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愛原様のたわごと(18年5月27日)





愛原「前回は、邪悪な独裁者がごく平凡な組織を乗っ取っていく過程と方法について取り上げてみたが、今回はそうやって邪悪な独裁者に乗っ取られた組織に組み込まれたメンバーの挙動についてスポットを当ててみたいと思う。」

鼎「邪悪な独裁者が支配する組織や国家等に所属する一般ピープルの視点って事かな?」

愛原「そんな感じ。邪悪な独裁者とやらが単身で悪事をやってるだけなら、正義の味方側としては対処もしやすい。邪悪な独裁者だけに的を絞ってやっけつければ話が済むからだ。が、邪悪な独裁者が国家なり団体なりといった組織そのものを率いていたならば、正義の味方が対峙するのは、その組織に所属する一般ピープルも含めた大規模なものになってしまう。」

逆沢「ま、そりゃ仕方ない。邪悪な独裁者が送り出す末端のショッカーどもを一人も傷つけずに、邪悪な独裁者だけを討ち果たすなんて不可能だからねー。」

鼎「末端のザコキャラの全てが、仮面ライダーシリーズのショッカーとか、北斗の拳に出てくるような邪悪なモヒカン達ばかりなら、倒すにも躊躇なく済みそうなんだけど、普通の人間の兵士とかだとちょっと躊躇しちゃうかも。」

逆沢「けど邪悪な独裁者を産み育てたような腐った組織の人間には変わらないんだし、私からしたら末端のザコ兵士も十分連帯責任な気がしなくもないけどね。邪悪な独裁者を産み出してしまった事に多少なりとも責任感じてるなら、レジスタンスでも結成して邪悪な独裁者と戦えやとも。」

愛原「レジスタンス。一般的には反政府武力組織みたいなものを差しがちだが、別に武力組織である必要は無いからな。レジスト(resist)は直訳すると【抵抗】。つまり邪悪な独裁者のやり方に反抗する人々の集まりであれば、それは武力の行使うんぬんに関わらず、レジスタンスといえなくもない。インドのガンジーの運動もレジスタンス活動そのものであるし、選挙のボイコットを呼びかける運動も、一種のレジスタンス活動といえるだろう。」

逆沢「日本では、選挙のボイコットというのは全く支持されないけどね。組織票を持つ与党をさらに有利にする結果にしかならないから。」

鼎「不正選挙とか、ゲリマンダーが横行する国では、選挙のボイコットも立派な抵抗運動なんだよ。なぜなら【現状の選挙制度自体に対する不信任】を示す意思表明になるから。たとえ白票でも投票してしまうと、選挙制度そのものには信任してしまってる事になっちゃうから。日本政府がタテマエでも【投票は有権者の義務】とかいって選挙への参加を呼びかけているのは、別に与党を不利にしたい訳ではなくて、選挙制度(及び選挙結果)が信用されているというアリバイが欲しいからだから。」

愛原「日本ではなぜか投票率が一定以下になると選挙自体が無効になるというルールが制定されていないため、投票率が20%切るようなドシラケ選挙でも、選挙制度自体は信任されている事になってしまう不具合があるのだが、外国では選挙制度自体に不満(もしくは不正)があると有権者が判断した場合、選挙自体に参加しない(事により選挙結果自体を無効にする)という選択肢を選べるところもあるな。故に選挙のボイコットという手段が、レジスタンス活動としても機能しうるわけだ。日本でやったらただの犬死行為だけど。」

逆沢「ただ現実でもフィクションでも、レジスタンス陣営というのは、権力側からみると圧倒的に弱小なのがほとんどなのよねー。悲しい事に。」

愛原「特に今回のテーマで取り上げてるような邪悪な独裁者が支配している組織だと、レジスタンス側は相当苦しい立場に置かれている形になるだろう。」

鼎「前回取り上げた話の感じだと、邪悪な独裁者というのは【見せしめ】を多用したがるみたいだから、自分に抵抗する人達ですら、見せしめ要員として有効活用(?)しそうだよね。」

逆沢「そうなると邪悪な独裁者を排除しようとする勢力に与しようという人達はますます減って、逆に邪悪の独裁者に睨まれないように大人しくしていようとか、邪悪な独裁者の歓心を得ようとする不届き者がますます増えそうな気もするわね。」

鼎「日本でも関ヶ原の戦いの途中以降に東軍に寝返った人達が、家康さんの歓心を買うために、西軍の残党狩りの先鋒を積極的に願い出たりしたそうだけど、そんな人ほど、かつての仲間を積極的に攻撃するような光景も見られそうだよね。」

愛原「悪趣味な光景ではあるが、特にフィクションで悪玉ボスが好みそうなシチュエーションでもあるな。かつての味方を攻撃させる役回りを押しつける事で、忠誠を量ったり、あるいは愉悦の肴にしようというのは。」

