愛原様のたわごと(24年11月3日)





愛原「国王が愚かだと国を危うくする、というのは当たり前の話だわな?」

逆沢「ん? 突然、何が言いたいんだ?」

愛原「経営者が愚かだと会社を危うくする、というのも当たり前の話だわな?」

逆沢「前振りは、何度もいらんねん。さっさと本題に入れや。」

愛原「ならば大衆が愚かだと、世の中が危うくなっても全然おかしくないのではないか?」

逆沢「おーん? 世の中に絶望した悪玉キャラみたいなセリフだな?」

鼎「ネットでも、自分の思い通りの世論にならずにイライラしてる人が、自分を正当化するためによく使いたがる表現でもあるよね。」

逆沢「【自分の思想が受け入れられないのは、大衆が愚かだからだ】という論理ね。悪いのは自分以外の人間の方で、あくまで自分は悪くない。世の中が間違っているのであって、自分自身は正しいと。」

愛原「大衆をおとしめて、自分を正当化してもつまらないというのは、まぁ、一理あるわな。しかし【お客様は神様です】と持ち上げすぎると、増長した客がカスハラをやり出しても不思議はないように、大衆の意見、国民の総意を盲目的に是とするのもやばいと感じる事もある。ていうか、日本に限っていえば、一度、それで滅亡の淵に立たされた事もあるからな。」

逆沢「ああ、大日本帝国がやらかした太平洋戦争ね。」

愛原「その表現も、多少違和感があるな。大日本帝国の政治家や軍人どもが悪い。当時のマスメディアが悪いと、責任転嫁するのはたやすいが、別に嫌がってる国民を、当時の政府やマスコミが無理やり戦争にいざなった訳でもないからな。」

逆沢「マスコミに洗脳されたとか言って、国民の責任を少しでも軽減したい人も多そうな気はするけどね。」

愛原「国王や社長が何者かに洗脳されたせいで国や会社が危うくなっても、【国王や社長は悪くない。悪いのは洗脳した奴だ】とはならないだろ? 何を信じ、何を信じないかも、最終的には本人の責任というか。」

鼎「世の中には【信じたい事しか信じない】人も多いけど、そういう人は、重要な選択を迫られるような地位にはあまり置きたくないよね。」

逆沢「人を信じやすい人は【人が良い】と言われるけど、実際はそういう人ほど、人の諫言に耳を貸さない事も多いからね~。それは、誰かの言い分を信じたがる代わりに、それと真逆の言い分を全く信じない訳だから、別に人が良い訳ではなく、単に【信じたい事しか信じない】タイプなだけの気もするわ。」

愛原「色んな人の意見を聞きすぎて、優柔不断になるくらいなら、まだ聞く耳だけはあると解釈できるかも知れないけど、声の大きな方ばかり聞きたがるとか、一方の意見ばかり聞きたがるというなら、それは単に意思が弱いか、先入観に支配されている場合の方が多いだろうからな。いずれにしろ、最終的に決断したのは自分自身のくせに、あいつの勢いに押し切られたとか、洗脳されたと言うのは、責任転嫁にもほどがある。」

鼎「決断する立場の人は、その決断に責任を持たないと駄目だよね。」

愛原「もちろん責任ある立場の者に助言する立場の者も、無責とはいかないけどな。結果的に誤まった方法を進言したならば、そいつは助言者としては無能だったという事で左遷されても仕方ない。特に助言する際に、嘘の情報を混ぜたならば、重罪に処されても仕方ない。」

逆沢「デマを流した奴に対する罪を、もっと厳しくしないと駄目だと思うわ。自分の思惑を通すためなら、嘘で相手を騙しても構わないと思うような奴がいると、責任者が正しい判断をしようとしても、それすらままならなくなってしまうから。」

鼎「けどトランプ大統領がどれだけフェイクニュースを流しても、お咎めもないのが現状だし。日本に限らず、流言飛語に対する抑止力が不足している気もするよね。おかけで嘘の付き得。騙しても票さえ取れればそれでいい的な無責任な政治家も後を絶たないというか。」

愛原「騙す奴が一番悪いのはもちろんだが、それを取り締まる仕組みが全く足りない以上、判断する側により慎重さが求められるのは、現状やむを得ないだろうな。詐欺師に騙されたからと言って、それで国や会社を傾けても免責される理由にはならないからな。」

鼎「大きな組織を運営する人の決断って、すごく重いよね。騙されたとか、洗脳されたとか、判断を誤ったとか、そんな言い訳は許されず、結果責任を常に問われるというか。」

逆沢「でも、だからといって絶対に失敗を認めない、責任を取ろうとしない奴がリーダーを務めるのは、もっと最悪だけどね。」

愛原「それは同感だが、今回のテーマは、愚かなトップのせいで巻き添えを食らう人達の目線ではなく、あくまで愚かな責任者自身の立場になって考えて欲しい。つまり極論を言えば、下っ端をすりつぶす事で自らの繁栄を築けるというのなら、それもアリという目線だな。」

逆沢「極悪人の目線で語れってか? あまり思考実験すら、したくないテーマだな。」

鼎「けど現実問題として、あまりに不出来な責任者は、何をどれだけ犠牲に捧げようが、誰かに責任をなすりつけようが、衰退を招く結果しか出せないと思うよ。たとえば暴君が税率を最大にして民の富を根こそぎ奪おうとしたところで、暴君自体は部下に責任をなすりつけたりして当面安泰なままでも、住民が国外脱出したり餓死したりして国力の低下を招くのは避けられないだろうし。そうなると反乱が起きて討たれるか、隣国の介入を受けて攻め滅ぼされるか? どうやってもバッドエンディングにしかならないというか。」

逆沢「企業でも同じね。トップが経営に無関心で、会社のお金を酒池肉林のプライベートに使うような事しか考えなければ、まともな従業員から去っていくだろうし。残った従業員もどんどん腐敗して不正も横行するだろうし。そうなると衰亡は避けられないというか。」

愛原「悪党なりに、国家や企業の経営に真面目に向き合うことができれば、話も違ってくるんだろうけどな。」

逆沢「亡くなったジャニー喜多川氏みたいな感じか? クソみたいな性犯罪者だったみたいだけど、会社の経営に関しては本気というか、経営手腕自体は極めて敏腕だったから、少なくとも生前は上手くやってこれたというか。」

鼎「つまり経営者としての出来は、悪党かどうかではなく、経営にどれだけ関心と適性があるか? 次第みたいな感じかな?」

逆沢「あー、なるほど。そういや歴史上の人物をみても、国を亡ぼすような王様は、大体、国の経営に無関心で、遊びほうけているような奴が大半な気がするわ。」

鼎「自分の意に沿わない部下は、どれだけ有能であっても容赦なく粛清するような人も、大体組織を滅ぼすよね。経営よりも、自分の好き嫌いやプライドの維持の方が大事なタイプというか。」

逆沢「ただプライドというのは、厄介だからね~。たとえば戦国ものでは、お家を存続させる為に宿敵に土下座をするような武将よりは、降伏するくらいなら全員討ち死にを選ぶような武将の方が、賞賛されやすい空気もあるし。死んでもアイツには絶対に頭を下げないとか。絶対に自分の間違いだけは認めないとか。経営者目線では、柔軟に軌道修正さえ図れば存続させられるはずの組織を、刹那的な名誉欲のために台無しにしてしまった愚か者という感じだけど・・・。」

愛原「経営者であるにも関わらず、経営するよりも大事なものがあると考えてしまうような経営者は、常に危ういという事かも知れないな。それが酒池肉林のような下品な欲であれ、名誉欲のような承認欲求であれ、単なる保身であれ。」

