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愛原様のたわごと(19年11月24日)





愛原「今回は、諸悪の根源にもなりえる存在のはずだが、一般的にそういう扱いを受けにくく、むしろ感謝されやすいとある存在について、少し取り上げてみたいと思う。」

逆沢「なんだ? そのもったいぶった表現は? もしかして今回のテーマを当ててみろ?という挑戦なのか?」

鼎「諸悪の根源にもなり得るけど、それでも人々から有り難がられる存在の筆頭といえば、やはり宗教だよね。あるいは神とか、そういう概念?」

逆沢「私は、政治かな? 政治は必ず腐敗すると言われるし、出来の悪い為政者が現れる度に必ずたくさんの人を不幸にもするけど、それでも人々からそれなりに必要とされる概念というか。必要悪と言い換えた方がいいかも知れないけど。」

愛原「どっちも壮大すぎて、一話完結で終わらせるには、ちょっと俺の手に負えないテーマだな。というかそれらを本気でテーマにし出すと、1年くらいかかりそうだ。」

逆沢「真面目に考えたら、本一冊書けそうなテーマを、毎回、無理矢理押し込んでまとめてるけどね♪ ま、やろうと思えば、できなくもないんじゃね? どうせ内容はいつも適当だし。」

鼎「適当だったらいいけど、実際には、不適当な内容の方がずっと多そうだよね。」

愛原「違いねえ。で、今回のテーマの正解だが、これは宗教でも政治でもなく、もっと俗なもの。即ち、スポンサーという事でやってみたい。」

逆沢「スポンサーか。これはまた、誰も予想し得ないような不適当なテーマを持ち込んできたものだな。」

愛原「不適当な方が、面白いではないか。まぁ、適当にもやるけどな。いい加減というニュアンスの方の適当で。」

鼎「そういえば、今回のテーマのスポンサーという単語も、多分にニュアンスとして使われている感じがするよね。本来の意味は、あくまで広告主ってだけだけど。」

逆沢「けど実際には、【お金を出すなどして、後ろから支援してくれる人】みたいなニュアンスで使われている感じもするわね。」

愛原「俺も、そういうニュアンスで使うけどな。ウチのサイトで散々言ってる話だが、このコーナーでは国語事典的な用語の使い方を、決して絶対正義として扱わない。最近でも【憮然】の正しい使い方がどうこうとか、【ら抜き言葉】がどうこうとか、【全く〜である】みたいな使い方が誤りだとか色々言われてるが、ウチ的には、そのキャラに合ってる言葉遣いを優先するし、その上で伝えたい事が伝われば上々だと考える。少なくとも、他人の揚げ足をとってドヤ顔する為に正しい国語の知識とやらを他者に押し付ける気はない。まぁ本来、正しい用法とやらを知らないままよりは、知っていた上で柔軟に対処した方が融通が利くから、無知を推奨するわけでは決して無いが。」

鼎「真田信繁と呼ぶよりも、真田幸村と呼んだ方が分かりやすいから、後者をなるべく使うみたいな感じだよね。どっちがより正しいかではなく、どっちがより通じるかを重視するというか。」

愛原「うん。という訳で今回のテーマであるスポンサーについても、広告主という狭義(本来?)の意味ではなく、世間一般で使われているようなニュアンスとしてのスポンサーだと解釈してもらいたい。」

逆沢「つまり今回のテーマは、【お金を出すなどして、支援してくれる人】。いわゆるパトロンとか、後援者とか支援者とか、タニマチといわれるような人達を取り扱うって解釈で良いわけね。」

愛原「まさに、その通り。今回のテーマの守備範囲を的確に表現してもらえて、すごく助かる。」

鼎「けどパトロンやタニマチと、世間一般で認知されているスポンサーでは、やはり少しニュアンスにズレがあると思うよ。パトロンやタニマチというと、善意の奉仕というか、ファン目線の私的応援団みたいなニュアンスを感じられるけど、スポンサーは、ただの契約者というか。それなりの支援はするけど、その代わりそれに釣り合う以上の見返りも求めてくるような相手というか。」

逆沢「私のイメージも、そんな感じだわ。タニマチが求める見返りといえば、対象と歓談する機会が欲しいとか、対象と一緒に写真を撮りたいとか、あくまでファン目線の可愛らしいものだけど、スポンサーは全然違って、はっきり見返りを求めてくるというか。場合によっては、違約金の条項まで盛り込んできたりして。」

鼎「特定選手のタニマチが、特定選手の振る舞いに不快感や失望や裏切りを感じたとしても、それで違約金まで請求したりはしないよね。せいぜいタニマチをやめるだけで。けどスポンサーは、契約相手に契約通りの対応を求めて、それに背いたら、損害賠償もやむなしみたいな冷淡な態度を平気で取ったりもするよね。」

愛原「スポンサーが、特定の女優をイメージキャラクターとして起用したとしても、それは別に経営者や担当者がその女優のファンだからとか、そういう理由とは限らないからな。その女優をイメージキャラクターに起用したのは、あくまで費用対効果的にみて、それが適切と判断したからに過ぎない。だからその女優が、期待に応えられなかったり、イメージダウンにつながるような不祥事を起こしたり、あるいはスポンサー企業の悪口を言ったりしようものなら、契約更新停止。あるいは即契約解除。場合によっては違約金という話になりかねない。」

逆沢「スポンサーは、タニマチなどと違って、明らかに契約関係に過ぎないって事ね。」

鼎「ただの契約関係に過ぎないって事は、善意による支援ですら無いって事かな? 支援に見合う見返りがあるからこそ、彼らはスポンサーを引き受けてるだけに過ぎないというか。」

愛原「彼らがスポンサーとして名乗りをあげる理由としては、名声が欲しいからというケースもあるだろう。そのスポーツ選手のスポンサーになる事で、企業イメージの向上が見込めるとか。特定のイベントのスポンサーになる事で、社会貢献をアピールできるとか。」

鼎「本来の意味である広告塔としての機能もメインの理由だよね。たとえば応援してる選手のユニフォームにその企業のロゴマークを入れさせる事でも、その選手を視聴するファン全員に対して、一定の広告・宣伝効果が見込めるみたいな。」

逆沢「まぁどちらも一応、企業イメージの向上とか、宣伝効果を期待している訳だから、一応、広告主という本来の意味は含まれていそうだけどね。」

愛原「より露骨に営利目的というケースもあるぞ。たとえばとあるプロ野球リーグに、特定のスポーツ用品メーカーがスポンサーとして名乗り出てきたとしよう。この場合、そのスポンサーは、自社製品を公式用具としてごり押しする事も出来る訳だ。」

逆沢「だったら、東京オリンピックなんかも含まれそうね。東京オリンピックの大スポンサーといえば、東京都とアメリカのテレビ局が代表的だろうけど、別にアメリカのテレビ局自体が、自社を宣伝したいとは全然思ってないだろうし。」

