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愛原様のたわごと(22年10月23日)









愛原「なんか、あと2年ほどで、現行の保険証を廃止するらしいな。」

逆沢「いま一番盛り上がってる時事ネタは、某教団のことか、円安対策の方じゃないのか? お前のチョイスは、時々よう分からんわ。」

鼎「岸田さんは、【やるべき事はろくに動かないのに、やらなくていい事だけ前のめりになってやる】というネットの声も聞くけど、本件もその一つなのかな? 国葬にしてもそうだったけど。」

逆沢「そりゃ支持率も急降下するって感じだわ。安倍が亡くなって目の上のたんこぶが取れたから、やり方次第でいくらでも飛躍できただろうに、その後の選択肢をことごとく間違えまくるというか。」

鼎「日本人は、【自分の頭で考えて、答えのない問題を解く】よりも、【与えられたミッションを用意されたマニュアル通りにこなす】方が得意という評価を聞いた事もあるけど、岸田さんもそんなタイプだったのかな? 怖い人の言いなりになって指示通りにこなすだけなら有能かも知れないけど、以前よりも自由な裁量権を与えられたら、かえって判断に迷って混乱を来たすタイプというか。」

逆沢「誰かの指示に従って働く分には有能なイエスマンタイプのサラリーマンばかりが社長になったから日本経済が低迷したなんて言う人もいるけど、そんなサラリーマン人間がうっかり総理になったら、こんな感じになるってか?」

愛原「まぁ世間的には評判の悪いマイナンバーカード保険証廃止案だが、もう少し本音の部分をはっきりさせてくれれば、評価もかなり変わってくると思うんだけどな。」

逆沢「本音の部分をはっきりさせろと言うってことは、つまり政府は本音を隠したまま、マイナンバーカードをごり押しているとお前は考えていると。」

愛原「それ以外に解釈のしようがないではないか? マイナンバーカードを持つ持たないは任意と言いながら、既存の保険証を廃止することで、事実上の強制に持っていこうとしてるんだぞ。任意のはずなのに、事実上の強制を迫る以上、なんらかの隠された意図があるとしか解釈しようがないだろ?」

鼎「でも日本政府は、ずっとそういう事ばかりやってるよね。コロナ騒動の時も、自粛のお願いのはずが、自粛に従わない場合のペナルティーをしっかり設けて、事実上の強制でしかなかったし。NHKの受信料も、事実上の強制だし。」

逆沢「事実上の強制なのに、建前上は任意って、色々訳わからないんだけど。なんでそういう訳の分からない事をするのかな?」

愛原「強制なら、強制を迫った者が全責任を背負う事になるが、任意なら、最終的にそれを選んだのは個人であり、その結果、どんな不幸な結果を招いても、それはそれを選択した者の自己責任になるからじゃないのか? サービス残業とかにしても、サービスなら労働者の自由意思の結果であり、経営者は責任を問われないが、嫌がる労働者に対して無償労働を強制したら、普通に経営者は罪に問われてしまうからな。」

逆沢「だから任意の建前で、不利益を強制してるってか。不利益を他者が直接強制したら普通にアウトだけど、当事者が自由意思で不利益を引き受ける分には自己責任だから。」

鼎「コロナ騒動の時の自粛要請も、そういう嫌らしさはあったよね。行政が法的な根拠もなく無理やりパチンコ店の営業を妨害したら普通に裁判に負ける案件だけど、パチンコ店が自発的に営業を停止するなら、それはパチンコ店の自己判断の結果であり、自己責任という形にできるから。」

逆沢「つまりマイナンバーカードにしても、政府があえて任意という建前を崩さないまま、事実上の強制を迫るという時点で、何らかの裏があってもおかしくないって事か?」

愛原「俺的には、強制したいなら、はっきりと強制と言い切ってくれた方が有難いんだけどな。それでなにか問題が起こったら、政府の責任にしやすいから。」

逆沢「現状では、マイナンバーカードは、悪名高いTカードと大差ないって感じか?」

鼎「ツタヤのTポイントカードで買い物すると、その買い物履歴が警察とか、関係企業に筒抜けになるって聞いた時、正直びっくりしたよ。利用者が気づかない内に、勝手に規約を変えたり、あるいは規約を変える前から既にそういう事を行っていた疑いもあったり、色々滅茶苦茶というか。」

逆沢「Tカードでエロ漫画とか買ったら、性癖も警察などに筒抜けってか。怖いわね~。」

愛原「それでもTカードを持つ持たないは、あくまで個人の自由であり、任意だからな。利用者とすれば、知らぬ間に規約を変えられたりなど、色々不快感はあるが、正直責めるには弱い部分もあるわな。」

鼎「強制なら、重大な人権侵害ということでいくらでも責めようもあると思うんだけど。」

逆沢「つまりマイナンバーカードに関しても、任意という建前で、どんな不利益を利用者に課してくるか、分かったものではないって事か?」

愛原「Tカード同様、警察などにプライバシー情報が筒抜けになるくらいは、覚悟しておいた方がいいだろうな。」

鼎「私個人としては、マイナンバーへの情報の一元化で行政事務などが円滑化されるという利点を前向きに捉えたいし、だからこそ義務化して欲しいと思ったりもするのだけど。義務化すれば、行政側も不当な利用はより難しくなると思うし。」

愛原「想定されるデメリットを全て無視して、メリットだけに目を向ければ、俺もマイナンバーカードの義務化は直ちにでもやって欲しいくらいなんだけどな。」

鼎「マイナンバーカードを保険証兼、診察券兼、お薬手帳として利用できれば、医療機関の業務のスピードも、かなり上がりそうだよね。いちいち問診表とかに、名前やら住所やら色々一から書き込む手間もなくなるかも知れないし。」

愛原「お役所の手続きも、かなりスピーディーになる事が想定される。マイナンバーカード自体が、本人証明を兼ねているし、そこから基本データをアウトプットするだけで、大抵の手続きはすぐに準備段階をパスできるからな。」

逆沢「けど世の中の大半の人は、そもそも役所なんか年に数回も利用しないだろ? 医療機関も、利用しない人は年単位で利用しないし。そんな人にとっては、マイナンバーカード自体、無くしたら困るだけの無用の長物でしかないし。」

愛原「それは同感。マイナンバーカードは、作った本人が幸せになるものではなく、あくまで役所や医療機関などの相手先が、より幸せになる事が目的のものだからな。作った当人にしてみれば、せいぜい病院の待合で待ち時間が1分短縮される程度のものでしかないかも知れん。」

鼎「けど運転免許証とマイナンバーカードを近年中に統合しようという案も出ているらしいし、そうなると運転する人にとって、マイナンバーカードは運転免許証の代替として、同等以上の重みが出てきそうだよね。」