鼎「そういう悪趣味な所業をあえてやらせるのも、邪悪な独裁者ならではだよね。これも一種の見せしめ行為の一環なのかも知れないけど。」

逆沢「独裁者側からみれば忠誠を量るという目的があり、独裁者に対して膝を折った側からすれば疑われないように忠誠を見せつけるという目的があるとすれば、その人が内心で独裁者の事をどれだけ嫌っていようが、表面上は独裁者の為に忠実に働く忠臣を装う例は珍しくないって事か?」

鼎「そうすると邪悪な独裁者が支配する組織であればあるほど、逆に組織内の結束は固いとか、盲目な忠誠心にあふれた臣民が多いという逆転現象がみられてもおかしくないって事かな?」

逆沢「言われてみれば、現実でもそんな傾向がありそうな気はするわ。自爆テロとか、特攻とか、ヤクザ者が罪を全てかぶって自首とか、官邸や日大で話題の忖度とか。」

鼎「戦国時代でも、宇喜多直家さんとかは暗殺・謀略三昧ですごく怖れられていたけど、その一方で家中の結束はすごく固かったらしいから、似たようなパターンだったのかな? 主君に疑われたら殺されるから、盲目に尽くすしかないみたいな。」

愛原「宇喜多家に関しては、直家の跡を継いだ秀家が典型的ないい人系坊ちゃんだった事もあってか、直家の恐怖統治の反動もあってか、鉄壁の結束が一気に緩んで、後に大規模な内部分裂劇まで発展してるけどな。」

逆沢「恐怖で無理矢理抑えつけていただけで、別に恩義とか人情とかポリシーで結束された関係じゃないから、二代目に替わって恐怖という要素が無くなったら、そりゃすぐに空中分解してもおかしくないと思うけどね。私は。」

鼎「ただ逆をいえば、恐怖統治という要素が生きている限りは、組織は意外と結束できるという事かな? それがどんな悪逆な独裁者によるものであっても。」

愛原「【何のために恐怖をもって人を支配するか?】と問われれば、言いなりにさせる為だろうし。そう考えると、悪逆な独裁者による恐怖政治こそが無数の忠臣を生むという図式は、何の不思議もないけどな。」

逆沢「忠義とか忠臣と聞くと、いかにも立派な主君、立派な組織の元に集うイメージがあるけど、実際はむしろ正反対って事かな?」

愛原「尊敬する上司とか、理想の組織を守る為に忠誠を誓うという構図もそれなりにあるかも知れないが、現代日本人の感覚からすると、そんなナイト気取りの人間は、ある種狂信徒もしくはゴマスリタイプに見えやすいかもな。職場などででいかにもな忠臣タイプとかいたら、どう感じるか、考えてみて欲しい。」

逆沢「ブラック企業とかでも、まれに愛社精神をやたら強調する手合いがいるようだけど、すっかり洗脳されてやがるなとしか思えないかもね。そうでなければゴマスリ君タイプか。」

鼎「私は、ブラックだからこそ、美化しないと自分の精神を保てないという事だと思うよ。ブラックという事を認識しながらその組織に留まっているならば、自分はブラックに加担する悪人という事になるか、ブラックでもそこに留まるしか無い無能という事になっちゃうから。だから自分が所属する職場はブラックではないという思い込みが必要になるというか。」

逆沢「そう考えると邪悪な独裁者に対して忠勤に励むような人間も、同様の理屈で自己正当化したりしてるのかねー?」

鼎「【織田信長公のために】みたいな感じで使う人は、そんなタイプのような気がするかも。」

愛原「たとえ邪悪でも、それなりに眼力のある独裁者なら、目の前の人間が、イヤイヤ仕事しているか、本当に自分個人に忠義を尽くしているかは、なんとなく察知できるだろうからな。そんな邪悪な独裁者に疑われる事が無いように、自分自身を洗脳するというか、割り切るというか、そういう精神的な作業をしている人間はそれなりにいるだろうな。」

鼎「けど日本大学のアメフト指導者みたいな人に【やる気が無いならやめろ】とか言われたら、困るよね。【お前個人に対しては不満がある】と心の底で思っていても、それを口に出すわけにはいかないし、そうなると組織を辞めるか、【やる気】とやらをみせる為に理不尽な命令にも従うかの二者択一にならざるを得ない事もあるだろうし。」

逆沢「単なる部活程度なら、不満があるなら辞めるという選択もしやすいけど、その部活が将来の人生設計に関わる程に重要なものであるとか、あるいは職場とか、国家単位とかになると【不満があるならやめろ(or出てけ)】と、理不尽な二者択一を迫られたら困るわね。」

愛原「邪悪な独裁者個人に不満があるとしても、それを口に出してしまえば、独裁者個人と決定的な敵対関係になるのは避けられない。そして独裁者の力が強大であればある程、見せしめとばかりに孤立させられて、徹底的に痛めつけられる事になるだろう。そういう事情もあって、いかに理不尽な環境・命令であっても、忖度(?)して従うしか無いケースはそれなりに多そうな気はする。」

