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愛原様のたわごと(23年4月23日)







愛原「地方選挙で少子化問題を語る候補者が割といるようだが、これってどうなんだ?」

逆沢「どうって言われても、困るけどね~。たとえば明石市みたいな感じで、人口増やすよって言いたいんじゃね?」

愛原「けど、それって、自治体間で人を奪い合いをするだけだよな? あっちが増えればその分だけ、別のところが減るってだけで。」

鼎「競争原理自体は否定しないけど、ちょっと不毛な争いのような気もするよね。それに地方自治体の力だけでできる事など、あまりないような気もするし。」

逆沢「地方間で人の奪い合いなんか始めたら、便利な都会により人が集まって、地方の過疎化とか、東京一極集中がますます加速するだけのような気もするわ。」

鼎「正直、条件が全く対等じゃないよね。政治家の質が同じなら、明らかに大都市有利というか。というか、岸田さんや麻生さんがどれだけ強大な政治力を発揮しても、彼らの選挙地盤の人口が、東京以上に増えるような事はないよね。」

愛原「今は亡き安倍元総理の地盤なんか、小選挙区が元々少ない4から、さらに3に減るくらい、衰退が酷いもんな。」

逆沢「安倍の鶴の一声で、その忠実な僕である萩生田の選挙区(東京都八王子市)の住民の1割でも、山口県に移住したりすれば、これぞ政治の力ってなるんだろうけどね。」

愛原「仮に八王子市民に対して、【山口県に10年住み続けたら、1000万円差し上げます(10年経つまでに死んだり、山口県内に居住実態がなければアウト)】と提案しても、多分1割どころか、3%も乗ってこないだろうな。」

鼎「とか言って強制移住みたいなのは、今の時代にそぐわない気もするけど、人々の自主性に任すとすれば、やはり便利な場所に人は流れやすいから、そこをどうするのかが鍵になるのかな?」

愛原「だが、その便利な場所というのは、一朝一夕には作れない。東京のような便利な街を地方が目指したところで、予算がそもそも全然足りないからな。」

逆沢「どんな大物政治家が地元びいきに徹したとしても、山口県が急に大都会になれたりはしないだろうしね。」

愛原「せいぜい公共工事を多めに流して地元の建設業者を潤わせたり、大河ドラマや世界遺産を誘致して、地元の住民を少しだけニッコリさせるのが限度かも知れないな。」

逆沢「国の政治家でもその程度なら、地方自治体の首長や議員ができる事など、もっとたかが知れてると思うわ。」

鼎「明石市なども、政策の力というよりは、強烈な個性を持つ市長の広報力と、神戸市の西隣で、かつ山林面積が非常に少ないという、極めて有利な地理的条件が大きな要素を占めてると思うよ。」

愛原「広報力に関しては、市長の功績といって間違いないだろう。暴言癖などネガティブな要素もあるが、それくらい癖がある方が、マスコミに取り上げてもらいやすくもなるので、彼の場合は、それもこの際プラス要素に含めてもいいかもしれない。別に賄賂をもらったり人を殴って逮捕されたみたいな犯罪を犯したわけでもないしな。一方、地理的条件は運の要素が大きいな。神戸市やその東にある芦屋市・西宮市・尼崎市などは、既に飽和状態で伸びしろが少ない。逆に明石市の西隣にある加古川市や姫路市などは山林等、郊外の面積も多く、そちらの過疎問題とも向き合わねばならない上に、明石市以上に神戸・大阪方面との距離が離れるので、当然地理的に不利にならざるを得ない。そういう意味では、市長の功績がなくとも、元々明石市は県内でも独り勝ちしやすい地勢に恵まれたといえなくも無いだろうな。」

鼎「首都圏の神奈川県や千葉県などでも、東京から近いところほど人も集まりやすいというか、東京から遠ざかるほどに過疎におびえる傾向が強まるみたいだし。正直、地理で決まる部分は多そうだよね。」

愛原「地方では、大型ショッピングモールなり、企業や大学を誘致して人集めをするという発想も割とメジャーだが、それらも、基本的には都会志向だからな。」

逆沢「地方には都会にはない広い土地があるから、そこに大きな工場を建てて労働者を呼び込むという発想もあるけど?」

愛原「物流の問題も、クリアできればいいんだろうけどな。そういう意味では、大きな港や高速道路のインターが、近くにある方がやはり有利なのかな? ただ、最終的には国の権限で税制にも切り込みたい。地方にどれだけ工場が多くあっても、本社のある東京に税収のほとんどが流れてしまうような構図なら、地方は結局東京に儲けを吸い取られるだけの存在から逃れられないからな。」

鼎「そう考えると、やっぱり国の政策の問題になっちゃうよね。地方主導で地元を盛り上げていくのは限界があるというか。今の大東京があるのも、戦前の国の政策による部分が大きいし。国の地方分権計画こそが、地方の盛衰を決めるといっても過言でないというか。」

愛原「都市計画次第で、国家全体の人口バランスを大きく操作する事も可能ではあるからな。特に首都移転計画は強力で、ブラジリアなどは割とその典型かも知れんな。

鼎「ブラジルを代表する大都市と言えば、旧首都のリオデジャネイロと、同国人口第1位のサンパウロだけど、新首都のブラジリアは、今はそれらに次ぐ第3位の人口を持つ大都市にまでなってるんだよね。」

愛原「ブラジリアは、世界屈指の計画都市の典型だな。まぁ壮大な社会実験の結果といえなくもない。まぁ無理やり都市開発し、人を集めたような街なので、人の多さの割には産業が弱いとか、遠距離は飛行機、近距離は自動車交通がメインで、それ以外の交通が貧弱とか、性急に都市開発が進められたが故にスラム化してる地域もあったりとか、問題点もなくはないが。」

逆沢「けど、そんな事を言ったらキリがないわ。都会になるほど、スラム化したエリアが出現しやすいのは、古今東西珍しくない話だし。何もない土地からのスタートだったら、産業が遅れて発達するしかないのも当たり前だし。クルマ社会なのも、20世紀がクルマの時代という事を考えれば、単に当時の時代が求めた結果といえなくもないし。」

鼎「けどブラジルには、もう一つ有名な計画都市があるよね。クリチバ市という人口約200万人。ブラジル8位の都市だけど。」

愛原「ブラジル国内では、サンパウロに次いで日系人が多い街としても知られるな。中村ひとしという明石市出身の日本人(のちブラジルに帰化。)がクリチバ市長により都市計画の重要部分を任され、見事それを成し遂げた事で、ブラジル国内の都市計画の第一人者としても認知されている。」

逆沢「また明石市か。不思議な偶然もあるものだな。」

愛原「単なる偶然だけどな。いずれにしろクリチバ市は、都市計画の成功例として世界的にも認知された存在であり、世界中の関係者がその視察に訪れるほどの存在感を持っている。特にバスを利用した公共交通の整備ぶりが実に秀逸というか。自動車交通に難を抱えるブラジリアを反面教師にしたような感じでもあるというか。教育施設や環境対策・治安も同国内で恵まれた水準で、これも評価を高める一因の一つだろう。」

逆沢「そのクリチバ市というのが市単独の政策で成り上がったパターンなら、地方主導の都市計画でも成功できた例として参考になりそうだけどね。」

愛原「まぁ向こうは、日本よりもずっと地方の裁量権が大きいからな。もちろんブラジリアのように国策主導の例もあるし。総じて柔軟ではあるが。」

鼎「つまり国が主導して、地方が成長しやすいように制度を変えていく必要があるって事かな? 時にはブラジリアのように国が総力を挙げて。あるいはクリチバのように、地方が自由にやりやすいように、裁量権を広く認めてあげるようにして。」

