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愛原様のたわごと(18年3月18日)




愛原「前回、被害者叩きをテーマにした際に、公正世界仮説というキーワードが登場したが、今回はこの【公正世界仮説】自体をテーマとして取り上げてみたい。」

鼎「前回と同じ内容の繰り返しになるけど、公正世界仮説というのは、【善人には良い事が起こり、悪人には悪い事が起きる。世界は公正である】という仮説のことだよね。

逆沢「お前は、鼻で笑うレベルで全否定してたけどね。前回。」

愛原「鼻で笑うというか、軽蔑の意を込めた冷笑レベルだな。ただ全否定まではしないけど。」

逆沢「どうみても全否定してるだろ。鼻で馬鹿にしてるレベルって時点で。」

愛原「間違いなく鼻で馬鹿にしてるレベルでもあり、不快感と嫌悪感を隠さないレベルでもあるが、それでも全否定まではしないぞ。公正世界仮説にすがって生きる人というのは、案外多いからな。」

鼎「公正世界仮説というのは、世界中にあるほぼ全て宗教の根幹を成す考え方だから、これを全否定すると、色んな人が困るような気がするよ。」

愛原「日本的な表現をすれば、【悪い事をすれば、地獄に落ちる】とか【悪い事をしたから、ばちが当たった】みたいな考え方が、公正世界仮説に相当する。ある種の人からすれば、根拠のない迷信の類いでしかないが、この仮説を信じられるが故に、人は悪事を憎み、また忌避するようになる。まぁある種の心理的な抑止力だな。」

逆沢「地獄に落ちるのが嫌だから、悪事を控え、善行に励むようになる。そういう人が増える事で、世の中も良くなっていくみたいな連鎖が期待できるって意味では、公正世界仮説も悪くないかもね。」

愛原「ただこの公正世界仮説。人が悪の道に走るのを抑止する上では有用なのだが、既に不幸が降りかかった人に対しては、極めて理不尽で凶悪な側面がある。」

逆沢「前回のテーマで取り上げた内容がまさにそれね。被害者に不幸が降りかかったのは、【被害者に落ち度があるからだ】とか、【悪人だから裁きが下ったのだ】みたいな解釈にも曲解されやすいと。」

愛原「公正世界仮説自体は世界中でみられる考え方だが、日本の場合は、ケガレという言葉で表現されることが多い。もしくは【縁起が悪い】みたいな表現で。」

鼎「中世の日本では、泥棒が入ったり、殺傷事件が起きた家を焼くみたいな文化もあったそうだよね。縁起が悪いというか、ケガレだから焼き払うみたいな。」

逆沢「まぁ中世といわず、現代の日本でも、自殺とか、事件が起きた借家の評価はどん底に落ちるみたいだけどね。」

鼎「その借家の大家さんにとっては、それ自体がセカンドレイプでしかないよね。自分の所有する建物で不幸が起きた事自体が既に災難なのに、第三者にケガレ扱いされる事で、その物件の価値まで暴落させられてしまうのだから。」

愛原「そういう意味では、公正世界仮説というのは、何も無知な中世の人達による時代遅れの因習ではなく、現代にも深く根付く思想そのものともいえる。」

逆沢「たかが迷信と切り捨てて、その物件に入居したとしても、その迷信を信じる人達によってケガレ扱いされると、それ自体が厄介なのよね〜。だからセカンドレイプされた大家さんを助けようと思っても、なかなか手をさしのべにくいというか。」

鼎「福島県産農産物の扱いとかもそうだけど、ケガレ扱いされているものに手を出すと、それを信じている人からえんがちょされる懸念があるのが、問題を深刻化させているといえそうだよね。」

愛原「誤っているのはケガレとか、くだらん因習に縛られている側の人間なんだが、そいつらに何を言っても話が通じないどころか、こちらをケガレ扱いまでしてくる所が本当に厄介だ。」

鼎「このケガレ文化で、特に深刻な被害を被ったのが障がい者と言われる人達だと聞いた事もあるよ。」

愛原「昭和以降になっても、隔離施設に閉じ込められたり、不妊治療させられたりとかの例は多いが、中世以前はもっとひどくて、奇形児でも生まれようものなら、その家庭の関係者全員が村八分にされてもおかしくなかったらしいからな。」

逆沢「まぁ現代でも、【息子さんが障害を持って生まれたのは、先祖の悪行のせい】みたいな事を吹き込む類いはいるそうだからねー。」

愛原「公正世界仮説の信者にとって、全ての不幸は、ある意味、全て自業自得に映る。努力しなかったせい。日頃の行いが悪かったせい。適切な行動を取らなかったせい。異教にのめりこんだせい。不信心だったせい。ご先祖様のせい。みたいな感じで。」

逆沢「逆を言えば、成功者とか権力者にとっては、これ以上ない自己正当化の材料にもなり得るわね。自分が成功者したのは、真面目に努力したから。人の為に頑張ったから。正しい行為をする事で報われたから。信仰に励んだから。ご先祖様のおかげ。みたいな感じで。」

