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愛原様のたわごと(21年8月1日)





逆沢「いよいよ。オリンピックが始まったわけだけど・・・。」

愛原「なんとも複雑な気持ちだな。まぁ【坊主憎けりゃ袈裟まで憎い】的な心境に陥る気は無いので、大会の是非と選手の活躍は分けて考えるけどな。」

鼎「本来なら選手の皆さんも、もっと祝福してもらえる形で開催してもらえたら良かったのにと思えてならないよ。」

逆沢「開催が近づいて、海外から続々関係者が来日する頃から、東京のコロナも過去最大レベルで増え続けてるみたいだし。こんな状況で素直に開催を祝福できる人達の心境がよく分からんわ。」

鼎「そういう人の多くは【開催が決まった以上は、切り替えて応援していこうぜ】的な考えの人達じゃないかな?」

愛原「それに関しては、ネットで面白いネタがあったな。確か、表現の不自由展に強行に反対する人が、ツイッターか何かでオリンピックに関してそういうコメントをしたのに対して、【じゃあお前も、表現の不自由展の開催が決まった以上は、表現の不自由展もしっかり応援しろよな】と返されてたとか何とか。」

逆沢「メチャワロタ。けど【決まった以上は、全力で支えなくてはならない】なんてルール自体、私は好きになれないわ。まぁ組織として決まった以上は、組織に所属し、その職務に従事する者全員がそれに従わないといけない事も多いだろうけど、組織に所属してない者や、組織に残り続ける意思のない者や、その職務に関わらずに済む立場の者にまで、それを強制するのはやめろやというか。」

愛原「政治の世界では、与党に居続ける為に、もしくは主流派に居続ける為には、決まった以上はボスの決定に従い、支え続けなければならないという不文律もあるが、そもそも野党の人間、もしくは与党でも非主流派の人間には、関係の無い話だからな。少なくともオリンピックの開催が決まったからと言って、切り替えないと困る立場でない自分からすれば、切り替えて応援する気にもなれない。但し、大会そのものではなく選手に対しては、参加不参加に関わらず、引き続き応援する事はあるけどな。」

逆沢「参加不参加に関わらずって事は、オリンピックに出ようが出まいが、あるいはオリンピックが終わった後でも、応援したい選手は引き続き応援する。オリンピックだからとか、別の大会だからとか、そういうのは関係なくって事ね。」

愛原「そういう事。だからオリンピックそのものに賛同はしなくても、オリンピックで活躍した選手を応援する事は普通にあるぞ。選手に非は無いからな。特定の坊主が仮に憎くとも、だからといってその宗派や教義そのものを憎んだり、その宗派に属する坊主全員を憎んだり、まして袈裟を憎んだりしないのと同じ。世の中には、容疑者憎けりゃ、その家族も、その容疑者のいた職場も、場合によってはその容疑者のいた地域や国自体も、まとめて憎みたがる困った御仁もそれなりにいるようだが。」

鼎「そういう人は、誰かを叩く口実が欲しいだけだから、まともに相手にしない方がいいと思うよ。匿名で無関係の人に電凸したり、匿名でネットで中傷する人達と同類だから。」

逆沢「けど世の中には、その辺の切り替えができない人も多そうだけどね。【五輪反対と言ってたくせに、開催された途端に、選手を応援するなんて酷いダブスタだ】的な論調で。」

愛原「俺からすれば、【坊主が憎いと言ったのに、袈裟を褒めるなんて酷いダブスタだ】と言ってるくらいの頭悪い批判にしか聞こえないけどな。特定の坊主が憎くても、俺としてはその坊主が所属する組織や、坊主が身につけているものまで、いちいち批判する気にはならないというか、そこに難癖つける方が余程おかしいというか。」

鼎「批判する際には、その範囲をよく吟味しないといけないよね。自分に都合良く、範囲を広げたり狭めたりするのは、その方が余程ずるいというか。」

逆沢「そういえばオリンピックに関して、橋本聖子や丸川珠代の不手際を責める際に【これだから女は】という批判コメントをみたけど、じゃあその人が森喜朗や佐々木某や小山田某を批判する際に、【これだから男は】と批判してるかと言えばそんな事は全然なくて、【これだから森元は】とか【これだから電通案件は】みたいな表現になってて、すごくずるいと思ったわ。外国人選手の不祥事に関しても、相手が中国人や韓国人だとなぜか国民性の問題になるけど、そうでなければ個人の問題にしたりとか。」

鼎「同じ内容のはずなのに、これは民族性のせい、これは性別のせい、これは地域性のせい、これはその人個人のせいと、やたら範囲を広げたり狭めたり自由自在に操る人がいるよね。たとえば自分が東京に住むバブル世代の日本男児なら、【これだから関西人は】とか【これだから老害は】とか【これだから氷河期世代は】とか【これだからゆとりは】とか【これだから外国人は】とか【これだから女は】とは批判しても、【これだから関東人は】とか【これだからバブル世代は】とか【これだから男は】とは、言いたがらないというか。自分自身が批判の枠に含まれないように調整しながら、批判する範囲を自由自在に操ってみせるところが最高にあざといというか。」

愛原「批判するからには、どの部分が気に入らないかを一度自分の中で整理した方がいい。その中で重要な事として、その気に入らない行為を、好きな人がやっても許されないか?をよく吟味した方がいい。好きな人がやっても気にならないが、嫌いな人にやられるとすごくムカつくというのなら、それは単なる個人的な好みや好き嫌いであって、批判の皮をかぶった単なる中傷だ。」

逆沢「嫌いな人が着た袈裟はムカつくけど、好きな人が着た袈裟なら同じものでも気にならないとすれば、それは袈裟に問題があるのではなく、袈裟に問題があると思い込んでしまった自分自身に問題があるって事ね。」

鼎「つまりそういう人は、元々嫌いな人を叩く口実として袈裟を悪者にしてるだけって事かな? 憎い坊主を叩く口実として【あんな袈裟を身につけるなんて】みたいな批判をしてるというか。」

愛原「もしくは憎い坊主に袈裟を提供した人を批判してるのかもな。【あんな坊主に袈裟を売ってやる業者(or与えてやる人)もクズに違いない】的な論調で。」

逆沢「逆にオリンピックに批判的な人の中には、【参加を辞退しない選手も同罪】的な強硬論者もいるけど、それのような感じかね~? 袈裟も同罪にしたがる人は。」

愛原「まぁ、外国には様々な理由で東京オリンピックへの参加を見送った選手も少なからずいるし、そういう人の決断自体は高く評価はするけどな。ただ、じゃあ参加した選手は、批判や軽蔑に値するか?と問われたら、これは話は別。たとえるなら、国からの圧力にも負けず太平洋戦争に反対し続けた勇気ある人達は高く評価はするが、じゃああの無謀な太平洋戦争に従軍した将兵は皆、軽蔑に値するか?と言われたら、それも違うと解釈するようなもの。敗色濃厚と知りながら、自分なりに最善を尽くしたであろう山本五十六なども、それなりに評価には値するだろうしな。」

鼎「企画そのものがおかしなものとして、それに反対するのも正義だし、おかしなものでも、決まった以上はその中で最善を尽くすのも、また別の正義って感じかな?」

愛原「これは立場の違いを考慮するなどして、判断するしかないな。軍人なら、無謀な戦でも、決まった以上はその中で最善を尽くすのも正義だろう。アスリートも似たようなもの。どんな利権まみれで、どんな過酷な猛暑で、どんな劣悪な施設・交通網・スタッフ・審判でも、与えられた環境で最善を尽くすというのは、一つの考え。嫌なら、大会への参加自体を辞退するしかない。裏を返せば、軍人として、あるいはアスリートとして、参加を決めた者を外部の人が止めるのは難しいし、いたずらな批判も避けたい。山本五十六が辞表をたたき付けて、反戦主義者として政治活動をする未来もIFとしては興味があるが、彼に社会活動家か政治の才がなければ、モブAとして特高警察に拷問されて終わりだし、それよりは軍才を活かして、少しでも自国の戦況を好転させる為に尽力したいという判断も、一つの正論ではあるからな。」

