたいものしか信じない】あわれな狂信徒と言わざるを得ない。まして鬼畜米英みたいなキーワード一つで、相手の素性を理解した気になるのは、やばすぎると言わざるを得ない。」

逆沢「漫画や小説で裏の裏を読むのは、本来の面白さを損なう行為でしかないけど、現実とフィクションを混同するなと。」

愛原「小説で【チンピラのように見える若者】と書いてあれば、相手の素性を疑ってもいいが、三人称で【チンピラ】と断定してあればいちいち疑わなくても構わない。しかし現実世界で国際弁護士と名乗っていても、そんな職業はないし、普通の弁護士よりもコメントが的確という保証もないのだから、そこはちゃんと区別して考えなくてはならないと思う。」

鼎「たった一つ二つの肩書きだけで現実に生きる人間の素性を分かった気になってはいけないって事だよね。」














過去のたわごと 
2017年 12月24日 フリゲの雑談  12月10日 賤民階級
11月26日 個性づけとしてのパラメータ 11月12日 宿敵宣言
10月29日 大同団結 10月15日 品質について
10月1日 華麗な策略、汚い策略。その違い 9月17日 平等主義と反平等主義
9月3日 ファン型オタクとマニア型オタクの違い 8月20日 ツイッターの利点と問題点 
8月6日 大抜擢された人材 7月23日 誇りと傲慢
7月9日 傲慢とマウンティング 6月25日 権威を利用するナイトども
6月11日 悪事プレイ(のススメ) 5月28日 異界人(宇宙人)の干渉
5月14日 集団の思考ルーチン 4月30日 人間っぽさ=非効率的な思考ルーチン
4月16日 名声欲 4月2日 無言の圧力と忖度
3月20日 ロスト・ハイ・テクノロジー 3月5日 破壊神の信者
2月19日 一人称形式で見える視野の範囲 2月5日 歴史的人物の当時の評価
1月22日 未来予測 1月8日 人相見(人物鑑定)
2016年 12月25日 商業レビュアー 12月11日 成長戦略の目玉としてのカジノ
11月27日 パニック 11月13日 生存ゲーム的なシチュエーション
10月30日 強敵感 10月16日 感情移入という視点からのキャラクターメイク
10月2日 供給過剰社会 9月18日 血筋
9月4日 統一されるべき尺度 8月21日 暑さと寒さ
8月7日 (優秀な)下っ端 7月24日 超便利社会=超疲弊社会
7月10日 社会的弱者を量産し、彼らを悪の先兵に誘う者  6月26日 少子化社会という舞台
6月12日 有事法制(緊急事態における法のあり方) 5月29日 悪のセレブサロン 
5月15日 成功者が成功後にやりたいと思うこと 5月1日 ゲーム世界とリアル世界の違い
4月18日 過去に戻ってやり直すということ 4月3日 八百長 
3月20日 異邦人(外国人労働者) 3月6日 陣形
2月21日 功績泥棒 2月7日 三国志13をプレイ
1月24日 裏切り者 1月10日 善政家
2015年 12月27日 精神〜命よりも大切なもの 12月6日 独立戦争 
11月23日 ジャーナリスト 11月8日 精神力 
10月25日 優しい指導者  10月11日 助けを求める人たち 
9月27日 兵站 9月13日 善玉が起こした悪事や不祥事
8月30日 カイゼン 8月14日 盗作・ゴースト
8月2日 表稼業 7月20日 正論を用いない説得工作
7月5日 ディストピア 6月21日 財政破綻
6月7日 防諜 5月24日 サイコパス
5月10日 戦犯 4月26日 ハト派とタカ派
4月12日 不遇な先駆者 3月29日 プロギャンブラー(バクチで生計を立てる人)
3月15日 世界の管理者という名のラスボス 3月3日 命令コマンド
2月15日 攻略本・攻略サイト 2月1日 お遊びコマンド
1月18日 精神異常状態 1月4日 NPCの選択判断ルーチン
2014年 12月14日 男女キャラクターの比率 11月30日 不安と安心の役割
11月16日 現実主義者の正体 11月3日 アイテムゲット
10月19日 真相にたどり着けない者 10月5日 挫折
9月14日 嫌いだけど素晴らしい人達 9月7日 売れている作品と面白い作品の違い
8月24日 援軍 8月3日 ブラゲとパケゲ
7月20日 根性論と科学的知見に基づいた肉体改造 7月6日 ディスリスペクト(軽蔑・disり)
6月22日 あやかり系主人公 6月8日 中毒
5月25日 箱庭ゲーム 5月11日 ダブルスタンダード
4月20日 偽りの理想郷 4月6日 防御力
3月23日 自分用ゲーム作り 3月9日 育成する指導者、選別する指導者
2月23日 忠誠 2月9日 変化するキャラクター
1月26日 一芸職人VS器用貧乏 1月11日 評判
2013年 12月23日 身分制度 12月8日 陰謀
11月24日 秘密 11月10日 努力が報われるゲーム
10月27日 ゲームの自由度について 10月13日 出来の悪い二代目
9月29日 怒り 9月15日 撤退戦術
8月30日 ヒール(悪役) 8月15日 覆水盆に返らず
7月28日 予知・予測 7月13日 かつてのヒーロー
6月30日 覚醒(新能力発現・急成長) 6月15日 犠牲
6月3日 単独開発 5月19日 ダメ人間
5月5日 悪徳宗教を必要とする人々 4月21日 悪の連帯責任
4月7日 3種類の立場からみた作品批評 3月24日 中立性を装った愚痴・悪口など(仮)
3月10日 人気対戦競技の条件 2月24日 幻想空間