鼎「テレビ局にとってオリンピックは、広告収入を増やすのに都合のいいコンテンツだから、あくまで打算的にスポンサーとして支援しているだけといえそうだよね。」

愛原「善意ではなく、打算的に支援してるだけだから、当然ながら費用対効果の最大化を彼らは目指す。たとえば秋にオリンピック開催すると、いわゆるアメリカの三大プロスポーツリーグ(アメフト・プロ野球・バスケットボール)の過熱期とバッティングしてしまい、費用対効果が大きく落ちる。夏にオリンピックをした方が、費用対効果が上がるから、彼らは夏の開催を条件として要求しやすくなる。」

鼎「アスリートが記録を出す上で不利な猛暑でやるみたいな形で、イベント自体の質を落としてしまっても、費用対効果がそれで上がるなら、彼らはそれを躊躇しないという事かな?」

逆沢「とんだアスリート・ファーストだな。」

鼎「けどそれは、もう一つの大口スポンサーである東京都にも当てはまりそうだよね。彼らも東京都をアピールするという打算でスポンサーを買って出て誘致しただけだから、格好の宣伝装置であるマラソンが北海道に変更になるや、北海道をネガキャンしたり、あらゆる方法でその撤回を促そうとしてたし。全然、アスリート・ファーストでないというか。」

逆沢「日本のテレビ局も、この点では完全に小池東京都知事を全力バックアップの態勢だったけど、日本のテレビ局にとっても、東京でマラソンを強行した方が都合がいい理由があるのか? あるいは国なり東京都なりが、日本のテレビ局に何らかの圧力をかけたのか?」

愛原「真相は闇の中なのであくまで憶測になるが、北海道がマラソンの舞台だと、視聴率が落ちるという不安があったのではないか? あるいは東京でマラソンを強行した方が嬉しいと考える日本のスポンサーが圧倒的多数派だったか? 酷暑の季候の方がスピード勝負になりにくいから、日本人ランナーにとって有利→国内マスコミにとって都合のいいネタになりやすいという側面もあるかも知れない。」

逆沢「打ち水だの、訳の分からない道路だの、カネがかかる割にロクな暑さ対策になってない、口先だけの暑さ対策しか東京都がやらなかったのは、もしかして暑い方が日本人ランナーには有利という姑息な判断があったからなのか? それ、アスリート・ファーストの視点からすると、ひどい背信行為だな。わざと厳しい環境にランナー達を据え置いて、自分達さえ有利になればそれで良いと考えてたなら。」

鼎「もしかしたらそんな東京都の背信行為に、IOCと世界のメディアと世界のアスリート達が気付いたから、それで業を煮やした彼らが、東京都を無視して強引に北海道に移す意趣返しで報いたのかも知れないよね。」

愛原「ま、IOC自身は、別にアスリート・ファーストなんか、ほとんど考えてないだろうけどな。本当にアスリート・ファーストだったら、そもそも夏の東京を開催地なんかに選ばない。東京都&日本のテレビ局と、アメリカを始めとする世界のメディアを比較して、どっちの意向を優先した方が得かを吟味した結果、後者を優先しただけだろう。棄権者が相次ぐようなマラソンになったり、そこまでいかなくともしょぼい記録しか出ないレース展開になったら、コンテンツとしては最悪だからな。あと東京でのマラソンを回避する事で、IOCとしては暑さ対策にそれなりの努力をしたという形(たとえ見せかけでも)を示したかったというのもあるだろう。そしてJOCや森喜朗会長、安倍総理なども、東京都の論理ではなく、国家の威信を優先させる側の論理として、オリンピックにこれ以上ケチがつく事を怖れて、IOC側に同調したのだと思われる。」

逆沢「ひとつ分かったのは、オリンピックは、スポンサーどもの利権の装置に過ぎず、アスリート・ファーストなんかこれっぽちもない。というか、アスリート自体が、スポンサーどもにとっては、単なる集客装置でしかないという事ね。」

愛原「まぁ、そんな事を言ったら、熱中症の可能性もある真夏にプロ野球や高校野球の大会を開催する事自体も、同様なんだけどな。アスリートの事なんか、まるで考えてない。」

鼎「アスリートの体調を考えたら、まさにその通りなんだけど、じゃあ夏以外に高校野球の大会をするのが適切なのか?を考えたら、難しいかも知れないよ。学業との両立という課題もあるし、注目面と金銭面でも。」

逆沢「ああ、夏休み以上に学生にとって都合のいい開催時期は限られるしねー。だから野球だけに限らず、ほとんどの競技でも、インターハイは大体夏休み期間中だし。高校野球だけが目立つから槍玉に挙げられるだけで、実際は他の競技でも扱いは似たようなものというか。あと注目度と金銭面でも馬鹿にできないというか。」

愛原「スポンサーは、とにかくカネを引っ張ってくる。ここが悩ましい。カネが無いと、ちゃんとした大きな大会は開催できないからな。実際問題、今のオリンピック自体も、商業オリンピック化した事で、資金調達のメドが立ったという側面もあるからな。」

逆沢「カネが無くとも、何とかする方法もあるんじゃねえの?」

愛原「無いとは言わんが、難しい。たとえば一流選手を多く集めるには、その大会自体に賞金かブランドのどちらかは必要だ。そしてどちらにしても、その原資としてカネがかかる。賞金で参加者を釣るなら、そのまんまカネがかかる。オリンピックのように大会自体のブランド価値を高める事ができれば、賞金次第はほとんど用意しなくても済むが、こちらの場合は設備費や宣伝費などにカネがかかる。結局、どっちにしろカネがかかる。」

鼎「将棋の大会も、大体、賞金額が高い大会ほどブランド価値もあって、多くの棋士が集うそうだし、やはり賞金もブランド価値もない大会には、一流の人は集まりにくいのかな?」

逆沢「ゴルフの大会とかも、そんな感じみたいだしね。というか賞金王という概念もあるくらいだし。」

鼎「だからゴルフの大会では、スポンサーをもてなす目的のイベントもセットで行なわれてたりするらしいよね。そしてプロゴルファー達は、そこでスポンサーの接待をちゃんと行なって、彼らを怒らせないようにしないといけない。彼らが賞金や参加費などを用意してくれるから、彼らもご飯が食べられるという現実があるから。」

逆沢「アスリートなんだから、己の記録と成績だけを追及すればいいのに。別に接待とか、おべんちゃらとか、そういうのは上手くならなくていいから。」

愛原「まぁ一般の会社員でも、上司が仕事の出来よりも、個人的な好き嫌いを優先させるタイプならば、上司の機嫌を損ねると出世は難しくなるという厳しい現実があるからな。それと同じようなものだろう。」

鼎「政治の世界でも、真面目に働く役人さんほど干されて、腐敗した政治家に忖度して行政を歪めるような人ほど出世できるみたいな部分はあるよね。」

逆沢「スポンサーが、まともな人達で構成されているならいいけど、己の利得や欲望に忠実なタイプだらけだと、かなりひどい事になるって事か?」

愛原「演技のうまい女優よりも、枕営業が得意な女優の方が優遇されるみたいな例も、普通に起こりえるだろうな。」

逆沢「そんな腐れスポンサーは、死ねばいいのに。」

鼎「ただスポンサーというのは、お金を出してくれるありがたい人達という受け止め方が主流で、札束で人の頬を叩いて歪める悪い人達という評価は、実際少ない気がするのは、気のせいかな?」

