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愛原様のたわごと(23年12月3日)





愛原「楽天イーグルスのパワハラいじめ問題に関する報道があったが、正直残念でならない。」

逆沢「悪しき体育会系のなごりという声もあるらしいけどね。」

鼎「でも政界でも、そういう報道は割とみられるよね。森喜朗さんの好きな言葉でもあるらしいけど、【滅私奉公】。上役からみればとにかく忠実で献身的で、だからすごく可愛げのある部下とか後輩という事になりやすいんだけど。その代わり目下からみると、それを当然の権利として要求するから、横暴の権化でしかないというか。」

逆沢「そういう横暴の権化みたいな奴らが国のトップに集まっている状態なら、下々でもそういう悪しき体育会系が幅を利かせていても仕方ないってか? いや、仕方ないで済ませたら駄目だろうけど。」

愛原「滅私奉公は、人を従わせる立場の人からすれば魅力的かも知れないけど、従わせられる側からすれば、極めてタチの悪い奴隷制度しかないからな。」

逆沢「ん? でも今回のパワハラいじめの中心人物とされる選手は、人を一方的に従わせられる程の大物選手でも主力選手でもなければ、別に年長者でもないらしいじゃん? そんな奴でもパワハラなんてできるのか? それともイジメというくらいだから、自分より立場の弱い相手を見つけて、誰にもバレないように、こそこそイジメてた感じなのか?」

鼎「球団が発表した記者会見の内容によると、被害を訴えた選手が約10人。それを目撃した選手だけでも40人くらいいたそうだから、こっそりとか、バレないように、とかいったレベルではないとは、思うけど。」

愛原「そもそもプロ野球の一軍登録人数は最大で29人。支配下登録選手は年間トータルで最大70人と決められているからな。」

逆沢「70人中40人なら、知らない方がむしろ少数派じゃねえか? ていうか一軍・二軍関係なく、広く知られてる状況となると、もはや暗黙の了解というか、公然の秘密みたいなもんじゃね?」

愛原「しかも回答率92%らしいからな。一応アンケートによる調査対象になったのは、最大70人いた選手の他、監督やコーチなどのスタッフも含めて計約100人らしいが。」

逆沢「約100人に聞いて、回答率92%なら、8人くらい回答拒否したって事か? そいつら、何なんだ? 共犯か?」

鼎「楽天球団の公式コメントで、【憶測による誹謗中傷をしないように】というのがあったけど、こういう部分があると憶測による批判は、どうしても避けられないよね。」

愛原「政治家もそうだが、こちらが感じている疑惑に真摯に答えないならば、憶測で批判・非難されてもやむを得ないとは、俺も思うからな。李下で冠を正しながら、納得のいく説明を怠るなど、不誠実な対応を採ったならば、強く非難されてもやむを得ないというか。ハードディスクでドリルで穴を開けて証拠を隠滅するような奴が、憶測で非難されても、むしろ当然ともいうか。」

逆沢「憶測と言えば、他にもいっぱい気になる事はあるわ。たとえば、年長者でも主力選手でもないそいつが、なぜそこまで絶大な権力を手に入れられたのか?とか。やっぱり強力なバックがいたりしたのか? ヤクザの世界でも、矢面に立つのは実行犯だけど、実際には指示役という名の黒幕がバックにいるのが普通だし。」

愛原「これも憶測として、大リーグ帰りのベテランとか。あるいは監督は何してたんだ?とか、色々言われてるな。まぁ前者に関しては、球団が用意した弁護士に書かせたような定型文っぽい中身のないコメントくらいは出てるが。この内容なら、監督・コーチでも他のベテラン選手でも、一言一句同一のまま流用できるだろレベルの。」

鼎「阪神やオリックスの監督に関しては、見てないようでも、実は細かい部分までしっかり選手を見ているみたいな、選手側からのコメントもちらほら聞くし。選手の状態に指導陣が無頓着というのは、さすがに考えたくないんだけど。」

逆沢「監督やコーチが今回の異常事態に気付かなかったとコメントしたなら、あまりに無頓着・無関心と非難せざるを得なくなるし。逆に知っていたけど黙認したとなれば、さらに炎上必至だろうし。どっちに転んでも口を開けばさらに状況は悪化しそうだから、ひたすらダンマリを決め込むのは、世論対策としては賢いかもしれないけどね。悪徳政治家ばりのモーションだから、個人的に印象は最悪だけど。」

鼎「他球団では契約更改の際に、練習態度を評価されたり、若い選手の見本になってるみたいなプラス評価をされる選手もいるようだけど、今の楽天でそういう評価された選手が出ても、逆にうさんくさそうだよね。そもそもみんなが不正を見て見ぬふりするような環境で、若手の見本と言われても、ん?て気がしなくもないし。」

愛原「今年の5月にプロ野球の選手会が公開した契約更改に関する満足度調査でも、楽天は24%とぶっちぎりの最下位だったからな。1位の阪神の60%やソフトバンクの56%などは例外としても、4位から11位の球団が44±5%の範囲に収まってる事を考えると、楽天だけが飛びぬけて低すぎると言わざるを得ない。」

逆沢「確かに一球団だけ、他より20%近くも低いのはヤバイと言わざるを得ないけど、他の球団も50%割ってるのは問題じゃね?」

愛原「実は、この統計。5段階評価の内、上から2つ分だけ抽出した結果らしいからな。つまり5段階評価の内の真ん中、普通を選んだケースは含まれていない。だから5割を割るのは当然と言えば当然。そうでなくても、もらえる分は一円でも多くもらいたいというか、どれだけ球団側が奮発しても、決して満足という姿勢を見せない選手も、少なからずいるだろうからな。」

鼎「ましてこの調査結果は、選手会が公開したものだから、球団にプレッシャーをかける意味でも、低くなりやすい傾向はあってもおかしくないと思うよ。」

逆沢「そう考えると、阪神やソフトバンクらに対する選手の評価が特別に高すぎるだけで、実は楽天以外の球団は、全て及第点ラインって事か?」

鼎「楽天球団のパワハラいじめは、今年急に始まったものでもないだろうし。もしかすれば、そういう球団の体質が、選手の満足度にも現れたって感じなのかな?」

愛原「監督・コーチやベテラン選手に改善の意思が無いなら、田中正造よろしく契約更改のタイミングで、フロントに直訴するしかないって事で、今のタイミングで表沙汰になったという事かもな。ともかく球団としては、割と迅速には対応したと思う。まぁそうしないと、新人が入団を辞退しかねない懸念もあるからだろうけど。」

鼎「でも最終的には、ジャニーズの時と同じで、トカゲのしっぽ切りで終わっちゃうのかな? 最も目立った実行犯を一人イケニエに捧げて、それで終わりみたいな。」

逆沢「ていうか、自分一人だけに罪を押し付けられて、それで大人しくできるようなタマなのか? ゴシップ報道も聞く限り、一連の騒動が表沙汰になるや、チクった奴捜しみたいな真似も始めたんで、球団がそれをやめさせたみたいな記事もあった気もするけど。」

愛原「それに関しては、当該の選手を自由契約にしたものの、それで終わりではなく、球団が今後もその選手をサポートしていくという公式コメントもあったけどな。」

逆沢「それサポートという名の管理というか、隔離だと思うわ。完全に縁を切ると、YouTubeあたりで何、不都合な真実を暴露するか分かったものじゃないから、余計なことをしゃべらないように、球団が今後も囲い続けるという意思表示というか。まぁこれも、憶測といえば憶測だけど。」

愛原「まぁプロ野球は、人気商売だし。テレビのような公共物でもないから、楽天の被害者選手たちがそういう落としどころを妥協点として考えているなら、外野が深く詮索するほどでもないかも知れないけどな。追放された一人を一罰とする事で、他の大なり小なり関与した選手たちにも百戒となれば、それでよし。個人的には、日大アメフト部のように、臭いものに無理やり蓋をしようとした結果、ヤバイ続報が出て最悪の事態に発展しない事を祈りたい。」

逆沢「ほーん。お前的には、この問題はとりあえず一件落着って事か? 私は、監督とかコーチとか、他のベテランとか、追求する相手はまだてるだろうけど。」

愛原「被害者が一件落着としているなら、外野が好奇心と加虐心むき出しで、無闇に事態をかき混ぜるのが善とも思わないからな。まぁ被害者サイドが新たな動きを見せるか、追加ネタがあれば話は別だが。少なくともジャニーズの件などとは、はっきり切り分けるべぎたろう。」