鼎「つまりスポーツ選手が、あえて不祥事まみれの東京五輪に参加するのも、【彼らにできる事】を考えた場合、それが彼らなりの最善の判断という事にもなり得るのかな?」

愛原「当然。だから、俺は選手を批判はしない。太平洋戦争自体は強く批判しても、それに参加した個別の軍人や兵士をいちいち批判しないのと同じ。もちろん個別の選手を応援しても、東京五輪自体に批判的な立場も変わらないけどな。個別の軍人の活躍を賞賛しても、太平洋戦争を主導した政治家や大本営は一切評価しないのと同じ理屈で。」

逆沢「確か、あんたはコロナうんぬんではなくて、不透明な財務と、コンパクト五輪のはずが過去最大の予算に膨れあがった件を問題視しての東京五輪反対派だったっけ?」

愛原「うん。関係者が自腹でやるなら、好きにしたらいいけどな。だが、公金を大量につぎ込んで、それはないだろと。個別の軍人がいくら活躍しても、それで嘘つき大本営の正当化ができないのと同様、個別の選手がいくら感動を与えようが、それで公金の垂れ流しを容認していい理由にはならないからな。兵士は責めないが、戦争指導者は強く責める。同じ理由で、選手は責めないが、五輪の誘致や準備・運営に関わってきた連中は強く責める。責めざるを得ない。選手がいくら活躍しても、だからといってそれで誰かが不当に私腹を肥やすのを許す理由にしてはいけないからな。」

鼎「確か開会式に要した費用にしても、実は、過去大会と比べて最大規模の予算だったそうだよね。」

逆沢「過去最大にお金を掛けたというにしては、いくらなんでもショボい出来だったようだけどね。元をたどれば、その企画を担当する人選の段階でグダグダだったようだけど。」

鼎「この国は、COCOAやアベノマスクの件とかでもそうだけど、莫大な予算を掛けたわりに、超低予算で作られたとしか思えないような出来のものが、最近すごく多い気がするよね。」

逆沢「だから、ネットでは中抜きがよく話題にされてるけどね。電通とかパソナとか、そういう所があり得ないレベルの中抜きを行ったせいで、末端に予算が行き渡らず、それで劣悪な製品しか上がってこないみたいな。本当のところは分からないけど。」

愛原「個人的には、公金がらみの発注に関しては、財務はとことん透明であって欲しいんだけどな。政治がらみだと、どうしても裏金とか、政治家へのキックバックとか、事実上の賄賂とか、お友達への利益供与とか、天下りとか、不透明な財務を隠れ蓑にしたロンダリングとか、そういうので、後ろ暗い中抜きが横行しやすい傾向があるから。」

逆沢「無理無理。財務を透明にされたら、彼らにとってうまみが無くなるし。」

鼎「でも最近は、裏金とか、そういうレベルじゃ無くなってる気がするよ。1割リベート抜くとか、そういうレベルでは無くて、実は9割くらい抜かれてるんじゃないか?と思える程、かけた予算に対する品質が低すぎるというか。」

逆沢「マジで誰の懐に入ってんだ? まぁ、そんな事が明らかになるくらいなら、モリカケサクラも河井夫妻の件も、不透明なままで放置されたりしないだろうけど。」

愛原「政治がらみのカネの流れほど、不透明なものはないからな。転売屋だろうが、同人作家だろうが、容赦なくカネの流れを把握しては取り立てていく国税庁ですら、ここだけは踏み込まない。踏み込めない。」

逆沢「まぁ、あの悪名高い佐川が国税庁長官に任命されるようなら国税がまともに機能してるとも思えないし。検察もあの黒川みたいなのが仕切ってたら、話にもならないだろうしね。」

鼎「けど、そんなおかしな状態を変えたいとか、財務を透明にしたい思う国民は、あまりいないのかな?」

逆沢「いざ、オリンピックが始まっただけで、【やっぱりオリンピックを開催して良かった】と手のひら返しする国民も多そうだし。正直、公金がどれだけおかしな使われ方をされようが、感動さえ与えられれば、それで納得してしまう国民が多いようじゃ、どうしようもないんじゃね?」

愛原「仙人は霞だけ食ってたら生きていけるらしいが、日本人は、感動さえ与えておけば、どうにでもなると思われているのか?」

逆沢「まぁ日本人は、感動ポルノも、愛国ポルノも、貧困ポルノも大好きだからね~。逆を言えば、障害者のくせに健気でも謙虚でもなかったり、貧乏人のくせに贅沢をしてみたり、被害者のくせに悲しそうな仕草をしなかったりしようものなら、バッシングに遭う危険性も高い訳だけど。」

鼎「感動は感動であってもいいけど、感動の場面が、不正の目くらましに使われてはならないというか、感動の裏で行われている不正が見過ごされてはならないよね。長野オリンピックの時も、感動の裏のドサクサに紛れて帳簿が焼かれたりして、結局財務が不透明なまま終わったらしいけど。」

逆沢「東京オリンピックに関しても、財務に関してつついたところで、ハードディスクがドリルで穴開けられるか? 大会関係者が資料を破棄してしまうか? また丸川か武藤あたりが守秘義務の四文字を振りかざしまくるか? あるいは会計担当者が謎の自殺を遂げるか? 何が起こっても不思議はないってか?」

鼎「JOCの経理部長の不審死は、これから起きるであろう事件ではなく、ほんの1ヶ月前に起きた過去形の事件なんだけど、ロクに真相追求が行われてない所がもどかしいよ。」

逆沢「ああ~。この国にはそういう世の中の闇を暴く、凄腕の探偵とか、いないのか? てか、菅総理も、本気で支持率を上げたければ、そういう政治の闇とか、オリンピックの闇を暴く活動を精力的にした方が、余程支持率の好転につながると思うのにね~。」

愛原「多分無理なんじゃないかな? 漫画的理由になるが、俺は、実は菅総理は善玉キャラだったんじゃないか?と、思った事もある。しかし悪の戦力の暗躍によって、側近の菅原一秀や河井克行が狙い撃ちされたように逮捕・辞職に追い込まれ、ロン毛の息子の不祥事も暴かれなどして、それで心が折れたというか、悪の勢力に屈したみたいな。」

逆沢「おお~。それが事実なら、漫画的展開ね~。まぁ、仮に事実でも、そんな事実(?)は、永久に明らかにはならないだろうけど。」

鼎「けど、よく考えたら、本当に不思議だよね。安倍さん周りの不祥事は、なぜか証拠不十分で不起訴連発だけど、菅さんの側近の二人だけ、あっさり有罪で、しかも辞職直行だし。私は、首相の権限でモリカケサクラの不祥事を握りつぶしたとぱかり思っていたけど、菅総理の側近の不祥事だけは揉み潰されず、逆に速攻で追い詰められた事を思うと、実は首相といえども、事件を揉み潰すことは容易ではなく、別の何者かがこの国を操っているのかな?」

逆沢「おいおい。鼎もコイツの漫画的妄想に付き合ってやるとは。今回、えらい超展開な話の流れだな。」

愛原「でも、実際、不思議な事だらけだからな。特に河井事件に関しては、河井夫妻だけが捕まって、収賄側の自民党議員らは100人以上いながら誰一人捕まっていない。そして河井夫妻が自腹を切ったわけでもなく、安倍ら自民党執行部が億単位の選挙資金を融通した事が明らかになっているのにも関わらず、そちらへの捜査もロクに行われていない。明らかに河井夫妻だけが狙い撃ちされている。少なくともまともな捜査が行われていないのは明らかだ。菅原一秀の件に関しても、彼が辞任に追い込まれるなら、もっと辞任に追い込まれるべき議員は、いくらでもいるだろうに。どうみても公正な捜査が行われているとは、俺にも思えない。」

逆沢「つまり、何者かが菅総理を追い詰める為に、菅側近といわれる二人を狙い撃ちにしてつぶし、さらに菅総理の息子も公開処刑で恥さらしにする事で、謎の勢力になんとか対抗しようとする菅総理の心を折ったと。そういうシナリオを思いついたという訳ね。」

鼎「ただ、そういう漫画的展開を作品として落とし込むには、菅総理を追い詰める程の謎の勢力が何者か?を明らかにする必要があるよね。総理ですら追い詰める程の黒幕というと、どういう人達になるのかな?」

