愛原様のたわごと(24年2月11日)






逆沢「前回、不倫というか、不貞行為についてネタにしたけど。タイムリーというか、ミス日本の不倫があっさりバレるスキャンダルが明るみに出て、少し驚いたわ。あとは某コメンテーターの3股交際不倫劇も表沙汰になったけど。こっちもなかなかスゴいなと思ったり。どんな人かは知らんけど。」

鼎「けど、どちらのケースも即引退宣言することで、無事、鎮火に成功した感があるよね。」

愛原「多少なりとも知名度のある人間が、バレたら非難される事をやって、それがバレたんだから、炎上する事自体は全然おかしくないわな。だが、その後の対応は潔くて、俺としては特に悪感情は抱かなかったし、早期に鎮火できて良かったなとも思う。俺としても、他人のスキャンダルをネタに、他人を棒で叩くようなのは、本来好きではないからな。」

鼎「けど、最近は不倫に対する寛容さが度を過ぎてる感もあったから、ちょっとほっとしてる部分も無くはないけど。」

愛原「立場の弱い下っ端芸能人や下っ端政治家が不倫スキャンダルでボロクソで叩かれてるのをみて、さすがにやりすぎだろと思った事もあったが、ダウンタウン浜田の不倫劇などで酷いタブスタを見せつけられて、反動で強い不快感を感じたからな。俺としては弱者には寛容でありたいが、社会的影響力の強い強者に対しては、毅然と対応すべきという態度だから。弱者からは税金をしっかりとって、強者の脱税は見逃されるべきみたいな価値観など、全く持ち合わせてないからな。」

逆沢「ただ現実には、芸能界でも、強者ほど浜田みたいに、ほとんど聞いてないふりして受け流したり、あるいは松本みたいに反発したりだもんね~。その点、ミス日本や3股交際の人は、潔くて逆に私的に好感度が上がったわ。」

鼎「下手に反発したせいで相手も引けなくなって、泥沼にはまるのは論外として、浜田さんや政治家の人やテレビ局の人が得意とするような、見ざる聞かざる言わざるも、印象悪いよね。数日前に人気漫画家さんの自殺という悲しい出来事があったけど、当事者の人達が見ざる聞かざる言わざるの姿勢のままで、正直私としては不信感というか、もどかしさを禁じ得なかったよ。」

愛原「イジメ自殺でもそうだが、この手の悲劇が起きると、関係者が口を閉ざしたがるというのは、よくある光景だからな。まぁ【死人に口なし】ではないが、関係者が自己弁護すればするほど、自殺した者の自業自得というか、生き残った側の責任が軽くなる方向の言い分ばかりになりやすく、そんな不愉快な弁明を聞かされても困るけど。」

逆沢「イジメ自殺でも、学校の人は、イジメっ子を含む生き残った人の権利ばかり主張したがる傾向が見られるようだしね~。とするとテレビ局も出版社も、お互いの仲が悪くなってウインウインの関係が壊れて、メディアミックス戦略が後退しても困るし。そうならないように、互いに責任追及せずに、誰も悪くないような形で収束させたいと考えてそうね。」

鼎「テレビ局の対応は、ジャニーズ問題の時も、ダウンタウンの問題の時も、今回の原作者自殺の件にしても、ずっとそうだよね。できるだけ事件を矮小化して、できるだけ事件に触れないようにして、できるだけ事件前と変わらない体制を維持する事しか考えてないというか。」

愛原「俺としては、ジャニーズ問題をきっかけとして、旧来のテレビ局の闇を少しでも晴らして、第四の権力ともいわれるマスメディアが少しでも良くなればいいのにと期待していたのだがな。」

逆沢「あんたとしては闇を晴らして変えたいと思っても、当のテレビ局は闇も温存して絶対に変えたくないという姿勢だからね~。変えたくない人が主導権を握っている内は、変えたいと考えてもなかなか変えられないのは、政治の世界でも同じ傾向というか。」

愛原「都合が悪くなるとすぐに【記憶にございません】の一点張りになるような記憶障害の政治家なんてすぐにクビにしろよと思うけど、そんな簡単な事ですら、変わらんからな。」

鼎「政治の世界は、何があっても変わらない感じで50年以上やってきてるから今更だけど、原作者さん自殺の件とか、松本さんの件とかは、もう少しだけ経緯を見守ってから、やっぱり変わらないか、何らかの進展が見られるか、判断してもいいかも。」

愛原「うーん。あまり期待せず、もう少しだけ様子見するか? なら今回は前回のネタの続き。テーマ名は【結婚しない理由】。」

逆沢「【結婚できない理由】の間違いじゃないの♪」

愛原「別にどっちでもいいが、結婚は仕事と一緒で、【一切選り好みしなければ、それにありつく事自体は難しくないが、しっかり吟味して選ばないと、ひどい目に遭う】ものだからな。」

逆沢「あー、なるほど。どんなに給料が安くてもいいとか、どれだけ待遇が悪くてもいいというなら、雇ってもらえる仕事先はあるだろうけど、そんな気構えでブラック企業や、ヤクザのフロント企業に就職してしまうと、とんでもない事になる。結婚もそれと同じで、お相手の年齢や経歴などを一切無視するなら、成立する余地はあるだろうけど、そんなヤケクソで婚姻契約を結んだら、後でとんでもない事になりかねないってか?」

愛原「うん。だから【結婚しない】と【結婚できない】は、実質同じ。ハードルを下げまくったら結婚できなくもないだろうが、これ以上ハードルを下げるくらいなら独身貴族の方が快適というラインは、間違いなく存在するし。求めるハードルが高すぎるから結婚できないという表現でも間違いないが、ハードルを下げてまで結婚したいとは思えないから結婚しないという表現でも間違いないからな。」

逆沢「つまり、ちまたにいる結婚しない人というのは、自己評価が高いという事か?」

愛原「何が何でも結婚したいという欲求があるなら、自己評価が高すぎるという表現でも間違いではないが、おそらく大半の独身貴族はそうじゃないと思うぞ。自分の自己評価がどの程度であれ、それとは別に譲れないラインというのがあるからな。たとえば【結婚する以上は、絶対に子供が欲しい】と望む男性からすれば、自分の年齢がどれほど不釣り合いに高くとも、求める女性のラインは当然、一定年齢以下になる。同様に【結婚する以上は、絶対に年収600万円以上が条件】と望む女性からすれば、自分の年齢やスペックに関わらず、やはりそれ以下の男性はお断りになるだろう。」

逆沢「自分の価値をわきまえてからモノ言えや、と思うのは私だけか?」

愛原「何が何でも結婚したいという前提なら、自分の価値を把握した上で、釣り合いを考えないと駄目だろう。しかしハードルを下げてまで結婚したいとは思わない人にとって、釣り合いなんてのは、さほど重要ではないのだ。」

鼎「昭和の頃なら、大人になったらいずれ結婚するのが普通みたいな価値観が今よりずっと強かったようだけど、今はそうでもなさそうだよね。昔よりも明らかに、何が何でも結婚したいと考える人の割合も低そうというか。」