鼎「だから前回、上級国民といわれる人達にとってすごく都合のいい思想でもあるという方向で取り上げたよね。」

愛原「国家指導者とか宗教指導者からすれば、公正世界仮説というのは、何重の意味でも都合がいい。まず自分達の地位や権力を正当化する上で都合がいい。次に臣民に節制や我慢を強いて善行を奨励する上で都合がいい。さらに悪事を抑制しやすいという事で、治安維持の上でも都合がいい。そして被害者や社会的弱者を自業自得と切り捨てる事で、社会保障する必要も無く放置できる上でも都合がいい。」

鼎「公正世界仮説が権力者に牙をむく事があるとすれば、大災害が起きた時くらいかな? 火山が大噴火したり大地震が起きたりすると、【御政道が悪いから、天がお怒りになった】という理屈にされる例もあったようだから。」

逆沢「と言っても、時の権力者は【御政道のせい】ではなく【イケニエが足りなかったせい】と問題をすり替えて、村娘をイケニエに捧げて天の怒りを鎮めようとしたがってたみたいだけどね。」

愛原「ひどい奴らだな。ちなみに宗教指導者の場合は、【神が与えた試練】という風にポジティブに解釈する事で、責任回避したがる傾向も強いようだ。」

逆沢「異教の信者や不信心な人達に不幸が起こったら【天罰】と切り捨てて、敬虔な信者や自分の身内に不幸が起こったら【神の試練】で誤魔化してしまうって事ね。なんか東日本大震災が起きたときの石原慎太郎を思い出したわ。」

鼎「こうしてみると公正世界仮説というのは、結構、ご都合的な詭弁も入りやすい仮説でしかない気もするけど、それでも支持者が多そうなのは不思議かも。」

逆沢「ご都合的な詭弁が入りやすいからこそ、扱いやすくて人気って事じゃないのか? あとタテマエとしては勧善懲悪を地でいってるから、それも人気の秘密だろうし。」

愛原「その通りだな。公正世界仮説なんて言い方をするから難しく感じるが、要は勧善懲悪の事でもあるからな。悪は罰せられ、善が尊ばれる。正しい者が報われ、悪は決して許されない。子供でも簡単に理解できる理想の世界。」

鼎「社会の理想像としては私も本当に素晴らしいものだと思うけど、それが現実世界で既に実現していると思うのはすごく危険な気がするけど。ほらたとえば、犯罪のない社会とか、イジメのない学校とか、貧富のない世の中とか、人権が尊重される世の中というのは間違いなく理想だけど、実際に犯罪やイジメや貧富の格差がゼロになる事は決してないし、その現実から目をそむけて、今そこにある不幸や理不尽を見て見ぬ振りする方が余程ディストピアでしかないというか。」

逆沢「犯罪が決して無くならないから犯罪を取り締まらなくてもいいなんて事は決してないし、ゼロを目指すべきなのも事実だけど、だからといって目の前で起きてる犯罪を見て見ぬ振りして【我が街は犯罪認知件数ゼロを達成しました!】とか【ウチの学校はイジメ件数ゼロ記録更新中です!】というのは、あまりに欺瞞が過ぎると思うわ。」

愛原「この手の悩みは、どこにでもあるわな。特に清廉肌の人間が知事や市長、あるいは学校の先生や警察の幹部などになると、この辺の対応ですごく苦慮する事になる。本気で取り締まれば、今まで隠されてきた多くの不祥事がいくらでも明らかになるけど、その代わり、世間には【アイツがトップになった途端、不祥事が急増した】と映りやすくもなるからな。」

鼎「警察官が被害届を受け付けたがらない主な理由の一つに、検挙率の低下があると聞いた事があるよ。被害届を受けとりながら未解決のままだったりすると、検挙率が下がってしまって、あそこは未解決事件の多い出来の悪い部署だという評価になってしまう。けど逆を言えば、被害届さえ受けとらなければ、その事件自体が存在しない扱いになってしまうから、だから面倒くさそうな事件なんかは可能な限り被害届を受けとらないようにするとか。」

逆沢「イジメの関する調査でも、本気で調査した学校や都道府県と、そうでないところで何倍も差が出たりするらしいわね。しかも真面目に調査した所の方が、認知件数も当然のごとく多くなるから、逆にいかにも治安悪そうな印象も与えるおまけつきなのが厄介極まりないというか。」

愛原「不正や不幸を可能な限り抑制したいならば、見て見ぬふりをして統計上だけゼロに寄せるのではなく、徹底的に洗い出した上で真面目に対策すべきだろうと思うけどな。」

逆沢「まぁそんな事をすると、色々都合の悪い人も出てくるだろうけどね。現実の世の中が、決して理想とほど遠い事も明らかにされるだろうし。そうなると【この国での貧困は絶対的に『自分のせい』】というツイッターのコメントで一躍ブレイクした桂春蝶さんじゃないけど、公正世界仮説の支持者にとっても、すごく不都合な展開になるだろうしねー。」