愛原「似たようなものを2枚持っててもややこしいだけだし、役割を重複させるくらいなら、いっそのこと統合してもらった方が便利かも知れないな。というか警察署で、マイナンバーカードを作れるようにしたら、即日発行もできるだろうし、その方がずっと便利な気がしなくもない。」

逆沢「あー、なんかマイナンバーカードを作ろうとすると、役所によっては数か月も待たされるらしいわね~。運転免許証なら即日発行も可能なのに。なんでそこまで時間がかかるのやら、訳分からんわ。」

鼎「運転免許証なら、警察署内で全ての手続きが完結するから中抜きする間もないけど、マイナンバーカードは中抜き業者とか、色々なのが間に入るから、それで出来上がるまで時間が余分にかかってしまうのかな?」

逆沢「また中抜きかよ。雇用を守るためか何か知らないけど、そういうのが日本経済の足を引っ張ってると思ったら、本当に不愉快だわ。」

愛原「中抜きうんぬんはあくまで憶測の範疇でしかないが、マイナンバーカード発行業務を郵便局にも投げようとかいう案も出てるとか聞くと、いかにもな感想は否定しがたいな。」

鼎「けど、ふと思ったんだけど、仮にマイナンバーカードと保険証と運転免許証を全て統合してしまった後で、マイナンバーカードを紛失してしまったら、どうやって私たちは、身分証明をすればいいのかな? 今は運転免許証などを身分証明書として使用する事で、マイナンバーカード自体も作れたりする訳だけど。」

逆沢「あー、なるほど。保険証などがあるから、運転免許証や戸籍の附票なども取れる。運転免許証があるからマイナンバーカード自体も作れる。そしてマイナンバーカードがあれば、色んな所で身分証明がしやすくなる。けど、マイナンバーカードを無くしてしまって、既に保険証も運転免許証も無い状態なら、どうやって自分の身分を証明するの? どうやったらマイナンバーカードを再発行できるの?って話な訳ね。」

愛原「まぁ行政は、マイナンバーカードを作る際に、人様の顔写真のデータを前もって勝手に複製保存してるらしいので、本人が再発行の手続きを行う限りは、顔パスでいけそうな気もするけどな。」

逆沢「けど顔パスといっても、シロートがマナカナのような双子を見分けたりできないだろうし。双子じゃなくても顔の似た兄弟姉妹は割といるし。幼児などはすぐに成長してしまうから、昔の顔写真なんて参考程度にしかならないし。逆にお年寄りも、大きな病気とかをしたら別人のようにやせ細ってしまう事も珍しくないし。下手な顔パスは、成りすましのリスクに対して無防備じゃねえのか?」

鼎「国民の全てが本人で手続きができると考えるのも、傲慢だよ。小さな子供とか、歩くこともままならないお年寄りとか、認知症の人とか、そういう人も多いし、そういう人ほど、逆にマイナンバーカードが今後必要になってくるだろうけど、そういう人が暗証番号を忘れたり、カード自体を無くしたらという事も考えていかないと。」

逆沢「あー、そうか。マイナンバーカードが一番必要になるのは、そういう人達なのよね~。でもそういう人は、暗証番号がどうとか、スマホのアプリでどうとか、無くしたらどうとか言われても、対処は困難だろうし。健常者の目線で見たら駄目って事ね。」

愛原「健常者にとっても、自分の身分を証明できるものがマイナンバーカードしかないとなったら、リスク分散の視点でまずいと思うが、まぁ常識的には政府もその辺の対策はしてくると思うけどな。」

逆沢「常識的にはそうでも、今の日本は、悪い意味で非常識極まりないからね~。何十年も経済が止まったままだったり、政権交代もままならなかったり。何の対策もしないまま、そのまま突き進むような気もするのは私だけか?」

鼎「政府がその辺の対策もして来ないようなら、身分証明書替わりになるパスポートでも、持っておいた方がいいかな?」

愛原「沈みゆく国から急いで逃げ出したくなった時のためも兼ねて、あらかじめパスポートを取っておくのも一つの選択肢かも知れないな。まぁ落としたり盗まれた際に備えて、即日発行できる態勢くらいは欲しいと思う。現状みたいに発行までに何か月かかるみたいになって、何か月も車の運転もできない、病院にも行けないなんてなったら、恐ろしすぎるからな。」

鼎「けどマイナンバーカードに運転免許証並の役割を持たせるとなったら、いずれマイナンバーカードの携行の義務化にもつながっていきそうな気もするのは私だけかな?」

愛原「任意という名の事実上の義務という状態よりは、はっきりと義務化してもらった方が、ずっとマシではあるが、携行の義務化にまで突き進むとなると、一気にディストピアっぽくはなるかもな。」

鼎「携行を義務化すれば、ディストピアっぽくはなるけど、治安はなんとなく良くなりそうな気がするのは私だけかな?」

愛原「携帯電話の購入や銀行口座の開設の際の本人確認をどれだけ強化しようが、飛ばし携帯も詐欺用の振り込み口座も全然無くならないように、本当に悪い奴はその程度の規制で、いちいちひるんだりしない気もするけどな。」

逆沢「悪いことを企む奴は、マイナンバーカードの携行を義務化しようと、そもそも持ち歩かないか、偽造カードを携行するか、顧問契約した悪徳弁護士に対応を丸投げするか、いずれにしろ一筋縄ではとてもいかない気がするわ。」

愛原「車の運転をする際には運転免許証の傾向が義務になってるが、これによって車を使った犯罪や事故などがどれだけ抑止できるか?という話だわな。まぁ運転免許の不携帯を認めると、事故や事件の際の当事者の本人確認にかなり手間取るのは明白なので、そういう事務処理の時間を大幅短縮するという視点に絞れば、マイナンバーカードの携行義務化はそれなりに大きなメリットをもたらすだろう。ただし、犯罪の抑止力みたいなものに関しては、過度に期待しない方がいいと思う。」

逆沢「結局、マイナンバーカードは、持ってる本人にとって便利というよりも、役人や関係する仕事の人が事務処理を進める上で便利になるという程度のシロモノでしかないってか?」

愛原「社会全体のコストを低減する意義自体がそれなりに大きいので、中抜きとかおかしな事を考えず、真面目にやれば、かけた費用に見合うメリットはあると思うけどな。」

逆沢「その言い方だと、実はマイナンバー制度に関して、実は推進派のように聞こえるんだけどな。」

愛原「不安要素に目をつぶれば、明白に積極推進派だぞ。」

逆沢「その不安要素の部分が、シャレにならないんだけど。」

鼎「マイナンバーカードに銀行口座を紐づけようとか、クレジットカードとしての機能を持たせようという話も聞くけど、Tカードの不祥事とか聞くと、同様の不安要素はどうしてもぬぐえないよ。」