2月10日 お金 1月27日 尊敬できる敵
1月13日 やる気・気合 12月29日 ルール
2012年 12月15日 厨二病 12月2日 売れ筋
11月17日 改心 11月4日 議論
10月21日 優秀な人材の起用・登用方法 10月7日 憎しみにとらわれた人達
9月22日 友情やコネによる人事起用の危うさ 9月8日 権力欲に取り憑かれた人達
8月19日 敗北の受け止め方〜捲土重来を期すために 8月5日 作者(表現者)が作品を通じて伝えたい思い
7月29日 人が自ら死(自殺)を決意するとき 7月15日 選択肢を選ぶことによる覚悟(リスク)
7月1日 選択肢があるということ 6月16日 宣伝と人気
6月2日 ホンネとタテマエ 5月19日 コンプガチャに学ぶ確率論とイカサマの話
5月6日 鑑識眼 4月30日 平等と競争
4月14日 公務員ヒーロー 4月1日 SF設定
3月18日 情報収集 3月3日 原発考察
2月19日 プライド 2月5日 お笑い
1月22日 ラスボスの処断方法 1月8日 創造→創作
2011年 12月30日 独裁者 12月9日 二次創作品
11月27日 万人向けからマニア向けの時代へ 11月13日 無敵能力の人たち
10月29日 正式名称 10月15日 利の人、情の人
10月3日 ポジティブ・ネガティブ 9月16日 利権
9月3日 借金 8月21日 何も変わらない事の恐怖
8月5日 発信したいオタクと共感したいオタク 7月25日 戦う地方、媚びる地方
7月17日 充電期間 7月10日 ひとそれのアンケート結果
7月2日 供給過剰気味のゲーム(&娯楽) 6月21日 東日本大震災3
6月5日 上司に反発 5月21日 修正する度量
5月14日 挑戦する勇気 5月1日 調子
4月17日 専門スキル 4月3日 東日本大震災2
3月18日 東日本大震災1 3月5日 ネトウヨと不良キャラの共通点
2月19日 信用ラインと警戒ライン 2月5日 信じられない者ばかりの世界観
1月23日 武器を交えない戦争 1月16日 しゃべらない主人公
1月7日 異世界に飛ばされた凡人 12月25日 後ろ向きな嫉妬心
2010年 12月19日no2 人それのゲーム難易度 12月19日no1 社会人型キャラ
12月11日 新作公開してから一週間 12月5日 新作ゲーム紹介
11月20日 理想と現実 10月29日 新作公開予定
10月18日 派閥 10月1日 仲間
9月19日 キャラクターイメージ 9月6日 理想を持った人間。そうでない人間
8月21日 革命後 8月8日 長編のオチのつけ方
7月24日 勇者は世直しができるか? 7月10日 全力集中プレイと長期戦略プレイ
6月27日 RPGのチームバトル 6月13日 傭兵団
5月29日 相手の思考をよんでみよう 5月14日 扇動する者、される者
5月7日 こっそりアンケート設置お知らせ、ほか 5月3日 地方を主人公の舞台にしてみよう
4月17日 コンピュータは人間を上回れるか? 4月2日 政権交代から6ヶ月が過ぎて
3月22日 フィクション 3月12日 困ったパーティメンバー
2月21日 責任 2月6日 教育
1月23日 トップダウン式製作とボトムアップ式製作 1月10日 ゲーム作成スタッフ
2009年 12月25日 政権交代から3ヶ月が過ぎて 12月12日 血液型
11月29日 編集日記・編集後記 11月14日 AVG(+SLG)制作中
10月31日 シナリオ 10月18日 ゲーム作りで完成までこぎ着けるためには2
10月3日 オリジナル 9月19日 ゲーム作りで完成までこぎ着けるためには
9月6日 実在モデルをどこまで採用できるか 8月24日 素材?
8月14日 今時の報道スタイル 8月8日 ユーザーサポートにメールを送ってみました
7月25日 恋愛シミュレーション2の魅力? 7月11日 人気と実力
6月27日 打ち切り 6月19日 エロゲ規制強化の流れからみるゲーム考
6月6日 貴族階級 5月23日 悪の戦闘員
5月10日 異なるキャラクターの視点でみてみよう 4月24日 強者がますます強くなる・・・
4月11日 ゲームエディタ 3月29日 愛郷心
3月22日 匿名ネット社会 3月6日 暗躍する超能力者たち
2月22日 信者キャラ 2月15日 必殺技
2月1日 アンチヒーロー(悪役型英雄) 1月23日 カタストロフィーを未然に阻止しよう
1月16日 フェアな戦い 1月3日 あれから幾年後
2008年 12月28日 国盗りSLGの景気対策 12月20日 現実世界をゲーム化してみよう
12月5日 内部対立 11月29日 推理もの??
11月22日 悪人とも言い切れない罪人 11月7日 正史
10月31日 萌えない女性キャラ 10月18日 関西弁
10月5日 大阪 9月21日 避けられない強大な敵
9月7日 人気・魅力・カリスマ 8月29日 黒幕
8月23日 運と実力 8月9日 COMの思考ルーチン
8月3日 新シナリオ「HeiseiNippon」公開 7月19日 軍師
7月5日 各国の思惑を構成するもの 6月21日 催眠術
6月7日 和解 5月24日 知恵者
5月16日 千年生きてみよう 5月3日 生き残ることと勝ち残ること
4月18日 冷酷な指導者 4月5日 お金の使い道
3月15日 若さ 3月7日 性能と運用
2月29日 アンケート現況発表(質問2について) 2月22日 広報戦略
2月10日 差別 1月27日 敵のスペック