逆沢「昔は世間体みたいなのもあったし。あと女性の経済力が低く、男性の経済力に依存しせざるを得ない側面もあったから、【結婚せざるを得ない】みたいな考えにもなりやすかった気がするわ。」

鼎「そこ、いくと今は違うよね。まず独身貴族で居続ける事による社会的評価も、昔ほど低くはなくなったし。結婚しなくても一定の経済力を担保しやすくなったから。」

逆沢「むしろ【給料が安すぎて妻子を養えない】みたいな泣き言を言う独身男性が急増した気もするわ。結婚できるだけの経済力がないから、結婚したくてもできない的な。」

愛原「社会全体の変化でみれば、高度成長期は社会人夫と専業主婦のコンビで世帯収入を得てたのが、今は夫婦共働きで世帯収入を確保するように変わった。が、個人資産の余力でみれば、昔は男一人の稼ぎで家族を養えてたのが、今は夫婦二馬力でないと家計維持がしんどくなっただけで、相対的には貧しくなった感もなくはないからな。」

逆沢「つまり男性側だけの稼ぎで家庭を維持しようとする発想自体が大間違いで、むしろお互いに相手の収入をアテにするくらいでないと駄目って感じか?」

鼎「その理屈でいえば、低収入の女性は高収入の男性と結ばれ、高収入の女性は低収入の男性と結ばれるのが一番バランスが良い気がしなくもないけど、実際は全然そうなってないのが悩ましいよね。高収入男女によるパワーカップルが誕生すればするほど、低収入の男女がこぼれ落ちてしまいやすくなるというか。低収入同士でカップルを作っても、子供を養えるだけの家計を満たせそうにないなら、お互いの相性がどうであれ、子供を諦めるか、もしくは結婚自体を諦めざるを得ないというか。」

愛原「社会全体の富が昔よりずっと大きくなってれば問題ないが、男性だけに富が集中していた頃から、それを男女公平に分配しただけなら、どうしてもそうなりやすいわな。」

逆沢「私、ちょっと疑問なんだけど。昭和の頃から、【男性は女性の稼ぎにはこだわらず、逆に女性は男性の稼ぎにこだわる】みたいな文化ってあったじゃない? もちろん昔は、男性が妻子を養うみたいな経済システムだったから、そんな風習にも合理性があったわけだけど。けど、今の時代にそれはおかしいんじゃね?・・・っていうか。 高収入の女性でも、自分より高収入の男性を求める傾向があったりして。特に若い世代での性別収入格差はほとんど無くなってるのに、女性が自分より高収入の男性にこだわったら、そりゃ釣り合わず、不成立になるカップルが続出して当たり前というか。」

愛原「世の中が変わってるのに、人の考え方が変わらないままだから、そこでミスマッチが起きている感はあるわな。」

鼎「そういうミスマッチは、家事の分担率を見ても、同様に残ってるよね。昔は【男性が稼いで、女性が家事を担う】ような役割分担があったから、妻側の家事の分担率が高くても全然おかしくなかったけど、夫婦の経済格差がほとんどない家庭でも、妻側の家事負担率は高いままの所がかなりあったりとか。」

逆沢「あの上沼恵美子ですら、亭主の関白ぶりを許さざるを得ず、家事はほとんど上沼さんの負担だったそうだからね~。結婚後、一旦、芸能界を引退して専業主婦の地位に収まらざるを得なくなったり。それでも芸能界に戻りたい意思を見せても、家事負担がある事もあって【西は姫路から、東は京都まで】と活動範囲を夫から長く限定されてたらしいし。」

愛原「どれだけ妻側の稼ぎの方が大きくても、それでも家事は妻の役割みたいな思想は、現代でもそれなりに見られるからな。」

鼎「だから女性の場合、【高収入になるほど、独身の割合がむしろ高くなる】という統計もあるよね。」

愛原「昔の【女性単独では経済的に厳しかったから、結婚せざるを得なかった】という価値観を前提にするなら、経済的に余裕ができた女性ほど、脱結婚というか、結婚しなくてもいい生き方を選択しても、全然おかしくないかもな。」

逆沢「女性の場合、結婚したり子供を産むと出世が遅れるという理由で、キャリア志向の人ほどそれらに後ろ向きになりやすいという話もよく聞くわ。」

愛原「女性の場合、経済的な安泰や社会的な名声を目指すほど、結婚や出産に後ろ向きにならざるを得ない。そして実際に経済力や社会的地位が上がるに連れて、結婚する必要性自体もどんどん薄らいでいく。そう考えると、女性にとって、地位や収入と、結婚や出産は、トレードオフの関係になりやすいのが、なんとも厄介だな。」

逆沢「つまり【低収入だから結婚できない】という世の男性の泣き言もよく聞くけど、実際は【高収入だから結婚する必要がない】側面の方が大きそうって事か?」

愛原「男性でも、どれだけ財産に余裕があって女性に困らない身分でも、結婚しない人はしないというか、彼らはそもそも結婚する必要がない人たちだからな。昭和の頃からの大物芸人などには、正妻のいる家に全然戻らない手合いも少なからずいたが、彼らにしてみれば、そもそも家事はお手伝いさんに任せれば十分だし、なんならずっとホテル住まいでも全く支障はないので、愛情が薄れた時点で妻の元に帰る必要自体、全く無かったという側面もあるだろう。」

逆沢「つまりどれだけ夫婦仲が冷えてても、それでも妻のいる家に毎日戻らざるを得ない旦那というのは、妻が持つ家事力というか家庭維持能力に依存せざるを得ないから、仕方なく戻っているだけと言えなくもないってか?」

愛原「別居するのにも、ホテル住まいにするのにも、それなりのゼニと手間はかかるからな。冗談でもなんでもなく、昔の男は、炊事も洗濯も近所づきあいも、何一つできない手合いもそれなりに多くいて、そういうのは否が応でも妻に依存しせざるを得ない。」

逆沢「昔は今みたいなインスタント料理も、全自動洗濯機もコインランドリーも、無かったからね~。衣服も、自分で裁縫して直して着るような時代だし。家に一人、家事担当がいるかいないかは、かなり日々の快適さに差があった気もするわ。」

鼎「そういう意味では、昔は女性だけでなく、男性側にも【結婚せざるを得ない】というか、【結婚する事でようやく生活が楽になる】と考える人は、それなりにいた感じもするよね。」

逆沢「言い方を変えると、今は昔と比べて一人暮らしの難易度も下がっている。より結婚しなくても良い生活環境に変化している。つまり独身の人の割合が昔より増えていても、それは当たり前の話だと。」

