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愛原様のたわごと(20年3月29日)







愛原「前回、コロナ騒動に関して、お前がこんにゃくゼリー騒動というキーワードを持ち出したが、俺はマクドナルドのナゲット騒動を思い出した。」

鼎「冷静に考えたら、よくある店員による食品衛生関係の一不祥事に過ぎないんだけど、なぜかすごい規模でニュースが拡散されて、マクドナルドの株価も半値くらい下がったんだよね。」

逆沢「政治家の不祥事に関するニュースにしてもそうだし、企業不祥事に関してもそうだし、交通関係の不祥事でも、災害関係でもいえるけど、なぜか過大に報道される事もあれば、隠蔽されているとしか思えないレベルでしか報道されずに埋もれてしまう事もあるのよねー。」

鼎「企業不祥事で言えば、ライブドアの時の騒ぎはすごかったよね。でも実際には、ライブドアより何倍も悪質な事をした大企業について、なぜかマスコミは徹底して黙り続けていたり。交通関係では、加害者側が自転車やお年寄りの時にやたらその部分を強調して、バッシングしてみせたり。災害や気象関係では、地方ほど報道が露骨に小さくなる傾向があったり。」

愛原「ただマクドナルドの騒動の時も、実際に株価が大きく下がったりしたし、それはただの過剰な噂話で済まされないんだよな。みんなが大きく騒いだら、内実に関わらず実体経済にも大きく響いてくる。」

逆沢「みんなが騒いだらと言うよりは、マスコミなり政府なりが、焚きつけてるだけの気もするけどねー。今回のコロナ騒動も、政府や行政による自粛要請や、いちいち感染人数が何人増えましたとあおりたがるマスコミのせいで、社会活動や経済にみるみる悪影響が出ているというか。」

愛原「俺としては、【今日の日銀はETFをいくら買い込みました。日銀のETF購入額は、さらにいくら増えました。】とか、今のコロナ報道と同規模で発表して欲しいわ。そしたらさすがに金融リテラシーや財政リテラシーに関して本気で勉強したがる人も増えてきそうだし。」

鼎「口先だけはいくら冷静な対応を求めても、報道規模が大きくなると、それだけで騒ぎを大きくする効果はあるよね。今回の騒ぎは、かつて赤松口蹄疫といわれた時よりもずっと大規模だし。ただあの時は、担当大臣が仕事で出て行っただけですごくバッシングされたけど、今回は色んな議員が資金調達パーティーを開こうが、総理が会食続けようが、総理夫人が不要不急のパーティーでもりあがろうが、なぜか当時、赤松口蹄疫と煽った人たち程、逆に政権を擁護している感じで気持ち悪いんだけど。」

逆沢「当時、あれだけ民主党政権を批判していた人なら、なおのこと今の政権を批判すべきなのに、確かに不思議でならないわ。ひどい人間になると、【今は戦時中モードなんだから、かつて戦争中だった頃の日本のように、与野党関係なく一致して政権のために協力しろ】と主張する輩もいるようだし。非自民政権だった時は、そんな主張はこれっぽちもしなかったのに。」

愛原「戦時モードといっていい程の大災厄が今、起きているのか、これから起きるのは分からないが、各国政府の中にそういう主張をする人達が何人もいて、実際に自粛要請やら都市封鎖やら渡航禁止措置やら緊急事態宣言までやる以上は、社会がそういう緊張・緊縮した状態であって欲しいと考えており、また誘導しているのだろう。」

鼎「アメリカでは、リーマンショックの最悪時と比べて失業者数が5倍も出ているそうだよね。既に300万人超えてるとか。コロナで殺される人よりも、経済封鎖で殺される人の方が何倍も出そうな勢いというか。」

逆沢「まぁコロナも、感染者数を本気で調べたら、アメリカの失業者数に負けず劣らずの、とんでもない数になりそうだけどね。但し、感染しててもほとんどの人は自覚や実害がないまま収束するから、それでパニックになる必要はないだろうけど。」

鼎「日本人の約半分にピロリ菌が感染(?)してるからといって、ほとんどの人に実害がないようなものだよね。」

逆沢「政府やマスコミもそうだけど、一般人の中にも武漢ウイルスとか言って、やたら騒ぎを広げたがる人もいるみたいだけど、彼らは騒ぎを広める事で何が嬉しいのかねー?」

愛原「おそらく責任を押しつけたいんだろうな。たとえば武漢ウイルスとか言ってあおる人間の大半は、おそらく中国の事が元々嫌いな側の人間だ。関東大震災の時に朝鮮人暴動説を広めた奴と、思考回路は大差ない。災害による被害の責任を誰かに押しつけて攻撃する事で快感を得たいだけの醜い人種だ。」

逆沢「じゃあ各国の政府の場合は、コロナ騒動を大きくして、何に何の責任を押しつけようとしてるんだ?」

愛原「おそらく不景気の責任を、コロナウイルスのせいという事にして、なすりつけようとしているのだろう。去年の12月22日も含めて、何度も言ったが、景気は循環する。好景気の次は必ず不景気が来る。前回の大不況は、リーマンショックと言われて、リーマン・ブラザーズに不況の責任の多くをなすりつけられた感があったけど。」

鼎「そういえば東京オリンピック前後くらいに不景気が来るとは、何年も前からずっと指摘され続けられてたよね。日本国内では、終了後に不況が来るという認識が主だったけど、世界経済全体でみれば、東京オリンピックの影響なんて微々たるものでしかなく、オリンピックのあるなしに関わらず、時期的にオリンピック前後に不況が来るという認識が主だったようだけど。」

愛原「好景気末期特有のバブルなカネの流れが、顕在化し出していたからな。いくら米国株が強いと言っても、いくらなんでも一度大きな調整が入らないとおかしいくらいに高騰し続けているという認識も、その道の人の間では強まる一方だったし。」

鼎「リーマン・ショックも、リーマン・ブラザーズの破綻はあくまできっかけに過ぎず、仮にリーマン・ブラザーズが破綻しなくても、その場合は別の理由で近い内に大不況が起きてもおかしくない状態だったよね。サブプライムローンの爆弾とか、色々抱えてたから。」

逆沢「つまり各国政府は、コロナ騒動で大きく騒ぐ事で、コロナに次の不況の原因を押しつけようとしているという事か?」

愛原「というか、コロナを大義名分に、故意に不景気を作り出そうとしているわな。封鎖命令なり自粛要請なりで経済を故意に収縮させているというか。コロナウイルスで騒ぎになってる今の内に、急いで相場と経済構造の再調整・再編成をしようと考えている節すら感じられる。」

鼎「実際には、去年の頃にははっきりと景気後退の兆しは出てたよね。それでも日本政府は【緩やかな回復】と強弁してたけど。確か、今回初めてそういう表現が外されたのかな? コロナを理由に。」

愛原「消費税を10%に上げて以降、日本経済の後退は著しく、2019年10月~12月のGDPの落ち込み具合など大概だったからな。」

鼎「けどその統計結果が発表されたのが最近という事もあって、なぜかコロナのせいと弁解する関係者もいたそうだよね。」

逆沢「2019年10月~12月期の景気後退は、コロナのせいって、おかしすぎるだろ♪」

愛原「統計結果が発表されたタイミングでは、既にコロナ騒ぎが起きてたから、それに便乗したんだろうな。まぁいずれにしろ、全てをコロナのせい、もしくは中国のせいにすれば、トランプショックなり、東京オリンピックショックなり、アベノミクスショックなり、他のせいにはされずに済む。不況自体が避けられなくとも、せめてそのタイミングを調整して、自分たちが不名誉をかぶるのだけは避けようと、各国の首脳らが画策しても、それ自体はなんらおかしくない。」