愛原「でもクレジットカード自体に不安を持つ人は、そんなにいないだろ? クレジットカードを使ってネットでショッヒングする際に暗証番号を入力させられる事などほぼないくらい、ある意味ザルなのに。それでも。」

逆沢「まぁ、それだけ信用があるって事なんじゃないの? クレジットカードに関しては不正利用された際の補償やサポートもしっかりしてそうだし。実際にトラブルもさほど無さそうだし。」

愛原「そういうこと。1万円札などのお札にしろ、クレジットカードにしても、世の中は基本信用で成り立っている。クレジットカードも1万円札も、それなりに信用があるから、普通に使用される。しかし今のマイナンバーカードに、それだけの信用かあるか?という話だな。」

逆沢「コロナワクチンの副作用に関しても、因果関係が明らかでないとか、なんだかんだ理由をつけて全然補償してくれないらしいし。どう見ても、クレジットカード会社並みの補償なんか期待できそうにないわ。」

鼎「Tカードに関しても、警察などは令状のない照会は今後行わないみたいな誓約は一切してないままだし。マイナンバーに関してもTカード以上に不当な介入を平気でして来そうな気がしてならないよ。」

逆沢「つうか、警察自体も役所の一部なのに、目上の役所の依頼を目下の役所が断れるわけないだろ? 自衛隊が自衛隊員募集のダイレクトメールを送るために市役所に照会かけるようなケースでも、市民に断りなく市民の個人情報を当たり前の顔して投げ渡す所も珍しくないくらいなのに。」

愛原「そういう事。マイナンバー制度に買い物履歴に関する機能みたいなものまで搭載したら、お前らの性癖も何もかも全て筒抜けになるくらいの覚悟はしたおいた方がいい。」

逆沢「一応、聞いておくけど、マイナンバーカードにそこまでの情報を記録できるスペースなんてあるのか?」

愛原「カードそのものにそんな機能はない。カードはあくまでただのキー。つまりマイナンバーカードを盗難されたからといって、どの病院に通い、どんな薬を飲んでるかなどの情報が盗まれることは全くない。お薬手帳としての情報自体は、あくまでサーバー内に保存されているだけ。つまりマイナンバーカードというキーを使うことで、データの更新作業がスムーズに行われる程度に認識してもらえばいい。ただし、データを閲覧する事自体は、関係者なら無問題。たとえば病院関係者なら、データにアクセスする事で、その患者の病歴や通院歴、薬の処方歴などが見れるという感じだな。まぁ見れないと困るから、当然の話だが。」

鼎「病院の関係者が必要に応じて、患者の病歴などに関する情報を閲覧したり、治療の経過に応じて情報を更新するのは分かるよ。でも直接関係ない自衛隊や公安の関係者や、特定の商品を売りたい企業の関係者などが、そういうデータにやたらアクセス可能になるのは困るよね。」

逆沢「ネットのcookieでも、大概ウザいからねー。ネットの閲覧履歴からその人が好みそうな動画やニュースや広告を自動でピックアックするとかいうけど、人様の嗜好を盗み見されるような事自体、正直不愉快だし。」

愛原「それなら、シークレットモードとか、プライベートウインドウなどと言われるものを使わざるを得ないな。まぁ国民の9割以上は、警察や一企業に自分のプライベートをどれだけ覗き見されても、気持ちが悪いだけで、特に実害はないだろうけど。」

鼎「でも残る1割未満の人にとってはそうじゃないよね。身分証明のためにショップの店員に一時的に渡した運転免許証から身元がバレてストーカー被害に遭ったとか、一時的に渡したクレジットカードの番号を店員に控えられて詐欺に遭ったとか、色んなケースがあるし。菅義偉さんみたいな粘着質の人に睨まれたら、キャバクラに通った証拠となる支払い履歴とかを突然バラされてもおかしくないし。」

逆沢「芸能人とかだと、年金未納の情報とかも突然週刊誌に漏れたりもするしね。お金になるとか、個人的な怨恨とか、色んな理由で個人情報を平気で暴露する役人なんてどこにでもいそうだし。9割以上の国民にとっては無害といっても、自分がその9割側という確信がない限りは、やっぱり怖いわね。」

愛原「そういう不安を少しでも払拭するために、義務にしたいなら最初に義務にした上で、国民を少しでも安心させる仕組みを作れと正直言いたい。少なくとも任意という逃げ道を作って、負担を国民に押し付けるなと。」

逆沢「それであえて任意という建前を維持するなら、何らかの深刻な不利益がある危険なシロモノと認識しておいた方がいいって感じか?」

愛原「強制ではないけど逆らえない自粛の要請だとか、強制ではないけど断れない自主的な無償労働とか、強制ではないけど現状の保険証が廃止されるなら作らざるを得ないマイナンバーカードとか、そういうインチキ行為は、少なくとも絶対に止めるべきだな。マイナンバーカードに関しては、強制化とそれに伴う責任の厳格化に舵を切るか、現行の保険証廃止を止めるかの二択が望ましい。」

逆沢「けど相手は、選択肢を間違える事で定評のある岸田だしね~。その二択を示しても、あり得ない三つ目の選択肢をそのまま突き通しそうな気がするわ。」

愛原「間違えた結果なら、間違いに気づけばなんとかなる可能性が残るからまだ救いはあるけど。悪意があって、あえてそれをごり押してくるなら、さすがに見切りを付けざるを得ないだろうな。」

鼎「某教団関係の立ち回りでは、当初は民事での不法行為は解散命令の事由にならないと答弁して反発を買ったけど、その後、民事の不法行為も解散事由になり得るとひっくり返すことで最悪の展開を免れたみたいだから、私は国葬もこの件も含めて、どんどん前言撤回してくれればいいと期待しているんだけど。人間だから失敗はつきものだし、だからこそ失敗を認めた上で改められるか?で人間の価値が決まるとも思うから。」

逆沢「国葬も間違いだったと認めるようなら、私も評価を多少は改めなくもないわ。」

愛原「国葬とか教団の話は本題から外れるから戻すとして、とりあえずマイナンバーカードの最大の存在意義である、個人の証明手段という機能に絞っても、安易な一元化は、それをより難しくするだけだからな。片方が紛失・盗難などによって失われても、もう片方ですぐに何とかなる仕組みくらいは当然のように整備しておきたい。もちろん成りすましなどに対する対策もセットでだな。」

逆沢「まぁクレジットカードなどの機能まで持たせるような暴挙さえしなければ、人のマイナンバーカードを成りすまして不正取得するような酔狂な者なんて、そうはいないだろうけどね。」

