愛原様のたわごと(24年12月1日)





逆沢「訳の分からない逆転劇で当選した斎藤元彦兵庫県知事だけど、また早速、別のスキャンダルで問題になってるらしいわね。」

鼎「今度は、公職選挙法がらみかな? 斎藤知事自身は、相変わらず不正をした【認識はない】と、いつものフレーズで正当性を主張しているみたいだけど。」

逆沢「政治家のくせに弁護士に言い訳を一任して説明責任もちゃんと果たしていたとは言えないし。やってるところが辣腕とは程遠すぎるんだけど、有権者はこんな奴の何を支持したんだ?」

鼎「選挙不正に強く絡んだとされるPR会社の女社長さんが、自ら選挙に勝つ方法というか、私が斎藤さんの選挙を勝たせましたみたいなのをネットに暴露した事で火の手が上がったみたいだけど、こうしてみると選挙も、企業の宣伝活動と同じで、やりよう次第でどうにでも印象操作できちゃうという事かな? 言葉は悪いけど、やり手の宣伝企業がバックに付くと、売れない商品でも売ってしまえる、当選すべきでない候補者も当選させてしまえる、みたいな。」

愛原「孫氏の兵法の時代より昔から、流言飛語の計略というのは、ちゃんと概念として強く認識されていたものではあるけどな。君主であろうが、大衆であろうが、やり方次第で人は簡単に騙す事ができる。少なくとも、私は騙される側ではないと信じている人が無くならない限りわな。」

逆沢「振り込め詐欺とかの報道がある度に、【何でこんなものに騙されるのか?】とあざ笑うネットのコメントとか、よく見るけど、実際にはそんな風に人を笑っている奴ほど、仕掛け人に乗せられて、ブームになった商品を買ったり、特定の候補者を手のひら返しで応援するようになるってか?」

愛原「確証バイアスという奴でだな。【何でこんなものに騙されるのか?】と他人をあざ笑う事で、【自分は騙されたアイツのように愚かではない。騙されない側である】と、自分自身に暗示をかけてしまうのだ。安心したいから、という理由でだな。」

鼎「銀行の職員さんに止められたにも関わらず、詐欺じゃないからと言い張って、結局騙される被害者もたまにいるけど、自分だけは騙されないと、深く自己暗示をかけてるから、他人の諫めも聞かずに、結局騙されてしまうというのは、ありそうだよね。」

愛原「この手の人間は、騙された後も、それに気付かない、あるいは気付こうとしない場合が多い。騙されたと認めたくない、プライドの高さが根底にある場合もあるし。コンコルド効果みたいなものもある。」

逆沢「コンコルド効果というと、【今更、やめられないという結論に至った】という奴ね。判断ミスによって不利益を被った事実を心のどこかで認めてはいるけど、だからといってここで方針転換すると、損を確定することになる。あるいは方針転換によって、さらに被害額が大きくなったり、責任を取る事態になるのを避けたい。それよりは成り行きに任せて状況の好転を待ちたい。そう思った結果、さらにずるずると状況を悪化させていくだけになっていくというか。」

鼎「悪徳宗教にどれだけおカネを奪われても、それを辞められないどころか、ますますのめり込む心理もそれだよね。ここでその悪徳宗教を辞めたら、おカネを奪われただけで終わるけど、さらに信心を強めれば、いつか元が取れるかもしれない。寄付金以上の御利益があって、いずれ報われるかもしれない。そう思いこむみたいな。」

愛原「政治の世界だと、責任論にも発展するからな。自分が流言飛語に騙されたと認めたら、その責任を取らなくてはならなくなる。だから絶対に自らの非は認めない。【当時としては正しい判断だった】とか。【自分は今でも正しいと認識している】とか。他人に責任をなすりつけたり、嘘をごり押ししたり、色々見苦しい言い訳をするパターンもあるが、とにかく自分の非は認めない点では共通している。」

逆沢「流言飛語を信じて味方に大損害を与えても、それを認めないどころか、正論を言って諫めた忠臣を讒言して追い落とすような佞臣の話も聞くけど、そういう奴ほど、保身のためならなんでもするって感じね。」

鼎「斎藤知事も、失職の前から、絶対に自分の非は認めないタイプだったけど、今はそういう人が増えてる気もするよね。松本人志さんもそうだし。」

愛原「非を認めると直ちにバッシングされる風潮も一因かも知れないが、絶対に非を認めない事で、【これだけ潔白を主張しているのだから、この人は本当はシロではないか?】と一定の人を味方につけられる効果を期待している面もあるかも知れないな。特に【信じたい事しか信じない】人からすれば、応援している人が自らの非を認めない限りは、自分も堂々とその人を応援し続ける事ができるからな。」

逆沢「松本某が事実無根という限りは、自分は松本某を信じ、応援し続けるだけだ。みたいな感じね。斎藤知事にしてもそうだけど。」

愛原「温暖化現象をかたくなに否定し続けるトランプ氏もそうだが、どれだけ内容が適当でいい加減なものであっても、信じたい事しか信じない人にとっては、内容の信憑性はどうでもよくて、そう自信をもって断言してくれる事が最重要だからな。」

逆沢「歴史上にも、敵が流した流言飛語によって忠臣や賢臣が、疎まれて閑職に追いやられたり、追放されたり、誅殺されるケースは見られるけど、【忠臣気取りの奴こそが諸悪の根源である。その忠臣気取りの奴を排除すれば、状況はきっと好転する】と思いこませれば、どうにでもなるって感じか?」

愛原「中国で最大の英雄ともされる岳飛も、謀反の疑いをかけられて誅殺されたが、英雄はとかく嫉妬の的になりがちだしだからな。英雄ヅラしている生意気な奴を、隙あらば追い落としたい奴は味方の中にも多くいる。だからどうしても付け込まれやすいというのは、あるだろうな。」

鼎「厄介なのは、21世紀になった今でも、その岳飛の誅殺を正当化する人がそれなりにいる事だよね。単なる逆張りかも知れないし。公正世界仮説の支持者なのかも知れないけど。」

逆沢「イジメられた子に【僕はいじめられてなんかいない】と強がられると、いじめられっ子を支援したい人からすると困る事も多いけど、騙された人間に【自分は騙されてなんかいない】と開き直られるのは、それ以上に大迷惑だわ。こっちは騙された事による被害をすぐに抑えて反抗したいのに。コンコルド効果だか、確証バイアスだか、公正世界仮説だか知らないけど、そんなものに振り回されて、いつまで騙されたままにしとくねんというか。」

鼎「プライドが邪魔をするってのも、あるんじゃないのかな? 誰だって自分の非を見つめるのは、プライドが傷つくし。」

愛原「騙された自分を認めるという事は、騙されるほどに愚かな自分を認める事でもあるからな。どうしてもプライドが傷つくというか。歴史上にも、決死の諫言をしながら主君にそれを受け入れられず、逆に諫言した者が疎まれるケースが少なくない。故に主君のプライドが高いと、諫言するのも命がけというか。」

逆沢「流言飛語の計略から身を守ろうとしても、そう簡単じゃないってか? 人は案外簡単に騙される。そして騙された事実に気付こうとしても、プライドの高さとか、責任を取らされるリスクと、色んな要因が邪魔をして、対策が遅れて、被害がどんどん拡大する。被害額が増えるまで振り込め詐欺のようなものに気付かないのも、ある意味当然ってか?」

愛原「自己責任を重くみる人からすると、騙される方が悪いという事になるのだろうが、騙された人が被害者になるだけならまだしも、加害者になるケースも多いのが流言飛語の計略の怖い所だな。」

逆沢「名将や賢臣自体は、敵が仕掛けた流言飛語の計略などに騙されなくても、上司や同僚がその流言飛語の計略に引っかかったら、結局、名将や賢臣が排除されるのは避けられないようなものってか?」

鼎「今回の兵庫県知事選挙では、騙された人たちが、特定の候補者や県会議員さんに酷い攻撃を仕掛けた事もニュースになってたよね。」

愛原「自分が最大の被害者なら、それに気付いて反省もできるだろうけど、加害者側の場合、いつまでもそれに気付かない場合も多い。今回の兵庫県知事選は、そのパターンなのが厄介だな。」

逆沢「岳飛を排除した連中も、自分は奸臣を排除した善玉と信じていたのかねぇ~? まぁそうでなくとも、自分が騙されて名将殺しに加担したとなったら死罪は避けられないし。だから自分を正当化し続けるしかないような気もするけど。」

鼎「流言飛語の計略の凄さは、騙された者自身が、内心で騙された事に気づいても、保身やプライドの為にそれを口にしにくい部分もあるよね。だから発覚しにくく、ある種の気まずさだけが残るというか。」

愛原「いずれにしろ流言飛語やデマといったものに関しては、騙された者は被害者よりも、むしろ加害者側に近くなる。なので振り込め詐欺などであるような、騙された者による自己責任論で済まされるものではなく、社会としてそれを強く抑制していく必要があると思われる。」