愛原「そもそも勧善懲悪のヒーローものが昔から人気なのは、現実の世の中が勧善懲悪からほど遠いからだろうしな。」

鼎「理想というか、憧れというか、そういうのが込められていると私も思うよ。」

逆沢「というか勧善懲悪のヒーローものでも、この世の理不尽とか不条理というのは、いくらでも登場するけどね。正義の味方がなんとかしてくれる事で、ある程度は救われるけど。」

鼎「というか厳密に言えば、正義の味方が登場しなければ、ずっと不条理で理不尽な世界観だよね。勧善懲悪ものの作品は。」

愛原「悪玉がいないと、正義の味方の活躍の出番もなくなるからな。勧善懲悪ものの作品の世界観は、ある意味、現実世界よりもずっと修羅の世界だぞ。越後屋が毎週悪事を企んだり、怪人達が毎週悪事を行ったり、ヤクザが毎週犯罪事件を起こしたりみたいな。」

鼎「勧善懲悪ものの世界観というのは、まず根底に理不尽な世の中というのがあって、でも最終的に【正義は必ず勝つ】図式で幕を下ろすのが定番だよね。」

逆沢「つまりベースとなる世の中としては決して公正世界ではないけど、それでも最終的には公正世界に導くオチで丸く収まる。すなわち、公正世界であって欲しいという願望が作品に反映されているという風になるかも知れないわね。」

愛原「そうだな。悪党は毎週・毎週必ず現れる。悪党が現れる度に、誰かが殺され、誰かが奪われ、誰かが理不尽に不幸にされるまさしく修羅の世界だ。しかしそれでも正義の味方が現れ、彼らを裁いてくれるという意味では、それなりに救いのある世界とも言える。」

逆沢「それなりに救いといっても、殺された人が生き返るわけでも無いし、本当に無いよりはマシ程度のちいさな救いでしかないけどね。」

愛原「その通りだな。個人的にはもっと被害者や社会的弱者に救いのあるオチにして欲しいと思わなくも無いが、だからといって死んだ人が生き返ったりすると、作品によっては世界観も壊されるし、雰囲気も台無しになってしまうからなぁ。何も救いが無いよりはずっとマシと肯定的に受けとめるべきだろう。公正世界というには、あまりにもほど遠いが、不公正な世界を少しでも公正な方向に揺り戻す動きがみられる点に関しては、それなりに救いのある世界だと思う。」

鼎「犯罪の一切無い社会とか、貧富格差のない社会は実現不可能でも、そういう理想に限りなく近付けたいという人々の願望が勧善懲悪ものの作品には込められているのかも知れないよね。」

逆沢「公正世界というのは、今ある現実の世界では無くて、絶えず目指し近付けるべき理想として理解しておいた方がよさそうね。」

愛原「大体、今の世の中が本当に公正世界仮説が成り立つような世の中なら、勧善懲悪物語がはやるはずもないからな。現実世界が理不尽だからこそ、悪が誅され、正しき者が報われる物語に爽快感が生じるわけで。」

鼎「現実世界も、数百年スパンでいえば少しずつでも確実に理想に向かっていると思うけど、まだまだ不断の努力が必要そうだよね。」

愛原「少なくとも現時点で公正世界仮説が成り立つと信じるようでは話にならないな。世間知らずの上級国民の箱入り娘とかならいざ知らず、まともな人なら、今の世が決して公正世界でない事くらい、日常世界レベルで体感できているはずなのだが。」

逆沢「それでも信じたいのよ。普通に真面目に生きれば、普通にいい学校に入って、いい会社に入って、いい配偶者と子供に恵まれて、いい老後を全うできるはずだと。」

愛原「その一見悪意の無い信仰心が、社会的弱者や被害者達を自業自得と切り捨てる冷酷さにも結びついてるとしたら、俺としたらなんだかなぁと嘆息せざるを得ないけどな。」

鼎「今、現実に生きている世界に対してポジティブになる事自体は全然悪くないと思うけど、それを盲信したら駄目だよね。」

逆沢「大体、対象によって【天罰】とでも【試練】とでも、都合良く解釈できる程度のものでしかないからねー。公正世界仮説というのは。」

愛原「公正世界仮説自体が、所詮単なる思い込みの産物でしかないからな。思い込みの産物だから、嫌いな奴が不幸になったら【天罰だ。ザマーミロ!】って事になるし、自分自身や大切な人が不幸になったら【試練】とか【○○のせい(先祖のせいとか、姓名のせいとか、風水が悪いとか、嫁がサゲマンだなど)】って解釈になる。」

逆沢「誰とは言わないけど、すぐに名前を変えたり、引越繰り返したり、色んな宗教に入信したりする人もいるからねー。まぁオカルト趣味自体は好きにしたらいいけど、誰かのせいにするのはやめて欲しいわ。」