逆沢「とすると今はまだ不況の入り口に過ぎないって事か?」

愛原「それは分からん。各国政府がいたずらに過剰反応しているだけ。あるいは本気で全力でコロナ撲滅のために動いているなら、コロナの収束にそれほど時間はかからない可能性も高く、そうなればすぐに経済も回復するだろう。株などを仕込みたい人にとっては絶好のボーナスタイムといえる。しかしコロナを隠れ蓑に、こっそり爆弾も処理しようとしているなら話は別だ。さらに煽り続ける事でコロナ騒動はまだまだ長引くだろうし、クルーズ船内でウイルスを培養したように、封じ込める努力をしているふりをして実はオーバーシュートが世界中で起き続けるような方向に誘導されていく可能性も高い。自粛・緊縮こそ正義といわんばかりの世論の誘導も当面はさらに強まるだろう。つまり景気回復までは相当長引く。今、株に手を出した人は、落ちるナイフで大けがをさせられる可能性も出て来るだろう。」

鼎「日本のバブル崩壊の時も、そんな感じだったよね。バブル最盛期の頃は日経平均株価が4万円近くあったから、それが3万円くらいまでストーンと落ちて、その後一時的に3万2千円くらいまで反転したりもしたから、【底値は確認した。ボーナスタイム到来】とばかりに青田買いに走った人もたくさんいただろうけど、実際にはさらに株価はどんどん落ちていって、最高値を記録してからじわじわ1年かけて2万円近くまで落ち込んで、2020年になった今でも救われないような悲惨な状態になってしまってるというか。」

逆沢「つまり今が底なんて思ってると、そこからさらにストーンと大きく落ちて、生きてる内に救われない可能性もあるって事ね。今が【株価激安キャンペーン期間中】だと思っていたら、実は【二度と救われない地獄への片道切符キャンペーン期間中】でしかない場合もあると。」

愛原「そうでなくともコロナを理由に人の流れを抑える事で、人為的に不景気を作り出している状態だからな。株価操作などによる人為的な好景気の後の、コロナを理由にした人為的な不景気と、本来の景気の流れを色々ゆがめているので、どう転ぶか、まるで予想が付かん。」

鼎「日銀が巨額投資しているETFの出口戦略を、いつ、どう処理するかでも、世の中の景気や経済状況は激変するだろうし、今はもう人為的に好不況を操作されすぎて、庶民が相場に手を出すのはかなりリスキーになっちゃってるよね。」

愛原「日銀の出口戦略について、事前に情報を得られる立場の人なら、事前にダブルインバース仕込んだり、あるいはバズーカー打ち込まれる直前に特定の株式にしこたまつぎ込んだり、色々する事で爆益確実だろうけど、そうでない人は、日銀によってある日突然大損する可能性が常につきまとうからな。」

逆沢「実際、ダウも日経も円相場も、ものすごい乱高下状態だしねー。コロナがどうこうではなく、それをタテマエとした各国の金融政策や経済政策がどうなるかが全く読めないから。」

鼎「経済の観点からみると、コロナが焦点ではなく、それをタテマエにした各国の政策がどうなるかが焦点だよね。海外渡航規制が、どのくらいの時期まで続くか? どの範囲までの規制が行われるか? 外出制限がどのレベルで行われるか? それによって商品の流通規模も全然違って来るし。必要な原材料や商品が届かないとか、お客さんが全然来なくなったとか、当面の運転資金が確保できないとか、労働者を大量解雇せざるを得ないとか、色んな問題も出て来るし。もちろん逆にそれによって特需が発生する会社もあるかも知れないけど。」

逆沢「アメリカに限らず、日本を含むどの国でも、コロナウイルスに殺されるより先に、自国のコロナ対策によるセルフ経済制裁で殺される可能性も出てきつつあるって事ね。」

愛原「セルフ経済制裁というブレーキを効かせながら、政府が緊急経済対策というアクセルを仮に不適切な形で踏み込むと、さらに経済的には危険な状態になる。少なくともアクセルとブレーキをかつてない規模で同時に激しく踏み込むから、余程ハンドルさばきをうまくやらないと、相場は方向性を失いやすく、どうしても乱高下しやすくなる。また緊急経済対策の中身が赤字国債を財源とした単なるバラマキなら、市場の貨幣供給量と借金だけが増えて、数十年先まで不確定要素の高い不安要素だけが高まるリスクも背負うことになる。」

逆沢「各国政府の緊急経済対策やらをみると、大規模な経済支援を行うという声はあちこちから聞こえてくるけど、議論中の段階で留まってるというか、中身がよく分からない国も少なくない印象もあるんだけど、実際はどうなのかな?」

愛原「分からん。日本政府の対策に限っても、声だけは大きいが詳細が分かりにくいor全く詰められてない印象を受ける。ほぼ確定情報といえるのは、赤字国債を財源とするという一点くらいだな。本当に米国債がまともな債権というのなら、今度こそそれを大量に売って財源にしろよとも思うんだが♪」

逆沢「また赤字国債か。もう、それだけはやめろよと思うのは私だけか?」

鼎「世間的には、【将来よりは今の生活の方が大事】みたいな主張も多いし、もらえるお金はもらいたい的な思考からか、赤字国債によるばらまきを支持する声は、結構多いらしいけど。」

愛原「【将来よりは今の生活の方が大事】を何十年も積み重ねてきた結果、今の借金大国ができあがったんだけどな。まともな欧米諸国なら下げた金利は上げて戻すし、ばらまいた分も後でちゃんと回収もするんだが、日本の場合は【景気回復に水を差す】とかいって放置し続けるから、借金だけが増える増える。そして借金の増加に反比例して、国際的な地位も落ちる一方。借金すればするほど豊かになれるなんてのは幻想で、実際には借金がふくれあがりすぎた結果、日本の競争力はすっかり失われてしまったといった方が正しい。働いても働いても、借金の返済で消えてしまい、将来への投資に回す余裕すらない状態なんだから。」

鼎「借金すればするほど豊かになれるなら、他の国も、みんな日本やギリシャやアルゼンチンの真似をしてるよね。実際にはそんな事をしたら、後で痛い目を見るから、まともな国はそんな無秩序な経済政策を選ばないだけで。」

逆沢「にも関わらず、未だに【今の生活の方が大事】とか、【さらに借金してでも今の景気をよくすべき】と叫ぶ連中は、どういう根拠でそういう考えをしてんだ?」

鼎「私が恐ろしいと感じたのは、普段、ニセ科学を論破したりして、論理的な思考を持っていそうな人でも、そういう現代貨幣理論的なトンデモ経済学の支持者は少なからずいる事なんだけど。」