逆沢「どちらにしろ言えるのは、省庁移転すら進まない日本とは真逆ということね。日本では東京が既得権を手放さないから地方分権も進まない感じだけど、ブラジルではサンパウロやリオデシャネイロのような古くからの大都市に富を集中させるのではなく、その富を地方に広げようとする意欲が感じられるというか。」

鼎「東京一極集中を本気でなんとかしたいなら、首都機能移転とか、大学や企業の大半を強制的に地方に移転させるとか、東京の税金を地方の数割増しにするとか、もっと大ナタが必要だと思うけど。そういう動きが何一つ出てないどころか、地方発企業の東京への本社機能移転も収まらないあたり、本当に口先だけという感じもするよね。」

愛原「お金も環境も与えないで、結果だけ出せと言われても、それは無理筋だからな。そんな事が簡単にできるなら、誰も苦労しない。」

鼎「ていうか、国が間接的に足を引っ張ってるよね。地方による下剋上は絶対に許さないと言わんばかりに。」

逆沢「地方にお金を回してもらいたければ、力のある政治家や官僚に精一杯媚びを売れって姿勢も、大概ムカつくわ。だから遠い東京まで出向いて、有力政治家に頭下げていちいちお願いしたり、官僚を副市長などの待遇で迎え入れさせられたり。直接的な金品の受け取りがないだけで、これも賄賂政治そのものじゃないのかと。」

愛原「いつの頃からか、日本は技術者を優遇しなくなったから経済も技術力も衰退したとも言われるが、より正確に言えば、技術者よりも接待が得意な人間を優遇する体質だからだろうな。極端な話、政治家や官僚を接待や賄賂などで大いに満足させる事ができれば、中抜きだけで巨額の利益を生み出す事ができるわけだから。口先三寸で濡れ手の泡が可能なら、そりゃあコツコツ技術を磨き上げるような手間暇かかるような真似など、誰もせんようになるわ。」

逆沢「その口先三寸とやらで、アメリカや中国からも、いくらでも中抜きできるなら、それも一つの産業なんだろうけどね。アメリカ政府から仕事を取ってきて、それを2割でもいいから中抜きして、肝心の仕事自体は適当な中小企業に丸投げして終わりみたいな真似ができるならの話だけど。」

鼎「けど国内で留まっているなら、それは経済を回している事にもならず、ただの腐敗だよね。血税を吸血しているだけの。」

愛原「日本における都市開発は、ハコモノ行政とも揶揄されるような利権の象徴でしかなく、とても街の発展に寄与してるとも言い難いしな。」

逆沢「そのハコモノで、どれだけ街に人を呼べるねん?って感じのものばかりだしね。建設費を償還するどころか、下手すると維持費だけでも赤字になるような。」

愛原「まぁ俺的には、人口減の時代なんだから、無理に街を発展させる必要はないとも思うけどな。街を維持するために必要な経費以上の稼ぎを維持できればいいというか、収支のバランスを第一に考えるべきというか。」

鼎「街をより豊かに便利にするという視点ではなく、街を維持するためにどれだけ無駄を省けるか?という視点かな?」

愛原「無駄を省こうとして、不便にしたら本末転倒だけどな。無駄を省くというのは、効率化する事でより便利にしてこそ本道だから。」

逆沢「つまりたとえば、交通渋滞を解消する為の事業なんかは、公共投資としてかなり有用という事か?」

愛原「というかそれこそが、地方行政の最たる役目だろう。行政がいちいち旗を振らなくても、東京にはどんどん施設も富も集まってくるように、そちらは民間に任せればいい。むしろどうすれば、民間が集まってくるかを考える方が重要だ。」

鼎「少なくとも、すぐに渋滞が発生するような街は困るって事だよね。そんな街に民間が施設を建てても、ますます渋滞が深刻になるだけだから。」

愛原「ちなみに田舎は、一見渋滞が発生しにくいように思われるが、これは施設もイベントも乏しいからにすぎない。仮に田舎で1万人も集まるようなイベントを開催したら、あっという間に大渋滞引き起こすからな。田舎には、迂回路も駐車場もロクにないから。ちょっと大きな葬式をやる程度なら、その辺の道に路上駐車しても平気って程度には、一見広々とした田舎でも、1万人も集まればさすがにパンクする。というか恐ろしい大渋滞を引き起こす。」

鼎「だから高校野球の全国大会を国体のように全都道府県持ち回りでやろうとしても、実際は不可能といわれてるよね。膨大な人数の球児や関係者や観客を収容できるだけの宿泊所も交通機関も、大抵の街にはないから。甲子園のある関西圏以外の場所で開催しようとしても、できても首都圏くらいが限界っぽいというか。」

愛原「そういう事。だから都市計画を語るなら、何を差し置いてもまず交通整備からという事にならざるを得ない。」

鼎「けど田舎に高速道路や新幹線を通したところで、完全にお金の無駄って事もあるよね。」

逆沢「北陸新幹線が開通するせいで、特急が廃止されてかえって不便になるとかいう話も、聞かなくはないしね。」

愛原「需給が見合ってないと、さすがにな。特に鉄道系は最低限の乗客がいないと目に見えて赤字になるし。赤字を減らそうとすれば、減便せざるを得ない。しかし減便したり、料金が高いと客はますます乗らなくなるしで、かなり慎重な判断が要求される。というか過疎地では、鉄道路線の赤字が深刻過ぎて、廃線やむなしのところもかなり増えてるからな。」

鼎「鉄道は、自動車のような小回りも効かないから、正直、過疎地の交通機関としては不向きだよね。本来、明らかに都会向きの交通機関というか。」

愛原「鉄道会社という他人が運営してるから、田舎町の役場も気楽に廃止に抵抗し続けるが、仮に公営なら真っ先に廃止に踏み切らざるを得ない程に、不採算事業と言わざるを得ない。廃線されたくないなら、もっと乗れよと言いたくなるが、肝心の地元の人間ですらロクに乗らないくせに。」

逆沢「廃線なんかされたら、もっと街が廃れるという恐怖感があるんじゃないの?」

愛原「変わらんよ。別にその街の行政や住民が無能なのではない。そもそも地理的に悪すぎる。便利な高速道路が近くに通れば、ワンチャンあるくらいだろう。」

鼎「鉄道よりは高速道路の方が時代に即してる気はするけど、それで発展するのは、やっぱり都会の近くからだよね。どうしても。」

愛原「そりゃ仕方ない。田舎と田舎を結んでも、まず需要を生まないし、田舎と都会を結んでも、田舎側に限られた需要しか生まないからな。個人的には、大阪・神戸方面と徳島を結ぶ鉄道だけは、明石海峡大橋を建設の際に作ってもよかったと思ってるが。神戸方面は既に飽和状態なので、淡路島や四国との交通の便が良くなれば、そこがそのまま大きな伸びしろになるだろうし。」

逆沢「既に飽和状態になるほど需要が高い場所に気軽に通勤ができるような新しい場所ができれば、確かに誰にとっても便利だし。目に見えて発展しそうでもあるわね。」

鼎「だから飽和状態にある地域では、埋め立て事業なども活発に行われるよね。」

逆沢「埋め立てしてまで土地を広げなくても、田舎に行けばいくらでも土地は余ってるのにね。」

愛原「言い方を変えれば、それくらい田舎の需要は低い。田舎を開発するくらいなら、巨額の税を投入してでも、都会付近の海を埋め立てた方がマシと思わせる程度には、な。」

逆沢「それくらい、田舎は立地的に不利って事ね。ブラジリアみたいな感じで、よほど大きな国家的都市開発計画でも建てない限り、そう簡単には過疎過密対策はできないって事か?」