愛原「公正世界仮説に従うならば、自分の不幸は自分のせいでしかないのだが、公正世界仮説を信じる人は思い込みが激しく妙な想像力もある事もあって、そんな時だけ、他者のせいにしたり、次は良い事があると思い込む事で安心したりしたがるからな。試練と解釈したり、自業自得と自省できるタイプなら、前向きに状況の改善に取り組めそうという事で、むしろいい事ともいえそうだけど。」

逆沢「私は、自分が不幸な立場になっても、そう認識しないタイプが一番多そうな気がするわ。ブラック企業に入社しても、自分の会社がブラックと気付かないタイプというか。公正世界仮説の信者の多くは、正しく生きていれば報われると信じると同時に、自分がそれなりに正しい側の人間とも認識してるだろうから。だからどんな環境におかれても、自分が不幸とは思わないし、だからこそ自分と同じ境遇の者が不満を口にしようものなら、なんて身勝手で怠惰な奴だと不快感しか感じないというか。」

愛原「どんなきつい境遇におかれても、世の中に感謝し幸福感を得られる人格自体はそれなりに立派なものだが、狂信徒とほぼイコールだからな。職場で上司から公文書の書き換えを命令されようが、客を騙して不幸に陥れるような無茶な営業活動を強要されようが、違法なサービス残業を強要されようが、狂信徒ならではの盲目な忠誠心をもって忠実にそれを実行する。彼らにとっては【盲目の忠誠心をもって尽くす】事が真面目に生きる事であり、真面目に生きればきっと報われるとも考える。そして公文書の書き換えや無茶な営業活動や違法なサービス残業に抵抗を示す者は不忠であり、そんな不忠で不真面目な者が不遇な扱いを受けても当然とも考える。」

逆沢「上司に逆らったり、それで嫌われて不遇な扱い受けるのが怖いから盲目に従ってるだけのクズ人間どもが、【真面目に生きてます】とかふざけんな。お前らのやってる事は、グルの命令を盲信して大量殺人やった某宗教の信者と何も変わらないだろがって。」

愛原「信者気質の人間は【盲信する=真面目に生きる】となりやすいからな。」

鼎「けどそういう部分も含めて、公正世界仮説は、支配者側の人間にとってすごく都合が良さそうだよね。自分達の意のままに忠誠を尽くす事が真面目に生きる事であり、善行でもあると誤認させやすいという点でも。自分達の言いなりにならない人間には、不忠とか不信心の烙印を押して、ケガレ扱いにして迫害してしまえばいいわけだから。そして言いなりにならない人間をみんな不幸にして見せしめにする事で【あいつは悪い奴だから天罰が下った】と断じて、真面目に生きましょう(=盲目な忠誠心or信仰心をもって誠意をもって仕えましょう)と説けば、ケガレ扱いされる事を望まない人は、じゃあ真面目に生きよう(?)となりやすいはずだから。」

愛原「信者気質の人間は、そうでなくとも大体、受け身だからな。公正な世界を作るべく努力するよりは、既に公正な世界なんだから、偉い人の指示に従って、真面目に生きれば必ず報われるはずと考える方が心理的な負担が少ないというのもあるだろう。」

逆沢「偉い人=支配者側の人だけどね。まぁ支配者側の人間は、イエスマンを好み、抵抗者を排除したがるから、偉い人に逆らって痛めつけられるよりは、偉い人に忖度した方が、結果的に報われるケースも多いかも知れないけど。」

愛原「どんな劣悪なブラック企業でも、飛び抜けた愛社精神をもって仕える猛烈社畜サラリーマンというのは案外いるし、そういう狂信徒タイプの人間にとって、公正世界仮説は好相性だろうな。本人は自分の事を不幸とも思っていないし、自分自身が他者に不幸をまき散らす存在とも思っていないから、悪事にも平気で手を染められるし、むしろそんな自分が正義のナイトくらいにも思ってるし、だからそんな理想の現状に不満を唱える連中こそが、むしろ悪とも思っているだろうから。」

逆沢「ああ、なる程。今が既に理想の公正世界だと信じているから、そんな理想の今に不満を唱える連中こそが、理想の今を破壊しようとする悪という解釈になるわけね。」

鼎「現状を保守したがる思想ともいえそうだよね。公正世界仮説というのは。そう考えると、桂春蝶さんや渡邉美樹さんじゃないけど、保守系の人ほど公正世界仮説に対して肯定的なのも分かる気がしてきたかも。」

逆沢「理想の今を演出するために、不都合な部分を見て見ぬ振りしたり、隠蔽工作したりするのも彼らの十八番みたいだしね。」

愛原「不条理な現状をなんとか改善して良くしようと考える人からすると、不条理な現状を隠蔽されるのは迷惑以外の何者でもないのだが、今が既に理想と考える人からすると不条理な現状を暴露されるのは、不都合以外の何者でも無いからな。」

