トップページに戻る


愛原様のたわごと(19年6月9日)






愛原「今回のテーマは、【壊された人への対応】。かなり重くて真面目な社会派ネタだぞ。」

逆沢「重くて真面目なネタを、わざわざここで取り上げるのか?」

鼎「そもそも【壊された人】ってネーミング自体が、ある意味、漫画チックで真面目風ではないけど、一体どのような人を指すのかな?」

愛原「物理的にいえば、事故や事件・疾病などによって、社会活動に支障を来すような障害を負った人たち。精神的にいえば、PTSDを始めとした、何らかの強い心理的ショックなどを受けて、精神的に病んだ人たち。みたいな感じかな?」

鼎「今の日本は、どんどん非寛容で醜く変わりつつあるような気もするけど、心や体に傷を負った人をバッシングしたがる人も、どんどん増えているような気がするよね。」

逆沢「前々回で取り上げたネタでもあるけど、正義の味方気取りで、社会的弱者を蹂躙して悦に浸りたがる人間ってのはいるからねー。」

愛原「ちなみに今回、このネタを取り上げたのには、理由がある。松本人志なるお笑い芸人が、とんでもないコメントをほざきやがったからだ。今までは単に思想が少し相容れないかなくらいは感じても、それなりに尊敬する面もあったし、決して嫌悪の対象ではなかったのだが、今回の発言で、一気に嫌悪方面に針が振り切れた感がある。」

逆沢「ああ、番組自体は全然観ないから知らないけど、ネットでニュースにされて話題になってるわね。確か【人間が生まれてくるなかで、どうしても不良品って何万個に1個(生まれる)。これはしょうがないと思うんですよね】というものと、【もうその人たち(=不良品)同士でやりあってほしいですけどね】という松本さんの発言が、問題にされてるんだっけか?」

鼎「確か川崎市で起きた無差別襲撃殺人事件の容疑者に対しての発言だったかな?」

愛原「何をもって不良品と定義するかは人によって議論があるだろうが、少なくとも松本氏に関しては、この容疑者のような人を指して不良品と言った訳だから、今回はその松本氏の定義の上に、あえて俺も乗っかることする。但し俺としては、不良品ではなく【壊された人】という呼び名で、改めて再定義させてはもらうが。」

鼎「【壊れた人】ではなく、【壊された人】という表現をしたのが、私的にはちょっと気にかかったかな?」

愛原「気にかけてくれて、俺も大変満足している。つまり俺としては、松本氏の言うところの【生まれついての不良品】という部分において、全面否定の姿勢なのだ。この容疑者は決して生まれついての不良品などではなく、その成長過程や環境の結果、【不良品(?)にさせられた】。即ち、【壊された】と俺は確信しているからな。」

鼎「生まれついての不良品であるのと、何らかの要因で壊されて不良品になったのとでは、全然中味が違うよね。この部分で解釈が対立してると、そもそも議論のかみ合いようがないというか。」

愛原「うん。多分、松本氏側の思想上にある者とは、議論しても相当しんどいだろう。始めから壊れていた(初期不良品)のと、操作ミスなどの結果、壊れてしまったのとでは、そもそも責任の所在からして大きく変わってくるからな。」

逆沢「そういや川崎の事件が起きた3日後に、今度は元事務次官による息子殺しが起きて、その動機が【引きこもりの息子が、子どもたちに危害を加えてはいけないと思った】という内容という事もあって、関連づけられたようにニュースになってたわね。で、その中のネットのコメントの中に【父親は、製造者責任を果たした】というものがあって、かなり背筋が凍ったわ。」

鼎「つまり殺された元事務次官の息子さんも、松本さんが言うところの生まれついての不良品であって、その初期不良品として生まれたきた息子を、親が製造者責任という形で責任を持って殺して処分しただけという解釈なのかな?」

愛原「初期不良品説に乗っかって解釈すれば、元事務次官による息子殺しも、正当化されそうな勢いだな。」

逆沢「しかし初期不良品説って、いかにも近未来ディストピアものにありがちな気がするのは私だけか? 遺伝子などを解析して、その人間が将来犯罪などを起こす可能性が高いと判断されたら、そいつが実際に犯罪を起こしそうか起こすまいかに関わらず、さっさと始末するみたいな。」

鼎「推定無罪どころか、推定有罪200%って感じだよね。将来、事件を起こしそうと感じたなら、それだけで殺してもOKというのなら。」

逆沢「【疑いがある】というだけで戦争を始めたアメリカと同レベルね。」

愛原「初期不良品説を肯定すると、何をもって初期不良品といえるか? あるいはそうでないと判断するか? それをしっかりと整理してもらう必要がある。雰囲気だけでなんとなく【あいつは不良品だと思うから、早めに処分しよう】とかやられたら、疑われた方はたまったもんじゃない。」

逆沢「ま、事件が起きてから結果論で、【あいつは初期不良品だった】と決めつけるような人もいるだろうけどね。動機の全てを初期不良で片付けてしまえば、一番簡単だから。」

鼎「機械が壊れる度に、全部初期不良のせいにされたら、メーカーはすごく困るんだけど。」

逆沢「でも何でもかんでも初期不良のせいにしたがる客ってのは、案外いそうだけどね。細かい傷が付いたのも、元から付いていた傷と言ってのけ、落として動かなくなったのも、普通に操作してたのに突然動かなくなったと言ってのけ、みたいな感じで。」

