愛原様のたわごと(25年3月9日)





愛原「前回、鼎が【人類は真相解明を繰り返して発展してきた】とか、【真相を解明できないで伏線だけ放置されると、モヤモヤ感も残ってストレスがたまる】みたいな事を言ってたが、最近はやたら真実に目覚める人が急増している気がしないか?」

逆沢「勝手に真実に目覚めた気になってるだけだろ? 真実とか真相とか、そんなもん、簡単に到達出来たら誰も苦労しないのに。」

鼎「真実や真相は、限りなく近づく事に意義があるけど、完全な到達自体は、私は永久に不可能だと思ってはいるのだけど。どれだけ望遠鏡や顕微鏡の性能を高めても、宇宙の端も、物質を構成する最も小さな存在も、おそらく確認もできっこないだろうというか。」

愛原「絶対的に正確な物差しも時計も、作る事は永久にできないみたいな論理だな。科学の発展によって、精度自体はいくらでも上げられるだろうが、一切の誤差もない物差しや時計は、さすがに作れるはずがないというか。」

鼎「アインシュタインさんの相対性理論は、人類の科学の発展に大きく貢献したけど、それでも相対性理論では説明できない事柄もやっぱり出て来たりしてるようなものだよね。その理論が無かった頃よりは、はるかに精度の高い研究や分析が可能になったのは間違いないけど、それによって全ての科学的な証明が可能になったとまでは、さすがに言えないというか。」

逆沢「口の悪い奴に言わせれば、結局アインシュタインも、ダーウィンも、マルクスもケインズも、みんな嘘つきだったって事らしいけどね。」

愛原「ひどい言い分だな。まぁ、そいつらに言わせたら、現代最高の技術力で作られた物差しも時計も、みんな精度不足の粗悪品という事になりそうだな。」

逆沢「アインシュタインさんの相対性理論にしろ、ダーウィンさんの進化論にしろ、マルクスさんやケインズさんの経済理論にしろ、その理論が無かった時代よりは、はるかに世の中は進歩してると思うよ。彼らが唱えた説が完璧な真実・真相ではなかったとしても、決して無益なものではなかったはずというか。」

愛原「人類は文明の発展によって、弓とか、銃とか、戦車とか、色んな武器も発明していったが、弓も銃も戦車も、決して万能兵器ではないからな。局面によっては徒手空拳こそが最も役に立つ事もある。それと同じで、科学は人々をさらに豊かに便利にするが、決して万能ではない。逆を言えば、万能ではなくとも、用途を間違えなければ、それが無かった頃よりは、確実に人々を豊かに便利にしてくれる程度には有益なものだ。」

逆沢「真実や真相も、そこに到達する事ではなく、そこにより近づく事に意味があるってか? 真実や真相に到達した気になるのは、さすがに思い上がりが過ぎるというか。」

愛原「もっとも、確実な真実は分からないで片づけては、世の中は停滞するからな。暫定でも、現時点での真実を定める事は意味があるだろう。全ての1万円札が本物かどうかをいちいち疑っていたら経済活動は成り立たないし。何度数えても袋の中のミカンが10個なら、間違いなく10個入りであると判断しないと、そこから先に進むこともできないからな。」

鼎「言い方を変えれば、信じたくない事がある人ほど、徹底的に疑うよね。99%の確率でアウトでも、1%でも可能性があれば、まだ確定はしていないとばかりに、決断を先延ばしにしたがったり。」

逆沢「決断を先延ばしにするだけなら、まだ良心的だわ。世の中には、1%でも可能性があれば、そちらを真実とみなして信じると言い切る人すらいるからね~。確率的に明らかに分が悪い方を真実と決めつけて、ベットしている状態というか。」

愛原「少年漫画の主人公であるか、ギャンブルと割り切るなら、そういう判断も、まぁアリだろう。どこかで分の悪い賭けをして、それでも勝てるくらいでなければ、人より大幅に成功するのは難しいからな。」

鼎「ギャンブルなら確率的に分が良かろうと悪かろうと、どちらを選んでもその人の自由だけど、科学とか、裁判とか、国家運営のような世界で、それはまずいよね。」

逆沢「ギャンブルみたいな感覚で、軽い気持ちで無謀な戦争に突き進むような愚か者の指導者も、歴史的には珍しくないけどね。」

愛原「科学の世界で、根拠の薄い説を真実と決めつけて確信的に語ると、大抵、異端扱いされるわな。今の世の中でいえば、自分の浅い知識では証明できない現象が起きたからといって、安易に心霊現象とか、神の怒りとか、宇宙人の仕業とか、決めつける輩のようなものというか。」

鼎「もちろんそれらが絶対に有り得ないとは断言はできないけど、そちらに振り切って断定までしてしまうと、科学者としては失格だよね。神学者とか霊能者といった肩書を名乗るなら、アリかも知れないけど。」

愛原「百歩譲って、どんな一流の科学者でも、説明・証明できないような謎現象が起きたなら、ほんの少しくらいは考慮の余地もあるかも知れないが、まぁ99%の場合は、自分では理解不能な怪奇現象でも、別の専門家からみたら、何でもない科学現象とか、心理現象ってのがほとんどだからな。」

鼎「私達からすればあり得ない超能力のようにみえても、手品師からすれば、初歩的なトリックという事も珍しくないよね。」

愛原「身体能力の器用さや、演技の上手さが必要なマジックはさすがに無理だが、数字を使ったマジックくらいなら、俺だっていくつかネタも持ってるからな。」

逆沢「あー、頭の中で想像した数字を当てるみたいなマジックとかか? あんなの子供だましじゃん。比喩じゃなくて、読み上げられた公式が頭の中で浮かぶタイプなら、中学生でも余裕でカラクリを証明できるマジもんの。」

愛原「まぁそういう初歩的なものも含めて、数字のマジックは色々あるぞ。一つ言えるのは、理解できない人からすれば超能力でも、理解できる人からすれば子供だましのようなトリックが、世の中にはごまんとある。自分だけが真実に目覚めた気になっていても、そのほとんどは大いなる錯覚だということだ。」

鼎「自称、真実に目覚めた系の人は、トリックを知ってる人からすれば、ありえないような壮大な物語を頭の中で作ってる事も多いよね。陰謀論者とか。」

逆沢「そういう人は、自分が間違っている可能性を疑うのではなく、世の中の人の大多数こそが騙されていると確信しがちなのよね。お前がガリレオ級の偉人なら、まぁそういう事もあるだろうけど、99%以上の人間は、凡俗側のくせに。」

愛原「けど世の中には、みんなが8時半に集合してる中、自分だけが9時半にそこに集まっても、自分ではなくみんなが間違っていると本気で思いこんだりする奴もいるからな。そんな奴、おらんやろと思うかも知れないが、心の底でどう思っているかは不明にしても、そう言い張る人間は実際にいる。」

逆沢「斎藤元彦兵庫県知事風に言えば、【私としては、あくまで9時半集合で間違いなかったと認識している】みたいな感じか? あくまで他人の認識よりも、自分の認識の方が正しいと。」

鼎「私は、そういう認識の齟齬が起きた場合、イジメとか、誰かの悪意を想像するけど、どうかな? 誰かが悪意を持って、その人に9時半集合という嘘の情報を伝えたら、さすがに騙されても仕方ないというか。その人が9時半集合と認識していても、そう認識してしまった事自体は非難できないというか。」

愛原「だよな。まぁ普通の人間は、自分だけが皆から1時間も遅れて、9時半に集合してしまったと気付いた段階で、自分が勘違いしたか、さもなくば誰かの過失もしくは故意のせいで騙された可能性を考える。さすがに自分だけが集合時間を正しく認識し、他の全員こそがそろって間違っていたと結論付けるものはほぼいないだろう。」

鼎「けどそう考えると、斎藤知事は、その普通ならあり得ない認識をしちゃってるんだよね。心の底は分からないにしても、少なくとも表面上は。百条委員会で結論が出ても、それを跳ね除けて、あくまで自分の認識をそのまま貫き通しているという事自体、他人が何と言おうが、自分の無謬性をどこまでも確信している事の証そのものというか。」