鼎「ジャニーズの件では、少し前に、性被害を訴えた男性が激しい誹謗中傷にさらされて自殺に追い込まれたというニュースもあったよね。」

逆沢「ジャニーズファンの皮をかぶった狂信徒ら、とんでもないわ。被害者をさらに苦しめてさらに自殺にまで追い込むなんて。」

愛原「それも大きな問題だが、俺的にはテレビ局の対応が我慢ならん。あいつら公共物。それも報道を預かる事の意義を完全に見失っている。【ジャニーズへの忖度】が問題ではなく、忖度自体が問題なのをまるで理解してないというか、意図的にそういう方向にミスリードしているのが丸わかりで、実に腹立たしい。電通やら吉本やら、スポンサーやら、そこにジャニーズにしてきたような忖度がないかが知りたいんだよ! 【落ちぶれたジャニーズには今後忖度しません(他組織への忖度がなかったとは言わないし、それを今後やめるとも言ってない)】だけで済ませるんじゃねえよ!」

逆沢「お前、ここ数か月、ずっとテレビ局に対して怒ってるもんね。」

愛原「民主主義に関わる問題だからな。という訳で今回のテーマは、報道資本主義。可能なら、今年長く引っ張って来た同様のネタも、これで一段落としたいのだが。」

逆沢「民主主義に関わる問題といいながら、テーマは資本主義の話なのか?」

愛原「民主主義と資本主義は、X軸とY軸のような関係で、本来別次元の話なんだが、深い相関関係にはあるからな。そして報道分野を資本主義の視点で捉えると、残念ながら負の相関になりやすい。少なくともそう感じるようになったので、今回はそういう話。」

鼎「民主主義は文字通り、民に主権があるという事だけど、残念ながら民には情報を収集する能力が乏しい。そこは報道によって埋め合わせるしかないけど、その報道が資本主義の論理で歪められると、すごくおかしな事になってしまうという話かな?」

愛原「まさにそんな感じ。専制主義の場合、王に圧倒的な力があって、王さえその気になれば大抵の情報は手に入る。しかし民は、そうはいかないからな。」

逆沢「但し、王といえども、情報をちゃんと処理できるかは別物だけどね。讒言を真に受けたり。自分にとって都合のいい情報しか、信じようとしなかったり。ていうかそんな愚王ばかりだったから、専制主義もやがて廃れていったような気もするし。」

愛原「せっかく正しく優良な情報を入手できる機会があっても、それを活かせるかどうかは別問題なのは同感。しかし、その機会自体が無ければ、あるいは乏しければどうなるか? 灯りもなしで、暗闇をさまようような感じになるだろう。どんなに料理の腕が良くでも、食材自体がなければどうしようもないようなもの。まず情報があって、初めて分析も推理も吟味も可能になるが、情報自体がなければ、当てもなくさまよう事しかできないからな。」

鼎「つまりテレビ局を始めとする報道機関が、民主主義の根幹を支えているといっても、差し支えないという事かな?」

愛原「当然、そうなる。別にテレビに依存する必要はないが、何らかの情報源がないと、さすがに判断自体ができなくなるからな。」

逆沢「ただ現代は、情報過多と言われるくらいだからね~。情報源自体は正直、溺死しかねない程にあふれているというか。」

鼎「ただ、信用に値する情報を見つけにくくなってるよね。あふれる程の泥水に、貴重な飲料水が押し流されてしまってるような状態というか。」

愛原「古代から、流言飛語の類は珍しくないが、だからこそ賢者は、いかにして優良な情報を多く手に入れるか? それを何よりも重視した。」

逆沢「桶狭間の戦いで、織田信長が梁田政綱を勲功第一として評価したのも、今川義元が本陣を置いた場所をいち早く知らせたからと言われてるけど、それも貴重な情報は、今川義元を討つ以上の高い価値があると信長が認めたからかね~? 良い情報を持ってきた者を誰よりも優遇する事で、少しでも多く有益な情報を集まるように、世間に周知してみせたというか。」

愛原「正しい情報は、時に命綱になるからな。津波情報を正しくもたらされないと、そのまま津波に流されかねないように。自分の目で見える範囲以外の情報は、他者からもたらされない限り、事前に察知する事も困難な事の方が多いわけだから。」

鼎「特に海外情勢とかは、その傾向が強いよね。津波とか天候関係もそうだけど、外交問題でも、対処を間違えると恐ろしいことになったりするし。」

逆沢「国際連盟を脱退するパフォーマンスをやってのけた外務大臣を多くの日本国民が支持したみたいな話を聞くと、責任ある立場の者が偏った情報を流し続けると、全世界を敵に回しても、なんとなく勝てるような気になっちゃうだなとも思うしね。」

愛原「報道の概念がなければ、我々一般大衆の大半は、海外の情報なんて知るすべ自体ないからな。外国相手に商取引をやってるとかなら、少しはマシだろうけど。」

鼎「だから外国に対する印象なんて、ほとんどマスコミの報道次第みたいな所があるよね。戦前みたいに反米世論を徹底的にあおれば、鬼畜の国のようにしか感じなくなるし。逆に同盟国とか世界最高の民主主義国みたいな感じでもちあげれば、ものすごく素晴らしい国のようにも思えるし。トルコとか、実態もよく分からないのに、親日国というキーワードだけが踊って、なぜか好意的に感じられたり。韓国みたいにその時の国際情勢や芸能ブーム次第で、評価が行ったり来たりする国もあるし。」

愛原「こういう、みんなに流されやすい風潮はヤバいんだよな。そうでなくても北朝鮮やイスラエルですらしなかった、国連脱退という離れ業すらやってのけた国だけに。こういうと何だが、【ウクライナ頑張れ】世論とか、頭おかしいと思ったわ。お前ら、何、戦争あおっとんねん。どうやって停戦導くか、それを考えず、逆に戦争をけしかけてどうすんねん。けったいな真似しよると思ったら、案の定、イスラエルがガザ侵攻すると、平気で手のひら返して侵攻側のイスラエル支持してみせたりするし。」

逆沢「ハマスが人質取ってるから悪いとか言って、イスラエルを擁護する声も多かったけど、実際はむしろ正反対だろと思ったわ。なんならイスラエルもそれ以上の人質取ってるし。囚人と言い換えてるだけで、結局人質交換か捕虜交換かよく分からない名目で一時停戦してたくらいだし。」

愛原「名目が人質でも囚人でも捕虜でもなんでもいいが、あれは核兵器と同じ、圧倒的弱者であるパレスチナ陣営が選べる希少な抑止力だからな。だがパレスチナは激しい攻撃で耐えかねて、わずかな停戦期間と引き換えに貴重な人質を多く手放してしまった。こうなるとイスラエル側は、人質が危険にさらされるリスクも恐れず、遠慮なく猛攻を仕掛けられるわけで。砲撃にビビッて停戦に応じたあげく、堀を埋め立てられた大坂城側と同じ道を選んだと思ったわ。」

鼎「イスラエル側は、パレスチナ側が停戦合意を破棄してきたという名分で、攻撃を再開したみたいだけど。」

愛原「圧倒的強者は、世論も事件も、いくらでも捏造できるからな。方広寺鐘銘事件や盧溝橋事件じゃないが、開戦したい側が相手の責にして、侵攻の名分を得るなんて、昔からよくある話。というか侵攻される側は、侵攻されたくないから人質を取ってそれを抑止力として誇示したり、あるいは逆に人質を返す名目で停戦に応じたりしてるわけで、自分から停戦を破る動機がそもそもない。」

鼎「方広寺鐘銘事件にしろ、今回のガザ侵攻にしても、攻め込む名目と犠牲が釣り合わないよね。明らかに攻める事が本目的で、理由は後付けでしかないというか。」

愛原「攻め込む名分なら、何なら人質解放というキーワードだけでも、半永久的に使えるからな。日本だって、その気になれば【拉致被害者を取り戻す】を合言葉にいつでも北朝鮮に攻め込めるんじゃないか? 下手したら今から50年過ぎたのちでも。」