愛原「そういう意味では、晩婚化も、独身貴族の増加の原因になってるだろうな。一人暮らしの期間が長くなるほど、それに慣れて、結婚する意欲が下がるというのもあるだろうし。男性の場合は、20歳くらいをピークに性欲も下がっていくので、性欲を根拠にした結婚願望も当然下がっていく。女性の場合も、出産適齢期の問題もあって、年齢を重ねるごとに、自分の商品価値が低下しやすい。また当然ながら、年齢が増すごとに、自分もお相手も売れ残りばかりになっていくので、そうなると【これ以上ハードルを下げるくらいなら、独身生活の方がマシ】というラインにも、引っかかりやすくもなっていく。」

逆沢「【一定の経済力を備えてから結婚】みたいな理性的な事を考えてたら、婚期を逃しやすい。むしろ性欲と性的魅力が十分な頃に勢いで結婚する方がいいってか? それなりに結婚願望があるのなら?」

愛原「上のテーマ名で【結婚しない理由】としたが、実際には【結婚する理由】にスポットを当てた方がいいかも知れないな。貴方はなぜ、そもそも結婚したいと思ったのですか? みたいな。」

鼎「これ、結婚願望に乏しい人からすると、いたって素直な疑問らしいよね。特に一人暮らしが苦にならない人からすると。」

愛原「一人暮らしが気にならないというか、他人との共同生活なんてしたくないという人も、一定数いるからな。」

逆沢「あー、分かる。自分一人だったら、適当にぐうたらできるのに。他人が横にいると、変に気ぃ、使ったりしちゃうんだわ。」

愛原「つまり結婚したい人は、相手に気を使ってでも、それ以上に結婚したい理由があるって事になるわな。」

鼎「結婚したい理由をシンプルに突き詰めれば、やっぱり一緒にいたいほど、お相手の事が好きというパターンが一番になるのかな?」

愛原「恋愛結婚なら、まぁその理由が一番シンプルかもな。前回触れた、相互扶助義務と貞操義務も、好きな相手だからこそ、その契約を結ぶ意味があるだろうし。」

逆沢「誰だって、好きな相手を他人に奪われたくはない。自分だけが独占したい。そういう気持ちは普通にあるだろうし。なら貞操義務が標準装備になるのは分かるわ。好きな相手を守りたいとか、好きな相手と支え合いたいという気持ちも、相互扶助義務とぴったりリンクするだろうしね。」

愛原「結婚契約は、歴史的には同盟的な意味合いもあるし。貞操義務には子孫繁栄という動物的な理由もあるのだが、現代的価値観でもそのまま通用するという感じだな。」

逆沢「ていうか、配偶者を寝取られても構わないとか、浮気も別に構わないというなら、初めから結婚自体しなきゃいいという話にもなるからね~。世の中には浮気・不倫は当事者の問題という事で、やたら寛容な人もいるけど、だったら初めから結婚自体すんな、というか。紛らわしいから。」

鼎「そういう意味では、事実婚とか内縁関係みたいな、よく分からない関係は、私としてはすごく困るかな? 単なる愛人契約とか同棲との線引きもしにくいし。不貞に相当するかどうかも、第三者からすると、すごく分かりにくくなるから。」

愛原「婚姻契約は、決して当事者だけのものではないからな。婚姻契約を結ぶことで、この夫婦に性的アプローチをしてはならないという旨を世間に告知する目的もあるわけだから。そういう意味で単なる同棲か、事実婚や内縁なのか、分かりにくい状態がまずいという意見は同感。ただ婚姻契約が正式に締結済みなのに、【私は不倫OKです】という事になったら、なんの為の告知か、全く意味がなくなって、そっちの方も同様に困る。というか独身相手なら、当然、その人は誰の専有物になってもいない訳だから、誰が誰に性的アプローチをかけても構わないが(但し既にアプローチをはっきり拒絶されているにも関わらず、再アプローチが酷すぎるとストーカー案件になるので御法度だが)、既婚者でも人によってはOKですという事になったら、OKな人とNGな人が混在するようになって、判別不能になってしまうからな。それじゃ何のための結婚か、分からない。」

鼎「つまり結婚してるけど、私は不倫OKですという人が幅を利かせると、不倫NGという夫婦を危険にさらすようになるって事かな?」

逆沢「ハニートラップの温床にもなりそうだしね~。不倫OKと聞いてたのに、後で【俺の女に手を出すな】と恫喝するヤクザみたいな人に恫喝されて、結局慰謝料取られました、みたいな。」

愛原「婚姻関係にない相手から恫喝されたなら、毅然と対応すれば逆に相手を脅迫罪で訴えられなくもないが、不倫だったら当然そうなるリスクもあるわな。まぁ相手が既婚と知らなかったならともかく、そうでなければただの自業自得だが。不倫に寛容な人は、シタ夫・シタ妻の自由恋愛の権利や性的欲求発散の正当性ばかり主張したがるが、サレ夫・サレ妻や、その子供たちの存在を無視してる時点で、人を思いやる心が欠如しているというか、反社会的と言わざるを得ない。」

鼎「残念ながら、不倫も文化とか、当事者間の問題と切り捨てて、それを容認したり、社会問題にしたがらない人も出るけど、そういうのは困るよね。」

愛原「民事を当事者間の問題と割り切って不干渉を美徳とする人もたまに見かけるが、なぜ社会として不法行為と認定しているかは、必ず理由がある。商品を納入したのに対価が支払われないとか、貸したお金を返してもらえないとか、自分の敷地に勝手に車を止められたとなれば、それは当然民事訴訟の対象だが、同時に社会としても非難されて当然の行為だからな。みんなが当事者同士の問題だから第三者が介入すべきでないと割り切って、お金の踏み倒しや迷惑行為に無関心になり始めたら、社会が崩壊しかねないから。」

逆沢「つまり、ひろゆきが損害賠償請求を踏み倒したのを、当事者同士の問題と切り捨てて、【悔しかったら被害者はひろゆきが支払う気分になるまで、何度でも裁判をやり直せ。第三者はひろゆきを非難すべきでない。ひろゆきを非難していいのは、損害賠償を踏み倒された人だけだ。】ってなったら、被害者はピーチクパーチク、ひろゆきに負け惜しみのコメントをする以外の救済を全くされず。何の抑止力にもならないから、似たような被害者もさらに増えかねない。社会としてもそんな被害者泣き寝入り、加害者逃げ切り社会を容認する事になりかねないから、第三者もある程度は関心を持って当然という感じか?」

愛原「交通ルールでも、前の車が無闇に急ブレーキを踏むような無茶な運転をしないという信頼関係で成り立ってるところがあるように。契約も、守られるという大前提があってこそ、社会が円滑に動くからな。契約は破られて当然とか。交通マナーも逸脱されて当然となったら、危なくて社会自体が成り立たん。だからふざけた理由で社会の約束事を破る奴に対しては、当事者間の問題で切り捨てず、社会として反応する事が大事だと、俺は考える。」

逆沢「つまり【ウチの嫁は旦那の不倫を認めてるから】と言う人もいるけど、それだったら婚姻状態を解消して、恋人関係以下に戻ってからやれって感じか?」

愛原「離婚したくてもできない事情次第では一考の余地はあるが、原則論として配偶者以外と恋愛したいなら、離婚が先。でないと最悪、誰の子か分からない子供を妊娠したり、とんでもない事が起こりかねないからな。ていうか結婚というのは【コイツは私のモノだから、他人は絶対に手を出すなよ】という独占的所有権のアピールが根底にあるんだから、そこは破ったら駄目だ。」