逆沢「真相究明は疑う事から始める事で成り立ってるのに、この手の決めつけ刑事どもは、なんで疑いもせず、そこまで自分の思いこみとか、正しさをそこまで確信し続ける事ができるのだ?」

愛原「まぁ、歴史修正主義者が代表的だが、真実を追究するのではなく、真実と決めつける事で有利な状況を作り上げようとする人間は、どこにでもいるからな。」

逆沢「罪人が、自分の罪を減免するために、噓のアリバイを真実のごとく吹聴するようなものね。その噓のアリバイが、真実と認定されれば自分にとっては最善の結果だから。」

鼎「考古学の世界でも、無関係の石器を事前に埋めて、それを自分が発掘するように見せかけて世紀の大発見を装った事件もあったし。故意に嘘の真実を作り上げる人もいるから、油断できないよね。」

愛原「この世に嘘つきも勘違いも存在しないなら、あるがままに全ての事象を盲目的に信じるだけで足るのだが、現実はそうじゃないからな。疑うことを知らないと、いずれ騙される。あるいはこの世の全ての人が善人であったとしても、自分の勘違いや思い込みのせいで、勝手に間違える事もある。」

逆沢「他人を疑うだけでなく、自分自身もしっかり疑う必要があるってか? 事実誤認をできるだけ防ぎ、より精度の高い真実や真相に辿り着くためには。」

鼎「ていうか、真実の追究というのは、実質的に自分をどれだけ疑えるか?の問題だよね。自分を疑うことをやめたら、その時点で自分なりの真実や真相が決定されてしまうだけの事だから。」

愛原「ちなみに一般的な知識人は、知識を蓄えるほどに、自分が今まで無知であった事に気付くから、断定する事にどんどん臆病になっていく傾向がある。誰かに異論を向けられると、ちょっと待てと、今までの自分の価値観を一度疑う習慣が自然とついていくというか。」

鼎「けどいわゆるオタクと言われる人でも、二種類いるよね。探究者タイプ信者タイプ。探究者としての道を歩み始めたオタクは、豊富な知識量とは裏腹に逆に安易な断定を避けたがるようになるけど、信者への道を歩み始めたオタクは、逆にどんどん自分の信仰の確信を強めていくというか。」

愛原「俺は、自分よりはるかに知識豊富なオタクに恥をかかされた経験が割とあるから、ドヤ顔で確信めいた事を言える奴が無謀に見えて仕方ない。が、信者タイプの気持ちが分からない訳でもない。どれだけ周りに否定されても、自分だけは最後まで信者であり続けようとする事でアドレナリンが出るというか、ある種のエクスタシーを感じるというか。」

鼎「禁断の恋とかもそうだけど、周りに反対されるほど、逆に燃え上がるみたいな感じかな? 理性的な人が諫めれば諫めるほど、こういう人は逆に抵抗や結束を強めるから、諫める側の人は大変だよね。」

逆沢「けどこういう人は、一番陰謀論にハマりやすいタイプな気もするわ。敵が強大なほど、アドレナリンだかエクスタシーだか知らないけど、どんどん燃え上がるタイプだから、だから脳内の敵もどんどん大きくなりがちというか。」

愛原「そう。先の9時半に遅れて集合した例に例えれば、自分が勘違いしたなんて認識には絶対にならず、特定の誰かが自分を陥れたという認識でも満足せず、自分の認識を否定してくる人間全てが敵のように見えてくる。だから9時半に到着した自分だけが正しく、8時半に到着した自分以外の全員こそが間違っていたという、極端な認識になる。」

逆沢「自分だけが、9時半集合という真実に目覚めているってか。他の人間はみんな騙されているか、もしくは結託して自分を陥れていれようと企んでいるか? そう考えて。」

鼎「自分だけが9時半に遅れて到着してしまった件を、真面目に真相究明しようとすれば、まず自分の勘違いか、誰かに誤って伝えられたか、誰かに陥れられたかを調査すべきなのに、陰謀論者はそうではなく、もっと壮大な物語を妄想して、結論ありきでそういう風に考えてしまうという事かな?」

逆沢「長く混乱が続いている兵庫県政でいえば、まともなのは斎藤知事や増山さんや岸口さんらだけで、大多数の県職員も県議会も、兵庫県内の市長村長の多くも、兵庫県警も、みんな既得権益に汚染された敵どもという感じかね~。それだったらそれらの市長村長や県議会議員に一票を入れてる県民の大多数も、みんな既得権益側の敵という事になって、とても斎藤知事再選なんて票数的に不可能になっちゃう訳だけど。」

愛原「数字のトリック的にもあり得ないわな。その論理でいえば、兵庫県外の46の都道府県はどうなってる?って話になってくる。兵庫県だけが例外的に汚染にみまれた魔窟と解釈するのか? それとも他の46の都道府県も同様に汚染された魔窟だが、兵庫県のみ、斎藤元彦という稀代の救世主が現れたと解釈するのか?」

逆沢「まぁ信者に数字のトリックだの、論理で説明しても無意味だけどね。むしろそういう事をされるほど、ますます燃え上がって反発を強めるだけだから。MMT論者とかもそうだけど、決めつける事で真実にたどり着いた連中からすれば、既に結論が出ているにも関わらず、その結論に従わない奴はただの阿呆にしか見えないだろうし。」

鼎「真相解明を進める上で、最大の敵は、安直に結論を出してしまう人だよね。勝手に結論を出されると、そこから先の真相究明自体が不可能になっちゃうから。」

逆沢「勝手に犯人を決めつけて捜査を終了されたら、真相も真犯人も分からないままになっちゃうようなものね。残るのは真犯人扱いにされた犯人(?)だけというか。」

愛原「もちろんどれだけアリバイや状況証拠が完璧にそろっていても、犯行に及んだタイミングの確実鮮明な音声付き映像がない限りは、100%正しいとは言い切れない。ただ、だからといって無罪推定の原則に従って証拠不十分で無罪、みたいな事をやったら、ほとんどの犯行が迷宮入りになってしまい、無法状態になりかねないから、暫定でもある程度以上の信頼度や確率に達した時点で事実認定していかないとならないのは、ある。しかし暫定ながらも、それなりの根拠を積み重ねて真相扱いに持っていくのと、決めつけで真相扱いにするのとでは、中身に天地の差があるからな。」

鼎「イジメで第三者委員会などが調査すると、【イジメが行われた可能性が極めて高い】とか【イジメがあったと推測せざるを得ない】みたいな文面で決着がつく事があるけど、どれもイジメがあったと断定していないところがミソだよね。」

愛原「厳密な意味での真相は誰にも分からないからな。下手すると、イジメの当事者自身も正しく認識できていないんじゃないか? パワハラやセクハラと同じで、本人からすれば健全なスキンシップの延長としか認識していないケースも多いからな。ていうか裁判所ですら、そういう表現は使うぞ。ていうか下手に断定すると、かえってうさん臭くなる。」

鼎「兵庫県の百条委員会が出した報告書の内容も、そんな感じだったよね。原文のまま引用すると、【知事の言動などはパワハラ行為と言っても過言ではない不適切なものだった】【文書作成が不正な目的と断言できる事情はないと考えられ、文書は公益通報者保護法上の外部通報にあたる可能性が高い】【斎藤知事は文書を『事実無根』、『うそ八百』と評したが、文書には一定の事実が含まれていた。斎藤知事や幹部職員による初動対応や元局長の処分過程など全体を通して、客観性、公平性を欠いており、行政機関の対応として大きな問題があったと断ぜざるを得ない】といった具合に。」

逆沢「【パワハラ行為だった】ではなく【パワハラ行為と言っても過言ではない不適切なものだった】。【外部通報にあたる】ではなく【外部通報にあたる可能性が高い】。巧みに断言を避けてる感じね。【一連の対応は適切だった】とか、【問題はないと認識している】と断言口調の斎藤知事とは、真逆というか。」

愛原「当事者であるか否かの差もあるからな。刑事裁判でも容疑者側は、自分自身の事なので、【俺はやってない】とか【私がやりました】と断言口調で言わざるを得ない。一部の政治家のように、自分自身の事なのに【覚えていない】とか【記憶にない】という方がはるかにうさん臭くなるというか。一方の検察官側は、自分自身が事件の当事者ではないので、迂闊な断定表現は避けざるを得なくなる。今回の兵庫県の一連の不祥事は、斎藤知事側が被告人陣営、百条委員会が検察官と裁判官を兼ねてるような感じなので、どうしてもそういった表現にはならざるを得ないわな。」