逆沢「まぁしぶしぶ従っても、眼力のある独裁者には振る舞いだけで、内心のやる気の無さは見破られるだろうし、とするとそんな部下に対しては、独裁者側もそれなりの扱いしかしない気もするけどね。経営や内部事情に関わる重要な役目は任さないか、もしくは使い捨て同然の役目しか与えないみたいな。」

鼎「ブラック企業には、いかにも使い捨て前提の所が多いけど、これも【従業員の大半はイヤイヤ仕事している】という前提に立っているから、経営側も割り切って使い捨て前提の人使いをしているという事かな? だから昇級とか待遇改善とか、そういう事は始めから一切考えない。どうせ遅かれ早かれ辞める人間に配慮しても意味ないから、むしろそいつが使用不能になるまでに使い切ってやろうみたいな。だからいつ辞めると言われても仕方ないけど、同時に一日でも長く引き留めるノウハウ(時には甘い言葉で引き留め、時には泣きつき、時には脅す)もしっかりと持っているみたいな。」

逆沢「けど中には、そんな独裁者に対して、本気で忠勤に励む奴も出たりするのよね。」

愛原「大抵は、スパッと割り切ってるのか、出世欲などの野望があるのか、信者なのかのいずれかだな。」

鼎「邪悪な独裁者からすれば、とりあえずイヤイヤ仕事しているような人と比べると、職務に意欲的という意味では使いやすそうだよね。幹部候補生向きというか。」

愛原「有能で仕事さえできれば、実際に幹部向きではあるな。ファンタジーの世界では、いかにもイヤイヤ仕事してるオーラを隠さない大幹部なんかも珍しくないが、実際にはかなり少数派だろう。」

逆沢「銀英伝のヤン・ウェンリーなんかは、イヤイヤ仕事をしてるのを隠さない系の幹部の代表例だけど、ヤン提督に関しては、過去の功績があまりにでかすぎて、世間的にはヒーロー扱いだから、組織としてもそれなりの厚遇をせざるを得ないという設定だったかな?」

愛原「あと実際に、諸人に替えがたい軍才も持っているからな。」

鼎「つまりイヤイヤ仕事をしてる系の人間でも、大幹部として遇されている場合、その人が他者で置き換えられる事ができない程の能力を有しているか、何らかの強い権威・権力を有している場合がほとんどという事になるのかな?」

愛原「そういった特殊な事情でもない限り、強大な人事権を有する独裁者が、自分に対する忠誠心に劣る人間を幹部として重用する理由は何一つないだろうな。」

逆沢「つまり普通で言えば、悪の独裁者の元で幹部を務めるようなキャラは、自然と忠誠心あふれる人材で固められやすいという事になるのかな? 少なくとも表向きは。」

愛原「表向きだけでいえば、そうなるだろうな。もちろん動機は様々だ。家族のためだとか、組織とためだと割り切って、邪悪な独裁者に対して忠勤に励む割り切り型もいるだろう。己の出世や野望や自己実現欲などの為に、邪悪な独裁者に対して積極的に忠勤に励む野望型もいるだろう。元々、邪悪な独裁者と同じイデオロギーを持つとか、邪悪な独裁者の生き様にシンパシーを感じているとか、あるいは既に洗脳されているみたいな理由で前向きで忠勤に励む信者型もいるだろう。」

鼎「ただ割り切り型にしても、野望型にしても、信者型にしても、イヤイヤ仕事をしているタイプとは違って、それなりに忠勤に励んでいる点自体は共通なんだよね。」

愛原「独裁者が恐怖支配を好むのも、見せしめを好むのも、言いなりにするのが目的な訳だから、動機が何であれ、言いなりになって忠勤に励んでくれさえすれば、独裁者としては相対的により満足な存在にはなるからな。当然、厚遇もされやすいだろう。」

逆沢「だからこそなおのこと、独裁者の歓心を得るべく、独裁者にゴマをすって讃えたり、独裁者の理不尽な命令にも盲目に応じて忠勤に励む者も後を絶たないという形になる訳ね。」

愛原「故に主人公達が、邪悪な独裁者と戦う事になった場合、単に邪悪な独裁者のみならず、これらの人間とも戦う羽目になるわけだ。」

逆沢「まず邪悪な独裁者に対して、それなりに忠勤を誓う者。次にイヤイヤ従ってるだけだけど、それでもそれなりには独裁者の手先となって動く者の2種類が、主人公の前に敵として立ちはだかってくるというわけね。」