鼎「つまり他のライバルに絶対に奪われたくない程に好きな人がいるなら、できるだけ早く結婚した方がいいって感じかな? 邪魔な虫が寄ってこなくなるように。」

愛原「それが結婚の一番のメリットかもな。よって離婚するという事は、【もうこの女(男)はリリースしたから、お前らの好きにすればいいよ】という状態に戻す事にもなる。リリース済みだから、扶助する義務もないしな。」

鼎「結婚制度は元々は同盟関係(相互扶助契約の締結)をメインにしたものだったけど、恋愛結婚がスタンダードな現代では、むしろ貞操義務の方が意義が大きくなってるかも知れないって事かな?」

逆沢「とすると不倫に寛容な文化は、結婚制度自体を危険にさらすって感じか? 貞操義務を無効化するなら、もはや結婚制度自体に意味がなくなりかねないから。」

愛原「もちろん結婚は、恋愛感情だけでやるものでもないけどな。というか、今でも、それなりに打算で結婚したがる人というのはいるし。」

逆沢「【年収〇〇〇万以下はお断り】みたいな人は、いかにも打算で動いてそうね。」

愛原「まぁ結婚には、相互扶助義務もつきまとうから、自分が一方的に扶助するだけの関係になるのは御免という発想自体は、分からなくもないけどな。特に女性の家事負担が多くなりがちな空気が蔓延してる限りは、女性側としては男性側に求めるラインがそれなりに高くなってもやむを得ない部分もあるだろう。家庭に入れる額は同じなのに、家事負担は妻側が一方的に重いとなったら、トータルの相互扶助割合が、全く釣り合わなくなるから。」

逆沢「【男性が稼いで、女性が家事を担う】という古い慣習が幅を利かせている以上は、男性側に重い生活費負担義務、女性側に重い家事負担義務が課せられる事による結婚回避現象が生じてもやむを得ないって感じか?」

鼎「打算と言えるかどうかは分からないけど、【身長〇〇センチ以下はお断り】とか【ハゲはお断り】みたいな女性も、最近は増えてるらしいよね。」

愛原「一部の男性陣からすると、そういう主張をする女性陣をグーで殴りたい案件だろうけど、好きになれない相手と恋愛結婚してもつまんないし。女性側にとってそれが譲れないハードルというなら、致し方ない事なのかもしれないな。そういうルッキズムは、あまり好きではないのではないのだが。」

逆沢「デブは頑張れば痩せられるし。女性の容姿も今は化粧でかなり補えるから、それらは本人の怠惰な性格のせいと、性格の問題にすりかえられなくもないけど、身長や毛髪という本人の努力でどうにもならない部分で人を切り捨てる奴らは、極めて残酷といわれても仕方ないかもね。」

鼎「年齢とか、収入とか、健康状態とか、宗教観とか、子供の有無とかは、相互扶助義務の履行に大きく関わる項目だから、それなりに吟味・重視されるのは分かるけど、ルッキズムは完全に個人の好みの問題だから難しいよね。外見で人を判断する愚は分かるけど、好きになれない人との恋愛結婚に意味があるか?と問われたら、そこは否定できないし。」

愛原「まぁ、そこまで愛情や性的魅力を感じない相手であっても、見栄で結婚する人も、いるにはいるからな。世間体を気にしてとか、トロフィーワイフみたいな考え方もあるように。まぁ結婚は、幸せになる為にやるものだから、動機が見栄であれ打算であれ、それで互いに幸せを感じるのなら、別に何の問題もないんだろうけど。」

鼎「そういう意味では、昭和までの時代は、見栄と打算が結婚関係の成立に大きく寄与してたっぽいよね。世間体もそうだけど、男性は女性に家事負担を強く求め、女性は男性に経済力を強く求める事で、お互いにメリットを享受できていたというか。だから見合い結婚も、多く成立していたのだろうし。」

愛原「現代は、一人暮らしが格段に楽になった事もあって、結婚しなければならない理由が大きく薄れたからな。打算で結婚といったところで、世の中には釣り合いというものがあるから、玉の輿婚みたいなものを打算で狙っても、そう簡単でないのも明らかだしな。」

鼎「どうしてもこの異性を独占したいとか、絶対に子供が欲しいとか。打算ではなく、愛情や感情が動機でないと、今は結婚に至りにくなった感もあるよね。」

逆沢「しかも今の日本は、子供が欲しいと思っても、養育費がかかりすぎるから、それで子作りを諦めざるを得ないなんて人も増えてるからね~。結婚したいと思う動機の半分と、結婚制度がもたらす社会のメリットの半分が、大きく揺らいでいる状態というか。」

愛原「学歴社会が災いしてるわな。日本以上に学歴競争が厳しい韓国なんかだと、日本に輪をかけて少子化問題に直面しているし。中国でもその傾向が見られる。低学歴を忌避する風潮が強すぎるが故に、子供の教育にカネをかけざるを得ず、そうすると三人の子供をほどほどに育てるよりも、一人の子供に集中投資する流れにどうしても偏らざるを得なくなるからな。そりゃ少子化も加速するというか。」

逆沢「そんなに高学歴ばかり、世の中に必要ないと私は思うけどね~。」

鼎「【Cities Skylines】シリーズのような街づくりゲームだと、色んな学歴の者がバランスよくいるのが最善な状態になってるよね。高学歴ばかりの市民で固めても、高学歴が必要な仕事の割合は限られているから、結局、供給不足になってる低学歴向きの仕事に、あぶれた高学歴の人を配置するしかなくなるというか。」

愛原「兵士不足の軍が機能するはずがないからな。将軍や参謀なんて、一握りの人間だけが務めれば事足りるのだから。だが将軍と兵士の経済格差がありすぎると、必要以上に将軍志望者が増えすぎて、逆に兵士が絶対的に不足してしまう。高学歴エリートを育成するには、それなりにコストもかかるのに、はっきりいって無駄の極みだ。」

逆沢「ただ学歴差別が横行してるから、社会としての需給を無視してでも、みんな高学歴を目指さざるを得ないのよね。やってる仕事内容は同じでも、大卒と高卒で給与格差が出たり。正社員と派遣労働者でも給与格差が出たりする世の中だから。」

鼎「自分の子供が学歴差別や収入格差で苦労して欲しくないと考えるのは親の心理としてよく分かるし。でも、それが理由で子供を作らないとか、できるだけ産まないという決断を強いられるとしたら、すごく悲しいよね。」