愛原「どんな優秀なお医者さんでも科学者でも、専門外の事に関してはシロートだ。高須某とか見てたらよく分かるだろ。ちょっと論理的に考えたら、ナントカ還元水とやらに特別な医療効果があるというのも、関東大震災の際の朝鮮人虐殺はなかったなんて事も、いくら借金しても大丈夫なんて事も、全部ひどいウソという事くらいすぐに分かりそうな話なんだが、それでも都合の良いことしか信じたがらない人はいくらでもいる。」

鼎「私がネットでみる範囲で、多いと感じたのは【無い袖は振れないんだから、最後は踏み倒したら済む話】という理屈で、借金を容認する人かな。」

愛原「踏み倒すとどうなるか? あるいはそう簡単に踏み倒せるなんて思ってるのか? その認識の甘さがどうやら背景にありそうという事か? よし。じゃあ今回のテーマは【借金取りの恐怖】にしよう。」

鼎「借金取りの怖さに関しては、ナントカ金融道みたいな漫画を読んだら、一番分かりやすいよね。」

逆沢「借りた側の人間は、あらゆる方法で踏み倒しを企んだりするんだけど、最終的には正義(?)の借金取りに捕まって、無理矢理にでも回収されてしまうお話ね。極道漫画の延長といっていいのか、経済漫画の一環といえるのか分からないけど。それなりには人気があるジャンルというか。」

鼎「けど実際の世界では、どうなのかな? やっぱりヤクザな取り立てというのはあるのかな? 無理矢理ソープに沈めたり、マグロ漁船にのせたり、目玉や腎臓を取り出したりみたいな。」

愛原「そこまでは滅多にないと思うが、債権自体はきちんと回収してるぞ。でないと金貸しは、みんな倒産しかねないから。本屋でも、一冊万引きされたらそれを取り戻す為に10倍近くの本を余分に売らなければならないように、金融業界でも、一件踏み倒されたら、それを補うのに、とんでもない労力を必要とする。逆を言えば、そう簡単には踏み倒しを許さないシステムになっている。それは大銀行であれ、街金であれ、ヤミ金であれ、いずれにしろ変わらない。」

鼎「担保とかをきちんと取ってたら、まだ回収はしやすいだろうけど、そうでなければどうやって回収するのかな? 無い袖は振れないということわざもあるけど。」

愛原「担保があろうが無かろうが、資産となるものがあれば、まずそれを差し押さえにかかる。土地でも家でも車でも、著作権や営業権のようなものでも、資産価値がありそうなら、なんでも差し押さえる。」

逆沢「資産自体がなければ? 持ち家も無く、車も貯金も無いみたいな感じで。」

愛原「そいつが無職で無ければ、まず給料なり収入源を差し押さえる。無職であるか、もしくは収入源を差し押さえても全然追いつかない状態でも、方法はいくらでもある。」

逆沢「いくらでもあるって、たとえばどんな?」

愛原「一つは、借り換えをさせる。これは銀行や大手ノンバンクなどが多用する手口。たとえば銀行は、系列のノンバンクを紹介して、そこから借り入れさせる事で銀行への返済をさせる。大手ノンバンクなら、街金。さらにヤミ金といった具合に、よりヤバい所に借り換えをさせる事で、とにかく自社の借金だけは回収する。」

逆沢「ただの時間稼ぎというか、自転車操業じゃねえか。」

愛原「借金で首が回らない債務者は、時間稼ぎができるだけでも有り難いから、この手の借り換えはよくやるぞ。ボーナスが思ったよりも少なくて、リボ払いができないから軽い気持ちで街金から借りて、それを家のローンの返済に回すなんて話はよく聞くだろ?」

逆沢「ああ、そんな感じで自分から傷口を広げていく訳ね。」

愛原「あと債権譲渡という手もある。街金未満になると、自分の力で回収困難な場合、よりヤバい筋の者に債権自体を売ってしまうのも珍しくない。つまり金を借りた者は、いつの間にか見たこともないヤバい筋の連中に、ある日から返済を迫られるという事態もあり得るわけだ。」

逆沢「まともな筋の所から借りたから、踏み倒しても怖くないとタカくくってたら、ある時から得体の知れない怖い連中に返済を迫られる可能性もあるって事ね。」

愛原「こういう連中に、法の加護は通じない。さすがに昭和の頃のような無茶な真似はできなくなったが、それでも色んな嫌がらせを受けるリスクくらいは背負わねばならない。」

鼎「そういう人が、故郷を捨てていつの間にかホームレスになっちゃったりするのかな?」

愛原「身元がはっきりしている限り、彼らはいつまでも追いかけてくるから、身元を隠して生き続けようとすれば、ホームレスを含む、いずれにしろかなり不便な生活環境を余儀なくされるリスクはあるだろうな。」

逆沢「だったら、少しくらい嫌がらせをされても、開き直って堂々と踏み倒した方がいいかも知れないわね。」

愛原「精神と肉体が持つならな。まぁ大抵の人間は、そこまで追い詰められると、アウトローな仕事をさせられるようになっていくだろうけど。」

逆沢「アウトローというと?」

愛原「飛ばし携帯の購入をさせられたり。架空口座作りに荷担させられたり。受け子やらされたり。その他色んな悪事の手伝いをさせられる。かなりリスキーではあるが、それでも普通にコンビニでアルバイトするよりは、ずっとカネになるので、元々借金で首が回らない彼らは、たいていの場合は自ら望んでそんな仕事を喜んで引き受けるようになっていく。女性なら性風俗行きコースが鉄板なのは、令和になった今でもおそらく変わらない。公務員(もしくはそれに準ずる公益性の高い職業)なら、反社会勢力に色々便宜を図る条件で、今の仕事も辞めさせられず、表向きは平穏な生活を維持させてもらえる可能性もある。」

逆沢「なるほど。振り込め詐欺などが一向に無くならないのは、借金が返せない人が、そのような道にどんどん落ちていくからって事か。借金で首が回らない人がいる限り、反社会勢力は他人名義の口座も、他人名義の携帯も、他人名義の車も、名目だけの法人も、なんでも入手可能なわけだから。さらに警察官や公務員の中にも手下がいれば、税金滞納者のような高利貸しにとって最大のカモの個人情報も得放題だし、元犯罪者を仲間に引き込んだり、元ヤク中を再びいいお客さんに誘ったり、捜査情報を横流ししてもらったり、金に困ってる議員を抱き込んだり、色々やりたい放題になるだろうから。

鼎「けどそれは弱い小市民の立場であって、大企業や国家相手だとどうなのかな? 忖度が当たり前の世の中だし、彼ら相手に返済を求めても、開き直って踏み倒しを宣言されたら、とても取り立てられないような気がしなくも無いけど。」

愛原「お前ら、借金取りをなめすぎている。大企業や国家相手にカネを貸すような連中は、当然それに見合う強持ての連中ばかりだぞ。たとえば大王製紙の若社長が、ギャンブルで多額の借金をして大騒動になった事があったわな。たかがギャンブルなのに、何で彼がそれを踏み倒せなかったかを考えてみた事があるか?」

逆沢「日本国内だったら、ギャンブル自体が違法というか、ギャンブルによる借金自体が無効だから、借金を返す必要はなかったと思うけど、外国は違うのかねー?」

愛原「そういう問題では無い。違法・合法の問題では無く、踏み倒しようがなかった点が問題なのだ。ハマコーがラスベガスでウン百万円負けたとか、ギャンブルで大損する話はよく聞くだろうが、大物政治家であれ、大物実業家であれ、彼らの政治力・権力をもってしても絶対に踏み倒せないシステムがあるからな。」