愛原「国の決断が重要なのは、間違いないな。そもそも今の東京があれだけの大都市になったのも、徳川家康が江戸に入ったのと、ファシズム政権下で東京一極集中化政策が推進されたのが、大きいからな。それらがなければ未だに日本の中心が京都や大阪だっただろうと、思わせる程度には。」

鼎「交通整備にしても、地方レベルでできる事は限られているし。国の関与がないと、根本的な解決は難しいという事かな?」

愛原「というか消防や救急や高校などを整備するにしても、もっと広域行政での目線が必要だろう。人口3万未満の小規模自治体の存続の意義自体、もっと問われてもいいかも知れない。」

逆沢「市町村、都道府県、国の役割分担に関しても、一から見直すくらいでいいかもね。二重行政とか、無駄以外の何者でもないし。」

愛原「無駄で済めばかわいいもので、熱海の土石流事故での県と市の責任のなすりつけを見ても分かるように、分担範囲のあいまいさを根拠にみんなが責任放棄する事も、普通にあり得るからな。」

逆沢「訳の分からないハコモノ事業とか、イベント誘致とか、そんなものはどうでもいいから、住民の安全くらいは何とかしてくれよと思うのは、私だけか?」

鼎「最近は、地方行政によるバラマキ事業も増えてるよね。学校の給食代無料くらいなら可愛いもので、大学の学費支援とか、景気対策名目のクーポン事業とか。」

逆沢「大阪の一部のアホどもが、米の現物支給がどうこう言ってたけど、あれはどうなったんだっけ?」

愛原「さぁ? 人様の血税で人気取り事業なんかされても、な。まぁ国レベルでも、GoToナントカとか、似たようなことはやってたけど。少なくとも、都市計画とか、そういう次元の議論ではないわな。その場限りのせこい花火事業でしかないというか。」

逆沢「コロナ支援金事業とかも、結局延命にしかなってないしね。本来潰れるべき所が税金で延命しただけというか。ゾンビ企業の延命に手を貸しただけというか。」

鼎「そういう延命とかその場限りの人気取りではなく、十年、百年先を見据えてやるのが、都市計画だよね。」

逆沢「そういう意味では、無意味な鉄道路線の維持なんて、人様のカネで人気を買ってるだけでしかない気もするわ。」

愛原「都市計画は、それとは真逆だな。華々しいイメージがあるが、実際にそれをやろうとすると、人様を立ち退きさせたり、色々反発も買いやすい。」

逆沢「省庁移転だけでも関係者の反発がすごいのに、首都移転計画を本気でやろうとしたら、首都圏の住民とか、かなりの人が嫌な顔をしそうな気がするわ。」

鼎「けど飽和状態にある状態から、先に進むには、新天地に活路を見出すしかないというのは、一つの道理だよね。そういう理由で首都を移転する例は他にもあるし。首都を移転とかじゃなくても、アメリカのシリコンバレーとか、中国の深圳とか、そういう成功例も多いし。」

逆沢「日本でも、ナントカ経済特区みたいなのはあるけどね。やってる感だけ満載な。」

愛原「そういうのじゃなく、たとえば農業特区みたいな発想をするのなら、そこに世界に大規模輸出できるような大規模農園が集まるような工夫をしろと思うよな。しょぼい税優遇とかではなく、大規模輸出に向いた法整備、交通整備、環境整備を官民一体でやっていくというか。補助金だけ出してハイオシマイみたいなものではなく。」

鼎「せっかく地方に生産拠点なり研究拠点なりができても、東京に富を吸われるような仕組みも改善していきたいよね。」

逆沢「そこにメスを入れようとすると、既得権益にこだわる人から反発が出そうだけどね。あー、反発が怖いから何もできないって構図が何十年も続いた結果が、今の有様って事か。納得だわ。首都移転どころか、都内の大学を地方に移転させるだけでも、猛反発が起きそうだし。勉強なんて大抵の内容ならどこでもできるというか、誘惑が少ない場所の方が良さそうなのに。」

鼎「ゾンビ企業を延命させたり、失業率にやたらこだわるのも、人々の反発を恐れた結果と考えると納得かも。」

愛原「【生産性の低いゾンビ企業を淘汰する→その労働力をより生産性の高い企業に再配置する→税収増加+所得増加→所得増加により失業を恐れずに済みやすくなる+失業保険充実+再就職支援の為のスキル取得支援】が、一般的な流れなんだけどな。」

逆沢「実際には【税収少ない+所得少ない→再就職支援できない+失業したら路頭に迷う→ゾンビ企業でも延命させるしかない→生産性の高い企業に人材が移転してこない→失われた30年】だからね~。」

鼎「それは違うと思うよ。税収自体は決して少なくないし。その血税が、たくさん中抜きされるせいで、必要なところに予算が行き渡らないだけで。」

逆沢「あー、そっか。企業もそっちの方が手っ取り早く儲けられるから、理系厚遇して技術高めるよりも、口の上手いコミュ強厚遇して営業メインになってるしね~。」

愛原「広報力という意味での営業活動なら、そうでなくとも反発を買いやすい都市計画に、理解を得るためにも極めて有効だと思うけどな。明石市の成功の7割は、広報力だとも思うし。」

逆沢「知られないと、どんな素晴らしい政策も効果はないだろうしね。まぁそりゃ分かる。」

鼎「ただ広報による営業は、あくまで根拠ある中身があってこそだよね。訳の分からない付加価値つけた商品を、どれだけ派手に宣伝して売っても、その付加価値の程度の低さを視聴者に見透かされたら、結局は空振りだろうから。」

逆沢「大阪市がカジノで経済活性とか言ってるけど、新手のハコモノ事業を広報力でごまかしてる気しかせんわ。万博もそうだけど。」

愛原「IRの方は、反発を押し切ってやり切るだけの価値がある事業の可能性も捨てきれないから、俺としては強い不信感を抱きながらも、なんとか消極的傍観って感じだが、万博に関してはほぼ一過性だからな。東京オリンピックのような、一大中抜きイベントで終わるくらいなら、やらない方がマシ程度のイメージしか正直ない。」

逆沢「東京オリンピックに関しても、終わってみたら、結局何が残ったの?って感じだしね~。世界に恥をさらしただけで。」

愛原「負債は残ったかもな。新国立競技場も、このままじゃ赤字垂れ流し確定だろ? 国に土地を貸して賃料取ってる立場の東京都側は別に困らないかも知れないけど。」

鼎「新国立競技場も、地方のお金が東京都の為に使われる種にしかなってないって事かな? だとしたらあまりにも悲しすぎるよね。すぐにでも取り壊して欲しいというか。」

愛原「反発が起きそうだから何もしないってなったら都市計画も何もないので、闇雲に反対はしないが、日本の場合は、それがハコモノ行政という悪弊を生み出してしまってるからな。よほど慎重に検討せざるを得ないし、これはヤバイとなったら素早い損切りも必要だろう。関係者のメンツを守るために毎年何億も赤字とか、明らかに損得が釣り合わないからな。」

逆沢「でも日本では、俺のメンツには年間何億以上の価値があるって人が多いのか、なかなか自分のメンツを潰してまでそれを決断できる人はいなさそうだけどね~。札幌ドームしかり。」

鼎「でも大体失敗するハコモノやイベントは、計画の段階で無理がある事が多いよね。予想外というよりは、やっぱりそうなったかって感じで。」

愛原「目先の利権や、その場限りのイベントの成功だけが目的なら、そりゃそうなるとしか言えないわな。民間企業なら、何十年先を見越して建設計画などを立てる方が普通だが、役人や政治家の発想はそうじゃないからな。」