愛原「行政は、高校無償化とか、誰でも大学に進学しやすい世の中を目指すみたいなアピールをしがちだが、ピントがずれまくってるわな。社会が目指すのは、総高学歴社会じゃない。高いカネだして高い教養を身に付けさせたところで、誰かは低学歴向きの仕事をせざるを得ないし、供給不足なのもそちらの方だ。特に運送・建築関係は相当ひどいことになりつつある。そうではなく、目指すのは学歴によって格差が生じない社会。真面目に働いていれば、安心して子育てできる程度には、誰でも生活と収入が保障される社会の方だ。」

鼎「パワーカップルだけが何人も子供を作って、そいつらが子供を将軍や参謀向きに育てようと、兵士の成り手が不足したら、戦はできないようなものだよね。」

逆沢「けど竹中平蔵とか、あの手の人は、競争原理を振りかざして、競争に負けた者は落ちこぼれても当然という姿勢を隠さないけどね。」

愛原「競争したら勝者と敗者が出るのは当然。だがだからといって、敗者になりたい人なんてまずいない。まして敗者がひどい目に遭う世の中なら、負ける勝負をするくらいなら、そんな戦いは避けないと駄目だ。負ける戦争を自分から仕掛けるのはアホのする事だからな。ただ、残念ながら、【コイツと勝負したら負けるだろうな】と思う事は、世の中にたくさんある。そこで負けそうな人がみんな戦わないという選択肢を選んだら、どうなるか? よく考えて欲しい。」

逆沢「格ゲーの世界でも、弱い人の肩身が狭くなるような世界を作ると、やがてプレイヤー人口がどんどん減ってしまうというのはあるけど、それと同じことが、今の少子化社会にも見られるってか。自分の子供が敗者側になりそうなのが分かり切ってるなら、とてもそんな残酷な社会で子供を産み育てる気にはなれない、みたいな。」

愛原「敗者になっても、それなりの幸せが担保できる世の中ならいいが、敗者が背負うのは絶望だけみたいな世の中では、そりゃ相応の勝算がないと勝負はできないからな。」

鼎「弱者同士で結婚や出産をしても不幸になるだけみたいな世の中だと、彼らは後継者を残そうとも思わなくなって当然だよね。」

逆沢「そしてパワーカップルだけが子孫を残せるけど、実際にはその頃、本来兵士になるはずの層が全く足りなくなってるはずだから、パワーカップルの子孫の大部分が、実際には兵士にならざるを得なくなったりするわけね。今でも高学歴な人の何割かが、より下層の学歴相応の仕事に従事せざるを得なくなってるように。」

愛原「社会的弱者や怠け者でも、反社会的でない限りは、一定の幸福感を保障されるような方向に、軌道修正しないと駄目だろうな。弱者や怠け者は落ちぶれても当然というなら、いずれ彼らの絶対数は必ず減っていく。そして働きアリの法則ではないが、かつて上層にいた者の何割かが下層に落ちて、彼らが役割を代行せざるを得なくなっていく。」

鼎「そうすると今の行政の政策が、いかに的外れか分かるよね。みんなを高学歴化しても、高いレベルでの激しい競争を促しても、少子化対策とか、そういう意味では、むしろ逆効果というか。初心者プレイヤーがついていけないような、高度な操作を要求する方向ばかり進化してしまった、かつての格ゲー界と同じ道を行政自体が推進しまくってる状態というか。」

逆沢「竹中平蔵、本当に疫病神みたいな奴だな。まぁそれを支持する自民や維新の支持者もだけど。」

愛原「竹中の責任がないとは言わんが、国民の意識改革も遅れてるからな。未だに男性に収入、女性に家事を依存する古い思想もそうだし。これではそりゃ成婚率も下がる一方だろう。」

逆沢「冒頭で、政治の世界もテレビの世界も、みんな変わる気がないみたいな話をしてたけど、諸悪の根源は、変わりたがらない国民そのものってか?」

鼎「動物の世界では、変化に対応できた種だけが生き残るとも言われてるけど、その意味では、変わりたがらない国民性の国は落ちぶれても仕方ないって事になるのかな?」

愛原「もっとも、人の意識は変わる事を拒んでも、世の中は勝手に変わっていくけどな。男女の経済格差もそうだし。高学歴化もそうだし。あと、一人暮らしが便利になったのはあるが、タイパという言葉がはやる程度には、若者の時間的余裕が無くなった要素も大きいかも知れないな。」

逆沢「ああ、タイパ。コスト・パフォーマンスならぬタイム・パフォーマンスの略か? 映画なんかを倍速視聴したり。著作権無視のファスト動画とかも人気らしいわね~。そんなに急いで視聴しなくてもいいと思うのに。」

愛原「趣味で映画を楽しむというよりは、皆と話を合わせる為に映画の中身をざっくりと知っておかないとまずいみたいな思想が根底にあるのかも知れないが、娯楽を楽しむという視点ではガッカリ感はある。そしてそのタイパの余波を受けてか、若者の恋愛離れも進行中らしいしな。」

逆沢「恋愛離れって。恋愛結婚が主流の世の中なのに、恋愛自体しなくなったら、結婚する人がますます減っちゃうじゃん。」

愛原「けど、悲しいかな。タイパかコスパかよく分からんが、とにかく苦労に見合わないという事なのか、恋愛に執着しない若者の割合も昔よりかなり増えてるらしいからな。」

逆沢「昔の若者より、高望みするようになったのか? 傷つくのが怖いのか? 性欲自体が低いのか? あるいはタイパ文化がはやる程度には、本当に恋愛する暇がないほどに、多忙なのかも知れないけどね~。」

愛原「恋愛は、結構無駄な過程が多いからな。労力を払っても結局上手くいかない事も多いし。上手くいってそうな状況でも、気苦労や駆け引きに振り回されたり、スケジュールや予算を調整したり、面倒くさいことがないといえば大嘘になる。正直、無駄や気苦労を楽しむくらいの余裕がないと、色々しんどくなりがちなのも、分からんでもないしな。」

鼎「そう考えると、忙しすぎる世の中というのも、あまり良くなさそうだよね。」

逆沢「日本が極端にデモが少ないのは、大衆が忙しすぎて、デモを起こす余裕すらないからとも言われてるからね~。もっとも日本人が働き者というよりは、やってる感で時間を空費してるからに過ぎない気も、最近すごくするようになったけど。」

愛原「映画の倍速視聴とかも、典型的なやってる感だもんな。映画を見て内容も知っているという状況を、何とか外面だけ整えました的な。コアな映画ファンからしたら、内容を分かってるふりだけをして、実は細かい伏線とか仕掛けとか、何もわかってないのが丸分かりレベルの。」

鼎「昭和の時代には、暇つぶしのフォークソングとか、ギターとか、車遊びとか、みんな集まって麻雀とか、飲み屋をハシゴとか、色んな遊びがあって、もちろんそんな中に女遊びというか、恋愛みたいなのもあったらしいけど、今の人は暇をどうやって潰すか? 考える暇がないほどに、忙しそうな人も多そうだよね。」

逆沢「それが恋愛離れにもつながってるとしたら、こちらも何らかの対策が必要になるかもね。女性がキャリアの為に結婚を諦めるとかのレベルじゃなくて、男女ともに忙しくて恋愛してる暇がないとか、シャレにもならないし。そんな事になったら、それこそ多少なりとも異性の扱いに慣れてる人による、反社会的な社内不倫みたいなのばかりになりかねないし。」