逆沢「お家滅亡を招いたような愚かな君主と、ジャニー喜多川氏の差は、経営に対する執着や才の差でもあるって感じか? 後者は悪党ではあったけど、少なくとも経営に無関心なはずはなく、むしろ誰よりも積極的で、かつ経営者としては極めて有能だっただろうから。」

愛原「もっとも自分が亡くなった後で、その悪行のツケを後継者が払わされる結果にはなったけどな。」

逆沢「亡き安倍元総理と同じと言ったら言いすぎか? 自分が生きている内は、バレたらヤバい所業も隠し通す事ができたけど、そのツケは結局、死後に後継者が払わされることになったという意味では。」

愛原「後継者は、先代が残した負の遺産の引き継ぎも求められるという意味で、より経営難易度も上がるからな。」

鼎「【世の中は綺麗ごとだけで回らない】なんて事を言う人もいるけど、綺麗とは程遠い事をやってしまったら、それ自体はやっぱり負の遺産にしかならないよね。」

愛原「悪事にも二種類があって、上手くやれば経営にブーストをかけられるものと、単に経営の足枷にしかならないものがある。セックス・スキャンダルやクスリ関連は、大体後者だな。だが経営者目線でいえば、バレたらヤバいと分かっていてもそれをやる事で欲を満たす事が、自らのインスピレーションやモチベーションを高めたり、心理的な不安を軽減して、それが結果的に仕事の成功につながると信じている者も多そうだが。」

逆沢「ま、モチベーションというのは、侮れないからね~。悪徳政治家などが裏金などで私腹を肥やしたがるのも、それくらいの旨味がないと、政治家なんてしんどい仕事を続けられないって感じなのかね~?」

愛原「責任者とか経営者という仕事は、それなりに大変で、相応の見返りがないと、とてもやってられないという主張は分からなくもない。だが、それならそれで正直にその思いを伝えるべきだろう。で、受け入れられないなら、そんな馬鹿らしい仕事は辞めたらいい。それで次の成り手がいないようなら、下々の者も色々考え直す事だろう。逆に次の成り手に困らない状況なら、過大要求をしただけに過ぎないので、そんな見識の者は辞めてもらって良かったというだけの話になるだけで。」

鼎「ただ、現実として、その経営者は【不正をするくらいなら経営者を辞める】道ではなく、【不正に手を染めても経営者を続ける】という選択を選んだよね。つまり、経営者を続ける事による旨味を優先したとしか思えないというか。」

逆沢「悪徳政治家からすれば、【不正に手を染めないと政治家稼業が成り立たない】のではなく、【政治家を辞めたら、不正で私腹を肥やすことができない】ってのが本音なだけじゃね? 前者の思考が勝ってるなら、誰に後ろ指を指されるより先に自分から政治家を辞めれば不正もせずに済むわけだし。そうではなく後者を選んだ時点で、政治家稼業には何らかの大きな旨味があるとしか思えないわ。」

鼎「クスリや性犯罪に手を染める芸能関係者たちも同じだよね。それをしないと不安やストレスを解消できないのではなく、芸能人を辞めたらクスリを買うカネも稼げないとか、女も寄ってこなくなるとか、むしろ悪い事を続けたいから、芸能界に留まってるような感すらあるというか。」

逆沢「つまり因果が逆ってことか? 【仕事をより上手くこなす為に、やむなく悪事にも手を染める】というよりは、【仕事を続ける事で、悪事も大いに満喫できる】というか。」

鼎「ジャニー喜多川さんも、後者の気がするよ。別に性犯罪なんかしなくても経営は同様に回っていたと思うけど、あの仕事を続けられたからこそ、好みの美少年がよりどりみどりだったというか。つまり後ろめたい欲がまず先にあって、それを満たすために芸能事務所稼業がバッチリ合っていたというか。むしろ経営に本気で取り組まざるを得ない強いモチベーションになっていたというか。大きな芸能事務所に成長させればさせるほど、自分の性欲を満足させられるような美少年がもっとたくさん寄って来るようになるわけだから。」

愛原「もっともな見解だな。我々一般労働者にしても、仕事を一生頑張る動機になるのは、対価があるからだからな。」

逆沢「たくさん賃金を貰えるから、仕事を頑張れるって感じね。もちろん人によっては、その仕事に関わる事で承認欲求を満足させられるとか。華麗な人脈を築けるとか。将来有用なスキルが身に付けられるとか。色々あるだろうけど。」

愛原「ジャニー喜多川氏じゃないが、普通の人なら絶対に手に入らない価値あるもの(但し、当人にとっては)が手に入るなら、人の何倍も本気で仕事に取り組める人間も、それなりにはいるだろうな。」

鼎「逆を言えば、対価が見合ってなければ、モチベーションも上がらないよね。安い賃金のためにそこまで頑張る意味がない、とか。不正や手抜きもしないと、とても続けてられないとか。そういう風になってもおかしくないというか。」

逆沢「頑張っても頑張らなくても、もらえる対価が同じなら、頑張る動機にならないというのは、共産主義に否定的な人からよく聞く論調でもあるわね。」

愛原「欲を満たすために仕事を頑張るのが一般的だろうが、ただ愚かな経営者の場合は、欲を満たす際の視野が全然違うところにあるんだろうけどな。」

逆沢「経営者としてまともなら、欲を満たすために自分が経営する組織を活かす方向に取り組む。ジャニー喜多川氏や悪徳政治家のような悪人系の経営者もそうだけど、自分の仕事を上手く回す事で、自分の欲を最大限に満たそうと考える。しかし愚かな経営者は、そうじゃない。経営そっちのけで、自分の欲をすぐに満たそうとするという感じか?」

鼎「漫画で出てくるようないよゆるアホボン系のキャラは、会社の経営に無関心で、ただ会社の資金をキャバクラ通いとか、個人の遊興に流用するようなキャラばかりなイメージもあるよね。会社の資産をただ食いつぶすだけの存在でしかないというか。」

逆沢「同じクズキャラでも、視野が全然違うってか? 前者は金の成る木を大きく育てる事で、より効率的により大きく欲を満たそうとする。後者は金の成る木を直接かじる事で、後先考えず刹那的に欲を満たそうとする。」

愛原「経営責任者なのに、経営に無関心というか、経営に必要な資源を浪費するようでは、愚か呼ばわりされても仕方ないだろうな。」

逆沢「愚かな経営者がいわゆる劉禅タイプの無能な怠け者キャラなら、彼を支える宰相キャラ次第では延命くらいはできるだろうけど、孫晧タイプの無能な働き者キャラだと、積極的に忠臣を粛清したり、積極的に圧政を推進したりして、一気に組織を傾ける気もするわ。そうなるとどんな巨大組織でも、急転直下で崩壊に向かっても不思議はないというか。」

鼎「怠け者であろうと働き者であろうと、視野が狭すぎるのはすごくまずいよね。大きく育てられるものも、育てる事よりも、食いつぶすのを優先するような思考では。」

愛原「けど残念ながら、大衆もとても視野が広いとは言い難い。これは民主主義システムにとって、かなり致命的とは思わないか?」

逆沢「つまり今回のテーマは、前回の稼ぐ力についての事実上の続編でもあるって事か?」

愛原「たくさん稼いでたくさん贅沢するというなら、話は分かる。しかし稼ぎたくはない。しかし贅沢はしたいでは、すごく困る。低福祉低負担でも高福祉高負担でも構わないが、高福祉低負担を掲げられても困るのだ。もっと言えば、税金を、食いつぶすもの程度に捉えられるのも困る。」

鼎「けど悪徳政治家から、補助金でご飯を食べる会社から、支援金を一円でも多くもらいたい庶民まで、税金は一円でも多く自分の懐に入れて食いつぶすものという思考の人が多すぎる気もするよね。インフラとかに投資して大きく育てるものという感覚が希薄というか。」

