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愛原様のたわごと(23年11月5日)






愛原「今回のテーマは、【強者のズルと弱者のズル】。」

逆沢「一応、確認しておくけど、ズルって、ずるいのズルの事か?」

愛原「うん。そう。卑怯とか、ゴマカシとか、騙し行為、汚い手口といった表現をされる事もある。場合によっては不正や犯罪として認知される事もあるわな。」

鼎「不正や犯罪までいくと、普通にルール違反だけど、卑怯や汚いで済む範囲なら、人によっては知略・戦略の範疇とみなす事も多そうだよね。」

逆沢「【道義上はともかく、法的には特に問題ない】と強弁する政治家などが好む奴ってか? 違法スレスレみたいな。」

愛原「法的にアウトかセーフかは、ズルであるか否かとは、あまり関係ないけどな。あくまで心証の問題というか。」

逆沢「【あくまで個人の感想です】って奴か? ズルであるか否かというのは。」

愛原「重要なのは、ズルと感じるかどうか?だからな。相手の意表を突いた華麗な奇襲攻撃とみなされるなら、それは作戦や芸術の類であって、卑怯戦法でもなんでもないと感じる人もいるだろう。同じだまし討ちでも、宇喜多直家の騙し打ちは悪逆非道。織田信長が弟を騙し打ちにしたようなのは、華麗な成敗みたいな。」

逆沢「大物タレントの不倫は芸の肥やし。そうでないタレントの不倫は、人でなしの所業みたいな感じか? なんか面白くないわ。」

鼎「つまり同じ行為をしても、弱者ほどズル扱いされやすく、強者ほど容認扱いされやすいという事かな?」

逆沢「普通、逆だろ? 横綱相撲という言葉もあるくらいだし。」

愛原「強者と弱者ががっぷり四つで組んだら、よほどのことがない限り、強者がそのまま勝ち切ってしまって当然だからな。だから弱者は、いわゆる奇襲攻撃みたいなものを織り交ぜたりして、なんとか強者の意表を突いたり、弱点を突こうと試みる。弱者だからこそ、正攻法以外の戦法も色々駆使せざるを得ないというか。」

鼎「プロ野球の世界でも、あまり強くないチームほど、足で相手チームをかく乱するとか、思い切った起用も試すみたいな事をしたがる傾向もあるよね。」

逆沢「それに対して横綱相撲というのは、そういう奇襲攻撃みたいなのを忌避して、あくまで正々堂々というか、真正面から相手を受け止めて正攻法で勝ち切ってしまうような戦い方を指すし、それが強者のあるべき姿って事かな?」

愛原「ていうか、奇襲戦法は、読まれると大体悲惨な事になるからな。それは横綱のような強者でも、無論例外ではない。正攻法でも十分に勝てるのに、安易に奇襲攻撃に頼って、しかもそれが読まれてしまったせいで負けたとなったら、さすがに残念過ぎるだろ?」

逆沢「そんな横綱は見たくないかもね。安易にバクチに頼って、しかもバクチに負けて、格下に転ばされるような横綱とか。」

鼎「つまり横綱相撲というのは、決して相手にハンデを与える舐めプレイではなく、絶対強者が安定的に勝ち続ける為に最も確率のいい戦術ともいえるって事かな?」

愛原「少なくとも全勝を狙うのなら、安易にバクチまがいの奇襲を多用しない方がいいだろうな。奇襲は上手くいけば効果絶大だが、失敗した時が痛すぎる。」

逆沢「つまり不意打ちみたいなのは、あくまで弱者向けの戦法でしかないって感じか?」

愛原「相手が自分と互角以上であったり、相手が守りを固めている中でどうしても攻めを打ちたい時であれば、奇襲攻撃を織り交ぜざるを得ないけどな。正攻法でまともにぶつかっても、相手の守りを崩せないなら、どうにかして相手の隙を作って、それを突くしかないわけだから。」

鼎「だからプロ野球の世界でも、名投手を攻略する為に、意外な選手に盗塁させたり、バントさせたりみたいな事は、普通にあるよね。」

逆沢「元々盗塁上手な選手なら盗塁を警戒されて当たり前だけど、盗塁の実績がほとんどない選手なら、警戒が緩みやすいというのはあるだろうからね。その代わり、読まれたら悲惨だけど。」

鼎「それでも正攻法だけで崩せる相手でなければ、多少バクチ気味でも、色々試さざるを得ないのは分かるよ。」

逆沢「つまり弱者ほど、正攻法といえない戦法を多く試さざるを得ないのは、ある意味当然って事か? 少なくとも本気で勝ちたいなら。」

愛原「但し、冒頭で触れた通り、それが華麗な知略・作戦と見なされるか、卑怯な手口と見なされるかは、状況に寄りけりとなるだろう。」

逆沢「スポーツの世界であるなら、ルールブックで反則とみなされてない行為は、大体許容される気はするけどね。」

鼎「それでも、今まで誰も見たことないような初めての方法に対してなら、卑怯扱いする人も多そうな気がするよ。高校野球の世界でも、カット打法という独特の新戦術を披露したプレイヤーに対して、卑怯戦術と感じた人達も少なからずいたようだし。」

愛原「カット打法というと2013年の花巻東が有名だが、1972年の東洋大姫路VS習志野が初出だな。特に1972年の方でカット打法を披露した選手は、打率000ながら地方予選で出塁率9割近い、高校野球の常識を覆すようなモンスターだったらしい。当時カット打法を目の前で見せつけられて【汚い事をせず、打ってみろ】と罵倒したとされる習志野高の捕手が、現読売ジャイアンツ監督である阿部慎之助の親父さんだったという事で、一部のコアな野球ファンなら有名な話かも知れないが。」

逆沢「私的には、当時キャッチャーだった阿部パパよりも、当時習志野高の4番ショートだった掛布雅之の方が先に思い浮かぶわ。」

鼎「この件が原因で急遽野球のルールが書き換えられた程だから、ちょっとした事件だよね。」

愛原「カット打法も、よほど修練を積まないと決して身に付かないだろう高等技術ではあるけども、そういう戦法を多用する選手が増えると、競技内容が根本から変わってしまうだろうからな。ただ汚いとか、卑怯呼ばわりされるべきものなのか?といえば、個人的には疑問も残る。」

逆沢「まぁ今までの常識に無かったような行為をやってみせたというだけで、不快感を持つ人ってのは、どこにでも割といるからね~。」

鼎「非常識というだけで、嫌悪感を持つ人は結構いるよね。常識が正しいとかベストとは限らないのに。」

愛原「常識なんてのは、いずれ取って代わられる古い価値観でしかない事も多いからな。しかし昨日までと同じ生活さえできればそれでいい人達からすれば、自分が知らない常識外の振舞いをする人間と言うのは、危険視すべき異分子でしかないんだろうな。」

逆沢「まぁカット打法に関しては、野球界の将来を考えれば、危険視すべき異分子そのものだったと思うけどね~。即座にルールの改正に動いた関係者こそ、天晴れというか。」

愛原「このカット打法を、ルールブックの穴を突いた華麗な戦術と取るか、阿部パパが感じたような汚い真似と取るかは、個人の感性の問題だろう。しかし試合を経て、すぐさま野球ルールが改正された。この一点が今回のテーマを語る上で、すごく重要だと自分は感じている。」

逆沢「ん? ルールが改正されたという事は、ズルと見なされても仕方ないとでも言いたいのか?」

愛原「そうではない。カット打法に関してはすぐにルールが見直されたのに、悪徳政治家がよく言うような【道義上は問題でも、法的には問題ない】という政治的不祥事がなぜ法的に見直されないままなのか?という事が重要なのだ。」