鼎「責任を取らなくていいシステムが元凶かもと思ったかも。」

愛原「ここまで悪用されると、さすがにそう言いたくなるのは分かる。」

逆沢「とりあえずずさんな計画のものは、絶対に信用したらいけないと思うわ。カジノとかにしても、韓国やそこらのとても成功例と言い難いのとどこが違うのか?が明確でない以上は、信用のしようがないし。」

鼎「東京オリンピックのように、計画が変わりまくるものも危険だよね。特に予算が膨れ上がる方向だけは絶対にまずいというか。」

愛原「予想外に予算が膨れ上がりそうな場合は、速やかに中止か、それが不可能なら、せめて規模を縮小する方向に転換して、損失をできるだけ抑えるのが大原則だからな。どれだけ予算が膨れ上がっても、絶対に成功させるしかないみたいな発想をすると、大抵は泥沼にはまる。損失を取り戻すための大博打に臨むのではなく、速やかな損切りに動かないと極めて危険だ。」

逆沢「まぁ利権目的なら、色々言い訳つけて予算規模を拡大できた方が、ずっとおいしいんだろうけどね。大阪万博も、この前の岸田テロ?未遂事件で受けて、警備費目的で費用を拡大する意向みたいだけど、彼らにとってみれば、予算を増やせる大義名分が増えてラッキーくらいの認識じゃないのかな、と。」

鼎「大阪でクジラの死骸を処分する際の費用も、すごい額になったそうだけど。私もこれは体のいい予算の無駄遣いと感じたよ。」

愛原「米のバラマキ事業もそうだが、費用対効果が悪すぎる事業ほど、逆に利権にはなるからな。米を現物支給しようとすれば、米を運ぶ運賃とか、管理費用とか。現金支給の何倍も費用がかかる。が、だからこそ利権にはなるというか。」

鼎「その事業を行うのに、どれだけの経費がかかるか?とか、どれだけの維持費が今後必要になるのか?とか、そういう発想をしないと駄目だよね。目先の利益にとらわれるのではなく。」

愛原「政府が世帯あたりアベノマスク2枚配ると言っても、経費が一人あたりマスク二枚分じゃないからな。実際は輸送コストとか、倉庫代とか、事務費用とか、色んな費用が必要になる。まぁ米よりは軽い分だけマシだけど。」

逆沢「仮にそれに有益性があったとしても、そういうのは国の事業であって地方がやる事じゃないと思うわ。地方がやっても、地方公共団体ごとにサービスに差が出たら、不満の種にしかならないだろうし。」

鼎「地方がすべき事は、国が目の届かない部分をケアしたりとかだよね。あとはその地方特有の問題に対処したりとか。」

逆沢「渋滞対策とかは、まず地元の事情が分かる地方から声を上げないと、効果が出にくいかも知れないわね。もちろん地方の財源だけで対応はできないだろうから、そこは都道府県や国に予算をつけてもらうか、より広い裁量権と財源を与えてもらうしかないだろうけど。」

愛原「交通問題とか、消防救急、ライフラインなどの問題は、まず地元から声を上げてより上位の団体とか、近隣の市町村と協力して対応していくべき問題だろうな。」

鼎「給食の無料化とかは、あまり市町村によって差が出て欲しくないと思ったかも。そういう意味では、地方の裁量任せではなく、国のガイドラインが欲しいというか。」

愛原「市町村ごとに待遇で差をつけて欲しくないものに関しては、しっかり縛りを入れるか、国の管理下におくべきという考え方はよく分かる。地元でないと分からない個別の事情に関しては地方主導、全国一律であることが望ましいものに関しては国主導と分けるのも、一つの考え方だな。」

鼎「地方が下剋上する為に独自の政策をするようなのは、すごくワクワクするけど、こういうのも増えればいいと思うけどどうかな?」

愛原「迂闊な真似をしたら、夕張市になるけどな。レジャーで人を誘致みたいなものは、正直ヤバいと思う。まぁ東京オリンピックの例を出すまでもなく、国が主導する事業もヤバいものばかりなので、どちらの方がマシという問題でもないが。結局は、事業計画がどれだけまともか?という事にはなるのだろう。一般的には、レジャー施設やイベント事業なんてのものは、利益が出るようなら民間が勝手にやるし、よほど優遇措置を重ねないと民間が手を上げないレベルなら初めからヤバイ事業確定なんだから、そんなものに行政が積極的にからむ必要はない。むしろインフラや福祉・公共教育など、行政にしかできない事業に注力すべきくらいは思うが。」

鼎「成功したとされる計画都市は、大体そんなところが多そうだよね。インフラなど必要な基盤だけを整えて、後は民間の投資を待つというか。」

逆沢「東京などに限らず、ここは便利だとか、暮らしやすいと思われたら、人も企業も娯楽施設も、勝手に寄ってくるものだからね~。」

鼎「逆に日本の田舎は、世間が狭すぎるというか、近所付き合いが面倒すぎて、暮らしにくいという人もいるよね。地域にも寄るのだろうけど。」

逆沢「都市計画とかそれ以前の問題だろ? 仮にそういう風習が嫌で街を出ていく若い人が多いのなら、田舎のそういう風習から変えていかないと。もちろんそういうのが好きな人もいるだろうけど。」

愛原「ゴミの回収事業なんかは、典型的な地方行政の範疇だが、こういう部分で不誠実な対応をする市町村だけは引っ越したくないし、そういう部分が可視化されたらいいなくらいは思う。」

逆沢「古い体質の市町村だと、市町村会議員が謎の影響力を持っていて、彼らに嫌われると町内に防犯カメラ一つつけられない、ゴミ収集所の整備もままならない、公民館の改修費用もとても捻出できないなんてところもあるらしいからね~。あるいは逆に村のボスに嫌われると、ゴミ一つ捨てられず、市町村の役場に相談しても村のボスが怖いのか、何も対応してくれない事もあったりとか。」

鼎「東京の都議会クラスでも、ドンと呼ばれる議員がいるくらいだから、地方ならなお当たり前かも知れないけど、そういう人治主義的な自治体は、やっぱり怖いよね。」

逆沢「ゴミの回収もそうだし、自治会への加入義務とか自治会費みたいなものもそうだし、祭りとか色んなコミュニティーへの関与の具合もそうだし、そういう諸々に関する情報の方が欲しいわ。給食費とか医療費とか、そんなものよりも。」

愛原「高齢者からみた公共交通機関の利便性とか利用優遇措置とか、病院やスーパーや近隣の繁華街へのアクセスとか、そういうのも調べておいた方がいいかもな。人によっては。」

逆沢「地方行政の良し悪しは、そういう部分で判断してもいいかもね。どっちみち使わない駅の存廃とか、そんなものよりも。」

鼎「レジャー施設とか、そんなものはもっとどうでもいいよね。少なくとも住む人にとっては。」

愛原「観光で経済を回したい街にしてみれば、重要な集客施設になるかも知れないので無駄とまではいわないが、行政が過大な期待をもってやるものでもないわな。ハコモノやイベントは、一部の利権団体には喜ばれるかもしれんが、大抵は財政の圧迫にしかつながらないからな。」

逆沢「同じカネをかけるなら、インフラや安全の方にカネかけて欲しいわ。」

鼎「若い人が出ていくような街の場合は、若い人が嫌がる何かの要因があるという事だから、そういう部分にも目を配りたいよね。そこに長年住んでる古い人からすれば、当たり前の日常であり、変える必要もない事もかもしれないけど、そこをあえて変えていかないと、衰退あるのみだから。」