逆沢「その頃には、拉致被害者みんな、老衰で死んでるわ。」

愛原「既に病死してようが、実はそもそも拉致被害者でなかったとしても、そんなのは関係ない。そう決めつけて人質奪還・拉致被害者奪還の名目で、戦争を仕掛ける事自体は可能と言いたいだけだ。アメリカが大量破壊兵器保有名目でイラクを攻めた時もそうだったが、イチャモンなんてのはいくらでもつけようがあるからな。何なら日本の警察だって、無実のお前を捕まえて、自白の強要をさせて、罪をお前になすりつける事くらいはできる。」

鼎「そういう意味では、アメリカに【大量破壊兵器をイラクは保有してなかった】という事実を認めさせただけ、まだ国際社会は頑張った方って事かな? アメリカがその気になれば、イラクは大量破壊兵器を保有していたように捏造することも不可能ではないと思うし。」

逆沢「日本でも、公文書を捏造するくらいは、平気でやりそうだしね~。ああ、既にやってたか?」

愛原「日本政府にかかれば、東京オリンピックでも大阪万博でも、当初予算を数倍に膨れさせるマジックくらいは、平気でやってのけるからな。民間なら、そんな大規模な予算計上ミスがあれば、ただちに中止案件。場合によっては訴訟ものなんだが。」

鼎「ただ報道を捻じ曲げれば、そういう、本来民間であり得ないようなおかしな事も、許容範囲くらいには空気も捻じ曲げられるって事かな?」

愛原「前回でも触れたが、油まみれの鳥と数千・数万の人命を等価にできる程度には、イメージ操作もできてしまうからな。報道の力は、なんだかんだ強い。」

逆沢「報道が歪むというのが、いかに恐ろしい事か? 改めて分かる思いね。」

鼎「けど報道側で働く人たちも、民主主義を構成する民の一員だし。故意に報道を歪ませる必要なんてないと思うけど。」

逆沢「特にテレビ局とか、視聴率を気にしそうだしね~。視聴者の不興を買うような報道は好まない気はするけど。」

愛原「視聴者の不興を買いたくないからと、そちらに忖度しすぎると、日本スゴイ番組だらけになって、まだ挽回できるタイミングを逸してしまうんだけどな。」

逆沢「あー、そうか。今はもう、日本スゴイ番組をしても白けてしまうほど、落ちぶれ具合が体感できる状態だしね~。本当に一番大事なタイミングで、日本スゴイ番組がはやってしまったせいで、完全に挽回のタイミングを逃してしまった感があるわ。」

鼎「戦前も、不都合な真実より、都合のいい間違った情報を国民が求めてしまったせいで、最悪な戦争に突き進んでしまった感じはあるよね。」

愛原「その点、さっき取り上げた織田信長なんかは、浅井長政の裏切りという、不都合だけど急いで受け入れないと命が危ない真実の情報を俊敏に受け入れて、行動できたからな。」

鼎「正常性バイアスというのかな? 人は自分に都合の悪い情報を軽視したがる傾向があるから、そういう危機意識はすごく大事だよね。」

愛原「織田信長の強みはたくさんあるが、正しい情報が俊敏に手に入るシステムというか、ノウハウがあったのかも知れないな。裏切りや騙し合いが珍しくない時代で、自分だけは正しい情報が入手できるとなると、メリットも計り知れないだろうし。」

逆沢「なろう系でも、そういう主人公は多いわね。自分だけは、他人のステータスを自由に閲覧することができるとか。神様から与えられた機密情報とか、攻略本みたいなものを持っているとか。あるいは前世の記憶という、他者にない知識や情報を持っているとか。」

愛原「他者が知らない正しい情報を、自分だけは持っているというのは、とんでもないアドバンテージだからな。逆を言えば、民主社会において報道が歪むというのは、自分だけは間違った(or偏った)情報を植え付けられているという、とんでもないデバフを帯びているという事に他ならない。」

鼎「そう考えると、都合の良い情報しか欲しがらない大衆にも、罪はありそうだけど、でもそれだけじゃない気がするよ。テレビの視聴率とか、明らかに下落の一方というか。少なくともテレビ局の意図と反して、視聴者はテレビに対する不満を強めてて、実際にテレビ離れも加速してるし。つまりテレビがもたらす情報の価値自体が下落している気もしてならないんだけど。」

逆沢「新聞もそうね。購読率も落ちる一方らしいし。」

愛原「購読者や視聴者よりも、スポンサーや業界の都合を優先した結果な気はするな。愛知県のリコール不正問題にしろ、ジャニーズの件にしろ、今回の楽天の件にしろ、スポンサーや業界関係者に頭が上がらない体質が、大衆・・・といえば主語が大きすぎるかもしれないが、少なくとも俺自身は強い不信を抱くようになった。モリカケサクラを追求するどころか、それを擁護するコメンテーターがやたら出たりしたのもそうだし。寿司ペロ事件のような、相手がか弱い一般市民なら容赦もしないが、東京電力や関西電力などが相手だと、手も足も出ないみたいなのもそうだし。」

鼎「人間誰だって、強い者に逆らえない自分みたいなものはあるから、多少の忖度というか、見て見ぬふりはあってもおかしくないけど、明らかにその範囲を超えてるものも多いよね。命惜しさに信を曲げたとかではなく、利益を最大化させる為に信を曲げたみたいな。」

愛原「【今にも餓死しそうな人が、やむなくわずかな食糧を盗んだ】のと、【真面目に働くのが馬鹿らしいから、遊んで暮らせるだけのカネをだまし取った】くらいの違いがあるわな。不正に加担せざるを得なかった人と、普通に生きる事もできるのに、楽するために不正に加担した人を同列に語るな、くらいは思う。」

逆沢「吉本興業の芸人が信号無視で当て逃げした件とか、その芸人を擁護しないとクビになって生活が危うくなる立場の人ならともかく、そうでもない有名人・・・なんならその事故を起こした芸人よりもずっと売れてる大物でも、いかにも軽々しく擁護してたりして、コイツあかんと思ったわ。悪しき業界の忖度体質にどっぷり浸かってるというか。」

愛原「楽天のパワハラいじめ騒動も、監督やベテランが早期にそれを止めていれば、特に大事にもならず、誰一人クビになる事もなく、もしかしたらみんなが良い空気でもっと良い雰囲気のチームでいられたとも思うしな。そういう意味でも、それを注意できるだけの地位を持ちながら見て見ぬふりをした者の罪は、もっと重くみて良いと思う。同様にその当て逃げ芸人の件も、それより大物のタレントなどが彼を擁護してしまったのは、芸能界のよどんだ体質をより露出してしまっただけで、俺的には激しい失望しか残らなかったな。」

鼎「そもそも完璧な人間はいないんだから、たまに道を踏み外す人がでるのは当たり前で、その時にしかるべき地位にいる人がどう動くかは、すごく重要だよね。そこで責任ある立場の人たちがみんな見て見ぬ振りしたり、変な擁護をしてしまったら、腐敗が一気に加速しても当たり前というか。」

逆沢「忖度体質といったら、最近は番組内で宣伝まがいの報道したりするの、やたら増えてないか? ニュース番組にしれっと番宣挟んだり。なんなら司会のデスクの上に番宣の小道具仕込んでたり。お店や商品の特集コーナーなんて、露骨に番組内コマーシャルだろ? 関係者にナンボ握らされたねんと、ツッコミたくなるというか。」

愛原「ステルス・マーケティングといえば、なんとなくネットを連想させるが、2017年に起きたR-1ヨーグルト騒動のように、テレビ局もそんな真似をしれっと仕掛けたりもするしな。」

鼎「ただ今年の10月からステマも景品表示法の規制の対象になったから、多少は減るといいんだけど。」

逆沢「ザル法だろ? Yahoo!のサイトとか見てみろや。広告と表示のないニュースのトピック一覧に、マクドナルドの新商品が上手いとか、ワークマンの何が快適とか、そんなタイトルの記事であふれてるから。テレビ番組も、相変わらず訳の分からないお店や商品の宣伝みたいな番組、垂れ流しまくるし。」

愛原「取材協力費とか謝礼とか、名目はなんでもいいが、記事や番組で取り上げる見返りでカネなどの対価を受け取った場合は、その額を記すか、もしくは広告と表示させる義務を盛り込み、また罰則も含めるくらいでないと、ザル法以下にしかならんのは同感だな。」