逆沢「公正な世界を実現しようとする人達と、今が既に公正な世界であると認識する人達では、似てるようで実は方向性が正反対って事か?」

愛原「現状を改善していこうと考える人と、現状を保守すべきだと考える人では、変えようVS変えないでベクトルが明らかに真逆だからな。現状で不都合な問題が起きた時、前者なら改善していこうという方向になるが、後者だと隠蔽して握りつぶしたり、被害者や社会的弱者の落ち度のせい、絶対的に自分のせい、自業自得という事にして何も変わらないままになりやすい。」

鼎「公正世界仮説というのは、人が悪い道に入るのを防ぐ抑止力としては意義もあるかも知れないけど、それは何も公正世界仮説でなくても代用できる価値観だよね。」

愛原「公正世界仮説による悪の抑止力は、幼児に対して【電車の中でほたえるのをやめなさい。あそこにいるお爺ちゃんが睨んでいるでしょ。】と叱るのと同義だからな。じゃあ周りに誰もいなければ電車の中で暴れ回ってもいいのか?という話になってしまう。彼らは地獄に落ちるのが嫌だから悪事を行わないだけで、【地獄の沙汰も金次第】じゃないが、地獄に落ちないで済む抜け道を知ってる(と思い込んでる)人からすれば、何の抑止力にもならないからな。そうじゃなくて、悪いものは悪い。少なくとも社会全体として少しでも不条理な世の中を少しでも改善としていこうという流れを再確認させる方が大事だと思う。」

逆沢「今は抜け道があっても、その抜け道はいつ塞がれてもおかしくないぞ。その時、お前の悪事は過去にさかのぼっていつ裁かれてもおかしくないぞって啓蒙の方が大事って事ね。少なくとも世の中の人達は、不条理な世の中が永遠に続くことを決して望んでいないし、確実に良い方向に進んでいるという事を。」

愛原「公文書の書き換えみたいなものを平気で行う奴らは、バレなきゃ構わない程度の認識か、盲目の忠誠心による真面目さで錯誤してるかのいずれかだろうが、真面目に上司の言う事さえ聞いてれば報われるだろうとか、地獄に落ちない(バレないorバレても誰かに罪を転嫁できる)方法を知ってるから悪事を行っても怖くないとか、そういう認識の奴の方が余程裁かれるべき悪党だ。」

逆沢「そして私達は、ちゃんと声を上げて非難すべきは非難すべきという事ね。不条理な世の中を少しでも良い方向に近付けていくために。」

愛原「公正世界仮説的には、自分が声を上げなくても【世界は公正なのだから、誰かが彼を裁いてくれるだろう】という解釈になりがちだが、現実には、誰かが警察に通報するだろうと放置してたら、誰も警察に通報しないままという事も珍しくないからな。昔、某駅前の繁華街で集団暴行事件が起きた時にまさかの第一通報者の経験をした事のある人間としては、事実は小説よりも奇なりというか、本当にそんな事あるんだと戦慄した体験も踏まえて、切実にそう思う。自分が放置してても誰かが何とかしてくれるではなく、自分が動かなければ世の中は変わらない。逆に無力で非力な自分が携帯で110番しただけで、屈強な警察官が何人も動員されて急行してくれる訳だから、自分がちょっとだけ動くだけで、世の中を大きく動かせる事も珍しくないという事も。」

鼎「今、話題になってる公文書偽造事件にしても、誰かがちょっと勇気を出して朝日新聞にタレこんでくれたからこそ発覚したと思うし、ちょっとした勇気が世の中自体を大きく動かす事はありえるよね。逆に【世界は公正なのだから、自分が何もしなくても、誰かが世の中をただしてくれるだろう】と思って放置してる内は、絶対に世の中は変わらず、公正にも向かわないと。」

愛原「自分は何もしなくても、それなりに真面目にしてたら、勝手に世の中が上手く回っていくと思ってるとしたら、あまりに怠慢かつ傲慢だ。そんな公正世界仮説なんてのは糞食らえ。そうではなくて、自分が動くことで世の中を良い方向に変えていく。それは何も革命家みたいな大それた事をする必要はない。今、そこにいる被害者や社会的弱者に共感し、ほんのちょっと勇気を持つだけで済む簡単なものだ。」

逆沢「今回の公文書偽造事件にしても、誰かがマスコミにリークしたからこそ、今頃になって明るみに出たと思うし。逆を言えば、その人が今年の今頃までマスコミにリークしなかったから、発覚まで何年もかかった。自分が何もしなくてもいずれ発覚するだろうと思ったら全然そんな事は無くて、誰かが勇気を出すまでは何年経っても発覚しないままという事を考えると、本当に公正世界仮説のいい加減さと、一人一人の人間が勇気を出す事の重要性を感じさせられるわね。」

