トップページに戻る


愛原様のたわごと(23年11月19日)





愛原「イスラエルのガザ侵攻がヤバすぎる。あんな露骨な覆滅作戦。現代ではちょっと考えられない。」

逆沢「【全ての責任はハマスにある】とか色々理由を付けて戦争の正当化をしてたけど、占領したガザを管理下に置くとも言い出したし、結局、領土を広げたかっただけと思ったのは私だけか?」

鼎「エジプトに対して、パレスチナの人達を引き取るように要請しているという話も聞くけど、これってパレスチナ人をガザ地区からできるだけ追い出したいという事かな? だとするとただの占領政策ではないよね。」

愛原「だから覆滅作戦だと言っている。クリミア併合だの朝鮮併合だのといった、そこに元々住んでいた人達との共存を目指す占領作戦、もしくは植民地支配とは次元が違う。ニュアンス的には、アボリジニ文化を覆滅してオーストラリア大陸を乗っ取ったり、インディアンの住処を一方的に侵食して新大陸を我がものとしていったイギリスなどの方が近いかも知れない。」

逆沢「中世ならともかく、21世紀にそんな野蛮な戦争が起きているなんて、正直信じたくない思いだけどね。」

愛原「もっともイスラエルは、昔からずっとその方針だけどな。パレスチナ人との共生なんて、はじめから考えていない。元から住んでいる人を占領地から追い出した上で、その地を入植地にしていく一方だからな。だからパレスチナ人の土地がイスラエルの度重なる領土拡張政策によって狭くなるに連れて、人口密度だけがどんどん膨れ上がるようなひどい状態になっている。」

逆沢「ガザ地区の人口密度って、大体どれくらいなんだ?」

愛原「人口も面積も、名古屋市とそう大差ない。ちなみにイスラエルの面積は愛知県・岐阜県・三重県を合わせたのとほぼ同じくらいだから、イメージ的には東海3県を完全に支配下に収めたイスラエルが、名古屋市の境界に壁を築いてパレスチナ人を押し込んで、たまに名古屋市内からロケット弾が豊田市あたりに飛んできて、怒った東海3県連合が名古屋市に空爆の雨を降らせて、名古屋の大地を血に染め上げてる感じになるのかも知れない。」

鼎「ただし、今のガザ地区は名古屋のような豊かさはなく、高層マンションのような居住面積を圧縮できる施設もなければ、貿易もできないから経済活動もままならず、水の確保も最低限で衛生環境も最悪という、すごく悲惨な状況らしいよね。」

愛原「下水道などもボロボロでそのせいで、海も激しく汚染されたが、その汚染された海水がイスラエルの海域まで届いてしまったため、イスラエル政府が慌てて国連に働きかけて、イスラエルの海域まで汚染水が届かない程度には、ガザ地区の衛生環境も改善されたなんて、笑えない笑い話すらあるからな。」

逆沢「これ以上、イスラエルが土地を拡張したら、パレスチナ人はどうなるんだ? さすがに狭くなりすぎて住めなくなるだろ?」

愛原「だからエジプトにパレスチナ人を引き取れと、要請しているのだろ? イスラエル側の言い分としては、人道的見地に基づいた要請らしいが。」

逆沢「エジプト側はどう思ってるんだ?」

愛原「日本でもどこの国でも同じだが、あの数の難民を引き受けるような国なんて現れるはずがないだろ? 数十人程度なら、ウクライナから避難してきたウクライナ国民を保護する名目でステイを認めて人道アピールするような感じで受け入れる国も出るだろうが、あの数はまずい。メキシコからアメリカに不法入国してくる人達の群れよりも、はるかにヤバい。下手に受け入れたら国が倒れるレベルでまずい。ていうか、だからパレスチナの人達は、どれだけ領土が狭くなっても、あの狭い地域で暮らさざるを得なくなっている訳だが。」

逆沢「それなのにイスラエルは、またパレスチナ人の領土を削り取るつもりなのか?」

鼎「ハマスが拠点にしているからとか、色々理由を付けて、イスラエル側はパレスチナ側の病院を積極的に占領して、新生児や戦傷者も多く亡くなっているみたいだけど、これってもしかして、一種の間引きなのかな?」

愛原「【戦場で傷ついた人間は足手まといにしかならないから、優先的に切り捨てる】みたいなのは、太平洋戦争の時代でもあったけど、占領する側の人間が相手国の人間を間引くなんてのは、ちょっと聞かないけどな。つうか普通は逆だ。本来なら殺せる敵兵でもあえて殺さず、装備だけ剥いて逃がす方が、敵側に無駄飯ぐらいが増えて負担を与える事ができるからな。」

逆沢「あー、兵糧攻めってやつね。敵兵なら容赦なく殺せても、苦楽を共にした味方を殺すのは誰でも抵抗あるし。でも武器も奪われて、場合によっては怪我のせいで一緒に走って逃げる事すらできない味方なんて、無駄飯を食らうだけの足手まといでしかないし。敵をそういう風に自縛する為に、あえて殺さず逃がすというのは、普通に聞くわ。」

鼎「そう考えると、相手側の病院を占領して、新生児の生命も容赦なく奪っていくイスラエルの占領政策は、ちょっと異常だよね。民族浄化とまでは言わなくても、本当に覆滅が目的としか思えないというか。」

愛原「まぁ民族浄化はさすがに極端だが、覆滅作戦自体は、昔では珍しくなかったけどな。織田信長なんかは、一向宗門徒に対しても、天正伊賀の乱の時も、何なら有岡城の戦いなんかでも、関係者を徹底的に覆滅しているし。」

鼎「有岡城の戦いなどでは、670人ほどが処刑されているそうだよね。戦死ではなく、戦後処理での処刑の数だけでも。」

逆沢「織田信長の【敵対した奴は、その関係者も含めてもれなく皆殺し】ぶりは、徹底してると思うわ。一部の逆張り論者は、織田信長寛容論を吹聴したがるけど、信長が寛容なのは、一部のお気に入りと政治的打算で寛容さを求められる局面だけで、モブに対しての残虐度はかなりのものだと思うし。」

愛原「ま、覆滅行為自体は、秀吉も秀次事件の時に派手にやらかしているし。徳川幕府時代でも、島原の乱とか天狗党の乱やらで、結構な処刑祭りは割とあるけどな。」

逆沢「なんであの時代の権力者たちは、そうやって簡単に人を殺すのかね~。そんな事をしても派手に恨みを買うだけだと思うのに。特に秀吉政権なんて、秀次事件のせいで、かなり人心が離れた気もするし。」

愛原「見せしめ効果を狙ってるのもあるだろうし。後は潜在的な敵対勢力を生かし続けて反乱や復讐におびえ続けるよりは、覆滅して完全に根切りしてしまった方が安心という計算もあるかも知れないな。」

鼎「中世までは、割とそういう戦後処理は世界中で見られるよね。敵対勢力のボスだけでなく、その息子なども皆殺しにしてしまう事で、誰かが彼らを擁立して反乱を起こす芽自体を摘んでしまうというか。さすがに殺してしまうのはためらわれる状況の場合は、寺などに入れて、後継ぎも作らせない状況で幽閉して子孫を断絶させる事で、最終的に反乱や復讐につながる芽自体を絶つように仕向けたり、とか。」

逆沢「中途半端に彼らを生かし続けると、いずれ彼ら、もしくはその子孫が災いをもたらしてくる可能性があるから、徹底的に覆滅するって感じか? 秀吉も、秀頼の身を案じすぎた結果、秀次に近い立場の者を覆滅せざるを得ない心理に駆られたのかね~? 誰かが秀次の関係者をいずれ擁立したら危険だから。」