鼎「通常なら第三者委員会も、検察官と裁判官を兼ねた感じの役割になるけど、ちょっといびつと言えばいびつだよね。本来は、裁判官と検察官は分離して欲しいというか。国会の証人喚問みたいに。」

愛原「公平にジャッジする為には、反目する両方の陣営の言い分を聞く必要があるからな。仮に容疑者の言い分だけを聞いて、裁判官が判決を出したら、無罪のオンパレードになるから、誰かが容疑者の言い分の矛盾を突く役割を引き受けざるを得なくなるというか。それが刑事裁判でいえば検察官。不祥事を起こした企業や芸能人の謝罪会見でいえば質問を浴びせる記者。国会の証人喚問でいえば主に野党の役割というか。」

鼎「けど実際には、彼らの一部は検察官としての役割だけでなく、裁判官としての役割も兼ねていそうだよね。」

愛原「本来なら、大衆が裁判官役となって、ジャッジするのが正しいやり方だと思うが、大衆は大体、真実を知りたがるからな。検察官と被告人の言い分を聞いて、自分の頭で真実に迫るのではなく、誰かが裁判官を引き受けて、真実を教えてくれる方を好むというか。ていうかだからこそ、マスゴミの偏向報道とか、罵る輩も多いだろ? 大衆がマスコミに求めているのは、なんだかんだ言っても公平さ。検察官ではなく裁判官の役割の方なのだ。」

逆沢「あー、なるほど。仮にマスコミの仕事を検察官と位置づけているなら、偏向もクソもないもんね。容疑者の敵側に立って、矛盾を突く事で真相に迫るのが検察官の仕事である以上、検察官が公平とかけ離れた存在なのは明らかだし。けど大衆は、マスコミに公平な報道を期待しているから、どうしても裁判官役も演じざるを得ない。けどそうなると、マスコミは検察官役と裁判官役の二役を演じざるを得なくなって、それでいびつな感じになっちゃう訳ね。」

愛原「その点、週刊文春などの週刊誌は、検察官役に振り切ってるから、分かりやすいわな。公平なんてクソくらえ。容疑者を追い詰める事に特化している。だから自分の頭で真相に迫りたい人からすると、逆に判断材料として分かりやすいというか。」

鼎「国会の証人喚問も、そういう意味では分かりやすいよね。質問する野党の人は、証人を追い詰める事に特化していて、どちらの言い分を信用するか? 裁判官役は有権者に丸投げする事で、役割がちゃんと分離できてるというか。」

逆沢「第三者委員会とか、百条委員会とか、記者会見とかは、その点で問題がありそうね。大衆が検察官役に公平さ、つまり裁判官役までも求めてしまっているから。」

愛原「そのくせ自分が納得できる結果とかけ離れた報道をされると、偏向だと逆ギレするからな。他人に裁判官役を押し付けておきながら、納得できない判決が出ると、こんな判決は不当だと騒ぐから始末が悪い。だったら最初から自分が裁判官役に徹して、マスコミを検察官役に振り切らせばいいのに。」

鼎「真相解明まで他人に丸投げして、しかもその真相が自分の気に入らない内容だと反発というのは、すごく困るよね。」

逆沢「地球温暖化にしろ、財政問題にしろ、真相は必ずしも、都合の良いものばかりではないからね~。そんな真相なら、知りたくなかったってのもあるわけで。」

愛原「悪人からすれば、真相ほど知られては困るものもないからな。少なくとも人狼は、自分が人狼とバレそうになると、推定無罪の原則を無限に広げて猶予期間を延ばし。その一方で村人に人狼の疑いがかかれば、今度は逆にその疑惑を増幅するように煽り、あるいは人狼と積極的に決めつける方向で誤った真相を断定していく。」

逆沢「ネットで声高に【真相が知りたいだけだ】とか【真相を語って欲しい】と叫ぶ人は、大体そっち側の気もするわ。自力で真相に近づこうとせずに、自分に都合のいい真相(?)に誘導する気がマンマンというか。」

愛原「罪悪感のない悪人は、平然と嘘を付く。彼らに対して【真相を語って欲しい】と叫んでも、何の意味もない。逆もしかりで、決めつけ刑事どもが無罪の容疑者に対して【真相を語って欲しい】と訴えても、【罪を認めるまでもっと痛めつけるぞ】とか【罪を認めた方が楽になれるぞ】と言った風に誘導して嘘の証言でも引き出せない限りは、決めつけ刑事の期待する真相(?)とやらが引き出せる事はない。より確度の高い真相を知りたければ、証拠をどんどん集めて、客観的な判断材料を増やすしかない。」

逆沢「松本人志とか、斎藤知事とか、後輩や支援者を平然と切り捨てて、場外乱闘的な方法で証言者や告発者の口をふさごうとするような真似をする人に、罪悪感を期待できないというのは、何となく分かるわ。」

鼎「サスペンスドラマの世界と違って、どんな人情派の刑事や探偵が真相に迫っても、とても泣き落としできないような、冷酷非情なサイコパス系の悪人は残念ながら実在するよね。」

逆沢「漫画の世界では、部下も仲間も、自分の出世や欲望を満たすための道具に過ぎないとうそぶいて、用済みとなったら平然と人を切り捨てる悪役キャラがそこそこ登場するけど、むしろそっちの方がリアルに近そうね。」

愛原「人狼ゲームでも、身内切りは普通に行われるからな。そりゃ【悪魔にも友情はあるんだ~!!】みたいなタイプも中にはいるが、どちらかといえば例外。最近はやりの闇バイトの犯罪でも、主犯格は、受け子や強盗の実行犯なんて、トカゲのしっぽ程度未満にしか思ってないからな。」

逆沢「詐欺師の口から真相が語られる事を期待するなんて、甘えでしかないってか?」

愛原「徹底的に拷問かけるか、正直に言えば罪を減免してやると司法取引でも持ち掛ければ、ワンチャンあるが、その場合は、真相を吐くというよりは、尋問者の期待に沿う回答をするようになるというだけの話だからな。たとえば他に共犯者や黒幕がいても、尋問者が【お前が全部やったんだろ!認めるまで解放しないぞ!】と脅せば、共犯者の事は隠したまま、【全部、私がやりました!認めるので許してください!】となって、一件落着になる危険はある。」

逆沢「無実の人ですら罪を認めさせる効果があるからね~。拷問や司法取引の類は、真実に迫るというよりは、真実と決めつける効果の方が強すぎる気もするわ。」

鼎「世の中には平然と嘘を付く人も多いし。相手にちゃんと確認も取らないで、自分で勝手に勘違いして決めつけてしまう場合も多いけど、真相を見分けるのは本当に難しいよね。」

愛原「後者に関しては、本人の性格や知性や自覚の問題になるからな。【真実を知りたい】とか言って、安易に答えを知りたがる人は危うい。簡単に真実に目覚めた気になってしまいがちだからな。いきなり真実や真相を知ろうとするのではなく、判断材料を知りたいと思うところから始めた方がいいかも知れない。」

逆沢「相手が本当の事を言ってるかどうかは別にして、とにかく相手の言い分をまず聞いてから判断するという感じか?」

愛原「どんな嘘つきの詐欺師でも、太陽は東から昇るくらいの真実は、普通に言うからな。誰が言ったから信用できる、信用できないみたいなのは、あまり重要ではない。」

鼎「ていうか、人柄だけで信用できるかどうかを判断するとまずいよね。一流の詐欺師は、家族よりも信用できる人と思いこませるのが上手いし。家族が猛反対しても、詐欺師の方を信用したくなるほどに、人心を操るのが上手いというか。」

逆沢「直近の東京都知事選では、石丸伸二とかいう候補者が、あえて政策や公約を前面に出さない作戦で支持を集めたらしいし。次の東京都議選でも石丸新党は【党として実現する政策はここでは出さない】とまで明言した程だけど。言ってみれば、お前の180度正反対の方針ね。論理ではなく雰囲気で信用を得るというやり方は。」