愛原「なんでも初期不良のせいにできたなら、壊す側の人間の天下だな。」

鼎「残念ながら、世の中には壊す側の人間もたくさんいるよね。」

愛原「過酷なパワハラを行って、従業員を壊す者。酷いイジメを行って、自殺に追い込んだり、引きこもりにさせたりする者。酷い体罰を行って、選手生命を奪い取ってしまう者。酷い性的虐待などを行ったり、酷い決めつけ捜査を行ったり、酷い讒言を繰り返して、対人不信に追い込む者・・・。人間を壊す人間というのは、本当にどこにでもいる。壊された結果、事件を起こしてしまう人間もいるが、普通の人間の顔をして平然と人間を壊そうとする人間の方が、俺には余程モンスターに感じる。」

逆沢「壊すのは、必ずしも虐待がらみばかりではないわね。洗脳という名の破壊手段もあるだろうし。人格を破壊したり、人間関係を破壊したり。」

愛原「洗脳というと宗教関係を一番に思い浮かべるだろうが、俺は一部企業の洗脳の方が余程酷いと思う。学生時代の仲間と、卒業後半年ほどしてから、皆で集まったら、一人だけ酷い企業戦士と化してて、どん引きした事がある。学生時代の面影を吹き飛ばす勢いで、仲間内で旧交を温める場で、一人だけ派手に会社の営業活動ばかり始めるから、あれで洗脳は怖いと本気で思ったわ。」

逆沢「うつ病に追い込んだりするような壊し方と、真逆の壊し方ね。本人自身は満足かも知れないけど、周りは大迷惑というか。」

鼎「クスリと同じ壊し方だよね。ラリってる本人は満足してるかも知れないけど、周りからみれば、ラリッてる危険な狂人にしかみえない状態というか。」

愛原「ウチのコーナーを長く訪れられている人なら、既に分かりきってる話であるとは思うが、人間というのは、本当に簡単に洗脳もされる。壊されもする。死にもする。あきれるほど、本当に簡単にな。」

鼎「明るく社交的な人が、何かのきっかけで引きこもりになっても仕方ないし。むしろ自信家のような人の方が、大きな挫折をする事で、一気に心が折れて別人になったりしやすいとも言われてるよね。」

逆沢「幽遊白書の仙水ってキャラを思い出したわ。誰よりも純粋な正義感の持ち主であったからこそ、護るべき人間の中に極めて邪悪な者が存在した事を知った際のショックは大きく、それが心変わりするきっかけになったみたいな。」

愛原「【呉下の阿蒙】のエピソードじゃないが、人間は良くも悪くも大きく変化する。指導者が替わるだけで大きく飛躍する選手もいれば、逆に落ちぶれる選手もいるように、人は巡り合わせだけで大きく変わるのだ。」

鼎「赤子の取り違え事件が発覚した際のエピソードとか聞くと、親から受け継いだ遺伝子よりも、育った環境の方が、はるかに影響が大きいと感じたよ。」

逆沢「松本氏が生まれついての不良品と批判した川崎事件の容疑者にしても、育った環境とかみると、どうみても世間一般と比べて不遇な一面があるし、【環境のせいにするな】と言う人もいるだろうけど、それでも環境という要素は無視してはいけないくらいには思ったわ。」

愛原「大抵の人の場合は、自分を壊しにかかるような酷い人間が周囲にいても、そんな自分を癒してくれるような家族や友人や上司がいたりもして、それなりに心の平衡を保てたりもするのだが、後者に恵まれない人も、残念ながらたまに出る。松本氏がいうところの何万分の一人よりは、おそらくもっと多いくらいの確率で。」

逆沢「そういう人が、自殺を選んだり、引きこもりになったり、自暴自棄になったりする訳ね。」

愛原「【死ぬなら、一人で死ね】と主張する者がたまに出るが、そもそも【死にたい】と思う事自体が、既に病んでいる状態で、明らかに正常ではない。正常でない以上、どういう行動を選んでもおかしくないわけで、【死ぬなら、一人で死ね】という主張自体、非合理性を帯びていると言わざるを得ない。そして死にたいと感じる程に病んでいるからこそ、同じ死ぬなら、その死に意味を見いだしたいという衝動にも駆られる。その結果、三島由紀夫みたいな派手な死に方を選ぶ者も出れば、銃乱射事件のような行動を選ぶ者も出る。まぁ一般論として、死にたくなるような精神状態にある者は、凡人に想像しがたい程の強い不満を抱えているので、死に意味合いを持たせるなら、【社会に対するアピール(復讐)】という方向になるのは当然であり、彼らはむしろ【病んでるなりには、思慮深い方】とすら言えるかも知れない。」

逆沢「ま、私も【同じイジメで自殺するのなら、いじめっ子に関する情報くらい残して死ねば、まだ社会に対するアピールや復讐くらいにはなるのに】と思う事もあるし。遺書もなく犬死に同然の自殺を選ぶ人の多さを考えると、死という非正常な選択をする時点で、正常で思慮深い思考を期待する方が間違いという意見には賛成だわ。」

鼎「私、思うに、【死ぬなら、一人で死ね】なんて主張をする人は、自分の都合でモノを言ってるだけだと思うよ。【その人の抱えてる不満や、心の苦しみなど理解する気も無い。寄りそう気も無い。むしろ関わりたくない。お前の都合なんて知らないし、とりあえず関わらないでくれ。俺達を巻き込まないでくれ。お前の不幸をこちらに拡散するのではなく、不幸は全部お前が抱え込んだまま、お前一人の責任で処分してくれ】みたいな。」

逆沢「そう思ってる人の中には、壊した側の人も混じってるのかねー?」

鼎「むしろ責められるべきは、壊した人の方だよね。イジメがきっかけで壊れたのなら、いじめっ子。会社のパワハラで壊されたのなら、会社。コーチの体罰で選手生命を絶たれたのなら、そのコーチ。みたいな感じで。」