逆沢「ま、考えてみたら、当たり前の話なんだろうけどね。国外逃亡されたら借金を返してもらえないで泣き寝入りするしか無いなんて事になったら、マカオにしろラスベガスにしろ、世界中のカジノ場が倒産ラッシュになるだろうし。」

愛原「そういう事。国外に逃亡しようが、ぜーったいに彼らは借金は回収する。そういうシステムが存在するのだ。逆を言えば、国外逃亡されて泣き寝入りするようなカジノ場は笑い物になる。というか借りたカネの踏み倒しを得意とする詐欺師達にとって絶好の狩り場になる。ゴーンが海外逃亡した際に、日本自体が笑い物になったみたいにな。日本スゴイの報道しかやりたがらない日本のマスコミは、ゴーン逃亡事件を受けて世界がどう反応したかについて、ほとんど触れなかった(or一面的な部分しか触れなかった)けど。」

鼎「ギリシャやアルゼンチンが追い込まれたのも、同様の理由だよね。絶対に借金からは逃げられない。だから追い込まれるしかなかったと。」

愛原「アルゼンチンが何度もデフォルト宣言してるのは、何度も踏み倒して開き直っているのでは無く、債権者に生かさず殺さずの状態に置かれてしまっているからだ。決して、【破産宣告しましたから借金もキャラになりました】という訳では無い。言ってみれば民事再生法や会社更生法と同じ。債権者の手によって強制的に返済計画を決められて、債権者がアルゼンチン政府を操って、アルゼンチン国民を働かせて借金を返済させ続けている状態ともいえる。」

逆沢「債権者、強すぎるだろ。」

愛原「そりゃ強いぞ。かつてアメリカと二分する軍事力を保有していたソビエト連邦ですら、借金取りからは逃げられない。国民がどれだけ困窮しようと、生かさず殺さずの状態において彼らは容赦なく返済を迫る。ミサイルも核兵器も、借金取りの前では無力だ。」

鼎「生かさず殺さずというのが、えぐいよね。」

愛原「殺してしまうと、貸したお金が二度と返済不能になってしまって、債権者視点では丸損だからな。だからアルゼンチン政府もギリシャ政府も潰さない。アルゼンチン国民もロシア国民も、飢え死にはさせない。できるだけ健康を保たせて、死ぬまで働かせる。」

逆沢「そういや今の日本も、健康寿命を延ばしましょうとか、一億総活躍で死ぬまで働けみたいな流れになってるけど、もしかして日本にカネを貸してる連中が、そういう方向に持っていってるのか?」

鼎「現代貨幣理論の支持者からすれば、【日本の政府の借金は海外からほとんど借りてないから、むしろ債権であり資産です。だからいくら借金してもOKです】って話になんだけど・・・。」

愛原「一般の日本人は、債権者ではなく債務者だ。債権者というのは、貸した側の人間であり、取り立てる能力をもった人間の事だ。一般の日本国民の大半は、そもそも貸してないのに債権者になれる訳がない。そして大半の国民は、慰謝料も養育費も、本気で踏み倒されたら回収する術もない。そしてそれ以前にお前ら、一方的に税金という名目でカネを巻き上げられる側だろがと。」

鼎「日本国民にしろアルゼンチン国民にしろ、一般大衆の多くは、自分たちが金を借りたという自覚は無くて、政府が勝手に借金しただけで、【なんで自分たちがカネを返さなくてはならないのか?】という不満の方が強いと思うけど・・・。百歩譲っても、【昔の国民(老人)が作った借金を、なんで今の国民(若者)が返済しなくてはならないのか?】という不満は絶対残るというか。」

愛原「言っておくが、借金取りからしたら、誰に借金を返してもらっても構わないんだぞ。これは法律ではなく、実務の問題。借りた本人が返せないというなら、連帯保証人から返してもらっても構わない。娘に払ってもらっても構わない。会社に建て替えてもらっても構わない。政府に公的資金を注入させてそれで返済してもらっても構わないんだ。というか、そういう方向に持っていく。」

逆沢「つまり東電とか、特定企業が政府の金銭支援を受ける事で倒産を免れたというケースは、倒産されると債権の回収が困難になって困る金融機関が、そういう方向に誘導したという方が正しいって事か?」

愛原「東電なんかは、万年赤字の不良中小企業と異なり、倒産さえさせなければいずれ確実に回収できる相手だからな。そりゃあそういう方向に持っていく。」

鼎「不景気になると銀行に公的資金注入という話も聞くけど、これも政府が銀行を救済するというよりは、銀行が各企業等に貸して発生した不良債権を、政府が肩代わりして支払ったという方が正しいという事かな?」

愛原「イエス。貸し手からすると、誰に返してもらっても、結局同じ事だからな。貸した相手が返済不能なら、親でも子でも、誰でもいい。もちろん政府でも構わない。これは法的な問題では無い。法的には保証人でもない限りは、親にも子にも、もちろん政府にも返済を代行する義務はないのだが、その【法的に返済義務の無い相手にどうやって返済させるのか?】が腕の見せ所という奴でだな。時には情に訴え、時には脅し、とにかくあらゆる方法で借金を回収する。」

逆沢「つまり出来の悪い親の借金の返済の為に、娘がソープランドで働く構図は、決して漫画的な虚構では無くて、借金取りがそういう方向に誘導していくって事か。時には情に訴え、時には嫌がらせもし。そして世間体を気にした娘の側から、いずれソープランドで働く道を選ぶようになっていくというか。」

愛原「借金取りにとって、返してくれる相手は誰でも良い。返してくれさえすればそれで良い。ここは忘れてはならない。だから【俺が借りたわけでも無いのに、なんで返さなければならないんだ】という理屈は通用しない。これは国家レベルでも同じ。」

鼎「つまり【国家とハイエナ】という経済小説であったような、石油タンカーを債権者が差し押さえるみたいなのも、現実世界で十分あり得るという事かな?」

逆沢「【国家とハイエナ】って、どんな内容?」

愛原「アフリカのとある小国を舞台にしたお話。その小国が発行した国債の返済をさせるため、債権者がその国の石油タンカーを物理的に差し押さえ、国際的な裁判所の支持も得て、最終的に石油タンカーを差し押さえたりする。要するに債権者は、国家による借金の踏み倒しを絶対に許さない。資源を差し押さえてでも、容赦なく債権は回収するというお話。物語では、債務者側の政府は、タンカーは民営であり国とは無関係という主張で差し押さえの無効を主張したりもするのだが、債権者側はあらゆる方法でそれを崩していく。国家相手に巨額のカネを貸すような奴だけあって、債権者のバックは強力で、借金返済に苦しむ小国風情が何を言ったところで、どうにもならない。」