愛原「田舎が東京と張り合おうとしても、それは無謀だし、地方の裁量権に乏しい現状でできる事は限られるけど、問題点の把握もしない。問題点を改善するにはどうすべきか?も考えないようでは話にならないからな。国などにしても、地方からこうしてくれと要望されれば協力のしようもあるが、そういう声も出なければ、上からの押しつけにしかならないし。」

逆沢「ゴミ問題なんか、その典型だしね。明らかに国が手出しする問題じゃないというか。」

鼎「地方にはお金がないからと言う人もいるけど、それだけじゃないと思うよ。かつて竹下内閣がふるさと創生1億円を配った時もあったし、その後も何度も国が地方にお金をばらまいた事はあったけど、それで有効利用できた自治体はすごく限られてるし。」

愛原「これをするのに必要だからお金を融資してくださいというならまだしも、いきなりお金を配って、このカネを有効利用しろと言われても、困惑する人が多いのはなんとなく分かる。しかし自治体が、そんな状態では困るわな。そのカネで市内の防犯カメラを充実させたくらいの方が、まだ百倍マシだ。少なくとも、訳の分からない地域限定景気対策クーポンとやらを発行するくらいなら。」

逆沢「けど、カネさえ配れば有権者は付いてくるとナメてかかってる議員は、国会議員でも地方議員でも案外いるからね~。選挙の度にそういう公約ばかりする候補者も、割といるし。今回の統一選挙でも、かなりの数の候補者がナントカ無料化を公約に掲げているみたいだし。」

愛原「正直、財源や、かかる経費の増大額も明示して欲しいとは思う。」

鼎「私的には、地方選挙に、国防とか、コロナワクチンがどうとか選挙公報に書いてる候補者は、?って思ったけど。」

逆沢「それは国政の仕事ね。出る選挙を間違えてるわ。まぁ保守の王道がどうこうとか、日本の伝統がどうとかアピールしてるような候補者も、色々頭おかしいと思うけど。」

愛原「日本を取り戻すか、トリモロスか、なんかそういった主張をする政治家が総理を務めたくらいだからなぁ。まぁ国政でも?だけど、地方議員としてはより?だな。」

鼎「中身のない主張としては、【〇〇をもっと素晴らしい街に】とか【〇期目に挑戦】とか【頑張ります】とか、そういうのも皆そうだよね。何の中身もないというか。」

愛原「既にその議員が素晴らしい実績をあげてるならまだしも、それ以外の現職や、新人がアピールするポイントではないわな。言い方を変えれば、そんな候補者が当選し続ける内は、その街は今後も変わらないと思って間違いない。設計図があってもその通りに実現しようとすると色々邪魔が入るのが政治なのに、設計図すらない者に政治を任せても、現状維持かその場しのぎしか出来ないのは当たり前だからだ。」

鼎「都市計画みたいなレベルになると、思い付きでとても実現できるものではないし。財源とか、期限や進捗の目安とか、技術のアテとか、どう広報しどう支持を集めるかとか、それで不利益を被る人達をどう補償・説得するかとか、成功の見込みや失敗の際の撤退戦略とか、色んなものを事前に詰める必要が出てくるよね。」

逆沢「新国立一つとっても、【後は野となれ山となれ】の日本の政治家に、そんな計画的な立案なんかとてもできないと思うけどね。」

愛原「それができないと、失われた〇〇年がさらに延長されるだけなんだけどな。既に現状維持でなんとかなる段階は過ぎて、衰退が体感できるターンに移行したから。」

鼎「岸田さんが首相になった時に、【新しい資本主義】というキーワードが踊ったけど、結局官僚の人達に中身を議論させるくらい実態のあるものでも無く、案の定、いつの間にか霧散しちゃったけど、やっぱりこういうのは、その場の思い付きではなく、政治家として立候補する前からちゃんと設計図を練るような人でないと駄目そうだよね。」

愛原「クリチバの成功も、元々は当時のクリチバ市が都市計画プランを募集したのを受けて、当時大学生だったレルネル氏のグループがそれに応募し最優秀賞を獲得し、後にそのレルネル氏自身が若干33歳でクリチバ市長になって直接陣頭指揮を取るようになった事で成功したところがあるからな。頭が柔らかい20代の頃から都市計画をちゃんと温めているような人でないと、こういう所業はなかなかできないのかも知れん。」

逆沢「年寄りは、ある意味、現状で満足しちゃってるから、問題点にも気付かないし、変えようとも思わないからね~。だからなぜ若者が街を出ていくのかも気づかない。だからこそ、彼らの声に耳を傾ける必要があるって事かもね。」

愛原「別に若者の街でなくても構わないというか、老人に優しい街でも普通にOKなんだが、実際はそうではなく、昔から住んでる人間が惰性で住んでるだけの街というのがほとんどだからな。年寄りだから、昔ながらのしがらみのある近所付き合いが大好きという訳でも、決してないというのが、本当のところだから。」

逆沢「単に変えるのが面倒くさいとか、誰かに睨まれたくないという、消極的な理由で我慢してるだけかもしれないってか。」

鼎「でもその結果、誰も乗らない鉄道やバスをそのまま維持というのも、無駄以外の何者でもないよね。」

愛原「バスですら赤字になるような過疎地なら、範囲限定の定額乗り合いタクシーでも始めたらいいかもな。どうせ利用客は、自家用車に乗れない人くらいだろうから、行く場所は最寄駅かスーパーか病院くらいだろうし。マイクロバスなりハイエースなりが2,3台もありゃ十分だろ? 誰も乗らないバスを定期運行するよりは、はるかに安く済むだろうし、利用客にしてみても、家の前から乗れた方が利用しやすいし。利用客が予想以上に増えたら、台数増やすか、乗り合いを工夫するか、料金を調整すればいい。」

逆沢「簡単そうに言うわね~。実際は思った以上に障害も多そうだろうに。」

愛原「詳細をここで長々触れる気もないし、具体的な部分は、志のある人間に任せるわ。俺としても、新しい事業を提案するよりは、やってる感だけの無駄な事業を統合・縮小・廃止するような発想の方が得意だし。無駄な道路を増やすよりも、必要な橋が落ちないように予算を確保しろという側の人間というか。学校の授業や部活動なども、もっと厳選・適正化すべきというか。人手も財源も時間も残念ながら有限だからな。必要な教育をより充実させたいなら、残念ながらその分だけ、不必要という扱いにせざるを得ない教育分野も選ばざるを得ないというか。」

逆沢「校区の設定や細かい教育内容は地方の裁量だろうけど、根本的な部分は国に動いてもらわないと困るけどね。ウチの市は高校の国語を廃止して、その時間でネイティブの英会話を強化しますと決めたところで、大学受験が不利になったら困るから。」

鼎「けど事業をやめるとなると、それで仕事を失う人も出るし。反発が怖いよね。」

愛原「1便一人利用するかどうかも怪しい駅を廃止するだけでも、相当もめるからな。実際に利用する人間は一人でも、廃駅に反対する人間はその十倍いてもおかしくないのが現状だからな。古文漢文や今風の部活動を必要とする人間もさほどいないだろうが、それをやめるとなったら、その十倍の人間が嫌な顔をする事も何となく予想できるというか。」

逆沢「どういう連中が、足を引っ張っているのか、改めてよく分かる思いだわ。」

愛原「まして都市計画とか、首都移転計画みたいなものに本気で取り組むとなると、相当大きなハレーションが予想されるだろうしな。」

逆沢「ハレーションというか、今の日本の政治家がそれをやると、全て利権化して、【こんな結末になるなら、初めから何もしない方が良かった】となりそうで怖いわ。COCOAとかも、発想や着眼点は悪くなかったけど、運用が最悪すぎて、この出来ならやらない方が無駄な経費が発生しない分だけ良かったレベルになっただけの話だし。この前のロケット発射実験にしても、失敗原因は今まで問題なかった部分の方だから、挑戦したこと自体が間違いというよりは、運用段階での不始末なのは明らかだし。」