愛原「俺なら、借金取りを黒幕にするかな?」

逆沢「お前は、本当にそういう話、好きだな。まぁ以前も、借金取りの恐怖というテーマで取り上げた事、あったけど。」

愛原「金貸しをなめたらいかん。仮に俺が日本国債の大口の貸し主であれば、総理の弱みを握って、こちらのやりたい放題にやらせてもらうくらいの発想はするからな。まぁ別に総理個人に弱みがなくとも、政府自体は金を借りている側という大きな弱みがあるのだから、借金の即時返済を迫ればそれ自体が脅しになるから、同じ事なんだけど。」

鼎「アングラ金融系の漫画では、金貸しが貸し手の強みを活かして、娘をソープに沈めたり、公務員に便宜を図らせたり、色々やりたい放題のシーンもあるけど、やっぱり借りてる側は、返済を猶予してもらう為に、言いなりになるしかなくなるのかな?」

愛原「というか、金貸しの視点で言えば、カネを完全に返済されたら、それで関係が切れてしまうからな。彼らにとって一番都合がいいのは、元本は返済させずに、利子だけを半永久的に取るような状況に置く事。何年も、何十年も、ひたすら利子だけをとり続ける事ができれば、それが最善だ。」

鼎「そういえば安定した経営を続けている大企業でも、常に融資を受け続けている所も多いけど、これは何故なのかな? それだけ経営が安定しているなら、さっさと返済を終えて、無借金経営に舵を切れればいいのに。」

愛原「理由は主に2つ。一つは金融機関との関係を良好に維持したいから。企業たるもの、いつまたお金を借りる時が来るかも分からないし、そこでスムーズに融資を受けられるようにしておく必要があるからな。もう一つは、積極経営戦略。ソフトバンクグループあたりが代表格だが、金融機関から借りられるだけカネを借りて、それを全部投資に回す。個人商店みたいな店が、全国にチェーン展開し始めたいとか思ったら、それくらいの大ばくちを打つ必要があるからな。儲けは全部担保に入れて、それでさらにカネを借りてを繰り返して、短期間で会社を大きくしたいタイプの企業は、そういう理由で、常に大きな額の借金も同時に背負っている。」

鼎「とすると、お金をたくさん借りている事が、逆に借り手の強みに働く事もありそうだよね。銀行も貸し倒れだけは防ぎたいから、借り手が追加融資を申し込んできたら、嫌々でもそれに応じなくてはならないみたいなケースもあるだろうし。」

逆沢「個人間の貸し借りでも、そういうのはありそうね。貸し手としたら、何とか貸したお金を返して貰いたいから、その人が資金のやり繰りを安定させる時が来るまで、やむなく貸し続ける事も珍しくないようだし。」

愛原「実際は、借り手優位な展開など、そうそうないけどな。むしろ借り手優位に見せかけて、そいつを借金漬けにして追い込むパターンの方がずっと多い。そいつが大もうけしているなら、事業拡大を煽って大きな借金をさせる。そいつがギリギリの生活をしているなら、担保をしっかり取った上で金を貸す事で、半永久的に利子だけを取れる状況に追い込んでいく(短期決戦狙いの場合は、返済をわざと滞らせて、それを理由に担保自体を巻き上げてしまう)。相手が役所なり、公務員であれば、利子すら払えない程に借金漬けにしてやる事で、様々な公的便宜を図らせる。みたいな感じだな。」

逆沢「返済を待ってやるからという名目で、様々な便宜を図らせる。そこが貸し手にとっての事実上の儲けの部分になるわけね。」

愛原「そう。相手が公務員であれば、息のかかった中抜き業者に発注させたり、個人情報や捜査情報の漏洩をさせたり。公務員でなくとも、飛ばし携帯の契約をさせたり。受け子のような役をやらせたり。可愛い女子を連れてこさせたり。福島原発の解体現場で働いてもらったり。その他もろもろ。その理屈で言えば、相手が政府関係者なら、一番おいしいのは分かるわな?」

逆沢「金貸しの息のかかった業者を公共事業の受注業者として指名させたり。ついでにアベノマスクのような不良品の在庫処分の片棒を担がせたり。9割中抜きしてみせたり。なんでもやりたい放題になるってか?」

愛原「世界一の借金漬け国家なんて、一番のカモだからな。阿呆な連中は、円建てだからいくら借金しても怖くないとか色々抜かすが、円建てだろうがドル建てだろうが関係ない。政府関係者を言いなりにできるという事は、通貨の発行量も、税法の改正も、税金の使い道も、全部金貸しの思い通りにできるのとイコールなんだから。借金漬け国家なのに、なぜかハイパーインフレがなぜか起きない場合、何者かが通貨発行量をガッチリホールドしている可能性を疑った方が良い。そうすれば金貸しは、貸した札束が紙くずにされる事なく、半永久的にしゃぶり続ける事も可能だからな。まぁ仮にハイパーインフレが避けられなくなりそうになったなら、銀行がノンバンク、ノンバンクが街金、街金がヤミ金にカネの借り換えをやらせるように、こっそりこちらの都合の良い条件(ドル建てなど)に借り換えさせてもいいし。やりようはいくらでもある。」

鼎「アメリカが年次改革要望書みたいなものを送り込んで、日本を意のままに操っている的な話はよく聞くけど、もしかしたら金貸しの人達も、そういう要望書なりエージェントなりを送り込んで、政府を意のままに操っていたりするのかな?」

逆沢「エージェントというと、ケケ中さんみたいな感じのか? だから政府は、ケケ中さんの意向には、絶対に逆らえないと。」

愛原「ケケ中さんって誰やねん? まぁ日本はどうか知らんが、アメリカの財務長官あたりは、アメリカ金融界が送り込んだエージェントだらけだわな。特にユダヤ系が強い。この財務長官というポストだけは、いわゆる党人も大統領のお友達も入り込む余地がなく、どこからともなく送り込まれたような謎の人間が突然就任してくる事も珍しくない。あれだけ好き放題の人事をやってのけたトランプ前大統領ですら、財務長官だけはお友達を選任することもできず、意見が合わないからと言ってクビにする事もできなかったくらいだからな。ある意味、聖域。」

逆沢「アメリカでは、フリーメーソンだか、軍産複合体だか、ユダヤだか、ロックフェラーだか、色んな名前の暗躍組織が作品などで登場するけど、あれは必ずしも漫画的な荒唐無稽なものばかりじゃないってか?」

愛原「【事実は小説よりも奇なり】とはよく言ったもので、大抵、真実は架空の上を行くからな。大谷翔平とか、藤井聡太とかの名前を出すまでもなく。陰謀論の一言で切り捨てるのは簡単だが、お前の見えている世界だけが現実ではない。どんな凡人でも秘密の一つや二つはあるだろうが、それは国家や大企業でも同じなのだ。特に都合の悪いことほど、隠される。お前らだって、都合の悪い事ほど隠したいと思うだろう。それと同じ。あなたのためを思って善意で隠している事などほとんどない。そういう当たり前の話から、目を背けない方がいい。」

鼎「ただ、この手の話は、根も葉もない中傷と鏡合わせでもあるから、決めつけだけはしてはならないよ。無実の人を有罪と決めつける危険性もすごく高いから。」

愛原「そう。だからこの手の疑惑の解明に関しては、透明性の確保が重要になる。透明性の確保を錦の御旗にして、無実の女性を裸にしてさらし者にするような行為は厳に慎まないとならないが、李下で冠を正したり、ましてその冠の中を見せるのすら拒むようなら、これは疑われてもやむを得ない。」

鼎「この隠された秘密を暴く事で、不都合な真実なり、悪事を明らかにし、悪人を倒し、不正を正す、というのが、大抵のヒーローものの流れだよね。」

愛原「明らかにおかしな事があった時、その謎を解き明かすのが、真っ当な人間、真っ当な社会が取るべき行動だろうからな。それが科学の発展にもつながり、人々の安心にもつながり、不正の撲滅にもつながる事になる。まぁ金貸し連中が政権を操って私腹を肥やしているというのは、いかにもアホらしい漫画的展開かも知れないが、そういうアホらしいシナリオも含めて、色んな裏を妄想・考察してみるのは誰にとっても有益だろう。少なくとも、目の前の感動に翻弄されて、闇にはこびる巨悪に無関心になるよりは。」