鼎「こうしてみると、結婚離れの要因は、いっぱいありすぎて、とても簡単にまとめられそうじゃないよね。せっかく結婚しても離婚に至るカップルの割合も、無視できない程に増えてるし。結婚はデメリットだらけとまでは言わなくても、結婚に至るまでの労力にしても、それを維持する労力にしても、昔より相当しんどくなってそうというか。」

愛原「とても一回のテーマでまとめきれる内容では無かったな。風呂敷が大きすぎた点に関しては、ちょっとだけ反省している。ただ問題意識だけは持っておかないと、世の中の変化に意識の変化が追い付かず、ますますひどい事になりそうだから。そういう意味では、有意義なテーマだったかなとは思いたい。」

鼎「恋愛も結婚も、有意義なものにできれば人生の華と張りになるものだけに、それが成就しやすい世の中であって欲しいよね。」

愛原「漫画の世界の、やたら人懐っこい幼なじみキャラや、屋上に自由に出入りできる学校並に、幸福な恋愛や結婚がどこにでもあるように見えて、実はレアなファンタジー世界特有の設定上のものになったら困るからな。」























過去のたわごと 
2024年      1月28日 結婚という契約(相互扶助義務と貞操義務)
  1月14日 警察が動きたがらない理由 12月31日 初級者なりの対戦の楽しみ方 
2023年  12月17日 サイト刷新とトップページ変更のお知らせ 12月3日 報道資本主義とブラックジャーナリスト
11月19日 覆滅作戦 11月5日 強者のズルと弱者のズル
10月22日 自称中立(中立という名の傍観) 10月8日 変わらないテレビ局の体質
9月24日 被害者救済の視点と非親告罪について 9月10日 テレビ局の腐敗とテレビ離れ
8月27日 枕営業 8月13日 真相を追及する力
7月30日 昔の罪、昔の不祥事 7月16日 LGBT
7月2日 溺愛もの 6月18日 復讐系と自力救済
6月4日 親の能力や役割を継承する子供たち 5月21日 夢(寝てる時に見る方の)
5月7日 お布施とご利益 4月23日 地方の都市計画
4月9日 いろんな刑罰 3月26日 一度引退した者を現役復帰させるには?
3月12日 格ゲープレイヤーが求めるもの 2月26日 一強・談合体制
2月12日 Street Fighter Vの初心者 1月29日 スポーツとしての格闘ゲーム
1月15日 Street Fighter Vをプレイしてみた 1月1日 使いこなせない強大なパワー
2022年 12月18日 俺ならもっと面白いゲームを作るのにという妄想 12月4日 カルトと熱狂
11月20日 誰から税を取り立てるか? 11月6日 大量殺人 
10月23日 本人証明について 10月9日 誰のための正義
9月25日 解決師 9月11日 理屈が通用しない相手 
8月28日 政治家と密接に関わる一般市民について 8月14日 悪の宗教団体 
7月31日 チート能力者に対する反応 7月17日 要人
7月3日 戦略的準備VS戦術的対処 6月19日 正義VS秩序
6月5日 パワー・スピード、そしてスタミナ 5月22日 キャラの身長の設定
5月8日 自由の保障 4月24日 去っていく仲間
4月10日 戦争ゲームの指導者の目線 3月27日 悪に屈する時
3月13日 歴史ゲームにおける歴史の再現性について  2月27日 歴史学の価値について
2月13日 趣味に飽きる時、熱狂できる時 1月30日 私刑
1月16日 やってる感 1月2日 捜査・諜報に必要なもの
2021年 12月19日 壊された人 12月5日 リソース運用型ゲーム
11月21日 後継者争い 11月7日 戦力分析と番狂わせ
10月24日 選挙放談2021 10月10日 文明崩壊後のサバイバル
9月26日 中立な報道 9月12日 隔離空間でのアドベンチャー
8月29日 侵略者が撤退した後 8月15日 正義なき力を生み出す者
8月1日 問題点(悪)の所在 7月18日 責任の所在
7月4日 教育政策 6月20日 職の貴賤
6月6日 外患(外敵)よりも恐ろしい内患(味方の腐敗) 5月23日 スローライフと幸福論
5月9日 社会に貢献する凡人たち 4月25日 情報戦の制し方
4月11日 予備戦力 3月28日 不正の告発と隠蔽
3月14日 職人(ドワーフ)  2月28日 地位に見合う責任と報酬の話
2月14日 娯楽産業  1月31日 名君・名宰相
1月17日 選別(トリアージ) 1月3日 大きく育ちすぎた作品
 2020年 12月20日 つまらないラスボス戦 12月6日 予知の活用方法
11月22日 信じたい事しか信じない人たち  11月8日 老化の始まり(能力のピーク)
10月25日 敵の成長率 10月11日 属人性
9月27日 信用(信用創造) 9月13日 犯罪都市
8月30日 同行するヒロイン、同行しないヒロイン 8月16日 まとめ役としてのリーダー
8月2日 なろう系主人公とやれやれ系主人公 7月19日 安楽死
7月5日 イデオロギーの矛盾や対立を超えて幸福を実現する方法 6月21日 アピールする人、出る杭を打つ人
6月7日 間違いを改める方法  5月24日 コロナよりも、ゾンビよりも、米軍よりも恐ろしい集団の空気
5月10日 部隊長の決断 4月26日 集団ヒステリーと同調圧力 
4月12日 札束を無限に刷り続けるとどうなるか? 3月29日 借金取りの恐怖
3月15日 禅譲 3月1日 秩序志向のプレイヤーと混沌志向のプレイヤー
2月16日 (こまめな)人事異動(のススメ) 2月2日 忠誠度という名のゲームパラメータ
1月19日 恨み 1月5日 鞍替え
 2019年 12月22日 景気 12月8日 承認欲求に囚われないために
11月24日 黒幕としてのスポンサー 11月10日 プロスペクト理論とモブの生き残り戦略
10月27日 追い込まれた悪人キャラのダメージ・コントロール戦略 10月13日  いじめっ子キャラの特徴
9月29日 命令に背くNPC 9月15日 平等・公平を維持するためのコスト
9月1日 能力値とスキル 8月18日 地位を与えられた者(中間管理職)
8月4日 パニックホラーもののリーダー 7月21日 パニックホラーものの主人公
7月7日 許される人と許されない人 6月23日 愚民政策
6月9日 壊された人への対応 5月26日 新時代の脅威
5月12日 (攻撃の)大義名分 4月28日 前回の反省とキャスティングの話
4月14日 汚染された情報の拡散 3月31日 理想の選挙制度
3月17日 黙示 3月3日 あの世の世界
2月17日 うまくいかなかった革命後をどうするか? 2月3日 策略としての挑発
1月19日 腐敗した司法(正義の裁きの担い手)  1月5日 強きを挫き弱きを助くVS弱きを挫き強きを助く
 2018年 12月23日 悪の根源≒マウントしたいという欲望 12月9日 Steamのゲーム
11月25日 成り上がったダメ人間 11月11日 自分を強化する技VS敵を弱体化する技
10月28日 限界への挑戦 10月14日 「弱者=守られるべき善人」でない場合
9月30日 脅しによる支配 9月17日 信用できない情報だらけの社会の場合
9月2日 太鼓持ち 8月19日 連続攻撃
8月5日 信用スコアに支配された社会 7月22日 内通者
7月8日 人件費コスト管理ゲーム 6月24日 忠義者キャラ
6月10日 欠陥つき有能キャラの処遇 5月27日 邪悪な独裁者に支配された組織のメンバーの挙動
5月13日 邪悪な独裁者が健全な組織を乗っ取る方法 4月29日 論破
4月15日 正義の味方という名の制裁者 4月1日 平気で嘘をつける人たち 
3月18日 公正世界仮説 3月4日 被害者叩き 
2月18日 政治力 2月4日 統率力 
1月21日 優秀すぎるライバルが現れたとき  1月7日 素性を表す記号としての肩書き
2017年 12月24日 フリゲの雑談  12月10日 賤民階級
11月26日 個性づけとしてのパラメータ 11月12日 宿敵宣言
10月29日 大同団結 10月15日 品質について
10月1日 華麗な策略、汚い策略。その違い 9月17日 平等主義と反平等主義
9月3日 ファン型オタクとマニア型オタクの違い 8月20日 ツイッターの利点と問題点 
8月6日 大抜擢された人材 7月23日 誇りと傲慢
7月9日 傲慢とマウンティング 6月25日 権威を利用するナイトども
6月11日 悪事プレイ(のススメ) 5月28日 異界人(宇宙人)の干渉
5月14日 集団の思考ルーチン 4月30日 人間っぽさ=非効率的な思考ルーチン
4月16日 名声欲 4月2日 無言の圧力と忖度
3月20日 ロスト・ハイ・テクノロジー 3月5日 破壊神の信者
2月19日 一人称形式で見える視野の範囲 2月5日 歴史的人物の当時の評価
1月22日 未来予測 1月8日 人相見(人物鑑定)
2016年 12月25日 商業レビュアー 12月11日 成長戦略の目玉としてのカジノ