愛原「日本の場合は、特にその傾向が強いな。まぁマスコミ側がそういう世論操作をしているせいもあるだろうが、気質もあるかも知れん。」

逆沢「たとえばどんな?」

愛原「たとえばテレビ局には、山場CMという手法がある。いわゆる【続きはCMのあとで!】とか、【正解はCMのあとで!】とか、【CM後に驚きの真相が!】とか、【CM後に、●●登場!】みたいな奴。」

逆沢「あー、私、あれ大嫌いだわ。特にCM後にCM前のビデオをもう一度流されると、即そのチャンネルを変えたくなるくらいに。」

愛原「この山場CMの概念。実は欧米ではほとんど登場しない。いや、昔は欧米でもあったのだが、これに怒った視聴者が、スポンサーや政府に抗議するので、やがてほとんど無くなってしまったというのが正しい。彼らは、テレビ局に不満をぶつけるくらいなら、スポンサーに抗議する方がよほど正解という事を、始めから知っていたのだ。」

逆沢「あー、抗議されたスポンサーからすれば、テレビ局に山場CMを止めろとしか、言えないだろうしね。そうしないとCMによる宣伝効果によるプラスよりも、山場CMを放置した事による企業イメージダウンのマイナスの方が大きくなるから。」

鼎「日本人は違うよね。彼らは、マスゴミと罵ったり、テレビ局を非難するだけで、決してスポンサーを攻撃しないというか。そして山場CMを不快に思っても、結局諦めてCMも観て事実上その現状を受け入れてしまっているというか。」

逆沢「スポンサーとしては、山場CMを導入した結果、CMをよりたくさん観てくれた方が有り難いし。非難の矛先がスポンサーでは無くテレビ局に向かう分には、痛くもかゆくも無いしね。テレビ局も、自分達が嫌われ役を引き受けることで、スポンサー様がさらに喜んでくれるなら、別に痛くもかゆくもないし。それで視聴率が下がるなら困るけど、逆にCMの視聴率が上がるなら、完全に狙い通りというか。」

愛原「日本のテレビ局は、ある意味、嫌われ慣れている。だからお抱えの芸人に【今のテレビ局は腐っている。もっと大きく報道しろ】とテレビ内で発言させて、特定の世論をさらに煽ったり、逆に【今のマスコミはどうしようもない。こんな報道は自粛するべきだ】と発言させて、都合の悪い報道を収束に向かわせたりの工作すら平気で行なう。目的の為なら、彼らは平気で泥をかぶれるのだ。」

逆沢「つまり日頃からマスゴミ呼ばわりしながら、彼らが創り出す世論に迎合するような人間こそが、実はマスコミにとって一番のカモというか、都合のいいお客様な訳ね。【この芸人さんの発言は正しい。マスゴミは報道を改めるべきだ】みたいな認識の人は、特に。」

愛原「マスコミは、建前上、常に品行方正かつ中立で無ければならない。しかし世論が偏った報道を求めているなら、視聴率を上げるためにも偏った報道をした方が都合がいい。そんな時に偏った過激な発言を平気でするような芸人が重宝される。彼らが故意に(視聴者に媚びた)過激な発言をし、マスコミを叩き世論を煽る事で、マスコミは品行方正かつ中立であるべき理想を、堂々と投げ捨てられるようになるからな。」

逆沢「本来ならアナウンサーが事実を淡々と報道すればいいだけなのに、やたら扇動的なコメンテーターを並べて、善悪論にもっていきたがる番組が増えてるのは、そういう意図があるって事ね。故意に天秤を傾けて、一方を叩くような流れに持っていきたいと。」

鼎「そういえば日本では、ステマ(ステルス・マーケティング)が明らかになっても、なぜかステマのスポンサーではなく、ステマを仕掛けた芸人さんやメディアが非難されやすいよね。本当に悪いのは、ステマをするように依頼したスポンサーのはずなのに。」

逆沢「ま、でも、実際、山場CMも、ステマも、最終的には実行者であるテレビ局や芸能事務所や芸能人らが悪いという流れにはならざるを得ないかもね。スポンサーはあくまで後援者であって、それらを実行するかどうかの最終的な権限と責任は、メディア側にあるわけだから。」

愛原「そこがスポンサーの悪辣な所だな。いわゆるモリカケや桜を見る会の疑惑と根っこは同じ。権限者かつ責任者が傀儡状態の時に起きやすいものだ。」

鼎「山場CMをやるか、やらないかを決める権限と責任は、最終的にはテレビ局にあって、スポンサーにはない。やらせ番組や偏向番組をやるやらないの最終権限と責任も、やはりテレビ局にあって、スポンサーではない。けど実態として、テレビ局はスポンサーの意向に逆らえない。だから問題が表面化しても、その責任はテレビ局が全部かぶらないといけないという感じかな?」

逆沢「今、話題の桜を見る会の疑惑も、安倍総理などは助言や推薦をしただけで、最終的に可不可を決めたり、記録を廃棄したのは役所の担当部署だから、自分達に責任はないという論理で、与党は乗り切ろうとしてるけど、それと全く構図ね。」

鼎「個人的に棚ざらしになってて不快な、広島県警のスピード違反見逃し疑惑なんかも、スピード違反の有無や対処をどう判断するかは広島県警の判断の問題で、スピード違反をした側の元大臣サイドがもみ消したとか、圧力がどうこうは一切ないみたいな主張もあるみたいだけど、これも責任者が立場の弱い傀儡状態特有の現象と考えると、ぴったり当てはまるよね。」

逆沢「けどこれ、冷静に考えたら、すごくおかしくね? たとえば悪徳政治家が役人を脅して、官製談合をやらせたり、入札価格を漏らしても、それは不正をした担当の役人が悪いだけで、圧力をかけた悪徳政治家に罪はないと言ってるようなもので。」

鼎「圧力とか忖度というのは、証明が難しい影響力の行使そのものだから、証明しようと思っても、すごく難しいよね。たとえば経営者が、実質的にサービス残業を強要していたとしても、言葉に出して言ってるのは、【納期を必ず守れ】とか【ウチは残業代を出せないから、定時で必ずタイムカードを押してから、仕事を終えるように】というだけだったら、それだけでサービス残業の強要を証明するのが難しいようなもので。」

逆沢「納期厳守と、定時でタイムカードを押すという二つの条件を満たすようにすれば、定時で仕事が終わらなければ、要するにサービス残業するしか選択肢がないんだけど・・・。」

鼎「こういう直接、不正を強要している訳ではないけど、事実上、自主的に不正を選択するしか選択肢は残されてないようなケースも、世の中には多いよね。直接、不正を強要されたら訴えようもあるけど、自分の意思で自主的に不正をしなければならないように仕向けるところが悪辣というか。こういう場合は、不正が明るみが出ても【決して組織ぐるみではない。部下が自主的に勝手にやったこと】と言い逃れされるのも、腹立たしいというか。」

逆沢「【秘書が勝手にやったこと】も、大体そんなケースばかりの気がするわ。安倍総理が悪いんじゃなくて、安倍晋三事務所が勝手にやった事とか。安倍総理は助言や推薦をしただけで、最終的な決定権は責任者にあるとか。」