鼎「でも銀行口座と紐づけとかしたら、分からないよ。紐づけた銀行口座に年金などのお金が振り込まれるような仕組みに変わったら、他人のマイナンバーカードは金の成る木に早変わりしかねないから。現状、反社の人からすれば、悪事に使う口座なんて、いくらでも作り放題みたいだから。」

愛原「個人的には、紐づけだけで留まるなら、カードを不正所得するリスクに見合うメリットを全く感じないが、彼らは俺なんかよりはるかに悪知恵が働くから、お前がそういうなら、そうかも知れないな。」

鼎「本人確認ができない世の中というのは結構怖いから、少なくともそっち方面は最優先で対策して欲しいよ。」

愛原「近世までなら、保険証や運転免許証みたいなカードが無くても、それなりの本人確認手段があったが、21世紀でそれは無理だからな。」

逆沢「ん? そういや、昔はどういう方法で本人確認してたんだ?」

愛原「んなもん、他人の紹介に決まってるだろう。村の者に聞けば、そいつの素性はすぐに分かるという感じ。逆をいえば、他人の付き添いなり紹介状などが無ければ、仕官などは相当に難易度が高くなる。」

鼎「中世なんかは、とにかく縁故社会だけど、それも本人確認が確実だからというのが大きいよね。」

愛原「逆を言えば、旅人なんかは、身元を証明する手段が限られるから、そこが良くも悪くも強く作用する。ある地域では罪人扱いでも、そのエリアから離れれば本人確認手段自体が限られるから、普通に生活できてもおかしくない。しかし裏を返せば、ある地域では英雄扱いでも、そいつが英雄と証明できる手段が限られる以上、エリア外に出ればただの旅人と誤認されるリスクと紙一重になる。」

鼎「だから王族なんかは、行幸の際にたくさんの供を連れる事で、自分が王族である事を示したりするよね。それなりの身分の者が少人数で旅をせざるを得ない場合は、それを証明する書類なりを必ず携帯するようにしたり。」

逆沢「ファンタジーの世界の勇者とかも、自分が勇者である証明書みたいなものを、常に持ち歩いてたりするのかね~?」

愛原「特別な武器や鎧などを装備していたら、特に勇者と名乗らなくとも、ただ者ではないというオーラくらいはまとえるだろう。少人数のパーティーであるにも関わらず、過酷な山林を抜けて綺麗な恰好のまま街までたどり着いたいうだけで、街の門番などもただ者ではないと、一目を置く事も考えられる。ぼろい衣服をまとってたり、それなりに傷だらけであったり、キャラバンや騎士団などと同行しているならば、その他大勢のモブと同じ扱いにされてもおかしくないだろうけどな。」

逆沢「逆を言えば、あまり目立ちたくない場合は、身に着ける装備のレベルを下げたり、色々工夫する必要がありそうって感じか?」

愛原「世界観にもよるが、そこそこ治安がいい世界なら、水戸黄門みたいな感じで、本当の身分を偽って旅を続ける事も十分可能だろうけどな。」

鼎「黄門さまも、いかにも楽隠居という感じの軽装で、お供の者の人数も少ないから、一目見て実は先の副将軍とは、すぐにバレにくそうだよね。」

逆沢「で、黄門さまにとってここぞの場面で重要な本人証明手段が、例の印籠という感じになるわけね。」

鼎「でも逆を言えば、仮に印籠を無くしたら、黄門さまはどうやって本人証明する事になるのかな?」

愛原「その地域のお殿様が、水戸光圀公と顔見知りなら、一番話が早いんだろうけどな。お殿様自身が身分保証人となってくれるだろうから。」

逆沢「けどいかにも楽隠居みたいな恰好をした奴が、殿様といきなり面会できる事自体が考えにくいんだけど。」

愛原「風車の弥七あたりが、殿様の部屋まで忍び込んで要件を伝えたら、何とかなるんじゃないのか? まぁお供の格さん介さん自身が強いから、最悪の場合は、武力づくでお城まで踏み入って無理やり殿様と面会するか、さもなくば二人に護衛してもらいながら、旅を一端中断して水戸まで戻るのが最適解かも知れんけどな。」

鼎「けど格さん介さんや弥七さんみたいな、強力な護衛がいない状態で、身分証明となるものを野盗等に奪われたら、すごく困った状態になりそうだよね。」

愛原「そうなったら完全に運任せだな。たまたま通りかがった人間が、それなりに善良であったり、利発であれば上手く保護してもらえるかもしれん。言葉遣いからして、どう見ても高貴な身分の者だと感じてくれたなら、たとえ追いはぎによって裸にされた状態であっても、丁重に保護してもらえる可能性は高まるだろう。」

逆沢「けど元々高貴でもなんでもない平民が、地元から離れた地で襲われて、身分証明手段を奪われてしまったら?」

愛原「そうなると困るから、平民の多くは、知り合いが一人もいないような遠方まで、外出したがることはほとんどない。出稼ぎなどの為にやむなく遠くまで旅をしなくてはならない場合もあるが、その旅は相当にハイリスクになる。まぁ大抵は、旅のトラブルに巻き込まれにくいように、雇い主の側が旅案内をしてくれる人間を付けてくれると思われるが。」

鼎「中世でも後期になると、街道も整備されて、治安も良くなってくるから、平民の一人旅の難易度もかなり下がって、平民の人がお伊勢参りとかお遍路さん参りをする事も増えたらしいけど。」

愛原「メインとなる街道から外れない限りは、それなりに人通りも増えて、不埒者に襲われるリスクも下がったからな。まぁそれは日本の話で、欧米や中国などだと、そう単純な話でも無くなるが。」

逆沢「まぁあっちは、城塞都市だらけの土地柄だしね~。都市を囲む壁の外は、ある意味、無法地帯だから。」

愛原「そういう土地柄だと、なおさら、身分証明の手段は重要になる。身分証明ができないと、門番に止められて、街の中にすら入れなくなりかねないからな。」

逆沢「ある意味、身分証明書は、命の次に大事なものという事ね。」

愛原「幸いというか、中世魔法ファンタジーみたいな世界だと、ギルドに入れば、何らかの身分証明書を発行してくれるから、その辺の不都合はあまりないけどな。身分証明書自体を無くしたら、知らんけど。」

逆沢「身分証明書を無くした場合の救済策は、どんな世の中でも絶対に必要って事か?」

愛原「リアルの歴史でいえば、近世までは役所に顔が利く誰かに一緒に同行してもらえば、それで本人証明もできたが、21世紀の今の日本だと、そういう方法が通用しにくい分、かえって不便になってる所もあるかも知れないな。」