愛原「雰囲気とか、人柄とか、そういう曖昧なもので人を信用するか? 論理の矛盾とか、説明責任の有無とかで人を信用するか? これは個人次第だが、東京都知事選、兵庫県知事選と、一連の流れをみる限り、反知性主義というか、よく言えば直観、悪く言えば空気に流されるままに、誰を信用するかを決める風潮になってる気はするな。」

逆沢「50人以上立候補したと言われる東京都知事選の上位陣を見ると、完全に知名度選挙だと思ったわ。上位4人はマスコミが特別扱いで紹介した4人そのままだし。さすがなんだかんだいっても、やっぱり大手メディアは強かったというか。ITの安野、反ワクチンの内海、ひまそらあかねの3人がそれに続いて。8位がNHK党がたくさん擁立した内の一人である名前違いの石丸・・・。」

鼎「8位の石丸さん以外のNHK党関連の候補者は、完全に泡沫だから、どう見ても石丸伸二さんと間違って投票した感じだよね。まさか石丸という苗字の人が二人も出てくると思わなくて、どっちが本命の石丸さんか区別がつかなくて、二者択一で間違って投票したっぽいというか。」

逆沢「9位、桜井誠、10位、清水国明、11位、ドクター中松と来て、12位の人は11位の半分以下に一気に得票数が落ち込むから、事実上11位までが上位陣という事になるのかな? これが人気投票じゃなくてなんやねんってくらい分かりやすい都民の反応というか。」

愛原「そういえば、ひまそらマップというのが、ネットで公開されて話題になってたな。うつみ氏、ひまそら氏、安野氏、桜井氏の4人の内、誰が最も多くの票を取ったかを、地域別に色塗りしたマップなんだが、見事に地域性が出ていて笑った。地域性ってこんなに露骨に出るんだな、と。」

鼎「いわゆる東京都の中心部は安野さん一色。多摩地区など西側は反ワクチンのうつみ氏一色。下町色の強い区と一部の離島はひまそらさんが制して、桜井さんは足立区のみ抑えているんだよね。」

愛原「ネットでは、不思議に共感の声が上がってたな。住民の進学率や経済力と投票先の傾向が見事に当てはまってるという声もあった。俺は東京の人間じゃないので、本当かどうか知らんが。」

鼎「兵庫県では、西宮市とかは文教地区として人気があるけど、やっぱり投票傾向に差があるのかな?」

逆沢「西宮市とか、野々村竜太郎、杉田水脈、今村岳司。そしてつい直近で一気に全国に名前を売った増山誠と、なかなか強烈な政治家ばかり輩出してる地域じゃん。」

愛原「子供に学歴を付けさせたい人とか、ブランドにこだわりがある人には、西宮市は特に人気な都市であるのだが、住民の投票傾向自体は割とエキセントリックかもな。」

鼎「直観なのか、空気なのか、よく分からないけど、こういう独特の感性で信頼できるかどうかを判断する人に対しては、有効な手立てはあるのかな?」

愛原「あるかも知れないが、俺には分からない。少なくとも俺は、特に優れた人物鑑識眼のようなのは持ち合わせていないので、その人が何を言ってるか? 状況証拠、実績、そういうものを総合して、自分なりに真実・真相に迫って、その上で判断する方法しか持ち合わせていない。」

逆沢「特に意見が対立した場合は、誰かが嘘を言っている可能性もあるし。どうやってそれを暴いて、真実・真相に近づけていけるか? それが試されそうね。」

鼎「真相を知りたいなら、裏を取るのが大事とは、報道の世界で散々言われているよね。ガセネタが当たり前の世界で、情報を盲目に信じるのは危険だから。」

逆沢「一次ソースを当たるのが重要ってか?」

愛原「少なくともデマに関しては、一次ソースが不明瞭なのがほとんどだからな。噂話とか、誰かから聞いたと彼らは言うが、じゃあ、その噂話の出所は?と聞くと、まぁ大体黙るか、曖昧な事しか言わない。」

逆沢「東国原がデマを信じた理由を聞かれて、情報源がネットと言ったり、【疑惑があるというのは事実】とデマを信じた理由を正当化したようなものね。ネットじゃなく、どのネットニュースなのか? 疑惑があるのは事実というなら、その疑惑の発端となった一次ソースは?とか。」

鼎「岸口さんも、謎の怪文書を流したけど、その怪文書の出所には一切触れないし。兵庫県警が特定候補を応援しているというネタを流した市会議員さんも、情報源は明かせないとか言ってるし。典型的なデマの手口だよね。実在するかどうかも分からない誰かを情報源にして、自分はその人から得た情報を信じて広めただけと言い訳するのは。」

逆沢「スポーツ新聞の記事に対して、【また机がしゃべってる】と揶揄するネット住民もいるけど、匿名の関係者を情報源としたニュースは、どうしてもうさん臭さが伴うからね。」

愛原「匿名の情報源でも、後からそれが真実であったと確認が取れる内容なら、十分信用できるんだけどな。芸能スキャンダルとかでも、よくあるだろ?」

逆沢「ああ、不倫ネタをスクープされた有名人の謝罪会見とか、よくあるけど、ああいうのは、スクープされた芸能人自身がそれが事実である事を認めているから、取材源が匿名でも、全然問題ないって事ね。」

鼎「もちろん松本人志さんみたいにスクープ内容を、全面否定する人もたまにいるけど・・・。」

愛原「ただ週刊誌は、必ずしも実在しない人間を存在するようにみせてデマを飛ばしている訳ではないからな。裁判沙汰になっても、その気になれば証人を立てて対抗できるくらいの裏取りをしている場合も、そこそこある。匿名イコールガセネタでは、必ずしもない。メディアによっては、邪推の垂れ流しとか、ガセネタだらけのも多いから、見極めは必要だけど。」

鼎「人狼ゲームでも、共有者という役職があって、これは絶対に自分が村人である事が確定している役職なんだけど、あえて最初に名乗り出ない事で、敵をあぶり出す戦略があるよね。」

愛原「偽の占い師が、名乗り出ない共有者を人狼と言い張った後に、【実は私が共有者です】と名乗り出れば、それだけで偽物の占い師を一人、確実にあぶり出せるからな。ちなみに週刊誌は、この手の策略をたまに使用する。スキャンダルの当事者が、【週刊誌はデマを言っている】と全面否認した後に、遅れて録音データをバーンと出すような感じでな。その方がスキャンダルとしても盛り上がるので、あえて最初は真偽不明っぽい内容で、情報をぼかす事もある。」

逆沢「松本人志は、それにまんまとやられたってか? 真偽不明な曖昧な情報で松本に事実無根と言わせて、追撃記事で倍返しして。裁判に訴えたら勝てると誤認させて自分から裁判を起こさせて、しっかり型にはめてトドメを刺すみたいな。」

鼎「そこいくと斎藤知事は、パワハラ疑惑の当初から、後出しの追撃情報をかなり警戒してたよね。25メートル歩かされた件とか、店で店員を恫喝した件とかでは、あえて事実無根といわずに、教育的指導とか、事実を言っただけとか、逃げるような言い訳ばかりしてたし。」

愛原「国会の証人喚問もそうだが、議会の場で嘘がバレると偽証罪に問われる恐れがあるからな。だから後ろめたい奴ほど、事実無根みたいな断定口調はせずに、記憶にないとか、私の認識といった表現で逃げたがる。認識の問題にすり替えれば、仮に後出しで追撃情報が出ても、【私の勘違い】とか、【私としてはあくまでこういう認識】で逃げ切れるからな。」

逆沢「逆を言えば、そういう政治家がよく使う逃げのフレーズを多用しだしたら、それは疑わしいサインとみなして良いってか?」

愛原「真相究明を進めるというのは、そういう事だ。悪人が正直に本当の事をしゃべるのを期待してはいけない。シロの人間なら、まず使わないようなセリフ。クロの人間が少しでもダメージを抑えようとした時に使うであろうフレーズ。これをしっかり確認する。この方法では、100%の確度のある真相にはまず辿り着けないが、限りなく真相には近づけるからな。」