愛原「山場CMなどにしても、おそらくスポンサーが直接的に圧力をかけてやらせたものではないだろう。しかしスポンサーにとって、CMの視聴率は最重要項目だし、山場CMがそれにプラスに作用するなら、見て見ぬふりをしてもおかしくない。東京オリンピックなどでも、アメリカのテレビ局が、直接【夏にオリンピックをしろ】とか【マラソン会場を北海道に移せ】とかは、言わないだろう。【他の季節は困る】とか【今の暑さ対策では不十分だ】とか【今のままならスポンサー料を下げざるを得ない】みたいなぼかした提案や忠告はしてきても、少なくとも表に出たら必ず非難されるような露骨な圧力は、おそらく加えていないように思われる。憶測だけど。」

逆沢「スポンサーは、主催者ではないから責任を背負う必要はない。泥は全部主催者がかぶる。スポンサーは札束なり権力なりを振りかざして、気に入らない時だけ難色を示せばそれでいいって感じか? たとえば別に加計学園を認可しろとは言わなくとも、京都産業大学等のライバルが脱落するように、それとなく助言と注文を付け加えるだけで、最終的に消去法的にそれ以外の選択肢が存在しないような状況に仕向けていく事ができるから。」

鼎「助言という名の圧力だよね。でも最終的に決断したのも、決定権があるのも、責任を背負うべきなのも、みんなスポンサーではなく主催者なのが、最高にミソというか。スポンサーは、あくまで後援者でしかないから。」

愛原「だからこういう問題を解決したければ、【法的な責任の所在】みたいなものをいくら論じても、全く意味が無い。責任の所在の持ち主は、所詮、誰かの操り人形でしか無いからだ。」

逆沢「【誰が不正をやったか?】とか、【誰が問題の責任者か?】ではなく、【誰が不正をやらせたか?】こそが、重要って事ね。もちろん主催者が勝手にスポンサーに忖度してやっただけのケースもあるだろうけど。」

愛原「スポンサーや権力者は、どっちみち【部下が勝手にやっただけ】的な論理でとぼける。そんな議論に意味は無い。重要なのは、彼らが止めなかったことの方だ。なぜ山場CMをスポンサーは止めさせようとしないのか? なぜ偏向報道をスポンサーは止めさせようとしないのか? なぜ中間管理職によるサービス残業を経営者は止めさせようとしないのか? なぜ暴力顧問を校長は止めさせようとしないのか? なぜ政治家は、役人の忖度を止めさせようとしないのか? なぜアメリカのテレビ局も東京都も、夏にオリンピックをやろうとするIOCを止めようとしないのか? なぜ政権は、年々膨張しデタラメさが拡大する桜の見る会を止めようとしないのか? そこが重要だ。」

鼎「よくよく考えてみたら、見て見ぬふりとかそんな次元でなく、彼ら自身が黒幕だったってケースは、すごく多そうだよね。見てないふり、気付かないふりをしてるだけで、実は彼らが密かに助言という名の圧力をかけるなり、忖度を迫るなりして、やらせているというのが真相というか。」

逆沢「モリカケとかが典型だけど、別に責任者は余計な仕事が増えるだけで全く益はなく、黒幕だけが得をしてるケースは特にそうだろうしね。オリンピックなんかにしても、猛暑下のオリンピックなんて、肝心のアスリート達は全然歓迎しないだろうし、喜んでるのはスポンサーだけみたいな。」

鼎「何か問題が起きたら、最終責任は責任者がかぶりがちだけど、よくよく見てみたら、主催者や責任者は全然得をしてなくて、責任をかぶらない黒幕だけが得をしていたような不祥事も多いよね。桜を見る会にしても、広島県警のスピード違反見逃しにしても、モリカケにしても、猛暑下のオリンピックにしても、役人や警察官やIOCにとって利益はなくて、それで得するのは権力者やスポンサーといった黒幕ばかりなのに、なぜか黒幕ではなく責任者ばかりが責任を問われる構図になっているというか。」

逆沢「それならそれで主催者なり責任者は、黒幕の存在を暴露すればいいのに、なぜかそれをせずに、むしろ黒幕にまで累が及ばないように、自分達が罪をかぶろうとまでするのが、なお腹立たしいわ。政治家の秘書が【全て秘書の私が悪くて、センセイは悪くありません】と擁護するようなものというか。まぁいじめられっ子が、【ボクはいじめっ子にいじめられてなんかいません】と言うのと、似たようなものかも知れないけど。」

鼎「本当の事を言わせてもらえないほどに、強い圧力をかけられているのかなぁ?」

愛原「自分が罪をかぶってでも、そのスポンサーやや権力者に尽くす方が、メリットがあるという事なんだろう。あるいは彼らに逆らった際のデメリットがとてつもなく大きいか? まぁ贈収賄の関係と同じで、たとえ一方が脅し、一方が脅される関係であったとしても、双方が口裏を合わせられるような関係だと、問題の根絶は容易ではない。黒幕は、自分にダメージが及ばないので、今まで通り平気で悪事を貫ける。責任者の方も、問題が明るみに出る度にダメージは受けるが、それでも黒幕に逆らってもっとひどい目に遭うよりはマシと考えるから、みんなに批判されても、やめる動機が全くない。みたいな感じで。」

逆沢「だから責任者は、どれだけ問題視されても止めようとはしない。スポンサーや権力者は無関係、もしくは不祥事に巻き込まれた被害者、もしくは善玉を装い続けると。裏ではこっそり悪事を実行するように薦めても、世間に対しては悪事は絶対に許さないみたいな顔もして。世間には非核三原則を掲げてノーベル平和賞も受賞しながら、裏では平気で核兵器を国内に持ち込ませてた、某戦後2位の長期政権の首相みたいに。」

愛原「そんなベビーフェイスの黒幕が、どうしても悪事を推進したいなら、自分の口からそれを推奨せず、責任者にこっそりやらせるか、それでも足りなければインフルエンサーにステマをさせて、大衆をあおるのが、基本的な手口となるだろう。あおられた大衆が同調すれば、それで良し。大衆が反発しても、その場合は、煽ったインフルエンサーが叩かれるだけで黒幕に累は及ばないからな。もちろんインフルエンサーは、スポンサーなりメディアなりから、報酬をもらってステマしてるだけだから、自身のインフルエンサーとしての影響力までが損なわれない限りは、別に反省する事もなく、今後も同様の発言を繰り返すだろうし。」

逆沢「スポンサーが、人気芸能人らをインフルエンサーとして起用して、流行を作り出したり、世論を煽りたがるのも、そういう事情があるって訳ね。最近、訳の分からないコメンテーターだらけであふれてるのも、ステマとして都合がいいからか?」

愛原「本来、広告(意見広告も含む)と情報は、正しく分けられなければならない。広告の場合は、ある程度は美化・扇動された形で自分達に都合良く広報されるのが普通だし当然でもあるが、逆に情報は正しくないとならないし、公正でもなければならない。情報のふりをした広告そのものであるステマは、その点でも極めて悪質と言わざるを得ない。民主主義は、人々が情報を正しく分析し、判断する事で成り立つのに、その情報を歪めるステマは、民主主義に対する挑戦というか、破壊行為そのものだ。」