1月13日 神の加護、神聖魔法 12月30日 フリーゲームのレビュー
2007年 12月16日 国盗りゲームのパターン 12月1日 謎について
11月16日 ゲーム世界での対人設定2(その他視点) 11月3日 ゲーム世界での対人設定1(味方視点)
10月20日 レジスタンス勢力 10月5日 終盤〜エンディング
9月21日 世襲について 9月8日 悪役(ヒデブ派5隊長など)
8月24日 確率について 8月10日 セーブ&ロード
7月27日 成長について 7月15日 SRPGにおける白兵部分のゲーム的処理
6月30日 SRPGのマップのシステム 6月17日 徴収と略奪
6月2日 兵科あれこれ 5月19日 理想の君臣関係
5月4日 経済力うんぬん 4月21日 戦略ゲームと戦術ゲーム
4月6日 公開情報と非公開情報 3月24日 個人戦用の武器等
3月9日 兵士の武器 2月25日 ゲーム作りとゲーム遊び
2月11日 少数派(属性持ち)向けゲーム 1月28日 バージョンアップ

1月13日 宮田軍にてこ入れ? 12月30日 フリーゲームの宣伝
2006年 12月15日 投票・アンケート 12月1日 最強の敵
11月18日 動かしやすいキャラと動かしにくいキャラ 11月4日 デバッグ
10月22日 現代・近未来ものについて 10月6日 趣味の社会人クリエイター
9月15日 新作?の状況について 9月8日 BGMについて
8月27日 登場人物の口語表現 8月12日 女性キャラ
7月28日 主人公選択式ゲーム 7月16日 マイサイトについて
7月2日 死について 6月17日 風刺について
6月2日 シナリオタイプあれこれ 5月19日 ゲーム作りの進め方について
5月5日 ゲーム作りを始める時について 4月21日 高能力キャラの表現方法
4月8日 悪い敵 3月31日 名前について
3月18日 伝え方と伝わり方 3月12日 キャラクターのプロフィールについて
3月5日 アマとプロによる基本プロット考 2月25日 自作CGについて
2月19日 著作権について 2月12日 バックグラウンドの設定について
2月5日 SRPG95の次回作に対する期待 1月29日 分岐と自由度について
1月22日 難易度について 1月15日 勢力別能力値考察
1月8日 主人公について 1月1日 ユニットの能力値をどういじるかについて
2005年  12月30日 12月23日 12月16日 12月9日 12月2日 11月25日 11月18日 11月11日 11月5日 10月31日















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