鼎「アリバイを崩すのも、このやり方だよね。容疑者が犯行時にどこにいたかの裏は取れなくても、容疑者がここにいたと断言した場所に少なくともいなかった事の確認さえ取れれば、それだけでかなり疑わしくなるだろうし。」

愛原「そう。だから刑事は、まず容疑者に事件に無関係な雑談でもなんでもいいから、とにかく喋らせる。そこで喋った内容に矛盾などがあれば、そこを起点に攻めていけるようになるからな。逆を言えば、容疑者側の弁護士は、とにかく黙秘させたがる。余計なことをしゃべられると、後でフォローがしにくくなるからな。」

逆沢「百条委員会の報告書が出た日に、斎藤知事は一切のコメントを拒否して、日を改めて、またいつもの、壊れたテープレコーダーのような認識発言で抗弁してたけど、それも弁護士の入れ知恵かね~? 弁護士のアドバイスを聞くまでは、一切喋らない。アドバイスを受けた後も、アドバイス通りの余計なコメントは一切しないみたいな。」

愛原「あからさまに疑わしい行為をした奴をまず疑うというのは、裁判官も行う至ってスタンダードな真相への辿り着き方だからな。裁判でいうところの心証は、なんとなく善人顔だからとか、育ちが良いとか、学歴が高いとか、そういうものではない。証言に矛盾や不自然さがあるか? そこをまず問題視する。」

鼎「岸口さんや某市会議員さんも、情報源を明かせないと言ってるけど、これはどっちなのかな? 言った後で嘘がバレたら致命傷になるから、黙秘してるのか?  それとも週刊誌みたいに、後出しで攻めていくために今は温存してるだけなのか?」

愛原「後者の可能性はほぼゼロだろうな。たとえば松本氏や中居氏の騒動なんかでは、週刊誌側は具体的に情報源の氏名までは出さなくても、被害者は加害者とどういう風に知り合って、どういう印象を抱いていて、どういう事が行われたみたいな事を、ちゃんと説明できている(仮に松本氏や中居氏が事実無根と反論しても、返り討ちにできる程度には対策もできている)。しかし岸口氏らは、そうではないだろう。たとえば竹内氏が黒幕というが、情報源は竹内氏とどういう関係で、どういう根拠で黒幕と感じたのか? 一切説明がない。何なら岸口氏の方が、同じ県議会議員で百条委員会の仲間なんだから、竹内氏個人の事をよほど詳しく知ってるはずだが、岸口氏が竹内氏に対してどういう印象を持っていたのかすら、記者会見で質問されても言及を徹底的に避けている。兵庫県警が特定候補を応援していると流した某市会議員にしても、情報源の人がどういう立場の人で、県警はどういう手段(朝礼のような場で訓示したのか、メールで一斉に通達したのかなど)で特定候補を応援するよう指示を出したかについて、何の言及もない。匿名なら匿名で、なおのこと、真実性を裏付ける説明が必要なのに、それを全くしようとしない。後出しするにも、自身は既に党を追われ、議員辞職を勧告される段階まで達しているのに、完全に時期を逃している。」

逆沢「東国原もそうだけど、デマ屋は、情報源を突き詰めると、どこかで行き詰まるってか? 」

愛原「机がしゃべったではないけど、この手の連中は、いるかどうかも分からない誰かのせいにして、なかなか作り話とは認めないけどな。もっとも当人自体は、それが真実と思い込んでる場合もあるし。岸口氏の場合は、情報源自体は実在しているが、同じ穴のムジナ故に仲間をかばう意味も含めて明かすのを拒んでる可能性もあるだろう。」

逆沢「デマを最初に流した張本人自体が、そのデマを真実と思い込んでる場合もあるってか?」

愛原「当然ある。てか多い。たとえば【誰々に謀反の疑いがある】なんてのは、本人の思い込みだけで十分成立する。当事者に謀反の意思が皆無でも、そいつ自身は【こいつはいずれ謀反を起こしてもおかしくない】以上の疑念があるなら、(そいつの心の中ではだが)それはデマではなく、信憑性のある事実そのものだからな。」

鼎「兵庫県警に特定候補を応援する意思はなくても、兵庫県警ならそのくらいの悪事は平気でやりかねないと思いこんでいたら、裏を取らないまま、それを言葉にしてもおかしくない。兵庫県庁は利権まみれと思いこんでいたなら、裏を取らずに、妄想を真実と誤認して、それを堂々と断言してもおかしくないって事かな?」

愛原「25メートル歩かされて怒ったとか、一部のパワハラに関しては、斎藤知事自身が行為を認めるにも関わらず、ネットでは【パワハラが存在しなかった事は既に明らかにも関わらず】みたいな表現でなぜか断定口調の奴も結構いるように、あいつら、斎藤知事自身も認めていて争いなく真実である項目に関しても、平気で真相を捻じ曲げて断定するからな。温暖化現象の存在すら認めない連中並に、妄想による断言癖がひどい。ゆかた祭りの件にしても、どれだけのギャラリーがそこにいたと思ってんだ? あれを捏造といったら、そこにいた国会議員も市長もゆかた祭りの関係者も、みんなグルで斎藤知事をはめた事になるぞ。そこの関係者が辟易して翌年、斎藤知事を招かなかった整合性も全く取れなくなる。兵庫県警が特定候補を応援したというデマ並に、それを肯定するなら超組織ぐるみの大陰謀劇になってしまうというか。」

逆沢「一部のホラー漫画では、自分以外の街の住民はすべて偽物で、ロボットなり妖怪なりに街はすでに乗っ取られていたみたいな話があるけど、それ級の話になるってか? 兵庫県議会でまともなのは、岸口・白井・増山の3人だけ。姫路市議会でまともなのは某女性議員一人だけ。兵庫県警も真っ黒みたいな。」

愛原「仮にその論理が成り立つなら、斎藤知事は再選できずに、裏で結託してる悪い連中の組織票のせいで惨敗してるはずなんだけどな。」

鼎「私は、大半の県民は、良くも悪くも、その場の空気に流されやすいだけのような気がするけど。厳密に言えば、東京の人も、名古屋の人も、みんな似たようなものというか。その場の雰囲気で国際連盟を脱退して、アメリカに戦争仕掛けて、戦艦大和を特攻させて沈没させた、あの時代から全く成長していないというか。」

逆沢「陰謀論が好きな人は巨大な悪に立ち向かうみたいな壮大な物語が好きなのに、実態は場の空気で流されやすいだけだったってなら、つまんないオチ過ぎるだろ?」

愛原「陰謀論者的には、壮大な物語を期待したいところだが、リアルの世の中は、えてしてそんなものな気もするけどな。大層な超常現象に見えても、手品師からすれば、定番のトリックでしかない例も珍しくないように。」

逆沢「斎藤知事を貶める巨大な悪を妄想したところで、実態はもっともっとくだらないオチでしかなくても、不思議はないってか?」

愛原「せめて斎藤知事にもっと革命的な政治手腕とか、カリスマ性があれば、多少は物語に信憑性も出てくるのだが。現状、認識という名の決めつけ、思いこみ、個人的断定で押し切るだけだからな。普通は、その認識間違ってますよと、百条委員会のようなものから指摘を受けたら、再考してしかるべきなんだが。」

鼎「【私の認識】という名の個人的主観を根拠に真相を押し切ろうというなら、それは独裁者と変わらないよね。」

逆沢「もっとも悪徳宗教の信者とか、岩盤支持層の人達とか、この手の人にとっては自分が目覚めた真実がすべてだけどね。斎藤知事だけが特殊ではなく、自分が信じたい真実だけが正しくて、それ以外を一切受け付けない人ってのは、それなりにいるんだわ。お前に言わせれば、周りの人がそれを諫めるほど、逆にアドレナリンがドバドバ出て闘争心がみなぎって、エクスタシーに酔いしれるみたいな。」

鼎「それでも風向きが大きく変わった事で、一部の人はもう一度兵庫県知事選をやり直そうとという声もあるけど・・・。」

愛原「トランプ大統領が返り咲くような御時世だからな。連中をあまり舐めない方がいい。東京でも石丸伸二氏の化けの皮がはがれつつあるとも言われているようだが、次の東京都議選でも、石丸新党が票を伸ばす可能性も否定できないし。真相を追及している段階なら、説得力ある証拠や論理を提供することで方針転換可能だが、真実に目覚めて自分なりに結論が出てしまった人間の思考を変えるのは、決して簡単ではない。」