鼎「今回の兵庫県知事選を受けて、敵対国が同様の計略を仕掛けてきたら案外、今の大衆は簡単にそれを信じ込んで煽動されるのではないか?という声も聞いたことがあるよ。事は単なる選挙スキャンダルではなく、安全保障上の一大事というか。」

逆沢「けど流言飛語を信じ込んだ大衆が悪いとしても、その大衆を罰して解決する問題なのか?」

鼎「誹謗中傷を信じて岳飛さんを誅殺した当時の王様や大臣たちを罰したら、状況は好転するのか?というのと同じようなものだよね。」

愛原「まぁそれ以前に、自分で自分に罰を与えたいと思う、王様も大衆もいないからな。流言飛語を信じた結果、自分が被害を受けたらそれなりに心の中で反省するくらいはするかも知れんが、他人に被害を与えただけで終わったと感じたくらいなら、逆に自己正当化して保身に走るケースの方が多い気もする。」

逆沢「流言飛語の計略の厄介さを感じるわね。騙された者が二度と騙されないように対策しようとしても、当の騙された者が、自分が騙されたという事実を認めず、逆に正当化してしまったら、どうしようもないというか。」

鼎「騙される側の人が騙されないように啓蒙する努力はすごく大事だけど、騙す側を抑制する仕組み作りにも本気で取り組む必要がありそうだよね。」

逆沢「騙す側に、騙すような人間になるなと啓蒙しろってか? それこそ無意味だろ?」

鼎「啓蒙ではなく、罰の方ならどうかな? たとえば詐欺犯とかに対する刑罰を重くするとか。敵国の首謀者自体は国外にいて捕まえられなくても、国内で嘘を信じて広めた人達を強く罰するくらいはできるだろうし。」

愛原「人を騙したり、嘘で傷つける事による罪が軽すぎるとは、自分も思う。今回の兵庫県知事選挙では特定陣営に対する根も葉もない誹謗中傷が出まわり、実際に偽計業務妨害やら、名誉棄損やらで告発する動きも出てるから、この際、徹底的に取り締まってもらいたい。ていうか今回のような選挙が合法という事になれば、これからの選挙はなんでもアリの無法状態になってしまう。警察や裁判所が、合法と認めるか? 違法と裁くか? 今後の民主主義の在り方は、彼ら次第と言えなくもない。」

鼎「ただ、公職選挙法や、政治資金規正法。後者に関しては、自民党の裏金疑惑もそうだけど、抜け道だらけなのが実情だよね。」

逆沢「公職選挙法違反で捕まるのは、なぜか落選した候補者ばかりなのも、妙な話だわ。ズルをしても当選しなかった候補者は容赦なく捕まえられて、ズルをして当選した候補者はお咎めなしって。殺人未遂犯は容赦なく厳罰にするけど、殺人を上手くやってのけたら罪を軽くすると言ってるくらい、やってる事がおかしいと奴らは思わないのか?」

愛原「政治家は落選したらただの人だが、当選したら権力者。権力者を逮捕するのは難しいという側面もあるだろう。たとえば兵庫県警が兵庫県のトップである知事に対して、どこまで強気で取り調べできるか?といった感じだな。あと、その当選を後押しした支持者からすれば、民意という盾もある。支持していない有権者からすれば、ズルで当選をだまし取った以外の何者でもないが、支持した有権者からすれば民意が彼を認めた以上、何者でも彼を裁く事はすべきでないという主張だな。」

逆沢「不祥事を起こした政治家が、【選挙で禊】みたいな事を言うけど、そんな感じか? 過去にどんな不祥事を起こそうと、当選したら、全ては許された事になる。萩生田も当選した以上は、それが民意。民意が彼の潔白を証明した感じにどうしてもなっちゃうみたいな。」

愛原「俺は、前回、前々回と、民意も間違える事はあるというか、愚かな大衆が間違った選択をする事は珍しい話ではないと元々思っているけどな。お客様は神様といわんばかりの態度のカスハラが今、問題にされつつあるが、民意は絶対といわんばかりの民意ハラスメントも、大概にしろと思う程度には。ここのサイトで何年も前からずっと言ってる事だが、民主主義は正しい情報が前提でなくてはならない。大本営発表みたいな嘘まみれの情報の元でどれだけ民意を問うても、絶対に正しい結論は出しようがないからな。」

鼎「選挙の際に、デマが飛び交うような状態は、絶対に阻止しなくてはならないよね。デマが飛び交うような状態で有権者に正しい判断をしろと言われても、そんな事は、絶対にできっこないから。」

愛原「公職選挙法も、公正な選挙が行われるように制定された法律だ。カネのある者がカネで有権者を買収したり、圧倒的な資金力で情報戦を制するような事が行われたら、とても公正な選挙にはならないからな。」

逆沢「ただ賄賂と同じで、贈賄側と収賄側が結託すると、なかなかこの手の罪は明らかにならない部分があるからね~。片方は賄賂をもらってニンマリ。もう片方は融通を利かせてもらってニンマリ。という両方が得する状態が維持される限りは、どうしても口裏を合わせられてしまうから。優勝パレードの寄付金還流疑惑にしても、要は贈収賄だから、お互いに口裏を合わす可能性はどうしても高くなるし。今回のPR会社がらみの公職選挙法違反疑惑にしても、口裏を合わせるのが両者にとって一番得な結果になるのが明白な以上、関係者の証言だけではなかなか決定的な証拠はつかめないと思うわ。」

愛原「賄賂がらみの罪の場合、李下で冠を正すような状況を作った時点で問答無用でアウトにしないと駄目なのは明白だが、モリカケの時も、李下であからさまに冠を直すような、誰が見ても怪しい状況でありながら、公文書も謎の改ざんをされて、結局、物証がないからセーフみたいな、不思議な状況に置かれてしまったからな。特にモリカケのモリの方に関しては、籠池夫妻から一定の証言が取れるなど、口裏合わせを崩せたにもかかわらず、安倍陣営がそれを否認した事で、なぜか籠池氏側だけが逮捕される極めて理不尽な結末になった。贈収賄系の罪は片方だけで成り立つ犯罪じゃないのに。」

逆沢「その理屈で言うと、内実を一時的にも暴露したPR会社の社長だけが逮捕されるような、変な結末もあり得るのかな? 森友学園の時みたいに、実質的な口封じと裏切者への制裁みたいな感じで。」

愛原「そのPR会社の社長はすぐに当該の内容を削除して雲隠れしたし。籠池氏のように露骨な反逆行為をしなければ、佐川金融庁長官みたいに無罪放免でかくまってもらえる可能性もあるかも知れないな。いずれにしろ逮捕されるべき人が逮捕されず。悪人にシロのお墨付きを与えてしまうだけの警察や司法には強い怒りを感じる。」

鼎「松本人志さんの裁判の件でも、松本さんの陣営はさかんに、物的証拠は何もないという点にこだわり続けたけど、それを言ったらジャニーズの人の件も含めて、大抵の性犯罪で物的証拠がある例の方が珍しいよね。殺人がらみでも、尼崎事件とか、勝田州彦容疑者の事件でも、状況証拠と容疑者の証言頼みでしかないし。逆を言えば、物的証拠を盾にするしかない時点で、既に怪しさ満点というか。」

愛原「口裏を合わせられるような状況なら、そもそも李下で冠を正した時点でアウトにする。特に燃やされたり改ざんされたりして物証が隠匿されているなら、そんな証拠隠滅と取られても仕方ない露骨に怪しい行為をした時点で、李下で冠を正した行為と認定する。それくらいやらないと駄目だろうな。税務署員が訪問中の家で一切接待を受けないのと同様に。」

逆沢「接待を受けた時点で、どうしても便宜を図った疑いが出てきちゃうもんね~。」

愛原「だから公職選挙法では、候補者が有権者に金品を渡したりするのは、一切禁じている。たとえ、おむすび一つであったとしても。」

逆沢「ただ全体として、まだまだザル法だからね~。企業献金を禁止していない時点で。」

愛原「企業側からすれば、見返りがないのに誰かに献金をしたとなったら、それは背任になる。だから献金する以上は、何らかの見返りがあるはずなのに、政治家は政治献金は断じて賄賂ではないと言い張って、それを正当化する。その時点で、重大な矛盾があるからな。」

逆沢「そういう意味では、公職選挙法も、抜け穴はまだまだありそうってか? まぁ落選したら容赦なく捕まえられるのに、当選したらなぜかお咎めがなくなる時点で、元々運用として色々おかしいけど。」