逆沢「彼らの仕掛けたステマによって、日本人もすっかり洗脳されてしまってるのかねー? だから欧米と違って、未だに山場CMも健在だし、悪徳政治家や悪徳経営者が、部下が勝手にやった事とか、関係部署が最終決断してやった事とかみたいな詭弁で逃げても、それに納得しちゃったりとか。ひどい奴だと、【警察も特捜部も動かないなら、法的に問題はないってことだ】みたいに言っちゃう奴もいるし。法的に問題があっても、それでも警察や特捜部がまともに動かないから、問題になってんだ!というのも分からないというか。」

鼎「実質、犯罪なのに、イジメで済ませてしまう事例も後を絶たないし。不正な金品授受があっても、バレても返金したらOKとか、役職を辞任したらOKというのも謎だし。警察不祥事には、特にマスコミも追及したがらないし。そんなおかしな事だらけでも、日本スゴイとか言っちゃう人も割といるし。本当に洗脳されてしまってる人が、かなり増えていると思うよ。欧米人なら当たり前にできるような山場CM抑制もできず、見当違いの所を攻撃して、それでも案の定、攻撃の成果が出ないと思ったら諦めて、彼らの術中にはまって、山場CMにも馴染んで受け入れてしまってたりもするあたり。」

愛原「おかけでスポンサーは、ますますやりたい放題。というかテレビ局も忖度し放題。かんぽの不正のニュースとかは全然表に出ないし。セブンイレブンによるオーナーイジメが明らかになっても逆にオーナーを責める論調になったり。関西電力の金品授受問題も、会長辞任だけでいきなり問題収束扱い。福井県周辺に漂う原発利権の闇の解明こそが本丸なのに。東京オリンピックの国立競技場建設に関わるまずいニュースも報道されないし。」

鼎「警察不祥事に関するニュースが昔からほとんど報道されないのも、警察という超大型有力スポンサーを怒らせない配慮がありそうだよね。事件ほど視聴者の興味を引くニュースソースは他に無いし、警察を怒らせて彼らからもたらされるニュースが他局より制限されると、すごく困る事になるだろうから。」

逆沢「この前、辞任に追い込まれた大臣一行のスピード違反に関する報道も、さっさとしろよと思うのに。」

愛原「個人的には、Tカードに関する警察への情報提供問題が、すごく腹立たしいと思っている。あの感じだと、政府も警察も個人情報をこっそり取得する事をますます正当化・既成事実化しそうで怖い。企業もビッグデータの名の元に、どんどん個人情報を丸裸させていきたい流れに加担したいようだが、そう考えると官民共同で、悪しき監視国家化が進行しているのかも知れん。」

鼎「私は、TBSが警察24時の収録中に、鹿児島県警の警官が男性を制圧死させてしまったにも関わらず、その際の映像をTBSが報道しようとしないばかりか、その事件自体を隠蔽しようとした事に、すごく憤りを感じたよ。この放送局は北朝鮮の国営放送と同類だなと失望させられもしたけど、でも実際にはどの局もその件でTBSを攻撃しなかったし、という事は多分どの局も似たような感じだよね。みんな横並びで、権力を監視するというマスコミの使命をすっかりなくしてしまったというか。」

愛原「そういう権力を監視するという役割を放棄したテレビ局に、国民が怒るようなら救いようもあるが、逆にやらせ報道に肯定的な人間すら増えているようだしな。お祭り男とやらが出演する番組で、有りもしない祭りを実在しているがのように報道して問題化したバラエティーに対しても、【バラエティーだから、この程度の嘘は問題無い】とか【面白さが損なわれる方が困る】みたいな声が割とあって驚いた。漫才やコントに嘘があるのは構わんし、上沼恵美子が大坂城は私の家と言っても構わんが、明らかな嘘と分かるものではないものを、いかにも本当のように報道するのはインチキだろ? 面白ければ許されるとか、どこぞのいじめっ子と同じレベルだろ? Post Truthの流れそのままと言われればそれまでだが、報道機関が追及すべき真実性がどんどん軽視されて、面白ければ(or自分達に都合が良ければ)嘘か真実かは重要ではないという流れに、強い危惧を覚える。」

鼎「感動ポルノを話題にした時でも、【美談なんだから嘘でも良い】みたいな声があったけど、これもすごく危険だよね。嘘の美談で、寄付金を募るような詐欺師もいるし。悪徳投資詐欺師が【私は、これで億稼ぎました】と嘘の宣伝しても、それは成功談という名の美談だから許されるのか?と言いたくなるし。効果の無い健康食品を売りつけるような詐欺と同類というか。」

逆沢「なんか悪徳スポンサーや、悪徳権力者の洗脳工作のせいで、嘘にも、不祥事にも、犯罪のもみ消しにも、落ちぶれていく国家の現状にも寛大すぎるというか、それでもスゴイと賛美して安息できるような世の中に、どんどん変えられているような気がするわ。たまに問題が表面化しても、傀儡状態の責任者のせいにして、黒幕を全然叩こうとしないような、洗脳済みの大衆も増えていく一方というか。まぁ性根の腐ったコメンテーターどもが、そういう風に話を持っていきたがるからだけど。」

鼎「テレビ局も、スポンサーや権力に一切媚びない、本来の精神に立ち返って欲しいよね。どんな大企業だろうが、警察だろうが、どれだけ圧力をかけられても、決して忖度せず、権力への監視を貫けるような。そして悪徳メディアがしかける手口を積極的に公開して、国民のメディアリテラシーも高めて欲しいというか。」

愛原「国民が真実の重要性に気付いてくれれば、メディアもそう向かう可能性は高いだろうけど、な。ただ洗脳結果であれなんであれ、今はスポンサーと視聴者の需給が一致してしまいつつあるのが怖い。スポンサーはサーカスで大衆の目を欺くように仕向け、大衆もテレビ局がもたらすサーカスに満足してしまう、みたいな。あるいは、東京オリンピックにしても、最大のスポンサーであるアメリカのテレビ局が夏での開催を求め、最大の視聴者群であるアメリカ国民も、サマー・バケーション期間中であり、同様に人気スポーツの白熱期を避けての夏での開催を求める、みたいな。」

逆沢「アスリート・ファーストといくら叫んでも、実際には誰もアスリートの事なんか第一に考えないとしたら、オリンピックが夏に強行されても仕方ないってか。」

鼎「なんか戦前の日本と同じだよね。国民は、景気の良い話題を求めているし、国家も景気の良い話題をする事で国民の不満を逸らしたいと考えたら、どうしても世論は嘘まみれの景気の良い話だらけになる。一部の真っ当なマスコミが、不都合な真実を報道しようとしても、国家からも国民からもスカンを食って、いずれ廃業するしか無くなる。逆に嘘まみれでも、景気のいい話をすればするほど、本や新聞も売れて、スポンサーも多く集まるなら、どうしてもメディアも売れる報道を目指すようになる、みたいな。」

逆沢「10年以上前から、中国崩壊論とかの本はあって割と売れてたようだけど、ノストラダムスの大予言本も含めて、嘘まみれだろうが何だろうが、売れる本を書いた者勝ちみたいな傾向は、昔から変わらないって事かねー?」