鼎「【負け戦だからこそ、英雄を必要とする】みたいな名言も聞くけど、突然何者かに祭り上げられた英雄に感動してしまって、負け戦をなかった事にするというか、敗因を正確に分析したり、場合によっては誰かに責任を取ってもらったり、抜本的な改革をする機会が失われるような事があってはならないよね。」

逆沢「まぁ、負け戦という不都合な事実から目を背けて、負け戦の中でも、孤軍奮戦した英雄を讃えてた方が、精神衛生上良いというのもあるんだろうけどね。英雄の活躍そっちのけで、負け戦を非難し続けても、空気が悪くなるだけだし。空気を読みたがるのが日本人だから、みんなが英雄や英霊を讃えている時に、負け戦の責任を厳しく問いただすような、水を差したがらないだろうからね~。」

愛原「そうやって、負け戦の責任がうやむやにされるわけだな。ある意味、英雄や英霊こそが、巨悪を温存させる隠れ蓑になってるというか、悪の片棒を担いでいるのかも知れない。もちろん英雄や英霊自身に、悪の片棒を担いでいる自覚はないだろうし、彼ら自身は自分に出来る最善を尽くしているだけだろうけども。ただ彼らが最善を尽くし、強く光り輝くほど、結果的に裏で暗躍する巨悪の闇が隠されてしまうのが皮肉というか。」

逆沢「漫画的には、その英雄自体が裏で巨悪とつるんでいて、自ら広告塔を買って出るなどして、悪の片棒を担いでいるケースも多いけどね。」

愛原「まぁ、仮に、山本五十六が敗色濃厚と知りながら、【その中で孤軍奮闘する俺、スゲーカッコいいだろうな】とかいう理由で、積極的に開戦派に与してたことが明らかになったなら、俺は山本五十六も心から軽蔑するだろうけどな。同様に、東京五輪開催にやたら前のめりなアスリートがいたならば、それはやはり軽蔑・批判せざるを得ない。単に自分の出来る範囲で最善を尽くすのと、己の名声や利益の為に積極的に悪の片棒を担ぐのとでは、意味が全然違うからだ。」

逆沢「ただ、裏で暗躍する巨悪の疑いが強くても、それはあくまで疑惑でしかないからね~。もちろん悪人ほど、悪事を隠したがるから、その分は差し引いて考えるにしても、本当はシロかも知れないグレーなものを追求するのに労力をかけるくらいなら、目の前の英雄を讃えてはしゃいでた方が気持ちがいいという心理は、どうしても働いちゃうからね~。疑惑を追及しても、連中が隠したがる以上、結局疑惑は解明されず、徒労に終わる可能性も高いわけだから。書類が焼かれたり、関係者が自殺したりして、証拠自体が無くなる事も珍しくないし。」

愛原「まー、死体のない殺人事件を解明するような難しさはあるわな。犯行の場面を捉えた映像があるなどすればいいが、そうでなければどうしても容疑者の供述頼みになるか、供述すら拒まれたなら、状況証拠の積み重ねで追い詰めていくしかなくなる。それに比べたら河井事件なんかは、お金の流れが明らかな分、捜査もしやすいはずなのに、なぜかお金を受け取った側も、河井夫妻陣営にお金を渡した側も、実質おとがめナシで、深い闇を感じざるを得ない。」

逆沢「こういうあからさまな理不尽を目の当たりにして、どう感じるか? こういう事件の裏の部分に興味自体がないと感じる大衆が多ければ、世にはこびる巨悪と理不尽はますます大手を振ってはびこるだろうし。」

鼎「上の方の漫画的妄想ではあるけど、仮に菅総理が実は元は善玉キャラだったとしても、そんな無責任な大衆に見放され、側近や息子をみすみす見殺しにするような展開が重なったら、日本国民に幻滅して悪堕ちするのも仕方ないのかな?」

愛原「俺は借金取り黒幕説を、とりあえずたたき台として唱えてみたが、一国のトップを傀儡化できる程の悪の大物がいるとすれば、お前らはどんな奴を想像する?」

逆沢「どうせ漫画的展開でいいなら、私はシンプルに、圧倒的武力を持つ個人もしくは集団がバックにいると考えるけどね~。宇宙からの侵略者でも、超能力者でも、数百年前から続く謎の暗殺組織でもいいけど、とにかく常人離れした何者かに、政権は裏から支配されているというパターン。要するに首相らは、自分の命が惜しいから、その侵略者なり超能力者なり暗殺組織の言いなりになってるって展開。」

愛原「色んな漫画に登場する王道パターンでは、あるな。その分、現実味には欠けるが。」

逆沢「事実は小説より奇なりと言ったのは、テメーじゃねえか? 案外あり得るかもよ。もしも菅総理がケケ中さんの意向に背いたら、ケケ中さんの暗殺拳法により、即座に体中が膨れあがって破裂して死ぬ段取りになっていたり、とか。だから歴代政権の誰も、ケケ中さんには逆らえないみたいになっていたり。」

愛原「ケケ中さん、強すぎるだろ? というか、だからそのケケ中さんって何者なんだよ?!」

鼎「仮に北斗神拳みたいなすごい拳法で体を思い通りに操られて、JOCの会計担当者も、自殺を装った風な殺され方をされたとしたら、あまりにもすごく怖いんだけど。」

愛原「まぁ、漫画的展開という意味では、そういうシーンはむしろ王道ではあるけどな。悪玉キャラの冷酷非道ぶりを表現するには打ってつけだから。」

逆沢「それが、フィクションと断定できるならいいんだけどね~。ただおかしな事ばかり起こってるのは事実だから。感動の嵐で目くらまし食らってる連中には響かないだろうけど。」

鼎「選手が活躍することで、中抜きが改善されるとか、黒字に好転するとか、利権屋が罰せられるとか、そういう事情があるなら、話も変わってくるけど、そうでなければそこは完全に切り離して、批判すべきはし、改善すべきは改善する方向に向かわないとダメだよね。【選手が活躍してるから、利権屋が甘い汁をすすって公金を私物化しようが、とにかく無事開催できて良かった】ではなくて。」

愛原「そういうのは、【英霊達がお国のために命を投げ出して戦う事で、国民に勇気と感動を与えているのだから、大本営や翼賛会の政治家どもがどれだけ好き放題しても、今更戦争に反対すべきでない】と言ってるのと変わらないからな。むしろ選手や英霊達を、感動という名の煙幕装置として消耗する連中に対して憤りを感じるくらいでなくては、腐敗は抑えられないだろうな。」

鼎「最近は、緊縮派が予算をケチるから経済が良くならないとか、ロクなものができない的な批判も聞くけど、実際はオリンピック一つとっても過去最大級の予算を投じているし、むしろ問題は使い道だよね。ぼったくりのリフォーム業者に大金つぎ込んで言い値でリフォーム頼んでも、カネだけ取られてひどい出来にしかならないようなもので。」

愛原「穴の空いたバケツに、札束をガンガン放り込んでるようなものだからな。20年以上前に小渕恵三が総理の時に世界最大のバラマキをやって以来、日本はアホほど、公金をばらまき続けてきたが、結果は知っての通り。みんなの為にばらまかれたそのお金は、何に使われたか分からない所にほとんど消えている。今も、GoToだの大規模接種だの、色んな名目で多額の予算が投じられているが、よくよく見たら、訳の分からない業者が間に入っている例は珍しくない。金をかけてるのに、なぜワクチンが届かない? 金をかけてるのに、なんで安っぽいアプリしかできない? 金をかけてるのになぜ個人消費は伸びない? 金をかけてるのになぜしょぼい開会式や猛暑対策しかできない? その答えは、おそらくつながっている。」

逆沢「これからも大阪万博とか、IRとか、緊急景気対策とか、コロナ対策とか、色んな名目で反緊縮派が大規模な公金投入を訴え続けるだろうけど、どうせそのカネのほとんどは、訳の分からない所に消える。善良な積極財政派の大衆がバラマキを望めば望むほど、むしろ金貸しと悪党だけが肥え太り、高笑いするだけの世の中に陥っていくだけってか。」