鼎「まー、つまりそこが強者のズル弱者のズルの違いという事かな?」

愛原「そう。強者は、ルールそのものを自分たちの都合で操れるだけの強さがある。何なら、悪法を法として認めさせるだけの力すら持っている。」

逆沢「スポーツの世界でも、そういう【自分たちのチームに都合がいいようにルールを改正してしまう】行為は、割と頻繁に行われているそうね。」

鼎「どこまで本当の話かは知らないけど、【日本のスポーツ選手たちは、決められたルールの中で最善を尽くそうとする。欧米のスポーツ選手は、自分たちが有利になるようなルールを作るところから最善を尽くそうとする】みたいな話も、聞いたことがあるよ。国際大会で、頻繁にルールが改正されるのも、少しでも自分たちが有利になるようなルール作りをしたい人達が結構いて、そこのせめぎ合いがあるかららしいというか。」

逆沢「どこの企業のユニフォームや球を公式採用するか?とか。どういう基準で審判を選出するか?とか。どういう規格の競技場にするか?とか。色んな部分で細かく決められるそうね。それこそスポーツ大会に深い造詣がある弁護士みたいな人が携わらないと気付けないような、すごくマイナーな部分で重要な改正もあったりして。それに気づかないと、大会にエントリーしたつもりが、エントリー資格すら満たせていない悲劇に見舞われたりする事すらあるとか。」

鼎「欧米の国際スポーツ関係者には、弁護士資格を持つ人もかなり多いというか、オリンピック協会の偉い人達も弁護士資格を持つ人が多いらしいけど、日本の協会幹部の人は、選手時代の活躍が第一で、ロクに勉強もして来なかったシロートが幹部をやってたりもするから、こういう部分で全く対抗できないという話も聞くよ。気が付いたら、お金だけたくさん負担させられて、不利な条件ばかり押し付けられてるみたいな。」

愛原「ルール改正に気付かず、日本選手がエントリーできなかったなんて記事もたまに出て、その度に日本のスポーツ協会の事務員が叩かれたりするが、選手時代は大物でも、英語もまともにできない元アスリートだけで協会運営してたら、そりゃそうなるわって感じだな。引退後も協会に残るなら、それなりに勉強もしてもらわないと。」

逆沢「JOCのボスも、サメの脳みそと揶揄されたあの森喜朗だったくらいだしね~。政界遊泳術はサメだけに一流だったかも知れないけど、弁護士資格も持つバッハ会長相手に、【Who are you?】という真偽不明だけど不名誉なエピソードすらある森喜朗が、どの程度ルール作りでやりあえたか、正直疑問だわ。適当におだてられて丸め込まれて、向こうの好きにやられたイメージしかないというか。」

鼎「法律に強い人は、そうやってルール作りやルール運用の段階でも、相手より上手に立てるから、厄介だよね。」

逆沢「つまり強者のズルは、法的には問題ないと逃げ切られるようなズルが、どうしても多くなりそうって感じか? それに対して弱者がズルをしたら、即座に対応されて穴も塞がれてしまうと。」

愛原「この辺は、いわゆる不法行為に限定すると、より分かりやすいわな。我々弱者が罪として裁かれるような不法行為を行った場合、バレたらまずアウト。だからズルをしても逃げ切ろうと画策した場合は、どうしてもバレない事が最重要になってくる。」

逆沢「コソ泥って言葉があるけど、悪事を成すには、他者にバレないようにコソコソやるしかないって事か? バレた時点でアウトだから。」

愛原「それか、タイムアタックになるわな。法の穴を突くなら、法が整備されるまでの短期決戦。盗みに入るなら、警備員や警察官らが迫ってくるまでに仕事を終えて姿をくらませることができるか?が鍵になるみたいな。」

逆沢「セコいわね~。ネズミみたいというか。」

愛原「がっぷり四つの戦いになったら負けるからこそ、弱者なんだ。だからそういう展開にならずに済むような立ち回りをするしかない。弱者側がゲリラ戦法などの奇襲を多用せざるを得ないのと理屈は同じ。」

逆沢「一方の強者は、横綱相撲で十分押し切れる。卑怯呼ばわりされるようなズルをする必要もないという事か?」

鼎「けど実際には、強者も弱者と同じか、下手すると弱者以上にズルをしてる気がするけど、これは気のせいかな?」

愛原「全然気のせいではないな。弱者はズルをしたのが発覚すると、即アウトだから、ズルをするにも慎重さがどうしても要求される。しかし強者は、ズルをしても強権を発動するなどして、ズルを合法化してしまえるからな。」

逆沢「バレたら捕まるなら、そんな悪事はできるだけ控えざるを得ないけど、バレても捕まらないのが分かり切ってるなら、悪事を躊躇なく行えるような感じか?」

愛原「そんな感じ。我々大衆が不法行為を躊躇するのも、バレたらペナルティーがあるからやむなく控えるだけで、ペナルティーが全くないなら、躊躇する理由も全然なくなるからな。」

逆沢「確かに。物を盗んでも、人を傷つけても、絶対に裁かれない特権を手に入れたら、悪事を存分にやってのけそうな人間は案外多そうな気もするわ。」

愛原「ズルを語る上で分かりやすいのが、脱税(or節税)だな。【金持ちは元々お金に困らないから、脱税なんてズルをせずとも、余裕で生きていけるから、脱税なんてする訳がない】かといえば、むしろ逆だろ?」

逆沢「金持ちほど、むしろ平気で脱税しまくるイメージがあるわ。タックスヘイブンとか。消費税の輸出戻し税とか。色んな名義の補助金とか。法的にはセーフかも知れないけど、ズルとしか思えない手口で納税をごまかしまくってそうというか。個人商店が納税を渋ったら即脱税の罪だけど、大企業だと申告漏れや最悪でも所得隠しで済みそうなイメージもあるし。」

鼎「自営の人でも脱税まがいの行為を平気でする人はいるけど、一つ言えるのは、強者弱者の区別なく、サラリーマンのような脱税がバレやすい立場の人ほどそれを躊躇して、逆にバレにくい立場の人ほど、平気で経理をごまかしそうって事かな?」

逆沢「つまりズルをするかどうかは、強者かどうかではなく、バレやすいかどうか? あるいはペナルティー次第で決まるって感じか?」

鼎「ただ、悪事をもみ消す力も考慮に入れれば、強者ほどズルがしやすいというのは、やはり残るよね。脱税にしても、貧しい人とお金持ちの人とでは、脱税工作の精度も、脱税を成功させる事による金銭的利益の額も全然違うし。つまりズルをする事で得られる利益も、強者の方が大きそうというか。」

逆沢「本当に貧しい人は、そもそもロクに税金自体払ってない人も多いからね~。ズルした所で、ハイリスク・ローリターンだから、理性的に考えるほど、明らかに割に合わないというか。」

愛原「冒頭に振れた横綱相撲にしても、原理は同じ。横綱は心が清らかだから、正々堂々としているのではなく、正攻法こそが最も有利な立場である上、奇襲をもくろんで裏目に出たら、即大ピンチに陥りかねないという重大なペナルティーがあるから、そんな博打をしても割に合わないからだ。逆を言えば、横綱ならほぼ成功する奇襲というものがあるなら、実行をためらわない横綱も出てくるだろう。」

逆沢「白鵬みたいな感じか?」

鼎「つまりズルに対しても、何らかの罰というか、ペナルティーがないと、抑止力が働かないという事になるのかな?」

逆沢「弱者に対してはズルに対してペナルティーを食らわせるのが容易だから、それを示すだけで一定の抑止力になる。一方、強者はペナルティー逃れが比較的しやすい立場にいるので、しっかり対策しておかないと、彼らは平気でズルを繰り返すようになるって感じか?」

鼎「けれど一般的に、強者はどうしても裁くのが難しそうだよね。彼らに対してペナルティーを強く感じさせるには、どうすればいいのかな?」

愛原「有名税ではないが、力の強さに比例して、ペナルティーもより大きくするしかないだろうな。金持ちも貧乏人も罰金の額は同じみたいな状況のままだったら、金持ちにとって罰金なんてはした金という状況に、なりかねないからな。」