逆沢「学校でのイジメも、会社でのパワハラも、その加害者が刑法上でほとんど裁かれない現状を改めない事には、壊す側の人間も減らないし、壊された側の人間の不満もやわらがないし、壊す側の人間の悪事によって壊される人間自体の数も、さらに増え続けるだけだと思うわ。」

愛原「壊す側の人間を放置しておきながら、壊された人を生まれながらの不良品と切り捨てる精神は、俺には全く理解できない。いや、極めて不愉快である。で、壊された人で殺し合いをやってくれと。姥捨て山に老婆を捨てるような人でも、さすがにそこまでは思いつかないだろ。」

逆沢「ま、不良品を処分するという発想で考えたなら、姥捨て山に老婆を捨てにいくような手間をかけなくとも、老婆同士で殺し合いをやって勝手に死んでくれた方が手っ取り早いって発想になるのかも知れないけどねー。」

鼎「相模原で障害者を大量殺人した人とかにしても、もしかしたら障害者同士で殺し合いをしてくれた方が良かったと考えたかも知れないかな? そしたらわざわざ自分が犯罪者になるリスクを犯さなくても、不良品同士で壊しあってくれれば、労無く勝手に不良品を大量処分できるという理屈で。」

逆沢「ナチスドイツなら、ユダヤ人同士で自発的に殺し合いを初めてくれたら良かったのにって感じになりそうね。」

愛原「そもそも松本氏が言うところの不良品と呼ばれる人にしたって、別に不良品になりたくてなった訳ではない。壊されたくて壊された訳ではない。にも関わらず、もうお前は不良品の役立たずだから、さっさと死んでくれという思想は、非常におぞましい。」

逆沢「ま、私達も【死ねばいいのに】に思えるくらいに不快な人間は、それなりにいてもおかしくないけどね。けど不幸にも壊された人に対して、死ねばいいのにとまでは思わんわ。」

鼎「ただ壊された結果、社会的に重荷になる人は残念ながらいるよね。そういう人には、どう対応すればいいのかな?」

愛原「うーん。障害者を例に取れば、松本氏が言うように、生まれながらに重い障害を背負った人は間違いなくいる。そしてその数百倍以上の数で、後天的に何らかの事情で障害持ちになってしまう人がいる。その中には、彼らが労働などによって社会に貢献できる割合よりも、社会が彼らに対して献身せねばならない割合の方が勝るケースもあるだろう。そういう事情もあって、障害者福祉に批判的な層というのは、残念ながらそれなりの数はどうしても出てしまう。姥捨て山的な発想をする者も、同様だろう。」

鼎「人は誰でも老いるのに、老いて役に立たなくなったからといって、処分という発想は酷すぎるよ。」

愛原「まぁ障害者であれ、高齢者であれ、そういった方に対する福祉のあり方は、国家全体で考える問題だ。彼らの多くは、何よりも今回のテーマである【壊された人】ではないので、別の機会に話を回したい。」

鼎「【壊された人】に限定すれば、壊した人が責任を取って面倒を見るべきだよね。」

逆沢「ただ人を壊すような人は、絶対に面倒なんかみないけどね。児童虐待とかでもそうでしょ? 親に虐待された子供を親元に返したら、どうなるか? 再び虐待が再開されるか、むしろ加速するだけでしょ。それと同じ。人を壊すような人間に、お前が責任を取れと言って、壊された人を預けても、さらに壊して痛めつけるくらいしかしないと思うわ。川崎市の件や、元事務次官の件も全く同じ。ある意味、家庭環境自体にも問題があったからこそ、子供の人格が壊されて暴走してしまった状態なんだから、壊した張本人である家族に責任を取れと言われても、家族もどうしようもないと思うわ。」

鼎「同居してる家族も家族なりに努力したと思うけど、努力した結果がそれである以上、これ以上の対策は求めようがないよね。むしろ酷というか。」

愛原「壊した人は、家族だけではないからな。子供が引きこもりになったとして、そういう原因が、学校のイジメとか、そういった事情も多い。また引きこもりを抱える家族にしても、現状は、家族内で解決しないといけないみたいな空気になっていて、これが全く良くない。こうなると同居してる家族の方がむしろ病んでくる。」

逆沢「あ、そっか。元事務次官の事件では、結果的には殺された息子以上に、殺した親の方がずっと病んでた状況ともいえるしね。別に息子は誰も殺してないけど、親は普通に人殺しだし。誰にも相談できないまま、息子を殺さなければならない精神状態に追い込まれていたとすれば、より病んでたのはむしろ息子ではなく親の方というか。」

鼎「介護疲れによる殺人事件とかも、大体それだよね。介護されてる方もそれなりに(精神もしくは肉体的に)壊れた状態かも知れないけど、介護してる側の精神の壊れ方がよりひどくなった結果の殺人行為だとすれば。」

逆沢「【死ぬなら一人で死んでくれ。他人を巻き込むな。】って風潮が、他人に相談しにくくしてるのかもねー。せっかく勇気を振り絞って相談しても、行政も不誠実である事も多いし。不誠実な対応をされれば、より誰にも相談できなくなって、ますます追い詰められていくというか。」

鼎「【他人を巻き込むな】という社会の空気が、彼らをますます引きこもりにしていくとしたら、彼らを壊した張本人は、社会全体と言ってもいいかも。元事務次官父子に関しては、父子がお互いに外に相談できないまま家族の中で不満をため続け、父子共にどんどん病んでいって、どちらが先に暴走してもおかしくない状態の中、たまたま親が先に事件になるような行為に及んでしまっただけと考えると。」