愛原「但し、今回は色々限度を超えている。これですら無罪放免となったら、今後、選挙で何をやっても合法になるんじゃね?ってくらいには。」

逆沢「今回の公職選挙法違反疑惑は、斎藤陣営の選挙企画を担ったとされるPR会社が、全て私の功績ですと言わんばかりにドヤ顔でそれをネットで公開した事が発端みたいだけど、けど、それだけが斎藤氏の逆転劇につながったと思えないのは私だけか?」

愛原「大きなきっかけの一つではあろうが、決定打は別だろうな。斎藤陣営の公式SNSも日増しに再生数がどんどん伸びていったのは事実だが、実は選挙期間中における立花孝志氏の動画再生数はその20倍にもなるからな。」

逆沢「つまり斎藤某の呼びかけが人々の心に刺さったというよりは、立花某による反斎藤陣営に対する誹謗中傷攻撃の方が20倍も効いてたって事か?」

愛原「動画再生数を基準にみれば、そうなるな。ちなみに斎藤陣営にとって最大のライバルと目された稲村候補の公式SNSは、選挙期間開始まもない6日に突然凍結され、そのアカウントが解除されたのは約10日後らしい。」

鼎「投開票日が17日だから、6日から10日近くも凍結されたら、選挙期間は何もできないよね。」

愛原「もちろん稲村陣営も手をこまねいたわけではなく、別のアカウントで12日に開設したものの、こちらは開設後1時間ほどでBANされている。稲村陣営は、【尼崎市長時代に退職金を大場に増額させた】とか【外国人参政権を進めている】などといった絶え間なく流されるデマに抗弁する機会も奪われ、で、怒った稲村陣営が偽計業務妨害で兵庫県警に告訴したという流れに現在なっている。」

鼎「亡くなられた県民局長さんに関する酷いデマもそうだし。一部の県会議員さんに対する酷いデマもそうだし。こういうのが許されたら駄目だよね。」

愛原「奴ら、既存のメディアをオールドメディアとレッテル貼ってこき下ろすが、今のネットメディアは嘘八百の誹謗中傷が横行しすぎている。報道しない自由を行使しまくったり、スポンサーや大手芸能事務所や電通などに媚びまくる既存メディアの腐敗ぶりも目に余るが、堂々と嘘を付いて平然としてられる一部ネットメディアの方が情報の信ぴょう性においてマシなんて事は、百パーセントあり得ないのだが。」

鼎「嘘もそうだけど、論理の破綻も目に余るよね。なぜ県民局長さんのプライベートが問題視されるのか、意味が分からないし。」

逆沢「全てにおいて清廉潔白な人でないと、内部告発してはいけないって論理じゃないのか? 意味分からないけど。」

鼎「松本人志さんの裁判でも、松本さんの弁護士は、探偵さんなどを雇って、相手方の重要証言者の弱みを握って、証言を取り下げさせようと画策していたみたいだけど、こういう場外乱闘的な方法で相手の口を塞ごうとする事自体が、そもそもルール違反だよね。」

愛原「ただ似たような真似は、警察不祥事が起きた際に警察がたまにやる手口でもあるけどな。被害者が風俗店に勤めていたとか色んなデマを流して、怠慢捜査を正当化しようとするというか。」

逆沢「被害者の素性次第で、警察の怠慢や加害者の罪状が酌量されたらたまらんわ。まぁ松本某に限らず、吉本興業のタレントは、こういう場外乱闘的な手段で相手方を黙らせるのに割と肯定的なイメージもあるけど。やってる事がヤクザそのものというか。」

愛原「内部告発で重要なのは、その告発内容であって、告発者のプライベート情報ではないからな。内部告発しようとする者は、事前に徹底的に身体検査しますなんてなったら、告発者なんて誰一人いなくなってしまうからな。」

鼎「県会議員さんに対する誹謗中傷も、度が過ぎてたよね。右翼の街宣車でもやらないような自宅強襲の街宣活動とか、完全に度が過ぎているというか。奥さんがノイローゼになって議員辞職せざるを得なくなった県会議員さんもいるとも聞くし。」

愛原「俺としては、徹底的に訴えて、戦って欲しいわな。でないとこの手の嫌がらせ行為をする連中は、自分たちの方が正しいから相手が逃げ出したみたいに、都合よく解釈するからな。」

鼎「ネットでリツイートしただけでも、それがデマや誹謗中傷の類なら、普通に敗訴して賠償させられる事もあるし。デマを信じて誹謗中傷をさらに拡散したり、正当な根拠もなくアカウントの削除依頼を行ったりした人には、ちゃんと厳罰を与えて欲しいよね。もちろんそういう動画を作った人も含めて。」

逆沢「ただ【赤信号、みんなで渡れば怖くない】って格言もあるからね~。池袋の暴走プリウス事故の被害者の遺族に酷い誹謗中傷をした女子中学生は、未成年であってもちゃんと裁かれたようだけど、同様の裁きが1万人以上いるかも知れないアカウント削除依頼者に対しても公正に適用されるか、ちょっと不安もあるけどね。」

愛原「選挙妨害そのものであり、偽計業務妨害という名のれっきとした刑法上の犯罪でもあるが、容疑者が仮に1万人以上いたら、立件するだけでも前代未聞の規模になりそうだな。」

逆沢「なんとなく適当な言い訳を考えて、彼らの蛮行を不問にして済ませそうな気がしてならないわ。もっとも兵庫県警が捜査を面倒くさがって不問にしたら、立花某のような煽動者が、ますます調子に乗って犯罪まがいのデマを流しまくって、世の中を滅茶苦茶にする未来しか見えないけど。」

鼎「けど、ことは国防の問題でもあるといったら言いすぎかな? 流言飛語の計略に対する抵抗力という意味で。」

逆沢「だったら国防の専門家を自称する石破総理の専門分野じゃん。急いでちゃんと取り組めば、良い意味で後世に歴史を名を残せるかも知れないし。前の総理は、東京都知事選で立花某にポスターを荒らされるような真似をされても無策なままだったけど、石破総理には日本の民主主義を守るためにも、しっかり対応して欲しいわ。」

愛原「立花孝志氏といえば、以前にガーシーとか言う候補者を国会に送り込んだ事もあったが、残念ながら日本の民意は、そういうのを当選させてしまう程度には残念だからな。」

逆沢「ガーシーが逮捕された時点で、大衆がおかしな候補に投票しないようにしっかり手を打つべきだったのに、放置していたら逆にこうなったといったら言いすぎか? もちろん東京都知事選でのポスター荒らし劇を経ても、大衆は面白おかしく済ませてしまうし。与党も自民党総裁選などに夢中で相変わらず無策だった件も含めて。」

鼎「ちなみにガーシーさんが逮捕された容疑は、常習的脅迫と名誉棄損。つまり兵庫県知事選挙で、亡くなった県民局長や一部県会議員に対する攻撃と同様の真似をしたからだよね。」

愛原「そう。本来なら相手が現職の国会議員でも国際手配してまで逮捕できる行為を、兵庫県知事選で堂々とやってのけたワルが少なからずいる。言い換えれば、彼らを逮捕できるか否かは、警察のやる気次第だけの問題でもある。そういえば稲村氏に関するデマに関しては、某参議院議員もネットで流してたようだが、メチャクチャな国会議員はどうやらガーシー氏以外にもいるらしい。」

逆沢「もっともガーシーの時は国会議員が相手とは言えたった一人。今回は不特定多数が相手だからね~。今の制度だと、理屈上逮捕は可能でも、実務として労力がかかりすぎる気がするわ。一罰百戒レベルの厳罰でも与えない限り、イタチごっこをするにも、捕まえるべきイタチが増えすぎて、全く追い付きそうにない気すらするというか。」

愛原「故に民意のリテラシーの強化も必要だが、制度面もしっかりとレベルアップさせていかないと、まずい。このままでは日本の選挙制度は、連中によって滅茶苦茶にされる。インターネットも何もなかった頃の選挙制度のままでは、正直とても追い付かん。」

鼎「公職選挙法も政治資金規正法もしっかり現代流にレベルアップして、関係者が口裏合わせをしても、李下で冠を正してるような状況があればそれでアウトとしやすい方向に変えていかないと駄目だよね。」

逆沢「存在自体が矛盾の塊の企業献金も、そしたら当然アウトになるわね。」

愛原「けどそれができないと、公職選挙法の本丸にも踏み込めなくなるからな。こういったら何だが、創価学会も統一教会も、何らかの利害関係があるから特定の政党を応援してる訳で。故にアウトとセーフの線引きをきっちりできないと、落選者は取り締まるけど当選者は見て見ぬふりするみたいな、恣意的な運用も改められないままになってしまうからな。」

鼎「特に流言飛語のようなものに対しては、断固とした対応が必要だよね。でないとメディアジャックに成功した陣営が、一方的にライバル陣営を貶めて、嘘で当選してしまうような結果を招きかねないから。」