愛原「確かに国王や経営者と呼ばれる人にも愚かな者はそれなりにいるが、比率的にはそこまでではないだろう。しかし大衆に関しては、過半数の者が愚かな側に属するんじゃないか? なぜ、そうなるか? どうすればいいか? そういう方向でちょっと考えてみたいと思う。こう言うと【自分が正しく、世の中が間違っている】などと思いあがった連中と同列視される危険はあるが、大衆スゴイと思いこむのも、日本スゴイと思いこんで現状の危機を放置するくらいヤバいとも思うからな。」

逆沢「単純に教育の問題じゃないの? 中世以前の民衆主導の反乱が上手くいかなかったのも、それが原因だと思うし。民衆には、国家経営とか領地経営のノウハウなんか無いから。」

鼎「中世以前は、経営術とか、兵法とか、作法や話法にしても、何なら文字の読み書きにしても、特権階級だけが知り得る特別なスキルでしかなかったよね。だからそれらを知りえない庶民が貴族に逆らっても、なかなか勝てないし。仮に勝てても、それを維持するのは容易ではないというか。」

逆沢「今でもそういう部分はあるんじゃないの? 民主主義体制になって大衆の知的水準は上がったと言われてるけど、肝心の部分がまだまだというか。だから財源論とか財政論とか、そんな事を言われてもチンプンカンプンというか。」

愛原「専門知識は専門家に任せるにしても、総論的な事は全然難しくないだろ? 家庭より規模を大きくしたのが会社や国家というだけの話で。収入を無視した支出をしたら財政が破綻するのは、家計でも、会社でも国家でも変わらない。その当たり前のことを忘れて、家庭と国家では全然違うんだと、変な例外を設けて、変に話を難しくするから、MMT論者なんかに付け込まれるだけで。」

鼎「リテラシー教育をもっていかないといけないとよね。」

逆沢「あとは責任の分散が、やっぱり問題なんじゃないの? 経営者は、自分の決断一つで全てが決まるから、自分が全責任を持たざるを得ない。しかし大衆は違う。自分が正しいと信じて実行しようとしても、多数派にそれを拒否されたらその実行はかなわない。逆に自分は反対と思っても、みんなが賛成ならそれは実行されて、自分も巻き込まれて責任を取らされる。それなら種を育てようなんて思わずに、種をもらえるだけもらってスッキリしたいと考えてもおかしくないというか。」

愛原「ちょっと前に地球温暖化に関するネット記事のコメント欄を見たが、唖然としたな。何をどう変えて対策していこうといったコメントはほとんどなくて、【みんなが協力しないとどうにもならない】みたいな曖昧な責任転嫁か、【地球温暖化は太陽の活発化が原因で、温暖化ビジネスで儲けたい人によるでっちあげ】みたいな陰謀論が、目立ってたというか。」

逆沢「要は、自分から積極的に対策に協力したくないから、色々言い訳してるだけの気がしてならないわ。後者の陰謀論とか、そもそも論理が破綻してるし。」

鼎「何が原因であろうと、それと対策は別だよね。病気になった原因と、治療に必要な対策は分けて考える必要があるというか。原因が太陽の活発化とやらであろうと、温室効果ガスであろうと、その両方であろうと、その両方とも無関係であろうと、実際に暑くなってるのは事実なんだから、対策が必要な事実も動かないし。少なくとも何もしなくていい理由にはならないというか。」

逆沢「ま、タバコの吸いすぎが原因で病気になっても、絶対禁煙する気がない人は、病気を治すためにタバコを止めるという選択肢は取らないだろうし。その為にあれこれ屁理屈をこねて、タバコを止めなくていい理由を考えるだろうし。それと同じじゃね?」

愛原「【喫煙という至福を失ってまで治療したいとは思わない】というなら、それは正論だし、本人の決断だから、他者がどうこう言う問題でもない。しかし医者の診断が間違ってるとか言って、喫煙を正当化するようなら、医学の進歩を遅らせかねない大問題と言わざるを得ない。同様に、代償を払ってまで地球温暖化を止める気がないというなら、これは仕方ない。本人の価値観だ。しかし科学者の見解に異議を唱えるなら、自分も彼ら以上に説得力のある根拠を述べて対抗すべきであり、【自分の信じたい事しか信じない】的な理由で否定されたら、迷惑だ。」

鼎「【みんなが協力しないとどうにもならない】という意見も、正論に見えて中身がゼロだよね。悪人が犯罪を目の前で起こしているのに、【みんなが協力しないとどうにもならない】とか言って、誰もそれを止めようとせずに、悪人の蛮行をただ黙ってみているだけなのと変わらないというか。」

逆沢「【どうやったらみんなを協力させられるか?】とか、【自分にできることは何かないか?】という部分まで踏み込まないと、何の進展にもならないと思うわ。」

鼎「政治不信も、【政治家の出来が悪いからどうにもならない】とか、【投票率が上がらないと変えようがない】と、嘆いているだけでは話にならないよね。せめて自分くらいは投票所に足を運ぶことで自分でできることをやって、その上でどうやってみんなを動かしていくか?を考えるくらいでないと。」

愛原「他人のせいにして諦める事で、誰もが努力しなくなってしまうというのが大衆の最大の弱点かも知れないな。」

逆沢「トリプルチェックの弊害みたいな感じか? 自分が動かなくても誰かが動いてくれるだろうとみんなが考えた結果、誰一人動かないなんてのは?」

愛原「傍観者効果といった方が正確かも知れないな。責任が分散する事で、誰も積極的に責任を果たそうと動かなくなる大衆心理というか。」

鼎「【税金を安くしろ。でも福祉を手厚くしろ】みたいな暴論が普通に大衆間で通用してるのも、自分が好き勝手言ってても、その内誰かが何とかしてくれると、どこかで信じてるみたいなものは、やっぱりあるのかな?」

愛原「実はれいわ新撰組の山本太郎に、10年ほど政権を任せてみたいみたいな黒い欲望が、自分の中にほんの少しだけあったりする。それを10年やったら日本経済がどうなるか? ちょっと見てみたいというか。」

逆沢「1年持たずに前言撤回するんじゃね? 市町村長の選挙レベルでも、【当選したら5万円ずつ配ります】みたいな公約をして当選した人が過去に何人かいたけど、ほぼ例外なく撤回に追い込まれてるし。今どきの役所は、人に配れるほど、カネ余らせてないから。無い袖は振りようがないというか。とか言って、候補者のポケットマネーも、そんなに無いだろうし。」

鼎「道路の地名の案内とか、横断歩道の白いペンキとか、はげ落ちてほとんど見えない所も増えているし。役所自体も、貧しくなった感がすごくあるよね。役所の人も、非正規の人がどんどん増えて、左うちわの公務員様みたいなのは、昔よりかなり減ってるというか。」

逆沢「政権取る気がないから言える、都合が良すぎるバラ色の公約といえば言いすぎか?」

愛原「まぁ政権を取る可能性は現状ゼロだから、言うほど不快感はないけどな。正直、高市早苗の方が山本太郎の100倍は不快で脅威だ。仮に高市早苗と山本太郎による一騎打ちが自分の小選挙区で実現したなら、俺は間違いなく山本太郎に一票入れる程度には。」

鼎「どっちにも投票したくないなら、泡沫候補に投票とか、白票とか、選挙に行かないという選択肢もあると思うけど。」

愛原「絶対に当選させたくない候補がいないなら、泡沫候補も含めて、自分が最も支持したい候補者に投票するのが定石だろう。しかし絶対に当選させたくない候補がいるなら、そいつが落選する可能性が最も高くなるような投票相手を選ばないと危険だからな。最悪な候補者さえ落とせればそれだけで満足だ、みたいな精神で。」