逆沢「息子が引きこもりという言い方をされるけど、親も自分達が抱える闇を外に出せずに抱え込んだ状態だったとすれば、子も親も、共に自分の境遇を表に出せずに、歩調を合わせて引きこもり状態のまま病んでいったといえなくもないってか。」

愛原「【他人を巻き込むな。厄介ごとは自分達で責任もって処分しろ】という風潮がある限り、いじめられっ子は容易にイジメを相談できない。部活での体罰も、外に出しにくい。職場なら尚更だ。SOSを出したくとも、社会全体が【SOSなんて出すな。関係ない俺達を巻き込むな】という空気を出しているなら、どうしても彼らは引きこもらずを得なくなる。」

鼎「つまり【死ぬなら一人で死んでくれ。俺達を巻き込むな】ではなく、【死にたい程苦しんでいるなら、俺達にどんどん相談してくれ。俺達が何とかするから】って方向の空気に変えていかなくてはならないって事かな?」

逆沢「川崎の事件も、自分で自分の首を切らなくてはならない程に苦しんでいたなら、それを理解ある誰かに相談できる世の中であって欲しかった。元事務次官にしても、息子を殺すのではなく、そうせずに済む方向に導けるような誰かに元事務次官自身が相談できる空気であって欲しかったって感じかな?」

愛原「公正世界仮説が災いしてるのかどうかは知らんが、そもそも壊された人に非寛容な社会で喜ぶのは、壊した人だけだ。たとえば山賊に立ち向かう村の若い勇者が、善戦するも片足を失ったとしよう。村はその若い勇者を、姥捨て山に老婆を捨てるように見捨てるべきか? 考えてみよう。」

逆沢「片足を失ったとすれば、事実上、二度と戦える状態では無いわね。というか労働もほとんどできないだろうし。事実上、村にとって足手まといにしかならないというか。」

愛原「そう。村として養い続けるのなら、非常にコストが高くつく存在にはなる。」

鼎「今の日本なら、トータルでその人を無視する感じになりそうだよね。その人を積極的に排他もしないけど、支援もしない。で、生計を立てる手段を失ったその若者が、やむなく金品や食い物を村の衆にせびったり、あるいは盗みに入ったあたりで、村人が【死ぬなら一人で死ね。いちいち俺達を頼るな】みたいな塩対応をするみたいな。」

愛原「けど村としてそんな対応をしたら、村のために山賊と戦おうとする者が、果たして現れるだろうか?」

逆沢「あー、なる程。村は山賊に荒らされ放題になるって事ね。せっかく山賊と戦っても、それで怪我したら、村は助けてくれないとなったら。」

愛原「同じ事は、学校でのイジメ、部活の体罰、職場でのパワハラなどでもいえる。それらの行為で誰かがひどい目に遭わされて壊されても、誰も助けてくれない。そんな自己責任状態で喜ぶのは、いじめっ子体質の破壊者だけだ。誰もいじめっ子と戦おうとしないから、いじめっ子はやりたい放題。壊される人間だけが量産される。そして自分が壊される側になるのは嫌だと感じた者の中には、いじめっ子側をヨイショしたり、壊す側に加担する者まで出たりする。」

逆沢「つまり山賊と戦うのも嫌だし、山賊に物を奪われるのも嫌だし、だったら山賊側に次に襲撃すべき相手の耳寄り情報を伝えて身を守ろうとか、いっそのこと生産活動をやめて山賊自体になろうとか、考える者すら出かねないって事か?」

鼎「壊す人がいるから、壊される人が出る以上、壊す人と戦える態勢を作らないと駄目だよね。そうしないと壊す側の人だけが量産されて、世の中がとんでもない事になりかねないというか。」

愛原「そして壊された人に対するケアも重視したい。程度にもよるが、人の回復能力は、案外馬鹿にできないからな。」

鼎「壊された人を処分するのではなく、再生する方向にもっていければ、こんな素晴らしい事はないよね。」

愛原「松本氏は、彼らのことを不良品と言ったが、不良品はなるべく少ない方がいい。不良品も修理できれば、それは不良品でなくなる。そうは思わないか?」

逆沢「壊して不良品に変える馬鹿を減らす。不良品をしっかりケアして直す努力をする。それが大事って事ね。安易に不良品認定して、処分する方向ではなく。」

鼎「最近は、非寛容な日本になって、ちょっとした落ち度でも、ものすごく叩くような風潮にもなりつつあるけど、これも怖いよね。わずかな傷を見つけては、直ちに不良品のレッテルを貼ってバッシングして、これみよがしに廃棄処分しようと言わんばかりで。」

愛原「普通に使ってたら、どんな製品でもそれなりに傷は付く。使い込めば、劣化もする。人間も同じだ。完璧な人間などそもそもいない。たくさんの失敗を繰り返しながらも、それを糧にして成長していけるのがむしろ人間の強みだ。にもかかわらず安易に不良品扱いして、切り捨てる流れには、強く抵抗したい。仮に道具の調子が悪いと思ったら、むしろ使い手の腕の方を疑うくらいでちょうどいい。」

逆沢「指導者が変わるだけで、選手のパフォーマンスが大きく変わるようなものね。」

愛原「もしも不調な人間、壊された状態のような人間を見かけたとすれば、環境を変えてみるのも一つの手だろう。その環境には合わなくとも、別の環境にはぴったりフィットする事もある。陸でのたうち回っている魚は、必ずしも欠陥持ちではない。川や海に放せば、案外すいすい泳ぎだしたりもする。何らかの不幸で、陸に飛ばされた魚のような状態に陥った人間を、不良品と切り捨てるような真似もしてはならない。」