愛原「現状だと、不当な誹謗中傷やアカウント削除依頼のような業務妨害行為が行われても、一人二人ならともかく、万単位の相手に対抗できる仕組みになってるとも思えないし。そこは法改正も必要だろうな。」

逆沢「まぁDappi裁判でも、特定の陣営がそういったPR会社を使って、こっそり印象操作を図るような行為が秘かに行われている件は既に明らかにされてるけど、現状、取り締まって、賠償させるのも一苦労だからね~。これじゃ、ビジネスの為に他人を貶めようとする輩も、絶対になくなりそうにないというか。」

鼎「今回の兵庫県知事選の逆転劇は、斎藤元彦さん個人の意思とは全く別に、自分の利益の為に、斎藤さんを持ち上げて、そのライバルを貶める動画を流した配信者が、たくさんいそうだよね。」

愛原「内容がデタラメであろうが、他人を中傷したり、業務妨害する内容であろうが、視聴者数さえ伸びれば儲けが出る仕組みになってるのが、まずいわな。裁判になって仮に少々出費が出ても、動画配信の利益が大きければ彼らはそれを決してやめようとしないだろうし。そうでなくても、ひろゆきじゃないが、平気で賠償金を踏み倒す輩もいるからな。あいつら、視聴者数が伸びれば、それで誰が苦しもうが、世の中が混乱しようが、どうでもいいと思っている。そういう仕組みを変えないと、今後も流言飛語の類はますます増えていく一方だろうな。」

鼎「そうすると、YouTubeやX(旧Twitter)のようなものを運営する企業にも、法的なメスを入れないとならなくなるのかな?」

愛原「とりあえず稲村氏が訴えた偽計業務妨害について、兵庫県警の判断を見守りたい。万単位でいるかもしれない不正申告者に鉄槌を食らわすか? あるいは最終的にアカウントの削除に応じたのはSNS運営会社という事で、彼らの責任の方を重く問うか? もしも後者なら、裁きの程度次第で現然たる法改正が必要となるだろう。特定企業のさじ加減で、候補者のアカウントを自在に削除も凍結もできるとなったら、外国企業が日本の世論を自由に支配できる事にもなりかねないからな。経済安保とか、そういうレベルの話で済まなくなってくる。」

鼎「実際、X(旧Twitter)を規制する国も出てきているし。あるいはオーストラリアみたいに、年齢でSNSを制限する国とかも出て来てるよね。」

愛原「どの国も、少なくともこのままの無法状態はヤバいと、少しずつ気付き始めているのだろうな。日本では少子高齢化が進んできている事もあり、若者の権利が強く騒がれているが、実際には若者ほど、SNSにはまりやすく、今回の兵庫県知事選挙でも、若い人ほど斎藤陣営の支持者が多かった。正直、若者は判断能力とか、そういう部分でまだまだ危ういと悟らざるを得なくなって、至極残念だが、不都合な事実として、自分として、今後受け止めていく。」

逆沢「若年層のSNSを規制する国が出るのも、そういう背景を考えたら、やむを得ないといった感じか?」

愛原「シルバー民主主義も個人的に大概だと思うが、若者ほど、SNSを介した流言飛語の計略に弱すぎるという一面を突きつけられては、さすがに放置できないからな。」

鼎「ちなみに同様の騒ぎは、実は先週の名古屋市長選挙でもあったそうだけど、こちらは敗北した与野党相乗り候補の陣営が、お年寄りもSNSを信じて困惑してるみたいなコメントもあったらしいけど。兵庫県知事選同様の酷いデマも流れたそうだし。」

愛原「そんな事もあるのか? けど名古屋も含めて、愛知県は以前もリコール騒動とかあったし。あそこも大概、悩みが絶えない地域だな。」

逆沢「まぁ愛知県というと、高須クリニックの有名な煽動家の地元だからね~。どんな奇妙な世論が形成されようと驚かないわ。」

鼎「兵庫県知事選挙で暴れた一部のユーチューバーが、【兵庫県知事選の次は名古屋市長選だ】などと銘打って、そちらでも暴れたとも聞くけど。」

愛原「完全に選挙が連中のおもちゃにされているな。それに乗せられる有権者も大概だが、だからこそ現状の放置はいただけない。国会での積極的な法改正と、警察や司法の断固たる対応の両面で、連中の跋扈を抑制していかないと、民主主義の上でも安全保障の上でも、極めて危険だと思う。」

逆沢「アメリカでも、何が正しいかどうかは重要視されず、何が都合がいいかで判断される風潮になってるようだけど、時代の変化に対応していけない国は、どんどんそういう方向に変わっちゃいそうだよね。」

愛原「アメリカくらい力があれば、無理を通せば道理を引っ込めさせる事もできるかも知れないが、そうでない奴が真似ても、大日本帝国やブレグジットのような結果しか生まないからな。どれだけ天動説を広めても、地球が平らになったりはしない。嘘をどれだけ広めても、それが通る範囲は限られる。そして嘘を通そうとすればするほど、無実の被害者も際限なく増えていく。嘘を通し続けるには、真実を語る人を悪人呼ばわりして排除していくしかなくなるからな。」

鼎「だから真実を見極める目が必要だよね。」

愛原「少なくとも【みんなが言っているから】みたいなのは、全く当てにならない。面白おかしい主張ほどどうしても広がりやすく、真っ当でつまらない主張はどうしても埋もれやすくなるというのもあるし。デマを流すのは簡単だが、それを打ち消すには何倍もの労力がかかるというのもあるし。エコーチェンバー現象みたいなものもあるからな。」

逆沢「流言飛語の計略自体が、【みんなが言っているから】という状況を作り上げる事で成り立ってるくらいだろうしね~。真相を追及されたら、それが計略とバレるから、いかにそれっぽいミスリードをするかがポイントになってくるというか。」

愛原「振り込め詐欺に対するネットのコメントとか見てると、自分は騙されないと思ってる人が多くて驚くが、仮に騙されない人がそんなに多ければ、そもそも人狼ゲームも成立しないからな。逆を言えば、人狼ゲームが成立する程度には、人間は元々騙されやすい性質を持っていると自覚した方がいい。」

逆沢「人狼に騙されて、無実の村人を吊ってしまうプレイヤーが続出するからこそ、ゲームとして成り立つからね~。もちろん序盤の内は、証拠も出そろわないから、憶測で人狼を推測するしかないし。その憶測を外す事もままあるわけだけど。」

鼎「人狼ゲームの面白さというか、厄介さは、じゃあ証拠が出そろう後半になる程、村人側が有利になるかといえば、必ずしもそうじゃないというところだよね。」

愛原「序盤戦を村人優位で進められれば、証拠が出そろう終盤になるほど、さらに村人優位に進む事も少なくはない。しかし逆に人狼側が序盤戦で優位に立つと、人狼陣営の発言力がさらに強まって、数がより少なくなった村人側の主張が、よりかき消されやすくなるからな。村人同士で協力し合って人狼を見つけ出そうとしても、村人ばかりを先に吊ってしまって、残りが人狼だらけとなったら、誰かとの協力すら難しくなるのは当然というか。」

鼎「あと、序盤戦で人狼優位に進んでいた場合、村人側が今までの選択が間違っていた可能性に気付いても、軌道修正が難しくなる問題もあるよね。」

逆沢「もしかしてそれも、コンコルド効果って奴か?」

愛原「序盤の判断の間違いを認めると、戦略を一から見直す事を余儀なくされて、回り道になるリスクもあるからな。まぁ、味方であるはずの村人を率先して人狼と疑って吊りまくったような独善的プレイヤーは、自分が吊られるか嚙まれるかしてゲームオーバーになるまで、自分が人狼側に騙された道化であった事に気づかないままだったりはしやすい。」

逆沢「まぁゲームの場合は、自分がゲームに負けた時点で、騙されてた自分に気づいて、後で反省する事も対策することもできるだろうけどね。」

鼎「リアルの場合は、悪徳宗教に騙されて全財産を貢いでも、死ぬまで信仰をやめない人もそれなりにいるし。騙されても気付かないというか、気付くとみじめになるから気付かないように意識してる人も多そうだよね。」

愛原「騙されてる自分に気づきたくない人は結構多い。だから流言飛語の計略は、短期間で一気に煽る。嫉妬心とか、憐憫の情とか、ギャップとか、そういう感情を煽って味方に付ける。一度味方に付けてしまえば、後でそれがおかしいと気付いても、簡単に宗旨替えしにくくなるし。そもそも気付こうともしたがらない人も多いからな。」