鼎「家康さんが、豊臣秀頼さんを生かしておけなかったのも、同じような理由と言われてるよね。元々豊臣恩顧と言われる大名家はそれなりにあるし、豊臣一族を生かし続けてたら、いつ誰が彼らを擁立して徳川幕府を脅かすか分からないから、家康さんが亡くなるまでに豊臣家と雌雄を付けて、しっかり覆滅しておくしかなかったというか。」

逆沢「そういえば今回のガザ侵攻に関しても、【こうなったらもう、どちらかが滅びるまで、この戦いが終わる事はない】みたいなクソコメントをネットに垂れ流してた奴がいるけど、イスラエルの高官連中も、そんな心境なのかね~?」

愛原「イスラエル側だけでなく、パレスチナ側でも、それに近い心境の者はそこそこいると思うけどな。憎しみの連鎖が膨れ上がると、そういう心境になるのはやむを得ないというか、まぁ理解できる。第三者が面白半分にそれを焚きつけたり、正論化するのは論外だし。安全な日本国内でそんな他人事極まりない無責任なクソコメントを垂れ流すなよというなら、それにも全く同感だが。」

鼎「【どっちかが覆滅されるまで終わらない戦い】なんてのは、本当にあるのかな?」

愛原「解釈の仕方にも寄るが、双方がそう思う事はほぼないと思うけどな。個人単位はともかく、国のような大規模な単位では特に。覆滅したくてたまらないのは、覆滅できるだけの戦力がある方だけで、このままではいずれ覆滅させられるだろうと考える側は、生き残りを模索するのが普通だし。」

逆沢「荒木村重も、我が身可愛さに妻子を見捨てて逃亡したし。大坂の陣の豊臣家も、大坂城の堀を埋め立てるという自爆行為の和解条件を呑んでまで、生き残りを模索したくらいだしね~。」

愛原「そう。【殺るか殺られるか、だ!】なんて勇ましいことが言えるのは、自分たちが最終的に勝てる。覆滅する側になれると信じられる内だけ。絶望的な戦況になったら、潔く滅ぶのではなく、生き残りを目指す道を選ぶのは当然。なぜなら大多数の人は、巻き込まれただけの人達だから。巻き込んだ当事者なら、降伏してもどの道、戦争犯罪者として裁かれるだけと思ったら、【城を枕に討ち死に】みたいな勇ましい事も言えたりするだろうけど。」

逆沢「巻き込んだ当事者なら、敗戦の責任を負って、どの道処罰は免れないだろうしね。自分だけは逃げられそうなら荒木村重みたいに自分だけ逃げようとしてもおかしくないし。捕まっても、大日本帝国の福留参謀長のように軍事機密を漏らしてまで捕虜になって生き延びるようなのもいるし。あるいは近衛文麿みたいに、苦しんで殺されるくらいなら、捕まる前に自殺しようと考える者もいるだろうし。」

鼎「つまり、【どっちかが覆滅されるまで終わらない戦い】と言われてるようなものでも、実際は回避は可能って事かな?」

愛原「覆滅可能な側が、覆滅の意思を放棄すれば、十分に可能だ。覆滅される側は、それを回避できるとなったら、それを拒否するはずがないのだから。まぁ大日本帝国の偉い人たちが【捕虜になるくらいなら死ね】と薫陶すれば、勝手に集団自決する可能性もあるが、そういう特異な状況でもない限り、安全に生き延びる道があれば人は大体生き延びる道を選ぶ。一部の誇り高き武人(?)だけは責任を感じて自害するかも知れないが、少なくとも覆滅という事態にはならない。」

逆沢「でも、言い方を変えれば、覆滅可能な側が覆滅したいと強く望んでいるなら、結局覆滅は避けられないって事じゃないのか?」

愛原「そりゃ、そうだ。人が本気でクマを覆滅したいと思ったなら、クマとしてはもうどうしようもないようなもの。」

逆沢「イスラエル人にとってのパレスチナ人は、勝手に人々の住む街中に侵入して、危害を加えてくるクマのようなものってか?」

愛原「根底のある憎悪や嫌悪感は、クマの比じゃないだろうけど、相手に対する敬意という意味では、クマと大差ないレベルかも知れんな。クマが人々に害をなさないなら放置してもいいが、そうでないなら駆除は当然と考えるし。自分たちの住処が足りないと思ったら、クマの住む山を削っても構わないと思う程度には。」

逆沢「なるほど。イスラエル人にとってのパレスチナ人は、私達にとってのクマのようなものと大差ないと。」

鼎「でも日本人の全てがクマに敵対的という訳じゃないし。中には露骨にクマに同情する人もいるよね。」

愛原「それを言ったら、イスラエル人も同じ。イスラエルにも複数の政党があって、中にはパレスチナに対して宥和的なグループも無くはない。だが彼らは少数派というか、今はより右傾化して、それであのような惨状になっている。」

逆沢「クマに対して強硬な感じの人達が、今のイスラエルの主流派を構成してるって感じか?」

愛原「そうでなくてもユダヤ教自体が、強烈な選民思想だからな。こう言う言い方をしたらアレかも知れんが、彼らは自分たち以外の人間を、そもそも対等な存在と認めていない。宗教的にそういう思想なんだから、どうしようもない。今のところはユダヤ教徒だけで世界支配するのは無理があるから、敵と味方を分けて、嘘と詭弁も交えて器用に立ち回っているだけで、仮にユダヤ教徒だけで武力による世界征服が可能になったら、それ以外の全ての人々に対して、パレスチナに向けたような態度を取ってくるとも思うぞ。」

逆沢「彼らからみたら、私たちもクマと大差ないってか?」

愛原「イスラエルの大使館は世界中にあって、彼らはイスラエルやユダヤ人に対するネガティブな報道がないかを常に監視している。そして報道機関や発言力のある要人・芸能人・インフルエンサーなどが、彼らが不快に思う報道・発言をしたならば、直ちに抗議してくるくらいだからな。日本も含めて、世界各国がユダヤ批判をアンタッチャブルな扱いにしてるのも、そういう要因が大きいと思う。まぁ、だからといって見て見ぬふりを続けた結果が、今のガザ侵攻な訳だけど。」

逆沢「けど日本人的には戦争被害の余波があるわけでもないし。下手に批判してまた抗議受けても面倒だから黙っとこって感じなのかね~?」

鼎「なんかジャニーズや吉本や電通に対するテレビ局みたいだよね。藪をつついて蛇を出しても面倒だから、彼らが嫌がるような指摘はしないようにしたがる無責任体質というか。」

愛原「面倒くさい相手なのは同感だが、だからといって彼らにおもねっても、得になる事は何もないと思うけどな。大体ほんの数年前、確か2018年だったか、イスラエルのネタニヤフが、当時首相だった安倍との会食会で、靴(正確には靴を模した模型とも言われている。靴の中にデザートが突っ込まれていたらしい。安倍一行がその靴に突っ込まれていたデザートを食べたかは不明。)を食卓に乗せて歓待してきたような国だぞ。」

逆沢「あれ、結局なんだったんだ? 当時のメディアは、奥歯に物が挟まったような論評しかしてなかった印象だけど。ぱっと見は侮辱行為にしか見えないけど、イスラエル側が謝って来た訳でもなし。日本側も抗議も感謝もせず、そこにそれが初めから無かったような態度だったし。」

愛原「普通にマウント行為だろ? たとえるなら、【島津家が肝付家との会食の場で鶴の肉の入った吸い物を出した】ようなものというか。」

鼎「鶴は肝付家の家紋なのに、それを肉にした吸い物を島津家が出したという事で、肝付家が激怒して両家が抗争に入ったというエピソードだよね。どこまで信ぴょう性のある話かは知らないけど。」