鼎「今回の衆院選挙で自公が過半数割れを起こしたけど、首相指名選挙では、維新と国民民主党が決選投票で事実上棄権の方針を示したらしいけど。」

愛原「その一件だけで、俺的に両党に対するヘイトが大きく強まったな。相対的だが俺の中で自民党に対する支持がそれらの党より明らかに高まった。自民党総裁選でも石破と高市の決選投票となり、どっちにも入れたくないと思った議員は多くいたと思う。しかし彼らは逃げずに、どちらかに投票した。少しでも高い投票率を目指し、少しでもマシな政治家を選ぶべき議員が、投票を棄権する行為などあってはならないという意味で、自民党の対応はすこぶるまともだったと思う。それに対して今回の維新と国民民主党の表明は、反道徳的で不見識極まりない。」

鼎「私達一般の大衆でも、入れたい候補者がそもそもいないという理由で、投票所に足を運びたがらない有権者はそれなりに多いけど、一人でも多くの人に投票してもらうべき政治家が、そんな姿勢ではいけないよね。」

逆沢「自分が選挙に行かない結果、絶対に当選させるべきでない政治家を当選させるようなら、そりゃ愚かな大衆と呼ばれても仕方ないと思うわ。」

鼎「選挙にもいかないで政治に不満を言ってたら、それはおかしいとどうしてもなるよね。」

愛原「もちろんその政治家が、公約を破ったり、嘘で人を騙して当選するような行為をしたら、投票相手を間違って後で後悔しても、ある程度は仕方ない部分はあるけどな。兵庫県知事じゃないが、人となりまでは、どうしても分かりようがないから。」

鼎「だから普通は、政党が品質保証をすると思うけど。たとえば自民党公認を出すという事は、自民党としてこの人の品質保証をしますという事でもあるから。」

逆沢「つまり今回の兵庫県知事選挙で、自民党が誰にも推薦も公認も出さなかったという事は、自民党の政治理念に照らして品質保証できる候補がいなかったって事か?」

愛原「兵庫県の自民党は、斎藤知事を応援して失敗した前歴があるだけに、次も変な候補を推薦してしまって失敗したら、人を見る目のない政党の烙印を強く押されてしまうからな。故に慎重にならざるを得ない側面もあるのだろう。ただ斎藤知事の後ろ盾だった西村康稔のおひざ元である明石市の自民党団を除けば、斎藤氏の応援だけは禁止するという方針に異議はなかったようだから、総意として自民党は反斎藤ではおおむねまとまっているようにも思われる。」

鼎「自民党は、総裁選の時もそうだけど、嫌な候補しかいないからという理由で棄権だけはしないよね。嫌な候補しかいなくても、その中で一番嫌な候補だけは落とそうとするくらいの意地は見せるというか。だから総裁選では、高市さんが排除されて、兵庫県知事選では斎藤さんだけは排除するという投票行動につながっているのかな?」

愛原「一票の重みをよく知っているという意味では、自民党はなるほど、長年与党にいただけの事はあると痛感させられる。過去の総裁選挙でも、一番人気の候補者を何度も落としてきただけあって、みんなが投票所にちゃんと足を運べば、大本命でも落選させられるという事を体感で知ってるんだなと。」

逆沢「大衆も、そういう所はちゃんと見習って、投票所に足を運ぶようにしないと駄目ってか?」

愛原「東京都知事選で石丸氏が大得票を獲得したとか、兵庫県知事戦で斎藤氏の巻き返しが見られるとか聞くと、それはそれで別の不安はあるけどな。ヒトラーとまでは言わなくても、トランプみたいなのを喜んで当選させそうな恐怖は感じる。高市も日本の政治家の中ではトランプ寄りの政治理念を持ってるといえるし。」

逆沢「まー、大衆は、攻撃的な主張をする政治家が大好きだからね~。小泉フィーバーとか、まさにそうだったじゃない? 自民党をぶっ潰すとか言って、抵抗勢力叩きのパフォーマンスを派手にやって、大衆もそれを喝采してみせたり。」

愛原「戦前の鬼畜米英もそうだし。ヒトラーによるユダヤ人叩きもそうだし。小泉純一郎による抵抗勢力叩もそうだし。安倍信者による韓国・中国叩きでもいいし。大阪維新による公務員叩きでもいいし。トランプ前大統領による移民・有色人種叩きでもいい。誰かを叩く。誰かを踏みつけにする。そういう行為に、残念ながら世論というのは熱狂しやすいだろうな。謎の石丸フィーバーも、そう考えれば納得できる。」

鼎「古来から、政治家は外敵を作りたがるというけど、わざと敵を作ってそれを叩く流れを作れば、世論を味方に付けやすかったというのはありそうだよね。」

愛原「ただ本来、敵なんてのは少ない方がいいんだけどな。国際連盟を脱退してイキリ倒した大日本帝国みたいな真似をすると、愚かな大衆はそれに熱狂するかも知れないが、気が付いたら四面楚歌になってる事もある。そりゃ政治改革みたいなものをしようとすれば、抵抗勢力も出るだろうから、それと戦わざるを得ない事もあるだろうが、わざと敵を作るのは本末転倒だ。」

鼎「不都合な真実をもみ消す為に、公文書を改ざんしたり、役人を自殺に追い込んだりするようなのは、論外だよね。」

愛原「そんな卑劣な真似をする奴がまともな改革ができるとは思えないし、また支持すべきでもないが、モリカケサクラを謎の論法で擁護する大衆は当時にもそれなりにいたし。同様の論法で斎藤氏を応援する輩もいるようだから、頭の痛い問題だな。石丸支持層もそうだが、場を混乱させる者、争いを招く者が、面白半分に支持されてると思うと怖くなる。」

逆沢「小泉純一郎とか、初期の大阪維新とか、まず具体的な目標を掲げて、それに抵抗する勢力を明らかにした上で、それらと戦うという図式なら、大衆も多少は支持しやすいと思うけど、何がしたいか、何の効果があるかも示さずに、改革者ヅラして気に入らない奴を排除する事しか考えない暴君を、同列に並べたら駄目だと思うわ。ヒトラーじゃないけど、完全に手段が目的化してるというか。」

鼎「誰かがギロチンで裁かれるのを見る事で、大衆は世の中が良くなると錯覚しやすくなるような心理とか、あるのかな?

愛原「外国と仲良くしようとすると、弱気とか土下座外交とか朝貢とか非難して、逆に外国に中指を立てるような挑発活動を愛国と称する連中も多いからな。周りと仲良く付き合おうとする羊よりも、周りにメンチ切って粋がってるような狼の方が、大衆にはモテるのかも知れないな。」

逆沢「DVの傾向がありそうな男に惹かれるバカ女みたいな感じね。単に危ない奴なだけなのに、そういう奴に強さやたくましさを感じてしまう辺り。」

鼎「大衆が陥りやすい点としては、傍観者心理とかだけでなく、なぜか危ないタイプに惹かれやすい女性的心理みたいなものもあるのかな? 暴力的・攻撃的・挑発的な姿勢を隠さない政治家に、なぜか強い指導力とカリスマ性を感じてしまうみたいな。」

愛原「国でも会社でも、経営に必要なのは、経営力・構想力の方なんだけどな。もちろん行動力や推進力も大事だが、構想力が伴わないと、経営が上手くいかないのを誰かのせいにして、弾圧するような真似しかできなくなるからな。」

逆沢「ヒトラーがユダヤ人のせいにして弾圧したり、ポルポトが知識層のせいにして弾圧したり、トランプが移民のせいにして弾圧しようとしたり、みたいな感じか?」

鼎「大衆も、誰かのせいにして、誰かをギロチンにかける事で鬱憤を晴らそうとするのではなく、種を大きく育てられるような手法を持った人を合理的に選べるくらいの視野を持ちたいよね。」