逆沢「名臣・忠臣・賢臣といった人達は、どうしても嫉妬の対象になりやすいから、流言飛語の餌食になりやすいみたいな感じね。」

鼎「アメリカがイラクに仕掛けた湾岸戦争の時に流された、油まみれの鳥の映像とかは、可愛そうといった憐憫の感情を巧みに刺激して、世論を煽動した典型例だよね。」

愛原「【実は正しいと信じられていた〇〇が悪党だった】みたいな逆張りも、流言飛語の定番だな。ヤンキーがちょっとだけ良い所をみせるだけでいい人扱いされたり、優等生がちょっとズルをしただけで悪人扱いされがちなように、人は結構ギャップに弱い【ネットde真実】もそうだが、世間が知らない真実に自分は気付いたみたいな錯覚をする事で、妙な優越感みたいなものを感じるのかも知れないな。」

逆沢「悪徳宗教に騙されるような人は、ほぼ例外なく、真実(?)に目覚めてしまった人たちだろうからね~。でないとあそこまで熱狂して信心できるはずもないだろうし。」

愛原「真相を探究する姿勢は大切だが、それは突き詰めると確率論とか、科学的現象とか、道理とか、そういう方向に向かうはずのものであって、少なくとも確信とは遠ざかるはずなのに、【ネットde真実】民を始めとする狂信徒たちは、まず確信できる真実があって、それを正当化するために確証バイアスを高めるような思想しかしないからな。」

鼎「結論が先にあるから、その結論を正当化できる情報は、根拠不明でも証拠として積極採用するけど、逆に都合が悪い情報はデマと切り捨てたり、しがちになるよね。」

愛原「ちなみにデマというのは、必ずしも嘘ばかりではない。それ自体は正しくても、証拠として価値が無ければそれは全てデマだ。【あいつはエロ本を部屋に隠している独身男だ。つまりあいつがレイプ犯だ。】とはならないように。」

逆沢「エロ本を隠してる独身男である事と、レイプ犯である可能性に、何の因果関係があるねんって感じね。エロ本を隠し持ってる独身男という情報自体に嘘はなくても、内容は酷い印象操作でしかないというか。プライバシーの侵害行為でもあるし。名誉棄損でもあるし。」

愛原「もちろん公務員が利害関係のある人から接待を受けたら、疑いを受けてもしょうがないように、これをやったら李下で冠を正した以上アウトとせざるを得ないみたいな範囲は明確に存在する。しなくてもいい明らかに疑われるような行為を、やってしまった訳だから。けど独身男がエロ本を隠し持ってたらレイプ犯扱いされても仕方ないなんてのは、さすがに論理の飛躍が過ぎるからな。」

逆沢「そんな事を言い出したら、【既婚男女が異性と会話してたら、不倫を疑われても仕方ない】みたいな感じにもなって、世の中が息苦しくなってしまうわ。」

愛原「ただ、流言飛語の計略は、そういう部分を上手く利用するからな。普段から誰かに嫉妬してる人は、その人のスキャンダルを心待ちにしてるから、誰かがそんな噂を流せば、積極的に乗りやすいだろうし。普段から不満を持ってる人は、あいつのせいでお前が不幸になっていると聞けば、そのあいつのせいに、積極的にしたがるだろうし。逆にあの人を応援すれば幸せになれると聞いたら、それに飛び乗る人も出るだろう。」

鼎「悪徳宗教の典型的な手口だよね。ご先祖様が悪いとか、家族が悪いとか吹き込んで、まず憎むべき対象を作り上げて、その上で信仰すれば状況が改善すると吹き込んで、人を篭絡するのは。」

逆沢「移民が悪いとか、オールドメディアが悪いとか、言って誘導するのは、まさにその政治版といえなくもないわね。」

愛原「なるほど。貴方が不幸と感じるのは、誰かのせいかも知れない。しかし見当違いの奴に憎しみをぶつけるのは、さすがに迷惑千万だ。まして自殺した県民局長とか、知事の横暴に苦言をする市長村長や県会議員に矛先をぶつけるのは、さすがに見当違い過ぎる。特にオールドメディアを非難した結果、訳の分からないユーチューバーにはまるのは、既存の宗教に絶望した結果、より怪しい悪徳新興宗教にのめりこむくらいヤバいと言わざるを得ない。【敵の敵は味方】ではなく、【狼を追い払うために人食いの虎を呼び込む】ようなものだ。」

逆沢「ただ、いくら苦言を呈しても、自分だけは騙されないと思いたがるのが、大抵の人間の性だからね~。だから騙される人も無くならないし。騙されてる自分に気付こうとしない人も無くならないし。だから詐欺師も、悪徳宗教も無くならないし。」

鼎「そこはやはり、制度で埋め合わせるしかなさそうだよね。流言飛語を啓蒙だけで止められないなら、詐欺師に厳罰を与えるとか、李下で冠を正した者にもしっかり罰を与えるとか、情報公開を徹底させるとか。」

逆沢「王様を啓蒙するだけで世の中が上手く回るなら、そもそも民主主義なんて生まれなかったし。どうやっても民衆に害を与えるような愚鈍な王様が誕生するのを阻止しきれないから、王様に変わる支配者を望むようになって、それが今の世の中になってるわけだし。それと同様に、大衆が愚かな判断をするのも避けられないなら、そこも制度で埋め合わせるしかないってか。」

鼎「だから国によって、SNSを制限するとか、色んな事をやり始めているというのも、ありそうだよね。」

愛原「そうでなくとも悪党は、既存のルールの穴をどんどん突いて来るからな。それに社会自体もしっかり対応していかないと、世の中自体が穴だらけになって崩壊してしまう。世の中が穴だらけになる事で、世直しが進んでると思いこんでる奴もいると思うが、破壊者と創造者は別物だからな。創造したいものがあって、その為に邪魔なものをまず破壊するというなら多少は筋も通るが、どんなものを創造するのか、その構想も曖昧なままに破壊活動だけ進められても極めて迷惑千万。【減税すれば経済発展する】レベルの発想は、とても創造とも想像とも呼べるものではなく、地球温暖化を全否定する以上の都合のいい妄想としか言えない。」

逆沢「そんな事で経済発展するなら、世界中の国々がみんなそうしてるって奴ね。論理にも値しないというか。こういうとディーブステートか何か知らないけど、世界を陰で支配する何者かが減税させないように仕組んでるからとか、色々反論されるかも知れないけど♪」

愛原「アメリカを裏で支配するユダヤ資本が黒幕というくらいなら話も分かるが、アメリカと仲が良いとは言えない中国やロシアや北朝鮮やアラブ諸国なども、どこも減税しないのはさすがにおかしいだろ? 実はアメリカもロシアも北朝鮮もパレスチナもイスラエルも、飢餓で苦しむアフリカの極貧勢力も、みんな裏で握手していて、対立や戦争をしてるのも、裏でみんなが結託していると思わせない為の猿芝居に過ぎないとまで言われたら、さすがに苦笑いするしかないけど。」

鼎「けど東日本大震災が、某国の地震発生装置によって起こされたみたいなデマを信じる人もいるらしいし。そういう流言飛語とも呼べないような陰謀論を信じる人もいるのが現状だから、やっぱりどこかでそういうのを抑えられるような仕組みは必要そうだよね。」

愛原「少子化で財源が細くなるにもかかわらず、水道管や道路の補修工事もやらなければならないし。そういう難しい課題を解決するために一生懸命頑張ってる人もいる中で、減税で経済発展とか言われると、頭がくらくらするわ。街づくりゲームでも、減税したら、それだけで勝手に街が発展しましたなんて作品はまずないだろうに。ターゲットを絞った減税なら、別の部分で代替財源を確保する事で大きな経済発展をうながす事もあろうが、一律減税で、代替財源もありませんじゃ、経済発展どころかインフラ崩壊で経済破綻まっしぐらじゃねえか。」

鼎「そこまで言うと、現実逃避の類だよね。」

逆沢「けど悪徳宗教にハマる人も、現実逃避がしたくて宗教にのめりこむような部分はありそうだしね~。それが流言飛語やデマの類であっても、信じたい事しか信じない人にとっては、盲目的に支持したくなる程度には、有り難いものなんじゃないの?」

愛原「まぁ今回のテーマは、あくまでも国王や大衆を啓蒙して、彼らの情報リテラシーを高める事ではなく、流言飛語などの計略を抑制する仕組みをどう制度と組み込むかの方だからな。もちろん彼らに対するリテラシー教育も同時並行してやっていく必要はあるが、悪徳宗教にはまるような人を抑制するにも、啓蒙だけでは限界があるからな。」

逆沢「信仰の自由とか、思想の自由やらにびびらずに、詐欺師には強く法の枷をはめて、活動を抑制する仕組みが必要ってか?」

愛原「嘘は、無実の被害者も生むからな。なんで勇気を出した告発者の方が責め立てられなきゃならんねん。なんでデマの打ち消しを図りたい側のアカウントが削除されなあかんねん。そういう非道の真似をする奴に対しては、思想の自由とやらで守るのではなく、しっかりと法の裁きを受けさせる必要がある。」