愛原「当時の戦の形態を考えたら、眉唾とまでは思えないけどな。小競り合いと停戦(和解)を繰り返して当たり前の関係なら、そういう会合があっても全然不思議はないというか。たとえば肝付家が停戦を望んで、なんとか会合にこぎつけたものの、島津家の対応がそれだったという可能性もあるし。無論、それ以外の可能性もある。が、いずれにしろこれをやられたら、肝付家としては島津家に対して屈従を受け入れるか、それが嫌なら戦うしかなくなるからな。まぁヤクザと大差ない当時の武家において、相手のマウントを受け入れるというのは耐えがたい苦痛だろうし、だからこそ効果抜群の挑発行為ではあるわな。」

逆沢「なるほど。つまりイスラエルは日本に対して、マウントを仕掛けてきたって事か?」

鼎「ママ友同士でも、会食の場で笑顔でマウントしたりはあるそうだし。中世の貴族のパーティーなども、笑顔でマウントし合ったり、誰かの悪口を吹き込んだり、派閥を作る、武器なき戦場そのものだったらしいけど、21世紀の外交の場もそういう部分はやっぱりあるって事かな?」

逆沢「でも、それって事は、日本はイスラエルの仕掛けたマウントに屈したという事か?」

愛原「抗議しなかったという事は、そういう事だろう。イスラエルは日本国内の一民間組織に対しても抗議をしばしばして来たりするが、逆はほぼ無いからな。言葉は悪いが、やられっぱなしだ。少なくともいえる事は、イスラエルは日本がちゃんと従属の意を保っているか、たまに試してくる程度には、十分に上から目線ということ。」

逆沢「つまり仮に日本とイスラエルが隣接してたら、パレスチナみたいに一方的に攻め立てられてもおかしくない立場って事か?」

愛原「そこまではいかなくても、人道的見地からパレスチナ難民を受け入れろというお達しくらいは来るかもな。エジプトみたいに、周辺のアラブ諸国との友好を堅持できていれば、その友好関係を盾にその要請を蹴とばす事も可能だろうけど。」

鼎「つまりエジプトを始めとする周辺のアラブ国家は、合従策でイスラエルに対抗してるって図式になるのかな?」

愛原「イスラエルと連衡した所で、利用されるだけされて、最終的に各個撃破されるだけだからな。今はガザ地区の占領と覆滅がイスラエルにとっての最優先事項だから放置されてるだけで、レバノン・ヨルダン・シリアあたりは、将来分からんぞ。エジプトも油断してたらスエズ運河あたりまでは危ない。まぁガザを完全に併吞しようとした場合は、そこに住んでいたバレスチナ難民をどうするか?が大きな課題になるので、そちらをどうするかが目下の山場にはなるだろうが。」

逆沢「やっぱり、どこかの国に難民を押し付ける腹積もりなのかね~?」

愛原「俺の常識に当てはめれば、バレスチナ人皆殺しという選択肢だけは取ってこないと思うが、病院襲撃の件とか振り返ると、隙あらば人減らしくらいは考えてそうなので、絶対に無いとまでは言い切れんな。我々人間が、飼い主の現れなかった犬猫を保健所で殺処分する程度のノリで、難民受け入れ国が最後まで現れなかった場合は、案外あっさりそれに近い事をやってのけるかもしれん。現実は小説より奇なりとも言うしな。」

逆沢「ヤバい妄想で留めたいわね。そう言うのは。」

鼎「けど中世の偉い人が、敗者の縁者を寺や修道院に押し込めて一生を送らせた話とか聞くと、イスラエル国内のどこかに隔離地域を作って、彼らが絶えるまでそこに押し込め続けるくらいは無いと言えないのかな?」

愛原「ガザ地区自体が、既にその隔離地区そのものになってるんだけどな。」

逆沢「けど土地が足らなくなったか、たまに飛んでくる弾が不愉快だから、さらに制圧を進める事にしたって感じか? ついでに、人減らしも兼ねて。」

鼎「イスラエルは落としどころをどう考えているのかな? これ以上領土を奪ったりしたら、さらに人口密度的にも危なくなりそうだし。」

愛原「アメリカみたいな感じで、兵器のお試しや実戦訓練と、諸外国に対する見せしめ行為が両立できれば十分って発想なら、暴れるだけ暴れて飽きたら撤収で終わる可能性はある。が、イスラエルの高官の発言からすると、ガザ地区をイスラエル軍の管理下に置く算段かも知れん。つまりイスラエル軍が常時ガザ地区に駐留して、総督として統治も担う。実質的な植民地化だが、表向きはガザ地区の独立を引き続き認める形にするみたいな。ただ病院制圧などの一連の動きをみる限り、長期的にはガザ地区内の出産数自体を激減させるなどして、人減らしくらいは考えてるかも知れない。色々難癖付けて獄死させたり、国連支援が不足していると言い訳して、大量の餓死者も出させる事での人減らしもあるかも知れない。それで住民が激怒して内乱でも起こしてくれれば、反乱鎮圧の大義名分で大量虐殺という名の人減らしもあり得るかも知れんな。」

逆沢「お前、復讐系のなろう小説書けんじゃね? 隣国のヤバい人たちに武力制圧されて家畜以下の扱いを受けたので、彼らに復讐する事にしました的な。」

鼎「けど【わざと相手を怒らせて、目論み通り彼らが暴発したら、それを理由に討伐】みたいなのは、歴史の世界でも全然珍しくないよね。今回のイスラエルのガザ侵攻も、侵攻するチャンスをずっと待ってました的な感じがすごくするし。その為の準備も万全というか。」

逆沢「けど覆滅ってのは、さすがにやりすぎじゃね? 中世以前やファンタジー世界ならともかく。」

愛原「まぁ剣と魔法の世界なら、鉄板のシーンでもあるんだけどな。人間の手によって絶滅寸前に追い込まれた獣人族とか。神によって淘汰の対象になった人類とか。人魔戦争の勝利によって滅びたはずの魔族とか。」

鼎「なんでそんなに、みんな覆滅したがるのかな? なんで仲良くできないのかな?」

愛原「【三人集まれば派閥ができる】って言葉があるくらいには、人は敵と味方に分別したがる生き物だからな。人類を脅かす敵が出現すれば、人類同士で結束できるが、そういうのがいなくなれば人類同士で勝手に争う。野党が強力なら与党内で一致団結できるが、そうでなければ与党内で勝手に派閥争いを始める。なんなら与党内の派閥内で勝手に後継者争いを始めたりもする。常に敵を作らないと心が休まらない人種ってのは、残念ながらいるからな。」

鼎「だったら余計に、覆滅する意味はないと思うんだけど。当面の敵を覆滅したところで、どうせ今度は内部で新たな対立が起きるだけなら。」

逆沢「気に入らない奴を次々【どくさいスイッチ】で消していったところで、最後は自分一人になるだけだからね~。全ての敵を消したら、味方が割れて、結局新たな敵味方が発生するだけなのを繰り返すなら。」

愛原「だから共存という解決策をどこかで取り入れていくしかない、という結論に行き着く。ただ共存するには、それを良しとしない選民思想の者だけは排除せざるを得ないジレンマだけは残ってしまうのだが。」

逆沢「共存したいグループと、共存したくないグループで対立するのだけは避けられないし。そうなったら共存したくないグループの方を排除するしか、無用の対立を収める方法はないってか。」

愛原「もっとも劣勢になれば、どんなに強硬なグループも大抵は命乞いしてくるので、そこで折り合えればいいんだけどな。」

逆沢「つまり【どっちかが覆滅されるまで終わらない戦い】を終わらせるには、ユダヤ教徒やイスラエルみたいな側の陣営が命乞いしてくるまで叩きのめすしかないって事か? 選民思想のあるグループは、勝ち続ける限り、永久にそれをやめようとはしないだろうから。」

愛原「これができないなら、覆滅作戦は徹底的に続く可能性がある。アボリジニがイギリス人によって覆滅させられ、特に純血のアボリジニは地球上から既に消滅しているとも言われてるし。」