鼎「【水を得た魚】というのは、三国志で劉備が使った名言だよね。諸葛亮を得た劉備が自身の事をそう表現してみせたのが出典かな?」

愛原「世界のイチローですら、元々はドラフト4位でしかないし、指導者やスカウトの人如何では埋もれていた可能性もある。人の縁や環境の影響ははなはだ大きい。また逆に学生時代に素晴らしい活躍をしてても、何らかの不幸に見舞われて、思わぬ転落人生を経験する者もいるだろう。人は環境によって大きく変わるのだ。」

逆沢「生まれついての不良品説を、徹底的に否定してみせたわね。」

愛原「まぁ生まれ持った素質自体は間違いなくあるが、それが不良品か否かを判別する要素にはならないとは思う。たとえば、何らかの深刻な不幸に見舞われて、今にも餓死しそうになれば、9割以上の者は盗んででも食を得ようとするだろう。それをもって生まれながらの犯罪性をもった不良品とはいえない。まして人は簡単に洗脳もされる。自己暗示にも囚われる。正義の名の元に無辜の民を虐殺する事も出来る。その場の衝動的な怒りだけで、人の頭をビール瓶で殴る事もできる。酒に酔った勢いで、暴言を吐くこともできる。酒に酔ってもいないのに、しらふでテレビの場で殺し合いを薦めるような暴言すら吐ける。その程度の生き物だ。」

鼎「そもそも人様を不良品と蔑む姿勢自体も、不幸にして心理的に追い込まれた人たちを、さらに追い詰める発言そのものだよね。」

愛原「誰かを不当に貶める、悪質なマウント行為だな。あと、引きこもりという言葉に付随するネガティブな風潮も、何とかしたい。引きこもりがネガティブと思われる限り、当人も家族も、引きこもりが家に居る事がバレたくなくて、外にも相談できず、ますます引きこもるようになる。そして家族一同でどんどん病んでいく。元事務次官家では、家庭内暴力なども起きてたようだが、閉鎖空間で浅間山荘化してたと思うと、本当にやりきれない。」

鼎「元事務次官さんちの経済力なら、殺された息子さんが生涯無職であったとしても、寿命死するまで経済的に持ちそうな気もするし、誰もが心を病む状態でなければ、そのまま引きこもってても何の問題も無かったと思うのに、本当に残念だよね。」

愛原「無職である事も引きこもりである事も、それ自体は決して悪では無い。単なる休暇か隠居だ。【一人で死ね。誰にも迷惑かけるな】論者の希望通り、誰にも迷惑もかけてない。にも関わらず、不良品だのなんだの言って、彼らを見下して社会的に追い込む人間が幅を効かす世の中だからこそ、精神的に親子で追い詰められて、彼らが壊れてしまったともいえる。」

逆沢「松本人志は、彼らを不良品とこき下ろし、殺し合いをしてでも勝手につぶし合って消えてくれって態度だけど、その不良品とやらを生み出す空気を創ってるのは、他ならぬ松本人志本人としたら、こんな因果な話はないわね。」

愛原「まぁ昔から、脅威論をあおる人間こそが、脅威を生み出す構図はあるからな。勝手に敵を作るから、一方的に敵認定された相手が本気で敵対心を持ってしまうように。社会が引きこもりや無職を見下すならば、彼らも社会に対して恨みを持つだろう。」

鼎「人を壊す側に属しながら、壊された人を見下して追い込んで、彼らが事件を起こしたら、生まれながらの不良品呼ばわりとか、卑怯卑劣以外の何者でもないよ。」

逆沢「壊した張本人が、初期不良品と言い張って自身の破壊行為を正当化するとか、お前らこそ社会全体を腐らせるガチの不良品だわ。」

愛原「差別主義者の思想そのものだな。誰かを徹底的に差別して追い込んで、追い込まれた人が事件を起こすと、それ見た事かと、【やはり差別されても仕方ない人たちだった】と罵って、自分達の差別行為を正当化するみたいな。、」

鼎「先に罰を与えて、罪を犯さずにいられない状態に追い込んで罪を起こさせることで、罰を正当化するというのは、マッチポンプの中でも特にずるいやり口だよね。」

愛原「壊されるような人が少しでも減るような世の中に変わっていければ一番良い。それには人を追い込んで壊すような人間を、まず抑え込むのが重要だ。そして壊された人を支援する態勢も必要だろう。陸に打ち上げられた魚をそのままにしておくのではなく、適切に対応する。それだけでも解決する事も多い。追い詰められた彼らがいずれ事件を起こしてくれるのを心待ちにしているような邪悪な人間もいるだろうが、彼らのマッチポンプにつきあってはいけない。むしろ深い屈辱や挫折から立ち直った人こそが、大きな屈辱も挫折も知らないままの人よりも、より強く優しくなれる事もある。そういう希望ある社会の方向に変わって欲しい。」

逆沢「少なくとも、殺さなければならないような産まれながらの不良品が(たとえ何万分の1でも)当たり前のように存在する事になっている設定の世の中は、御免だわ。リアルでもファンタジーでも。」

鼎「産まれた事自体が罪みたいな存在が普通に存在する世界は、ディストピア作品か、悪玉勢力内だけで十分だよね。少なくとも真っ当な主人公には、【お前は、産まれてきたこと自体が既に罪。産まれながらの不良品だ】と敵を罵るようなセリフは言って欲しくないなと。」