逆沢「実際、金持ちは、貧乏人には払えないような示談金を提示して、訴状をあっさり取り下げさせるくらいの芸当は、平気でやってみせるからね。彼らにとって、その程度の不正は、バレなければ丸儲け。バレて騒ぎになっても彼らにとってはした金同然の負担でもみ消し放題となったら、不正なんてやり得以外の何者でもないわ。」

鼎「ジャニーズやモリカケサクラの経過を見る限り、周囲の忖度や圧力の類も問題だよね。テレビ局の多くは、未だに【ジャニーズの件でも認識が甘かっただけで、決してジャニーズに対して忖度した訳ではない】という見解のままのようだけど。」

逆沢「警察が【捜査が及ばなかっただけで、事件を見て見ぬふりをした訳ではない】と言ってるような感じね。忖度したと認めたら、もみ消しに加担したという事で完全に共犯になって、警察案件もしくは裁判沙汰になりかねないけど、そうならないように、あくまで認識が甘かったというふわふわした理由で逃げ切ろうとしてるあたり。」

愛原「忖度・圧力と言い回しは置くとして、いずれにしろ本来罰するべき相手を罰さないと、ズルが蔓延する事になりかねないんだがな。」

鼎「池袋の上級国民暴走事故じゃないけど、特例みたいな対応をすると、不信感もどうしても募るよね。」

愛原「当該の上級国民ばかりがバッシングに遭ってたけど、実は俺は最近、この上級国民も被害者じゃねと思い始めている。元はと言えば、警視庁の連中が氏を特例扱いで逮捕すらしなかったから、こんな事になっただけで、本当に悪いのは、国民の同意を得られないような特例扱いを決定した警察だろというか。」

鼎「袈裟着たお坊さんに対して交通違反切符を切った福井県警もそうだけど、こういう例外的な事を誤ってしでかしても、なかなかミスを認めて謝らない警察の対応も大問題だよね。池袋の暴走事故の時も、逮捕せずに済ませたあの時の対応は間違いだったと即座に認めていれば、あれほどの騒ぎにならなかっただろうと思うのに。」

愛原「ミスを隠そうとすると、さらに不幸な状況になるという典型例だな。」

逆沢「ミスを隠そうとしてさらに嘘を重ねた当人の傷が深くなるなら自業自得だけど、この場合は違うだろ?」

鼎「ミスを隠そうとして【アイツがやった】とさらに嘘を重ねたら、周りの人間がその嘘を信じてしまったせいで、アイツ呼ばわりされた人にミスの矛先が向かったようなものだよね。警察が判断ミスを素早く認めていれば警察が叩かれて終わってたのに、【捜査は適切だった】的ないつもの態度で押し通してしまったから、上級国民特権みたいな印象にすり替わってしまったとしたなら。」

愛原「もちろん真相は分からない。本当に上級国民特権みたいなものがあるのかも知れんし。そういう圧力が警察にあったのかも知れない。しかしいずれにしろ、逮捕するしないを判断する最終権限はあくまで警察側にある。その警察がなぜか逮捕しなかった。である以上、上級国民だけが叩かれて警察はお咎めなしはさすがに違うと、今にして感じる。ジャニーズに対するテレビ局の対応を見て、改めてそう感じた。」

逆沢「テレビ局がもっと早く動いていれば、数百人単位の多くの性被害者を出す事もなかったと考えれば、加害者一人だけに責任を押し付けるのは違うってか?」

愛原「ズルというのは、誰も指摘されなければ、別段止めようとも思わないものだからな。【何十年もの長きにわたって会社のカネを横領し続けてきた経理担当者】みたいなニュースもたまにあるが、バレずに済んだり、内輪でもみ消され続けていれば、罪悪感もどんどん麻痺して、さらにズルもエスカレートさせるのが人の性だ。良い悪いではなく、人の性。【死体がそこらに転がるような世の中で、いちいち死体を見て騒ぐ人間などいない】ようなもの。本来、非難されるべきズルでも、誰にも非難されない状況が長く続けば、罪悪感も麻痺して、ズルがエスカレートしても当たり前。ズルをするほど得をするのに、ズルをしたせいで受けるべきペナルティーが軽微なら、止める動機ではなく、より加速させる動機しか発生しなくなるからな。」

鼎「それがズルであるという事を誰も指摘しなければ、罪悪感を感じる事もなくなって、それが当たり前として受け入れられてしまうとすれば、ズルの最大の敵は、それがズルであると指摘しない人達という事になるのかな?」

逆沢「幼児が善悪を学ぶのも、周囲がちゃんと善悪を教えるからであって、誰もがそれを怠れば、凶暴な専制君主を誕生させる事にしかならないようなものね。」

鼎「強者のズルが厄介なのは、周囲の者が勝手に忖度して、それがズルである事を示さないからというのは大きそうだよね。実際はズルなのに、誰もがズルでないように振舞うから、当然のように受け入られてしまうというか。」

愛原「この場合、圧力は存在しないという主張は、ある意味で正しくなる。周囲の者が勝手に忖度しただけで、当事者自身はそれに罪悪感すら感じていないし、自分の社会的地位なら容認されて当然の権利としか感じていないだろうから。」

逆沢「世間の常識では、かなり浮世離れした考え方だけど、ジャニーズのオッサンは、そう本気で思ってた可能性もあったってか?」

鼎「芸能界では元々、枕営業や性接待も当たり前という風潮もあったそうだから、そういう認識のままの人からすれば、業界の常識程度の認識でしかなかった可能性は割とあると思うよ。世間では非常識でも、業界では常識だから、世間にそれをバラさない限りにおいては、普通に常識として受け入れられてしまってても、おかしくないというか。芸能界に限らず、学校とか、ブラック企業とか、自衛隊とか、世間の常識が通用しない閉鎖空間というのは普通にあるよね。」

逆沢「傷害も恐喝もイジメの一言で片づけられて、校則という名の謎ルールがはびこる学校とか。奴隷労働が当たり前のブラック企業とか。そういうのはよく聞くわね。」

愛原「常識がいかにいい加減な概念か、よく分かるわな。物事を客観視できれば、明らかなダブスタが成立しており、それがおかしいという事もすぐに分かるはずだが、空気に呑まれると、自分が無意識のうちにダブスタしている事に気づかなくなってしまう。」

鼎「つまり強者の最大の武器は、空気を操る力という事になるのかな? 本来おかしいと感じるべきものも、そうと感じさせないように空気を操作する力を持っているというか。」

愛原「野球でいえば、審判に忖度させて、ストライクゾーンを操るような力に似ているかも知れん。相手のチームが守備の時だけなぜかストライクゾーンが異様に広がり、それでも誰もその判定に抗議できない状態というか。」

逆沢「抗議できなくても、抗議したくなる気持ちを多くの選手や観衆が持ってるなら、一応はズルではあるんだろうけどね。」

愛原「そこがズルか否かその分岐点だろうな。そのストライクゾーンの変化に疑問すら感じないなら、それはズルですらない。そのチームに与えられた権利のようなものになるんだろうな。もしくは単に許容される誤差の範囲という話になるか。しかしそれをおかしい、受け入れがたいと感じた時点で、それはズルとなる。」

鼎「けどこの手のズルは、そのズルによって得をした人に罪があると断言できないよね。審判が勝手に忖度したで、忖度されたチームに非があるとは限らないし。だからといって忖度されて得をしたチームが、【今の判定はさすがにおかしい。ウチのチームが不利になるように判定をやり直せ】と抗議するとも思えないし。」

愛原「そう。池袋の上級国民の件でもそうだが、その場で逮捕されずに済んだ上級国民側に【警察のジャッジはおかしい。俺をちゃんと逮捕しろ】と抗議する必要なんか無いからな。審判なり警察なり、罰するべきはむしろそっち側だろう。」

逆沢「そう考えると、ジャニーズの件も、テレビ局の罪がますます重く感じられるわ。ジャニーズのオッサンはテレビ局らが作った業界の常識とやらに染まって、自分に与えられた特権を行使しただけという認識であっても、不思議はなさそうだし。」