鼎「でも寝たきりのお年寄りとかは、自分自身で本人証明ができないから、その子供とか介護職員とかが、代わりに本人証明を代行したりもするよね。」

愛原「だな。古代から続く最も古臭い本人証明手段だが、【この人が、あの人は〇〇と言ってるなら、あの人はやはり〇〇なんだろう】というやり方は、いつの時代でも無くしてはいけないものなのかも知れない。」

逆沢「けど、その方法だと、悪い人が嘘をつく可能性もあるんじゃないの?」

愛原「現代なら、普通にあり得るだろうな。もちろん中世でも、成りすましの手合いはいなくはないが、イメージよりは少ないと思う。なぜなら本人確認の有力手段がその地域の有力者や村人の紹介である以上、その紹介者となる有力者自身がグルでない限りは、その時点でバレるからだ。仮にグルであっても、当時の人間関係は濃厚だから、知り合いの知り合いとか、色んなルートでいずれ成りすましは発覚しやすい。」

逆沢「ニセ勇者みたいな者が現れても、ずっとバレないままという事は起こりにくいという事か?」

愛原「勇者を名乗るにふさわしい風格や強さを見せつけられなければ、即バレるか、バレなくとも、即疑われるだろう。本人証明手段が貧弱な時代だから、その分だけ、怪しい人間を疑う癖が普通に付いてるからな。逆を言えば、本物の勇者であっても、勇者にふさわしい恰好や品格を保てなければ、同様に疑われる事になる。日本人的感覚でいえば、勇者や高貴の者が身分を偽って気楽なお忍び生活を満喫したがる物語を好む傾向が強そうだが、リアルでそんな事をやりたがる高貴の者など、ほとんどいないと思った方がいい。高貴な者でないと一度疑われると、後になってその疑惑を払拭するのは並大抵の事ではないからだ。」

逆沢「リアルでいえば、印籠を出したくらいで、実は先の副将軍と即座に再認識してもらえるとは限らないというわけね。」

鼎「こんなところに、先の副将軍がいるはずがないと否定されて、それで終わる可能性もそれなりにあるって感じかな?」

愛原「だから勇者は、最初から勇者であると告知して、そういう装備をして、そういう風格を見せつけた方が、トータルとして無難なケースも多いと、俺なんかは思う。まぁ勇者とバレたら、引っ張りだこになってうっとおしすぎるとか、いざとなったら武力を見せつけるだけで無理やり勇者と認めさせることができるから、みたいな事情があれば話は別だが。」

鼎「武力などで無理やり身分証明できるような人ならいいけど、そうでない人は最初から身分を正しく伝えておいた方が、いざという時に困りにくいという感じかな?」

逆沢「けどこれといった身分証明手段を持たない平民の場合は、近所の村人に身分証明をしてもらうしかない訳だけど、もしかして近所の人に嫌われたら、かなりヤバくないか? 非リアにとって厳しすぎるというか?」

愛原「確かに日本の場合は、村八分という忌むべき文化があったが、残る二分には身分証明が含まれるという事情もあるから、その点ではマシという考え方もあるけどな。」

逆沢「どんなに嫌われても、身分証明くらいはしてくれるのか?」

愛原「身元不明の人間を村がかくまってるという話になったら、お上が黙ってないからな。だからお上の役人が【こいつは何者だ?】と聞いてきた際に、返答に困らないように村の有力者は【こいつはウチの村の〇〇です。職業は〇〇で、家族は何人で、家はどこで】みたいな事は常に答えられる状態にしている。つまり村に住む事が許されている時点で、自分の身分を証明してくれる人間も常にいるような状態にも自動的になっている。また江戸時代などは、村組織の管理は厳密なので、村人がお上に無断で村人を村から追放するようなのも、基本的に困難と思った方がいい。五人組が突然四人になったら、お上も無関心とは限らないからな。」

逆沢「マンションの隣の部屋に誰か住んでるかも分からない現代とは、えらい差ね。」

愛原「まぁ善し悪しだけどな。おそらくだが、現代人の多数派は、近所の人にプライベートまで握られているような昔ながらの村社会を息苦しく思ってるんじゃないか? 言い換えれば、近所の人に身分証明してもらいたいなんて、これっぽちも思ってないというか。」

鼎「だからその代わり、運転免許証などの身分証明手段が必要という事になるんだよね。」

愛原「プライバシーの観点でいえば、いちいち身分証明せずとも生きていける世の中の方が快適なんだが、世の中には残念ながら悪い奴もいるからな。悪い奴を速やかに捕まえたりする為に、人様に身分証明を強制せざるを得ないという側面は間違いなくある。みんなが真面目に税金を払い、ネットで誹謗中傷などもせず、誰もまずい事をしないような世の中なら、身分証明自体不要なんだが。」

逆沢「税金をちゃんと払わない奴がいるからこそ、私はちゃんと税金を払っていますという証明が逆に必要になる。ネットでひどい書き込みをする奴がいるから、ネットでも個人情報の登録の流れになりつつある。資格も能力もないのに車を運転するような奴がいるからこそ、私はちゃんと許可を得て車を運転していますという証明がどうしても必要になる。そういう論理ね。」

愛原「悪い奴が【私は悪い奴です】という証明を必ず携行しているなら、それ以外の奴が身分証明手段を持つ必要もないのだが、そうでないならまっとうな奴が【私はまっとうな奴です】という証明をせざるを得ないからな。本人証明は、自分がまっとうである事を示す手段でもある。少なくとも悪用されない限りは。」

鼎「マイナンバーカードも、どうしても普及させたいなら、現行の保険証を廃止するような不便さを押し付けるやり方ではなく、便利さや快適さを追求する方向で、責任感を持ってその意義を示して欲しいよね。クレジットカードなども、仕方なくというよりは、便利だから誰に強制されなくとも自然に普及していったわけだし。」

逆沢「日本は、B-CASカードや、デジタル対応テレビとかにしても、利権の為に余計な制約を加えて、手間や不便さばかりを押し付けるやり方ばかりだからね~。社会全体でますます不便になるように仕向けていたら、そりゃあ経済も落ちぶれるわ。」

鼎「社会全体が快適に向かうようならユートピアだけど、支配者層が管理しやすいように大衆に不便さや居心地の悪さを強いるのは、典型的なディストピアだよね。」

愛原「本人証明なんてのは、本来はしなくても済むような世の中の方が理想なんだが、それをしないと、素性の分からない人ばかりになってみんな困るから、やむを得ずするものでしかないからな。だからこそ必要な部分で最小限。極力人に負担をかけないのが目指すべき路線になるはずだが。」