逆沢「育った環境によって、人を平気で壊したり、そんな人間で殺し合いをさせるようなワルになってしまう可能性くらいは、大いにあるだろうけどね。」

愛原「ワルを倒すのは、勧善懲悪物語のお約束だからな。産まれた時は純粋無垢な赤ん坊であっても、やがてどうしようもないワルに育ってしまったならば、それが粛清されるのは問題ない。むしろワルがのさばり続ける社会の方が困る。次に不幸にも壊された人間がワルになってしまった場合は、ドラマになるだろう。普通に更生できるなら、更生できればそれに越した話はない。今更、更生させても許されないほどの悪事を重ねてしまった後なら、相応の裁きや罪滅ぼしを受け入れさせる展開もアリだろう。モブのモヒカンヤンキーのようにそもそも更生不能なら、更生できない程のオツムの弱さを哀れみながら死んでもらうしかないかもな。」

鼎「自分の考え方を変えるのはなかなか大変だけど、その大変な更生という作業を受け入れられる度量も、何気に大事だよね。」

愛原「元々はワルでも、改心できるだけの度量があるなら、それなりに許される作品も多い。しかしザコヤンキーのような感じだと、見せ場もないまま即死させられてもやむを得ない。故に、何らかの事情で悪堕ちさせられても、心の奥底で一定の度量は持ち続けたい。何らかの事情で、壊される事があっても、度量が残っていれば、暴走せず歯止めを効かせられる事も多いだろうから。」

鼎「人生、どんな不幸が自分の身を襲うか分からないし、心を病むことも、引きこもりたくなることも、悪堕ちしたくなることもあるだろうけど、誰かが救いの手を差し伸べてくれたときに、それを受け入れられるだけの知性や度量だけは残しておきたいよね。水を得た魚のようになれるかも知れないし、どんな大逆転が待ってるかも知れないから。」

愛原「間違っても、安易に死を選んだり、殺したり、殺し合ってはいけないぞ。人を不良品呼ばわりして追い詰めたり、壊したりするようなワルもいる世の中だが、そんなワルの思惑通りに演じて破滅してやる義理も無いからな。ただ平然と生き抜いてやるだけでも十分だ。」