鼎「ズルはしたものだけが悪いのではなく、ズルを容認した者もかなり悪いという事かな? 周りが容認すれば罪悪感も無くなっていくし、罪悪感を感じずに済めば、悪気なくそれを実行しても当たり前の話だから。」

愛原「特に取り締まるべき責務を負っている人間。通報すべき立場にいる人間の容認は、相当に邪悪だと思う。特に学校なりテレビ局なり、そういう密室の場合、密室の管理者が責任をもって通報なり管理しないと、外部には分かりようがないのだから、ズルを容認した責任は相当重くて当然だと思う。場合によっては、善悪感が未熟な未成年のイジメの加害者よりも、見て見ぬふりした教師の方が何倍も罪を重くしていいレベルで。」

鼎「学校にしろテレビ局にしろ、閉鎖空間には管理者がいて、その人がルールの管理もしてるはずだけど、ルールの管理者がズルを容認したら、絶対ダメという事だよね。」

逆沢「けど管理責任者が忖度体質だったり、面倒くさたがりだったりすると、ズルも放置されてしまう事になるという訳ね。」

愛原「一般的には、見て見ぬふりなどダブスタという形で、ズルが容認される場合が多い。但し、まれに【反社会勢力の定義は困難】と閣議決定した時のように、おかしな方向でルール自体が強引に改変されてしまう事もある。」

逆沢「後者の方が公平ではありそうだけど、社会としては問題が大きそうね。」

鼎「前者の場合、弱者のズルに関してはちゃんと抑制できそうだけど、強者のズルに関しては容認されてしまうから、人々の不公平感がどうしても出てきそうだよね。」

愛原「どっちにしても、ズル自体が、世の中も組織も腐敗させる大要因ではあるからな。ズルを抑止するシステムが不可欠という事にはなるんだろうな。」

逆沢「ズルか知略かは主観の問題といっても、感情の問題である以上、人々が不満を感じる要因を残す事自体、よろしくないだろうからね。」

愛原「そう。一見、ズルに見えても、よく見てみたら誰に迷惑をかけている訳でもないし、むしろ世の中にプラスの可能性を与えるものと言えそうなら、まずは偏見を解くところから始めたらいいだろう。単なるズルでも手抜きでもなく、単なる業務効率化に過ぎないのに、頭ごなしに否定されたら、さすがにもったいなさすぎるからな。」

逆沢「中身のない会議みたいなのを止めても、それはサボリでも手抜きでもないだろうからね。働き手不足が心配なら、不効率な仕事を減らす事は手抜きでもズルでもなく、むしろナイス改革でしかないから。」

鼎「けどそのズルに見える行為が害悪をもたらしそうだったり、不公平感を増幅させるダブスタになりそうなら、それを抑制する方向に動かないとまずいよね。」

逆沢「ただ悪人は、【道義的には問題でも、法的には問題ない】論で、逃げ切りたがるからね~。法的に問題ない状況なら、法的にも問題がある状態に改めて、道義に見合った法に改正すればいいのに、それもしようとせずに。」

愛原「上でも触れたが、悪知恵の働く奴は、ズルの合法化を目指すからな。法律やルールは、必ずしも正しい人々の味方ではない。真面目に生きていれば法律が必ず味方してくれるなんて事はなく、ずるい奴に騙されて不利な内容の契約書にサインさせられて、結局そのせいで法律に従って、理不尽な不利益が合法的に押し付けられる例も多いからな。」

逆沢「本名すら取り上げられるタレントの話とか聞くと、法や契約というのは本当に怖いと思ったわ。そんなヤバイ契約すら有効という時点で、この国ヤバすぎるというか。」

愛原「実際に有効かどうかは裁判結果が出るまで分からないが、裁判する手間も馬鹿にならないし。業界の空気がそれを追認するなら、裁判したところでお金の無駄にしかならないというか、それを受け入れた方が無難ということも、普通にあるからな。」

鼎「ズルであるかどうかと、合法であるかどうかは、実はあまり関係ないって事かな?」

愛原「世の中が健全であるなら、両者は限りなくイコールになるだろう。道義上の問題と、法的な問題が、イコールに寄っていくというか。いわゆる悪法が放置されにくくなると思われる。」

逆沢「逆を言えば、世の中が腐敗していると、【合法かもしれないが、少なくともズル(卑怯・不公平)ではある】みたいな状況が目立つようになるという感じか?」

愛原「あとズルに対して、社会がどれだけ抑制されるか?だな。まぁテレビやネット見てたら分かるが、弱者がズルをした場合は、大体徹底的にバッシングされるので、自然と抑制の方向になるだろう。寿司ベロの時のように。」

逆沢「嫌がらせ行為で再生数を稼ごうとしても、そんな行為はきちんとお仕置きされる。法律がどうこうではなく、ズルに対して社会として抑止力が働くみたいな感じね。」

愛原「そう。まぁズルは主観というか、感情のシロモノなので、そんなに騒ぐほどの問題でないものでも、不当に激しくバッシングされるケースがあるのは困るが。」

鼎「特に弱者に対して、異常に苛烈にバッシングしたがる人もいるよね。特に不祥事の関連した家族や勤め先に対する電凸行為とか、どうかしてると思うよ。正義を盾に、弱者を叩いているようにしか見えないというか。」

逆沢「弱者がズルをすると、より激しく叩かれやすいってか。」

愛原「ズルとは言えなくても、ズル扱いされる事も多そうだわな。イジメっ子がどれだけ犯罪的な行為を行っても見て見ぬふりなのに、イジメられている側が反撃に転じた時だけ、それは暴力だとか、名誉棄損だ、証拠はあるのかとばかりに、糾弾すべき不正行為扱いされたり。」

逆沢「反撃という行為自体が、相手に対して何らかの危害を加える行為だから、何らかの不正を含んでいてもおかしくないからね。あと弱者が強者相手に戦おうすると、奇襲戦法じゃないけど、正攻法とはいえない作戦も必要になりやすいけど、正攻法でない戦法は、どうしても卑怯扱いされやすいというか。」

愛原「この辺は、近代戦争を見ると、より分かりやすいわな。強い側は、空爆したり、ミサイル飛ばしたり、戦車走らせたり、正攻法で一方的な蹂躙が可能だが、弱い側にはそれができないので、どうしてもゲリラ戦、奇襲戦、暗殺や拉致活動などといったからめ手で抵抗せざるを得なくなる。」

鼎「私は、そもそも戦争に正攻法も何もないと思うけど。少なくともテロ作戦は卑怯極まりない巨悪で、その数倍の被害を与える絨毯爆撃は許容範囲なんて事は、絶対に有りえないと思うし。」

逆沢「か弱い一般市民を1万人殺すよりも、要人1人暗殺する方が、少ない犠牲で、より簡単に世の中を変えられる気もする気もするしね♪」

鼎「【1人殺したら罪人だけど、1万人殺せば英雄だ】という言葉も聞いたことあるけど、人をたくさん殺す戦争よりテロや暗殺の方が非難すべき悪逆非道という論理は、ダブスタどころじゃなく、論理が逆転レベルで破綻してるよね。テロへの報復に戦争とか、タチの悪いチンピラの【目が合ったから、とりあえずぶん殴ってやった】とか【肩ぶつけてきやがったから、こちらの気が済むまでボコボコにしてやった】的な論法を正当化してるのと、何ら変わらないというか。」

逆沢「ただ、アメリカやイスラエルが、【空爆はテロよりもよほど悪】なんて主張は絶対に受け入れないと思うわ。【自分が得意とする戦法は正義で、相手が選ばざるを得ない戦法は悪】という事にすれば、自分が得意とする戦法のごり押しだけで押し切れるから、そういう世論に誘導しているだけというか。」