逆沢「そうでなくとも、一度、振り上げてしまったこぶしを降ろすのは勇気がいるからね~。相手を殴ってしまったら、もう戻れないというか。」

愛原「殴った方が後悔したところで、殴られた方は忘れないからな。大日本帝国がアメリカに戦争を仕掛けて、行くところまで行ったように。今、社会の分断が世界的に問題になってるが、こうなったら、簡単には溝は埋まらない。兵庫県関係も、死人がここまで出た以上、今更、斎藤知事側と反斎藤派が、笑って過去を水に流すとは、ならないだろうし。もう引っ込みがつかないんじゃないか?」

逆沢「【私の思い込みで人を死なせてしまいました。申し訳ありません】では許されるはずがないし。【仲間が不当に死に追いやられた気がしたけど、もう死んだ奴の事なんかどうでもいいし、これから仲良くしたいからよろしくね】って訳にもいかないってか。やっぱり決めつけで人を攻撃すると、悲劇しか生まないわ。」

鼎「これは兵庫県だけの問題ではないよね。立花さんや、他のユーチューバーの人達や、その影響を受けた人たちのやって来たことが、合法扱いになるかどうかは、今後の日本中の選挙にも影響するから。そうでなくても今は、国会議員からプロ野球選手まで、法的にアウトではないならどんな反道徳的な振舞いでも許されると思いこんでる人も増えてるし。」

愛原「二馬力選挙も公益通報者への制裁も、現行法で十分アウトなんだけどな。罰する手段がないだけで。罰則がない事をいいことに、堂々と法を破る奴がいるから、問題になってるだけというか。というか法律を厳密に運用すると、オンラインカジノに手を出した万単位の人を一人残らず捕まえなくてはならなくなるし。コミケで二次創作品を売買した者も、同様に一人残らず捕まえなくてはならなくなるし。自動車運転で制限速度をオーバーした者も同様に一斉に裁かなくてはならなくなるんだけどな。そうならないように、法律は故意に隙間を残しているのだが、その隙間を悪用する奴らが増えると、法律の厳格化もしなくてはならなくなって、社会がより窮屈になるんだけどな。」

鼎「たった一人の人間が、ガソリンで放火大量殺人をしただけで、ガソリン売買のルールを見直さざるを得なくなるようなものだよね。非常識な人間が一人出ると、1億人の国民の利便性が損なわれるというか。」

愛原「京アニ放火事件の受刑者も、京アニに作品を盗まれたと思いこんでたようだが、思いこみの強い奴は思考も行動も、ぶっ飛びやすいのかな? ただ東京都知事選以降、程度の差はあっても、思慮よりも空気を優先して、簡単に結論を出したがる輩が、選挙に影響を与えるレベルで増えてるのは良くないな。」

逆沢「本来は思想の自由も、信仰の自由も、保証されるべきなんだろうけど、思い込みで人を追い詰めて、自殺するまで追い込んでも、それが適切扱いされるような世の中は、さすがに行き過ぎだからね~。行き過ぎた多様性の見直しも話題になってるけど、思想や信仰も、そろそろ見直しの頃かね~?」

愛原「そもそも民主主義自体が、王様や貴族よりも民衆の方が正しい判断ができる事を前提にして成り立ってるのに、真相に迫る努力を放棄して、空気とノリで判断する事しかできないなら、別の方法を模索した方がいいかも知れないな。」

鼎「漫画やアニメの主人公は、作品が打ち切りにならない限りは、真実や真相にたどり着く事でハッピーエンドになりやすいけど、私達も、真実や真相に近づけるよう努力を続けて、少しでもハッピーエンドにつなげていきたいよね。」




