鼎「混血ならそれなりにいるらしいけど。同化政策のせいもあって。」

愛原「ハーフエルフを差別するような思想は嫌いだから、混血でも純血でも同様に扱われるべきだと思うが、同化政策が行われると、大体混血児や被占領側の民族は差別されるのがお約束だからな。そして平等に扱うといえば聞こえはいいが、実際は支配者側の文化や言語や宗教などが一方的に押し付けられ、文化的には完全に覆滅させられる事も珍しくない。」

逆沢「特定民族や特定階級の優位を規定したような選民思想の宗教だけは押し付けられたくないわね。種としては生き残っていても、種の尊厳としては完全に覆滅させられてるのと変わらないし。」

愛原「まぁ文化としては覆滅させられても、混血という状態ではあっても、それでもそれすらない完全な覆滅よりはマシと評する事もできるが、だからといって覆滅という行為自体を正当化するのは、個人的には許しがたいな。まぁ人間とは絶対に相容れない魔族みたいな世界観なら、【どっちかが覆滅されるまで終わらない対立】みたいなものも、アリなんだろうが。」

逆沢「ファンタジーの世界まで倫理道徳を説かれてもしょうがないしね。そういう世界としか、言いようがないんだから。」

鼎「ただ、そういう世界にいながら、それに抗う人々の物語もあるよね。神に見放された人類が、神による大粛清に抵抗する物語とか。魔族は滅びるべきという思想に凝り固まった人間の指導者により覆滅の対象にされた魔族たちがそれに抗う物語とか。」

愛原「そういう二元論的な話も嫌いではないが、俺的にはそこに第三者の視点も交えたら、より話が深くなると思ったりするぞ。」

逆沢「?? 第三者というと。」

愛原「覆滅させたい側と、覆滅させられたくない側が対立したところで、展開は見えている。どうやっても【異なる正義を持つ者】同士による戦いにしかならないというか。このパターンの場合、オチも決まってるわな。」

鼎「大抵の場合は、覆滅させられたくない側が物語の主人公側で、最終的には覆滅させたい側の強大な力に一矢報いて、和解か返り討ちに成功というオチになりやすいよね。」

逆沢「たまに覆滅させたい側の人間が主人公というケースもあるけど、その場合も、主人公は大抵共存論者で、どこかで停戦して和解にこぎつけたいと奔走する場合が多いわね。」

愛原「そう。お互いに相手を覆滅(or屈服・支配)させたいと思っている場合は、単なる勧善懲悪ものになりやすいが、一方的にどちらかだけが覆滅・屈服・支配したいと思っている場合は、その野蛮な圧力をいかに跳ね除けるかが一つのテーマになりやすい。」

鼎「そこに第三者を介入させるという事は、どういう事かな?」

愛原「つまり現在、誰かに覆滅させられる危機があるわけでもないが、誰かを覆滅させたいという意思もない。という勢力の視点だな。」

逆沢「ああ、イスラエルによるガザ侵攻を対岸の火事として見ている日本人のような立場か?」

愛原「そこまで遠距離なのも、物語としては困るけどな。感覚的には、エジプトやシリアのような立場に近いかもしれない。あるいはアメリカやイギリス、中国などでも構わない。直接的な当事者とまでは言わなくとも、完全に無視するわけにはいかない。自分たちの選択が、戦況にも、今後の世界情勢にも大きな影響を与えるという立場。」

逆沢「どっちに肩入れするか? どの程度介入するか? どういう解決の落としどころを模索するか? それを真剣に考える必要がある立場って事ね。対応を間違えると、対岸の火事で済まされない大火事に、自分たち自身が巻き込まれる危険な立場というか。」

愛原「関ヶ原の戦い直前の各大名の立場とかも、それに近いかも知れない。徳川家康と石田三成の戦いと決め込んで傍観してると、やがて望まぬ形で巻き込まれたり、翻弄されてもおかしくない立場というか。」

鼎「大抵の場合、こういう立場の人は、自分の事しか考えないよね。とりあえず強そうな方に味方しようみたいな。」

逆沢「関ヶ原の戦いの時代ならそれで済むかも知れないけど、今の時代で人道的見地を無視したら痛い目に遭う気もするけどね~。人道や人権に疎い国民性の国なら、それで構わないかも知れないけど。」

鼎「とすると日本は、実は自分たちさえ良ければそれでいい的な、適当な人権意識しかない国だったって事かな?」

逆沢「それしか考えられねーだろ? どれだけ国民の評判の悪い政治家でも、地元選挙区の圧倒的支持を受けて楽勝で勝ち上がってくるような国なのに。【自分さえ良ければ、国が腐敗しても構わない】と思ってそうな有権者が、多数を占めてるしか思えない投票結果ばかりというか。」

愛原「人権意識の低い国民性だと、プロパガンダに簡単に流されるケースも多いわな。油まみれの鳥の映像を見せられて、【鳥が可哀想だ。こんなひどい事をするイラク民がたくさん死んでも自業自得】と思いこんでしまったり。【人質作戦をするハマスが悪い】と思いこんで、万人規模の虐殺を正当化してしまったり。」

逆沢「犠牲者数が全然釣り合わないだろ? 大体、油まみれの一羽の鳥と、無数の人命がなんで等価やねん? 鳥様は数千人、数万人の命よりも大切なのかよ。限られた数の人質奪還の為に、万単位の人間を殺すのも、全然等価じゃないし。ていうか無関係の人間も巻き込みすぎだし。」

鼎「でも崖っぷち犬のニュースで盛り上がったようなお国柄だと、話題にもしてもらえないモブ1万人の命よりも、大きく取り上げてもらえた可愛そうな動物の方が、大切に思えてきちゃうのかな?」

逆沢「モブに人権はないってか。【織田信長は実はすごく寛容だった】論をまき散らす人たちも、モブがたくさん殺された件は無視して、【松永久秀さんにも足利義昭さんにも、信長さんはスゲー寛容で優しかったよ】みたいな事を平気でのたまうからね~。」

愛原「経営者でもない人間が経営者目線でサービス残業を当然視したり、雑兵側の人間のくせに大名視点で過酷な労役を正当化するのと同じくらい、ある意味滑稽だわな。無論、学術的にはそういう視点でも構わんが、当事者意識としてはあまりにもアホ過ぎるというか。モブ側の人間が【モブに人権などない】的視点で語っても、自爆にしかならないのに。」

鼎「ただ、実際に判断するのはモブ側の人ではなく、首相・大統領・国王などといった偉い側の人達だし、彼らの思考を読み取った上で、適切な判断をしないと危険というのはあると思うよ。モブの命などどうでもいいと考える貴族の人を説得するには、モブにも配慮しないと損をするという論法を駆使するくらいの知恵がないと、とても譲歩を引き出せたりしないだろうから。」

愛原「ちなみに偉い人が喜びそうな戦略的視点。たとえば【勝ち馬に付く】という発想も、実は大きなリスクをはらんでいたりする。たとえばそいつが覆滅させられたら、次に狙われるのは自分という立場とか。これ以上コイツを増長させたらさすがに困るという展開もあり得るからな。」

逆沢「徳川家康くらいには、話ができるような相手ならまだしも、覆滅思想に染まった狂犬に勝たせすぎると危険なのは、すごく分かるわ。」

鼎「私は、そういう相手には合従策しか選択肢はないと思うけど。中国史の合従連衡のエピソードを振り返っても、覆滅思想に染まった狂犬と連衡するメリットは、皆無だと思うし。滅ぼされるのが先から後になるだけで。」