逆沢「つまり日本政府が将来借金を踏み倒しますと宣言したら、債権者は、日本に出入りする貨物船自体を差し押さえても、債権の回収は必ずやり遂げるって事か?」

愛原「彼らも、殺してしまうと丸損なのは分かっているから、基本は生かさず殺さず。余程政府がアホでない限りは、アルゼンチン程度では済むかも知れない。(但し日本が背負ってる借金はギリシャやアルゼンチンとは桁が違うので、同じ展開で済むとは限らない)。しかし容易には浮きあがれないとは思った方がいい。国内での借金が主だから大丈夫なんて事にもならない。日本の銀行は、経営危機になる度に日本政府に公的資金を常に注入させ続けたように、今後も借金の回収が困難になる度に日本政府にたかり続けるだろう。もちろん日本政府はこれを拒否することもできるが、その場合、彼らは日本政府以外からカネを回収しても生き延びる道を選ぶ。債権を国内外のヤバい筋に売り飛ばしたり、最悪の場合は海外資本に身売りしてでもな。」

逆沢「日本政府が借金の返済を拒んだら、日産がルノー傘下になったように、日本のメガバンクがどこかの国の企業の傘下に入ってもおかしくないって事ね。」

愛原「金貸しにとって、カネの回収は絶対。これができない金貸しは、新銀行東京のようにタカられてあっという間に実質廃業に追い込まれる。だから貸した相手が返済不能になったら、親でも子でもたかるし、あるいは政府にもたかるし、それでも駄目なら海外資本に身売りをしてでも回収するだろう。仮にお前が金貸しからの取り立てから巧みに逃れられたとしても、その金貸しが経済的に困窮しておらずピンピンしているならば、その金貸しは別の誰か(他の親族なり、知り合いなり、政府なり)から代わりに巻き上げたと思って差し支えない。」

逆沢「なるほど。たとえば私が金貸しの目を盗んでうまく夜逃げに成功したとしても、その金貸しがその後もずっとピンピンしてるって事は、その金貸しは別の誰かから私の借金を代行して巻き上げるのに成功した可能性が高いという事ね。私の身内の誰かが代わりにソープに沈められているか、振り込め詐欺の受け子をやっているか、臓器を売らされているかは分からないけど。」

愛原「少なくとも、大王製紙の社長とか、ハマコーとか、そういうレベルでは、まずガチの借金取りからの逃げ切りは不可。自分がゴーンレベルで、相手が日本政府レベルなら、逃げ切れるかも知れないけど。」

逆沢「つまり軽い気持ちで、【いざとなったら踏み倒せばいい。無い袖は振れないんだから】なんて、思わない方がいいって事ね。彼らは振る袖が無ければ、強制労働させても振る袖を作らせる。もしくは代わりの誰かに振る袖を用意させる。彼らは【仕事が無ければ、ヤバい仕事を紹介して無理矢理にでも働かせる。家が無ければ娘を売らせる。車が無ければ臓器を売らせる】。そういう発想で物事を考えると。」

愛原「逆を言えば、回収するノウハウが無い人間が債権者を気取っても、踏み倒されまくるだけで、非常に危険と言う事でもある。」

逆沢「欲の皮の突っ張った人が、怪しいナントカ共済なり、ナントカ牧場なり、ナントカのソーシャルレーティングなり、カーシェアリングなりやっても、取り立てるノウハウが無ければ、踏み倒された時に涙目になるだけって事ね。」

愛原「ガチの取り立て屋が存在するのと同様に、ガチの詐欺師。ガチの踏み倒しの専門家もいるからな。そういう奴にかかったら、行政が生半可な気持ちで始めた銀行程度では、あっという間に潰される危険がある。カジノも同様。パチンコなどと違い、短期間で巨額のカネが動く世界ゆえに、回収のノウハウのないカジノは非常に危険だ。」

逆沢「ゴーンを逃がして世界中に大恥をさらした国が軽い気持ちでマカオやシンガポールのようなカジノをはじめても、ガチの詐欺師に踏み倒されまくって、あっという間にカジノ場を海外資本に乗っ取られるか、さもなくば潰されるだけってか。」

愛原「借金の取り立ては、借金の踏み倒しよりも、かなり難易度が高いからな。シロートに毛が生えたレベルでは、話にならない。シロートでは元夫からの養育費や慰謝料すら、一度踏み倒されたら容易に回収できないのが実情だからな。」

逆沢「シロートは、軽い気持ちでカネを貸すなって事か。」

鼎「国家が国民からの債権を踏み倒した例としては、戦時中に政府が当時の日本国民向けに売りつけた戦時国債などがあるけど、これなんかは取り立て能力の無い大衆は、債務者にとって格好のカモにしかならない好例だよね。」

愛原「今でも出資してくれた国民に大損失を食らわせた政府系ファンドとか、そういうのも存在するが、債権回収能力のない債権者は常にカモにされる。騙すのは、ナントカ共済やナントカソーシャルレーティングの詐欺師だけではない。自国の政府もしっかり国民を騙してくる。政府視点でみれば、国内外にうごめくガチプロの大口投資家からの出資は踏み倒し不可能だから、表向きは何度デフォルト宣言しても、その後も形を変えて返済を続けさせられるだろうが、取り立て能力の無いか弱い自国の大衆に対しては、容赦なくデフォルト宣言を盾に踏み倒してくると考えて差し支えない。」

逆沢「つまりデフォルト宣言は、あくまで踏み倒せる相手にしか通用しないものであると。」

鼎「私達のようなシロウトは、結局、友人相手にしろ、国家相手(個人向き国債など)にしろ、他人にお金を貸す場合は、どうすればいいのかなぁ?」

愛原「シロートが金を貸すなら、それなりに信用のある企業や人。もしくは踏み倒されてもなんとか許容できるくらいの額に抑えておいた方がいい。逆を言えば、プロの金貸しは、貸し始める段階で、既に予防線は張っている。自分より手強そうな相手(踏み倒す可能性の高い人間)には、初めから貸し出さない。たとえ担保を事前に差し出しても、抵当権がどうなっているかくらいは当然のように調べる。職業も過去の履歴も調べる。その上で、どんな凄腕弁護士を債務者が立ててきても対抗できるような、隙の無い文面と契約条件の借用書も作成したりする。逆に平気で夜逃げしそうな奴。踏み倒した過去のある奴(破産宣告も含む)。代わりに払ってくれそうな関係者がいそうにない人物。公務員など、利用できそうな環境にない人物には、どうしても後ろ向きになる。」

鼎「つまり大王製紙の若社長にしろ、国家にしろ、そういう大物にも平気で大金を貸し出せるような人は、彼らからも絶対に取り立てられるくらいの超大物である可能性が高いという事ね。だからどっちにしろ、踏み倒すことも、逃げることもできないと。」

愛原「借金取りからすれば、貸した金が回収できない事態が相次ぐと、即アウトだからな。だから回収困難な相手には初めから貸さないし、貸した以上は絶対に回収しようとする。ゴーンに逃げられてヘラヘラしてるような無能な借金取りは、1%もいないと思った方がいい。そんな相手から逃げるのなら、自身が最悪ホームレスになるか、身内の誰かを代わりに犠牲にするくらいの覚悟も持つべきだろう。」

逆沢「そこまで言われると、破産宣告制度のありがたみを感じるわね。」

愛原「金貸しもプロだから、破産宣告による逃げ切りをそう簡単には許さない点は、注意しておく必要があるけどな。銀行相手くらいまでなら、破産宣告で何とかなりやすいけど、街金・ヤミ金相手とかになると、場合によってしんどい。余程法律を勉強して、かつ勇気を持って対応しないと、破産宣告後に再び借金取りが押し寄せる危険もある。特に悪事に一度でも手を貸すと、そっち方面でゆすられるリスクもあるので要注意だ。」