鼎「利権とか、手抜き中抜きとか、そういう汚いものが混じると、どんな素晴らしい計画も、台無しになるのが怖いよね。それで本来なら素晴らしい計画でも、計画内容自体がそもそもの間違いの扱いにされたら悲しすぎるよ。」

愛原「日本の場合は、汚職対策や手抜き対策も事業計画の中に、重点項目として付け加えた方が良さそうだな。本来なら人を疑ってチェックするような部門まで、予算や人員をあまり割きたくないが、民度的にやむを得ない。あと予算が当初の想定よりもオーバーしそうなら、サンクコストと割り切って問答無用で中止にするくらいの条項も事業計画に含めないと、東京オリンピックの二の舞だろうしな。」

逆沢「日本国内にシリコンバレーや深圳を誕生させるのは、この状況では望み薄ってか?」

愛原「シリコンバレーみたいなのは運の要素もかなり大きいだろうが、日本の場合は嫉妬や利権がらみで、横やりが入って潰されそうなのが怖い。深圳みたいなのは、そもそも政府のバックアップも必要で、一極集中を是とする思考が蔓延してるままなら、やっぱり難しいかもしれない。」

鼎「結局、一部の天才の力だけでは、都市計画は成功に導けないという事かな?」

愛原「天才とは程遠い凡人たちが、いかに嫉妬や現状を変える事に対する抵抗感を打ち払えるか?が、一つの鍵かもな。そして既得権益に固執する利権団体の横やりにも警戒する必要があるだろう。」

逆沢「誰かに世の中を良くしてもらおうという発想では駄目か?」

愛原「バラマキみたいな目先の利益で釣られるようなのは、大変困る。リスクもしっかり理解した上で、個別に吟味してもらうしかないというか。少なくとも利権政党と組んでるような奴の計画なら、問答無用でアウトにするくらいの警戒心はあってもいいかも知れない。逆にそういうのと対抗する意識が強そうなら、信じてみる価値はあるだろう。まぁそうなると、利権政党側が仕掛けたスキャンダルなど、各種の妨害工作が入るかも知れないが。」

逆沢「そういう敵との戦いが、一番大変かも知れないってか。」

愛原「民主主義政権下では、有権者の同意がない都市計画を推進するのは難しい。理解ある有権者の協力が必要ということだ。脱ダム宣言の県知事を当選させながら、それに強く抵抗する県会議員も大量に当選させてしまったら、県政が混乱して当たり前になるようなものというか。一部の天才が勝手になんとかしてくれる事を期待するのではなく、彼が仕事しやすいよう、凡人なりに協力していく事も必要だとは思う。もちろんその天才に邪心がないとは限らないので、盲目な信頼に陥らない事も大事だけどな。」

鼎「口でいうよりも難しそうだけど、人に任せるしかない専制主義じゃなくて、民主主義である以上は、私たちもそれなりに責任感を持って頭も使わないといけないという事かな?」

愛原「オチにもならない当たり前すぎる結論だが、今回はそうまとめざるを得ない。都市計画というアイデアを思いつき、推進するのは限られた才人だけかも知れないが、それを成功させるかの鍵はあくまで、我々凡人の側が握っている。我々が彼を支持しなければ、それは単なる空想で終わる。彼を支えられなければ、それは未完成のままで終わる。利権や手抜きなどで汚されれば、やらない方がマシだったなんて結末もあるだろう。もちろん才人のふりをした悪人の可能性もあり、そういう奴の甘言に騙されるのも危険だし、凡人なりに難しい選択を迫られる事も多いが、それが民主主義だから仕方ない。」