過去のたわごと 
 2019年 6月9日 壊された人への対応 5月26日 新時代の脅威
5月12日 (攻撃の)大義名分 4月28日 前回の反省とキャスティングの話
4月14日 汚染された情報の拡散 3月31日 理想の選挙制度
3月17日 黙示 3月3日 あの世の世界
2月17日 うまくいかなかった革命後をどうするか? 2月3日 策略としての挑発
1月19日 腐敗した司法(正義の裁きの担い手)  1月5日 強きを挫き弱きを助くVS弱きを挫き強きを助く
 2018年 12月23日 悪の根源≒マウントしたいという欲望 12月9日 Steamのゲーム
11月25日 成り上がったダメ人間 11月11日 自分を強化する技VS敵を弱体化する技
10月28日 限界への挑戦 10月14日 「弱者=守られるべき善人」でない場合
9月30日 脅しによる支配 9月17日 信用できない情報だらけの社会の場合
9月2日 太鼓持ち 8月19日 連続攻撃
8月5日 信用スコアに支配された社会 7月22日 内通者
7月8日 人件費コスト管理ゲーム 6月24日 忠義者キャラ
6月10日 欠陥つき有能キャラの処遇 5月27日 邪悪な独裁者に支配された組織のメンバーの挙動
5月13日 邪悪な独裁者が健全な組織を乗っ取る方法 4月29日 論破
4月15日 正義の味方という名の制裁者 4月1日 平気で嘘をつける人たち 
3月18日 公正世界仮説 3月4日 被害者叩き 
2月18日 政治力 2月4日 統率力 
1月21日 優秀すぎるライバルが現れたとき  1月7日 素性を表す記号としての肩書き
2017年 12月24日 フリゲの雑談  12月10日 賤民階級
11月26日 個性づけとしてのパラメータ 11月12日 宿敵宣言
10月29日 大同団結 10月15日 品質について
10月1日 華麗な策略、汚い策略。その違い 9月17日 平等主義と反平等主義
9月3日 ファン型オタクとマニア型オタクの違い 8月20日 ツイッターの利点と問題点 
8月6日 大抜擢された人材 7月23日 誇りと傲慢
7月9日 傲慢とマウンティング 6月25日 権威を利用するナイトども
6月11日 悪事プレイ(のススメ) 5月28日 異界人(宇宙人)の干渉
5月14日 集団の思考ルーチン 4月30日 人間っぽさ=非効率的な思考ルーチン
4月16日 名声欲 4月2日 無言の圧力と忖度
3月20日 ロスト・ハイ・テクノロジー 3月5日 破壊神の信者
2月19日 一人称形式で見える視野の範囲 2月5日 歴史的人物の当時の評価
1月22日 未来予測 1月8日 人相見(人物鑑定)
2016年 12月25日 商業レビュアー 12月11日 成長戦略の目玉としてのカジノ
11月27日 パニック 11月13日 生存ゲーム的なシチュエーション
10月30日 強敵感 10月16日 感情移入という視点からのキャラクターメイク
10月2日 供給過剰社会 9月18日 血筋
9月4日 統一されるべき尺度 8月21日 暑さと寒さ
8月7日 (優秀な)下っ端 7月24日 超便利社会=超疲弊社会
7月10日 社会的弱者を量産し、彼らを悪の先兵に誘う者  6月26日 少子化社会という舞台
6月12日 有事法制(緊急事態における法のあり方) 5月29日 悪のセレブサロン 
5月15日 成功者が成功後にやりたいと思うこと 5月1日 ゲーム世界とリアル世界の違い
4月18日 過去に戻ってやり直すということ 4月3日 八百長 
3月20日 異邦人(外国人労働者) 3月6日 陣形
2月21日 功績泥棒 2月7日 三国志13をプレイ
1月24日 裏切り者 1月10日 善政家
2015年 12月27日 精神〜命よりも大切なもの 12月6日 独立戦争 
11月23日 ジャーナリスト 11月8日 精神力 
10月25日 優しい指導者  10月11日 助けを求める人たち 
9月27日 兵站 9月13日 善玉が起こした悪事や不祥事
8月30日 カイゼン 8月14日 盗作・ゴースト
8月2日 表稼業 7月20日 正論を用いない説得工作
7月5日 ディストピア 6月21日 財政破綻
6月7日 防諜 5月24日 サイコパス
5月10日 戦犯 4月26日 ハト派とタカ派
4月12日 不遇な先駆者 3月29日 プロギャンブラー(バクチで生計を立てる人)
3月15日 世界の管理者という名のラスボス 3月3日 命令コマンド
2月15日 攻略本・攻略サイト 2月1日 お遊びコマンド
1月18日 精神異常状態 1月4日 NPCの選択判断ルーチン
2014年 12月14日 男女キャラクターの比率 11月30日 不安と安心の役割
11月16日 現実主義者の正体 11月3日 アイテムゲット
10月19日 真相にたどり着けない者 10月5日 挫折
9月14日 嫌いだけど素晴らしい人達 9月7日 売れている作品と面白い作品の違い
8月24日 援軍 8月3日 ブラゲとパケゲ
7月20日 根性論と科学的知見に基づいた肉体改造 7月6日 ディスリスペクト(軽蔑・disり)
6月22日 あやかり系主人公 6月8日 中毒
5月25日 箱庭ゲーム 5月11日 ダブルスタンダード
4月20日 偽りの理想郷 4月6日 防御力
3月23日 自分用ゲーム作り 3月9日 育成する指導者、選別する指導者
2月23日 忠誠 2月9日 変化するキャラクター
1月26日 一芸職人VS器用貧乏 1月11日 評判
2013年 12月23日 身分制度 12月8日 陰謀
11月24日 秘密 11月10日 努力が報われるゲーム
10月27日 ゲームの自由度について 10月13日 出来の悪い二代目
9月29日 怒り 9月15日 撤退戦術
8月30日 ヒール(悪役) 8月15日 覆水盆に返らず
7月28日 予知・予測 7月13日 かつてのヒーロー
6月30日 覚醒(新能力発現・急成長) 6月15日 犠牲
6月3日 単独開発 5月19日 ダメ人間
5月5日 悪徳宗教を必要とする人々 4月21日 悪の連帯責任
4月7日 3種類の立場からみた作品批評 3月24日 中立性を装った愚痴・悪口など(仮)
3月10日 人気対戦競技の条件 2月24日 幻想空間
2月10日 お金 1月27日 尊敬できる敵
1月13日 やる気・気合 12月29日 ルール
2012年 12月15日 厨二病 12月2日 売れ筋
11月17日 改心 11月4日 議論
10月21日 優秀な人材の起用・登用方法 10月7日 憎しみにとらわれた人達
9月22日 友情やコネによる人事起用の危うさ 9月8日 権力欲に取り憑かれた人達
8月19日 敗北の受け止め方〜捲土重来を期すために 8月5日 作者(表現者)が作品を通じて伝えたい思い
7月29日 人が自ら死(自殺)を決意するとき 7月15日 選択肢を選ぶことによる覚悟(リスク)
7月1日 選択肢があるということ 6月16日 宣伝と人気
6月2日 ホンネとタテマエ 5月19日 コンプガチャに学ぶ確率論とイカサマの話
5月6日 鑑識眼 4月30日 平等と競争
4月14日 公務員ヒーロー 4月1日 SF設定
3月18日 情報収集 3月3日 原発考察
2月19日 プライド 2月5日 お笑い
1月22日 ラスボスの処断方法 1月8日 創造→創作
2011年 12月30日 独裁者 12月9日 二次創作品
11月27日 万人向けからマニア向けの時代へ 11月13日 無敵能力の人たち
10月29日 正式名称 10月15日 利の人、情の人
10月3日 ポジティブ・ネガティブ 9月16日 利権
9月3日 借金 8月21日 何も変わらない事の恐怖
8月5日 発信したいオタクと共感したいオタク 7月25日 戦う地方、媚びる地方
7月17日 充電期間 7月10日 ひとそれのアンケート結果
7月2日 供給過剰気味のゲーム(&娯楽) 6月21日 東日本大震災3
6月5日 上司に反発 5月21日 修正する度量
5月14日 挑戦する勇気 5月1日 調子
4月17日 専門スキル 4月3日 東日本大震災2
3月18日 東日本大震災1 3月5日 ネトウヨと不良キャラの共通点
2月19日 信用ラインと警戒ライン 2月5日 信じられない者ばかりの世界観
1月23日 武器を交えない戦争 1月16日 しゃべらない主人公
1月7日 異世界に飛ばされた凡人 12月25日 後ろ向きな嫉妬心
2010年 12月19日no2 人それのゲーム難易度 12月19日no1 社会人型キャラ
12月11日 新作公開してから一週間 12月5日 新作ゲーム紹介
11月20日 理想と現実 10月29日 新作公開予定
10月18日 派閥 10月1日 仲間
9月19日 キャラクターイメージ 9月6日 理想を持った人間。そうでない人間
8月21日 革命後 8月8日 長編のオチのつけ方
7月24日 勇者は世直しができるか? 7月10日 全力集中プレイと長期戦略プレイ
6月27日 RPGのチームバトル 6月13日 傭兵団
5月29日 相手の思考をよんでみよう 5月14日 扇動する者、される者
5月7日 こっそりアンケート設置お知らせ、ほか 5月3日 地方を主人公の舞台にしてみよう
4月17日 コンピュータは人間を上回れるか? 4月2日 政権交代から6ヶ月が過ぎて
3月22日 フィクション 3月12日 困ったパーティメンバー
2月21日 責任 2月6日 教育
1月23日 トップダウン式製作とボトムアップ式製作 1月10日 ゲーム作成スタッフ
2009年 12月25日 政権交代から3ヶ月が過ぎて 12月12日 血液型
11月29日 編集日記・編集後記 11月14日 AVG(+SLG)制作中
10月31日 シナリオ 10月18日 ゲーム作りで完成までこぎ着けるためには2
10月3日 オリジナル 9月19日 ゲーム作りで完成までこぎ着けるためには
9月6日 実在モデルをどこまで採用できるか 8月24日 素材?
8月14日 今時の報道スタイル 8月8日 ユーザーサポートにメールを送ってみました
7月25日 恋愛シミュレーション2の魅力? 7月11日 人気と実力
6月27日 打ち切り 6月19日 エロゲ規制強化の流れからみるゲーム考
6月6日 貴族階級 5月23日 悪の戦闘員
5月10日 異なるキャラクターの視点でみてみよう 4月24日 強者がますます強くなる・・・
4月11日 ゲームエディタ 3月29日 愛郷心
3月22日 匿名ネット社会 3月6日 暗躍する超能力者たち
2月22日 信者キャラ 2月15日 必殺技
2月1日 アンチヒーロー(悪役型英雄) 1月23日 カタストロフィーを未然に阻止しよう
1月16日 フェアな戦い 1月3日 あれから幾年後
2008年 12月28日 国盗りSLGの景気対策 12月20日 現実世界をゲーム化してみよう
12月5日 内部対立 11月29日 推理もの??
11月22日 悪人とも言い切れない罪人 11月7日 正史
10月31日 萌えない女性キャラ 10月18日 関西弁
10月5日 大阪 9月21日 避けられない強大な敵
9月7日 人気・魅力・カリスマ 8月29日 黒幕
8月23日 運と実力 8月9日 COMの思考ルーチン
8月3日 新シナリオ「HeiseiNippon」公開 7月19日 軍師
7月5日 各国の思惑を構成するもの 6月21日 催眠術
6月7日 和解 5月24日 知恵者
5月16日 千年生きてみよう 5月3日 生き残ることと勝ち残ること
4月18日 冷酷な指導者 4月5日 お金の使い道
3月15日 若さ 3月7日 性能と運用
2月29日 アンケート現況発表(質問2について) 2月22日 広報戦略
2月10日 差別 1月27日 敵のスペック