逆沢「健康保険証なら、一方的に送られてくるからともかく、マイナンバーカードは自分から能動的に動いて、写真も自力で用意して、色々手間だから、よほど大きなメリットがないと面倒くささしかないからね。クレジットカードとかのように、わざわざ取得したくなる方向に誘導してくれるならともかく、他をますます不便にする事で無理やり人様を誘導するようなやり方はヘイトを買うだけだと思うわ。」

鼎「近世までの身分証明書も、それがあるから道を通れたり、商売を許可されたり、色々便利になるから、みんな積極的に取得しようとしてたし。やはり便利さが根底にあって欲しいよね。ETCカードとかも、便利さが上回ったからそれなりに普及したんだろうし。」

愛原「マイナポイントとか、日本政府はカネで人を釣る発想しかしたがらないが、そういう円安を促進しかねないバラマキ政策以外で、大衆を誘導する知恵とか欲しいわな。」

逆沢「GoToなんとか、旅行割りとか、給付金とか、この国の偉いさんはカネを刷ってばらまくこと以外に、国民を引き付けるアイデアがないのかと言いたくなるわ。んな事する暇があるなら、円安対策さっさとしろよと。」

愛原「円安問題まで語りだすと、終わりが見えなくなるから、今回はこの辺にするわ。今回のテーマは本人証明についてということで。本当は中世以外の色んな世界観にも当てはめて、いろんな角度から本人証明について、色々触れてみたくもあったんだがな。」

逆沢「人脈に依存した過去の身分証明については興味深いところもあったけど、未来については別に聞きたくないわ。どうせ体内にGPS機能も持たせたチップとか埋め込まれて、常に監視されるようなディストピアにしかならないのだろうし。」

愛原「そんな物騒な事をしなくても、みんなが幸せになれるような未来を舞台にした物語についても、誰か創造してくれないかな。と、明るい未来に希望を託して、今回のたわごとも終える事にするぞ。」



