鼎「政府とかなら、破産宣告という概念自体がなくなるけど。」

愛原「だから政府相手に巨額のカネを貸し出すような奴は、そもそも政府(有力政治家)を操るくらいの力も持っている。政治家に命じて増税する事で借金を返済させようとしたり、あるいは何らかの便宜を図らせる事で別の所で利益を確保したりもする。日本国の借金は債権だからいくら借金しても大丈夫とか、そんな戯言を信じてはならない。一般国民は債権者では無く、債務者。債権者は国家相手に巨額のカネを融通できる者。国家相手からでも、力尽くでカネを回収できる者を指す。たった一人の人間からも養育費も慰謝料も取り立てられないか弱い市民では、決して無い。」

鼎「街の銀行にしろ街金にしろ、彼らが倒産せず、元気でいるという事は、貸した金はそれなりに回収できているという大きな事実を忘れてはいけないという事だよね。つまりそんな彼らから、カネを踏み倒すのは、実際は容易ではないという事も。」

逆沢「まぁ金融機関がバタバタ倒れるような世の中だと、人々はタンス預金するしかなくなるし、貸してくれる所も無くなって経済が成り立たなくなるから、それはそれでいいんだろうけどね。」

愛原「そう。彼らが貸した金をほとんど回収するから、経済が維持できているともいえる。いざとなったら、踏み倒したらいいなんて考えは、そういう意味でも浅はかと言える。彼らはシロートが考えるほど、簡単に踏み倒せるような相手ではないが、仮にシロートでも簡単に借金を踏み倒せるような世の中になったら、おそらくその国の経済や治安はヒャッハーな状態になっている。そしてハマコーにしろ大王製紙の社長にしろ、彼らのようなのが次々カジノの借金を踏み倒しまくるような世の中になったなら、世界経済自体(もしくは世界中のカジノ業界を取り巻く環境)がとんでもない事になっていると思った方がいい。」

逆沢「つまり世界経済自体がボロボロにならない限りは、絶対に借金取りからは逃げられない。そして世界経済の安定を望む人達が多くいる限りは、無謀な借金を積み重ねるような連中が、返済地獄に落ちるのも避けられないって事ね。」

愛原「庶民レベルなら、借りられるお金の総額自体が知れているから、余程悪質(or愚か)な真似をしない限りは、普通に破産宣告も認められやすいし、人生のやり直しもしやすいけどな。世界経済は、か弱い市民が借金を踏み倒したくらいで揺らぐほど、脆弱では無いから。しかし大企業なり、国家なりの借金なら別。これの踏み倒しを安易に認めると、さすがにまずいから、こちらは公的資金を注入させてでも、きっちり取り立てる。」

逆沢「公的資金注入は、特定企業への徳政令と言われてるけど、実際には借金がチャラになってるのではなく、政府が国民の血税を投入することで借金を肩代わりしただけという事ね。金融機関の視点から見れば、借金の踏み倒しを認めたのではなく、他人に肩代わりさせても容赦なく回収したという方が正しいと。」

愛原「か弱い市民なら、借りた借金の総額自体が知れてるから、破産宣告さえ認められれば逃げ切りも許されやすいが、巨額の不良債権をそのままにしておくと、金融機関自体が倒れかねないからな。だから彼らは鬼になっても容赦なく回収する。カジノなんかも同じ。貧乏人にはそもそも初めから金も貸さない(現金やカードでしかカジノをやらせない)し、仮に貸しても少額だから、回収の手間を考えると逃げ切りを許されやすいが、100億円単位の借金をする(or借金ができる)ような大口の債務者の逃げ切りは絶対に許さない。地球の裏側まで逃げても、絶対に回収する。そして回収できるだけのノウハウも持っている。」

逆沢「つまり借金大国である程、逆に踏み倒しを許されない可能性も高いと。踏み倒しを許すには、あまりにも金額が大きすぎるから。」

愛原「【無い袖は振れない】と言われて、【あー、そうですか。なら仕方ないですね】で引き下がるようでは、金貸しは生活できないというか、貸した金を奪われる一方で即破綻まっしぐらだからな。ここまで言っても、都合の悪い意見に耳を傾けない人には響かないだろうが、とりあえず今回は、初歩的なニセ科学・ニセ歴史のウソを丁寧丹念に暴くようなノリで、当たり前の話を長々とやってみた。」

逆沢「いくら借金しても大丈夫なんてのは、常識的にも論理的にもあり得ない。仮にそんな事態になったら、金融屋は倒産ラッシュになってしまうし、そうなっていない以上、借金はちゃんと取り立てられているという、1行で終わるような当たり前の話を、本当に長々とやったわね。」

愛原「これでおかしなニセ経済学を信じる人の少しでも、こっちに鞍替えしてくれればいいのだが。」

鼎「鞍替えというテーマも今年早々にやったけど、人はメンツと人間関係の生き物だから、実際はほとんど意味ないと思うけど。」

愛原「けれども言わないわけにはいかないからな。ニセ科学もニセ歴史もそうだが、誰もそれがおかしいと言わなければ、おかしな主張がますます幅を広げる結果にしかならないからな。借金するほど豊かになれるなら、ギリシャもアルゼンチンもとっくの昔に経済大国になっている。実際には真逆で、日本も小渕恵三が【世界一の借金王だ】とはしゃいで以来、さらにアベノミクスを推進する7年の間に、一気に経済的地位を下落させてしまった感がある。」

鼎「借金は麻薬と同じで、気持ちよくなれるのはごく短期間。その後は長い苦痛が待っている。そして【今の生活が大事】と言って具体的な返済計画もないまま更なる借金を肯定する人間は、【今の快感が大事】と言ってさらに麻薬をほしがる人と同じ。借金漬けになるのも、麻薬漬けになるのと同じ。そう理解しておく必要があるよね。」

逆沢「借金なんていつでも返せる(or踏み倒せる)と思ってる人も多そうだけど、麻薬なんていつでもやめられるとか、売人との縁なんていつでも切れると思い込んでるようなものって事ね。実際はそんな簡単なものではないのに。」

愛原「借金取りは簡単に排除できるような甘い相手ではないし、甘い借金取りだらけの世の中なら、その方が余程ヤバイ。理解できる人、理解する気のある人には一行で終わる話を長々と失礼したが、【大事な事なので何度も言いました】って感じで今回はしつこく取り上げてみた。おかしなトンデモ経済学が今後さらに広がらない事を期待して、今回のたわごとを終える。」