鼎「他国からの流言飛語対策も含めて、安保にこだわりのある石破さんが率先して取り組むべき課題だと思うけど、正直指導力が伝わらないのが残念だよね。」

愛原「法改正も急務だろうが、当面の課題も放置できないからな。少なくともあんなデマまみれの選挙活動を合法にされてはたまらない。現行法のままでは、警察や司法の労力は半端ないだろうが、だからといって合法扱いだけはされない事を強く望む。あんな選挙が合法となったら、これからの選挙も連中の好き放題にされかねないからな。真面目な政策理論や実績が意味をなさなくなって、嘘まみれで作られた印象操作だけで当選者を決められるようなのは、決してあってはならない。」

逆沢「真面目に捜査をしたら、兵庫県警が兵庫県のトップである知事を取り調べしなくてならなくなったり。陰謀論を垂れ流す立花某も、一部の国会議員やテレビコメンテーターも、ユーチューバーたちも、あるいは不当な違反者報告をした万単位に及ぶかもしれない逮捕者を出しかねない事態になりかねないけど、それでもあんな選挙を合法にしたくなければ、そこは兵庫県警が気張って頑張るしかないってか?」

愛原「だから法改正も急務なんだけどな。現行法でもガーシー氏を国際手配して逮捕できる程度の芸当は可能だが、たった一人を捕まえるのも手間というか、これだけ大規模な選挙妨害や名誉棄損行為を一斉に取り調べるとなると、どうしても業務を激しく圧迫するからな。現状、面倒くさいからもう合法でいいやってなりやすいのが、すごくヤバい。」

逆沢「まぁ落選者はすぐに逮捕するけど当選者は罰しないようなダブスタがまかり通ってる時点で、現行法が骨抜きなのは明らかだけど。今回はさらに悪質さでも、一線超えてしまってるからね~。規模的にも。誹謗中傷で県会議員が辞職に追い込まれたり。県議の自宅前で騒ぐような輩も現れたり。あるいは候補者から偽計業務妨害などで刑事告発とされる流れにもなったり。個人のプライバシーが一方的に丸裸にされたり。これらがぜーんぶ合法ですなんてなったら、無政府状態と大差無くなるというか。」

鼎「そもそも立花孝志氏の立候補自体が、公職選挙法に違反してるという声もあるよね。公職選挙法で貼れるポスターの数とか選挙カーの数とか制限されているのに、【僕には入れないで下さいね】なんて言う人が立候補して、その人が自分以外の候補者を応援したら、実質2倍のポスターを貼って2倍の選挙カーを走らせて2倍の選挙パワーを投じられるようになって、公正さが大きく損なわれるから。」

愛原「その件については、総務省選挙課は【法解釈上、候補者は他の候補者の選挙運動ができない】と断定した上で、最終的には警察の判断と見解を示してるわな。」

逆沢「霞が関としては一応正論だけを示して、肝心の実務と最終判断を、地元警察に丸投げしたって感じか? 兵庫県警、忙しすぎるな。現職の知事を取り調べて、立花某も取り調べて、その他のユーチューバーも取り調べて、偽計業務妨害に与した可能性のある1万人以上いるかもしれない容疑者も取り調べて、場合によってはYouTubeやXの会社も取り調べしなければならなくなったとすれば。そうでなくとも優勝パレードの件とか、増収側と収賄側が結託しているが故に現行法のままではほぼ立証困難な件に関しても、捜査もせずにはいられないだろうし。真面目にやったら、絶対に数年規模で業務が止まる奴だろ? 兵庫県警、そもそも何人おるねん?」

愛原「約13000人と言われてるな。」

逆沢「全然足りんじゃん。」

愛原「だから法改正が急務と言ってるだろ? さらなる大幅な税収減を招きかねない103万円の壁みたいな見当違いの話よりも先に。でないとトランプ大統領みたいなのが、いずれ日本でも誕生しかねないぞ。」

逆沢「つまり反トランプ法に関する国会の議論が急いで必要と。」

愛原「なんか誤解を招く言い方だな。別にトランプ大統領と仲良くするなとか、そういう事を言ってる訳ではなく、ただ単にデマがまかり通って政策理論もそっちのけで、印象操作次第で当選者が決まるような未来を避けるような法律が急いで必要と言いたいだけの話だが。でなけりゃ、どんな無法も合法扱いにしてしまうか、警察や裁判所を圧迫するか、あまり面白くない未来にしかならないからな。」

鼎「兵庫県警の人は、見て見ぬふりして嵐が過ぎ去るのを待つのではなく、適時、進捗を報告して欲しいよね。でないと自分たちが毎日働く場所がこんなにメチャクチャにされても、罪なき人たちが誹謗中傷で傷つけられても、いつまで経っても動こうとせず、彼らを全く罪に問わない事で、合法のお墨付きを事実上与える事になりかねないから。」

逆沢「まぁそれ以前に、兵庫県警の現職警官の中にも、相当数、斎藤ガールズみたいなのがいるかも知れないけどね。オウム真理教の捜査の時も、信者が警察の中に紛れ込んでた事もあって、捜査情報がだだ漏れで、かなり苦労したとも言われているし。」

愛原「取り調べをする警察の中にそんな工作員みたいなシンパがいたら、捜査自体も骨抜きになりかねないし。そこは13000人の中から厳選して捜査に当たらせるしかないな。何にしろ、事態は相当にヤバい事くらいは、認識もらえたらいいなと思う。政治家の良識と警察の良識に、まずは期待する。そして流言飛語が作り出した危うい世論に危機感を持つ人たちには、状況が悪化したからといって、安易にそちらに媚びるような真似をして欲しくないと思う。特にテレビ。元々腐敗しているのに、竹田某とか辛坊アナとか、どう見ても陰謀論側の人間をこれ以上起用して、腐敗を加速させるな。そしてデマに乗っかった人はそれを正当化するのではなく、速やかに警察に自首して、こういうユーチューバーがこういうデマを流してましたと情報提供するなどして、捜査に協力するくらいの誠意を見せて欲しい。県警の負担を少しでも軽くするため、全ての人が協力して欲しい。これ以上、都合のいい真実(?)しか耳を傾けない大衆を増やして、流言飛語の計略に対する耐性を弱められても困るからな。」


