鼎「よくよく考えたら、正義の味方が大活躍するヒーローものも、正義の味方が勇気を出して頑張ってくれるから勧善懲悪が実現してるだけで、彼らが勇気を出してくれなかったら、あの世界はずっと修羅のままなんだよね。」

愛原「ただ真面目に生きてたら、それだけで勝手に世の中が良くなるとか、自動的に幸せな家庭を築けて幸せな老後が保障されるなんて事はありえない。もちろん結果としてそういう幸福に恵まれる人もいれば、そう思い込める狂信徒タイプもいるだろうけども、それはあくまで一部の例。世界が元々公正なのではなく、誰かが公正になるように働きかけているからこそ、少しずつそういう方向に向かっているという事こそ理解しておくべきだろう。故に、悪意ある人間や、現状に安住してその歩みを停滞させようとする人間が増えたならば、いつ修羅の世に逆回転してもおかしくない性質の世でもあることも。」

逆沢「公正世界仮説は、今が既に公正であるという思想で成り立っている分、不条理な世の中のままで停滞させかねない危険すらあるという事ね。」

愛原「世界は決して公正ではない。しかし多くの人が不断に公正を目指し続けるからこそ、人々は希望をもって生きる事ができる。そしてだからこそ、勧善懲悪物語も面白いのだ。自分が何もしなくても、正義の味方が現れなくても、何の不都合のない世界は、一見理想像ではあるが、実際には、単に不都合な部分を隠蔽されてもみ消されているだけだろう。そうではなく不条理を常に明らかにし、それを常に積極的に改善していく。【今と変わらない未来】ではなく、【今よりさらに素晴らしい未来】に期待と希望を持てる世界であって欲しい。リアルでもフィクションでも。」