過去のたわごと 
 2025年     2月23日 黙秘という罪、口先人間の罪
2月9日 防災システムの一元化構想 1月27日 平和に飽きた人
  1月12日 性欲と精力 12月29日 人気者のスキャンダル
2024年  12月15日 科学信仰と邪教信仰 12月1日 流言飛語に対する仕組みづくり
11月17日 愚かな大衆2 11月3日 愚かな大衆
10月20日 為政者の稼ぐ力 10月6日 悪の陣営に与する理由
9月22日 人類が招く人類存亡の危機のパターン 9月8日 地球統一政府
8月25日 戦争を無くす方法と戦争を支持する人 8月11日 バブル崩壊の一類型
7月28日 怪物化する俗物チーターの一類型 7月14日 悪事を誘引する事で利益を得る人たち
6月30日 二重相場制 6月16日 コンサルタントという外付け軍師
6月2日 事務の達人 5月19日 なろう領主による平和的経済活性術
5月5日 真剣勝負を観戦する喜び 4月21日 無知という名の免罪符
4月7日 権力闘争の一類型 3月24日 劣情
3月10日 腐敗した組織を内部から改める難しさ 2月25日 第三者の憶測に基づく介入
2月11日 結婚しない理由  1月28日 結婚という契約(相互扶助義務と貞操義務)
  1月14日 警察が動きたがらない理由 12月31日 初級者なりの対戦の楽しみ方 
2023年  12月17日 サイト刷新とトップページ変更のお知らせ 12月3日 報道資本主義とブラックジャーナリスト
11月19日 覆滅作戦 11月5日 強者のズルと弱者のズル
10月22日 自称中立(中立という名の傍観) 10月8日 変わらないテレビ局の体質
9月24日 被害者救済の視点と非親告罪について 9月10日 テレビ局の腐敗とテレビ離れ
8月27日 枕営業 8月13日 真相を追及する力
7月30日 昔の罪、昔の不祥事 7月16日 LGBT
7月2日 溺愛もの 6月18日 復讐系と自力救済
6月4日 親の能力や役割を継承する子供たち 5月21日 夢(寝てる時に見る方の)
5月7日 お布施とご利益 4月23日 地方の都市計画
4月9日 いろんな刑罰 3月26日 一度引退した者を現役復帰させるには?
3月12日 格ゲープレイヤーが求めるもの 2月26日 一強・談合体制
2月12日 Street Fighter Vの初心者 1月29日 スポーツとしての格闘ゲーム
1月15日 Street Fighter Vをプレイしてみた 1月1日 使いこなせない強大なパワー
2022年 12月18日 俺ならもっと面白いゲームを作るのにという妄想 12月4日 カルトと熱狂
11月20日 誰から税を取り立てるか? 11月6日 大量殺人 
10月23日 本人証明について 10月9日 誰のための正義
9月25日 解決師 9月11日 理屈が通用しない相手 
8月28日 政治家と密接に関わる一般市民について 8月14日 悪の宗教団体 
7月31日 チート能力者に対する反応 7月17日 要人
7月3日 戦略的準備VS戦術的対処 6月19日 正義VS秩序
6月5日 パワー・スピード、そしてスタミナ 5月22日 キャラの身長の設定
5月8日 自由の保障 4月24日 去っていく仲間
4月10日 戦争ゲームの指導者の目線 3月27日 悪に屈する時
3月13日 歴史ゲームにおける歴史の再現性について  2月27日 歴史学の価値について
2月13日 趣味に飽きる時、熱狂できる時 1月30日 私刑
1月16日 やってる感 1月2日 捜査・諜報に必要なもの
2021年 12月19日 壊された人 12月5日 リソース運用型ゲーム
11月21日 後継者争い 11月7日 戦力分析と番狂わせ
10月24日 選挙放談2021 10月10日 文明崩壊後のサバイバル
9月26日 中立な報道 9月12日 隔離空間でのアドベンチャー
8月29日 侵略者が撤退した後 8月15日 正義なき力を生み出す者
8月1日 問題点(悪)の所在 7月18日 責任の所在
7月4日 教育政策 6月20日 職の貴賤
6月6日 外患(外敵)よりも恐ろしい内患 5月23日 スローライフと幸福論
5月9日 社会に貢献する凡人たち 4月25日 情報戦の制し方
4月11日 予備戦力 3月28日 不正の告発と隠蔽
3月14日 職人(ドワーフ)  2月28日 地位に見合う責任と報酬の話
2月14日 娯楽産業  1月31日 名君・名宰相
1月17日 選別(トリアージ) 1月3日 大きく育ちすぎた作品
 2020年 12月20日 つまらないラスボス戦 12月6日 予知の活用方法
11月22日 信じたい事しか信じない人たち  11月8日 老化の始まり(能力のピーク)
10月25日 敵の成長率 10月11日 属人性
9月27日 信用(信用創造) 9月13日 犯罪都市
8月30日 同行するヒロイン、同行しないヒロイン 8月16日 まとめ役としてのリーダー
8月2日 なろう系主人公とやれやれ系主人公 7月19日 安楽死
7月5日 イデオロギーの矛盾や対立を超えて幸福を実現する方法 6月21日 アピールする人、出る杭を打つ人
6月7日 間違いを改める方法  5月24日 コロナよりも、ゾンビよりも、米軍よりも恐ろしい集団の空気
5月10日 部隊長の決断 4月26日 集団ヒステリーと同調圧力 
4月12日 札束を無限に刷り続けるとどうなるか? 3月29日 借金取りの恐怖
3月15日 禅譲 3月1日 秩序志向のプレイヤーと混沌志向のプレイヤー
2月16日 (こまめな)人事異動(のススメ) 2月2日 忠誠度という名のゲームパラメータ
1月19日 恨み 1月5日 鞍替え
 2019年 12月22日 景気 12月8日 承認欲求に囚われないために
11月24日 黒幕としてのスポンサー 11月10日 プロスペクト理論とモブの生き残り戦略
10月27日 追い込まれた悪人キャラのダメージ・コントロール戦略 10月13日  いじめっ子キャラの特徴
9月29日 命令に背くNPC 9月15日 平等・公平を維持するためのコスト
9月1日 能力値とスキル 8月18日 地位を与えられた者(中間管理職)
8月4日 パニックホラーもののリーダー 7月21日 パニックホラーものの主人公
7月7日 許される人と許されない人 6月23日 愚民政策
6月9日 壊された人への対応 5月26日 新時代の脅威
5月12日 (攻撃の)大義名分 4月28日 前回の反省とキャスティングの話
4月14日 汚染された情報の拡散 3月31日 理想の選挙制度
3月17日 黙示 3月3日 あの世の世界
2月17日 うまくいかなかった革命後をどうするか? 2月3日 策略としての挑発
1月19日 腐敗した司法(正義の裁きの担い手)  1月5日 強きを挫き弱きを助くVS弱きを挫き強きを助く
 2018年 12月23日 悪の根源≒マウントしたいという欲望 12月9日 Steamのゲーム
11月25日 成り上がったダメ人間 11月11日 自分を強化する技VS敵を弱体化する技
10月28日 限界への挑戦 10月14日 「弱者=守られるべき善人」でない場合
9月30日 脅しによる支配 9月17日 信用できない情報だらけの社会の場合
9月2日 太鼓持ち 8月19日 連続攻撃
8月5日 信用スコアに支配された社会 7月22日 内通者
7月8日 人件費コスト管理ゲーム 6月24日 忠義者キャラ
6月10日 欠陥つき有能キャラの処遇 5月27日 邪悪な独裁者に支配された組織のメンバーの挙動
5月13日 邪悪な独裁者が健全な組織を乗っ取る方法 4月29日 論破
4月15日 正義の味方という名の制裁者 4月1日 平気で嘘をつける人たち 
3月18日 公正世界仮説 3月4日 被害者叩き 
2月18日 政治力 2月4日 統率力 
1月21日 優秀すぎるライバルが現れたとき  1月7日 素性を表す記号としての肩書き
2017年 12月24日 フリゲの雑談  12月10日 賤民階級
11月26日 個性づけとしてのパラメータ 11月12日 宿敵宣言
10月29日 大同団結 10月15日 品質について
10月1日 華麗な策略、汚い策略。その違い 9月17日 平等主義と反平等主義
9月3日 ファン型オタクとマニア型オタクの違い 8月20日 ツイッターの利点と問題点 
8月6日 大抜擢された人材 7月23日 誇りと傲慢
7月9日 傲慢とマウンティング 6月25日 権威を利用するナイトども
6月11日 悪事プレイ(のススメ) 5月28日 異界人(宇宙人)の干渉
5月14日 集団の思考ルーチン 4月30日 人間っぽさ=非効率的な思考ルーチン
4月16日 名声欲 4月2日 無言の圧力と忖度
3月20日 ロスト・ハイ・テクノロジー 3月5日 破壊神の信者
2月19日 一人称形式で見える視野の範囲 2月5日 歴史的人物の当時の評価
1月22日 未来予測 1月8日 人相見(人物鑑定)
2016年 12月25日 商業レビュアー 12月11日 成長戦略の目玉としてのカジノ
11月27日 パニック 11月13日 生存ゲーム的なシチュエーション
10月30日 強敵感 10月16日 感情移入という視点からのキャラクターメイク
10月2日 供給過剰社会 9月18日 血筋
9月4日 統一されるべき尺度 8月21日 暑さと寒さ
8月7日 (優秀な)下っ端 7月24日 超便利社会=超疲弊社会
7月10日 社会的弱者を量産し、彼らを悪の先兵に誘う者  6月26日 少子化社会という舞台
6月12日 有事法制(緊急事態における法のあり方) 5月29日 悪のセレブサロン 
5月15日 成功者が成功後にやりたいと思うこと 5月1日 ゲーム世界とリアル世界の違い
4月18日 過去に戻ってやり直すということ 4月3日 八百長 
3月20日 異邦人(外国人労働者) 3月6日 陣形
2月21日 功績泥棒 2月7日 三国志13をプレイ
1月24日 裏切り者 1月10日 善政家
2015年 12月27日 精神~命よりも大切なもの 12月6日 独立戦争 
11月23日 ジャーナリスト 11月8日 精神力 
10月25日 優しい指導者  10月11日 助けを求める人たち 
9月27日 兵站 9月13日 善玉が起こした悪事や不祥事
8月30日 カイゼン 8月14日 盗作・ゴースト
8月2日 表稼業 7月20日 正論を用いない説得工作
7月5日 ディストピア 6月21日 財政破綻
6月7日 防諜 5月24日 サイコパス
5月10日 戦犯 4月26日 ハト派とタカ派
4月12日 不遇な先駆者 3月29日 プロギャンブラー(バクチで生計を立てる人)
3月15日 世界の管理者という名のラスボス 3月3日 命令コマンド
2月15日 攻略本・攻略サイト 2月1日 お遊びコマンド
1月18日 精神異常状態 1月4日 NPCの選択判断ルーチン
2014年 12月14日 男女キャラクターの比率 11月30日 不安と安心の役割
11月16日 現実主義者の正体 11月3日 アイテムゲット
10月19日 真相にたどり着けない者 10月5日 挫折
9月14日 嫌いだけど素晴らしい人達 9月7日 売れている作品と面白い作品の違い
8月24日 援軍 8月3日 ブラゲとパケゲ
7月20日 根性論と科学的知見に基づいた肉体改造 7月6日 ディスリスペクト(軽蔑・disり)
6月22日 あやかり系主人公 6月8日 中毒
5月25日 箱庭ゲーム 5月11日 ダブルスタンダード
4月20日 偽りの理想郷 4月6日 防御力
3月23日 自分用ゲーム作り 3月9日 育成する指導者、選別する指導者
2月23日 忠誠 2月9日 変化するキャラクター
1月26日 一芸職人VS器用貧乏 1月11日 評判
2013年 12月23日 身分制度 12月8日 陰謀
11月24日 秘密 11月10日 努力が報われるゲーム
10月27日 ゲームの自由度について 10月13日 出来の悪い二代目
9月29日 怒り 9月15日 撤退戦術
8月30日 ヒール(悪役) 8月15日 覆水盆に返らず
7月28日 予知・予測 7月13日 かつてのヒーロー
6月30日 覚醒(新能力発現・急成長) 6月15日 犠牲
6月3日 単独開発 5月19日 ダメ人間
5月5日 悪徳宗教を必要とする人々 4月21日 悪の連帯責任
4月7日 3種類の立場からみた作品批評 3月24日 中立性を装った愚痴・悪口など(仮)
3月10日 人気対戦競技の条件 2月24日 幻想空間
2月10日 お金 1月27日 尊敬できる敵
1月13日 やる気・気合 12月29日 ルール
2012年 12月15日 厨二病 12月2日 売れ筋
11月17日 改心 11月4日 議論
10月21日 優秀な人材の起用・登用方法 10月7日 憎しみにとらわれた人達
9月22日 友情やコネによる人事起用の危うさ 9月8日 権力欲に取り憑かれた人達
8月19日 敗北の受け止め方~捲土重来を期すために 8月5日 作者(表現者)が作品を通じて伝えたい思い
7月29日 人が自ら死(自殺)を決意するとき 7月15日 選択肢を選ぶことによる覚悟(リスク)
7月1日 選択肢があるということ 6月16日 宣伝と人気
6月2日 ホンネとタテマエ 5月19日 コンプガチャに学ぶ確率論とイカサマの話
5月6日 鑑識眼 4月30日 平等と競争
4月14日 公務員ヒーロー 4月1日 SF設定
3月18日 情報収集 3月3日 原発考察
2月19日 プライド 2月5日 お笑い
1月22日 ラスボスの処断方法 1月8日 創造→創作
2011年 12月30日 独裁者 12月9日 二次創作品
11月27日 万人向けからマニア向けの時代へ 11月13日 無敵能力の人たち
10月29日 正式名称 10月15日 利の人、情の人
10月3日 ポジティブ・ネガティブ 9月16日 利権
9月3日 借金 8月21日 何も変わらない事の恐怖
8月5日 発信したいオタクと共感したいオタク 7月25日 戦う地方、媚びる地方
7月17日 充電期間 7月10日 ひとそれのアンケート結果
7月2日 供給過剰気味のゲーム(&娯楽) 6月21日 東日本大震災3
6月5日 上司に反発 5月21日 修正する度量
5月14日 挑戦する勇気 5月1日 調子
4月17日 専門スキル 4月3日 東日本大震災2
3月18日 東日本大震災1 3月5日 ネトウヨと不良キャラの共通点
2月19日 信用ラインと警戒ライン 2月5日 信じられない者ばかりの世界観
1月23日 武器を交えない戦争 1月16日 しゃべらない主人公
1月7日 異世界に飛ばされた凡人 12月25日 後ろ向きな嫉妬心
2010年 12月19日no2 人それのゲーム難易度 12月19日no1 社会人型キャラ
12月11日 新作公開してから一週間 12月5日 新作ゲーム紹介
11月20日 理想と現実 10月29日 新作公開予定
10月18日 派閥 10月1日 仲間
9月19日 キャラクターイメージ 9月6日 理想を持った人間。そうでない人間
8月21日 革命後 8月8日 長編のオチのつけ方
7月24日 勇者は世直しができるか? 7月10日 全力集中プレイと長期戦略プレイ
6月27日 RPGのチームバトル 6月13日 傭兵団
5月29日 相手の思考をよんでみよう 5月14日 扇動する者、される者
5月7日 こっそりアンケート設置お知らせ、ほか 5月3日 地方を主人公の舞台にしてみよう
4月17日 コンピュータは人間を上回れるか? 4月2日 政権交代から6ヶ月が過ぎて
3月22日 フィクション 3月12日 困ったパーティメンバー
2月21日 責任 2月6日 教育
1月23日 トップダウン式製作とボトムアップ式製作 1月10日 ゲーム作成スタッフ
2009年 12月25日 政権交代から3ヶ月が過ぎて 12月12日 血液型
11月29日 編集日記・編集後記 11月14日 AVG(+SLG)制作中
10月31日 シナリオ 10月18日 ゲーム作りで完成までこぎ着けるためには2
10月3日 オリジナル 9月19日 ゲーム作りで完成までこぎ着けるためには
9月6日 実在モデルをどこまで採用できるか 8月24日 素材?
8月14日 今時の報道スタイル 8月8日 ユーザーサポートにメールを送ってみました
7月25日 恋愛シミュレーション2の魅力? 7月11日 人気と実力
6月27日 打ち切り 6月19日 エロゲ規制強化の流れからみるゲーム考
6月6日 貴族階級 5月23日 悪の戦闘員
5月10日 異なるキャラクターの視点でみてみよう 4月24日 強者がますます強くなる・・・
4月11日 ゲームエディタ 3月29日 愛郷心
3月22日 匿名ネット社会 3月6日 暗躍する超能力者たち
2月22日 信者キャラ 2月15日 必殺技
2月1日 アンチヒーロー(悪役型英雄) 1月23日 カタストロフィーを未然に阻止しよう
1月16日 フェアな戦い 1月3日 あれから幾年後
2008年 12月28日 国盗りSLGの景気対策 12月20日 現実世界をゲーム化してみよう
12月5日 内部対立 11月29日 推理もの??
11月22日 悪人とも言い切れない罪人 11月7日 正史
10月31日 萌えない女性キャラ 10月18日 関西弁
10月5日 大阪 9月21日 避けられない強大な敵
9月7日 人気・魅力・カリスマ 8月29日 黒幕
8月23日 運と実力 8月9日 COMの思考ルーチン
8月3日 新シナリオ「HeiseiNippon」公開 7月19日 軍師
7月5日 各国の思惑を構成するもの 6月21日 催眠術
6月7日 和解 5月24日 知恵者
5月16日 千年生きてみよう 5月3日 生き残ることと勝ち残ること
4月18日 冷酷な指導者 4月5日 お金の使い道
3月15日 若さ 3月7日 性能と運用
2月29日 アンケート現況発表(質問2について) 2月22日 広報戦略
2月10日 差別 1月27日 敵のスペック