鼎「年々ヘイトが増している流行語大賞やベストマザー賞みたいなのも、業界の都合みたいなものが見え隠れしてるのが大きそうだよね。なんとかランキングもそうだけど、業界の選考基準はものすごく怪しい過ぎるというか。」

逆沢「【増税メガネ】がノミネートから外れてた事を非難する声が、ネットでもかなり見られたけどね。」

愛原「俺個人の意見として、誰かを傷つけるようなネガティブなものを排除するというなら、支持したくはある。但し、そういう配慮をするなら、事前に選考基準としてそれを告知しておくべきだろう。俺個人の憶測としては、単に受賞会見に呼んでも来ないのが目に見えている。なんなら紅白歌合戦の審査員を始めとする、メディアの企画に非協力的な関係者が受賞しないように事前に排除してるのではないか?という理由の方が大きそうな気はするな。」

逆沢「あー、大谷選手の【憧れるのはやめましょう】が早い段階で姿を消したのも、もしかしたらそれが理由かもね。大谷選手がこんなくだらない賞の会見に姿を現すはずがないし。紅白などのイベントをハシゴさせようとしても、まぁ無理だろうから。」

鼎「今年は阪神タイガースの岡田監督が受賞会見に姿を見せたけど、阪神は優勝した途端にみんな遊んでしまうのか、今まで一度も連覇がないという黒歴史があるから、タニマチやメディア関係者に過度に引きずられないようにして欲しいよね。」

逆沢「東京オリンピックの時にもさんざん言われてたけど、いくらスポーツも興行とはいえ、夏場にマラソンみたいな非常識な真似もやめろと思うわ。テレビ局はそんな所も傲慢すぎるだろ?」

鼎「テレビ局の傲慢として私的に嫌なのは、演技力のないアイドルをドラマの主人公にしたりとかかな? アイドル自身や芸能事務所的には一種の宣伝なんだろうけど、ドラマ本体を宣伝の具として使うのは、さすがに本末転倒が過ぎるというか。」

愛原「ドラマ制作にスポンサーが付いて、コマーシャル枠で彼らが自己主張するのは別に構わんが、ドラマ本体そのものの中で宣伝活動されたら、まぁ微妙になる例も増える一方だわな。もちろん番組にフィットしてるなら、別に構わん。たとえば昔の西部警察シリーズに、日産の車がジャンジャン出てこようが。昔のサザエさんに登場する電化製品が東芝まみれであろうが。かつてのサスペンスドラマでは、地方の旅館が番組作りに協力する代わりに、その旅館で主人公らがくつろぐシーンなども定番だったが、あれも一つの醍醐味といえなくもないし。ただ人気アイドルというだけの大根役者が、ドラマの主要キャストをやって、あげく作品の質を下げるようなのは、さすがに容認しがたい。」

逆沢「テレビ離れの大きな要因だと思うわ。大根役者に演じさせたり、専門知識もない芸人にくだらないコメンテーターさせたりするのは。」

鼎「海外の映画とかは、お金を払っても見に行きたいような名作も多いけど、そういうお金を払う価値のある番組作りに戻るのは難しいのかな?」

愛原「俺個人としては、有害な情報をまき散らされるくらいなら、有料放送オンリーの方向にシフトチェンジしてもいいかもという、極論もなくはないけどな。まぁ有料放送だけにしたら、有益な情報が増えるという保証もないから、あくまで極論という自覚つきではあるが。」

逆沢「ネットの有料記事のタイトルとか見る限り、信者向けのカルトなものも多そうだしね。特に高額なものは、【必ず儲かります】的な怪しい情報商材しかないようなイメージもあるし。」

鼎「漫画の世界で登場する情報屋は、怪しげな風貌でギャラも高くつくけど、情報の質自体は異常に高くて信用できるイメージがあるけど、現実世界は逆という事かな? 高額な情報商材ほど、どんどんうさん臭くなるとすれば。」

愛原「テレビ業界や新聞業界だけでなく、出版業界も右肩下がりの所が多いらしいが、書店で展示されてるラインナップを見ると、カネを出す価値のある本というよりは、カルト向けの本が昔より幅を利かせている印象もあるからな。残念ながら、人がお金を払ってでも欲しい情報というのは、正しい情報ではなくて、あくまで都合のいい情報の方なのかも知れない。」

逆沢「そいつがモブでいる内は構わないけど、専制主義の王様とかにだけはしてはいけないタイプね。都合のいい情報だけしか寄せ付けなくなって、タチの悪い預言者の言葉を真に受けて、酷い圧政を平気で敷きそうだから。」

愛原「まぁ俺個人としては、ネタとして面白そうなら、カルト向けの本や記事も読むし、何ならお金を出す事も無くはないけどな。」

逆沢「それ、他人に見られたら、変に誤解される危険もあるんじゃね?」

愛原「好奇心の方が勝った場合は仕方ない。怖いもの見たさみたいなものは、自分でも否定できないからな。」

逆沢「お前、昔、ジョギング中に野生のイノシシと出くわして、思わず写真を撮ろうとしたみたいな事言ってたけど、クマと遭遇しても、何ならイスラエル軍に空から空爆されても、逃げずにカメラ構えるタイプだろ?」

愛原「その辺は、遭遇してみないと分からんな。」

鼎「けどカルトなものとして扱う分には構わないけど、テレビみたいな公共物でそれをやるのは危険だよね。大河ドラマみたいなものでも、それを史実と信じてしまう人は一定数いるみたいだから。」

愛原「番組の終わり部分などでいいから、注釈くらいは付けて欲しいわな。昔、上岡龍太郎がオカルトを肯定するような番組進行に激怒して番組を途中退場してなんて逸話もあるけど、テレビで許される演出の許容範囲は、あまり広く見積もらない方がいい。それを真に受けた視聴者が、それを演じたタレントに誹謗中傷を浴びせて、あげく自殺なんて展開も有りえなくはないからな。勝手に誤解した視聴者が悪いと非難するのは簡単だが、それで死人が出たら仕方ないで済まされん。」

鼎「私は、演出も冗談もブラックジョークも、一つの娯楽としてできるだけ広く許容したいけど、それを真に受ける人がでないように、一定の配慮が必要って事かな?」

愛原「漫画本や演劇場のようにエンタメと分かり切ってるものなら、最近はやりの過剰な配慮など、ノーサンキューの側なんだがな。但しテレビだけは別。冗談が許されない硬派な報道と、共存してる以上、一定の配慮と線引きは絶対に必要だ。にもかかわらず報道バラエティーなんて不快なジャンルができてしまったせいで、ネタと真実とお世辞と冗談の境界線がメチャクチャにされてしまった気もするが。」

鼎「本来の報道は、世辞や冗談の入る余地がないものだよね。」

逆沢「【浅井長政が裏切りました。知らんけど!】とか、【今川義元が桶狭間で休息を取っています。信じるかどうかはあなた次第!】みたいな事を言う奴がいたら、私が織田信長なら、即なで斬りだわ。」

愛原「災害報道だけでなく、あらゆる報道が、民主主義に不可欠な血液そのものだからな。それを汚染されてはたまらない。人間だから、身を守る為にやむを得ず忖度するくらいはあり得る話だが、金儲けの為に、利益を最大化するために、明日の仕事を面倒くさくしないために、程度の理由で、報道内容をねじ曲げるなんてのは、到底容認できる話ではない。公文書偽造や統計不正もそうだが、人々の判断基準になる情報自体を曲げられたら、どんな賢人も判断を間違える危険は出てくるからな。」

逆沢「どんな賢人でも、【アメリカは放置が許されないほどに鬼畜だけど、日本より明らかに弱い】という情報しか入らなかったら、判断を誤って、開戦を決意しても仕方ないって感じか?」

愛原「嘘を嘘と見抜ける程度の洞察力があれば、どれほど嘘情報まみれでも徹底的に憶測や推理を積み重ねて、最大の危機だけは回避できるかも知れないが。ただ【こっちが出口】と主張する仲間の進言が嘘という事は分かっても、暗闇に居ては、結局解決にならないのは同じだからな。」