逆沢「やっぱりそれしかないのかね~。剣と魔法の世界でも、エルフの村みたいな第三勢力的立場の者が選ぶのも、大抵合従策の方だし。」

鼎「他勢力のいざこざと関わりたくないエルフの村的立場からすれば、本来は他勢力同士の争いに首を突っ込みたくないのが本音だけど、覆滅させたい気マンマンの狂犬勢力を野放しにしてると、いつエルフの村がその狂犬勢力に襲われるか分からないからという理由で、最終的に主人公の味方をしてくれるケースも多いよね。」

愛原「このように第三勢力の思惑がからむと、物語としても厚みが増す事は多い。第三者が関わらない物語だと、ただのバトルものにしかならないのに対し、そこが大きな違いというか。」

逆沢「ただのバトルものでも、邪悪な覆滅主義者が最終的にやられる展開なら爽快感もあるだろうけどね。」

鼎「そうでなければ物語として悲惨すぎるよね。アボリジニの話ではないけど、徹底的に覆滅させられてバッドエンドで終わるだけの物語なんて、後味の悪さしか残らないというか。」

愛原「幸いにして、剣と魔法のファンタジーでも、そこまで悲惨なオチで終わる作品は、俺は記憶ないけどな。」

逆沢「そんな悲惨なオチが現実世界ではあり得るって事は、【現実は小説より奇なり】というよりも【現実は小説より悲惨なり】という事なのかね~?」

愛原「悪玉の凶暴性を表現するために、あえて悪逆非道な残虐シーンを作中で描写するのは珍しくないが、アボリジニの話とか、そこらの残虐シーンの比じゃないからな。悪逆行為を行う悪玉に、罪悪感がない所が最悪レベルでおぞましいというか。アボリジニをスポーツハンティング感覚で虐殺したり、畑に侵入する鳥獣を駆除する感覚で彼らを殲滅していったり。もちろんそれに抵抗するアボリジニもいたが、その度に【人間を襲うクマは殺されて当然】みたいな感覚で、さらに酷い覆滅劇が加速する悪循環に陥ったり。」

逆沢「罪悪感なく人を傷つける相手が一番最悪って事かね~? 本人には悪事をしている自覚はない。【人間社会を危険にさらすクマは駆除されて当然】みたいな感覚で、同じ人間を平気で覆滅してしまう発想にすらなってしまうというか。」

鼎「ファンタジーに登場する馬鹿貴族も、そんな思想のキャラは割といるよね。貴族の機嫌を損ねるような小汚い平民は殺されても当然みたいな。罪悪感自体がなくて、それを当然と認識してしまってるというか。」

愛原「まぁ、相手に同情してしまった時点で、覆滅する気もしぼんでしまうからな。相手を畜生同然、モブ同然と思いこむことで初めて、罪悪感なく覆滅という発想にたどり着くことができるとも言えそうというか。」

逆沢「崖っぷち犬報道の時に、飼い主希望者が殺到したなんて話を聞くと、同じ犬でもモブ扱いされたら保健所で殺処分なのに、たくさん同情してもらえたら手厚い支援と、いかに印象操作が大事かを感じさせたわ。」

鼎「だからイスラエルやユダヤ人団体は、世界中に情報網を張り巡らせて、ちょっとでもそれらにネガティブな反応を感じると、すぐに抗議するようになったのかも知れないね。モブ扱いされると、アウシュビッツコースに直行しかねない怖さを彼らは十分に知っているから。だから徹底的に【可哀想なユダヤ人。何をやっても許されるべきユダヤ人】という偶像を作り上げているというか。」

逆沢「けどその彼らが、パレスチナ人に対して徹底的にモブ扱い。迷惑なクマ以下の扱いをしてるのは、全く擁護できないけどね。」

愛原「ユダヤ教徒特有の選民思想がそうさせるのか? 同情されて覆滅されるくらいなら、全世界を敵に回しても生き残るみたいな決意が、そういう方針を是としたのかは知らんけどな。」

逆沢「いわゆる悪堕ちキャラの発想じゃね? そういうの。まぁファンタジーの世界なら、そういう悪玉キャラは【世界中を敵に回しても構わない】覚悟で実際に世界中を血で染め上げようと目論むも、最終的に【同情されつつも殺される】側の役回りだから、憎むべき悪役俳優としてはすごく有益だと思うけど。」

愛原「主人公によっては、万単位の人を殺めたような凶悪な敵ボスに対しても、生きて償えみたいな甘い裁定をする事もあるが、これを是とするかは物語の世界観と個々のポリシー次第だわな。まぁ現実世界の場合は、そういう悪者を倒してくれるヒーローが現実世界に現れるとは限らないが。」

鼎「いつまで経ってもヒーローが現れないからと言って、覆滅上等の人達を野放しにしてると、アボリジニの人達みたいに、徹底的に覆滅させられて取り返しのつかない事になるから、そこはみんなの力で立ち向かうしかないって事かな?」

愛原「強い覚悟も必要になるわな。現実世界の覆滅主義者は、優しい顔して連衡を持ちかけてきたり、堀を埋め立ててくる程度には狡猾でもあるからな。」

逆沢「クマに罠を仕掛けて殺しても、狩猟者がそれに罪悪感を感じる事がないように、彼らはモブ以下の相手をだます事に罪悪感も感じる事もないだろうから、こちらも相手はクマ以下の相手と割り切って対応するしかないってか?」

愛原「動物に分からせるには、恐怖を植え付けるのが一番手っ取り早いという悲しい現実もあるからな。まぁ餌付けで仲良く共存する方が平和的ではあるのだが・・・。」

逆沢「クマに人間の味を覚えさせると、最悪な展開になるらしいけどね。」

鼎「けど、人間よりクマの方がまだマシかも知れないよ。動物が人を襲うのは、食糧と認識するか、さもなくば自分や家族(クマであれば、小熊と一緒にいる雌熊あたりは、小熊を守る為に獰猛になりやすいらしい)を守る為に戦う必要を感じた時だけだから。それに対して人間は、娯楽目的とか、特に必要もないのに簡単に殺しを行える特別な生物らしいから。」

逆沢「人間によって絶滅させられた動物とかも、割とあるらしいしね~。」

愛原「ハンティングとか、つまんない理由で簡単に人も動物も殺すからな。人間は。こういう奴らに倫理道徳を説いても無意味だし。そうなるとできる事は限られる。そんな野蛮な覆滅上等の思想の者たちと戦う覚悟を持てるかどうかの問題になる。」

鼎「ただ、実際問題として、覆滅対象としてロックインされてから抵抗しても、大抵は手遅れだよね。アボリジニの人達の末路とか思うと、特に。」

愛原「ファンタジーの世界なら、救世主が現れて何とかしてくれるんだがな。言い方を変えると、ロックインされる前に第三者が救世主として立ち上がる必要がある。」

逆沢「みんなが見て見ぬふりをすれば、止められる者も止められない。他人が覆滅されるのを見て見ぬふりをすれば、いずれ自分が覆滅される順番が来てもおかしくないし。その時だけ、誰かが助けてくれるはずと信じていても、そんな虫のいい願望は大抵打ち砕かれる、って感じか?」

鼎「日本政府はアメリカとの同盟関係さえ堅持すればなんとかなるって思いこんでそうだけど。」

愛原「連衡陣営に与しても、滅ぼされる順番が遅くなるだけで、最終的に滅ぼされる確率自体はむしろ高まるんだけどな。覆滅思想のイスラエルをアメリカグループから引っ剥がす事ができれば、話も根幹から違ってくるが。あと、イスラエルの対日姿勢は、昔からどちらかというと敵対的。たとえるならアメリカは入り婿、正妻がイスラエル、妾の一人が日本みたいな感じ。婿当主に媚びを売る妾を快く思う正妻なんていないし。安倍がアメリカの大統領に媚びを売るほど、イスラエルとしては不快になったのも当然。そういう関係性である以上、アメリカとイスラエルが仲違いするか、もしくは日本とアメリカが仲違いすれば前提条件も大きく変わるが、でない限り、イスラエルにとって日本は潜在的な敵にしかならん。日本が順調に落ちぶれていくか、アメリカの寵愛も薄れていく一方ならイスラエルの警戒心もやわらぐ一方だろうが、でなければ正妻も、妾に対する警戒心を解かないだろうな。正妻・妾等のたとえがどれくらい適切かはともかく、少なくとも彼らがそれに近い認識をしているならば。」