過去のたわごと 
2024年  11月17日 愚かな大衆2 11月3日 愚かな大衆
10月20日 為政者の稼ぐ力 10月6日 悪の陣営に与する理由
9月22日 人類が招く人類存亡の危機のパターン 9月8日 地球統一政府
8月25日 戦争を無くす方法と戦争を支持する人 8月11日 バブル崩壊の一類型
7月28日 怪物化する俗物チーターの一類型 7月14日 悪事を誘引する事で利益を得る人たち
6月30日 二重相場制 6月16日 コンサルタントという外付け軍師
6月2日 事務の達人 5月19日 なろう領主による平和的経済活性術
5月5日 真剣勝負を観戦する喜び 4月21日 無知という名の免罪符
4月7日 権力闘争の一類型 3月24日 劣情
3月10日 腐敗した組織を内部から改める難しさ 2月25日 第三者の憶測に基づく介入
2月11日 結婚しない理由  1月28日 結婚という契約(相互扶助義務と貞操義務)
  1月14日 警察が動きたがらない理由 12月31日 初級者なりの対戦の楽しみ方 
2023年  12月17日 サイト刷新とトップページ変更のお知らせ 12月3日 報道資本主義とブラックジャーナリスト
11月19日 覆滅作戦 11月5日 強者のズルと弱者のズル
10月22日 自称中立(中立という名の傍観) 10月8日 変わらないテレビ局の体質
9月24日 被害者救済の視点と非親告罪について 9月10日 テレビ局の腐敗とテレビ離れ
8月27日 枕営業 8月13日 真相を追及する力
7月30日 昔の罪、昔の不祥事 7月16日 LGBT
7月2日 溺愛もの 6月18日 復讐系と自力救済
6月4日 親の能力や役割を継承する子供たち 5月21日 夢(寝てる時に見る方の)
5月7日 お布施とご利益 4月23日 地方の都市計画
4月9日 いろんな刑罰 3月26日 一度引退した者を現役復帰させるには?
3月12日 格ゲープレイヤーが求めるもの 2月26日 一強・談合体制
2月12日 Street Fighter Vの初心者 1月29日 スポーツとしての格闘ゲーム
1月15日 Street Fighter Vをプレイしてみた 1月1日 使いこなせない強大なパワー
2022年 12月18日 俺ならもっと面白いゲームを作るのにという妄想 12月4日 カルトと熱狂
11月20日 誰から税を取り立てるか? 11月6日 大量殺人 
10月23日 本人証明について 10月9日 誰のための正義
9月25日 解決師 9月11日 理屈が通用しない相手 
8月28日 政治家と密接に関わる一般市民について 8月14日 悪の宗教団体 
7月31日 チート能力者に対する反応 7月17日 要人
7月3日 戦略的準備VS戦術的対処 6月19日 正義VS秩序
6月5日 パワー・スピード、そしてスタミナ 5月22日 キャラの身長の設定
5月8日 自由の保障 4月24日 去っていく仲間
4月10日 戦争ゲームの指導者の目線 3月27日 悪に屈する時
3月13日 歴史ゲームにおける歴史の再現性について  2月27日 歴史学の価値について
2月13日 趣味に飽きる時、熱狂できる時 1月30日 私刑
1月16日 やってる感 1月2日 捜査・諜報に必要なもの
2021年 12月19日 壊された人 12月5日 リソース運用型ゲーム
11月21日 後継者争い 11月7日 戦力分析と番狂わせ
10月24日 選挙放談2021 10月10日 文明崩壊後のサバイバル
9月26日 中立な報道 9月12日 隔離空間でのアドベンチャー
8月29日 侵略者が撤退した後 8月15日 正義なき力を生み出す者
8月1日 問題点(悪)の所在 7月18日 責任の所在
7月4日 教育政策 6月20日 職の貴賤
6月6日 外患(外敵)よりも恐ろしい内患 5月23日 スローライフと幸福論
5月9日 社会に貢献する凡人たち 4月25日 情報戦の制し方
4月11日 予備戦力 3月28日 不正の告発と隠蔽
3月14日 職人(ドワーフ)  2月28日 地位に見合う責任と報酬の話
2月14日 娯楽産業  1月31日 名君・名宰相
1月17日 選別(トリアージ) 1月3日 大きく育ちすぎた作品
 2020年 12月20日 つまらないラスボス戦 12月6日 予知の活用方法
11月22日 信じたい事しか信じない人たち  11月8日 老化の始まり(能力のピーク)
10月25日 敵の成長率 10月11日 属人性
9月27日 信用(信用創造) 9月13日 犯罪都市
8月30日 同行するヒロイン、同行しないヒロイン 8月16日 まとめ役としてのリーダー
8月2日 なろう系主人公とやれやれ系主人公 7月19日 安楽死
7月5日 イデオロギーの矛盾や対立を超えて幸福を実現する方法 6月21日 アピールする人、出る杭を打つ人
6月7日 間違いを改める方法  5月24日 コロナよりも、ゾンビよりも、米軍よりも恐ろしい集団の空気
5月10日 部隊長の決断 4月26日 集団ヒステリーと同調圧力 
4月12日 札束を無限に刷り続けるとどうなるか? 3月29日 借金取りの恐怖
3月15日 禅譲 3月1日 秩序志向のプレイヤーと混沌志向のプレイヤー
2月16日 (こまめな)人事異動(のススメ) 2月2日 忠誠度という名のゲームパラメータ
1月19日 恨み 1月5日 鞍替え
 2019年 12月22日 景気 12月8日 承認欲求に囚われないために
11月24日 黒幕としてのスポンサー 11月10日 プロスペクト理論とモブの生き残り戦略
10月27日 追い込まれた悪人キャラのダメージ・コントロール戦略 10月13日  いじめっ子キャラの特徴
9月29日 命令に背くNPC 9月15日 平等・公平を維持するためのコスト
9月1日 能力値とスキル 8月18日 地位を与えられた者(中間管理職)
8月4日 パニックホラーもののリーダー 7月21日 パニックホラーものの主人公
7月7日 許される人と許されない人 6月23日 愚民政策
6月9日 壊された人への対応 5月26日 新時代の脅威
5月12日 (攻撃の)大義名分 4月28日 前回の反省とキャスティングの話
4月14日 汚染された情報の拡散 3月31日 理想の選挙制度
3月17日 黙示 3月3日 あの世の世界
2月17日 うまくいかなかった革命後をどうするか? 2月3日 策略としての挑発
1月19日 腐敗した司法(正義の裁きの担い手)  1月5日 強きを挫き弱きを助くVS弱きを挫き強きを助く
 2018年 12月23日 悪の根源≒マウントしたいという欲望 12月9日 Steamのゲーム
11月25日 成り上がったダメ人間 11月11日 自分を強化する技VS敵を弱体化する技
10月28日 限界への挑戦 10月14日 「弱者=守られるべき善人」でない場合
9月30日 脅しによる支配 9月17日 信用できない情報だらけの社会の場合
9月2日 太鼓持ち 8月19日 連続攻撃
8月5日 信用スコアに支配された社会 7月22日 内通者
7月8日 人件費コスト管理ゲーム 6月24日 忠義者キャラ
6月10日 欠陥つき有能キャラの処遇 5月27日 邪悪な独裁者に支配された組織のメンバーの挙動
5月13日 邪悪な独裁者が健全な組織を乗っ取る方法 4月29日 論破
4月15日 正義の味方という名の制裁者 4月1日 平気で嘘をつける人たち 
3月18日 公正世界仮説 3月4日 被害者叩き 
2月18日 政治力 2月4日 統率力 
1月21日 優秀すぎるライバルが現れたとき  1月7日 素性を表す記号としての肩書き
2017年 12月24日 フリゲの雑談  12月10日 賤民階級
11月26日 個性づけとしてのパラメータ 11月12日 宿敵宣言
10月29日 大同団結 10月15日 品質について
10月1日 華麗な策略、汚い策略。その違い 9月17日 平等主義と反平等主義
9月3日 ファン型オタクとマニア型オタクの違い 8月20日 ツイッターの利点と問題点 
8月6日 大抜擢された人材 7月23日 誇りと傲慢
7月9日 傲慢とマウンティング 6月25日 権威を利用するナイトども
6月11日 悪事プレイ(のススメ) 5月28日 異界人(宇宙人)の干渉
5月14日 集団の思考ルーチン 4月30日 人間っぽさ=非効率的な思考ルーチン
4月16日 名声欲 4月2日 無言の圧力と忖度
3月20日 ロスト・ハイ・テクノロジー 3月5日 破壊神の信者
2月19日 一人称形式で見える視野の範囲 2月5日 歴史的人物の当時の評価
1月22日 未来予測 1月8日 人相見(人物鑑定)
2016年 12月25日 商業レビュアー 12月11日 成長戦略の目玉としてのカジノ
11月27日 パニック 11月13日 生存ゲーム的なシチュエーション
10月30日 強敵感 10月16日 感情移入という視点からのキャラクターメイク
10月2日 供給過剰社会 9月18日 血筋
9月4日 統一されるべき尺度 8月21日 暑さと寒さ
8月7日 (優秀な)下っ端 7月24日 超便利社会=超疲弊社会
7月10日 社会的弱者を量産し、彼らを悪の先兵に誘う者  6月26日 少子化社会という舞台
6月12日 有事法制(緊急事態における法のあり方) 5月29日 悪のセレブサロン 
5月15日 成功者が成功後にやりたいと思うこと 5月1日 ゲーム世界とリアル世界の違い
4月18日 過去に戻ってやり直すということ 4月3日 八百長 
3月20日 異邦人(外国人労働者) 3月6日 陣形
2月21日 功績泥棒 2月7日 三国志13をプレイ
1月24日 裏切り者 1月10日 善政家
2015年 12月27日 精神~命よりも大切なもの 12月6日 独立戦争 
11月23日 ジャーナリスト 11月8日 精神力 
10月25日 優しい指導者  10月11日 助けを求める人たち 
9月27日 兵站 9月13日 善玉が起こした悪事や不祥事
8月30日 カイゼン 8月14日 盗作・ゴースト
8月2日 表稼業 7月20日 正論を用いない説得工作
7月5日 ディストピア 6月21日 財政破綻
6月7日 防諜 5月24日 サイコパス
5月10日 戦犯 4月26日 ハト派とタカ派
4月12日 不遇な先駆者 3月29日 プロギャンブラー(バクチで生計を立てる人)
3月15日 世界の管理者という名のラスボス 3月3日 命令コマンド
2月15日 攻略本・攻略サイト 2月1日 お遊びコマンド
1月18日 精神異常状態 1月4日 NPCの選択判断ルーチン
2014年 12月14日 男女キャラクターの比率 11月30日 不安と安心の役割
11月16日 現実主義者の正体 11月3日 アイテムゲット
10月19日 真相にたどり着けない者 10月5日 挫折
9月14日 嫌いだけど素晴らしい人達 9月7日 売れている作品と面白い作品の違い
8月24日 援軍 8月3日 ブラゲとパケゲ
7月20日 根性論と科学的知見に基づいた肉体改造 7月6日 ディスリスペクト(軽蔑・disり)
6月22日 あやかり系主人公 6月8日 中毒
5月25日 箱庭ゲーム 5月11日 ダブルスタンダード
4月20日 偽りの理想郷 4月6日 防御力
3月23日 自分用ゲーム作り 3月9日 育成する指導者、選別する指導者
2月23日 忠誠 2月9日 変化するキャラクター
1月26日 一芸職人VS器用貧乏 1月11日 評判
2013年 12月23日 身分制度 12月8日 陰謀
11月24日 秘密 11月10日 努力が報われるゲーム
10月27日 ゲームの自由度について 10月13日 出来の悪い二代目
9月29日 怒り 9月15日 撤退戦術
8月30日 ヒール(悪役) 8月15日 覆水盆に返らず
7月28日 予知・予測 7月13日 かつてのヒーロー
6月30日 覚醒(新能力発現・急成長) 6月15日 犠牲
6月3日 単独開発 5月19日 ダメ人間
5月5日 悪徳宗教を必要とする人々 4月21日 悪の連帯責任
4月7日 3種類の立場からみた作品批評 3月24日 中立性を装った愚痴・悪口など(仮)
3月10日 人気対戦競技の条件 2月24日 幻想空間
2月10日 お金 1月27日 尊敬できる敵
1月13日 やる気・気合 12月29日 ルール
2012年 12月15日 厨二病 12月2日 売れ筋
11月17日 改心 11月4日 議論
10月21日 優秀な人材の起用・登用方法 10月7日 憎しみにとらわれた人達
9月22日 友情やコネによる人事起用の危うさ 9月8日 権力欲に取り憑かれた人達
8月19日 敗北の受け止め方~捲土重来を期すために 8月5日 作者(表現者)が作品を通じて伝えたい思い
7月29日 人が自ら死(自殺)を決意するとき 7月15日 選択肢を選ぶことによる覚悟(リスク)
7月1日 選択肢があるということ 6月16日 宣伝と人気
6月2日 ホンネとタテマエ 5月19日 コンプガチャに学ぶ確率論とイカサマの話
5月6日 鑑識眼 4月30日 平等と競争
4月14日 公務員ヒーロー 4月1日 SF設定
3月18日 情報収集 3月3日 原発考察
2月19日 プライド 2月5日 お笑い
1月22日 ラスボスの処断方法 1月8日 創造→創作
2011年 12月30日 独裁者 12月9日 二次創作品
11月27日 万人向けからマニア向けの時代へ 11月13日 無敵能力の人たち
10月29日 正式名称 10月15日 利の人、情の人
10月3日 ポジティブ・ネガティブ 9月16日 利権
9月3日 借金 8月21日 何も変わらない事の恐怖
8月5日 発信したいオタクと共感したいオタク 7月25日 戦う地方、媚びる地方
7月17日 充電期間 7月10日 ひとそれのアンケート結果
7月2日 供給過剰気味のゲーム(&娯楽) 6月21日 東日本大震災3
6月5日 上司に反発 5月21日 修正する度量
5月14日 挑戦する勇気 5月1日 調子
4月17日 専門スキル 4月3日 東日本大震災2
3月18日 東日本大震災1 3月5日 ネトウヨと不良キャラの共通点
2月19日 信用ラインと警戒ライン 2月5日 信じられない者ばかりの世界観
1月23日 武器を交えない戦争 1月16日 しゃべらない主人公
1月7日 異世界に飛ばされた凡人 12月25日 後ろ向きな嫉妬心
2010年 12月19日no2 人それのゲーム難易度 12月19日no1 社会人型キャラ
12月11日 新作公開してから一週間 12月5日 新作ゲーム紹介
11月20日 理想と現実 10月29日 新作公開予定
10月18日 派閥 10月1日 仲間
9月19日 キャラクターイメージ 9月6日 理想を持った人間。そうでない人間
8月21日 革命後 8月8日 長編のオチのつけ方
7月24日 勇者は世直しができるか? 7月10日 全力集中プレイと長期戦略プレイ
6月27日 RPGのチームバトル 6月13日 傭兵団
5月29日 相手の思考をよんでみよう 5月14日 扇動する者、される者
5月7日 こっそりアンケート設置お知らせ、ほか 5月3日 地方を主人公の舞台にしてみよう
4月17日 コンピュータは人間を上回れるか? 4月2日 政権交代から6ヶ月が過ぎて
3月22日 フィクション 3月12日 困ったパーティメンバー
2月21日 責任 2月6日 教育
1月23日 トップダウン式製作とボトムアップ式製作 1月10日 ゲーム作成スタッフ
2009年 12月25日 政権交代から3ヶ月が過ぎて 12月12日 血液型
11月29日 編集日記・編集後記 11月14日 AVG(+SLG)制作中
10月31日 シナリオ 10月18日 ゲーム作りで完成までこぎ着けるためには2
10月3日 オリジナル 9月19日 ゲーム作りで完成までこぎ着けるためには
9月6日 実在モデルをどこまで採用できるか 8月24日 素材?
8月14日 今時の報道スタイル 8月8日 ユーザーサポートにメールを送ってみました
7月25日 恋愛シミュレーション2の魅力? 7月11日 人気と実力
6月27日 打ち切り 6月19日 エロゲ規制強化の流れからみるゲーム考
6月6日 貴族階級 5月23日 悪の戦闘員
5月10日 異なるキャラクターの視点でみてみよう 4月24日 強者がますます強くなる・・・
4月11日 ゲームエディタ 3月29日 愛郷心
3月22日 匿名ネット社会 3月6日 暗躍する超能力者たち
2月22日 信者キャラ 2月15日 必殺技
2月1日 アンチヒーロー(悪役型英雄) 1月23日 カタストロフィーを未然に阻止しよう
1月16日 フェアな戦い 1月3日 あれから幾年後
2008年 12月28日 国盗りSLGの景気対策 12月20日 現実世界をゲーム化してみよう
12月5日 内部対立 11月29日 推理もの??
11月22日 悪人とも言い切れない罪人 11月7日 正史
10月31日 萌えない女性キャラ 10月18日 関西弁
10月5日 大阪 9月21日 避けられない強大な敵
9月7日 人気・魅力・カリスマ 8月29日 黒幕
8月23日 運と実力 8月9日 COMの思考ルーチン
8月3日 新シナリオ「HeiseiNippon」公開 7月19日 軍師
7月5日 各国の思惑を構成するもの 6月21日 催眠術
6月7日 和解 5月24日 知恵者
5月16日 千年生きてみよう 5月3日 生き残ることと勝ち残ること
4月18日 冷酷な指導者 4月5日 お金の使い道
3月15日 若さ 3月7日 性能と運用
2月29日 アンケート現況発表(質問2について) 2月22日 広報戦略
2月10日 差別 1月27日 敵のスペック