鼎「嘘情報が、怖いのは、仲間がそれを信じるリスクの方の気もするよ。たとえば賢人が嘘情報に気付いても、仲間みんながそれを信じてしまえば、止めようもなくなるというか。下手すると裏切者とか売国奴呼ばわりされて、殺されたり投獄されるリスクもあるし。」

愛原「民主主義最大のリスクだな。賢者がいても少数なら、多数の愚者によって滅ぼされる危険があるのは。正確だけど不都合な情報と、確証に乏しいけど都合のいい情報が交錯した時あたり、人間として一番試されるわな。もちろん報道に求められるのは前者だが。」

鼎「高い正確性が求められる報道部門と、気持ちよさが求められるエンタメ部門の相性の悪さを感じさせなくもないよね。」

愛原「正確性といっても、不確定な情報は報道するなという事じゃないぞ。不確定ならどの部分でどの程度不確定かをちゃんと示した上で、報道しないとまずい。津波の被害が確定しなくても、津波による被害の可能性がある以上は、それを正確に報道する必要があるという事だ。あくまで正確にな。盛り上げる為に過剰に煽りまくるような報道をすれば、やがてオオカミ少年みたいな扱いをされて、肝心な時に誰にも反応されない危険もあるし。過剰に煽るのでもなく、過小に見積もるのでもなく、不確定要素を嫌いすぎて報道を遅延・限定させるのでもなく、今知り得る限りの情報を正確にしっかり伝えるというか。」

鼎「本当は放置してはいけない大きな不祥事なのに、面白おかしく報道して闇に葬るみたいなのも論外だよね。」

愛原「報道がエンタメ化すると、必要以上に極悪人扱いされたり、笑って済ませるような話題にされたり、下手するとネタとして盛り上がりようがないからという理由で【報道しない自由】が行使されたりもしかねないからな。」

逆沢「【報道しない自由】には、視聴者への媚びや配慮ではなく、単に業界の都合という要因も大きそうだけどね。」

鼎「でも、彼らに倫理道徳を説くだけで、何とかなる問題でもなさそうだよね。ここまで腐敗してると、これからも利益を最大化するために、平気で報道を捻じ曲げそうだし。」

愛原「当面は、憶測を駆使することで、情報を精査していくしかないな。その情報で誰が得をするのか? 誰がその情報を流したがっているのか? その情報にどれだけ価値があるのか? どの部分なら信用・活用できそうか? 逆に信用しなかった場合のリスクは? その情報に、印象操作的な色が込められているか? その質問や設問、あるいは逆に回答に誘導はないか? 相手の立場、逆の立場からみても、その報道内容に違和感はないか? などなど。」

鼎「嘘か本当かは、なかなか見抜けない事も多いけど。ダブスタみたいなのは、少し俯瞰的にみれば、割と簡単に見抜けそうだから、できるだけ対比してみる視点とかは欲しいよね。」

逆沢「憶測で判断する事は悪みたいな風潮も無くはないけど、憶測を駆使する事で見えてくる情報ってのはあるからね。」

愛原「全ての学問は、憶測で成り立ってるからな。物理学のようなものですら、経験則を元に憶測で公式化したら何となくしっくり来たからみたいな感じで成立する事も多いし。降水確率みたいなものから、株価の予想のようなものも、根拠はあっても憶測には違いないし。邪馬台国がどこにあったかも、明智光秀が謀反した理由も、最終的にはやはり憶測でしかない。全ての事件も、犯行現場にバッチリ立ち会っていたのでなければ、憶測の積み重ねで一定の結論にたどり着く事しかできないし。憶測が悪いのではない。憶測に相応の根拠がなかったり、憶測ではなく決めつけになるから、大問題なのだ。性被害を告発した被害者が自殺に追い込まれた件なども、憶測が悪いのではなく、決めつけて非難の嵐を浴びせた狂人どもが悪い訳で。というか彼を自殺させたほどに追い詰めた狂信徒どもは、早く逮捕して欲しい。」

鼎「ただ憶測の結果、社会的地位が下がる事は仕方ないのかな?」

愛原「たとえば、証拠物件のハードディスクをドリルで破壊するような真似をしたら、疑われても仕方ない。【疑われるような真似をした事実】を根拠に非難されてるわけで、その部分に関しては憶測ですらない事実だからな。楽天のパワハラいじめの件でも、監督やベテラン選手が納得いく説明をしないままなら、限りなく加害者側の扱いを受けても、それはやむを得ない。加害者側と決めつけまではしないが、【疑われても仕方ない状況】が事実としてあり、そこは憶測ですらないから。あとそれでもチームや選手らを応援し続けるかは、完全に個人の自由。応援すべきとも、応援すべきでないとも言わない。ジャニーズでも同じ。それ自体は個人の自由。芸能もプロ野球も、エンタメだから。変な決めつけをして、選手や関係者の生活を脅かす真似は許されない。それをやったら、人を自殺に追い込んだジャニーズの狂信徒どもと同じ。」

逆沢「とすると吉本芸人の信号無視当て逃げの件も、エンタメ視点ではどうでもいいって感じか?」

愛原「その芸人が劇場で活躍する分には自由。応援するのも自由。ただし、それを吉本が許したという事で、吉本本体、あるいはその芸人が叩かれても、これは仕方ない。それも含めてエンタメだから。悪役レスラーのような真似をしたら、悪役レスラー並に叩かれてもそれは当たり前。コンサートと称しながらまともに歌わないとか、全然笑えない芸人を出して、品質に見合わない代金を請求するような、ぼったくりバーのような真似をしても、叩かれるのは当たり前。あと警察や司法がその吉本芸人に大して変な忖度みたいな措置を取ったなら、警察や司法が叩かれるのも当たり前。こちらはエンタメではないので、デモが起きても仕方ない。場合によっては何らかの法的措置が取られても仕方ない。あとテレビ局も公共物なので、やはり迂闊な対応をしたら叩かれるのは当たり前。報道機関を兼ねている限り、不公正な振る舞いは絶対に容認できない。ていうかいい加減、政府も少しはメス入れろと思う。」

逆沢「織田信長が正しい情報を入手する為にどういうシステムを作っていたのかは謎だけど、そういうシステムをどう構築するかという視点も大事ってか?」

愛原「まともな情報というのは、何もしなくても勝手に入ってくるものではないからな。ある程度、自発的に自分から情報を取りにいかないと。おいしい儲け話が、誰かから勝手に持ち込まれる事などほぼないのと同じ。」

逆沢「そんな話が突然舞い込んできたら、十中八九詐欺の儲け話だわ。」

鼎「信用できない人に、悩み事を本気で相談する人はいないようなものだよね。」

逆沢「何らかの不満を抱いて労働組合に相談した組合人を、こっそりチクって会社に差し出すような黄色組合は、信用されなくても当たり前ってか?」

愛原「まぁテレビ局は、もはや自浄作用を期待できない領域に踏み込んだ感じだから、楽天球団じゃないが、何らかの一罰百戒は必要になる気はする。日大なんかもそうだが、少なくとも彼らの【これから心を入れ替えて頑張ります】を信じて、笑顔で過去の失態を水に流す段階は過ぎた。」

逆沢「一部のスポーツリーグみたいに、1部リーグと下位リーグに分けて、強制的に毎年リーグの入れ替えさせたらいいんじゃね? 有権者からの支持を得られなかった下位のテレビ局は降格処分みたいな。」

愛原「何を基準に優劣を競うのか? 降格されるとどうなるのか? そういう部分を煮詰める必要はあるかも知れんが、金太郎飴体質のテレビ局に競争原理を導入する上では、まぁアリかも知れんな。」

鼎「私は、スポンサーや芸能事務所への忖度を抑制するために、不祥事が発生した場合の特定の契約を義務化したらいいと思うけど。こういう不祥事が発生した場合、報道機関は必ずこの規模以上の報道をする。これを怠ったら報道機関側が行政処分の対象になるみたいな。」

愛原「擁護のコメントとかで印象操作されるリスクは残るが、報道しない自由を行使しにくくするメリットくらいはあるかもな。昭和の頃は、たとえ相手がスポンサーでも、不祥事は容赦なく報道した方が視聴率も取れたから、そういうのが隠蔽されるリスクも低かったが、今は視聴率よりも、芸能事務所やスポンサーの機嫌を取る方が大事になってるから、そういうテコ入れも必要かもしれんな。」