逆沢「なんかテーマが変わってなくね?」

愛原「なら、そろそろ締めるとするか? とりあえず【自分たちだけは覆滅させられる訳がない】とか、【誰かが守ってくれるはず】なんてのは妄想。覆滅思想の勢力が地球上に存在する限り、絶滅の危機は人間も動物も同様にある。人間だけは、腹が減ってなくても、大きな危険が差し迫ってなくても、殺したいから殺すという真似が平気でできる生き物だからな。なんなら、モブというだけで殺される理由になる事すらある。」

逆沢「【誰でも良かった】的な、殺傷事件も珍しくない御時世だしね。」

鼎「厳密には、誰でも良かったのではなく、モブだから襲ったという方が正しいよね。そういう動機の人は、大切な人とかは絶対に襲わないから。よく知った人をあえて襲う人は、その人だから襲うケースがほとんどだろうし。」

逆沢「あー、そうね。知り合いを襲う場合は、恨みがあったから襲ったみたいな感じで、その人でなければならない理由が大抵あるし。とすると誰でも良かった的な犯行の場合は、実際にはモブでなければならないみたいな縛りがあるかもね。そこらの野良猫並みにどうでもいい存在でないと、感情移入してしまって襲いにくいだろうから。」

愛原「そういう意識の共有が、人間社会の成熟には必要かもな。パレスチナ人もアボリジニも、断じてモブではない。虫けらのように簡単に殺されていい存在でない。人間を虫けらのように扱うような覆滅思想の人間には、本気で怒る。人類社会が団結して力づくで止める。それくらいの覚悟が必要な気もする。」

逆沢「人類社会を脅かす敵に対して、人類全体が結束して立ち向かう物語は珍しくないけど、そういう熱い展開こそが、人々を大きな悲劇から救うってか?」

鼎「人間を救うのは、そういう他者を思いやれる熱く温かい感情だったりするのかな?」

愛原「無関心とか、正常性バイアスのような乾いた感情よりは、はるかに有益だろうな。特に危機管理能力という意味で、他者がとてつもない大きな危機を迎えている時に、自分に置き換えて物事を判断するくらいの能力は欲しい。仲間が獣に襲われてるのに、自分だけは見逃してもらえると思いこんでぼーっとしてれば、次に自分が襲われる確率も高まる一方だからな。」

逆沢「熊にロックオンされてから逃げ出そうとしても手遅れになりやすいようなもので、むしろ熊が誰かをロックオンした時点で、他のみんなが力を合わせて熊退治する方がいいに決まってるような感じか?」

愛原「といっても熊を覆滅すべきという考えになったら、ミイラ取りがミイラになるだけで本末転倒だけどな。大体、熊は人間と違って、理由もなく人は襲わない。まぁ一昔の日本なら、人間が森を切り開いたからという理由が上に来そうだし。今なら、逆に過疎化が進んで人が山小屋や山道などを管理しなくなったから、人の足跡や、人工建造物などを警戒しなくなって、より下の方まで降りてくるようになった気もするが。」

逆沢「空き家を放置してると、盗っ人が空き家を荒らしたり、ロクでもない輩がそこを拠点替わり倉庫替わりにするように、クマも建造物や山道に人の気配を感じられなくなったら、やがて人里にも降りてきかねないってか。」

愛原「またテーマが変わりそうだから、とりあえず人をクマ扱い、モブ扱いする者が減り、思いやりの心がより浸透すれば、人は互いに守りあえる。傷つけあう危険も減る。逆に人を虫ケラ以下にしか思わない覆滅思想の輩を放置すると、そいつらによっていずれ覆滅させられてもおかしくない。その程度の危機意識は持ちたいという事で、今回のテーマを無理やり終えるぞ。」