鼎「後者の方は、イヤイヤ従ってるだけだから、きっかけがあれば、邪悪な独裁者の支配下から逃れてくれそうだけど、そういう状況に持ち込むまでが大変そうだよね。」

愛原「イヤイヤ従ってるグループは、使い捨て要員でもあるから、比較的前線に配置されやすい。すなわち、主人公と遭遇・交戦する可能性もそれなりに高い。ゼークトの組織論では【無能な怠け者】というカテゴリーに含められがちな彼らだが、無能な怠け者というよりはイヤイヤだから士気が低いだけであり、が、しかし、イヤイヤ仕事をやってる人間特有の投げやりで深く物事を考えないシンプルな反応が、むしろ手強く映る事もあるだろう。」

鼎「人並みの良心と責任感をもって仕事している人間と違って、彼らの多くは理不尽な命令であっても【逆らえないから仕方ない】とばかりに盲従するだけの投げやりな人達だから、良識に反するような非人道的な行いや、自分自身を破滅させかねない自爆的な行いですら、【命令だから】と安直に実行しそうな怖さがあるよね。」

逆沢「特攻しろと言われたら特攻するみたいな怖さが、彼ら【無能な怠け者】にはあるわ。無能な怠け者だから、冷静に考えたらどんなおかしな命令でも、深く考えずに簡単に実行してしまうみたいな。」

愛原「彼らは、邪悪な独裁者に反抗する勇気も無く、積極的に独裁者に自分を売り込むような野心も無く、破滅に向かおうとしている自身を救うような知性と行動力も無く、イヤイヤだけど黙って従う道を選んだ怠惰な無能の集団であり、そんな彼らが自分の頭で考える事を放棄して、独裁者の意のままに主人公達に襲いかかってくる。怠惰だから、心身にすり込まれた恐怖などの感覚と先入観だけで発作的に判断し、こちらがどれだけ真摯に説得しても真面目に耳を傾ける事もない。そんなゾンビみたいな集団。これはかなり怖いぞ。」

逆沢「時代劇の【出会え出会え】で集まってくるザコどもと同類と言ったら可愛そうだけど、人の心を持たない人形と割り切って、サクサクと処分するしかないわね。そんな奴ら一人一人に情が移ったら、全然前に進まないから。」

鼎「彼らは邪悪な独裁者の支配下にさえ入らなかったら、平凡な一般人として一生を終えただけの凡人なはずだけど、そんな彼らが、人の心を持たない人形と同レベルで扱われるとしたら、すごく可愛そうな気もするけど。」

愛原「彼らにも一人一人の大事な人生があるのだが、その彼ら自身が、盲目に使い捨てられるだけの生き様を選んで、独裁者の意のままに一兵士として主人公に斬りかかっていったならば、主人公としてはやはり迎撃しない訳にはいかないからな。」

逆沢「その一兵士となった彼らが、北斗の拳に登場するモヒカンやショッカーみたいな姿をしてたなら、心も痛まないんだけど♪」

愛原「実際には、ショッカーほどじゃなくても、それなりに統一規格化された制服を身にまとっているケースも多そうだけどな。まぁそれはそれで無機質に映るから、心を痛めずに斬り殺しやすいかも知れないけど。」

鼎「敵味方を瞬時に識別する必要があるから、中世・近世・現代問わず、軍隊などは、割と統一規格化された身なりをしている事も多いらしいよね。乱戦になったら、誰が敵で誰が味方か分からなくなったなんてなると悲惨だし。」

逆沢「私は、無機質な統一制服にした方が、個人を個人と認識しにくい分、同情する必要も無く使い捨てやすいという思惑も含まれているような気がするわ。実際、ゲームとかでも、独自のグラフィックとネームを持っている敵に感情移入しても、汎用グラと汎用ネームキャラの敵には何の感情も湧いてこないだろうし。単なる兵士Aでしかないというか。」

愛原「実際には兵士の一人一人にも人間ドラマがあると分かっていても、いちいちそんなのを気にしてはいられないというのはあるかもな。」

鼎「キャラとしてインパクトがあるのは、そういった末端の兵士達ではなくて、やはり独自の信念に従って主人公の前に立ちはだかる敵幹部の方になるよね。」

逆沢「彼らがなぜ邪悪な独裁者に忠勤を誓うのか? あるキャラは家族を人質に取られているのかも知れない。あるキャラは独裁者の何かに強いシンパシーを感じているようだ。別のキャラは、己の知的好奇心を満足させてくれるならそれで満足という動機で独裁者の為に働くマッド・サイエンティストだからとか。別のキャラは、独裁者を恩人と感じているようだとか。さらに別のキャラは、下剋上の野望を秘めているようだとか。そういう人間ドラマは、常にワクワクさせられるものがあるわ。」

鼎「残念ながら、仕方なく独裁者の駒として働いているような下っ端の怠惰な人達よりも、何らかの思惑を秘めて精力的に働いている人の方が、人間ドラマとしてはワクワクして面白いというのはあると思うよ。」