逆沢「トクリュウとか呼ばれるような犯罪に安易に加担してしまうくらい、視野が狭くなった今の日本人に、そんな期待できるのか? 東京では、一昔の東南アジアみたいに、路上で性を売り物にする女性とかもかなり増えてるみたいだし。貧すれば鈍するというか、ここまでモラルが落ちたか?と愕然とさせられるというか。」

愛原「企業のモラルもひどいよな。検査不正とか産地や賞味期限の偽造とか。外国人労働者に対する扱いも昔から劣悪と言われたが、脱走者みたいなのが後を絶たないし。それらが野生化したアライグマよろしく、新たな犯罪をさらに引き起こしているともいうし。」

逆沢「実習生名目で外国人労働者を招き寄せる企業からしたら、彼らは使い捨ての労働者でしかないって事じゃね? 安くこき使って、残ってくれたらそれで良し。逃げたら逃げたで、また調達すればいい。逃げた外国人労働者が野生化してヨソで悪さをしても、そんな事は我関せずみたいな感じで。」

愛原「政府も、移民の誘致みたいな事を言う以前に、外国人労働者の管理をしっかり企業にやらせるようにしないと駄目だよな。そもそも彼らが逃げ出すような劣悪な環境に置くのは論外。逃げ出したら、責任をもって探し出して、元の国に送還するくらいの事はやる。もちろん彼らが犯罪行動を起こせば、日本に呼んだ企業が代わりに賠償するくらいのルールを作って。軽い気持ちで動物を買って、飽きたらポイ。逃げたら知らネ。みたいな事をやって、野生化した外来種に日本列島を荒らされるような展開になっても、困るからな。」

鼎「アメリカの不法移民問題と違って、日本の場合は、彼らが無理やり日本国内に入って来るのではなく、企業が積極的に連れてくるのが大半だから、そこはちゃんと責任を持つ体制に変えないと駄目だよね。」

逆沢「大衆が愚かと思える理由の最大の理由は、やっぱり無責任だと思うわ。自分のせいで、世の中が悪くなってるという自覚がない。似たようなことは他の人間もやってるし、とか思いこんで、自分が世の中を腐らせている自覚がない。地球温暖化に対する対応もそうだけど、悪いのは他人と頭から思い込んで、自分も悪くしている側の一人でいる自覚が皆無というか。」

鼎「でも、【自分一人だけが努力してても、正直者が馬鹿を見るだけ】という心理はあると思うよ。」

愛原「それは同感だな。俺も政府が【一律何万円配ります】みたいなキャンペーンをやったら、ふざけるな!とは思うけど、受け取れるお金はちゃんと受け取るからな。受け取らなければ、それこそ正直者が馬鹿を見るだけで終わってしまうから。」

逆沢「正直に戦争反対を唱えたら、特高警察みたいなのがやってきてリンチされるのが分かってたら、戦争を賛美するふりをせざるを得ないようなものね。正直者が馬鹿を見るだけの世の中なら。」

鼎「正直者が馬鹿をみない仕組みづくりも、必要になるのかな? 大衆は権力者と違ってどうしても立場が弱いから、内部告発者の保護も含めて、正直者が保護される仕組みをしっかり作らないと、不正も腐敗も抑止しようがなくなってしまうから。」

愛原「大衆が愚かな行動を取らざるを得ないのは、弱さも根底にあるからな。富裕層なら挑戦して失敗してもそれなりに巻き返し可能でも、一般人が失敗すると即アウトな事も多いからな。」

逆沢「セーフティーネットも必要ってか?」

鼎「けど大衆は、危険な場所では極端に臆病になるけど、安全な場所から平気で人に石を投げつける残虐な一面もあるし。そこはやっぱり何とかしないと駄目だと思うよ。ネットで、無責任で自分勝手な世論が巻き起こりがちなのも、その暴論が何を引き起こしても、自分は責任を取らなくていいという謎の安心感が根底にあると思うし。」

愛原「これは会社組織が、民主的な話し合いの場を必ずしも推奨しない理由の一つでもある。一般のサラリーマンは、一か八かの大事業で失敗して会社が倒れても、逃げたらしまいという事もあって、割と好戦的な意見に賛同も集まりやすいが、中小企業の経営者は、それで会社が倒れたら担保の自宅の土地なども全部取り上げられて、即破滅だからな。」

逆沢「サラリーマンは、所詮無責任。責任は経営者が取る羽目になる以上、最終的な決断は、経営者がして当たり前という話ね。」

愛原「サラリーマンは、自分の手間が増えるだけと感じたら、どんな有用な改善案でも難色を示すし、逆に他部署や上層部の負担が増えるだけで自分に痛みがないと感じたら、軽い気持ちで逆に賛同もするからな。しょせん、自分目線。決して経営者目線ではない。しかし一般のサラリーマンに経営者目線を持てと言っても、それは困難。自分のポジションに応じて、自分の責任で判断していくしかないと思う。」

逆沢「ただ民主主義というのは、その責任と権限がアンバランスという感じか? 大衆が持つ権限の大きさを考えたら、もっと責任を感じるべきなのに、どうもそうなっていないというか。」

愛原「制度として、まだまだ発展途上なんだろうな。もちろん大衆の意識が追い付いてない側面もある。トクリュウに若者が食い物にされるほどに、刹那的で視野が狭くなりがちな今の慌ただしい世の中の状態は、正直全く好ましくない。社会の問題を、自分以外の誰かのせいにしてくれる政治家を追い求める風潮も、もう放置できないラインまで来ている。そして何よりも、誰かがいずれ何とかしてくれるだろうという無責任体質。これらが改まらない限り、大衆はまだまだ愚かと言わざるをない状態は、続くだろう。」

鼎「でも愚かな大衆の中に、自分は含まれていないと思うようなら、それはすごい傲慢だと思うよ。【自分は正しく、世の中が間違っている】と思いこむ人達と全く変わらなくなるから。大衆は愚かというなら、その愚かな大衆に対して無力なお前は何なんだ?って事にもなるだろうし。」

逆沢「世の中に幻滅して不満を抱くくらいなら、【日本スゴイ】、【日本人である俺もスゴイ】と思いこむ方が、心理的には楽という事で、そちらに走る人も多そうだけどね。大谷翔平の活躍を聞いて、日本人スゴイ、同じ日本人として誇らしい。みたいな錯覚に酔いしれられるというか。」

愛原「ここまで落ちぶれた現状を見せつけられて、なおスゴイと思える神経の太さには脱帽だが、全く尊敬はできんな。世の中に幻滅して社会に恨みを抱くのはやりすぎにしても、何が問題で、その改善をどうすべきか? それを真剣に考えるくらいの認識はないと、さすがにまずいだろう。いずれ誰かが何とかしてくれるなどと、希望的観測が通用する時期は過ぎた。大衆自身も、国家を経営するという感覚をもう少し持たないと、正直ヤバい。」

鼎「大衆が劣悪な君主によって虐げられているという設定の作品は多いけど、大衆自身が腐敗してどうにもならないという設定の作品は滅多にみないから、こういう惨状は現実として認識しづらいのかも知れないけど。」

逆沢「王族の腐敗とか、貴族の腐敗という展開はよく見るし。そういう作品は、大抵庶民らが立ち上がって腐敗政権を倒して、ハッピーエンドな訳だけど、大衆の腐敗をテーマにした作品も、色々読んでみたいわ。」

愛原「悪人が仕掛けた流言飛語を愚かな大衆が信じた結果、賢臣が粛清されるような展開くらいは無くはないが、大衆と言うのは、基本的に被害者であるか、善玉である例がほとんどだからな。」