鼎「だからといってせっかくの投票権も放棄して、利権団体の組織票で政治が動かされるのも悔しいし。本当に難しいよね。」

愛原「無責任に簡単に選ぶよりも、考えて悩んで選べる人の方が、俺は好きだけどな。」

逆沢「別にお前に好かれても、何にも嬉しくないけどね。」

愛原「まぁ、それは当然だな。これ以上俺が何か言うと、色々裏目に出そうなので、今回のたわごとはこれで終わる事にするぞ。」











過去のたわごと 
2023年  4月9日 いろんな刑罰 3月26日 一度引退した者を現役復帰させるには?
3月12日 格ゲープレイヤーが求めるもの 2月26日 一強・談合体制
2月12日 Street Fighter Vの初心者 1月29日 スポーツとしての格闘ゲーム
1月15日 Street Fighter Vをプレイしてみた 1月1日 使いこなせない強大なパワー
2022年 12月18日 俺ならもっと面白いゲームを作るのにという妄想 12月4日 カルトと熱狂
11月20日 誰から税を取り立てるか? 11月6日 大量殺人 
10月23日 本人証明について 10月9日 誰のための正義
9月25日 解決師 9月11日 理屈が通用しない相手 
8月28日 政治家と密接に関わる一般市民について 8月14日 悪の宗教団体 
7月31日 チート能力者に対する反応 7月17日 要人
7月3日 戦略的準備VS戦術的対処 6月19日 正義VS秩序
6月5日 パワー・スピード、そしてスタミナ 5月22日 キャラの身長の設定
5月8日 自由の保障 4月24日 去っていく仲間
4月10日 戦争ゲームの指導者の目線 3月27日 悪に屈する時
3月13日 歴史ゲームにおける歴史の再現性について  2月27日 歴史学の価値について
2月13日 趣味に飽きる時、熱狂できる時 1月30日 私刑
1月16日 やってる感 1月2日 捜査・諜報に必要なもの
2021年 12月19日 壊された人 12月5日 リソース運用型ゲーム
11月21日 後継者争い 11月7日 戦力分析と番狂わせ
10月24日 選挙放談2021 10月10日 文明崩壊後のサバイバル
9月26日 中立な報道 9月12日 隔離空間でのアドベンチャー
8月29日 侵略者が撤退した後 8月15日 正義なき力を生み出す者
8月1日 問題点(悪)の所在 7月18日 責任の所在
7月4日 教育政策 6月20日 職の貴賤
6月6日 外患(外敵)よりも恐ろしい内患(味方の腐敗) 5月23日 スローライフと幸福論
5月9日 社会に貢献する凡人たち 4月25日 情報戦の制し方
4月11日 予備戦力 3月28日 不正の告発と隠蔽
3月14日 職人(ドワーフ)  2月28日 地位に見合う責任と報酬の話
2月14日 娯楽産業  1月31日 名君・名宰相
1月17日 選別(トリアージ) 1月3日 大きく育ちすぎた作品
 2020年 12月20日 つまらないラスボス戦 12月6日 予知の活用方法
11月22日 信じたい事しか信じない人たち  11月8日 老化の始まり(能力のピーク)
10月25日 敵の成長率 10月11日 属人性
9月27日 信用(信用創造) 9月13日 犯罪都市
8月30日 同行するヒロイン、同行しないヒロイン 8月16日 まとめ役としてのリーダー
8月2日 なろう系主人公とやれやれ系主人公 7月19日 安楽死
7月5日 イデオロギーの矛盾や対立を超えて幸福を実現する方法 6月21日 アピールする人、出る杭を打つ人
6月7日 間違いを改める方法  5月24日 コロナよりも、ゾンビよりも、米軍よりも恐ろしい集団の空気
5月10日 部隊長の決断 4月26日 集団ヒステリーと同調圧力 
4月12日 札束を無限に刷り続けるとどうなるか? 3月29日 借金取りの恐怖
3月15日 禅譲 3月1日 秩序志向のプレイヤーと混沌志向のプレイヤー
2月16日 (こまめな)人事異動(のススメ) 2月2日 忠誠度という名のゲームパラメータ
1月19日 恨み 1月5日 鞍替え
 2019年 12月22日 景気 12月8日 承認欲求に囚われないために
11月24日 黒幕としてのスポンサー 11月10日 プロスペクト理論とモブの生き残り戦略
10月27日 追い込まれた悪人キャラのダメージ・コントロール戦略 10月13日  いじめっ子キャラの特徴
9月29日 命令に背くNPC 9月15日 平等・公平を維持するためのコスト
9月1日 能力値とスキル 8月18日 地位を与えられた者(中間管理職)
8月4日 パニックホラーもののリーダー 7月21日 パニックホラーものの主人公
7月7日 許される人と許されない人 6月23日 愚民政策
6月9日 壊された人への対応 5月26日 新時代の脅威
5月12日 (攻撃の)大義名分 4月28日 前回の反省とキャスティングの話
4月14日 汚染された情報の拡散 3月31日 理想の選挙制度
3月17日 黙示 3月3日 あの世の世界
2月17日 うまくいかなかった革命後をどうするか? 2月3日 策略としての挑発
1月19日 腐敗した司法(正義の裁きの担い手)  1月5日 強きを挫き弱きを助くVS弱きを挫き強きを助く
 2018年 12月23日 悪の根源≒マウントしたいという欲望 12月9日 Steamのゲーム
11月25日 成り上がったダメ人間 11月11日 自分を強化する技VS敵を弱体化する技
10月28日 限界への挑戦 10月14日 「弱者=守られるべき善人」でない場合
9月30日 脅しによる支配 9月17日 信用できない情報だらけの社会の場合
9月2日 太鼓持ち 8月19日 連続攻撃
8月5日 信用スコアに支配された社会 7月22日 内通者
7月8日 人件費コスト管理ゲーム 6月24日 忠義者キャラ
6月10日 欠陥つき有能キャラの処遇 5月27日 邪悪な独裁者に支配された組織のメンバーの挙動
5月13日 邪悪な独裁者が健全な組織を乗っ取る方法 4月29日 論破
4月15日 正義の味方という名の制裁者 4月1日 平気で嘘をつける人たち 
3月18日 公正世界仮説 3月4日 被害者叩き 
2月18日 政治力 2月4日 統率力 
1月21日 優秀すぎるライバルが現れたとき  1月7日 素性を表す記号としての肩書き
2017年 12月24日 フリゲの雑談  12月10日 賤民階級
11月26日 個性づけとしてのパラメータ 11月12日 宿敵宣言
10月29日 大同団結 10月15日 品質について
10月1日 華麗な策略、汚い策略。その違い 9月17日 平等主義と反平等主義
9月3日 ファン型オタクとマニア型オタクの違い 8月20日 ツイッターの利点と問題点 
8月6日 大抜擢された人材 7月23日 誇りと傲慢
7月9日 傲慢とマウンティング 6月25日 権威を利用するナイトども
6月11日 悪事プレイ(のススメ) 5月28日 異界人(宇宙人)の干渉
5月14日 集団の思考ルーチン 4月30日 人間っぽさ=非効率的な思考ルーチン
4月16日 名声欲 4月2日 無言の圧力と忖度
3月20日 ロスト・ハイ・テクノロジー 3月5日 破壊神の信者
2月19日 一人称形式で見える視野の範囲 2月5日 歴史的人物の当時の評価
1月22日 未来予測 1月8日 人相見(人物鑑定)
2016年 12月25日 商業レビュアー 12月11日 成長戦略の目玉としてのカジノ
11月27日 パニック 11月13日 生存ゲーム的なシチュエーション
10月30日 強敵感 10月16日 感情移入という視点からのキャラクターメイク
10月2日 供給過剰社会 9月18日 血筋
9月4日 統一されるべき尺度 8月21日 暑さと寒さ
8月7日 (優秀な)下っ端 7月24日 超便利社会=超疲弊社会
7月10日 社会的弱者を量産し、彼らを悪の先兵に誘う者  6月26日 少子化社会という舞台
6月12日 有事法制(緊急事態における法のあり方) 5月29日 悪のセレブサロン 
5月15日 成功者が成功後にやりたいと思うこと 5月1日 ゲーム世界とリアル世界の違い
4月18日 過去に戻ってやり直すということ 4月3日 八百長 
3月20日 異邦人(外国人労働者) 3月6日 陣形
2月21日 功績泥棒 2月7日 三国志13をプレイ
1月24日 裏切り者 1月10日 善政家
2015年 12月27日 精神~命よりも大切なもの 12月6日 独立戦争 
11月23日 ジャーナリスト 11月8日 精神力 
10月25日 優しい指導者  10月11日 助けを求める人たち 
9月27日 兵站 9月13日 善玉が起こした悪事や不祥事
8月30日 カイゼン 8月14日 盗作・ゴースト
8月2日 表稼業 7月20日 正論を用いない説得工作
7月5日 ディストピア 6月21日 財政破綻
6月7日 防諜 5月24日 サイコパス
5月10日 戦犯 4月26日 ハト派とタカ派
4月12日 不遇な先駆者 3月29日 プロギャンブラー(バクチで生計を立てる人)
3月15日 世界の管理者という名のラスボス 3月3日 命令コマンド
2月15日 攻略本・攻略サイト 2月1日 お遊びコマンド
1月18日 精神異常状態 1月4日 NPCの選択判断ルーチン
2014年 12月14日 男女キャラクターの比率 11月30日 不安と安心の役割
11月16日 現実主義者の正体 11月3日 アイテムゲット
10月19日 真相にたどり着けない者 10月5日 挫折
9月14日 嫌いだけど素晴らしい人達 9月7日 売れている作品と面白い作品の違い
8月24日 援軍 8月3日 ブラゲとパケゲ
7月20日 根性論と科学的知見に基づいた肉体改造 7月6日 ディスリスペクト(軽蔑・disり)
6月22日 あやかり系主人公 6月8日 中毒
5月25日 箱庭ゲーム 5月11日 ダブルスタンダード
4月20日 偽りの理想郷 4月6日 防御力
3月23日 自分用ゲーム作り 3月9日 育成する指導者、選別する指導者
2月23日 忠誠 2月9日 変化するキャラクター
1月26日 一芸職人VS器用貧乏 1月11日 評判
2013年 12月23日 身分制度 12月8日 陰謀
11月24日 秘密 11月10日 努力が報われるゲーム
10月27日 ゲームの自由度について 10月13日 出来の悪い二代目
9月29日 怒り 9月15日 撤退戦術
8月30日 ヒール(悪役) 8月15日 覆水盆に返らず
7月28日 予知・予測 7月13日 かつてのヒーロー
6月30日 覚醒(新能力発現・急成長) 6月15日 犠牲
6月3日 単独開発 5月19日 ダメ人間
5月5日 悪徳宗教を必要とする人々 4月21日 悪の連帯責任
4月7日 3種類の立場からみた作品批評 3月24日 中立性を装った愚痴・悪口など(仮)
3月10日 人気対戦競技の条件 2月24日 幻想空間
2月10日 お金 1月27日 尊敬できる敵
1月13日 やる気・気合 12月29日 ルール
2012年 12月15日 厨二病 12月2日 売れ筋
11月17日 改心 11月4日 議論
10月21日 優秀な人材の起用・登用方法 10月7日 憎しみにとらわれた人達
9月22日 友情やコネによる人事起用の危うさ 9月8日 権力欲に取り憑かれた人達
8月19日 敗北の受け止め方~捲土重来を期すために 8月5日 作者(表現者)が作品を通じて伝えたい思い
7月29日 人が自ら死(自殺)を決意するとき 7月15日 選択肢を選ぶことによる覚悟(リスク)
7月1日 選択肢があるということ 6月16日 宣伝と人気
6月2日 ホンネとタテマエ 5月19日 コンプガチャに学ぶ確率論とイカサマの話
5月6日 鑑識眼 4月30日 平等と競争
4月14日 公務員ヒーロー 4月1日 SF設定
3月18日 情報収集 3月3日 原発考察
2月19日 プライド 2月5日 お笑い
1月22日 ラスボスの処断方法 1月8日 創造→創作
2011年 12月30日 独裁者 12月9日 二次創作品
11月27日 万人向けからマニア向けの時代へ 11月13日 無敵能力の人たち
10月29日 正式名称 10月15日 利の人、情の人
10月3日 ポジティブ・ネガティブ 9月16日 利権
9月3日 借金 8月21日 何も変わらない事の恐怖
8月5日 発信したいオタクと共感したいオタク 7月25日 戦う地方、媚びる地方
7月17日 充電期間 7月10日 ひとそれのアンケート結果
7月2日 供給過剰気味のゲーム(&娯楽) 6月21日 東日本大震災3
6月5日 上司に反発 5月21日 修正する度量
5月14日 挑戦する勇気 5月1日 調子
4月17日 専門スキル 4月3日 東日本大震災2
3月18日 東日本大震災1 3月5日 ネトウヨと不良キャラの共通点
2月19日 信用ラインと警戒ライン 2月5日 信じられない者ばかりの世界観
1月23日 武器を交えない戦争 1月16日 しゃべらない主人公
1月7日 異世界に飛ばされた凡人 12月25日 後ろ向きな嫉妬心
2010年 12月19日no2 人それのゲーム難易度 12月19日no1 社会人型キャラ
12月11日 新作公開してから一週間 12月5日 新作ゲーム紹介
11月20日 理想と現実 10月29日 新作公開予定
10月18日 派閥 10月1日 仲間
9月19日 キャラクターイメージ 9月6日 理想を持った人間。そうでない人間
8月21日 革命後 8月8日 長編のオチのつけ方
7月24日 勇者は世直しができるか? 7月10日 全力集中プレイと長期戦略プレイ
6月27日 RPGのチームバトル 6月13日 傭兵団
5月29日 相手の思考をよんでみよう 5月14日 扇動する者、される者
5月7日 こっそりアンケート設置お知らせ、ほか 5月3日 地方を主人公の舞台にしてみよう
4月17日 コンピュータは人間を上回れるか? 4月2日 政権交代から6ヶ月が過ぎて
3月22日 フィクション 3月12日 困ったパーティメンバー
2月21日 責任 2月6日 教育
1月23日 トップダウン式製作とボトムアップ式製作 1月10日 ゲーム作成スタッフ
2009年 12月25日 政権交代から3ヶ月が過ぎて 12月12日 血液型
11月29日 編集日記・編集後記 11月14日 AVG(+SLG)制作中
10月31日 シナリオ 10月18日 ゲーム作りで完成までこぎ着けるためには2
10月3日 オリジナル 9月19日 ゲーム作りで完成までこぎ着けるためには
9月6日 実在モデルをどこまで採用できるか 8月24日 素材?
8月14日 今時の報道スタイル 8月8日 ユーザーサポートにメールを送ってみました
7月25日 恋愛シミュレーション2の魅力? 7月11日 人気と実力
6月27日 打ち切り 6月19日 エロゲ規制強化の流れからみるゲーム考
6月6日 貴族階級 5月23日 悪の戦闘員
5月10日 異なるキャラクターの視点でみてみよう 4月24日 強者がますます強くなる・・・
4月11日 ゲームエディタ 3月29日 愛郷心
3月22日 匿名ネット社会 3月6日 暗躍する超能力者たち
2月22日 信者キャラ 2月15日 必殺技
2月1日 アンチヒーロー(悪役型英雄) 1月23日 カタストロフィーを未然に阻止しよう
1月16日 フェアな戦い 1月3日 あれから幾年後
2008年 12月28日 国盗りSLGの景気対策 12月20日 現実世界をゲーム化してみよう
12月5日 内部対立 11月29日 推理もの??
11月22日 悪人とも言い切れない罪人 11月7日 正史
10月31日 萌えない女性キャラ 10月18日 関西弁
10月5日 大阪 9月21日 避けられない強大な敵
9月7日 人気・魅力・カリスマ 8月29日 黒幕
8月23日 運と実力 8月9日 COMの思考ルーチン
8月3日 新シナリオ「HeiseiNippon」公開 7月19日 軍師
7月5日 各国の思惑を構成するもの 6月21日 催眠術
6月7日 和解 5月24日 知恵者
5月16日 千年生きてみよう 5月3日 生き残ることと勝ち残ること
4月18日 冷酷な指導者 4月5日 お金の使い道
3月15日 若さ 3月7日 性能と運用
2月29日 アンケート現況発表(質問2について) 2月22日 広報戦略
2月10日 差別 1月27日 敵のスペック