過去のたわごと 
2022年     10月9日 誰のための正義
9月25日 解決師 9月11日 理屈が通用しない相手 
8月28日 政治家と密接に関わる一般市民について 8月14日 悪の宗教団体 
7月31日 チート能力者に対する反応 7月17日 要人
7月3日 戦略的準備VS戦術的対処 6月19日 正義VS秩序
6月5日 パワー・スピード、そしてスタミナ 5月22日 キャラの身長の設定
5月8日 自由の保障 4月24日 去っていく仲間
4月10日 戦争ゲームの指導者の目線 3月27日 悪に屈する時
3月13日 歴史ゲームにおける歴史の再現性について  2月27日 歴史学の価値について
2月13日 趣味に飽きる時、熱狂できる時 1月30日 私刑
1月16日 やってる感 1月2日 捜査・諜報に必要なもの
2021年 12月19日 壊された人 12月5日 リソース運用型ゲーム
11月21日 後継者争い 11月7日 戦力分析と番狂わせ
10月24日 選挙放談2021 10月10日 文明崩壊後のサバイバル
9月26日 中立な報道 9月12日 隔離空間でのアドベンチャー
8月29日 侵略者が撤退した後 8月15日 正義なき力を生み出す者
8月1日 問題点(悪)の所在 7月18日 責任の所在
7月4日 教育政策 6月20日 職の貴賤
6月6日 外患(外敵)よりも恐ろしい内患(味方の腐敗) 5月23日 スローライフと幸福論
5月9日 社会に貢献する凡人たち 4月25日 情報戦の制し方
4月11日 予備戦力 3月28日 不正の告発と隠蔽
3月14日 職人(ドワーフ)  2月28日 地位に見合う責任と報酬の話
2月14日 娯楽産業  1月31日 名君・名宰相
1月17日 選別(トリアージ) 1月3日 大きく育ちすぎた作品
 2020年 12月20日 つまらないラスボス戦 12月6日 予知の活用方法
11月22日 信じたい事しか信じない人たち  11月8日 老化の始まり(能力のピーク)
10月25日 敵の成長率 10月11日 属人性
9月27日 信用(信用創造) 9月13日 犯罪都市
8月30日 同行するヒロイン、同行しないヒロイン 8月16日 まとめ役としてのリーダー
8月2日 なろう系主人公とやれやれ系主人公 7月19日 安楽死
7月5日 イデオロギーの矛盾や対立を超えて幸福を実現する方法 6月21日 アピールする人、出る杭を打つ人
6月7日 間違いを改める方法  5月24日 コロナよりも、ゾンビよりも、米軍よりも恐ろしい集団の空気
5月10日 部隊長の決断 4月26日 集団ヒステリーと同調圧力 
4月12日 札束を無限に刷り続けるとどうなるか? 3月29日 借金取りの恐怖
3月15日 禅譲 3月1日 秩序志向のプレイヤーと混沌志向のプレイヤー
2月16日 (こまめな)人事異動(のススメ) 2月2日 忠誠度という名のゲームパラメータ
1月19日 恨み 1月5日 鞍替え
 2019年 12月22日 景気 12月8日 承認欲求に囚われないために
11月24日 黒幕としてのスポンサー 11月10日 プロスペクト理論とモブの生き残り戦略
10月27日 追い込まれた悪人キャラのダメージ・コントロール戦略 10月13日  いじめっ子キャラの特徴
9月29日 命令に背くNPC 9月15日 平等・公平を維持するためのコスト
9月1日 能力値とスキル 8月18日 地位を与えられた者(中間管理職)
8月4日 パニックホラーもののリーダー 7月21日 パニックホラーものの主人公
7月7日 許される人と許されない人 6月23日 愚民政策
6月9日 壊された人への対応 5月26日 新時代の脅威
5月12日 (攻撃の)大義名分 4月28日 前回の反省とキャスティングの話
4月14日 汚染された情報の拡散 3月31日 理想の選挙制度
3月17日 黙示 3月3日 あの世の世界
2月17日 うまくいかなかった革命後をどうするか? 2月3日 策略としての挑発
1月19日 腐敗した司法(正義の裁きの担い手)  1月5日 強きを挫き弱きを助くVS弱きを挫き強きを助く
 2018年 12月23日 悪の根源≒マウントしたいという欲望 12月9日 Steamのゲーム
11月25日 成り上がったダメ人間 11月11日 自分を強化する技VS敵を弱体化する技
10月28日 限界への挑戦 10月14日 「弱者=守られるべき善人」でない場合
9月30日 脅しによる支配 9月17日 信用できない情報だらけの社会の場合
9月2日 太鼓持ち 8月19日 連続攻撃
8月5日 信用スコアに支配された社会 7月22日 内通者
7月8日 人件費コスト管理ゲーム 6月24日 忠義者キャラ
6月10日 欠陥つき有能キャラの処遇 5月27日 邪悪な独裁者に支配された組織のメンバーの挙動
5月13日 邪悪な独裁者が健全な組織を乗っ取る方法 4月29日 論破
4月15日 正義の味方という名の制裁者 4月1日 平気で嘘をつける人たち 
3月18日 公正世界仮説 3月4日 被害者叩き 
2月18日 政治力 2月4日 統率力 
1月21日 優秀すぎるライバルが現れたとき  1月7日 素性を表す記号としての肩書き
2017年 12月24日 フリゲの雑談  12月10日 賤民階級
11月26日 個性づけとしてのパラメータ 11月12日 宿敵宣言
10月29日 大同団結 10月15日 品質について
10月1日 華麗な策略、汚い策略。その違い 9月17日 平等主義と反平等主義
9月3日 ファン型オタクとマニア型オタクの違い 8月20日 ツイッターの利点と問題点 
8月6日 大抜擢された人材 7月23日 誇りと傲慢
7月9日 傲慢とマウンティング 6月25日 権威を利用するナイトども
6月11日 悪事プレイ(のススメ) 5月28日 異界人(宇宙人)の干渉
5月14日 集団の思考ルーチン 4月30日 人間っぽさ=非効率的な思考ルーチン
4月16日 名声欲 4月2日 無言の圧力と忖度
3月20日 ロスト・ハイ・テクノロジー 3月5日 破壊神の信者
2月19日 一人称形式で見える視野の範囲 2月5日 歴史的人物の当時の評価
1月22日 未来予測 1月8日 人相見(人物鑑定)
2016年 12月25日 商業レビュアー 12月11日 成長戦略の目玉としてのカジノ
11月27日 パニック 11月13日 生存ゲーム的なシチュエーション
10月30日 強敵感 10月16日 感情移入という視点からのキャラクターメイク
10月2日 供給過剰社会 9月18日 血筋
9月4日 統一されるべき尺度 8月21日 暑さと寒さ
8月7日 (優秀な)下っ端 7月24日 超便利社会=超疲弊社会
7月10日 社会的弱者を量産し、彼らを悪の先兵に誘う者  6月26日 少子化社会という舞台
6月12日 有事法制(緊急事態における法のあり方) 5月29日 悪のセレブサロン 
5月15日 成功者が成功後にやりたいと思うこと 5月1日 ゲーム世界とリアル世界の違い
4月18日 過去に戻ってやり直すということ 4月3日 八百長 
3月20日 異邦人(外国人労働者) 3月6日 陣形
2月21日 功績泥棒 2月7日 三国志13をプレイ
1月24日 裏切り者 1月10日 善政家
2015年 12月27日 精神~命よりも大切なもの 12月6日 独立戦争 
11月23日 ジャーナリスト 11月8日 精神力 
10月25日 優しい指導者  10月11日 助けを求める人たち 
9月27日 兵站 9月13日 善玉が起こした悪事や不祥事
8月30日 カイゼン 8月14日 盗作・ゴースト
8月2日 表稼業 7月20日 正論を用いない説得工作
7月5日 ディストピア 6月21日 財政破綻
6月7日 防諜 5月24日 サイコパス
5月10日 戦犯 4月26日 ハト派とタカ派
4月12日 不遇な先駆者 3月29日 プロギャンブラー(バクチで生計を立てる人)
3月15日 世界の管理者という名のラスボス 3月3日 命令コマンド
2月15日 攻略本・攻略サイト 2月1日 お遊びコマンド
1月18日 精神異常状態 1月4日 NPCの選択判断ルーチン
2014年 12月14日 男女キャラクターの比率 11月30日 不安と安心の役割
11月16日 現実主義者の正体 11月3日 アイテムゲット
10月19日 真相にたどり着けない者 10月5日 挫折
9月14日 嫌いだけど素晴らしい人達 9月7日 売れている作品と面白い作品の違い
8月24日 援軍 8月3日 ブラゲとパケゲ
7月20日 根性論と科学的知見に基づいた肉体改造 7月6日 ディスリスペクト(軽蔑・disり)
6月22日 あやかり系主人公 6月8日 中毒
5月25日 箱庭ゲーム 5月11日 ダブルスタンダード
4月20日 偽りの理想郷 4月6日 防御力
3月23日 自分用ゲーム作り 3月9日 育成する指導者、選別する指導者
2月23日 忠誠 2月9日 変化するキャラクター
1月26日 一芸職人VS器用貧乏 1月11日 評判
2013年 12月23日 身分制度 12月8日 陰謀
11月24日 秘密 11月10日 努力が報われるゲーム
10月27日 ゲームの自由度について 10月13日 出来の悪い二代目
9月29日 怒り 9月15日 撤退戦術
8月30日 ヒール(悪役) 8月15日 覆水盆に返らず
7月28日 予知・予測 7月13日 かつてのヒーロー
6月30日 覚醒(新能力発現・急成長) 6月15日 犠牲
6月3日 単独開発 5月19日 ダメ人間
5月5日 悪徳宗教を必要とする人々 4月21日 悪の連帯責任
4月7日 3種類の立場からみた作品批評 3月24日 中立性を装った愚痴・悪口など(仮)
3月10日 人気対戦競技の条件 2月24日 幻想空間
2月10日 お金 1月27日 尊敬できる敵
1月13日 やる気・気合 12月29日 ルール
2012年 12月15日 厨二病 12月2日 売れ筋
11月17日 改心 11月4日 議論
10月21日 優秀な人材の起用・登用方法 10月7日 憎しみにとらわれた人達
9月22日 友情やコネによる人事起用の危うさ 9月8日 権力欲に取り憑かれた人達
8月19日 敗北の受け止め方~捲土重来を期すために 8月5日 作者(表現者)が作品を通じて伝えたい思い
7月29日 人が自ら死(自殺)を決意するとき 7月15日 選択肢を選ぶことによる覚悟(リスク)
7月1日 選択肢があるということ 6月16日 宣伝と人気
6月2日 ホンネとタテマエ 5月19日 コンプガチャに学ぶ確率論とイカサマの話
5月6日 鑑識眼 4月30日 平等と競争
4月14日 公務員ヒーロー 4月1日 SF設定
3月18日 情報収集 3月3日 原発考察
2月19日 プライド 2月5日 お笑い
1月22日 ラスボスの処断方法 1月8日 創造→創作
2011年 12月30日 独裁者 12月9日 二次創作品
11月27日 万人向けからマニア向けの時代へ 11月13日 無敵能力の人たち
10月29日 正式名称 10月15日 利の人、情の人
10月3日 ポジティブ・ネガティブ 9月16日 利権
9月3日 借金 8月21日 何も変わらない事の恐怖
8月5日 発信したいオタクと共感したいオタク 7月25日 戦う地方、媚びる地方
7月17日 充電期間 7月10日 ひとそれのアンケート結果
7月2日 供給過剰気味のゲーム(&娯楽) 6月21日 東日本大震災3
6月5日 上司に反発 5月21日 修正する度量
5月14日 挑戦する勇気 5月1日 調子
4月17日 専門スキル 4月3日 東日本大震災2
3月18日 東日本大震災1 3月5日 ネトウヨと不良キャラの共通点
2月19日 信用ラインと警戒ライン 2月5日 信じられない者ばかりの世界観
1月23日 武器を交えない戦争 1月16日 しゃべらない主人公
1月7日 異世界に飛ばされた凡人 12月25日 後ろ向きな嫉妬心
2010年 12月19日no2 人それのゲーム難易度 12月19日no1 社会人型キャラ
12月11日 新作公開してから一週間 12月5日 新作ゲーム紹介
11月20日 理想と現実 10月29日 新作公開予定
10月18日 派閥 10月1日 仲間
9月19日 キャラクターイメージ 9月6日 理想を持った人間。そうでない人間
8月21日 革命後 8月8日 長編のオチのつけ方
7月24日 勇者は世直しができるか? 7月10日 全力集中プレイと長期戦略プレイ
6月27日 RPGのチームバトル 6月13日 傭兵団
5月29日 相手の思考をよんでみよう 5月14日 扇動する者、される者
5月7日 こっそりアンケート設置お知らせ、ほか 5月3日 地方を主人公の舞台にしてみよう
4月17日 コンピュータは人間を上回れるか? 4月2日 政権交代から6ヶ月が過ぎて
3月22日 フィクション 3月12日 困ったパーティメンバー
2月21日 責任 2月6日 教育
1月23日 トップダウン式製作とボトムアップ式製作 1月10日 ゲーム作成スタッフ
2009年 12月25日 政権交代から3ヶ月が過ぎて 12月12日 血液型
11月29日 編集日記・編集後記 11月14日 AVG(+SLG)制作中
10月31日 シナリオ 10月18日 ゲーム作りで完成までこぎ着けるためには2
10月3日 オリジナル 9月19日 ゲーム作りで完成までこぎ着けるためには
9月6日 実在モデルをどこまで採用できるか 8月24日 素材?
8月14日 今時の報道スタイル 8月8日 ユーザーサポートにメールを送ってみました
7月25日 恋愛シミュレーション2の魅力? 7月11日 人気と実力
6月27日 打ち切り 6月19日 エロゲ規制強化の流れからみるゲーム考
6月6日 貴族階級 5月23日 悪の戦闘員
5月10日 異なるキャラクターの視点でみてみよう 4月24日 強者がますます強くなる・・・
4月11日 ゲームエディタ 3月29日 愛郷心
3月22日 匿名ネット社会 3月6日 暗躍する超能力者たち
2月22日 信者キャラ 2月15日 必殺技
2月1日 アンチヒーロー(悪役型英雄) 1月23日 カタストロフィーを未然に阻止しよう
1月16日 フェアな戦い 1月3日 あれから幾年後
2008年 12月28日 国盗りSLGの景気対策 12月20日 現実世界をゲーム化してみよう
12月5日 内部対立 11月29日 推理もの??
11月22日 悪人とも言い切れない罪人 11月7日 正史
10月31日 萌えない女性キャラ 10月18日 関西弁
10月5日 大阪 9月21日 避けられない強大な敵
9月7日 人気・魅力・カリスマ 8月29日 黒幕
8月23日 運と実力 8月9日 COMの思考ルーチン
8月3日 新シナリオ「HeiseiNippon」公開 7月19日 軍師
7月5日 各国の思惑を構成するもの 6月21日 催眠術
6月7日 和解 5月24日 知恵者
5月16日 千年生きてみよう 5月3日 生き残ることと勝ち残ること
4月18日 冷酷な指導者 4月5日 お金の使い道
3月15日 若さ 3月7日 性能と運用
2月29日 アンケート現況発表(質問2について) 2月22日 広報戦略
2月10日 差別 1月27日 敵のスペック