逆沢「ま、私的には余計なことをせんでも、勝手に自然淘汰されてくれればいいんだけどね~。視聴者から見捨てられて、そのまま退場みたいな。」

愛原「そうなればそれも一つの結末だが、そうなる前に国民がテレビ局に洗脳される可能性もゼロではないからな。戦前みたいに、変な日本スゴイ論が巻き起こって、おかしな方向に世論が誘導されないか? カネの力で世論から競技のルールまで、なんでも左右されかねない報道資本主義全開の時代だけに、そこが少し不安でもある。」

鼎「アメリカも報道資本主義的な側面がひどすぎて、トランプさんみたいなカルト全開のグループを支持するメディアもあったりするみたいだけど。でもアメリカは、多様性がある分、そのアンチが支持するメディアもあったりして、全体としてはバランスが取れてる感じがあるよね。」

愛原「報道資本主義が蔓延してはいるが、競争原理が機能してる分はマシって感じだな。どの局も横並びの金太郎飴状態。どの局も同じように電通に媚びて、ジャニーズにも媚びて、吉本にも媚びるみたいな、日本の業界とは根本的に違うわな。」

鼎「日本の報道資本主義は、競争のない資本主義だよね。ただ、カネのある人が、世論全体を思い通りに操作するだけの。別に国内だけでなく、アメリカでもイスラエルでも、彼らを儲けさせてくれるなら、誰にでも尻尾を振って、彼らに都合のいい世論を振りまきそうというか。」

逆沢「ジャニーズ問題とか、リコール不正問題の報道具合とか、テレビ業界そのものが、ブラックジャーナリスト化してると思ったもんね~。ブラックジャーナリストなんて、漫画の世界で出てくるか、ヤクザ者の仕事というイメージしかなかったのに。」

愛原「本来のジャーナリストは、不正を暴いて世間にそれを公開するのが仕事だが、ブラックジャーナリストは、それをネタに脅したりして金品を巻き上げる。今のテレビ業界は、まさにそれだわな。スポンサーの不正を隠蔽するために【報道しない自由】を行使するなんてのは、不正を見逃してやるから広告料名目でカネ寄越せと言ってるのと変わらんからな。」

逆沢「芸能事務所の不正を見逃す代わりにそこのタレントを優先的に起用してもらうなんてのも、【不正を見逃してやるから、お前の娘、差し出せや】と脅すエロヤクザと実質変わらんからね~。」

愛原「ちなみにブラックジャーナリストには、上に振れた暴露型の他に、捏造型というのもある。本来は、空売り師が狙った企業の株価を下げて利益を上げるために、その企業の悪評を広めるみたいな感じで使われるが、悪質な印象操作が当たり前の今のテレビ局は、捏造型にもそのまま当てはまるかも知れんな。」

鼎「捏造型は、真実を追及する報道機関にとって最大の敵だよね。報道機関が嘘を流したり、ミスリードするようになると、人々は何を信用していいか分からなくなって、民主主義自体を危機にさらしかねないほどの。」

逆沢「カネ目的で報道を捻じ曲げたり、カネさえ払えば報道しない自由さえ平気で行使するような、拝金主義のブラックジャーナリストなんて、一人残らず撲滅すべきだわ。」

愛原「もしも警察や裁判官が、賄賂受け取りOKになって、彼らの気分次第で誰かを逮捕したり、誰かを有罪にできたら、怖いと思うだろ? だが、それに近い事が報道の世界で起きようとしている。彼らは賄賂を受け取ってはいけない公務員と違って、商取引の名目で誰からお金を受け取っても、誰に都合のいい報道を流しても、あるいは逆にもみ消しても、報道の自由という名で許されてしまうからな。別に国が管理して、国の広報機関になるべきなんてのはこれっぽちも思わないが、第四権力と言われる事すらあるメディアを、これ以上野放しにしていいのか?というのは正直否定できない。」

逆沢「専制主義も、王様が賢明かつ善良である内は、王様に自由にやってもらった方が誰にとっても幸せなんだけど、そうでなくなったら、多少面倒くさくても、彼に枷をはめざるを得なかったように、報道機関もいよいよ何らかの枷が必要な段階に移った感じかね~。」

愛原「国家が報道を管理するようになると、戦前に逆戻りになりかねない不安は正直大きいので、そういう方向でなく、別ベクトルで何らかのシステム的な改変は欲しいわな。まぁ当面は、憶測を駆使して乗り切らざるを得ないが、少なくとも彼らが仕掛ける、都合のいい情報には惑わされないようにはしたい。ブラックジャーナリストは、話に登場するネタの種としては優秀だが、実はブラックジャーナリストしかいませんでしたというのは、さすがにホラーすぎるからな。」

逆沢「【誰が人狼か探ってたら、実は人間はもう自分一人しか生き残っていなくて、周りの人間はすべて人狼でした】とか【離れ島で怪物が出たからなんとか島から脱出してようやく本土に帰ったけど、実はその怪物は本土からやってきたもので、本土は島より先に既に壊滅してました】なんてオチは、ホラー作品のオチでたまに見るけど、せっかく悪人どもの秘密のアジトから脱出して、ようやく大手マスコミに彼らの不正行為をリークしたら、実は全ての大手報道機関がそっち側でしたなんて、絶対にやめて欲しいわ。ジャニーズの件で、それがホラーではなく、現実でもあり得る話だと思い知らされたけど。」

愛原「ホラーなら、ネタで済まされるが、残念ながらそうではないからな。今年は見て見ぬふりの問題点が色々あぶり出された一年だったが、報道資本主義がもたらす危険性についてくらいは、見て見ぬふりしないでいたいと思う。」



