過去のたわごと 
2018年     3月4日 被害者叩き 
2月18日 政治力 2月4日 統率力 
1月21日 優秀すぎるライバルが現れたとき  1月7日 素性を表す記号としての肩書き
2017年 12月24日 フリゲの雑談  12月10日 賤民階級
11月26日 個性づけとしてのパラメータ 11月12日 宿敵宣言
10月29日 大同団結 10月15日 品質について
10月1日 華麗な策略、汚い策略。その違い 9月17日 平等主義と反平等主義
9月3日 ファン型オタクとマニア型オタクの違い 8月20日 ツイッターの利点と問題点 
8月6日 大抜擢された人材 7月23日 誇りと傲慢
7月9日 傲慢とマウンティング 6月25日 権威を利用するナイトども
6月11日 悪事プレイ(のススメ) 5月28日 異界人(宇宙人)の干渉
5月14日 集団の思考ルーチン 4月30日 人間っぽさ=非効率的な思考ルーチン
4月16日 名声欲 4月2日 無言の圧力と忖度
3月20日 ロスト・ハイ・テクノロジー 3月5日 破壊神の信者
2月19日 一人称形式で見える視野の範囲 2月5日 歴史的人物の当時の評価
1月22日 未来予測 1月8日 人相見(人物鑑定)
2016年 12月25日 商業レビュアー 12月11日 成長戦略の目玉としてのカジノ
11月27日 パニック 11月13日 生存ゲーム的なシチュエーション
10月30日 強敵感 10月16日 感情移入という視点からのキャラクターメイク
10月2日 供給過剰社会 9月18日 血筋
9月4日 統一されるべき尺度 8月21日 暑さと寒さ
8月7日 (優秀な)下っ端 7月24日 超便利社会=超疲弊社会
7月10日 社会的弱者を量産し、彼らを悪の先兵に誘う者  6月26日 少子化社会という舞台
6月12日 有事法制(緊急事態における法のあり方) 5月29日 悪のセレブサロン 
5月15日 成功者が成功後にやりたいと思うこと 5月1日 ゲーム世界とリアル世界の違い
4月18日 過去に戻ってやり直すということ 4月3日 八百長 
3月20日 異邦人(外国人労働者) 3月6日 陣形
2月21日 功績泥棒 2月7日 三国志13をプレイ
1月24日 裏切り者 1月10日 善政家
2015年 12月27日 精神〜命よりも大切なもの 12月6日 独立戦争 
11月23日 ジャーナリスト 11月8日 精神力 
10月25日 優しい指導者  10月11日 助けを求める人たち 
9月27日 兵站 9月13日 善玉が起こした悪事や不祥事
8月30日 カイゼン 8月14日 盗作・ゴースト
8月2日 表稼業 7月20日 正論を用いない説得工作
7月5日 ディストピア 6月21日 財政破綻
6月7日 防諜 5月24日 サイコパス
5月10日 戦犯 4月26日 ハト派とタカ派
4月12日 不遇な先駆者 3月29日 プロギャンブラー(バクチで生計を立てる人)
3月15日 世界の管理者という名のラスボス 3月3日 命令コマンド
2月15日 攻略本・攻略サイト 2月1日 お遊びコマンド
1月18日 精神異常状態 1月4日 NPCの選択判断ルーチン
2014年 12月14日 男女キャラクターの比率 11月30日 不安と安心の役割
11月16日 現実主義者の正体 11月3日 アイテムゲット
10月19日 真相にたどり着けない者 10月5日 挫折
9月14日 嫌いだけど素晴らしい人達 9月7日 売れている作品と面白い作品の違い
8月24日 援軍 8月3日 ブラゲとパケゲ
7月20日 根性論と科学的知見に基づいた肉体改造 7月6日 ディスリスペクト(軽蔑・disり)
6月22日 あやかり系主人公 6月8日 中毒
5月25日 箱庭ゲーム 5月11日 ダブルスタンダード
4月20日 偽りの理想郷 4月6日 防御力
3月23日 自分用ゲーム作り 3月9日 育成する指導者、選別する指導者
2月23日 忠誠 2月9日 変化するキャラクター
1月26日 一芸職人VS器用貧乏 1月11日 評判
2013年 12月23日 身分制度 12月8日 陰謀
11月24日 秘密 11月10日 努力が報われるゲーム
10月27日 ゲームの自由度について 10月13日 出来の悪い二代目
9月29日 怒り 9月15日 撤退戦術
8月30日 ヒール(悪役) 8月15日 覆水盆に返らず
7月28日 予知・予測 7月13日 かつてのヒーロー
6月30日 覚醒(新能力発現・急成長) 6月15日 犠牲
6月3日 単独開発 5月19日 ダメ人間
5月5日 悪徳宗教を必要とする人々 4月21日 悪の連帯責任
4月7日 3種類の立場からみた作品批評 3月24日 中立性を装った愚痴・悪口など(仮)
3月10日 人気対戦競技の条件 2月24日 幻想空間
2月10日 お金 1月27日 尊敬できる敵
1月13日 やる気・気合 12月29日 ルール
2012年 12月15日 厨二病 12月2日 売れ筋
11月17日 改心 11月4日 議論
10月21日 優秀な人材の起用・登用方法 10月7日 憎しみにとらわれた人達
9月22日 友情やコネによる人事起用の危うさ 9月8日 権力欲に取り憑かれた人達
8月19日 敗北の受け止め方〜捲土重来を期すために 8月5日 作者(表現者)が作品を通じて伝えたい思い
7月29日 人が自ら死(自殺)を決意するとき 7月15日 選択肢を選ぶことによる覚悟(リスク)
7月1日 選択肢があるということ 6月16日 宣伝と人気
6月2日 ホンネとタテマエ 5月19日 コンプガチャに学ぶ確率論とイカサマの話
5月6日 鑑識眼 4月30日 平等と競争
4月14日 公務員ヒーロー 4月1日 SF設定
3月18日 情報収集 3月3日 原発考察
2月19日 プライド 2月5日 お笑い
1月22日 ラスボスの処断方法 1月8日 創造→創作
2011年 12月30日 独裁者 12月9日 二次創作品
11月27日 万人向けからマニア向けの時代へ 11月13日 無敵能力の人たち
10月29日 正式名称 10月15日 利の人、情の人
10月3日 ポジティブ・ネガティブ 9月16日 利権
9月3日 借金 8月21日 何も変わらない事の恐怖
8月5日 発信したいオタクと共感したいオタク 7月25日 戦う地方、媚びる地方
7月17日 充電期間 7月10日 ひとそれのアンケート結果
7月2日 供給過剰気味のゲーム(&娯楽) 6月21日 東日本大震災3
6月5日 上司に反発 5月21日 修正する度量
5月14日 挑戦する勇気 5月1日 調子
4月17日 専門スキル 4月3日 東日本大震災2
3月18日 東日本大震災1 3月5日 ネトウヨと不良キャラの共通点
2月19日 信用ラインと警戒ライン 2月5日 信じられない者ばかりの世界観
1月23日 武器を交えない戦争 1月16日 しゃべらない主人公
1月7日 異世界に飛ばされた凡人 12月25日 後ろ向きな嫉妬心
2010年 12月19日no2 人それのゲーム難易度 12月19日no1 社会人型キャラ
12月11日 新作公開してから一週間 12月5日 新作ゲーム紹介
11月20日 理想と現実 10月29日 新作公開予定
10月18日 派閥 10月1日 仲間
9月19日 キャラクターイメージ 9月6日 理想を持った人間。そうでない人間
8月21日 革命後 8月8日 長編のオチのつけ方
7月24日 勇者は世直しができるか? 7月10日 全力集中プレイと長期戦略プレイ
6月27日 RPGのチームバトル 6月13日 傭兵団
5月29日 相手の思考をよんでみよう 5月14日 扇動する者、される者
5月7日 こっそりアンケート設置お知らせ、ほか 5月3日 地方を主人公の舞台にしてみよう
4月17日 コンピュータは人間を上回れるか? 4月2日 政権交代から6ヶ月が過ぎて
3月22日 フィクション 3月12日 困ったパーティメンバー
2月21日 責任 2月6日 教育
1月23日 トップダウン式製作とボトムアップ式製作 1月10日 ゲーム作成スタッフ
2009年 12月25日 政権交代から3ヶ月が過ぎて 12月12日 血液型
11月29日 編集日記・編集後記 11月14日 AVG(+SLG)制作中
10月31日 シナリオ 10月18日 ゲーム作りで完成までこぎ着けるためには2
10月3日 オリジナル 9月19日 ゲーム作りで完成までこぎ着けるためには
9月6日 実在モデルをどこまで採用できるか 8月24日 素材?
8月14日 今時の報道スタイル 8月8日 ユーザーサポートにメールを送ってみました
7月25日 恋愛シミュレーション2の魅力? 7月11日 人気と実力
6月27日 打ち切り 6月19日 エロゲ規制強化の流れからみるゲーム考
6月6日 貴族階級 5月23日 悪の戦闘員
5月10日 異なるキャラクターの視点でみてみよう 4月24日 強者がますます強くなる・・・
4月11日 ゲームエディタ 3月29日 愛郷心
3月22日 匿名ネット社会 3月6日 暗躍する超能力者たち
2月22日 信者キャラ 2月15日 必殺技
2月1日 アンチヒーロー(悪役型英雄) 1月23日 カタストロフィーを未然に阻止しよう
1月16日 フェアな戦い 1月3日 あれから幾年後
2008年 12月28日 国盗りSLGの景気対策 12月20日 現実世界をゲーム化してみよう
12月5日 内部対立 11月29日 推理もの??
11月22日 悪人とも言い切れない罪人 11月7日 正史
10月31日 萌えない女性キャラ 10月18日 関西弁
10月5日 大阪 9月21日 避けられない強大な敵
9月7日 人気・魅力・カリスマ 8月29日 黒幕
8月23日 運と実力 8月9日 COMの思考ルーチン
8月3日 新シナリオ「HeiseiNippon」公開 7月19日 軍師
7月5日 各国の思惑を構成するもの 6月21日 催眠術
6月7日 和解 5月24日 知恵者
5月16日 千年生きてみよう 5月3日 生き残ることと勝ち残ること
4月18日 冷酷な指導者 4月5日 お金の使い道
3月15日 若さ 3月7日 性能と運用
2月29日 アンケート現況発表(質問2について) 2月22日 広報戦略
2月10日 差別 1月27日 敵のスペック