鼎「みんなの為に使われると思った予算が、実はほとんど他に流れていたとか。10万円もらえて喜んでいたら、別の誰かが何十億、何百億と中抜きしていたとか。オリンピックで感動をありがとう。開催されて良かったと思ってたら、後で赤字だけが残されたとか。そういう闇を告発しようとしたら、何者かに存在を消されて、いつの間にか話題にもされなくなったとか。それでも大衆は、そんな実態に気付こうとしないまま。そんな世を変えようともしないままとか。そういうのはすごく困るんだけど。」

逆沢「うーん。大衆はその程度の存在というのも全て計算づくで、オリンピックを推進したり、奴隷売買、中抜き商人を続けてたとしたら、ケケ中さん、本当に恐るべし。」

愛原「だから、そのケケ中さんって誰なんだよ!!」

逆沢「いや、有名だろ? 郵政民営化ブームの頃に有名人デビューしてアメリカの手先呼ばわりされながらもそれをやってのけたとか。世界一成功した社会主義システムの象徴であった一億総中流体制をぶっ壊して、大量の下流を生み出すことで、奴隷商人事業で成り上がったとか。歴代政権にも、大阪の維新にも経済顧問などの名目で影のフィクサーぶりを見せつけたり。最近でも持続化給付金だのオリンピックだの、色んな公共事業でクビ突っ込んでピンハネしてるようだし。地方でも、しがらみのない政治を掲げる大阪なんかでは、パ○ナ太郎とかいう履歴書の見本が出まわる程に、色々行政の中枢に入り込んでるみたいだし。正直、自分が関係している部署に関する知識しか無い縦割り組織の公務員よりも、余程、この国の行政システム全体を俯瞰できる立場にいるんじゃねえの? 実は金貸しのエージェントでもあるのか? あるいは首相がどれだけSPを囲おうが、それらをまとめて一撃で倒せる程の格闘術だの超能力だのを持ってるのか? そこまでは知らないけど。」

鼎「少なくとも、総理大臣ですら、排除したくてもできない程度には、大物だと思うよ。普通はそんなヤバい人が何十年も政権にぴったり貼り付いて、暗躍し続けるのを、政権の方が容認したがらないと思うから。アメリカの財務長官じゃないけど、どの党が政権を取ろうが、どんな跳ね返りが政権を担当しようが、簡単に排除できない程の力はありそうというか。」

愛原「誰が政権を担当しようが、常に政権の中枢で影響力を保ち続けるといえば、俺は公明党をイメージするけどな。大阪で維新が存在感を見せればそっちにすり寄り、東京で小池百合子が勢力を強めればやはりそっちにすり寄り。どの党の誰が力を付けても、直接、火の粉をかぶらない位置から、常に時の政権を横で支え続けているイメージだから。」

逆沢「じゃあ、ケケ中さんは、アメリカのエージェント兼、金貸しのエージェント兼、奴隷商人グループのエージェント兼、裏社会のエージェント兼、創価学会のエージェントでもあるかも知れないわね。もしかしたら電通や吉本興業やIOCのエージェントも兼ねてるかも。エージェントではなく、彼がそれらをまとめて支配する裏ボスの可能性もありそうだけど。」

愛原「ファンタジー世界の怪僧ラスプーチンも真っ青の怪物じゃねえか? 世界の神話でも、一国を滅ぼす傾国の美女みたいな化け物は登場するが、そんな奴にいつまでも暗躍されたら、上級国民以外は、いずれ骨と皮になるまで搾り取られるんじゃねえのか?」

逆沢「別にケケ中さん自身が美男美女とは思えないけど、選手を使って国民を感動させたり、給付金を餌にする裏で、しっかり自分の懐を潤わせたり。そういう幻惑を得意とする意味では傾国ではあるかもね。一国の支配者を籠絡して、政治を思い通りに操れそうな点も含めて。」

鼎「なにげに裏ボスの風格十分だよね。少なくとも、ファンタジーの世界なら。」

愛原「まぁそんな漫画の世界みたいなオチなら、化け物キャラを倒すだけで、すぐに事態は好転するんだけどな。ただリアルの場合、この手の悪事は持ちつ持たれつなので、誰か一人だけ、二人だけ退治するだけで、事態が好転する事はほとんどないと思った方がいいだろうな。賄賂を渡す者だけが得をする。賄賂を受け取る者だけが得をする。なんて事は普通なくて、大抵は悪人同士でお互いに得をするようにできている。河井夫妻だけが真っ黒で、河井夫妻から金を受け取った広島の県会議員らも、河井夫妻にカネを配った安倍や二階らも、みんな河井夫妻に翻弄された可愛そうな被害者なんて事は普通ない。モリカケサクラの内の森友学園に関しても、籠池夫妻だけが元凶で、安倍夫妻も、佐川も、麻生も、財務省も、後はみんな巻き込まれただけの被害者という事も普通ない。オリンピックに関しても、特定の一個人だけが利権でニヤニヤなんて事は無くて、おそらくIOCも無事開催できた事でニヤニヤ。アメリカや日本の放送局もニヤニヤ。利権をばらまいた森喜朗らもニヤニヤ。利権を受けた中抜き企業もニヤニヤ。菅総理ら、政治関係者も、ニヤニヤ。泣くのは莫大な赤字を押し付けられた大衆だけなんて事は、十分にあり得る。」

逆沢「大衆も、案外、感動を分けてもらえてニヤニヤしてるんじゃね? そうなると誰も不幸になってない気もするというか。」

鼎「考えてみれば、先の太平洋戦争に関しても、英霊に感謝とか言って、先の戦争を正当化している人は、全然先の大戦を反省する気も無いし、そもそも不幸とも思ってないよね。あれを不幸な歴史と感じているのは、無駄に人命を損なったとか、あの敗戦のせいでアメリカの言いなりにさせられたとか、隣国に多大な迷惑を掛けたとか、そう考えている人だけで。逆に日本はアジアを解放してあげたとか、文明の遅れた朝鮮半島に鉄道を敷いてあげるしてあげたとか、そう考える人からすると、先の敗戦を非難する人こそが、元々全然悪くなかった日本国民を悪玉に仕立て上げようとする悪意の持ち主にしか見えないというか。」

逆沢「そう考えると、たとえ幻術師による幻惑のせいであっても、都合の悪い部分を見ずに済めば、それが一番幸福なのかもね~。オリンピックで何兆円も赤字が出たとか考えるから、腹が立つ訳で。そんな事を気にせず、日本人の金メダルにただ感動できるようなメンタルだったら、その方が余程幸せになれる。日本がどれだけ借金漬けで、そのせいで衰退国まっしぐら、中抜きし放題のようなおかしな状態になっても、いくら借金しても怖くない。【政府の借金は国民にとっての資産です】と思い込めれば幸せになれる。政権交代なんてリスクを犯さなくとも、現状を維持したままでも何とかなると思い込んだ方が幸せになれる。地球温暖化もデマで、温暖化対策など不要と考えた方が幸せになれる。みたいな感じで。」

鼎「それって、【赤信号。みんなでラリってしまえば怖くない】みたいなんだけど。」

逆沢「実際、金メダルラッシュで、国民がラリってしまう事を政府は期待してんじゃね? 実際、金メダルラッシュで、コロナも赤字も、どうでもよくなった人も多そうだし。」

愛原「悪徳坊主が憎いからという理由で袈裟まで憎むのも変な話だが、美しい袈裟に感動したからと言って、悪徳坊主を容認してしまうのも、同じくらい変な話なんだけどな。」

鼎「今回は、つくづく批判の範囲について考えさせられたかも。昔から、個人の不祥事を、民族性のせいにしたり、性別のせいにしたり、家族や職場にも連帯責任を押し付けて電凸するような人もそこそこいたけど、逆のケースもあるんだよね。」

逆沢「【兵士が命がけで頑張っている時に、反戦を口にするなんて】とか、【オリンピックに反対してたくせに、選手の活躍を祝福するなんて】とか、やたら範囲を広げて解釈する人は、いつの時代にもどこにもいると。そして兵士とか、選手とか、罪のない人達を盾にして、罪深い人は自分の悪行を堂々と正当化したりもすると。」

鼎「なんか人間の盾を思い出したかも。罪深い人を攻撃するには罪のない人も巻き添えにしないといけない時に、人はどうすべきか? 巨悪を討つ為にあえて人間の盾もろとも攻撃するか? それとも罪のない人を守る為にあえて巨悪を許すか?みたいな。」