1月13日 神の加護、神聖魔法 12月30日 フリーゲームのレビュー
2007年 12月16日 国盗りゲームのパターン 12月1日 謎について
11月16日 ゲーム世界での対人設定2(その他視点) 11月3日 ゲーム世界での対人設定1(味方視点)
10月20日 レジスタンス勢力 10月5日 終盤~エンディング
9月21日 世襲について 9月8日 悪役(ヒデブ派5隊長など)
8月24日 確率について 8月10日 セーブ&ロード
7月27日 成長について 7月15日 SRPGにおける白兵部分のゲーム的処理
6月30日 SRPGのマップのシステム 6月17日 徴収と略奪
6月2日 兵科あれこれ 5月19日 理想の君臣関係
5月4日 経済力うんぬん 4月21日 戦略ゲームと戦術ゲーム
4月6日 公開情報と非公開情報 3月24日 個人戦用の武器等
3月9日 兵士の武器 2月25日 ゲーム作りとゲーム遊び
2月11日 少数派(属性持ち)向けゲーム 1月28日 バージョンアップ

1月13日 宮田軍にてこ入れ? 12月30日 フリーゲームの宣伝
2006年 12月15日 投票・アンケート 12月1日 最強の敵
11月18日 動かしやすいキャラと動かしにくいキャラ 11月4日 デバッグ
10月22日 現代・近未来ものについて 10月6日 趣味の社会人クリエイター
9月15日 新作?の状況について 9月8日 BGMについて
8月27日 登場人物の口語表現 8月12日 女性キャラ
7月28日 主人公選択式ゲーム 7月16日 マイサイトについて
7月2日 死について 6月17日 風刺について
6月2日 シナリオタイプあれこれ 5月19日 ゲーム作りの進め方について
5月5日 ゲーム作りを始める時について 4月21日 高能力キャラの表現方法
4月8日 悪い敵 3月31日 名前について
3月18日 伝え方と伝わり方 3月12日 キャラクターのプロフィールについて
3月5日 アマとプロによる基本プロット考 2月25日 自作CGについて
2月19日 著作権について 2月12日 バックグラウンドの設定について
2月5日 SRPG95の次回作に対する期待 1月29日 分岐と自由度について
1月22日 難易度について 1月15日 勢力別能力値考察
1月8日 主人公について 1月1日 ユニットの能力値をどういじるかについて
2005年  12月30日 12月23日 12月16日 12月9日 12月2日 11月25日 11月18日 11月11日 11月5日 10月31日















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