愛原「スポンサーや権力と言われる存在は、自分達の都合の良いようにステマも行なうし、世論も操ろうとする。そこで大衆がそれに気付いて、不快感を感じるか、否か。前者なら、山場CMをあらかた潰せた欧米のように、多少なりとも民主主義もメディア自身も健全化に向かうだろう。しかし逆に大衆がスポンサーや権力サイドの仕掛けた洗脳に取り込まれてしまったら、これはもう歯止めが効かない。スポンサーと大衆が同じ方向を向いてるのに、メディアだけが不都合な真実を報道しようとしても、誰にも相手にされず、嘘つき野郎扱いされて、やがて倒産に追い込まれるだけだからだ。」

逆沢「警察が事件をもみ消しても、大衆が嘘つき警察の言い分を完全に信じてしまったら、メディアはもう抵抗できないって事か? 抵抗しても自分達が嘘つき呼ばわりされるだけだから。」

愛原「個人的には、メディア側がスポンサーに忖度しなければ、大衆が惑わされることもないのだが、どうしても、いつの時代でも忖度したり、圧力に屈する奴は出る。そんな時は、大衆が黒幕であるスポンサーや権力に対して、ガツンとやらないといけない。操り人形をどれだけ叩いても、操り人形は黒幕の言いなり以外には動けないから。悪い親の言いなりになって万引きを繰り返す子供をどれだけ捕まえても、その親自身をなんとかしないと、なかなか状況の改善に至らないようなものかも知れん。」

逆沢「けど、親自身が万引きをした訳じゃない。親が万引きを子供にさせたという証明ができない限りは、親を逮捕するわけにはいかない部分が悩ましい。今回のスポンサーと責任者との関係は、そういうもどかしさがあるのよね。」

愛原「だから、証拠とか、法的責任とかは、今回のお題では重要ではない。親は子供の保護者であるように、スポンサーは主催者の後見人でもある。政治家の秘書が政治家に逆らいがたく、末端の従業員が会社の経営陣に逆らいがたいように、力関係がある分に関しては、責任の所在に関わらず、黒幕に位置する者の存在をしっかり見抜き、そちらに責を問うようにしなければならない。」

鼎「保険外交員や末端の銀行員が、会社の看板を掲げて詐欺行為をやったら、保険会社や銀行自身も、賠償を免れないようなものだよね。【部下が勝手にやっただから、我々に責任はない】では済まされないというか。」

逆沢「関西電力なんかは、【会長や社長などの経営陣が勝手に金品を受けとっただけだから、組織ぐるみではない】という謎論理だったけど? トップが関与して、組織ぐるみじゃないって発想がおかしいだろ?」

愛原「大会社でも警察でも自衛隊でも政党でも、トップの意向に反して不正な振る舞いをする奴はいくらでもいるが、トップが多少なりとも関与していて、組織ぐるみじゃないとか、部下が勝手にやったこととか、詭弁が過ぎるってものだろう。」

鼎「子供が万引きしたとしたら、その万引きした商品が、最終的に誰の懐に入ったかが重要だよね。そこを無視して、法律論とか、責任論とかを語っても無意味というか。」

愛原「そういう意味でも、山場CMに際して、スポンサーを攻撃できた欧米の視聴者は正しい。別にスポンサーがテレビ局に圧力をかけた証拠とかが、必要なのではない。そんなものは探しても見つかるはずが無いからだ。」

逆沢「確かにいわゆるマスゴミも悪いけど、その後ろを叩かないと駄目って事ね。でないと彼らはやらせ報道や偏向報道なども改めようとしないだろうし。彼らからすれば、スポンサーこそが生命線なのに、その生命線を絶たずに兵糧攻めをしても、全然効果がないようなものというか。」

愛原「報道機関をマスゴミと叩く割に、その報道機関が連れてきた芸人を支持する者もいるが、その芸人の背後もよく考えた方がいい。桜を見る会の参加メンバーだったり、政府から100億円の支援を受けてる芸能事務所が重用する人間だったり、色々あるからな。」

鼎「陰謀論的に黒幕を決めつけるのは良くないけど、実際にそれが可能な権力や財力があったり、それだけのお金が動いてたり、露骨な優遇があったりすれば、疑うくらいでちょうど良さそうだよね。特にその黒幕とされる人達にとって、最も得となる方向で歪められていたとすれば。」

愛原「スポンサーは、後見人。後見人は支援をする人であるが、無責であっていいとは思わない。最終的な権限と責任はスポンサーには無いからとか、気付かなかったとか、そんな論理は容認できない。支援するなら、相応の責任も背負ってもらいたい。大衆の方も、そういう思考を強めたい。スポンサーや黒幕は、インフルエンサーに代弁させて自分達は無責任な善玉を装うが、彼らはステマすら行なう卑怯者である可能性も含めて。」

鼎「世の中は、【ステマの何が悪いの?】とか、【やらせ報道の何が悪いの?】とか、【桜を見る会の何が悪いの?】みたいな人もいるけど、そこまで思考が汚染された人達にだけはなりたくないよね? その内、【私の言うことを聞かない人を叩いて何が悪いの?】とか、【既にお金は返したのに何が悪いの?】とか、【あの人もやってるのに、なんで責められなければならないの?】とか、【別に有罪と決まったわけでもないのに、何で責められないといけないの? 有罪でないって事は、全然問題無いって事でしょ?】みたいな思考にもなってしまいそうだし。」

愛原「そういう奴らが増えてしまうと、悪貨は良貨を駆逐するじゃないが、真実こそが闇に葬られる暗黒時代に突入してしまう。そしたら戦前・戦中の日本に逆戻りだ。そんな時代の日本を賛美したがる程に汚染されてない人間がまだこの国には多くいることを信じたいし、権力にもスポンサーにも媚びず、それらをもちゃんと批判できる勇気あるメディアには、惜しみない賛辞を送りたい。スポンサーに忖度しないというのは、口で言うよりも、ずっと大変な事だからな。」

逆沢「残業代は絶対に払わないと明言している社長に対して、残業代を請求したり、納期に間に合わなくても絶対にサービス残業だけはしない程度には、勇気もいりそうだしね。」

愛原「だから、そういう勇気ある人を応援したい。そしてそういうのが社会全体として当たり前の世の中に持っていきたい。今の日本は、不当でもゼニをくれるスポンサー様(取引相手から、会社の経営陣まで幅広く)に忖度するのが当たり前の世の中になるか、そうでないかの分岐点にあると思う。近年になって、お客様は神様ではないという風潮も普通になりつつあるが、スポンサーも神様ではない。ただの契約者、取引相手だ。無茶な客は排除しても良いように、無茶なスポンサーも排除して構わないのだ。」



