愛原「精力的に邪悪な独裁者を手助けしているとすれば、仕方なく独裁者の為に働いている人よりも、憎むべき悪のはずなんだけどな。」

逆沢「頭では分かってるんだけどね。けど漫画やゲームの世界でも、最終的に赦されてしれっと主人公パーティーの中に加わったり、新たなドラマを用意されたりするのは、かつて激しく主人公と激突したキャラの方が多そうな気もするけど。」

鼎「やはり怠惰に流されて、なすすべなく現状に飲み込まれたキャラというのは、良くないと思うよ。たとえば同じイヤイヤでも、誰かを人質に取られているとか、実は密かに独裁者打倒の秘策を練っているとかいうなら、まだいいけど、そういうの一切なしで、ただ無為無策のまま、独裁者の使い捨て要員として取り込まれているというのは、どうしても情けない印象しか与えないから。」

逆沢「まぁ同じイヤイヤでも、それならそれで露骨に態度に出してくれたら、まだマシなんだけどね。主人公に斬りかかるふりはするけど、実際には斬りかからないとかなら、主人公側にも対応のしようもあるけど。けど実際に斬りかかられたら、もう主人公としてはどうしようもないわ。特に独裁者(もしくはその部下)の歓心を買いたいとか、変な色気を出して、積極的に主人公に斬りかかってくる奴に関しては、たとえザコでも同情の気持ちすら起きないというか、ぶっちゃけ醜悪さすら感じるし。」

愛原「無能な働き者キャラといっても、みんなが独裁者の悪行を内心で憎むような善良な小市民タイプかというとそんな事はないからな。たとえば上官が特定の村を襲って略奪・強姦・虐殺等を命じたとする。そうなれば一人や二人は、嬉々として略奪なり強姦なりに精を出す奴が出てもおかしくないわけで、平穏な世の中で平穏に生きてた人が必ずしも善良と決めつける事はできんのだ。」

逆沢「こう言ったらなんだけど、平和な世の中で強姦や略奪をしたら捕まるリスクが高いから、今までやらなかっただけで、そういうのが許される世の中になったら、喜んでそれをやるような人も、中にはいそうな気はするわ。」

愛原「あと、内心でイヤイヤであろうが、積極的に能動的であろうが、略奪や強姦を実行する兵士達というのは、まともな正義の味方からすれば純然な悪そのものでもあるからな。その場でまとめて正義の味方に斬り殺されてもおかしくない事も付け加えておく。そういう悲惨で醜悪な現場を前にして、【一人一人の兵士達にも人生ドラマがあるのだ】みたいな擁護論は何の意味も成さないのだ。」

鼎「つまり邪悪な独裁者や上官の命令に従って略奪や強姦のような悪事に荷担したならば、それが積極的であろうがイヤイヤであろうが関係なく、ショッカーやモヒカンのように瞬殺されても文句は言えないって事かな?」

逆沢「そう考えると、末端の兵士みたいな役割って、本当につまんないわね。自分の良心に関わりなく、機械的に命じられた事だけをやらされて、あげく悪の片棒を担いだって事で、名も無き兵士Aって感じで無機質的に裁かれて終わりな訳だから。」

愛原「それが嫌なら、名も無き兵士Aみたいな立場から脱却するしかないな。まぁ邪悪な独裁者とか邪悪な為政者とか邪悪な上司とかに当たらなければ、そう深刻に悩む問題でもないんだろうけど。」

逆沢「ブラックな職場の上司とか、ブラックな部活の指導者とか、ブラックな為政者とか、そういうのに当たってしまった場合に、真剣に自らの身の振り方を考える必要があるって事かな?」

愛原「最悪の場合、牢屋にぶち込まれたり、悪人として全国に名を知られたり、過労死させられたり、殺されたりする事も有りうるからな。イヤイヤ命令に従ったとか、そんな言い訳が通らない事も多い。ブラック企業の社畜さんのように、脳内変換して無茶な会社の命令をも自己正当化する手もあるが、それで得られるのは単なる自己満足だけであり、世間の評価や自身の立場が変わるわけでも無いし。変な脳内解釈して現実逃避するのではなく、ちゃんと自分の頭で考えて、他人に自分の人生を壊されないようにしたい。世の中には、無能な怠け者を無能な働き者より上位に置く者もいるが、無能な怠け者というのは邪悪な独裁者にとって、無能な働き者よりも都合がいい存在というだけであり、無能な怠け者自身を幸せにするものでは決して無いからな。」

逆沢「無能な怠け者がいい意味でヒーローになる事もないしね。モブキャラ以上にはなれないというか。悪い意味でヒーローにされてしまう事はあるみたいだけど。」

愛原「無能な怠け者は、社会がそれなりに健全だったり、上司に恵まれていたならば、仮に略奪や強姦に前向きなサイコパスに近い人格の持ち主でも、一生平穏に過ごせる可能性の高いタイプでもあるが(無能かつ怠け者なので、リスクのある事には手を出したがらないため)、社会が腐敗したり、悪い上司に当たったりすると、悪事の片棒担がされたりして、(たとえ根がすごく善良でも、精神的に追い詰められたりして)あっという間に人生を転落させられてしまう危険があるからな。」