1月13日 神の加護、神聖魔法 12月30日 フリーゲームのレビュー
2007年 12月16日 国盗りゲームのパターン 12月1日 謎について
11月16日 ゲーム世界での対人設定2(その他視点) 11月3日 ゲーム世界での対人設定1(味方視点)
10月20日 レジスタンス勢力 10月5日 終盤~エンディング
9月21日 世襲について 9月8日 悪役(ヒデブ派5隊長など)
8月24日 確率について 8月10日 セーブ&ロード
7月27日 成長について 7月15日 SRPGにおける白兵部分のゲーム的処理
6月30日 SRPGのマップのシステム 6月17日 徴収と略奪
6月2日 兵科あれこれ 5月19日 理想の君臣関係
5月4日 経済力うんぬん 4月21日 戦略ゲームと戦術ゲーム
4月6日 公開情報と非公開情報 3月24日 個人戦用の武器等
3月9日 兵士の武器 2月25日 ゲーム作りとゲーム遊び
2月11日 少数派(属性持ち)向けゲーム 1月28日 バージョンアップ

1月13日 宮田軍にてこ入れ? 12月30日 フリーゲームの宣伝
2006年 12月15日 投票・アンケート 12月1日 最強の敵
11月18日 動かしやすいキャラと動かしにくいキャラ 11月4日 デバッグ
10月22日 現代・近未来ものについて 10月6日 趣味の社会人クリエイター
9月15日 新作?の状況について 9月8日 BGMについて
8月27日 登場人物の口語表現 8月12日 女性キャラ
7月28日 主人公選択式ゲーム 7月16日 マイサイトについて
7月2日 死について 6月17日 風刺について
6月2日 シナリオタイプあれこれ 5月19日 ゲーム作りの進め方について
5月5日 ゲーム作りを始める時について 4月21日 高能力キャラの表現方法
4月8日 悪い敵 3月31日 名前について
3月18日 伝え方と伝わり方 3月12日 キャラクターのプロフィールについて
3月5日 アマとプロによる基本プロット考 2月25日 自作CGについて
2月19日 著作権について 2月12日 バックグラウンドの設定について
2月5日 SRPG95の次回作に対する期待 1月29日 分岐と自由度について
1月22日 難易度について 1月15日 勢力別能力値考察
1月8日 主人公について 1月1日 ユニットの能力値をどういじるかについて
 2005年    12月30日 12月23日 12月16日 12月9日 12月2日 11月25日 11月18日 11月11日 11月5日 10月31日