鼎「なんか横綱相撲に近い印象操作だよね。横綱にとっては正攻法の方が都合がいいから、横綱相撲が大正義のような扱いにしてるようなのと変わらないというか。」

愛原「別に横綱は、格下が立ち合いの変化をする事を卑怯と非難している訳ではないから、そこは違うと思うけどな。横綱が格下力士に対して、自分が得意な正攻法での戦いを要求しているというなら、悪質な印象操作と言わざるを得ないが。」

逆沢「そう考えると、昔、当時巨人にいた清原和博が、自分に対してフォークを投げて三振に打ち取った阪神の藤川球児に対して【ケツの穴小さいわ。チ○ポコついとんのか】と罵倒したのは、悪質な印象操作と言わざるを得ない感じか?」

愛原「フォークボールを投げたら臆病者というなら、今どきの投手の多くは、清原に非難されて当然の臆病者ばかりという話になるからな。清原理論を正当化したら、多分、プロ野球は全然別方向の進化を遂げたと思う、進化と言えるかどうかは知らないが。」

逆沢「あはは。少なくともこの時の清原理論には、カット打法に関してルールが改正させた時ほどの支持は得られなかった感じか?」

愛原「いずれにしろ言えるのは、卑怯うんぬんはあくまで主観。フォークボールが卑怯者の戦法と感じるなら、それも主観としてはアリだろう。但し、フォークボールを卑怯戦法扱いした方が、野球が面白くなるかは、別問題だけどな。」

鼎「野球のルールも、実は時代によって色々変わってきてるよね。昔はラフプレーも野球の華みたいなところもあったのか、ホームベースでのクロスプレーで走者と捕手が激しく激突する事も珍しくなかったし。捕手にはガッチリ体形の人が採用されやすいなど、昔はそれ前提で両方のチームも動いていたけど。今は捕手は走者の進路を妨害しない代わりに、走者も捕手に体当たりするような行為はアウトという扱いに変わったし。」

愛原「このコリジョンルールに関しては、今年も小さくない改正があったな。きっかけは横浜の遊撃手が、二塁に向かう阪神の走者の進路をふさぐ形で捕球したため、阪神の走者は激突を避けるため回避行為を取って、その結果、走者はアウトになった。これに対して阪神の岡田監督は猛抗議。それまでのルールでは、本塁以外でコリジョンルールが規定されてなかったことと、遊撃手が進路をふさぐ行為が故意と認められなかった事から、走塁妨害にも当たらず、二塁を塞がれたという事情があるとはいえ、二塁に到達する前にタッチされた以上はアウトにするしかないと形になったが、これはさすがに走者にとって気の毒すぎるという事で、確か9月5日。プロッキングベースという名称でルール改正された。」

逆沢「ラフプレー上等の時代でそれをやったら、横浜のショートは、阪神のランナーのスライディングタックル食らって、悶絶してると思うわ。スパイク履いて滑ってくるランナーの進路塞ぐなんて、自分が大怪我するだけの自爆行為でしかないし。相手のランナーが勝手に避けてくれたから、怪我せずに済んだだけで。」

鼎「相手が勝手に進路をふさいだのに、怪我しないように配慮した方が不利になるような理不尽なルールは、どんどん改められるべきという好例だよね。」

愛原「もちろん時代の変化もあるけどな。体罰上等の時代なら本塁でのラフプレーも許容範囲だったかもしれないが。そういう意味では、人々の主観が変化したから、ルールもそれに合わせて変化したと言えるかも知れない。」

逆沢「人々の主観がズルだとか、卑怯だとか、危険だとか、判断してるのに、法やルールが見直されない方がよほどおかしいって事になりそうね。日本人は、遵法意識が高すぎるというか、だから決められたルールの範囲で最善を尽くす的な発想になりやすいんだろうけど、【おかしなルールでも守るべき】ではなく、【おかしなルールは直ちに改めるべき】という意識がもう少し必要そうね。」

愛原「そうでなくても、自分に都合がいいようにルールを改悪したがる輩も多いからな。反社の定義が閣議決定で訳わからなくなったような感じで。」

逆沢「遵法意識が高い人からすれば、【合法である以上はズルではない】という発想になりやすいだろうけど、ルールを捻じ曲げる奴なんていくらでもいるという発想も必要ってか。」

愛原「ルールブック自体を都合よく書き換える奴もいれば、忖度してルールブックを見て見ぬふりする奴も普通に出るからな。警察や裁判所でも、謎の判断や判決をする事は珍しくないし。しかも連中は、なかなか判断ミスを認めたがらないから、かなりタチが悪い。」

逆沢「そこはズルではないか? という感性を大事にするしかないってか?」

愛原「自分自身が空気に飲まれて、ダブスタをしていないか?と自己検証は必要になるだろうけどな。テロは絶対に許せないと口うるさく叫びながら、空爆はそれ程ではないみたいな態度なら、ダブスタを厳しく非難されても仕方ないだろう。【力による現状変更は認めない】とさんざんロシアや中国を非難しながら、イスラエルによる度重なる領土拡張や現状変更は容認というのも、酷いダブスタとしかいえないからな。」

逆沢「それを認めたら、もっともらしく言ってるだけで、実際は単なるご都合主義と言われても仕方ないって感じか? ロシアや中国を非難するなら、アメリカやイスラエルをそれ以上に強く非難するべきだし。そうじゃないと、筋が通らないというか。」

愛原「みんなが御都合主義で動き出したら、ズルが蔓延して腐敗一直線だからな。誰だって面倒くさい事はしたくないし。火中の栗を拾うくらいなら、見て見ぬ振りした方がいいともなりやすいし。責任だって取りたくないし。上でも触れたが、ズルはズルをした者だけが悪いのではなく、ズルを放置した奴も悪い。場合によってはズルの当事者ではなく、傍観者の方が何倍も悪い事すらある。当事者自身に罪悪感がない場合もあるし。そもそもズル自体は主観である以上、ズルと感じた者が全く動かなければ、ズルが減るわけがないからな。」

逆沢「もしもみんながイスラエルの蛮行を放置すれば、イスラエルは罪悪感を感じる事もなく、手前勝手な己の正義をどんどん貫いていくだけってか?」

鼎「草の根レベルでは、アメリカでもイギリスでも、反イスラエルのデモなども割と起こっているようだよね。決して他人事で済ませていないというか。」

愛原「自分の国の政府がおかしな事をしてるのに、それを容認すれば、国自体もどんどん腐っていくからな。ユダヤの世界支配みたいな言い方をされる事もあるが、その影響力がイスラエルだけに留まっているはずがなく、当然アメリカ国内などでもその影響力はあるはずで、それに息苦しさを感じている者なら、決して他人事ではないというのもあるだろう。」

逆沢「日本でも統一教会が政治に食い込んでいた事に息苦しさを感じる人がいてもおかしくないし。テレビ局が電通や吉本・ジャニーズなどに侵食されている事に不快感を感じる人もいるだろうし。合法・非合法ではなく、とにかくそれが嫌なら、変える方向で動かないと駄目って感じか?」

鼎「日本人がデモなどを起こしたがらないのは、【決められたことは従うべき】とか【決まっている事だからしょうがない】みたいな感じで、とにかく変える事に消極的なのが背景なのかもしれないね。憲法が何十年過ぎても全然変えられない国とも、言われてるし。」

愛原「この国の政治家は、悪い方向にしか変えたがらないから、改悪されるぐらいならそのままの方がいいが、本当はもっと改善すべき部分もあるんだけどな。」

逆沢「そもそも誰かに変えてもらおうという根性が、間違っているわ。他人は自分の利益になるからこそ、変えるという労力を払うだけなんだから。他人任せにしていたら、どんどん不利な方向に変えられてもおかしくないわけで。」

鼎「欧米の人達は、みんなが自分に都合のいいように変えようと動くから、最終的にウインウインになるような、みんなが得する方向で変えていける気もするよ。変えたい人ばかりが集まって、みんなが合意するには、みんなが得する案でまとめるしかないわけだから。」