11月27日 パニック 11月13日 生存ゲーム的なシチュエーション
10月30日 強敵感 10月16日 感情移入という視点からのキャラクターメイク
10月2日 供給過剰社会 9月18日 血筋
9月4日 統一されるべき尺度 8月21日 暑さと寒さ
8月7日 (優秀な)下っ端 7月24日 超便利社会=超疲弊社会
7月10日 社会的弱者を量産し、彼らを悪の先兵に誘う者  6月26日 少子化社会という舞台
6月12日 有事法制(緊急事態における法のあり方) 5月29日 悪のセレブサロン 
5月15日 成功者が成功後にやりたいと思うこと 5月1日 ゲーム世界とリアル世界の違い
4月18日 過去に戻ってやり直すということ 4月3日 八百長 
3月20日 異邦人(外国人労働者) 3月6日 陣形
2月21日 功績泥棒 2月7日 三国志13をプレイ
1月24日 裏切り者 1月10日 善政家
2015年 12月27日 精神~命よりも大切なもの 12月6日 独立戦争 
11月23日 ジャーナリスト 11月8日 精神力 
10月25日 優しい指導者  10月11日 助けを求める人たち 
9月27日 兵站 9月13日 善玉が起こした悪事や不祥事
8月30日 カイゼン 8月14日 盗作・ゴースト
8月2日 表稼業 7月20日 正論を用いない説得工作
7月5日 ディストピア 6月21日 財政破綻
6月7日 防諜 5月24日 サイコパス
5月10日 戦犯 4月26日 ハト派とタカ派
4月12日 不遇な先駆者 3月29日 プロギャンブラー(バクチで生計を立てる人)
3月15日 世界の管理者という名のラスボス 3月3日 命令コマンド
2月15日 攻略本・攻略サイト 2月1日 お遊びコマンド
1月18日 精神異常状態 1月4日 NPCの選択判断ルーチン
2014年 12月14日 男女キャラクターの比率 11月30日 不安と安心の役割
11月16日 現実主義者の正体 11月3日 アイテムゲット
10月19日 真相にたどり着けない者 10月5日 挫折
9月14日 嫌いだけど素晴らしい人達 9月7日 売れている作品と面白い作品の違い
8月24日 援軍 8月3日 ブラゲとパケゲ
7月20日 根性論と科学的知見に基づいた肉体改造 7月6日 ディスリスペクト(軽蔑・disり)
6月22日 あやかり系主人公 6月8日 中毒
5月25日 箱庭ゲーム 5月11日 ダブルスタンダード
4月20日 偽りの理想郷 4月6日 防御力
3月23日 自分用ゲーム作り 3月9日 育成する指導者、選別する指導者
2月23日 忠誠 2月9日 変化するキャラクター
1月26日 一芸職人VS器用貧乏 1月11日 評判
2013年 12月23日 身分制度 12月8日 陰謀
11月24日 秘密 11月10日 努力が報われるゲーム
10月27日 ゲームの自由度について 10月13日 出来の悪い二代目
9月29日 怒り 9月15日 撤退戦術
8月30日 ヒール(悪役) 8月15日 覆水盆に返らず
7月28日 予知・予測 7月13日 かつてのヒーロー
6月30日 覚醒(新能力発現・急成長) 6月15日 犠牲
6月3日 単独開発 5月19日 ダメ人間
5月5日 悪徳宗教を必要とする人々 4月21日 悪の連帯責任
4月7日 3種類の立場からみた作品批評 3月24日 中立性を装った愚痴・悪口など(仮)
3月10日 人気対戦競技の条件 2月24日 幻想空間
2月10日 お金 1月27日 尊敬できる敵
1月13日 やる気・気合 12月29日 ルール
2012年 12月15日 厨二病 12月2日 売れ筋
11月17日 改心 11月4日 議論
10月21日 優秀な人材の起用・登用方法 10月7日 憎しみにとらわれた人達
9月22日 友情やコネによる人事起用の危うさ 9月8日 権力欲に取り憑かれた人達
8月19日 敗北の受け止め方~捲土重来を期すために 8月5日 作者(表現者)が作品を通じて伝えたい思い
7月29日 人が自ら死(自殺)を決意するとき 7月15日 選択肢を選ぶことによる覚悟(リスク)
7月1日 選択肢があるということ 6月16日 宣伝と人気
6月2日 ホンネとタテマエ 5月19日 コンプガチャに学ぶ確率論とイカサマの話
5月6日 鑑識眼 4月30日 平等と競争
4月14日 公務員ヒーロー 4月1日 SF設定
3月18日 情報収集 3月3日 原発考察
2月19日 プライド 2月5日 お笑い
1月22日 ラスボスの処断方法 1月8日 創造→創作
2011年 12月30日 独裁者 12月9日 二次創作品
11月27日 万人向けからマニア向けの時代へ 11月13日 無敵能力の人たち
10月29日 正式名称 10月15日 利の人、情の人
10月3日 ポジティブ・ネガティブ 9月16日 利権
9月3日 借金 8月21日 何も変わらない事の恐怖
8月5日 発信したいオタクと共感したいオタク 7月25日 戦う地方、媚びる地方
7月17日 充電期間 7月10日 ひとそれのアンケート結果
7月2日 供給過剰気味のゲーム(&娯楽) 6月21日 東日本大震災3
6月5日 上司に反発 5月21日 修正する度量
5月14日 挑戦する勇気 5月1日 調子
4月17日 専門スキル 4月3日 東日本大震災2
3月18日 東日本大震災1 3月5日 ネトウヨと不良キャラの共通点
2月19日 信用ラインと警戒ライン 2月5日 信じられない者ばかりの世界観
1月23日 武器を交えない戦争 1月16日 しゃべらない主人公
1月7日 異世界に飛ばされた凡人 12月25日 後ろ向きな嫉妬心
2010年 12月19日no2 人それのゲーム難易度 12月19日no1 社会人型キャラ
12月11日 新作公開してから一週間 12月5日 新作ゲーム紹介
11月20日 理想と現実 10月29日 新作公開予定
10月18日 派閥 10月1日 仲間
9月19日 キャラクターイメージ 9月6日 理想を持った人間。そうでない人間
8月21日 革命後 8月8日 長編のオチのつけ方
7月24日 勇者は世直しができるか? 7月10日 全力集中プレイと長期戦略プレイ
6月27日 RPGのチームバトル 6月13日 傭兵団
5月29日 相手の思考をよんでみよう 5月14日 扇動する者、される者
5月7日 こっそりアンケート設置お知らせ、ほか 5月3日 地方を主人公の舞台にしてみよう
4月17日 コンピュータは人間を上回れるか? 4月2日 政権交代から6ヶ月が過ぎて
3月22日 フィクション 3月12日 困ったパーティメンバー
2月21日 責任 2月6日 教育
1月23日 トップダウン式製作とボトムアップ式製作 1月10日 ゲーム作成スタッフ
2009年 12月25日 政権交代から3ヶ月が過ぎて 12月12日 血液型
11月29日 編集日記・編集後記 11月14日 AVG(+SLG)制作中
10月31日 シナリオ 10月18日 ゲーム作りで完成までこぎ着けるためには2
10月3日 オリジナル 9月19日 ゲーム作りで完成までこぎ着けるためには
9月6日 実在モデルをどこまで採用できるか 8月24日 素材?
8月14日 今時の報道スタイル 8月8日 ユーザーサポートにメールを送ってみました
7月25日 恋愛シミュレーション2の魅力? 7月11日 人気と実力
6月27日 打ち切り 6月19日 エロゲ規制強化の流れからみるゲーム考
6月6日 貴族階級 5月23日 悪の戦闘員
5月10日 異なるキャラクターの視点でみてみよう 4月24日 強者がますます強くなる・・・
4月11日 ゲームエディタ 3月29日 愛郷心
3月22日 匿名ネット社会 3月6日 暗躍する超能力者たち
2月22日 信者キャラ 2月15日 必殺技
2月1日 アンチヒーロー(悪役型英雄) 1月23日 カタストロフィーを未然に阻止しよう
1月16日 フェアな戦い 1月3日 あれから幾年後
2008年 12月28日 国盗りSLGの景気対策 12月20日 現実世界をゲーム化してみよう
12月5日 内部対立 11月29日 推理もの??
11月22日 悪人とも言い切れない罪人 11月7日 正史
10月31日 萌えない女性キャラ 10月18日 関西弁
10月5日 大阪 9月21日 避けられない強大な敵
9月7日 人気・魅力・カリスマ 8月29日 黒幕
8月23日 運と実力 8月9日 COMの思考ルーチン
8月3日 新シナリオ「HeiseiNippon」公開 7月19日 軍師
7月5日 各国の思惑を構成するもの 6月21日 催眠術
6月7日 和解 5月24日 知恵者
5月16日 千年生きてみよう 5月3日 生き残ることと勝ち残ること
4月18日 冷酷な指導者 4月5日 お金の使い道
3月15日 若さ 3月7日 性能と運用
2月29日 アンケート現況発表(質問2について) 2月22日 広報戦略
2月10日 差別 1月27日 敵のスペック