逆沢「日本の有権者に限っては、他の国の有権者より被害者意識は強い気はするけどね~。政治家が悪いという思い込みが強くて、政治不信も凄そうというか。」

愛原「北朝鮮みたいな独裁国家ならともかく、日本のような国で政治家のせいだけにするのは、良くないわな。もちろん政治家にも問題はあるが、その政治家を当選させたのは誰なんだ? っていうのも根底にあるし。」

逆沢「候補者が多く出たら候補者乱立で票が割れたと責任転嫁し、候補者を少なく絞ればロクな候補者がいなかったからと、やっぱり責任転嫁するからね~。だったら自分が立候補するか、誰か納得できる候補をお前が連れて来いよ。他人のせいにするなとも、言いたくなるわ。」

鼎「誰かのせいにするばかりで、問題解決のために、思考も行動もしない大衆ばかりの社会とか、すごく息苦しそうだよね。」

愛原「王族や貴族の腐敗を改善するのではなく、無気力で無責任で刹那的な欲を満たすことしか考えないような大衆の腐敗を改善するために悪戦苦闘する物語とか、なんか知ってるか?」

逆沢「私が知ってるのは、無気力で無責任で、リーダーは大衆の為に働いて当然と思ってるというか、刹那的な欲を満たすことしか考えない魔物の部下たちに頭を痛める真面目な魔王様の話くらいかな? その魔王様が失踪して、ようやく魔物たちも、魔王様におんぶにだっこで、魔王様がいなくなったら、ゴミの回収や処理もままならないほどに無能な自分達に気付くみたいな話の展開だったんじゃないかな?」

愛原「その話の場合、魔王様が真面目なのがまだ救いだな。大衆も腐敗してるけど、大衆を管理している政治家も、同じくらい腐敗してるから、どうにもならないケースの方も多いだろうから。」

逆沢「ただ、大衆が愚かだと、そんな大衆を助ける意味があるか?という壁にぶつかるからね~。王族や貴族が腐っているだけなら、虐げられている善良な大衆を助ける為に立ち上がろうというモチベーションも働くけど、大衆自身が腐敗してるなら、自業自得で終わるというか。」

鼎「前回のテーマでも触れたけど、大衆が愚かすぎると、大衆の為に頑張ろうというモチベーションが働きにくくなるのが、最大の難点だよね。リアル世界でなかなか正義の味方が登場してくれないのは、ヒーローが地球人の腐敗ぶりに幻滅してるからでは?と邪推してしまうには。」

愛原「大衆の多くは、いずれ誰かが何とかしてくれるだろうと淡い期待を寄せる者も多いだろうが、そういう期待をするなら、せめて助けてあげたくなる程度には善良でありつづけて欲しいわな。自分以外の誰かのせいにして、そいつに責任を押し付けて血祭りにして鬱憤を晴らすような愚民を助けたいなどとは、普通誰も思わないからな。」


