逆沢「そんな環境で、自分だけ何も発言しなかったら、自分一人だけが損する形でルール改正されてもおかしくないってか? 他国に追従するような受け身の外交しかできない国は、落ちぶれていくしかないみたいな。」

愛原「治外法権や関税自主権といった不平等条約を明治新政府が改められたのも、攻めの外交のおかげだからな。黙ってたら、勝手に相手が不条約条約を解除してくれるだろうなんてあり得ないというか。」

鼎「つまり弱者であっても、ズルはズルと主張しないと、結局損をするのは自分という事かな? 強者が自分有利にルールを捻じ曲げていく中、自分が黙ってそれを受け入れているようなら、さらに不都合なルールが新しい常識として上書きされても仕方ないというか。」

愛原「もちろん清原がフォークボールを強く非難しても受け入れられなかったように、世間からどれだけ賛同を得られるかは内容によるだろう。しかし岡田監督が猛抗議したからこそブロッキングベースという新ルールが導入されたのも事実で、抗議すべき立場の者が何も動かなければ、何も変わらないのも事実。よく考えたら誰がどう見ても理不尽なルールなのに、それまで何年も変えられずに来たくらいだからな。」

逆沢「仮に横浜の三浦監督が【これ、逆の立場だったらたまらんなぁ・・・】と内心で岡田監督と同様の感想を抱いていたとしても、それで得をしてしまった横浜側の立場で、それを指摘する事はできないしね。もちろん一選手が指摘してどうにかなるものでもないだろうし。岡田監督という、指摘できる立場の人が指摘したからこそ、ようやく変える事ができたというか。」

愛原「そう。ズルをした当事者が悪いと糾弾するのは簡単だが、ズルをする事で得をしてしまった人間から【ルール改正すべき】なんて声が出てくるわけがないのだから、【誰がルールを変える為に声を上げるべきか?】と問われたら、それはズルによって不快感・不利益を感じた者以外に有りえない。」

鼎「ただし学校やテレビ局などの組織では、立場の弱い被害者が声を上げても届かなくて当たり前だから、そういう場合は、組織の管理責任者が責任をもって動かないと駄目だよね。」

愛原「警察がヤクザを怖がって彼らに忖度するようなら話にならないように、取り締まったり、管理責任のある者は、いかに相手が強大だろうと、忖度も見て見ぬ振りも、決して許されないからな。」

鼎「見て見ぬふりは許されないと言っても、それでもそれをやってしまう人はいるのだから、そこは私達が監視して、声を上げていくしかないって感じかな?」

愛原「警察や政治家が職務を全うすべきと言っても、彼ら自身もズルをする時はあるからな。そこは大衆が厳しく彼らを監視し、おかしいと思ったら声を上げていくしかない。政治家がズルや不正をしても、それでも大衆が政治家の詭弁を信じて容認するようなら、政治家もそれに罪悪感を感じなくなって、当たり前のように腐敗していく一方だからな。」

逆沢「弱者であっても、弱者なりに抵抗しないと、強者に好き放題にやられるってか?」

愛原「強者は、弱者でもできる戦い方に対し、卑怯だの非人道的だの汚いだの、色々理由を付けてそれを否定したがるが、それに呑まれてはいけない。弱いチームが強いチーム相手に横綱相撲をしかけて勝てるはずないというか、それができるようなら既に弱者ではなくなってるからな。」

逆沢「近代戦争とか見てたら、弱者の戦法の方がよほど人道的な気もするしね。絨毯爆撃にしても、物量作戦にしても、最大レベルの被害をもたらすのはむしろそっちの方だし。」

愛原「【強打者に対してフォークボールを投げるのは、臆病者がすることだ】と非難してるのと大差ないからな。強打者相手だからこそ、相手の弱点をしっかり突いていかないといけないのに。強打者相手だからこそ、正々堂々とど真ん中ストレートと言われても、正直困るというか。」

鼎「強者だからこそ、そういう自分優位な世論操作もできるともいえるけど、弱者がそれを真に受けて、強者様の言う通りと納得したら、駄目だよね。それじゃますます強者有利の世の中になって、自分の立場がさらに不利になるだけだから。」

愛原「いわゆる【経営者目線】と同じだからな。【敵を知り己を知れば、百戦すれども危うからず】という意味で、相手の思考を掌握する分には良いけれど、それに盲目的に賛同しても、自分の立場がさらに脅かされるだけというか。強者の言いなりになってたり、ルールを守ってさえいれば、幸福になれると信じるのは誤りで、そうではなくおかしいと感じたら、ルールも変えていく。強者にもしっかりもの申す。それくらいでないと、不正もズルも理不尽も、減っていかないと思う。」