過去のたわごと 
2023年  11月19日 覆滅作戦 11月5日 強者のズルと弱者のズル
10月22日 自称中立(中立という名の傍観) 10月8日 変わらないテレビ局の体質
9月24日 被害者救済の視点と非親告罪について 9月10日 テレビ局の腐敗とテレビ離れ
8月27日 枕営業 8月13日 真相を追及する力
7月30日 昔の罪、昔の不祥事 7月16日 LGBT
7月2日 溺愛もの 6月18日 復讐系と自力救済
6月4日 親の能力や役割を継承する子供たち 5月21日 夢(寝てる時に見る方の)
5月7日 お布施とご利益 4月23日 地方の都市計画
4月9日 いろんな刑罰 3月26日 一度引退した者を現役復帰させるには?
3月12日 格ゲープレイヤーが求めるもの 2月26日 一強・談合体制
2月12日 Street Fighter Vの初心者 1月29日 スポーツとしての格闘ゲーム
1月15日 Street Fighter Vをプレイしてみた 1月1日 使いこなせない強大なパワー
2022年 12月18日 俺ならもっと面白いゲームを作るのにという妄想 12月4日 カルトと熱狂
11月20日 誰から税を取り立てるか? 11月6日 大量殺人 
10月23日 本人証明について 10月9日 誰のための正義
9月25日 解決師 9月11日 理屈が通用しない相手 
8月28日 政治家と密接に関わる一般市民について 8月14日 悪の宗教団体 
7月31日 チート能力者に対する反応 7月17日 要人
7月3日 戦略的準備VS戦術的対処 6月19日 正義VS秩序
6月5日 パワー・スピード、そしてスタミナ 5月22日 キャラの身長の設定
5月8日 自由の保障 4月24日 去っていく仲間
4月10日 戦争ゲームの指導者の目線 3月27日 悪に屈する時
3月13日 歴史ゲームにおける歴史の再現性について  2月27日 歴史学の価値について
2月13日 趣味に飽きる時、熱狂できる時 1月30日 私刑
1月16日 やってる感 1月2日 捜査・諜報に必要なもの
2021年 12月19日 壊された人 12月5日 リソース運用型ゲーム
11月21日 後継者争い 11月7日 戦力分析と番狂わせ
10月24日 選挙放談2021 10月10日 文明崩壊後のサバイバル
9月26日 中立な報道 9月12日 隔離空間でのアドベンチャー
8月29日 侵略者が撤退した後 8月15日 正義なき力を生み出す者
8月1日 問題点(悪)の所在 7月18日 責任の所在
7月4日 教育政策 6月20日 職の貴賤
6月6日 外患(外敵)よりも恐ろしい内患(味方の腐敗) 5月23日 スローライフと幸福論
5月9日 社会に貢献する凡人たち 4月25日 情報戦の制し方
4月11日 予備戦力 3月28日 不正の告発と隠蔽
3月14日 職人(ドワーフ)  2月28日 地位に見合う責任と報酬の話
2月14日 娯楽産業  1月31日 名君・名宰相
1月17日 選別(トリアージ) 1月3日 大きく育ちすぎた作品
 2020年 12月20日 つまらないラスボス戦 12月6日 予知の活用方法
11月22日 信じたい事しか信じない人たち  11月8日 老化の始まり(能力のピーク)
10月25日 敵の成長率 10月11日 属人性
9月27日 信用(信用創造) 9月13日 犯罪都市
8月30日 同行するヒロイン、同行しないヒロイン 8月16日 まとめ役としてのリーダー
8月2日 なろう系主人公とやれやれ系主人公 7月19日 安楽死
7月5日 イデオロギーの矛盾や対立を超えて幸福を実現する方法 6月21日 アピールする人、出る杭を打つ人
6月7日 間違いを改める方法  5月24日 コロナよりも、ゾンビよりも、米軍よりも恐ろしい集団の空気
5月10日 部隊長の決断 4月26日 集団ヒステリーと同調圧力 
4月12日 札束を無限に刷り続けるとどうなるか? 3月29日 借金取りの恐怖
3月15日 禅譲 3月1日 秩序志向のプレイヤーと混沌志向のプレイヤー
2月16日 (こまめな)人事異動(のススメ) 2月2日 忠誠度という名のゲームパラメータ
1月19日 恨み 1月5日 鞍替え
 2019年 12月22日 景気 12月8日 承認欲求に囚われないために
11月24日 黒幕としてのスポンサー 11月10日 プロスペクト理論とモブの生き残り戦略
10月27日 追い込まれた悪人キャラのダメージ・コントロール戦略 10月13日  いじめっ子キャラの特徴
9月29日 命令に背くNPC 9月15日 平等・公平を維持するためのコスト
9月1日 能力値とスキル 8月18日 地位を与えられた者(中間管理職)
8月4日 パニックホラーもののリーダー 7月21日 パニックホラーものの主人公
7月7日 許される人と許されない人 6月23日 愚民政策
6月9日 壊された人への対応 5月26日 新時代の脅威
5月12日 (攻撃の)大義名分 4月28日 前回の反省とキャスティングの話
4月14日 汚染された情報の拡散 3月31日 理想の選挙制度
3月17日 黙示 3月3日 あの世の世界
2月17日 うまくいかなかった革命後をどうするか? 2月3日 策略としての挑発
1月19日 腐敗した司法(正義の裁きの担い手)  1月5日 強きを挫き弱きを助くVS弱きを挫き強きを助く
 2018年 12月23日 悪の根源≒マウントしたいという欲望 12月9日 Steamのゲーム
11月25日 成り上がったダメ人間 11月11日 自分を強化する技VS敵を弱体化する技
10月28日 限界への挑戦 10月14日 「弱者=守られるべき善人」でない場合
9月30日 脅しによる支配 9月17日 信用できない情報だらけの社会の場合
9月2日 太鼓持ち 8月19日 連続攻撃
8月5日 信用スコアに支配された社会 7月22日 内通者
7月8日 人件費コスト管理ゲーム 6月24日 忠義者キャラ
6月10日 欠陥つき有能キャラの処遇 5月27日 邪悪な独裁者に支配された組織のメンバーの挙動
5月13日 邪悪な独裁者が健全な組織を乗っ取る方法 4月29日 論破
4月15日 正義の味方という名の制裁者 4月1日 平気で嘘をつける人たち 
3月18日 公正世界仮説 3月4日 被害者叩き 
2月18日 政治力 2月4日 統率力 
1月21日 優秀すぎるライバルが現れたとき  1月7日 素性を表す記号としての肩書き
2017年 12月24日 フリゲの雑談  12月10日 賤民階級
11月26日 個性づけとしてのパラメータ 11月12日 宿敵宣言
10月29日 大同団結 10月15日 品質について
10月1日 華麗な策略、汚い策略。その違い 9月17日 平等主義と反平等主義
9月3日 ファン型オタクとマニア型オタクの違い 8月20日 ツイッターの利点と問題点 
8月6日 大抜擢された人材 7月23日 誇りと傲慢
7月9日 傲慢とマウンティング 6月25日 権威を利用するナイトども
6月11日 悪事プレイ(のススメ) 5月28日 異界人(宇宙人)の干渉
5月14日 集団の思考ルーチン 4月30日 人間っぽさ=非効率的な思考ルーチン
4月16日 名声欲 4月2日 無言の圧力と忖度
3月20日 ロスト・ハイ・テクノロジー 3月5日 破壊神の信者
2月19日 一人称形式で見える視野の範囲 2月5日 歴史的人物の当時の評価
1月22日 未来予測 1月8日 人相見(人物鑑定)
2016年 12月25日 商業レビュアー 12月11日 成長戦略の目玉としてのカジノ
11月27日 パニック 11月13日 生存ゲーム的なシチュエーション
10月30日 強敵感 10月16日 感情移入という視点からのキャラクターメイク
10月2日 供給過剰社会 9月18日 血筋
9月4日 統一されるべき尺度 8月21日 暑さと寒さ
8月7日 (優秀な)下っ端 7月24日 超便利社会=超疲弊社会
7月10日 社会的弱者を量産し、彼らを悪の先兵に誘う者  6月26日 少子化社会という舞台
6月12日 有事法制(緊急事態における法のあり方) 5月29日 悪のセレブサロン 
5月15日 成功者が成功後にやりたいと思うこと 5月1日 ゲーム世界とリアル世界の違い
4月18日 過去に戻ってやり直すということ 4月3日 八百長 
3月20日 異邦人(外国人労働者) 3月6日 陣形
2月21日 功績泥棒 2月7日 三国志13をプレイ
1月24日 裏切り者 1月10日 善政家
2015年 12月27日 精神~命よりも大切なもの 12月6日 独立戦争 
11月23日 ジャーナリスト 11月8日 精神力 
10月25日 優しい指導者  10月11日 助けを求める人たち 
9月27日 兵站 9月13日 善玉が起こした悪事や不祥事
8月30日 カイゼン 8月14日 盗作・ゴースト
8月2日 表稼業 7月20日 正論を用いない説得工作
7月5日 ディストピア 6月21日 財政破綻
6月7日 防諜 5月24日 サイコパス
5月10日 戦犯 4月26日 ハト派とタカ派
4月12日 不遇な先駆者 3月29日 プロギャンブラー(バクチで生計を立てる人)
3月15日 世界の管理者という名のラスボス 3月3日 命令コマンド
2月15日 攻略本・攻略サイト 2月1日 お遊びコマンド
1月18日 精神異常状態 1月4日 NPCの選択判断ルーチン
2014年 12月14日 男女キャラクターの比率 11月30日 不安と安心の役割
11月16日 現実主義者の正体 11月3日 アイテムゲット
10月19日 真相にたどり着けない者 10月5日 挫折
9月14日 嫌いだけど素晴らしい人達 9月7日 売れている作品と面白い作品の違い
8月24日 援軍 8月3日 ブラゲとパケゲ
7月20日 根性論と科学的知見に基づいた肉体改造 7月6日 ディスリスペクト(軽蔑・disり)
6月22日 あやかり系主人公 6月8日 中毒
5月25日 箱庭ゲーム 5月11日 ダブルスタンダード
4月20日 偽りの理想郷 4月6日 防御力
3月23日 自分用ゲーム作り 3月9日 育成する指導者、選別する指導者
2月23日 忠誠 2月9日 変化するキャラクター
1月26日 一芸職人VS器用貧乏 1月11日 評判
2013年 12月23日 身分制度 12月8日 陰謀
11月24日 秘密 11月10日 努力が報われるゲーム
10月27日 ゲームの自由度について 10月13日 出来の悪い二代目
9月29日 怒り 9月15日 撤退戦術
8月30日 ヒール(悪役) 8月15日 覆水盆に返らず
7月28日 予知・予測 7月13日 かつてのヒーロー
6月30日 覚醒(新能力発現・急成長) 6月15日 犠牲
6月3日 単独開発 5月19日 ダメ人間
5月5日 悪徳宗教を必要とする人々 4月21日 悪の連帯責任
4月7日 3種類の立場からみた作品批評 3月24日 中立性を装った愚痴・悪口など(仮)
3月10日 人気対戦競技の条件 2月24日 幻想空間
2月10日 お金 1月27日 尊敬できる敵
1月13日 やる気・気合 12月29日 ルール
2012年 12月15日 厨二病 12月2日 売れ筋
11月17日 改心 11月4日 議論
10月21日 優秀な人材の起用・登用方法 10月7日 憎しみにとらわれた人達
9月22日 友情やコネによる人事起用の危うさ 9月8日 権力欲に取り憑かれた人達
8月19日 敗北の受け止め方~捲土重来を期すために 8月5日 作者(表現者)が作品を通じて伝えたい思い
7月29日 人が自ら死(自殺)を決意するとき 7月15日 選択肢を選ぶことによる覚悟(リスク)
7月1日 選択肢があるということ 6月16日 宣伝と人気
6月2日 ホンネとタテマエ 5月19日 コンプガチャに学ぶ確率論とイカサマの話
5月6日 鑑識眼 4月30日 平等と競争
4月14日 公務員ヒーロー 4月1日 SF設定
3月18日 情報収集 3月3日 原発考察
2月19日 プライド 2月5日 お笑い
1月22日 ラスボスの処断方法 1月8日 創造→創作
2011年 12月30日 独裁者 12月9日 二次創作品
11月27日 万人向けからマニア向けの時代へ 11月13日 無敵能力の人たち
10月29日 正式名称 10月15日 利の人、情の人
10月3日 ポジティブ・ネガティブ 9月16日 利権
9月3日 借金 8月21日 何も変わらない事の恐怖
8月5日 発信したいオタクと共感したいオタク 7月25日 戦う地方、媚びる地方
7月17日 充電期間 7月10日 ひとそれのアンケート結果
7月2日 供給過剰気味のゲーム(&娯楽) 6月21日 東日本大震災3
6月5日 上司に反発 5月21日 修正する度量
5月14日 挑戦する勇気 5月1日 調子
4月17日 専門スキル 4月3日 東日本大震災2
3月18日 東日本大震災1 3月5日 ネトウヨと不良キャラの共通点
2月19日 信用ラインと警戒ライン 2月5日 信じられない者ばかりの世界観
1月23日 武器を交えない戦争 1月16日 しゃべらない主人公
1月7日 異世界に飛ばされた凡人 12月25日 後ろ向きな嫉妬心
2010年 12月19日no2 人それのゲーム難易度 12月19日no1 社会人型キャラ
12月11日 新作公開してから一週間 12月5日 新作ゲーム紹介
11月20日 理想と現実 10月29日 新作公開予定
10月18日 派閥 10月1日 仲間
9月19日 キャラクターイメージ 9月6日 理想を持った人間。そうでない人間
8月21日 革命後 8月8日 長編のオチのつけ方
7月24日 勇者は世直しができるか? 7月10日 全力集中プレイと長期戦略プレイ
6月27日 RPGのチームバトル 6月13日 傭兵団
5月29日 相手の思考をよんでみよう 5月14日 扇動する者、される者
5月7日 こっそりアンケート設置お知らせ、ほか 5月3日 地方を主人公の舞台にしてみよう
4月17日 コンピュータは人間を上回れるか? 4月2日 政権交代から6ヶ月が過ぎて
3月22日 フィクション 3月12日 困ったパーティメンバー
2月21日 責任 2月6日 教育
1月23日 トップダウン式製作とボトムアップ式製作 1月10日 ゲーム作成スタッフ
2009年 12月25日 政権交代から3ヶ月が過ぎて 12月12日 血液型
11月29日 編集日記・編集後記 11月14日 AVG(+SLG)制作中
10月31日 シナリオ 10月18日 ゲーム作りで完成までこぎ着けるためには2
10月3日 オリジナル 9月19日 ゲーム作りで完成までこぎ着けるためには
9月6日 実在モデルをどこまで採用できるか 8月24日 素材?
8月14日 今時の報道スタイル 8月8日 ユーザーサポートにメールを送ってみました
7月25日 恋愛シミュレーション2の魅力? 7月11日 人気と実力
6月27日 打ち切り 6月19日 エロゲ規制強化の流れからみるゲーム考
6月6日 貴族階級 5月23日 悪の戦闘員
5月10日 異なるキャラクターの視点でみてみよう 4月24日 強者がますます強くなる・・・
4月11日 ゲームエディタ 3月29日 愛郷心
3月22日 匿名ネット社会 3月6日 暗躍する超能力者たち
2月22日 信者キャラ 2月15日 必殺技
2月1日 アンチヒーロー(悪役型英雄) 1月23日 カタストロフィーを未然に阻止しよう
1月16日 フェアな戦い 1月3日 あれから幾年後
2008年 12月28日 国盗りSLGの景気対策 12月20日 現実世界をゲーム化してみよう
12月5日 内部対立 11月29日 推理もの??
11月22日 悪人とも言い切れない罪人 11月7日 正史
10月31日 萌えない女性キャラ 10月18日 関西弁
10月5日 大阪 9月21日 避けられない強大な敵
9月7日 人気・魅力・カリスマ 8月29日 黒幕
8月23日 運と実力 8月9日 COMの思考ルーチン
8月3日 新シナリオ「HeiseiNippon」公開 7月19日 軍師
7月5日 各国の思惑を構成するもの 6月21日 催眠術
6月7日 和解 5月24日 知恵者
5月16日 千年生きてみよう 5月3日 生き残ることと勝ち残ること
4月18日 冷酷な指導者 4月5日 お金の使い道
3月15日 若さ 3月7日 性能と運用
2月29日 アンケート現況発表(質問2について) 2月22日 広報戦略
2月10日 差別 1月27日 敵のスペック