逆沢「不幸にも邪悪な独裁者とか、邪悪な上司に当たってしまった場合は、安易に取り込まれないようにしないと危険って事ね。邪悪な独裁者などは見せしめを多用したりして、従順な豚であるように迫るけど、そんな圧力に屈したら負けというか。」

愛原「俺も、そんな時は反抗的な豚でいたいと思う。」

逆沢「いや。ここでいう豚というのは、従順な愚か者を示す形容的な表現としてのものだから、反抗的な豚というのは、表現自体として矛盾があるんだけど。」

愛原「豚だってひどい扱い受けたら抗議も抵抗もするぞ。ブーブー!!」

逆沢「じゃあ邪悪な独裁者に取り込まれて、安直に悪事に手を染めて、それでもなおそんな自分を恥じて改めようともせず開き直ったようにごまかし続けるような無能な怠け者は、豚以下とまとめておくわ。」














過去のたわごと 
2018年 5月13日 邪悪な独裁者が健全な組織を乗っ取る方法 4月29日 論破
4月15日 正義の味方という名の制裁者 4月1日 平気で嘘をつける人たち 
3月18日 公正世界仮説 3月4日 被害者叩き 
2月18日 政治力 2月4日 統率力 
1月21日 優秀すぎるライバルが現れたとき  1月7日 素性を表す記号としての肩書き
2017年 12月24日 フリゲの雑談  12月10日 賤民階級
11月26日 個性づけとしてのパラメータ 11月12日 宿敵宣言
10月29日 大同団結 10月15日 品質について
10月1日 華麗な策略、汚い策略。その違い 9月17日 平等主義と反平等主義
9月3日 ファン型オタクとマニア型オタクの違い 8月20日 ツイッターの利点と問題点 
8月6日 大抜擢された人材 7月23日 誇りと傲慢
7月9日 傲慢とマウンティング 6月25日 権威を利用するナイトども
6月11日 悪事プレイ(のススメ) 5月28日 異界人(宇宙人)の干渉
5月14日 集団の思考ルーチン 4月30日 人間っぽさ=非効率的な思考ルーチン
4月16日 名声欲 4月2日 無言の圧力と忖度
3月20日 ロスト・ハイ・テクノロジー 3月5日 破壊神の信者
2月19日 一人称形式で見える視野の範囲 2月5日 歴史的人物の当時の評価
1月22日 未来予測 1月8日 人相見(人物鑑定)
2016年 12月25日 商業レビュアー 12月11日 成長戦略の目玉としてのカジノ
11月27日 パニック 11月13日 生存ゲーム的なシチュエーション
10月30日 強敵感 10月16日 感情移入という視点からのキャラクターメイク
10月2日 供給過剰社会 9月18日 血筋
9月4日 統一されるべき尺度 8月21日 暑さと寒さ
8月7日 (優秀な)下っ端 7月24日 超便利社会=超疲弊社会
7月10日 社会的弱者を量産し、彼らを悪の先兵に誘う者  6月26日 少子化社会という舞台
6月12日 有事法制(緊急事態における法のあり方) 5月29日 悪のセレブサロン 
5月15日 成功者が成功後にやりたいと思うこと 5月1日 ゲーム世界とリアル世界の違い
4月18日 過去に戻ってやり直すということ 4月3日 八百長 
3月20日 異邦人(外国人労働者) 3月6日 陣形
2月21日 功績泥棒 2月7日 三国志13をプレイ
1月24日 裏切り者 1月10日 善政家
2015年 12月27日 精神〜命よりも大切なもの 12月6日 独立戦争 
11月23日 ジャーナリスト 11月8日 精神力 
10月25日 優しい指導者  10月11日 助けを求める人たち 
9月27日 兵站 9月13日 善玉が起こした悪事や不祥事
8月30日 カイゼン 8月14日 盗作・ゴースト
8月2日 表稼業 7月20日 正論を用いない説得工作
7月5日 ディストピア 6月21日 財政破綻
6月7日 防諜 5月24日 サイコパス
5月10日 戦犯 4月26日 ハト派とタカ派
4月12日 不遇な先駆者 3月29日 プロギャンブラー(バクチで生計を立てる人)
3月15日 世界の管理者という名のラスボス 3月3日 命令コマンド
2月15日 攻略本・攻略サイト 2月1日 お遊びコマンド
1月18日 精神異常状態 1月4日 NPCの選択判断ルーチン
2014年 12月14日 男女キャラクターの比率 11月30日 不安と安心の役割
11月16日 現実主義者の正体 11月3日 アイテムゲット
10月19日 真相にたどり着けない者 10月5日 挫折
9月14日 嫌いだけど素晴らしい人達 9月7日 売れている作品と面白い作品の違い
8月24日 援軍 8月3日 ブラゲとパケゲ
7月20日 根性論と科学的知見に基づいた肉体改造 7月6日 ディスリスペクト(軽蔑・disり)
6月22日 あやかり系主人公 6月8日 中毒
5月25日 箱庭ゲーム 5月11日 ダブルスタンダード
4月20日 偽りの理想郷 4月6日 防御力
3月23日 自分用ゲーム作り 3月9日 育成する指導者、選別する指導者
2月23日 忠誠 2月9日 変化するキャラクター
1月26日 一芸職人VS器用貧乏 1月11日 評判
2013年 12月23日 身分制度 12月8日 陰謀
11月24日 秘密 11月10日 努力が報われるゲーム
10月27日 ゲームの自由度について 10月13日 出来の悪い二代目
9月29日 怒り 9月15日 撤退戦術
8月30日 ヒール(悪役) 8月15日 覆水盆に返らず
7月28日 予知・予測 7月13日 かつてのヒーロー
6月30日 覚醒(新能力発現・急成長) 6月15日 犠牲
6月3日 単独開発 5月19日 ダメ人間
5月5日 悪徳宗教を必要とする人々 4月21日 悪の連帯責任