1月13日 神の加護、神聖魔法 12月30日 フリーゲームのレビュー
2007年 12月16日 国盗りゲームのパターン 12月1日 謎について
11月16日 ゲーム世界での対人設定2(その他視点) 11月3日 ゲーム世界での対人設定1(味方視点)
10月20日 レジスタンス勢力 10月5日 終盤~エンディング
9月21日 世襲について 9月8日 悪役(ヒデブ派5隊長など)
8月24日 確率について 8月10日 セーブ&ロード
7月27日 成長について 7月15日 SRPGにおける白兵部分のゲーム的処理
6月30日 SRPGのマップのシステム 6月17日 徴収と略奪
6月2日 兵科あれこれ 5月19日 理想の君臣関係
5月4日 経済力うんぬん 4月21日 戦略ゲームと戦術ゲーム
4月6日 公開情報と非公開情報 3月24日 個人戦用の武器等
3月9日 兵士の武器 2月25日 ゲーム作りとゲーム遊び
2月11日 少数派(属性持ち)向けゲーム 1月28日 バージョンアップ

1月13日 宮田軍にてこ入れ? 12月30日 フリーゲームの宣伝
2006年 12月15日 投票・アンケート 12月1日 最強の敵
11月18日 動かしやすいキャラと動かしにくいキャラ 11月4日 デバッグ
10月22日 現代・近未来ものについて 10月6日 趣味の社会人クリエイター
9月15日 新作?の状況について 9月8日 BGMについて
8月27日 登場人物の口語表現 8月12日 女性キャラ
7月28日 主人公選択式ゲーム 7月16日 マイサイトについて
7月2日 死について 6月17日 風刺について
6月2日 シナリオタイプあれこれ 5月19日 ゲーム作りの進め方について
5月5日 ゲーム作りを始める時について 4月21日 高能力キャラの表現方法
4月8日 悪い敵 3月31日 名前について
3月18日 伝え方と伝わり方 3月12日 キャラクターのプロフィールについて
3月5日 アマとプロによる基本プロット考 2月25日 自作CGについて
2月19日 著作権について 2月12日 バックグラウンドの設定について
2月5日 SRPG95の次回作に対する期待 1月29日 分岐と自由度について
1月22日 難易度について 1月15日 勢力別能力値考察
1月8日 主人公について 1月1日 ユニットの能力値をどういじるかについて
 2005年    12月30日 12月23日 12月16日 12月9日 12月2日 11月25日 11月18日 11月11日 11月5日 10月31日