過去のたわごと 
 2019年     11月10日 プロスペクト理論とモブの生き残り戦略
10月27日 追い込まれた悪人キャラのダメージ・コントロール戦略 10月13日  いじめっ子キャラの特徴
9月29日 命令に背くNPC 9月15日 平等・公平を維持するためのコスト
9月1日 能力値とスキル 8月18日 地位を与えられた者(中間管理職)
8月4日 パニックホラーもののリーダー 7月21日 パニックホラーものの主人公
7月7日 許される人と許されない人 6月23日 愚民政策
6月9日 壊された人への対応 5月26日 新時代の脅威
5月12日 (攻撃の)大義名分 4月28日 前回の反省とキャスティングの話
4月14日 汚染された情報の拡散 3月31日 理想の選挙制度
3月17日 黙示 3月3日 あの世の世界
2月17日 うまくいかなかった革命後をどうするか? 2月3日 策略としての挑発
1月19日 腐敗した司法(正義の裁きの担い手)  1月5日 強きを挫き弱きを助くVS弱きを挫き強きを助く
 2018年 12月23日 悪の根源≒マウントしたいという欲望 12月9日 Steamのゲーム
11月25日 成り上がったダメ人間 11月11日 自分を強化する技VS敵を弱体化する技
10月28日 限界への挑戦 10月14日 「弱者=守られるべき善人」でない場合
9月30日 脅しによる支配 9月17日 信用できない情報だらけの社会の場合
9月2日 太鼓持ち 8月19日 連続攻撃
8月5日 信用スコアに支配された社会 7月22日 内通者
7月8日 人件費コスト管理ゲーム 6月24日 忠義者キャラ
6月10日 欠陥つき有能キャラの処遇 5月27日 邪悪な独裁者に支配された組織のメンバーの挙動
5月13日 邪悪な独裁者が健全な組織を乗っ取る方法 4月29日 論破
4月15日 正義の味方という名の制裁者 4月1日 平気で嘘をつける人たち 
3月18日 公正世界仮説 3月4日 被害者叩き 
2月18日 政治力 2月4日 統率力 
1月21日 優秀すぎるライバルが現れたとき  1月7日 素性を表す記号としての肩書き
2017年 12月24日 フリゲの雑談  12月10日 賤民階級
11月26日 個性づけとしてのパラメータ 11月12日 宿敵宣言
10月29日 大同団結 10月15日 品質について
10月1日 華麗な策略、汚い策略。その違い 9月17日 平等主義と反平等主義
9月3日 ファン型オタクとマニア型オタクの違い 8月20日 ツイッターの利点と問題点 
8月6日 大抜擢された人材 7月23日 誇りと傲慢
7月9日 傲慢とマウンティング 6月25日 権威を利用するナイトども
6月11日 悪事プレイ(のススメ) 5月28日 異界人(宇宙人)の干渉
5月14日 集団の思考ルーチン 4月30日 人間っぽさ=非効率的な思考ルーチン
4月16日 名声欲 4月2日 無言の圧力と忖度
3月20日 ロスト・ハイ・テクノロジー 3月5日 破壊神の信者
2月19日 一人称形式で見える視野の範囲 2月5日 歴史的人物の当時の評価
1月22日 未来予測 1月8日 人相見(人物鑑定)
2016年 12月25日 商業レビュアー 12月11日 成長戦略の目玉としてのカジノ
11月27日 パニック 11月13日 生存ゲーム的なシチュエーション
10月30日 強敵感 10月16日 感情移入という視点からのキャラクターメイク
10月2日 供給過剰社会 9月18日 血筋
9月4日 統一されるべき尺度 8月21日 暑さと寒さ
8月7日 (優秀な)下っ端 7月24日 超便利社会=超疲弊社会
7月10日 社会的弱者を量産し、彼らを悪の先兵に誘う者  6月26日 少子化社会という舞台
6月12日 有事法制(緊急事態における法のあり方) 5月29日 悪のセレブサロン 
5月15日 成功者が成功後にやりたいと思うこと 5月1日 ゲーム世界とリアル世界の違い
4月18日 過去に戻ってやり直すということ 4月3日 八百長 
3月20日 異邦人(外国人労働者) 3月6日 陣形
2月21日 功績泥棒 2月7日 三国志13をプレイ
1月24日 裏切り者 1月10日 善政家
2015年 12月27日 精神〜命よりも大切なもの 12月6日 独立戦争 
11月23日 ジャーナリスト 11月8日 精神力 
10月25日 優しい指導者  10月11日 助けを求める人たち 
9月27日 兵站 9月13日 善玉が起こした悪事や不祥事
8月30日 カイゼン 8月14日 盗作・ゴースト
8月2日 表稼業 7月20日 正論を用いない説得工作
7月5日 ディストピア 6月21日 財政破綻
6月7日 防諜 5月24日 サイコパス
5月10日 戦犯 4月26日 ハト派とタカ派
4月12日 不遇な先駆者 3月29日 プロギャンブラー(バクチで生計を立てる人)
3月15日 世界の管理者という名のラスボス 3月3日 命令コマンド
2月15日 攻略本・攻略サイト 2月1日 お遊びコマンド
1月18日 精神異常状態 1月4日 NPCの選択判断ルーチン
2014年 12月14日 男女キャラクターの比率 11月30日 不安と安心の役割
11月16日 現実主義者の正体 11月3日 アイテムゲット
10月19日 真相にたどり着けない者 10月5日 挫折
9月14日 嫌いだけど素晴らしい人達 9月7日 売れている作品と面白い作品の違い
8月24日 援軍 8月3日 ブラゲとパケゲ
7月20日 根性論と科学的知見に基づいた肉体改造 7月6日 ディスリスペクト(軽蔑・disり)
6月22日 あやかり系主人公 6月8日 中毒
5月25日 箱庭ゲーム 5月11日 ダブルスタンダード
4月20日 偽りの理想郷 4月6日 防御力
3月23日 自分用ゲーム作り 3月9日 育成する指導者、選別する指導者
2月23日 忠誠 2月9日 変化するキャラクター
1月26日 一芸職人VS器用貧乏 1月11日 評判
2013年 12月23日 身分制度 12月8日 陰謀
11月24日 秘密 11月10日 努力が報われるゲーム
10月27日 ゲームの自由度について 10月13日 出来の悪い二代目
9月29日 怒り 9月15日 撤退戦術
8月30日 ヒール(悪役) 8月15日 覆水盆に返らず
7月28日 予知・予測 7月13日 かつてのヒーロー
6月30日 覚醒(新能力発現・急成長) 6月15日 犠牲
6月3日 単独開発 5月19日 ダメ人間
5月5日 悪徳宗教を必要とする人々 4月21日 悪の連帯責任
4月7日 3種類の立場からみた作品批評 3月24日 中立性を装った愚痴・悪口など(仮)
3月10日 人気対戦競技の条件 2月24日 幻想空間
2月10日 お金 1月27日 尊敬できる敵
1月13日 やる気・気合 12月29日 ルール
2012年 12月15日 厨二病 12月2日 売れ筋
11月17日 改心 11月4日 議論
10月21日 優秀な人材の起用・登用方法 10月7日 憎しみにとらわれた人達
9月22日 友情やコネによる人事起用の危うさ 9月8日 権力欲に取り憑かれた人達
8月19日 敗北の受け止め方〜捲土重来を期すために 8月5日 作者(表現者)が作品を通じて伝えたい思い
7月29日 人が自ら死(自殺)を決意するとき 7月15日 選択肢を選ぶことによる覚悟(リスク)
7月1日 選択肢があるということ 6月16日 宣伝と人気
6月2日 ホンネとタテマエ 5月19日 コンプガチャに学ぶ確率論とイカサマの話
5月6日 鑑識眼 4月30日 平等と競争
4月14日 公務員ヒーロー 4月1日 SF設定
3月18日 情報収集 3月3日 原発考察
2月19日 プライド 2月5日 お笑い
1月22日 ラスボスの処断方法 1月8日 創造→創作
2011年 12月30日 独裁者 12月9日 二次創作品
11月27日 万人向けからマニア向けの時代へ 11月13日 無敵能力の人たち
10月29日 正式名称 10月15日 利の人、情の人
10月3日 ポジティブ・ネガティブ 9月16日 利権
9月3日 借金 8月21日 何も変わらない事の恐怖
8月5日 発信したいオタクと共感したいオタク 7月25日 戦う地方、媚びる地方
7月17日 充電期間 7月10日 ひとそれのアンケート結果
7月2日 供給過剰気味のゲーム(&娯楽) 6月21日 東日本大震災3
6月5日 上司に反発 5月21日 修正する度量
5月14日 挑戦する勇気 5月1日 調子
4月17日 専門スキル 4月3日 東日本大震災2
3月18日 東日本大震災1 3月5日 ネトウヨと不良キャラの共通点
2月19日 信用ラインと警戒ライン 2月5日 信じられない者ばかりの世界観
1月23日 武器を交えない戦争 1月16日 しゃべらない主人公
1月7日 異世界に飛ばされた凡人 12月25日 後ろ向きな嫉妬心
2010年 12月19日no2 人それのゲーム難易度 12月19日no1 社会人型キャラ
12月11日 新作公開してから一週間 12月5日 新作ゲーム紹介
11月20日 理想と現実 10月29日 新作公開予定
10月18日 派閥 10月1日 仲間
9月19日 キャラクターイメージ 9月6日 理想を持った人間。そうでない人間
8月21日 革命後 8月8日 長編のオチのつけ方
7月24日 勇者は世直しができるか? 7月10日 全力集中プレイと長期戦略プレイ
6月27日 RPGのチームバトル 6月13日 傭兵団
5月29日 相手の思考をよんでみよう 5月14日 扇動する者、される者
5月7日 こっそりアンケート設置お知らせ、ほか 5月3日 地方を主人公の舞台にしてみよう
4月17日 コンピュータは人間を上回れるか? 4月2日 政権交代から6ヶ月が過ぎて
3月22日 フィクション 3月12日 困ったパーティメンバー
2月21日 責任 2月6日 教育
1月23日 トップダウン式製作とボトムアップ式製作 1月10日 ゲーム作成スタッフ
2009年 12月25日 政権交代から3ヶ月が過ぎて 12月12日 血液型
11月29日 編集日記・編集後記 11月14日 AVG(+SLG)制作中
10月31日 シナリオ 10月18日 ゲーム作りで完成までこぎ着けるためには2
10月3日 オリジナル 9月19日 ゲーム作りで完成までこぎ着けるためには
9月6日 実在モデルをどこまで採用できるか 8月24日 素材?
8月14日 今時の報道スタイル 8月8日 ユーザーサポートにメールを送ってみました
7月25日 恋愛シミュレーション2の魅力? 7月11日 人気と実力
6月27日 打ち切り 6月19日 エロゲ規制強化の流れからみるゲーム考
6月6日 貴族階級 5月23日 悪の戦闘員
5月10日 異なるキャラクターの視点でみてみよう 4月24日 強者がますます強くなる・・・
4月11日 ゲームエディタ 3月29日 愛郷心
3月22日 匿名ネット社会 3月6日 暗躍する超能力者たち
2月22日 信者キャラ 2月15日 必殺技
2月1日 アンチヒーロー(悪役型英雄) 1月23日 カタストロフィーを未然に阻止しよう
1月16日 フェアな戦い 1月3日 あれから幾年後
2008年 12月28日 国盗りSLGの景気対策 12月20日 現実世界をゲーム化してみよう
12月5日 内部対立 11月29日 推理もの??
11月22日 悪人とも言い切れない罪人 11月7日 正史
10月31日 萌えない女性キャラ 10月18日 関西弁
10月5日 大阪 9月21日 避けられない強大な敵
9月7日 人気・魅力・カリスマ 8月29日 黒幕
8月23日 運と実力 8月9日 COMの思考ルーチン
8月3日 新シナリオ「HeiseiNippon」公開 7月19日 軍師
7月5日 各国の思惑を構成するもの 6月21日 催眠術
6月7日 和解 5月24日 知恵者
5月16日 千年生きてみよう 5月3日 生き残ることと勝ち残ること
4月18日 冷酷な指導者 4月5日 お金の使い道
3月15日 若さ 3月7日 性能と運用
2月29日 アンケート現況発表(質問2について) 2月22日 広報戦略
2月10日 差別 1月27日 敵のスペック