1月13日 神の加護、神聖魔法 12月30日 フリーゲームのレビュー
2007年 12月16日 国盗りゲームのパターン 12月1日 謎について
11月16日 ゲーム世界での対人設定2(その他視点) 11月3日 ゲーム世界での対人設定1(味方視点)
10月20日 レジスタンス勢力 10月5日 終盤~エンディング
9月21日 世襲について 9月8日 悪役(ヒデブ派5隊長など)
8月24日 確率について 8月10日 セーブ&ロード
7月27日 成長について 7月15日 SRPGにおける白兵部分のゲーム的処理
6月30日 SRPGのマップのシステム 6月17日 徴収と略奪
6月2日 兵科あれこれ 5月19日 理想の君臣関係
5月4日 経済力うんぬん 4月21日 戦略ゲームと戦術ゲーム
4月6日 公開情報と非公開情報 3月24日 個人戦用の武器等
3月9日 兵士の武器 2月25日 ゲーム作りとゲーム遊び
2月11日 少数派(属性持ち)向けゲーム 1月28日 バージョンアップ

1月13日 宮田軍にてこ入れ? 12月30日 フリーゲームの宣伝
2006年 12月15日 投票・アンケート 12月1日 最強の敵
11月18日 動かしやすいキャラと動かしにくいキャラ 11月4日 デバッグ
10月22日 現代・近未来ものについて 10月6日 趣味の社会人クリエイター
9月15日 新作?の状況について 9月8日 BGMについて
8月27日 登場人物の口語表現 8月12日 女性キャラ
7月28日 主人公選択式ゲーム 7月16日 マイサイトについて
7月2日 死について 6月17日 風刺について
6月2日 シナリオタイプあれこれ 5月19日 ゲーム作りの進め方について
5月5日 ゲーム作りを始める時について 4月21日 高能力キャラの表現方法
4月8日 悪い敵 3月31日 名前について
3月18日 伝え方と伝わり方 3月12日 キャラクターのプロフィールについて
3月5日 アマとプロによる基本プロット考 2月25日 自作CGについて
2月19日 著作権について 2月12日 バックグラウンドの設定について
2月5日 SRPG95の次回作に対する期待 1月29日 分岐と自由度について
1月22日 難易度について 1月15日 勢力別能力値考察
1月8日 主人公について 1月1日 ユニットの能力値をどういじるかについて
2005年  12月30日 12月23日 12月16日 12月9日 12月2日 11月25日 11月18日 11月11日 11月5日 10月31日















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