過去のたわごと 
2023年      11月5日 強者のズルと弱者のズル
10月22日 自称中立(中立という名の傍観) 10月8日 変わらないテレビ局の体質
9月24日 被害者救済の視点と非親告罪について 9月10日 テレビ局の腐敗とテレビ離れ
8月27日 枕営業 8月13日 真相を追及する力
7月30日 昔の罪、昔の不祥事 7月16日 LGBT
7月2日 溺愛もの 6月18日 復讐系と自力救済
6月4日 親の能力や役割を継承する子供たち 5月21日 夢(寝てる時に見る方の)
5月7日 お布施とご利益 4月23日 地方の都市計画
4月9日 いろんな刑罰 3月26日 一度引退した者を現役復帰させるには?
3月12日 格ゲープレイヤーが求めるもの 2月26日 一強・談合体制
2月12日 Street Fighter Vの初心者 1月29日 スポーツとしての格闘ゲーム
1月15日 Street Fighter Vをプレイしてみた 1月1日 使いこなせない強大なパワー
2022年 12月18日 俺ならもっと面白いゲームを作るのにという妄想 12月4日 カルトと熱狂
11月20日 誰から税を取り立てるか? 11月6日 大量殺人 
10月23日 本人証明について 10月9日 誰のための正義
9月25日 解決師 9月11日 理屈が通用しない相手 
8月28日 政治家と密接に関わる一般市民について 8月14日 悪の宗教団体 
7月31日 チート能力者に対する反応 7月17日 要人
7月3日 戦略的準備VS戦術的対処 6月19日 正義VS秩序
6月5日 パワー・スピード、そしてスタミナ 5月22日 キャラの身長の設定
5月8日 自由の保障 4月24日 去っていく仲間
4月10日 戦争ゲームの指導者の目線 3月27日 悪に屈する時
3月13日 歴史ゲームにおける歴史の再現性について  2月27日 歴史学の価値について
2月13日 趣味に飽きる時、熱狂できる時 1月30日 私刑
1月16日 やってる感 1月2日 捜査・諜報に必要なもの
2021年 12月19日 壊された人 12月5日 リソース運用型ゲーム
11月21日 後継者争い 11月7日 戦力分析と番狂わせ
10月24日 選挙放談2021 10月10日 文明崩壊後のサバイバル
9月26日 中立な報道 9月12日 隔離空間でのアドベンチャー
8月29日 侵略者が撤退した後 8月15日 正義なき力を生み出す者
8月1日 問題点(悪)の所在 7月18日 責任の所在
7月4日 教育政策 6月20日 職の貴賤
6月6日 外患(外敵)よりも恐ろしい内患(味方の腐敗) 5月23日 スローライフと幸福論
5月9日 社会に貢献する凡人たち 4月25日 情報戦の制し方
4月11日 予備戦力 3月28日 不正の告発と隠蔽
3月14日 職人(ドワーフ)  2月28日 地位に見合う責任と報酬の話
2月14日 娯楽産業  1月31日 名君・名宰相
1月17日 選別(トリアージ) 1月3日 大きく育ちすぎた作品
 2020年 12月20日 つまらないラスボス戦 12月6日 予知の活用方法
11月22日 信じたい事しか信じない人たち  11月8日 老化の始まり(能力のピーク)
10月25日 敵の成長率 10月11日 属人性
9月27日 信用(信用創造) 9月13日 犯罪都市
8月30日 同行するヒロイン、同行しないヒロイン 8月16日 まとめ役としてのリーダー
8月2日 なろう系主人公とやれやれ系主人公 7月19日 安楽死
7月5日 イデオロギーの矛盾や対立を超えて幸福を実現する方法 6月21日 アピールする人、出る杭を打つ人
6月7日 間違いを改める方法  5月24日 コロナよりも、ゾンビよりも、米軍よりも恐ろしい集団の空気
5月10日 部隊長の決断 4月26日 集団ヒステリーと同調圧力 
4月12日 札束を無限に刷り続けるとどうなるか? 3月29日 借金取りの恐怖
3月15日 禅譲 3月1日 秩序志向のプレイヤーと混沌志向のプレイヤー
2月16日 (こまめな)人事異動(のススメ) 2月2日 忠誠度という名のゲームパラメータ
1月19日 恨み 1月5日 鞍替え
 2019年 12月22日 景気 12月8日 承認欲求に囚われないために
11月24日 黒幕としてのスポンサー 11月10日 プロスペクト理論とモブの生き残り戦略
10月27日 追い込まれた悪人キャラのダメージ・コントロール戦略 10月13日  いじめっ子キャラの特徴
9月29日 命令に背くNPC 9月15日 平等・公平を維持するためのコスト
9月1日 能力値とスキル 8月18日 地位を与えられた者(中間管理職)
8月4日 パニックホラーもののリーダー 7月21日 パニックホラーものの主人公
7月7日 許される人と許されない人 6月23日 愚民政策
6月9日 壊された人への対応 5月26日 新時代の脅威
5月12日 (攻撃の)大義名分 4月28日 前回の反省とキャスティングの話
4月14日 汚染された情報の拡散 3月31日 理想の選挙制度
3月17日 黙示 3月3日 あの世の世界
2月17日 うまくいかなかった革命後をどうするか? 2月3日 策略としての挑発
1月19日 腐敗した司法(正義の裁きの担い手)  1月5日 強きを挫き弱きを助くVS弱きを挫き強きを助く
 2018年 12月23日 悪の根源≒マウントしたいという欲望 12月9日 Steamのゲーム
11月25日 成り上がったダメ人間 11月11日 自分を強化する技VS敵を弱体化する技
10月28日 限界への挑戦 10月14日 「弱者=守られるべき善人」でない場合
9月30日 脅しによる支配 9月17日 信用できない情報だらけの社会の場合
9月2日 太鼓持ち 8月19日 連続攻撃
8月5日 信用スコアに支配された社会 7月22日 内通者
7月8日 人件費コスト管理ゲーム 6月24日 忠義者キャラ
6月10日 欠陥つき有能キャラの処遇 5月27日 邪悪な独裁者に支配された組織のメンバーの挙動
5月13日 邪悪な独裁者が健全な組織を乗っ取る方法 4月29日 論破
4月15日 正義の味方という名の制裁者 4月1日 平気で嘘をつける人たち 
3月18日 公正世界仮説 3月4日 被害者叩き 
2月18日 政治力 2月4日 統率力 
1月21日 優秀すぎるライバルが現れたとき  1月7日 素性を表す記号としての肩書き
2017年 12月24日 フリゲの雑談  12月10日 賤民階級
11月26日 個性づけとしてのパラメータ 11月12日 宿敵宣言
10月29日 大同団結 10月15日 品質について
10月1日 華麗な策略、汚い策略。その違い 9月17日 平等主義と反平等主義
9月3日 ファン型オタクとマニア型オタクの違い 8月20日 ツイッターの利点と問題点 
8月6日 大抜擢された人材 7月23日 誇りと傲慢
7月9日 傲慢とマウンティング 6月25日 権威を利用するナイトども
6月11日 悪事プレイ(のススメ) 5月28日 異界人(宇宙人)の干渉
5月14日 集団の思考ルーチン 4月30日 人間っぽさ=非効率的な思考ルーチン
4月16日 名声欲 4月2日 無言の圧力と忖度
3月20日 ロスト・ハイ・テクノロジー 3月5日 破壊神の信者
2月19日 一人称形式で見える視野の範囲 2月5日 歴史的人物の当時の評価
1月22日 未来予測 1月8日 人相見(人物鑑定)
2016年 12月25日 商業レビュアー 12月11日 成長戦略の目玉としてのカジノ
11月27日 パニック 11月13日 生存ゲーム的なシチュエーション
10月30日 強敵感 10月16日 感情移入という視点からのキャラクターメイク
10月2日 供給過剰社会 9月18日 血筋
9月4日 統一されるべき尺度 8月21日 暑さと寒さ
8月7日 (優秀な)下っ端 7月24日 超便利社会=超疲弊社会
7月10日 社会的弱者を量産し、彼らを悪の先兵に誘う者  6月26日 少子化社会という舞台
6月12日 有事法制(緊急事態における法のあり方) 5月29日 悪のセレブサロン 
5月15日 成功者が成功後にやりたいと思うこと 5月1日 ゲーム世界とリアル世界の違い
4月18日 過去に戻ってやり直すということ 4月3日 八百長 
3月20日 異邦人(外国人労働者) 3月6日 陣形
2月21日 功績泥棒 2月7日 三国志13をプレイ
1月24日 裏切り者 1月10日 善政家
2015年 12月27日 精神~命よりも大切なもの 12月6日 独立戦争 
11月23日 ジャーナリスト 11月8日 精神力 
10月25日 優しい指導者  10月11日 助けを求める人たち 
9月27日 兵站 9月13日 善玉が起こした悪事や不祥事
8月30日 カイゼン 8月14日 盗作・ゴースト
8月2日 表稼業 7月20日 正論を用いない説得工作
7月5日 ディストピア 6月21日 財政破綻
6月7日 防諜 5月24日 サイコパス
5月10日 戦犯 4月26日 ハト派とタカ派
4月12日 不遇な先駆者 3月29日 プロギャンブラー(バクチで生計を立てる人)
3月15日 世界の管理者という名のラスボス 3月3日 命令コマンド
2月15日 攻略本・攻略サイト 2月1日 お遊びコマンド
1月18日 精神異常状態 1月4日 NPCの選択判断ルーチン
2014年 12月14日 男女キャラクターの比率 11月30日 不安と安心の役割
11月16日 現実主義者の正体 11月3日 アイテムゲット
10月19日 真相にたどり着けない者 10月5日 挫折
9月14日 嫌いだけど素晴らしい人達 9月7日 売れている作品と面白い作品の違い
8月24日 援軍 8月3日 ブラゲとパケゲ
7月20日 根性論と科学的知見に基づいた肉体改造 7月6日 ディスリスペクト(軽蔑・disり)
6月22日 あやかり系主人公 6月8日 中毒
5月25日 箱庭ゲーム 5月11日 ダブルスタンダード
4月20日 偽りの理想郷 4月6日 防御力
3月23日 自分用ゲーム作り 3月9日 育成する指導者、選別する指導者
2月23日 忠誠 2月9日 変化するキャラクター
1月26日 一芸職人VS器用貧乏 1月11日 評判
2013年 12月23日 身分制度 12月8日 陰謀
11月24日 秘密 11月10日 努力が報われるゲーム
10月27日 ゲームの自由度について 10月13日 出来の悪い二代目
9月29日 怒り 9月15日 撤退戦術
8月30日 ヒール(悪役) 8月15日 覆水盆に返らず
7月28日 予知・予測 7月13日 かつてのヒーロー
6月30日 覚醒(新能力発現・急成長) 6月15日 犠牲
6月3日 単独開発 5月19日 ダメ人間
5月5日 悪徳宗教を必要とする人々 4月21日 悪の連帯責任
4月7日 3種類の立場からみた作品批評 3月24日 中立性を装った愚痴・悪口など(仮)
3月10日 人気対戦競技の条件 2月24日 幻想空間
2月10日 お金 1月27日 尊敬できる敵
1月13日 やる気・気合 12月29日 ルール
2012年 12月15日 厨二病 12月2日 売れ筋
11月17日 改心 11月4日 議論
10月21日 優秀な人材の起用・登用方法 10月7日 憎しみにとらわれた人達
9月22日 友情やコネによる人事起用の危うさ 9月8日 権力欲に取り憑かれた人達
8月19日 敗北の受け止め方~捲土重来を期すために 8月5日 作者(表現者)が作品を通じて伝えたい思い
7月29日 人が自ら死(自殺)を決意するとき 7月15日 選択肢を選ぶことによる覚悟(リスク)
7月1日 選択肢があるということ 6月16日 宣伝と人気
6月2日 ホンネとタテマエ 5月19日 コンプガチャに学ぶ確率論とイカサマの話
5月6日 鑑識眼 4月30日 平等と競争
4月14日 公務員ヒーロー 4月1日 SF設定
3月18日 情報収集 3月3日 原発考察
2月19日 プライド 2月5日 お笑い
1月22日 ラスボスの処断方法 1月8日 創造→創作
2011年 12月30日 独裁者 12月9日 二次創作品
11月27日 万人向けからマニア向けの時代へ 11月13日 無敵能力の人たち
10月29日 正式名称 10月15日 利の人、情の人
10月3日 ポジティブ・ネガティブ 9月16日 利権
9月3日 借金 8月21日 何も変わらない事の恐怖
8月5日 発信したいオタクと共感したいオタク 7月25日 戦う地方、媚びる地方
7月17日 充電期間 7月10日 ひとそれのアンケート結果
7月2日 供給過剰気味のゲーム(&娯楽) 6月21日 東日本大震災3
6月5日 上司に反発 5月21日 修正する度量
5月14日 挑戦する勇気 5月1日 調子
4月17日 専門スキル 4月3日 東日本大震災2
3月18日 東日本大震災1 3月5日 ネトウヨと不良キャラの共通点
2月19日 信用ラインと警戒ライン 2月5日 信じられない者ばかりの世界観
1月23日 武器を交えない戦争 1月16日 しゃべらない主人公
1月7日 異世界に飛ばされた凡人 12月25日 後ろ向きな嫉妬心
2010年 12月19日no2 人それのゲーム難易度 12月19日no1 社会人型キャラ
12月11日 新作公開してから一週間 12月5日 新作ゲーム紹介
11月20日 理想と現実 10月29日 新作公開予定
10月18日 派閥 10月1日 仲間
9月19日 キャラクターイメージ 9月6日 理想を持った人間。そうでない人間
8月21日 革命後 8月8日 長編のオチのつけ方
7月24日 勇者は世直しができるか? 7月10日 全力集中プレイと長期戦略プレイ
6月27日 RPGのチームバトル 6月13日 傭兵団
5月29日 相手の思考をよんでみよう 5月14日 扇動する者、される者
5月7日 こっそりアンケート設置お知らせ、ほか 5月3日 地方を主人公の舞台にしてみよう
4月17日 コンピュータは人間を上回れるか? 4月2日 政権交代から6ヶ月が過ぎて
3月22日 フィクション 3月12日 困ったパーティメンバー
2月21日 責任 2月6日 教育
1月23日 トップダウン式製作とボトムアップ式製作 1月10日 ゲーム作成スタッフ
2009年 12月25日 政権交代から3ヶ月が過ぎて 12月12日 血液型
11月29日 編集日記・編集後記 11月14日 AVG(+SLG)制作中
10月31日 シナリオ 10月18日 ゲーム作りで完成までこぎ着けるためには2
10月3日 オリジナル 9月19日 ゲーム作りで完成までこぎ着けるためには
9月6日 実在モデルをどこまで採用できるか 8月24日 素材?
8月14日 今時の報道スタイル 8月8日 ユーザーサポートにメールを送ってみました
7月25日 恋愛シミュレーション2の魅力? 7月11日 人気と実力
6月27日 打ち切り 6月19日 エロゲ規制強化の流れからみるゲーム考
6月6日 貴族階級 5月23日 悪の戦闘員
5月10日 異なるキャラクターの視点でみてみよう 4月24日 強者がますます強くなる・・・
4月11日 ゲームエディタ 3月29日 愛郷心
3月22日 匿名ネット社会 3月6日 暗躍する超能力者たち
2月22日 信者キャラ 2月15日 必殺技
2月1日 アンチヒーロー(悪役型英雄) 1月23日 カタストロフィーを未然に阻止しよう
1月16日 フェアな戦い 1月3日 あれから幾年後
2008年 12月28日 国盗りSLGの景気対策 12月20日 現実世界をゲーム化してみよう
12月5日 内部対立 11月29日 推理もの??
11月22日 悪人とも言い切れない罪人 11月7日 正史
10月31日 萌えない女性キャラ 10月18日 関西弁
10月5日 大阪 9月21日 避けられない強大な敵
9月7日 人気・魅力・カリスマ 8月29日 黒幕
8月23日 運と実力 8月9日 COMの思考ルーチン
8月3日 新シナリオ「HeiseiNippon」公開 7月19日 軍師
7月5日 各国の思惑を構成するもの 6月21日 催眠術
6月7日 和解 5月24日 知恵者
5月16日 千年生きてみよう 5月3日 生き残ることと勝ち残ること
4月18日 冷酷な指導者 4月5日 お金の使い道
3月15日 若さ 3月7日 性能と運用
2月29日 アンケート現況発表(質問2について) 2月22日 広報戦略
2月10日 差別 1月27日 敵のスペック