1月13日 神の加護、神聖魔法 12月30日 フリーゲームのレビュー
2007年 12月16日 国盗りゲームのパターン 12月1日 謎について
11月16日 ゲーム世界での対人設定2(その他視点) 11月3日 ゲーム世界での対人設定1(味方視点)
10月20日 レジスタンス勢力 10月5日 終盤〜エンディング
9月21日 世襲について 9月8日 悪役(ヒデブ派5隊長など)
8月24日 確率について 8月10日 セーブ&ロード
7月27日 成長について 7月15日 SRPGにおける白兵部分のゲーム的処理
6月30日 SRPGのマップのシステム 6月17日 徴収と略奪
6月2日 兵科あれこれ 5月19日 理想の君臣関係
5月4日 経済力うんぬん 4月21日 戦略ゲームと戦術ゲーム
4月6日 公開情報と非公開情報 3月24日 個人戦用の武器等
3月9日 兵士の武器 2月25日 ゲーム作りとゲーム遊び
2月11日 少数派(属性持ち)向けゲーム 1月28日 バージョンアップ

1月13日 宮田軍にてこ入れ? 12月30日 フリーゲームの宣伝
2006年 12月15日 投票・アンケート 12月1日 最強の敵
11月18日 動かしやすいキャラと動かしにくいキャラ 11月4日 デバッグ
10月22日 現代・近未来ものについて 10月6日 趣味の社会人クリエイター
9月15日 新作?の状況について 9月8日 BGMについて
8月27日 登場人物の口語表現 8月12日 女性キャラ
7月28日 主人公選択式ゲーム 7月16日 マイサイトについて
7月2日 死について 6月17日 風刺について
6月2日 シナリオタイプあれこれ 5月19日 ゲーム作りの進め方について
5月5日 ゲーム作りを始める時について 4月21日 高能力キャラの表現方法
4月8日 悪い敵 3月31日 名前について
3月18日 伝え方と伝わり方 3月12日 キャラクターのプロフィールについて
3月5日 アマとプロによる基本プロット考 2月25日 自作CGについて
2月19日 著作権について 2月12日 バックグラウンドの設定について
2月5日 SRPG95の次回作に対する期待 1月29日 分岐と自由度について
1月22日 難易度について 1月15日 勢力別能力値考察
1月8日 主人公について 1月1日 ユニットの能力値をどういじるかについて
2005年  12月30日 12月23日 12月16日 12月9日 12月2日 11月25日 11月18日 11月11日 11月5日 10月31日















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