1月13日 神の加護、神聖魔法 12月30日 フリーゲームのレビュー
2007年 12月16日 国盗りゲームのパターン 12月1日 謎について
11月16日 ゲーム世界での対人設定2(その他視点) 11月3日 ゲーム世界での対人設定1(味方視点)
10月20日 レジスタンス勢力 10月5日 終盤〜エンディング
9月21日 世襲について 9月8日 悪役(ヒデブ派5隊長など)
8月24日 確率について 8月10日 セーブ&ロード
7月27日 成長について 7月15日 SRPGにおける白兵部分のゲーム的処理
6月30日 SRPGのマップのシステム 6月17日 徴収と略奪
6月2日 兵科あれこれ 5月19日 理想の君臣関係
5月4日 経済力うんぬん 4月21日 戦略ゲームと戦術ゲーム
4月6日 公開情報と非公開情報 3月24日 個人戦用の武器等
3月9日 兵士の武器 2月25日 ゲーム作りとゲーム遊び
2月11日 少数派(属性持ち)向けゲーム 1月28日 バージョンアップ

1月13日 宮田軍にてこ入れ? 12月30日 フリーゲームの宣伝
2006年 12月15日 投票・アンケート 12月1日 最強の敵
11月18日 動かしやすいキャラと動かしにくいキャラ 11月4日 デバッグ
10月22日 現代・近未来ものについて 10月6日 趣味の社会人クリエイター
9月15日 新作?の状況について 9月8日 BGMについて
8月27日 登場人物の口語表現 8月12日 女性キャラ
7月28日 主人公選択式ゲーム 7月16日 マイサイトについて
7月2日 死について 6月17日 風刺について
6月2日 シナリオタイプあれこれ 5月19日 ゲーム作りの進め方について
5月5日 ゲーム作りを始める時について 4月21日 高能力キャラの表現方法
4月8日 悪い敵 3月31日 名前について
3月18日 伝え方と伝わり方 3月12日 キャラクターのプロフィールについて
3月5日 アマとプロによる基本プロット考 2月25日 自作CGについて
2月19日 著作権について 2月12日 バックグラウンドの設定について
2月5日 SRPG95の次回作に対する期待 1月29日 分岐と自由度について
1月22日 難易度について 1月15日 勢力別能力値考察
1月8日 主人公について 1月1日 ユニットの能力値をどういじるかについて
2005年  12月30日 12月23日 12月16日 12月9日 12月2日 11月25日 11月18日 11月11日 11月5日 10月31日















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