過去のたわごと 
2020年 3月15日 禅譲 3月1日 秩序志向のプレイヤーと混沌志向のプレイヤー
2月16日 (こまめな)人事異動(のススメ) 2月2日 忠誠度という名のゲームパラメータ
1月19日 恨み 1月5日 鞍替え
 2019年 12月22日 景気 12月8日 承認欲求に囚われないために
11月24日 黒幕としてのスポンサー 11月10日 プロスペクト理論とモブの生き残り戦略
10月27日 追い込まれた悪人キャラのダメージ・コントロール戦略 10月13日  いじめっ子キャラの特徴
9月29日 命令に背くNPC 9月15日 平等・公平を維持するためのコスト
9月1日 能力値とスキル 8月18日 地位を与えられた者(中間管理職)
8月4日 パニックホラーもののリーダー 7月21日 パニックホラーものの主人公
7月7日 許される人と許されない人 6月23日 愚民政策
6月9日 壊された人への対応 5月26日 新時代の脅威
5月12日 (攻撃の)大義名分 4月28日 前回の反省とキャスティングの話
4月14日 汚染された情報の拡散 3月31日 理想の選挙制度
3月17日 黙示 3月3日 あの世の世界
2月17日 うまくいかなかった革命後をどうするか? 2月3日 策略としての挑発
1月19日 腐敗した司法(正義の裁きの担い手)  1月5日 強きを挫き弱きを助くVS弱きを挫き強きを助く
 2018年 12月23日 悪の根源≒マウントしたいという欲望 12月9日 Steamのゲーム
11月25日 成り上がったダメ人間 11月11日 自分を強化する技VS敵を弱体化する技
10月28日 限界への挑戦 10月14日 「弱者=守られるべき善人」でない場合
9月30日 脅しによる支配 9月17日 信用できない情報だらけの社会の場合
9月2日 太鼓持ち 8月19日 連続攻撃
8月5日 信用スコアに支配された社会 7月22日 内通者
7月8日 人件費コスト管理ゲーム 6月24日 忠義者キャラ
6月10日 欠陥つき有能キャラの処遇 5月27日 邪悪な独裁者に支配された組織のメンバーの挙動
5月13日 邪悪な独裁者が健全な組織を乗っ取る方法 4月29日 論破
4月15日 正義の味方という名の制裁者 4月1日 平気で嘘をつける人たち 
3月18日 公正世界仮説 3月4日 被害者叩き 
2月18日 政治力 2月4日 統率力 
1月21日 優秀すぎるライバルが現れたとき  1月7日 素性を表す記号としての肩書き
2017年 12月24日 フリゲの雑談  12月10日 賤民階級
11月26日 個性づけとしてのパラメータ 11月12日 宿敵宣言
10月29日 大同団結 10月15日 品質について
10月1日 華麗な策略、汚い策略。その違い 9月17日 平等主義と反平等主義
9月3日 ファン型オタクとマニア型オタクの違い 8月20日 ツイッターの利点と問題点 
8月6日 大抜擢された人材 7月23日 誇りと傲慢
7月9日 傲慢とマウンティング 6月25日 権威を利用するナイトども
6月11日 悪事プレイ(のススメ) 5月28日 異界人(宇宙人)の干渉
5月14日 集団の思考ルーチン 4月30日 人間っぽさ=非効率的な思考ルーチン
4月16日 名声欲 4月2日 無言の圧力と忖度
3月20日 ロスト・ハイ・テクノロジー 3月5日 破壊神の信者
2月19日 一人称形式で見える視野の範囲 2月5日 歴史的人物の当時の評価
1月22日 未来予測 1月8日 人相見(人物鑑定)
2016年 12月25日 商業レビュアー 12月11日 成長戦略の目玉としてのカジノ
11月27日 パニック 11月13日 生存ゲーム的なシチュエーション
10月30日 強敵感 10月16日 感情移入という視点からのキャラクターメイク
10月2日 供給過剰社会 9月18日 血筋
9月4日 統一されるべき尺度 8月21日 暑さと寒さ
8月7日 (優秀な)下っ端 7月24日 超便利社会=超疲弊社会
7月10日 社会的弱者を量産し、彼らを悪の先兵に誘う者  6月26日 少子化社会という舞台
6月12日 有事法制(緊急事態における法のあり方) 5月29日 悪のセレブサロン 
5月15日 成功者が成功後にやりたいと思うこと 5月1日 ゲーム世界とリアル世界の違い
4月18日 過去に戻ってやり直すということ 4月3日 八百長 
3月20日 異邦人(外国人労働者) 3月6日 陣形
2月21日 功績泥棒 2月7日 三国志13をプレイ
1月24日 裏切り者 1月10日 善政家
2015年 12月27日 精神~命よりも大切なもの 12月6日 独立戦争 
11月23日 ジャーナリスト 11月8日 精神力 
10月25日 優しい指導者  10月11日 助けを求める人たち 
9月27日 兵站 9月13日 善玉が起こした悪事や不祥事
8月30日 カイゼン 8月14日 盗作・ゴースト
8月2日 表稼業 7月20日 正論を用いない説得工作
7月5日 ディストピア 6月21日 財政破綻
6月7日 防諜 5月24日 サイコパス
5月10日 戦犯 4月26日 ハト派とタカ派
4月12日 不遇な先駆者 3月29日 プロギャンブラー(バクチで生計を立てる人)
3月15日 世界の管理者という名のラスボス 3月3日 命令コマンド
2月15日 攻略本・攻略サイト 2月1日 お遊びコマンド
1月18日 精神異常状態 1月4日 NPCの選択判断ルーチン
2014年 12月14日 男女キャラクターの比率 11月30日 不安と安心の役割
11月16日 現実主義者の正体 11月3日 アイテムゲット
10月19日 真相にたどり着けない者 10月5日 挫折
9月14日 嫌いだけど素晴らしい人達 9月7日 売れている作品と面白い作品の違い
8月24日 援軍 8月3日 ブラゲとパケゲ
7月20日 根性論と科学的知見に基づいた肉体改造 7月6日 ディスリスペクト(軽蔑・disり)
6月22日 あやかり系主人公 6月8日 中毒
5月25日 箱庭ゲーム 5月11日 ダブルスタンダード
4月20日 偽りの理想郷 4月6日 防御力
3月23日 自分用ゲーム作り 3月9日 育成する指導者、選別する指導者
2月23日 忠誠 2月9日 変化するキャラクター
1月26日 一芸職人VS器用貧乏 1月11日 評判
2013年 12月23日 身分制度 12月8日 陰謀
11月24日 秘密 11月10日 努力が報われるゲーム
10月27日 ゲームの自由度について 10月13日 出来の悪い二代目
9月29日 怒り 9月15日 撤退戦術
8月30日 ヒール(悪役) 8月15日 覆水盆に返らず
7月28日 予知・予測 7月13日 かつてのヒーロー
6月30日 覚醒(新能力発現・急成長) 6月15日 犠牲
6月3日 単独開発 5月19日 ダメ人間
5月5日 悪徳宗教を必要とする人々 4月21日 悪の連帯責任
4月7日 3種類の立場からみた作品批評 3月24日 中立性を装った愚痴・悪口など(仮)
3月10日 人気対戦競技の条件 2月24日 幻想空間
2月10日 お金 1月27日 尊敬できる敵
1月13日 やる気・気合 12月29日 ルール
2012年 12月15日 厨二病 12月2日 売れ筋
11月17日 改心 11月4日 議論
10月21日 優秀な人材の起用・登用方法 10月7日 憎しみにとらわれた人達
9月22日 友情やコネによる人事起用の危うさ 9月8日 権力欲に取り憑かれた人達
8月19日 敗北の受け止め方~捲土重来を期すために 8月5日 作者(表現者)が作品を通じて伝えたい思い
7月29日 人が自ら死(自殺)を決意するとき 7月15日 選択肢を選ぶことによる覚悟(リスク)
7月1日 選択肢があるということ 6月16日 宣伝と人気
6月2日 ホンネとタテマエ 5月19日 コンプガチャに学ぶ確率論とイカサマの話
5月6日 鑑識眼 4月30日 平等と競争
4月14日 公務員ヒーロー 4月1日 SF設定
3月18日 情報収集 3月3日 原発考察
2月19日 プライド 2月5日 お笑い
1月22日 ラスボスの処断方法 1月8日 創造→創作
2011年 12月30日 独裁者 12月9日 二次創作品
11月27日 万人向けからマニア向けの時代へ 11月13日 無敵能力の人たち
10月29日 正式名称 10月15日 利の人、情の人
10月3日 ポジティブ・ネガティブ 9月16日 利権
9月3日 借金 8月21日 何も変わらない事の恐怖
8月5日 発信したいオタクと共感したいオタク 7月25日 戦う地方、媚びる地方
7月17日 充電期間 7月10日 ひとそれのアンケート結果
7月2日 供給過剰気味のゲーム(&娯楽) 6月21日 東日本大震災3
6月5日 上司に反発 5月21日 修正する度量
5月14日 挑戦する勇気 5月1日 調子
4月17日 専門スキル 4月3日 東日本大震災2
3月18日 東日本大震災1 3月5日 ネトウヨと不良キャラの共通点
2月19日 信用ラインと警戒ライン 2月5日 信じられない者ばかりの世界観
1月23日 武器を交えない戦争 1月16日 しゃべらない主人公
1月7日 異世界に飛ばされた凡人 12月25日 後ろ向きな嫉妬心
2010年 12月19日no2 人それのゲーム難易度 12月19日no1 社会人型キャラ
12月11日 新作公開してから一週間 12月5日 新作ゲーム紹介
11月20日 理想と現実 10月29日 新作公開予定
10月18日 派閥 10月1日 仲間
9月19日 キャラクターイメージ 9月6日 理想を持った人間。そうでない人間
8月21日 革命後 8月8日 長編のオチのつけ方
7月24日 勇者は世直しができるか? 7月10日 全力集中プレイと長期戦略プレイ
6月27日 RPGのチームバトル 6月13日 傭兵団
5月29日 相手の思考をよんでみよう 5月14日 扇動する者、される者
5月7日 こっそりアンケート設置お知らせ、ほか 5月3日 地方を主人公の舞台にしてみよう
4月17日 コンピュータは人間を上回れるか? 4月2日 政権交代から6ヶ月が過ぎて
3月22日 フィクション 3月12日 困ったパーティメンバー
2月21日 責任 2月6日 教育
1月23日 トップダウン式製作とボトムアップ式製作 1月10日 ゲーム作成スタッフ
2009年 12月25日 政権交代から3ヶ月が過ぎて 12月12日 血液型
11月29日 編集日記・編集後記 11月14日 AVG(+SLG)制作中
10月31日 シナリオ 10月18日 ゲーム作りで完成までこぎ着けるためには2
10月3日 オリジナル 9月19日 ゲーム作りで完成までこぎ着けるためには
9月6日 実在モデルをどこまで採用できるか 8月24日 素材?
8月14日 今時の報道スタイル 8月8日 ユーザーサポートにメールを送ってみました
7月25日 恋愛シミュレーション2の魅力? 7月11日 人気と実力
6月27日 打ち切り 6月19日 エロゲ規制強化の流れからみるゲーム考
6月6日 貴族階級 5月23日 悪の戦闘員
5月10日 異なるキャラクターの視点でみてみよう 4月24日 強者がますます強くなる・・・
4月11日 ゲームエディタ 3月29日 愛郷心
3月22日 匿名ネット社会 3月6日 暗躍する超能力者たち
2月22日 信者キャラ 2月15日 必殺技
2月1日 アンチヒーロー(悪役型英雄) 1月23日 カタストロフィーを未然に阻止しよう
1月16日 フェアな戦い 1月3日 あれから幾年後
2008年 12月28日 国盗りSLGの景気対策 12月20日 現実世界をゲーム化してみよう
12月5日 内部対立 11月29日 推理もの??
11月22日 悪人とも言い切れない罪人 11月7日 正史
10月31日 萌えない女性キャラ 10月18日 関西弁
10月5日 大阪 9月21日 避けられない強大な敵
9月7日 人気・魅力・カリスマ 8月29日 黒幕
8月23日 運と実力 8月9日 COMの思考ルーチン
8月3日 新シナリオ「HeiseiNippon」公開 7月19日 軍師
7月5日 各国の思惑を構成するもの 6月21日 催眠術
6月7日 和解 5月24日 知恵者
5月16日 千年生きてみよう 5月3日 生き残ることと勝ち残ること
4月18日 冷酷な指導者 4月5日 お金の使い道
3月15日 若さ 3月7日 性能と運用
2月29日 アンケート現況発表(質問2について) 2月22日 広報戦略
2月10日 差別 1月27日 敵のスペック