逆沢「罪人を裁いて牢に入れたせいで、何の罪も無い罪人の子供が孤児院に預けられる羽目になったなんて事も起こるからね~。罪人を攻撃したら、何の罪も無い罪人の家族も巻き添えになる。とかいって罪人を放置しておく訳にもいかないってケースはあるかもね。」

愛原「ただ今回の件は、そこまで巻き添えにする必要は無いからな。利権屋を叩く際に選手も一緒に叩く必要もないし。選手を祝福したからといって、利権屋も許す必要も無い。そりゃあ開催すべきかどうかを問われたら、選手には悪いがあえて中止を唱えざるを得ないが、な。中止したらしたで困る業者なども多いだろうが、だからといって借金まみれ利権まみれの社会構造を、そのままにもしておけないからな。巨悪は、叩けるときに叩くに限る。」

鼎「今から中止にしても、サンクコストというのかな? 今までに費やしてきた費用は帰ってこない。今更中止しても、ちょっとコロナの感染拡大ペースが落ち込むくらいで、赤字の額自体はほぼ変わらない。下手したら中止した方が赤字が大きくなる。だから開催すべし。赤字額を少しでも抑えたければ有観客で。と主張する人もいるけど。」

愛原「その場のコスト回収の事だけを考えたら、そりゃあ中止よりも、無観客開催よりも、有観客開催の方がいいに決まってる(但し、コロナ感染拡大に伴う経済損失分を考慮に入れない場合)。ただ問題は、巨悪を許すかどうか?という話だからな。たとえば有名な池袋のプリウス暴走事件の件にしても、コストだけを考えたら、容疑者をさっさと解放した方がずっと得なんだぜ。裁判にかかる公的費用も馬鹿にならないし。仮に実刑が確定して刑務所に入れた場合、老人介護の手間がさらに上乗せされるだけ。どうせ容疑者は老い先短いし、既に免許も返納した以上、同種の再犯の可能性もほぼ100%ないのだから、浪費する税金の事だけ考えるなら、容疑者を不起訴にしてさっさと終わりにするか、裁判手続を最速でまくり倒して執行猶予付きの刑で幕を下ろすのが一番に決まってる。ただ、犯罪抑止力とか、遺族感情とか、そういうのを考慮すれば、それで済ませていいのか? そういう問題なんだ。」

鼎「税務署とかも、そういう考えで動いてる部分もあるよね。税金回収の為にかかるコストを考えたら、放置しておいた方が得でも、あえて取り立てたりもする。なぜなら【取り立てる事が可能なのに、あえて取り立てない例】が相次ぐと、脱税を試みる人が急増したり、その結果、脱税者が多すぎて取り立てが追いつかない事態を招いたり、そうでなくとも、脱税しても取り立てられずに済む人とそうでない人が両方出る事で、納税者が強い不平等感を抱くようになるから。」

愛原「そう。不平等感。ここが特に大事だ。あいつはセーフ、あいつはアウトみたいな不平等が相次いで、不満を持たない人はいないからな。上級国民だからセーフ。介護に手間がかかるからセーフ。コストに見合わないからセーフ。お前は賄賂を贈ったからセーフ。お前はそうじゃないからアウト。お前は安倍ちゃんに盾突いたから、本来はセーフだけど特別にアウト。みたいな事をやりまくったら、ルールも秩序も破綻する。まぁモリカケサクラとか見てると、既に破綻しかけてるかも知れないが、ならばなおのこと、速やかに立て直す必要があるからな。それと同様で、今更オリンピックを中止しても手遅れだからセーフとか、安易に認める訳にはいかないのだ。【既成事実を作ってしまえば後はこっちのもの】みたいな所業を蔓延させる訳にはいかないからな。」

鼎「今回のネタは、オリンピックという華々しいイベントが元ネタの割に、すごく重い内容だったかも。」

愛原「感動の嵐で誤魔化されたら、困るからな。オリンピックが開催される前から、【どうせオリンピックが始まったら、日本人は反対していた事も忘れて盛り上がる】という論調はあったし、実際、そういう空気の変化も感じるが、なんか日本人がコケにされてるようで、色々面白くなかったのもある。」

鼎「コケにされたら腹もたつけど、そこで怒りにまかせて、罪のない人を誤って攻撃するような事はしてはならないよ。どこが問題で、どこを改善すべきか? そこを見誤って、見当違いの所を叩いても、かえって事態を悪化させるだけだから。」

逆沢「特に人種のせい、性別のせい、年代のせい、みたいな感じで、無闇に攻撃範囲を広げるのは論外ね。味方になってくれるはずの人達まで敵に回しかねないし。というか罪のない人を無闇に攻撃したら、それ自体がこちらにとって弱みにもなりかねないし。」

愛原「もちろん誰一人巻き添えにしない戦いなんてのは、ある意味、夢物語な部分もある。また悪人は悪事を隠したがるので、どうしてもクロである確信を持てず、その結果、悪事を見逃してしまいがちな事もあるだろう。しかし放置できないおかしな事があれば、それはやはり解明し、対策する必要がある。そうしないと、そのおかしな事がいつまでも続きかねないからだ。」

鼎「解明した結果、結果的にシロとなっても、その場合は潔白が証明されるだけだし。だからこそシロの人ほど、透明化に協力して欲しいし、にもかかわらず証拠を隠滅したがったり、李下の冠の中身を隠したがる人はクロ扱いされても仕方ないという前提で強く臨みたいところだよね。」

逆沢「思いおこせば東京五輪に関しては、竹田恒和らによる誘致目的の贈収賄劇から始まって、カネにまつわる黒い疑惑だらけだからね~。連中は問題ないというだけで、今まで一度も潔白の証明になるような帳簿の一冊でも公開した事は無いし。冠の中を一切見せないまま、シロだシロだぱかりで、こんな税金の使い道が、今後も容認されるわけにはいかないからね~。」

鼎「今更中止にしたところでもっと赤字になると言われても、そのまま開催が終わったら、悪い奴が丸儲けで逃げ切るだけだし。【人殺しを捕まえたからと言って殺された人はどっちみち生き返りはしないのだから、今更人殺しを捕まえようとしても面倒くさいだけ】といわれても、はい、そうですねとは言えないよね。」

愛原「悪人を放置し続けたら、似たような悪事が何度でも繰り返されるだろうからな。面倒くさくても、そこはきっちり対処する必要があるだろう。という事で前回は責任の所在について触れてみたが、今回はさらに一歩踏み込んで悪の所在について触れてみた。悪というか、速やかに改善すべき問題点の所在と言い換えた方が適切かも知れんけどな。」

逆沢「思考停止して【なんか河井夫妻が捕まったから、河井夫妻は悪い奴に違いない】で終わってはいけない。そんな奴は【安倍ちゃんは不起訴になったから、やっぱりシロだったに違いない】とか、【オリンピックが始まってマスコミが手のひらを返したから、やっぱり開催してよかったのだろう】とか、誰かが用意したシナリオに踊らされるだけで終わってしまう。そうではなくて、悪い奴ほど、それを隠したがる。目くらましもする。そういう認識で、おかしな点に着目して、そのおかしな部分を透明化し、解明し、正していく姿勢を持ちたいって事かな?」

愛原「小難しい事はおくにしても、少なくとも坊主と袈裟は分けて考えたいな。怪僧ラスプーチンが仮にヤバい奴でも、他の坊主も同じようにヤバい訳では無いし、まして袈裟はラスプーチンとは無関係だからな。坊主憎しの感情のままに袈裟叩きをする奴は、容疑者の実家や会社に電凸する奴と変わらないし。袈裟の美しさに惑わされて、坊主の本質を見誤るようでも、【感動さえ与えられれば、すぐに手のひらを変える】チョロイ日本人と、腹の底で笑われるだけだろうから。」