4月7日 3種類の立場からみた作品批評 3月24日 中立性を装った愚痴・悪口など(仮)
3月10日 人気対戦競技の条件 2月24日 幻想空間
2月10日 お金 1月27日 尊敬できる敵
1月13日 やる気・気合 12月29日 ルール
2012年 12月15日 厨二病 12月2日 売れ筋
11月17日 改心 11月4日 議論
10月21日 優秀な人材の起用・登用方法 10月7日 憎しみにとらわれた人達
9月22日 友情やコネによる人事起用の危うさ 9月8日 権力欲に取り憑かれた人達
8月19日 敗北の受け止め方〜捲土重来を期すために 8月5日 作者(表現者)が作品を通じて伝えたい思い
7月29日 人が自ら死(自殺)を決意するとき 7月15日 選択肢を選ぶことによる覚悟(リスク)
7月1日 選択肢があるということ 6月16日 宣伝と人気
6月2日 ホンネとタテマエ 5月19日 コンプガチャに学ぶ確率論とイカサマの話
5月6日 鑑識眼 4月30日 平等と競争
4月14日 公務員ヒーロー 4月1日 SF設定
3月18日 情報収集 3月3日 原発考察
2月19日 プライド 2月5日 お笑い
1月22日 ラスボスの処断方法 1月8日 創造→創作
2011年 12月30日 独裁者 12月9日 二次創作品
11月27日 万人向けからマニア向けの時代へ 11月13日 無敵能力の人たち
10月29日 正式名称 10月15日 利の人、情の人
10月3日 ポジティブ・ネガティブ 9月16日 利権
9月3日 借金 8月21日 何も変わらない事の恐怖
8月5日 発信したいオタクと共感したいオタク 7月25日 戦う地方、媚びる地方
7月17日 充電期間 7月10日 ひとそれのアンケート結果
7月2日 供給過剰気味のゲーム(&娯楽) 6月21日 東日本大震災3
6月5日 上司に反発 5月21日 修正する度量
5月14日 挑戦する勇気 5月1日 調子
4月17日 専門スキル 4月3日 東日本大震災2
3月18日 東日本大震災1 3月5日 ネトウヨと不良キャラの共通点
2月19日 信用ラインと警戒ライン 2月5日 信じられない者ばかりの世界観
1月23日 武器を交えない戦争 1月16日 しゃべらない主人公
1月7日 異世界に飛ばされた凡人 12月25日 後ろ向きな嫉妬心
2010年 12月19日no2 人それのゲーム難易度 12月19日no1 社会人型キャラ
12月11日 新作公開してから一週間 12月5日 新作ゲーム紹介
11月20日 理想と現実 10月29日 新作公開予定
10月18日 派閥 10月1日 仲間
9月19日 キャラクターイメージ 9月6日 理想を持った人間。そうでない人間
8月21日 革命後 8月8日 長編のオチのつけ方
7月24日 勇者は世直しができるか? 7月10日 全力集中プレイと長期戦略プレイ
6月27日 RPGのチームバトル 6月13日 傭兵団
5月29日 相手の思考をよんでみよう 5月14日 扇動する者、される者
5月7日 こっそりアンケート設置お知らせ、ほか 5月3日 地方を主人公の舞台にしてみよう
4月17日 コンピュータは人間を上回れるか? 4月2日 政権交代から6ヶ月が過ぎて
3月22日 フィクション 3月12日 困ったパーティメンバー
2月21日 責任 2月6日 教育
1月23日 トップダウン式製作とボトムアップ式製作 1月10日 ゲーム作成スタッフ
2009年 12月25日 政権交代から3ヶ月が過ぎて 12月12日 血液型
11月29日 編集日記・編集後記 11月14日 AVG(+SLG)制作中
10月31日 シナリオ 10月18日 ゲーム作りで完成までこぎ着けるためには2
10月3日 オリジナル 9月19日 ゲーム作りで完成までこぎ着けるためには
9月6日 実在モデルをどこまで採用できるか 8月24日 素材?
8月14日 今時の報道スタイル 8月8日 ユーザーサポートにメールを送ってみました
7月25日 恋愛シミュレーション2の魅力? 7月11日 人気と実力
6月27日 打ち切り 6月19日 エロゲ規制強化の流れからみるゲーム考
6月6日 貴族階級 5月23日 悪の戦闘員
5月10日 異なるキャラクターの視点でみてみよう 4月24日 強者がますます強くなる・・・
4月11日 ゲームエディタ 3月29日 愛郷心
3月22日 匿名ネット社会 3月6日 暗躍する超能力者たち
2月22日 信者キャラ 2月15日 必殺技
2月1日 アンチヒーロー(悪役型英雄) 1月23日 カタストロフィーを未然に阻止しよう
1月16日 フェアな戦い 1月3日 あれから幾年後
2008年 12月28日 国盗りSLGの景気対策 12月20日 現実世界をゲーム化してみよう
12月5日 内部対立 11月29日 推理もの??
11月22日 悪人とも言い切れない罪人 11月7日 正史
10月31日 萌えない女性キャラ 10月18日 関西弁
10月5日 大阪 9月21日 避けられない強大な敵
9月7日 人気・魅力・カリスマ 8月29日 黒幕
8月23日 運と実力 8月9日 COMの思考ルーチン
8月3日 新シナリオ「HeiseiNippon」公開 7月19日 軍師
7月5日 各国の思惑を構成するもの 6月21日 催眠術
6月7日 和解 5月24日 知恵者
5月16日 千年生きてみよう 5月3日 生き残ることと勝ち残ること
4月18日 冷酷な指導者 4月5日 お金の使い道
3月15日 若さ 3月7日 性能と運用
2月29日 アンケート現況発表(質問2について) 2月22日 広報戦略
2月10日 差別 1月27日 敵のスペック