過去のたわごと 
2023年  10月22日 自称中立(中立という名の傍観) 10月8日 変わらないテレビ局の体質
9月24日 被害者救済の視点と非親告罪について 9月10日 テレビ局の腐敗とテレビ離れ
8月27日 枕営業 8月13日 真相を追及する力
7月30日 昔の罪、昔の不祥事 7月16日 LGBT
7月2日 溺愛もの 6月18日 復讐系と自力救済
6月4日 親の能力や役割を継承する子供たち 5月21日 夢(寝てる時に見る方の)
5月7日 お布施とご利益 4月23日 地方の都市計画
4月9日 いろんな刑罰 3月26日 一度引退した者を現役復帰させるには?
3月12日 格ゲープレイヤーが求めるもの 2月26日 一強・談合体制
2月12日 Street Fighter Vの初心者 1月29日 スポーツとしての格闘ゲーム
1月15日 Street Fighter Vをプレイしてみた 1月1日 使いこなせない強大なパワー
2022年 12月18日 俺ならもっと面白いゲームを作るのにという妄想 12月4日 カルトと熱狂
11月20日 誰から税を取り立てるか? 11月6日 大量殺人 
10月23日 本人証明について 10月9日 誰のための正義
9月25日 解決師 9月11日 理屈が通用しない相手 
8月28日 政治家と密接に関わる一般市民について 8月14日 悪の宗教団体 
7月31日 チート能力者に対する反応 7月17日 要人
7月3日 戦略的準備VS戦術的対処 6月19日 正義VS秩序
6月5日 パワー・スピード、そしてスタミナ 5月22日 キャラの身長の設定
5月8日 自由の保障 4月24日 去っていく仲間
4月10日 戦争ゲームの指導者の目線 3月27日 悪に屈する時
3月13日 歴史ゲームにおける歴史の再現性について  2月27日 歴史学の価値について
2月13日 趣味に飽きる時、熱狂できる時 1月30日 私刑
1月16日 やってる感 1月2日 捜査・諜報に必要なもの
2021年 12月19日 壊された人 12月5日 リソース運用型ゲーム
11月21日 後継者争い 11月7日 戦力分析と番狂わせ
10月24日 選挙放談2021 10月10日 文明崩壊後のサバイバル
9月26日 中立な報道 9月12日 隔離空間でのアドベンチャー
8月29日 侵略者が撤退した後 8月15日 正義なき力を生み出す者
8月1日 問題点(悪)の所在 7月18日 責任の所在
7月4日 教育政策 6月20日 職の貴賤
6月6日 外患(外敵)よりも恐ろしい内患(味方の腐敗) 5月23日 スローライフと幸福論
5月9日 社会に貢献する凡人たち 4月25日 情報戦の制し方
4月11日 予備戦力 3月28日 不正の告発と隠蔽
3月14日 職人(ドワーフ)  2月28日 地位に見合う責任と報酬の話
2月14日 娯楽産業  1月31日 名君・名宰相
1月17日 選別(トリアージ) 1月3日 大きく育ちすぎた作品
 2020年 12月20日 つまらないラスボス戦 12月6日 予知の活用方法
11月22日 信じたい事しか信じない人たち  11月8日 老化の始まり(能力のピーク)
10月25日 敵の成長率 10月11日 属人性
9月27日 信用(信用創造) 9月13日 犯罪都市
8月30日 同行するヒロイン、同行しないヒロイン 8月16日 まとめ役としてのリーダー
8月2日 なろう系主人公とやれやれ系主人公 7月19日 安楽死
7月5日 イデオロギーの矛盾や対立を超えて幸福を実現する方法 6月21日 アピールする人、出る杭を打つ人
6月7日 間違いを改める方法  5月24日 コロナよりも、ゾンビよりも、米軍よりも恐ろしい集団の空気
5月10日 部隊長の決断 4月26日 集団ヒステリーと同調圧力 
4月12日 札束を無限に刷り続けるとどうなるか? 3月29日 借金取りの恐怖
3月15日 禅譲 3月1日 秩序志向のプレイヤーと混沌志向のプレイヤー
2月16日 (こまめな)人事異動(のススメ) 2月2日 忠誠度という名のゲームパラメータ
1月19日 恨み 1月5日 鞍替え
 2019年 12月22日 景気 12月8日 承認欲求に囚われないために
11月24日 黒幕としてのスポンサー 11月10日 プロスペクト理論とモブの生き残り戦略
10月27日 追い込まれた悪人キャラのダメージ・コントロール戦略 10月13日  いじめっ子キャラの特徴
9月29日 命令に背くNPC 9月15日 平等・公平を維持するためのコスト
9月1日 能力値とスキル 8月18日 地位を与えられた者(中間管理職)
8月4日 パニックホラーもののリーダー 7月21日 パニックホラーものの主人公
7月7日 許される人と許されない人 6月23日 愚民政策
6月9日 壊された人への対応 5月26日 新時代の脅威
5月12日 (攻撃の)大義名分 4月28日 前回の反省とキャスティングの話
4月14日 汚染された情報の拡散 3月31日 理想の選挙制度
3月17日 黙示 3月3日 あの世の世界
2月17日 うまくいかなかった革命後をどうするか? 2月3日 策略としての挑発
1月19日 腐敗した司法(正義の裁きの担い手)  1月5日 強きを挫き弱きを助くVS弱きを挫き強きを助く
 2018年 12月23日 悪の根源≒マウントしたいという欲望 12月9日 Steamのゲーム
11月25日 成り上がったダメ人間 11月11日 自分を強化する技VS敵を弱体化する技
10月28日 限界への挑戦 10月14日 「弱者=守られるべき善人」でない場合
9月30日 脅しによる支配 9月17日 信用できない情報だらけの社会の場合
9月2日 太鼓持ち 8月19日 連続攻撃
8月5日 信用スコアに支配された社会 7月22日 内通者
7月8日 人件費コスト管理ゲーム 6月24日 忠義者キャラ
6月10日 欠陥つき有能キャラの処遇 5月27日 邪悪な独裁者に支配された組織のメンバーの挙動
5月13日 邪悪な独裁者が健全な組織を乗っ取る方法 4月29日 論破
4月15日 正義の味方という名の制裁者 4月1日 平気で嘘をつける人たち 
3月18日 公正世界仮説 3月4日 被害者叩き 
2月18日 政治力 2月4日 統率力 
1月21日 優秀すぎるライバルが現れたとき  1月7日 素性を表す記号としての肩書き
2017年 12月24日 フリゲの雑談  12月10日 賤民階級
11月26日 個性づけとしてのパラメータ 11月12日 宿敵宣言
10月29日 大同団結 10月15日 品質について
10月1日 華麗な策略、汚い策略。その違い 9月17日 平等主義と反平等主義
9月3日 ファン型オタクとマニア型オタクの違い 8月20日 ツイッターの利点と問題点 
8月6日 大抜擢された人材 7月23日 誇りと傲慢
7月9日 傲慢とマウンティング 6月25日 権威を利用するナイトども
6月11日 悪事プレイ(のススメ) 5月28日 異界人(宇宙人)の干渉
5月14日 集団の思考ルーチン 4月30日 人間っぽさ=非効率的な思考ルーチン
4月16日 名声欲 4月2日 無言の圧力と忖度
3月20日 ロスト・ハイ・テクノロジー 3月5日 破壊神の信者
2月19日 一人称形式で見える視野の範囲 2月5日 歴史的人物の当時の評価
1月22日 未来予測 1月8日 人相見(人物鑑定)
2016年 12月25日 商業レビュアー 12月11日 成長戦略の目玉としてのカジノ
11月27日 パニック 11月13日 生存ゲーム的なシチュエーション
10月30日 強敵感 10月16日 感情移入という視点からのキャラクターメイク
10月2日 供給過剰社会 9月18日 血筋
9月4日 統一されるべき尺度 8月21日 暑さと寒さ
8月7日 (優秀な)下っ端 7月24日 超便利社会=超疲弊社会
7月10日 社会的弱者を量産し、彼らを悪の先兵に誘う者  6月26日 少子化社会という舞台
6月12日 有事法制(緊急事態における法のあり方) 5月29日 悪のセレブサロン 
5月15日 成功者が成功後にやりたいと思うこと 5月1日 ゲーム世界とリアル世界の違い
4月18日 過去に戻ってやり直すということ 4月3日 八百長 
3月20日 異邦人(外国人労働者) 3月6日 陣形
2月21日 功績泥棒 2月7日 三国志13をプレイ
1月24日 裏切り者 1月10日 善政家
2015年 12月27日 精神~命よりも大切なもの 12月6日 独立戦争 
11月23日 ジャーナリスト 11月8日 精神力 
10月25日 優しい指導者  10月11日 助けを求める人たち 
9月27日 兵站 9月13日 善玉が起こした悪事や不祥事
8月30日 カイゼン 8月14日 盗作・ゴースト
8月2日 表稼業 7月20日 正論を用いない説得工作
7月5日 ディストピア 6月21日 財政破綻
6月7日 防諜 5月24日 サイコパス
5月10日 戦犯 4月26日 ハト派とタカ派
4月12日 不遇な先駆者 3月29日 プロギャンブラー(バクチで生計を立てる人)
3月15日 世界の管理者という名のラスボス 3月3日 命令コマンド
2月15日 攻略本・攻略サイト 2月1日 お遊びコマンド
1月18日 精神異常状態 1月4日 NPCの選択判断ルーチン
2014年 12月14日 男女キャラクターの比率 11月30日 不安と安心の役割
11月16日 現実主義者の正体 11月3日 アイテムゲット
10月19日 真相にたどり着けない者 10月5日 挫折
9月14日 嫌いだけど素晴らしい人達 9月7日 売れている作品と面白い作品の違い
8月24日 援軍 8月3日 ブラゲとパケゲ
7月20日 根性論と科学的知見に基づいた肉体改造 7月6日 ディスリスペクト(軽蔑・disり)
6月22日 あやかり系主人公 6月8日 中毒
5月25日 箱庭ゲーム 5月11日 ダブルスタンダード
4月20日 偽りの理想郷 4月6日 防御力
3月23日 自分用ゲーム作り 3月9日 育成する指導者、選別する指導者
2月23日 忠誠 2月9日 変化するキャラクター
1月26日 一芸職人VS器用貧乏 1月11日 評判
2013年 12月23日 身分制度 12月8日 陰謀
11月24日 秘密 11月10日 努力が報われるゲーム
10月27日 ゲームの自由度について 10月13日 出来の悪い二代目
9月29日 怒り 9月15日 撤退戦術
8月30日 ヒール(悪役) 8月15日 覆水盆に返らず
7月28日 予知・予測 7月13日 かつてのヒーロー
6月30日 覚醒(新能力発現・急成長) 6月15日 犠牲
6月3日 単独開発 5月19日 ダメ人間
5月5日 悪徳宗教を必要とする人々 4月21日 悪の連帯責任
4月7日 3種類の立場からみた作品批評 3月24日 中立性を装った愚痴・悪口など(仮)
3月10日 人気対戦競技の条件 2月24日 幻想空間
2月10日 お金 1月27日 尊敬できる敵
1月13日 やる気・気合 12月29日 ルール
2012年 12月15日 厨二病 12月2日 売れ筋
11月17日 改心 11月4日 議論
10月21日 優秀な人材の起用・登用方法 10月7日 憎しみにとらわれた人達
9月22日 友情やコネによる人事起用の危うさ 9月8日 権力欲に取り憑かれた人達
8月19日 敗北の受け止め方~捲土重来を期すために 8月5日 作者(表現者)が作品を通じて伝えたい思い
7月29日 人が自ら死(自殺)を決意するとき 7月15日 選択肢を選ぶことによる覚悟(リスク)
7月1日 選択肢があるということ 6月16日 宣伝と人気
6月2日 ホンネとタテマエ 5月19日 コンプガチャに学ぶ確率論とイカサマの話
5月6日 鑑識眼 4月30日 平等と競争
4月14日 公務員ヒーロー 4月1日 SF設定
3月18日 情報収集 3月3日 原発考察
2月19日 プライド 2月5日 お笑い
1月22日 ラスボスの処断方法 1月8日 創造→創作
2011年 12月30日 独裁者 12月9日 二次創作品
11月27日 万人向けからマニア向けの時代へ 11月13日 無敵能力の人たち
10月29日 正式名称 10月15日 利の人、情の人
10月3日 ポジティブ・ネガティブ 9月16日 利権
9月3日 借金 8月21日 何も変わらない事の恐怖
8月5日 発信したいオタクと共感したいオタク 7月25日 戦う地方、媚びる地方
7月17日 充電期間 7月10日 ひとそれのアンケート結果
7月2日 供給過剰気味のゲーム(&娯楽) 6月21日 東日本大震災3
6月5日 上司に反発 5月21日 修正する度量
5月14日 挑戦する勇気 5月1日 調子
4月17日 専門スキル 4月3日 東日本大震災2
3月18日 東日本大震災1 3月5日 ネトウヨと不良キャラの共通点
2月19日 信用ラインと警戒ライン 2月5日 信じられない者ばかりの世界観
1月23日 武器を交えない戦争 1月16日 しゃべらない主人公
1月7日 異世界に飛ばされた凡人 12月25日 後ろ向きな嫉妬心
2010年 12月19日no2 人それのゲーム難易度 12月19日no1 社会人型キャラ
12月11日 新作公開してから一週間 12月5日 新作ゲーム紹介
11月20日 理想と現実 10月29日 新作公開予定
10月18日 派閥 10月1日 仲間
9月19日 キャラクターイメージ 9月6日 理想を持った人間。そうでない人間
8月21日 革命後 8月8日 長編のオチのつけ方
7月24日 勇者は世直しができるか? 7月10日 全力集中プレイと長期戦略プレイ
6月27日 RPGのチームバトル 6月13日 傭兵団
5月29日 相手の思考をよんでみよう 5月14日 扇動する者、される者
5月7日 こっそりアンケート設置お知らせ、ほか 5月3日 地方を主人公の舞台にしてみよう
4月17日 コンピュータは人間を上回れるか? 4月2日 政権交代から6ヶ月が過ぎて
3月22日 フィクション 3月12日 困ったパーティメンバー
2月21日 責任 2月6日 教育
1月23日 トップダウン式製作とボトムアップ式製作 1月10日 ゲーム作成スタッフ
2009年 12月25日 政権交代から3ヶ月が過ぎて 12月12日 血液型
11月29日 編集日記・編集後記 11月14日 AVG(+SLG)制作中
10月31日 シナリオ 10月18日 ゲーム作りで完成までこぎ着けるためには2
10月3日 オリジナル 9月19日 ゲーム作りで完成までこぎ着けるためには
9月6日 実在モデルをどこまで採用できるか 8月24日 素材?
8月14日 今時の報道スタイル 8月8日 ユーザーサポートにメールを送ってみました
7月25日 恋愛シミュレーション2の魅力? 7月11日 人気と実力
6月27日 打ち切り 6月19日 エロゲ規制強化の流れからみるゲーム考
6月6日 貴族階級 5月23日 悪の戦闘員
5月10日 異なるキャラクターの視点でみてみよう 4月24日 強者がますます強くなる・・・
4月11日 ゲームエディタ 3月29日 愛郷心
3月22日 匿名ネット社会 3月6日 暗躍する超能力者たち
2月22日 信者キャラ 2月15日 必殺技
2月1日 アンチヒーロー(悪役型英雄) 1月23日 カタストロフィーを未然に阻止しよう
1月16日 フェアな戦い 1月3日 あれから幾年後
2008年 12月28日 国盗りSLGの景気対策 12月20日 現実世界をゲーム化してみよう
12月5日 内部対立 11月29日 推理もの??
11月22日 悪人とも言い切れない罪人 11月7日 正史
10月31日 萌えない女性キャラ 10月18日 関西弁
10月5日 大阪 9月21日 避けられない強大な敵
9月7日 人気・魅力・カリスマ 8月29日 黒幕
8月23日 運と実力 8月9日 COMの思考ルーチン
8月3日 新シナリオ「HeiseiNippon」公開 7月19日 軍師
7月5日 各国の思惑を構成するもの 6月21日 催眠術
6月7日 和解 5月24日 知恵者
5月16日 千年生きてみよう 5月3日 生き残ることと勝ち残ること
4月18日 冷酷な指導者 4月5日 お金の使い道
3月15日 若さ 3月7日 性能と運用
2月29日 アンケート現況発表(質問2について) 2月22日 広報戦略
2月10日 差別 1月27日 敵のスペック