逆沢「とりあえず、ケケ中さんの手のひらで踊り続けるのも、私的に面白いないしね。」

愛原「今回はオリンピックのネタなのに、ケケ中さんで締めるなよ!」






















過去のたわごと 
2021年     7月18日 責任の所在
7月4日 教育政策 6月20日 職の貴賤
6月6日 外患(外敵)よりも恐ろしい内患(味方の腐敗) 5月23日 スローライフと幸福論
5月9日 社会に貢献する凡人たち 4月25日 情報戦の制し方
4月11日 予備戦力 3月28日 不正の告発と隠蔽
3月14日 職人(ドワーフ)  2月28日 地位に見合う責任と報酬の話
2月14日 娯楽産業  1月31日 名君・名宰相
1月17日 選別(トリアージ) 1月3日 大きく育ちすぎた作品
 2020年 12月20日 つまらないラスボス戦 12月6日 予知の活用方法
11月22日 信じたい事しか信じない人たち  11月8日 老化の始まり(能力のピーク)
10月25日 敵の成長率 10月11日 属人性
9月27日 信用(信用創造) 9月13日 犯罪都市
8月30日 同行するヒロイン、同行しないヒロイン 8月16日 まとめ役としてのリーダー
8月2日 なろう系主人公とやれやれ系主人公 7月19日 安楽死
7月5日 イデオロギーの矛盾や対立を超えて幸福を実現する方法 6月21日 アピールする人、出る杭を打つ人
6月7日 間違いを改める方法  5月24日 コロナよりも、ゾンビよりも、米軍よりも恐ろしい集団の空気
5月10日 部隊長の決断 4月26日 集団ヒステリーと同調圧力 
4月12日 札束を無限に刷り続けるとどうなるか? 3月29日 借金取りの恐怖
3月15日 禅譲 3月1日 秩序志向のプレイヤーと混沌志向のプレイヤー
2月16日 (こまめな)人事異動(のススメ) 2月2日 忠誠度という名のゲームパラメータ
1月19日 恨み 1月5日 鞍替え
 2019年 12月22日 景気 12月8日 承認欲求に囚われないために
11月24日 黒幕としてのスポンサー 11月10日 プロスペクト理論とモブの生き残り戦略
10月27日 追い込まれた悪人キャラのダメージ・コントロール戦略 10月13日  いじめっ子キャラの特徴
9月29日 命令に背くNPC 9月15日 平等・公平を維持するためのコスト
9月1日 能力値とスキル 8月18日 地位を与えられた者(中間管理職)
8月4日 パニックホラーもののリーダー 7月21日 パニックホラーものの主人公
7月7日 許される人と許されない人 6月23日 愚民政策
6月9日 壊された人への対応 5月26日 新時代の脅威
5月12日 (攻撃の)大義名分 4月28日 前回の反省とキャスティングの話
4月14日 汚染された情報の拡散 3月31日 理想の選挙制度
3月17日 黙示 3月3日 あの世の世界
2月17日 うまくいかなかった革命後をどうするか? 2月3日 策略としての挑発
1月19日 腐敗した司法(正義の裁きの担い手)  1月5日 強きを挫き弱きを助くVS弱きを挫き強きを助く
 2018年 12月23日 悪の根源≒マウントしたいという欲望 12月9日 Steamのゲーム
11月25日 成り上がったダメ人間 11月11日 自分を強化する技VS敵を弱体化する技
10月28日 限界への挑戦 10月14日 「弱者=守られるべき善人」でない場合
9月30日 脅しによる支配 9月17日 信用できない情報だらけの社会の場合
9月2日 太鼓持ち 8月19日 連続攻撃
8月5日 信用スコアに支配された社会 7月22日 内通者
7月8日 人件費コスト管理ゲーム 6月24日 忠義者キャラ
6月10日 欠陥つき有能キャラの処遇 5月27日 邪悪な独裁者に支配された組織のメンバーの挙動
5月13日 邪悪な独裁者が健全な組織を乗っ取る方法 4月29日 論破
4月15日 正義の味方という名の制裁者 4月1日 平気で嘘をつける人たち 
3月18日 公正世界仮説 3月4日 被害者叩き 
2月18日 政治力 2月4日 統率力 
1月21日 優秀すぎるライバルが現れたとき  1月7日 素性を表す記号としての肩書き
2017年 12月24日 フリゲの雑談  12月10日 賤民階級
11月26日 個性づけとしてのパラメータ 11月12日 宿敵宣言
10月29日 大同団結 10月15日 品質について
10月1日 華麗な策略、汚い策略。その違い 9月17日 平等主義と反平等主義
9月3日 ファン型オタクとマニア型オタクの違い 8月20日 ツイッターの利点と問題点 
8月6日 大抜擢された人材 7月23日 誇りと傲慢
7月9日 傲慢とマウンティング 6月25日 権威を利用するナイトども
6月11日 悪事プレイ(のススメ) 5月28日 異界人(宇宙人)の干渉
5月14日 集団の思考ルーチン 4月30日 人間っぽさ=非効率的な思考ルーチン
4月16日 名声欲 4月2日 無言の圧力と忖度
3月20日 ロスト・ハイ・テクノロジー 3月5日 破壊神の信者
2月19日 一人称形式で見える視野の範囲 2月5日 歴史的人物の当時の評価
1月22日 未来予測 1月8日 人相見(人物鑑定)
2016年 12月25日 商業レビュアー 12月11日 成長戦略の目玉としてのカジノ
11月27日 パニック 11月13日 生存ゲーム的なシチュエーション
10月30日 強敵感 10月16日 感情移入という視点からのキャラクターメイク
10月2日 供給過剰社会 9月18日 血筋
9月4日 統一されるべき尺度 8月21日 暑さと寒さ
8月7日 (優秀な)下っ端 7月24日 超便利社会=超疲弊社会
7月10日 社会的弱者を量産し、彼らを悪の先兵に誘う者  6月26日 少子化社会という舞台
6月12日 有事法制(緊急事態における法のあり方) 5月29日 悪のセレブサロン 
5月15日 成功者が成功後にやりたいと思うこと 5月1日 ゲーム世界とリアル世界の違い
4月18日 過去に戻ってやり直すということ 4月3日 八百長 
3月20日 異邦人(外国人労働者) 3月6日 陣形
2月21日 功績泥棒 2月7日 三国志13をプレイ
1月24日 裏切り者 1月10日 善政家
2015年 12月27日 精神~命よりも大切なもの 12月6日 独立戦争 
11月23日 ジャーナリスト 11月8日 精神力 
10月25日 優しい指導者  10月11日 助けを求める人たち 
9月27日 兵站 9月13日 善玉が起こした悪事や不祥事
8月30日 カイゼン 8月14日 盗作・ゴースト
8月2日 表稼業 7月20日 正論を用いない説得工作
7月5日 ディストピア 6月21日 財政破綻
6月7日 防諜 5月24日 サイコパス
5月10日 戦犯 4月26日 ハト派とタカ派
4月12日 不遇な先駆者 3月29日 プロギャンブラー(バクチで生計を立てる人)
3月15日 世界の管理者という名のラスボス 3月3日 命令コマンド
2月15日 攻略本・攻略サイト 2月1日 お遊びコマンド
1月18日 精神異常状態 1月4日 NPCの選択判断ルーチン
2014年 12月14日 男女キャラクターの比率 11月30日 不安と安心の役割
11月16日 現実主義者の正体 11月3日 アイテムゲット
10月19日 真相にたどり着けない者 10月5日 挫折
9月14日 嫌いだけど素晴らしい人達 9月7日 売れている作品と面白い作品の違い
8月24日 援軍 8月3日 ブラゲとパケゲ
7月20日 根性論と科学的知見に基づいた肉体改造 7月6日 ディスリスペクト(軽蔑・disり)
6月22日 あやかり系主人公 6月8日 中毒
5月25日 箱庭ゲーム 5月11日 ダブルスタンダード
4月20日 偽りの理想郷 4月6日 防御力
3月23日 自分用ゲーム作り 3月9日 育成する指導者、選別する指導者
2月23日 忠誠 2月9日 変化するキャラクター
1月26日 一芸職人VS器用貧乏 1月11日 評判
2013年 12月23日 身分制度 12月8日 陰謀
11月24日 秘密 11月10日 努力が報われるゲーム
10月27日 ゲームの自由度について 10月13日 出来の悪い二代目
9月29日 怒り 9月15日 撤退戦術
8月30日 ヒール(悪役) 8月15日 覆水盆に返らず
7月28日 予知・予測 7月13日 かつてのヒーロー
6月30日 覚醒(新能力発現・急成長) 6月15日 犠牲
6月3日 単独開発 5月19日 ダメ人間
5月5日 悪徳宗教を必要とする人々 4月21日 悪の連帯責任
4月7日 3種類の立場からみた作品批評 3月24日 中立性を装った愚痴・悪口など(仮)
3月10日 人気対戦競技の条件 2月24日 幻想空間
2月10日 お金 1月27日 尊敬できる敵
1月13日 やる気・気合 12月29日 ルール
2012年 12月15日 厨二病 12月2日 売れ筋
11月17日 改心 11月4日 議論
10月21日 優秀な人材の起用・登用方法 10月7日 憎しみにとらわれた人達
9月22日 友情やコネによる人事起用の危うさ 9月8日 権力欲に取り憑かれた人達
8月19日 敗北の受け止め方~捲土重来を期すために 8月5日 作者(表現者)が作品を通じて伝えたい思い
7月29日 人が自ら死(自殺)を決意するとき 7月15日 選択肢を選ぶことによる覚悟(リスク)
7月1日 選択肢があるということ 6月16日 宣伝と人気
6月2日 ホンネとタテマエ 5月19日 コンプガチャに学ぶ確率論とイカサマの話
5月6日 鑑識眼 4月30日 平等と競争
4月14日 公務員ヒーロー 4月1日 SF設定
3月18日 情報収集 3月3日 原発考察
2月19日 プライド 2月5日 お笑い
1月22日 ラスボスの処断方法 1月8日 創造→創作
2011年 12月30日 独裁者 12月9日 二次創作品
11月27日 万人向けからマニア向けの時代へ 11月13日 無敵能力の人たち
10月29日 正式名称 10月15日 利の人、情の人
10月3日 ポジティブ・ネガティブ 9月16日 利権
9月3日 借金 8月21日 何も変わらない事の恐怖
8月5日 発信したいオタクと共感したいオタク 7月25日 戦う地方、媚びる地方
7月17日 充電期間 7月10日 ひとそれのアンケート結果
7月2日 供給過剰気味のゲーム(&娯楽) 6月21日 東日本大震災3
6月5日 上司に反発 5月21日 修正する度量
5月14日 挑戦する勇気 5月1日 調子
4月17日 専門スキル 4月3日 東日本大震災2
3月18日 東日本大震災1 3月5日 ネトウヨと不良キャラの共通点
2月19日 信用ラインと警戒ライン 2月5日 信じられない者ばかりの世界観
1月23日 武器を交えない戦争 1月16日 しゃべらない主人公
1月7日 異世界に飛ばされた凡人 12月25日 後ろ向きな嫉妬心
2010年 12月19日no2 人それのゲーム難易度 12月19日no1 社会人型キャラ
12月11日 新作公開してから一週間 12月5日 新作ゲーム紹介
11月20日 理想と現実 10月29日 新作公開予定
10月18日 派閥 10月1日 仲間
9月19日 キャラクターイメージ 9月6日 理想を持った人間。そうでない人間
8月21日 革命後 8月8日 長編のオチのつけ方
7月24日 勇者は世直しができるか? 7月10日 全力集中プレイと長期戦略プレイ
6月27日 RPGのチームバトル 6月13日 傭兵団
5月29日 相手の思考をよんでみよう 5月14日 扇動する者、される者
5月7日 こっそりアンケート設置お知らせ、ほか 5月3日 地方を主人公の舞台にしてみよう
4月17日 コンピュータは人間を上回れるか? 4月2日 政権交代から6ヶ月が過ぎて
3月22日 フィクション 3月12日 困ったパーティメンバー
2月21日 責任 2月6日 教育
1月23日 トップダウン式製作とボトムアップ式製作 1月10日 ゲーム作成スタッフ
2009年 12月25日 政権交代から3ヶ月が過ぎて 12月12日 血液型
11月29日 編集日記・編集後記 11月14日 AVG(+SLG)制作中
10月31日 シナリオ 10月18日 ゲーム作りで完成までこぎ着けるためには2
10月3日 オリジナル 9月19日 ゲーム作りで完成までこぎ着けるためには
9月6日 実在モデルをどこまで採用できるか 8月24日 素材?
8月14日 今時の報道スタイル 8月8日 ユーザーサポートにメールを送ってみました
7月25日 恋愛シミュレーション2の魅力? 7月11日 人気と実力
6月27日 打ち切り 6月19日 エロゲ規制強化の流れからみるゲーム考
6月6日 貴族階級 5月23日 悪の戦闘員
5月10日 異なるキャラクターの視点でみてみよう 4月24日 強者がますます強くなる・・・
4月11日 ゲームエディタ 3月29日 愛郷心
3月22日 匿名ネット社会 3月6日 暗躍する超能力者たち
2月22日 信者キャラ 2月15日 必殺技
2月1日 アンチヒーロー(悪役型英雄) 1月23日 カタストロフィーを未然に阻止しよう
1月16日 フェアな戦い 1月3日 あれから幾年後
2008年 12月28日 国盗りSLGの景気対策 12月20日 現実世界をゲーム化してみよう
12月5日 内部対立 11月29日 推理もの??
11月22日 悪人とも言い切れない罪人 11月7日 正史
10月31日 萌えない女性キャラ 10月18日 関西弁
10月5日 大阪 9月21日 避けられない強大な敵
9月7日 人気・魅力・カリスマ 8月29日 黒幕
8月23日 運と実力 8月9日 COMの思考ルーチン
8月3日 新シナリオ「HeiseiNippon」公開 7月19日 軍師
7月5日 各国の思惑を構成するもの 6月21日 催眠術
6月7日 和解 5月24日 知恵者
5月16日 千年生きてみよう 5月3日 生き残ることと勝ち残ること
4月18日 冷酷な指導者 4月5日 お金の使い道
3月15日 若さ 3月7日 性能と運用
2月29日 アンケート現況発表(質問2について) 2月22日 広報戦略
2月10日 差別 1月27日 敵のスペック