1月13日 神の加護、神聖魔法 12月30日 フリーゲームのレビュー
2007年 12月16日 国盗りゲームのパターン 12月1日 謎について
11月16日 ゲーム世界での対人設定2(その他視点) 11月3日 ゲーム世界での対人設定1(味方視点)
10月20日 レジスタンス勢力 10月5日 終盤~エンディング
9月21日 世襲について 9月8日 悪役(ヒデブ派5隊長など)
8月24日 確率について 8月10日 セーブ&ロード
7月27日 成長について 7月15日 SRPGにおける白兵部分のゲーム的処理
6月30日 SRPGのマップのシステム 6月17日 徴収と略奪
6月2日 兵科あれこれ 5月19日 理想の君臣関係
5月4日 経済力うんぬん 4月21日 戦略ゲームと戦術ゲーム
4月6日 公開情報と非公開情報 3月24日 個人戦用の武器等
3月9日 兵士の武器 2月25日 ゲーム作りとゲーム遊び
2月11日 少数派(属性持ち)向けゲーム 1月28日 バージョンアップ

1月13日 宮田軍にてこ入れ? 12月30日 フリーゲームの宣伝
2006年 12月15日 投票・アンケート 12月1日 最強の敵
11月18日 動かしやすいキャラと動かしにくいキャラ 11月4日 デバッグ
10月22日 現代・近未来ものについて 10月6日 趣味の社会人クリエイター
9月15日 新作?の状況について 9月8日 BGMについて
8月27日 登場人物の口語表現 8月12日 女性キャラ
7月28日 主人公選択式ゲーム 7月16日 マイサイトについて
7月2日 死について 6月17日 風刺について
6月2日 シナリオタイプあれこれ 5月19日 ゲーム作りの進め方について
5月5日 ゲーム作りを始める時について 4月21日 高能力キャラの表現方法
4月8日 悪い敵 3月31日 名前について
3月18日 伝え方と伝わり方 3月12日 キャラクターのプロフィールについて
3月5日 アマとプロによる基本プロット考 2月25日 自作CGについて
2月19日 著作権について 2月12日 バックグラウンドの設定について
2月5日 SRPG95の次回作に対する期待 1月29日 分岐と自由度について
1月22日 難易度について 1月15日 勢力別能力値考察
1月8日 主人公について 1月1日 ユニットの能力値をどういじるかについて
 2005年    12月30日 12月23日 12月16日 12月9日 12月2日 11月25日 11月18日 11月11日 11月5日 10月31日
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