1月13日 神の加護、神聖魔法 12月30日 フリーゲームのレビュー
2007年 12月16日 国盗りゲームのパターン 12月1日 謎について
11月16日 ゲーム世界での対人設定2(その他視点) 11月3日 ゲーム世界での対人設定1(味方視点)
10月20日 レジスタンス勢力 10月5日 終盤~エンディング
9月21日 世襲について 9月8日 悪役(ヒデブ派5隊長など)
8月24日 確率について 8月10日 セーブ&ロード
7月27日 成長について 7月15日 SRPGにおける白兵部分のゲーム的処理
6月30日 SRPGのマップのシステム 6月17日 徴収と略奪
6月2日 兵科あれこれ 5月19日 理想の君臣関係
5月4日 経済力うんぬん 4月21日 戦略ゲームと戦術ゲーム
4月6日 公開情報と非公開情報 3月24日 個人戦用の武器等
3月9日 兵士の武器 2月25日 ゲーム作りとゲーム遊び
2月11日 少数派(属性持ち)向けゲーム 1月28日 バージョンアップ

1月13日 宮田軍にてこ入れ? 12月30日 フリーゲームの宣伝
2006年 12月15日 投票・アンケート 12月1日 最強の敵
11月18日 動かしやすいキャラと動かしにくいキャラ 11月4日 デバッグ
10月22日 現代・近未来ものについて 10月6日 趣味の社会人クリエイター
9月15日 新作?の状況について 9月8日 BGMについて
8月27日 登場人物の口語表現 8月12日 女性キャラ
7月28日 主人公選択式ゲーム 7月16日 マイサイトについて
7月2日 死について 6月17日 風刺について
6月2日 シナリオタイプあれこれ 5月19日 ゲーム作りの進め方について
5月5日 ゲーム作りを始める時について 4月21日 高能力キャラの表現方法
4月8日 悪い敵 3月31日 名前について
3月18日 伝え方と伝わり方 3月12日 キャラクターのプロフィールについて
3月5日 アマとプロによる基本プロット考 2月25日 自作CGについて
2月19日 著作権について 2月12日 バックグラウンドの設定について
2月5日 SRPG95の次回作に対する期待 1月29日 分岐と自由度について
1月22日 難易度について 1月15日 勢力別能力値考察
1月8日 主人公について 1月1日 ユニットの能力値をどういじるかについて
2005年  12月30日 12月23日 12月16日 12月9日 12月2日 11月25日 11月18日 11月11日 11月5日 10月31日















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