過去のたわごと 
2024年  10月20日 為政者の稼ぐ力 10月6日 悪の陣営に与する理由
9月22日 人類が招く人類存亡の危機のパターン 9月8日 地球統一政府
8月25日 戦争を無くす方法と戦争を支持する人 8月11日 バブル崩壊の一類型
7月28日 怪物化する俗物チーターの一類型 7月14日 悪事を誘引する事で利益を得る人たち
6月30日 二重相場制 6月16日 コンサルタントという外付け軍師
6月2日 事務の達人 5月19日 なろう領主による平和的経済活性術
5月5日 真剣勝負を観戦する喜び 4月21日 無知という名の免罪符
4月7日 権力闘争の一類型 3月24日 劣情
3月10日 腐敗した組織を内部から改める難しさ 2月25日 第三者の憶測に基づく介入
2月11日 結婚しない理由  1月28日 結婚という契約(相互扶助義務と貞操義務)
  1月14日 警察が動きたがらない理由 12月31日 初級者なりの対戦の楽しみ方 
2023年  12月17日 サイト刷新とトップページ変更のお知らせ 12月3日 報道資本主義とブラックジャーナリスト
11月19日 覆滅作戦 11月5日 強者のズルと弱者のズル
10月22日 自称中立(中立という名の傍観) 10月8日 変わらないテレビ局の体質
9月24日 被害者救済の視点と非親告罪について 9月10日 テレビ局の腐敗とテレビ離れ
8月27日 枕営業 8月13日 真相を追及する力
7月30日 昔の罪、昔の不祥事 7月16日 LGBT
7月2日 溺愛もの 6月18日 復讐系と自力救済
6月4日 親の能力や役割を継承する子供たち 5月21日 夢(寝てる時に見る方の)
5月7日 お布施とご利益 4月23日 地方の都市計画
4月9日 いろんな刑罰 3月26日 一度引退した者を現役復帰させるには?
3月12日 格ゲープレイヤーが求めるもの 2月26日 一強・談合体制
2月12日 Street Fighter Vの初心者 1月29日 スポーツとしての格闘ゲーム
1月15日 Street Fighter Vをプレイしてみた 1月1日 使いこなせない強大なパワー
2022年 12月18日 俺ならもっと面白いゲームを作るのにという妄想 12月4日 カルトと熱狂
11月20日 誰から税を取り立てるか? 11月6日 大量殺人 
10月23日 本人証明について 10月9日 誰のための正義
9月25日 解決師 9月11日 理屈が通用しない相手 
8月28日 政治家と密接に関わる一般市民について 8月14日 悪の宗教団体 
7月31日 チート能力者に対する反応 7月17日 要人
7月3日 戦略的準備VS戦術的対処 6月19日 正義VS秩序
6月5日 パワー・スピード、そしてスタミナ 5月22日 キャラの身長の設定
5月8日 自由の保障 4月24日 去っていく仲間
4月10日 戦争ゲームの指導者の目線 3月27日 悪に屈する時
3月13日 歴史ゲームにおける歴史の再現性について  2月27日 歴史学の価値について
2月13日 趣味に飽きる時、熱狂できる時 1月30日 私刑
1月16日 やってる感 1月2日 捜査・諜報に必要なもの
2021年 12月19日 壊された人 12月5日 リソース運用型ゲーム
11月21日 後継者争い 11月7日 戦力分析と番狂わせ
10月24日 選挙放談2021 10月10日 文明崩壊後のサバイバル
9月26日 中立な報道 9月12日 隔離空間でのアドベンチャー
8月29日 侵略者が撤退した後 8月15日 正義なき力を生み出す者
8月1日 問題点(悪)の所在 7月18日 責任の所在
7月4日 教育政策 6月20日 職の貴賤
6月6日 外患(外敵)よりも恐ろしい内患 5月23日 スローライフと幸福論
5月9日 社会に貢献する凡人たち 4月25日 情報戦の制し方
4月11日 予備戦力 3月28日 不正の告発と隠蔽
3月14日 職人(ドワーフ)  2月28日 地位に見合う責任と報酬の話
2月14日 娯楽産業  1月31日 名君・名宰相
1月17日 選別(トリアージ) 1月3日 大きく育ちすぎた作品
 2020年 12月20日 つまらないラスボス戦 12月6日 予知の活用方法
11月22日 信じたい事しか信じない人たち  11月8日 老化の始まり(能力のピーク)
10月25日 敵の成長率 10月11日 属人性
9月27日 信用(信用創造) 9月13日 犯罪都市
8月30日 同行するヒロイン、同行しないヒロイン 8月16日 まとめ役としてのリーダー
8月2日 なろう系主人公とやれやれ系主人公 7月19日 安楽死
7月5日 イデオロギーの矛盾や対立を超えて幸福を実現する方法 6月21日 アピールする人、出る杭を打つ人
6月7日 間違いを改める方法  5月24日 コロナよりも、ゾンビよりも、米軍よりも恐ろしい集団の空気
5月10日 部隊長の決断 4月26日 集団ヒステリーと同調圧力 
4月12日 札束を無限に刷り続けるとどうなるか? 3月29日 借金取りの恐怖
3月15日 禅譲 3月1日 秩序志向のプレイヤーと混沌志向のプレイヤー
2月16日 (こまめな)人事異動(のススメ) 2月2日 忠誠度という名のゲームパラメータ
1月19日 恨み 1月5日 鞍替え
 2019年 12月22日 景気 12月8日 承認欲求に囚われないために
11月24日 黒幕としてのスポンサー 11月10日 プロスペクト理論とモブの生き残り戦略
10月27日 追い込まれた悪人キャラのダメージ・コントロール戦略 10月13日  いじめっ子キャラの特徴
9月29日 命令に背くNPC 9月15日 平等・公平を維持するためのコスト
9月1日 能力値とスキル 8月18日 地位を与えられた者(中間管理職)
8月4日 パニックホラーもののリーダー 7月21日 パニックホラーものの主人公
7月7日 許される人と許されない人 6月23日 愚民政策
6月9日 壊された人への対応 5月26日 新時代の脅威
5月12日 (攻撃の)大義名分 4月28日 前回の反省とキャスティングの話
4月14日 汚染された情報の拡散 3月31日 理想の選挙制度
3月17日 黙示 3月3日 あの世の世界
2月17日 うまくいかなかった革命後をどうするか? 2月3日 策略としての挑発
1月19日 腐敗した司法(正義の裁きの担い手)  1月5日 強きを挫き弱きを助くVS弱きを挫き強きを助く
 2018年 12月23日 悪の根源≒マウントしたいという欲望 12月9日 Steamのゲーム
11月25日 成り上がったダメ人間 11月11日 自分を強化する技VS敵を弱体化する技
10月28日 限界への挑戦 10月14日 「弱者=守られるべき善人」でない場合
9月30日 脅しによる支配 9月17日 信用できない情報だらけの社会の場合
9月2日 太鼓持ち 8月19日 連続攻撃
8月5日 信用スコアに支配された社会 7月22日 内通者
7月8日 人件費コスト管理ゲーム 6月24日 忠義者キャラ
6月10日 欠陥つき有能キャラの処遇 5月27日 邪悪な独裁者に支配された組織のメンバーの挙動
5月13日 邪悪な独裁者が健全な組織を乗っ取る方法 4月29日 論破
4月15日 正義の味方という名の制裁者 4月1日 平気で嘘をつける人たち 
3月18日 公正世界仮説 3月4日 被害者叩き 
2月18日 政治力 2月4日 統率力 
1月21日 優秀すぎるライバルが現れたとき  1月7日 素性を表す記号としての肩書き
2017年 12月24日 フリゲの雑談  12月10日 賤民階級
11月26日 個性づけとしてのパラメータ 11月12日 宿敵宣言
10月29日 大同団結 10月15日 品質について
10月1日 華麗な策略、汚い策略。その違い 9月17日 平等主義と反平等主義
9月3日 ファン型オタクとマニア型オタクの違い 8月20日 ツイッターの利点と問題点 
8月6日 大抜擢された人材 7月23日 誇りと傲慢
7月9日 傲慢とマウンティング 6月25日 権威を利用するナイトども
6月11日 悪事プレイ(のススメ) 5月28日 異界人(宇宙人)の干渉
5月14日 集団の思考ルーチン 4月30日 人間っぽさ=非効率的な思考ルーチン
4月16日 名声欲 4月2日 無言の圧力と忖度
3月20日 ロスト・ハイ・テクノロジー 3月5日 破壊神の信者
2月19日 一人称形式で見える視野の範囲 2月5日 歴史的人物の当時の評価
1月22日 未来予測 1月8日 人相見(人物鑑定)
2016年 12月25日 商業レビュアー 12月11日 成長戦略の目玉としてのカジノ
11月27日 パニック 11月13日 生存ゲーム的なシチュエーション
10月30日 強敵感 10月16日 感情移入という視点からのキャラクターメイク
10月2日 供給過剰社会 9月18日 血筋
9月4日 統一されるべき尺度 8月21日 暑さと寒さ
8月7日 (優秀な)下っ端 7月24日 超便利社会=超疲弊社会
7月10日 社会的弱者を量産し、彼らを悪の先兵に誘う者  6月26日 少子化社会という舞台
6月12日 有事法制(緊急事態における法のあり方) 5月29日 悪のセレブサロン 
5月15日 成功者が成功後にやりたいと思うこと 5月1日 ゲーム世界とリアル世界の違い
4月18日 過去に戻ってやり直すということ 4月3日 八百長 
3月20日 異邦人(外国人労働者) 3月6日 陣形
2月21日 功績泥棒 2月7日 三国志13をプレイ
1月24日 裏切り者 1月10日 善政家
2015年 12月27日 精神~命よりも大切なもの 12月6日 独立戦争 
11月23日 ジャーナリスト 11月8日 精神力 
10月25日 優しい指導者  10月11日 助けを求める人たち 
9月27日 兵站 9月13日 善玉が起こした悪事や不祥事
8月30日 カイゼン 8月14日 盗作・ゴースト
8月2日 表稼業 7月20日 正論を用いない説得工作
7月5日 ディストピア 6月21日 財政破綻
6月7日 防諜 5月24日 サイコパス
5月10日 戦犯 4月26日 ハト派とタカ派
4月12日 不遇な先駆者 3月29日 プロギャンブラー(バクチで生計を立てる人)
3月15日 世界の管理者という名のラスボス 3月3日 命令コマンド
2月15日 攻略本・攻略サイト 2月1日 お遊びコマンド
1月18日 精神異常状態 1月4日 NPCの選択判断ルーチン
2014年 12月14日 男女キャラクターの比率 11月30日 不安と安心の役割
11月16日 現実主義者の正体 11月3日 アイテムゲット
10月19日 真相にたどり着けない者 10月5日 挫折
9月14日 嫌いだけど素晴らしい人達 9月7日 売れている作品と面白い作品の違い
8月24日 援軍 8月3日 ブラゲとパケゲ
7月20日 根性論と科学的知見に基づいた肉体改造 7月6日 ディスリスペクト(軽蔑・disり)
6月22日 あやかり系主人公 6月8日 中毒
5月25日 箱庭ゲーム 5月11日 ダブルスタンダード
4月20日 偽りの理想郷 4月6日 防御力
3月23日 自分用ゲーム作り 3月9日 育成する指導者、選別する指導者
2月23日 忠誠 2月9日 変化するキャラクター
1月26日 一芸職人VS器用貧乏 1月11日 評判
2013年 12月23日 身分制度 12月8日 陰謀
11月24日 秘密 11月10日 努力が報われるゲーム
10月27日 ゲームの自由度について 10月13日 出来の悪い二代目
9月29日 怒り 9月15日 撤退戦術
8月30日 ヒール(悪役) 8月15日 覆水盆に返らず
7月28日 予知・予測 7月13日 かつてのヒーロー
6月30日 覚醒(新能力発現・急成長) 6月15日 犠牲
6月3日 単独開発 5月19日 ダメ人間
5月5日 悪徳宗教を必要とする人々 4月21日 悪の連帯責任
4月7日 3種類の立場からみた作品批評 3月24日 中立性を装った愚痴・悪口など(仮)
3月10日 人気対戦競技の条件 2月24日 幻想空間
2月10日 お金 1月27日 尊敬できる敵
1月13日 やる気・気合 12月29日 ルール
2012年 12月15日 厨二病 12月2日 売れ筋
11月17日 改心 11月4日 議論
10月21日 優秀な人材の起用・登用方法 10月7日 憎しみにとらわれた人達
9月22日 友情やコネによる人事起用の危うさ 9月8日 権力欲に取り憑かれた人達
8月19日 敗北の受け止め方~捲土重来を期すために 8月5日 作者(表現者)が作品を通じて伝えたい思い
7月29日 人が自ら死(自殺)を決意するとき 7月15日 選択肢を選ぶことによる覚悟(リスク)
7月1日 選択肢があるということ 6月16日 宣伝と人気
6月2日 ホンネとタテマエ 5月19日 コンプガチャに学ぶ確率論とイカサマの話
5月6日 鑑識眼 4月30日 平等と競争
4月14日 公務員ヒーロー 4月1日 SF設定
3月18日 情報収集 3月3日 原発考察
2月19日 プライド 2月5日 お笑い
1月22日 ラスボスの処断方法 1月8日 創造→創作
2011年 12月30日 独裁者 12月9日 二次創作品
11月27日 万人向けからマニア向けの時代へ 11月13日 無敵能力の人たち
10月29日 正式名称 10月15日 利の人、情の人
10月3日 ポジティブ・ネガティブ 9月16日 利権
9月3日 借金 8月21日 何も変わらない事の恐怖
8月5日 発信したいオタクと共感したいオタク 7月25日 戦う地方、媚びる地方
7月17日 充電期間 7月10日 ひとそれのアンケート結果
7月2日 供給過剰気味のゲーム(&娯楽) 6月21日 東日本大震災3
6月5日 上司に反発 5月21日 修正する度量
5月14日 挑戦する勇気 5月1日 調子
4月17日 専門スキル 4月3日 東日本大震災2
3月18日 東日本大震災1 3月5日 ネトウヨと不良キャラの共通点
2月19日 信用ラインと警戒ライン 2月5日 信じられない者ばかりの世界観
1月23日 武器を交えない戦争 1月16日 しゃべらない主人公
1月7日 異世界に飛ばされた凡人 12月25日 後ろ向きな嫉妬心
2010年 12月19日no2 人それのゲーム難易度 12月19日no1 社会人型キャラ
12月11日 新作公開してから一週間 12月5日 新作ゲーム紹介
11月20日 理想と現実 10月29日 新作公開予定
10月18日 派閥 10月1日 仲間
9月19日 キャラクターイメージ 9月6日 理想を持った人間。そうでない人間
8月21日 革命後 8月8日 長編のオチのつけ方
7月24日 勇者は世直しができるか? 7月10日 全力集中プレイと長期戦略プレイ
6月27日 RPGのチームバトル 6月13日 傭兵団
5月29日 相手の思考をよんでみよう 5月14日 扇動する者、される者
5月7日 こっそりアンケート設置お知らせ、ほか 5月3日 地方を主人公の舞台にしてみよう
4月17日 コンピュータは人間を上回れるか? 4月2日 政権交代から6ヶ月が過ぎて
3月22日 フィクション 3月12日 困ったパーティメンバー
2月21日 責任 2月6日 教育
1月23日 トップダウン式製作とボトムアップ式製作 1月10日 ゲーム作成スタッフ
2009年 12月25日 政権交代から3ヶ月が過ぎて 12月12日 血液型
11月29日 編集日記・編集後記 11月14日 AVG(+SLG)制作中
10月31日 シナリオ 10月18日 ゲーム作りで完成までこぎ着けるためには2
10月3日 オリジナル 9月19日 ゲーム作りで完成までこぎ着けるためには
9月6日 実在モデルをどこまで採用できるか 8月24日 素材?
8月14日 今時の報道スタイル 8月8日 ユーザーサポートにメールを送ってみました
7月25日 恋愛シミュレーション2の魅力? 7月11日 人気と実力
6月27日 打ち切り 6月19日 エロゲ規制強化の流れからみるゲーム考
6月6日 貴族階級 5月23日 悪の戦闘員
5月10日 異なるキャラクターの視点でみてみよう 4月24日 強者がますます強くなる・・・
4月11日 ゲームエディタ 3月29日 愛郷心
3月22日 匿名ネット社会 3月6日 暗躍する超能力者たち
2月22日 信者キャラ 2月15日 必殺技
2月1日 アンチヒーロー(悪役型英雄) 1月23日 カタストロフィーを未然に阻止しよう
1月16日 フェアな戦い 1月3日 あれから幾年後
2008年 12月28日 国盗りSLGの景気対策 12月20日 現実世界をゲーム化してみよう
12月5日 内部対立 11月29日 推理もの??
11月22日 悪人とも言い切れない罪人 11月7日 正史
10月31日 萌えない女性キャラ 10月18日 関西弁
10月5日 大阪 9月21日 避けられない強大な敵
9月7日 人気・魅力・カリスマ 8月29日 黒幕
8月23日 運と実力 8月9日 COMの思考ルーチン
8月3日 新シナリオ「HeiseiNippon」公開 7月19日 軍師
7月5日 各国の思惑を構成するもの 6月21日 催眠術
6月7日 和解 5月24日 知恵者
5月16日 千年生きてみよう 5月3日 生き残ることと勝ち残ること
4月18日 冷酷な指導者 4月5日 お金の使い道
3月15日 若さ 3月7日 性能と運用
2月29日 アンケート現況発表(質問2について) 2月22日 広報戦略
2月10日 差別 1月27日 敵のスペック