1月13日 神の加護、神聖魔法 12月30日 フリーゲームのレビュー
2007年 12月16日 国盗りゲームのパターン 12月1日 謎について
11月16日 ゲーム世界での対人設定2(その他視点) 11月3日 ゲーム世界での対人設定1(味方視点)
10月20日 レジスタンス勢力 10月5日 終盤~エンディング
9月21日 世襲について 9月8日 悪役(ヒデブ派5隊長など)
8月24日 確率について 8月10日 セーブ&ロード
7月27日 成長について 7月15日 SRPGにおける白兵部分のゲーム的処理
6月30日 SRPGのマップのシステム 6月17日 徴収と略奪
6月2日 兵科あれこれ 5月19日 理想の君臣関係
5月4日 経済力うんぬん 4月21日 戦略ゲームと戦術ゲーム
4月6日 公開情報と非公開情報 3月24日 個人戦用の武器等
3月9日 兵士の武器 2月25日 ゲーム作りとゲーム遊び
2月11日 少数派(属性持ち)向けゲーム 1月28日 バージョンアップ

1月13日 宮田軍にてこ入れ? 12月30日 フリーゲームの宣伝
2006年 12月15日 投票・アンケート 12月1日 最強の敵
11月18日 動かしやすいキャラと動かしにくいキャラ 11月4日 デバッグ
10月22日 現代・近未来ものについて 10月6日 趣味の社会人クリエイター
9月15日 新作?の状況について 9月8日 BGMについて
8月27日 登場人物の口語表現 8月12日 女性キャラ
7月28日 主人公選択式ゲーム 7月16日 マイサイトについて
7月2日 死について 6月17日 風刺について
6月2日 シナリオタイプあれこれ 5月19日 ゲーム作りの進め方について
5月5日 ゲーム作りを始める時について 4月21日 高能力キャラの表現方法
4月8日 悪い敵 3月31日 名前について
3月18日 伝え方と伝わり方 3月12日 キャラクターのプロフィールについて
3月5日 アマとプロによる基本プロット考 2月25日 自作CGについて
2月19日 著作権について 2月12日 バックグラウンドの設定について
2月5日 SRPG95の次回作に対する期待 1月29日 分岐と自由度について
1月22日 難易度について 1月15日 勢力別能力値考察
1月8日 主人公について 1月1日 ユニットの能力値をどういじるかについて
2005年  12月30日 12月23日 12月16日 12月9日 12月2日 11月25日 11月18日 11月11日 11月5日 10月31日















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