1月13日 神の加護、神聖魔法 12月30日 フリーゲームのレビュー
2007年 12月16日 国盗りゲームのパターン 12月1日 謎について
11月16日 ゲーム世界での対人設定2(その他視点) 11月3日 ゲーム世界での対人設定1(味方視点)
10月20日 レジスタンス勢力 10月5日 終盤~エンディング
9月21日 世襲について 9月8日 悪役(ヒデブ派5隊長など)
8月24日 確率について 8月10日 セーブ&ロード
7月27日 成長について 7月15日 SRPGにおける白兵部分のゲーム的処理
6月30日 SRPGのマップのシステム 6月17日 徴収と略奪
6月2日 兵科あれこれ 5月19日 理想の君臣関係
5月4日 経済力うんぬん 4月21日 戦略ゲームと戦術ゲーム
4月6日 公開情報と非公開情報 3月24日 個人戦用の武器等
3月9日 兵士の武器 2月25日 ゲーム作りとゲーム遊び
2月11日 少数派(属性持ち)向けゲーム 1月28日 バージョンアップ

1月13日 宮田軍にてこ入れ? 12月30日 フリーゲームの宣伝
2006年 12月15日 投票・アンケート 12月1日 最強の敵
11月18日 動かしやすいキャラと動かしにくいキャラ 11月4日 デバッグ
10月22日 現代・近未来ものについて 10月6日 趣味の社会人クリエイター
9月15日 新作?の状況について 9月8日 BGMについて
8月27日 登場人物の口語表現 8月12日 女性キャラ
7月28日 主人公選択式ゲーム 7月16日 マイサイトについて
7月2日 死について 6月17日 風刺について
6月2日 シナリオタイプあれこれ 5月19日 ゲーム作りの進め方について
5月5日 ゲーム作りを始める時について 4月21日 高能力キャラの表現方法
4月8日 悪い敵 3月31日 名前について
3月18日 伝え方と伝わり方 3月12日 キャラクターのプロフィールについて
3月5日 アマとプロによる基本プロット考 2月25日 自作CGについて
2月19日 著作権について 2月12日 バックグラウンドの設定について
2月5日 SRPG95の次回作に対する期待 1月29日 分岐と自由度について
1月22日 難易度について 1月15日 勢力別能力値考察
1月8日 主人公について 1月1日 ユニットの能力値をどういじるかについて
2005年  12月30日 12月23日 12月16日 12月9日 12月2日 11月25日 11月18日 11月11日 11月5日 10月31日















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