1月13日 神の加護、神聖魔法 12月30日 フリーゲームのレビュー
2007年 12月16日 国盗りゲームのパターン 12月1日 謎について
11月16日 ゲーム世界での対人設定2(その他視点) 11月3日 ゲーム世界での対人設定1(味方視点)
10月20日 レジスタンス勢力 10月5日 終盤~エンディング
9月21日 世襲について 9月8日 悪役(ヒデブ派5隊長など)
8月24日 確率について 8月10日 セーブ&ロード
7月27日 成長について 7月15日 SRPGにおける白兵部分のゲーム的処理
6月30日 SRPGのマップのシステム 6月17日 徴収と略奪
6月2日 兵科あれこれ 5月19日 理想の君臣関係
5月4日 経済力うんぬん 4月21日 戦略ゲームと戦術ゲーム
4月6日 公開情報と非公開情報 3月24日 個人戦用の武器等
3月9日 兵士の武器 2月25日 ゲーム作りとゲーム遊び
2月11日 少数派(属性持ち)向けゲーム 1月28日 バージョンアップ

1月13日 宮田軍にてこ入れ? 12月30日 フリーゲームの宣伝
2006年 12月15日 投票・アンケート 12月1日 最強の敵
11月18日 動かしやすいキャラと動かしにくいキャラ 11月4日 デバッグ
10月22日 現代・近未来ものについて 10月6日 趣味の社会人クリエイター
9月15日 新作?の状況について 9月8日 BGMについて
8月27日 登場人物の口語表現 8月12日 女性キャラ
7月28日 主人公選択式ゲーム 7月16日 マイサイトについて
7月2日 死について 6月17日 風刺について
6月2日 シナリオタイプあれこれ 5月19日 ゲーム作りの進め方について
5月5日 ゲーム作りを始める時について 4月21日 高能力キャラの表現方法
4月8日 悪い敵 3月31日 名前について
3月18日 伝え方と伝わり方 3月12日 キャラクターのプロフィールについて
3月5日 アマとプロによる基本プロット考 2月25日 自作CGについて
2月19日 著作権について 2月12日 バックグラウンドの設定について
2月5日 SRPG95の次回作に対する期待 1月29日 分岐と自由度について
1月22日 難易度について 1月15日 勢力別能力値考察
1月8日 主人公について 1月1日 ユニットの能力値をどういじるかについて
 2005年    12月30日 12月23日 12月16日 12月9日 12月2日 11月25日 11月18日 11月11日 11月5日 10月31日