1月13日 神の加護、神聖魔法 12月30日 フリーゲームのレビュー
2007年 12月16日 国盗りゲームのパターン 12月1日 謎について
11月16日 ゲーム世界での対人設定2(その他視点) 11月3日 ゲーム世界での対人設定1(味方視点)
10月20日 レジスタンス勢力 10月5日 終盤~エンディング
9月21日 世襲について 9月8日 悪役(ヒデブ派5隊長など)
8月24日 確率について 8月10日 セーブ&ロード
7月27日 成長について 7月15日 SRPGにおける白兵部分のゲーム的処理
6月30日 SRPGのマップのシステム 6月17日 徴収と略奪
6月2日 兵科あれこれ 5月19日 理想の君臣関係
5月4日 経済力うんぬん 4月21日 戦略ゲームと戦術ゲーム
4月6日 公開情報と非公開情報 3月24日 個人戦用の武器等
3月9日 兵士の武器 2月25日 ゲーム作りとゲーム遊び
2月11日 少数派(属性持ち)向けゲーム 1月28日 バージョンアップ

1月13日 宮田軍にてこ入れ? 12月30日 フリーゲームの宣伝
2006年 12月15日 投票・アンケート 12月1日 最強の敵
11月18日 動かしやすいキャラと動かしにくいキャラ 11月4日 デバッグ
10月22日 現代・近未来ものについて 10月6日 趣味の社会人クリエイター
9月15日 新作?の状況について 9月8日 BGMについて
8月27日 登場人物の口語表現 8月12日 女性キャラ
7月28日 主人公選択式ゲーム 7月16日 マイサイトについて
7月2日 死について 6月17日 風刺について
6月2日 シナリオタイプあれこれ 5月19日 ゲーム作りの進め方について
5月5日 ゲーム作りを始める時について 4月21日 高能力キャラの表現方法
4月8日 悪い敵 3月31日 名前について
3月18日 伝え方と伝わり方 3月12日 キャラクターのプロフィールについて
3月5日 アマとプロによる基本プロット考 2月25日 自作CGについて
2月19日 著作権について 2月12日 バックグラウンドの設定について
2月5日 SRPG95の次回作に対する期待 1月29日 分岐と自由度について
1月22日 難易度について 1月15日 勢力別能力値考察
1月8日 主人公について 1月1日 ユニットの能力値をどういじるかについて
2005年  12月30日 12月23日 12月16日 12月9日 12月2日 11月25日 11月18日 11月11日 11月5日 10月31日















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