1月13日 神の加護、神聖魔法 12月30日 フリーゲームのレビュー
2007年 12月16日 国盗りゲームのパターン 12月1日 謎について
11月16日 ゲーム世界での対人設定2(その他視点) 11月3日 ゲーム世界での対人設定1(味方視点)
10月20日 レジスタンス勢力 10月5日 終盤〜エンディング
9月21日 世襲について 9月8日 悪役(ヒデブ派5隊長など)
8月24日 確率について 8月10日 セーブ&ロード
7月27日 成長について 7月15日 SRPGにおける白兵部分のゲーム的処理
6月30日 SRPGのマップのシステム 6月17日 徴収と略奪
6月2日 兵科あれこれ 5月19日 理想の君臣関係
5月4日 経済力うんぬん 4月21日 戦略ゲームと戦術ゲーム
4月6日 公開情報と非公開情報 3月24日 個人戦用の武器等
3月9日 兵士の武器 2月25日 ゲーム作りとゲーム遊び
2月11日 少数派(属性持ち)向けゲーム 1月28日 バージョンアップ

1月13日 宮田軍にてこ入れ? 12月30日 フリーゲームの宣伝
2006年 12月15日 投票・アンケート 12月1日 最強の敵
11月18日 動かしやすいキャラと動かしにくいキャラ 11月4日 デバッグ
10月22日 現代・近未来ものについて 10月6日 趣味の社会人クリエイター
9月15日 新作?の状況について 9月8日 BGMについて
8月27日 登場人物の口語表現 8月12日 女性キャラ
7月28日 主人公選択式ゲーム 7月16日 マイサイトについて
7月2日 死について 6月17日 風刺について
6月2日 シナリオタイプあれこれ 5月19日 ゲーム作りの進め方について
5月5日 ゲーム作りを始める時について 4月21日 高能力キャラの表現方法
4月8日 悪い敵 3月31日 名前について
3月18日 伝え方と伝わり方 3月12日 キャラクターのプロフィールについて
3月5日 アマとプロによる基本プロット考 2月25日 自作CGについて
2月19日 著作権について 2月12日 バックグラウンドの設定について
2月5日 SRPG95の次回作に対する期待 1月29日 分岐と自由度について
1月22日 難易度について 1月15日 勢力別能力値考察
1月8日 主人公について 1月1日 ユニットの能力値をどういじるかについて
2005年  12月30日 12月23日 12月16日 12月9日 12月2日 11月25日 11月18日 11月11日 11月5日 10月31日















トップページに戻る