1月13日 神の加護、神聖魔法 12月30日 フリーゲームのレビュー
2007年 12月16日 国盗りゲームのパターン 12月1日 謎について
11月16日 ゲーム世界での対人設定2(その他視点) 11月3日 ゲーム世界での対人設定1(味方視点)
10月20日 レジスタンス勢力 10月5日 終盤~エンディング
9月21日 世襲について 9月8日 悪役(ヒデブ派5隊長など)
8月24日 確率について 8月10日 セーブ&ロード
7月27日 成長について 7月15日 SRPGにおける白兵部分のゲーム的処理
6月30日 SRPGのマップのシステム 6月17日 徴収と略奪
6月2日 兵科あれこれ 5月19日 理想の君臣関係
5月4日 経済力うんぬん 4月21日 戦略ゲームと戦術ゲーム
4月6日 公開情報と非公開情報 3月24日 個人戦用の武器等
3月9日 兵士の武器 2月25日 ゲーム作りとゲーム遊び
2月11日 少数派(属性持ち)向けゲーム 1月28日 バージョンアップ

1月13日 宮田軍にてこ入れ? 12月30日 フリーゲームの宣伝
2006年 12月15日 投票・アンケート 12月1日 最強の敵
11月18日 動かしやすいキャラと動かしにくいキャラ 11月4日 デバッグ
10月22日 現代・近未来ものについて 10月6日 趣味の社会人クリエイター
9月15日 新作?の状況について 9月8日 BGMについて
8月27日 登場人物の口語表現 8月12日 女性キャラ
7月28日 主人公選択式ゲーム 7月16日 マイサイトについて
7月2日 死について 6月17日 風刺について
6月2日 シナリオタイプあれこれ 5月19日 ゲーム作りの進め方について
5月5日 ゲーム作りを始める時について 4月21日 高能力キャラの表現方法
4月8日 悪い敵 3月31日 名前について
3月18日 伝え方と伝わり方 3月12日 キャラクターのプロフィールについて
3月5日 アマとプロによる基本プロット考 2月25日 自作CGについて
2月19日 著作権について 2月12日 バックグラウンドの設定について
2月5日 SRPG95の次回作に対する期待 1月29日 分岐と自由度について
1月22日 難易度について 1月15日 勢力別能力値考察
1月8日 主人公について 1月1日 ユニットの能力値をどういじるかについて
2005年  12月30日 12月23日 12月16日 12月9日 12月2日 11月25日 11月18日 11月11日 11月5日 10月31日















トップページに戻る