1月13日 神の加護、神聖魔法 12月30日 フリーゲームのレビュー
2007年 12月16日 国盗りゲームのパターン 12月1日 謎について
11月16日 ゲーム世界での対人設定2(その他視点) 11月3日 ゲーム世界での対人設定1(味方視点)
10月20日 レジスタンス勢力 10月5日 終盤〜エンディング
9月21日 世襲について 9月8日 悪役(ヒデブ派5隊長など)
8月24日 確率について 8月10日 セーブ&ロード
7月27日 成長について 7月15日 SRPGにおける白兵部分のゲーム的処理
6月30日 SRPGのマップのシステム 6月17日 徴収と略奪
6月2日 兵科あれこれ 5月19日 理想の君臣関係
5月4日 経済力うんぬん 4月21日 戦略ゲームと戦術ゲーム
4月6日 公開情報と非公開情報 3月24日 個人戦用の武器等
3月9日 兵士の武器 2月25日 ゲーム作りとゲーム遊び
2月11日 少数派(属性持ち)向けゲーム 1月28日 バージョンアップ

1月13日 宮田軍にてこ入れ? 12月30日 フリーゲームの宣伝
2006年 12月15日 投票・アンケート 12月1日 最強の敵
11月18日 動かしやすいキャラと動かしにくいキャラ 11月4日 デバッグ
10月22日 現代・近未来ものについて 10月6日 趣味の社会人クリエイター
9月15日 新作?の状況について 9月8日 BGMについて
8月27日 登場人物の口語表現 8月12日 女性キャラ
7月28日 主人公選択式ゲーム 7月16日 マイサイトについて
7月2日 死について 6月17日 風刺について
6月2日 シナリオタイプあれこれ 5月19日 ゲーム作りの進め方について
5月5日 ゲーム作りを始める時について 4月21日 高能力キャラの表現方法
4月8日 悪い敵 3月31日 名前について
3月18日 伝え方と伝わり方 3月12日 キャラクターのプロフィールについて
3月5日 アマとプロによる基本プロット考 2月25日 自作CGについて
2月19日 著作権について 2月12日 バックグラウンドの設定について
2月5日 SRPG95の次回作に対する期待 1月29日 分岐と自由度について
1月22日 難易度について 1月15日 勢力別能力値考察
1月8日 主人公について 1月1日 ユニットの能力値をどういじるかについて
2005年  12月30日 12月23日 12月16日 12月9日 12月2日 11月25日 11月18日 11月11日 11月5日 10月31日















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