愛原様のたわごと(25年6月15日)





愛原「また自公政権がバラマキをやるらしい。」

逆沢「完全になめられてるわね。まぁ、地方でも、バラマキを公約にした候補が当選する例は珍しくないし。なめられても仕方ない有権者の質を指摘されたら、納得するしかないかも知れないけど。」

鼎「最近は、昔よりも増して、有権者に媚びへつらう政治家が増えた印象かな?」

逆沢「そう単純なものでもないんじゃね? トランプとかもそうだけど、敵と味方をはっきり分ける政治家が増えたというか。当選するために取り込む必要がある層にはとことん迎合するけど、その分、敵認定した奴には全く容赦しないというか。」

鼎「なんか中世の権力争いみたいだよね。どの陣営も【味方に付いたら恩賞を出すぞ。敵に回ったら滅ぼすぞ】とアメとムチをひけらかして、どっちに付くかを迫るやり方というか。」

愛原「但し、この方法は、滅ぼすなり、屈服させるなり、すべき敵が必ずいる事が前提になる。敵を痛め付けて奪わないと、敵から奪った恩賞を味方に分け与える事もできなくなるからだ。」

逆沢「けど、敵と戦ったからといって、必ず勝てる保証はないんじゃね? その場合はどうなるのだ?」

愛原「敵に返り討ちになった場合は、大抵は滅ぼされるか、屈服させられる側になるだけだからな。みんな生き残るのに必死な状況に追い込まれるから、恩賞がどうこういったレベルの話は否応なく無かったことになる。」

鼎「敵から奪ってそれを恩賞に回すやり方という事を選ぶという事は、必然と敵と和解するという選択肢を採るのは難しくなりそうだよね。」

愛原「争いの世がなかなか無くならない理由の一つだな。もっともトランプの場合は、【味方に付いたら敵を痛めつけて、お前らを豊かにしてやるぞ。敵に回ったらとことん痛めつけるぞ】って感じだが。つい最近まで味方であったイーロン・マスクにすら、全く容赦しないからな。」

逆沢「味方に付いたからといって、本当にみんなを豊かにしてあげてるか?と問われたら、かなり疑問だけどね。」

愛原「敵に回したら厄介だから、消極的に味方に付いてるだけってタイプも少なくないだろうな。中世の戦国の世でもそう。心から恩賞を期待してる者ばかりではなく、奪われたり滅ぼされるよりはマシという意識で、消極的に支持した者も少なからずいただろうからな。」

鼎「早い話、恐怖政治というものだよね。トランプさんも、斎藤知事も、【俺の敵に回った者は徹底的に叩きつぶす】という姿勢が露骨というか。」

愛原「反知性主義の政権を維持する唯一の方法でもあるからな。反知性主義では、【新たに生産したものをみんなに配る】事で支持を得るという方法が使いにくいので、必然と脅して支配するやり方に依存せざるを得ない。」

鼎「脅しが聞く相手は徹底的に脅す事で支配できるかもしれないけど、そうでない相手に対してはどうするのかな?」

愛原「一つは懐柔。さっきいった恩賞みたいなものを与える方法も含まれる。但し、自分のポケットマネーから恩賞を与え続けたら、いずれ資産も底をついて下剋上されるだけになるので、この作業は、敵から資産を奪って、それを恩賞として分け与える方法が一般的にはなる。」

逆沢「そう聞くと、敵というのは、恩賞を用意するために奪う相手でしかないってか?」

鼎「でも敵がいなくなったら、どうするのかな? 秀吉さんみたいに国内に敵がいなくなったら、外国を敵に回して、そこからさらに奪い取って恩賞を与えてつなぎ留めようとするしかなくなるのかな?」

愛原「恩賞を与え続けないと支持者をつなぎ留められない政権は、そういう意味で脆弱だわな。敵を常に作り続けなければ、支持をつなぎ留められないという意味で。そこいくと現代の方が、いろいろチョロイかも知れん。敵を滅ぼせたり奪えなくとも、やってる感だけ見せてれば、支持者がそれなりに支持し続けてくれるからな。」

逆沢「なんなら、みんなから巻き上げた税金の一部を、返してやるだけでも喜んで支持してくれるってか?」

鼎「でも一般的な教養のある人からすれば、税金の徴収にカネかけて、それを還元するのにまたカネかけて、完全に二度手間だよね。間に入る事務の業者が潤うだけというか。」

逆沢「そんな二度手間するくらいなら、その分、税金を下げればいいのに。」

愛原「岸田政権がそれを試みたが、それはそれで事務手続きが煩雑な上、還元された実感が乏しくて不評だったからな。」

逆沢「そういえば最近、独身税なんてキーワードも聞くようになったけど、ありゃなんだ?」

愛原「俺からみれば【増税メガネ】よりもタチの悪いミスリードを狙った煽りフレーズだな。まだ草案の段階なので細かい中身は変わるかも知れんが、まぁ税金なり健康保険料などの名目で徴収した財源の一部を、子育て世帯に現金給付したり、年金保険料を免除したり、育児休暇保障を充実させたりとか、言われているが。」

鼎「独身の人から巻き上げる新しい税金の仕組みというのではなく、単に税金の新しい使い道が独身の人にとって無恩恵だから、間接的に独身税と呼んでるというのが、本当のところなのかな?」

愛原「だが着想としては面白い。そもそも税金というのは【富の再分配】のためのものだからな。最近、反知性主義的な人達がやたら減税・減税と騒いでいるが、いい機会だ。今回は、税金の集め方や使い道という観点から、富の再分配について、取り上げてみる事にしよう。という訳で、まずは減税が完全な形で成し遂げられた社会について、想像してみる事から始めようか?」

逆沢「要するに税率0%の社会って事か?」

愛原「うん。消費税も所得税も法人税も、みんなゼロ。そもそも税金という概念が存在しない世の中。そうなると、社会はどうなるか? 考えてみよう。」

逆沢「考えるまでもないんじゃね? そもそも公務員を雇えるカネもない。インフラを整備するカネもない。もちろん軍事費などの概念も存在しない。完全な無政府状態そのものというか。」

鼎「ゾンビの大量発生とかで、政府が完全に機能不全になった世界線だよね。誰も税金を徴収しないから、税金を払う必要もないけど、その代わり、誰も助けてくれない世の中というか。道路も水道も荒れ放題。警察官も消防隊員もいない。医療費ももちろん全額負担。みたいな。」

愛原「そういうこと。まぁそうなると自警団やヤクザまがいの組織みたいなものが自然発生して、そいつらが遅かれ早かれみかじめ料という名の新たな税金を徴収して、彼らなりの治安維持を図るようになるとは思うけどな。」

逆沢「そうなったら、意味ねぇ~。税金を払う先と名目が変わるだけじゃねえか?」

愛原「誰が管理しようと、最低限の税金は負担してもらわないと、社会が成立しないからな。ま、税金は必ずしも現金である必要はなく、労役でも兵役でも租庸調でも構わないのだが。」

鼎「そう考えると、税金は、まず使い道を第一に考えた方が良さそうかな? 特に治安維持費あたりは、ゾンビが大量発生したような世の中ですら、最優先というか。」

愛原「カネやモノをたくさん持ってるなら、それらを税金として差し出して身の安全を保障してもらう。それらを持たないなら、労役や兵役に携わる事で収めるべき税金の代わりにする。みたいな感じにはなるだろうな。」

逆沢「どんな世の中でも、社会の一員として身を守ってもらいたいなら、税金の支払いは避けられないってか?」

愛原「支配者側に立つ事ができたなら、違う景色も見えてくるだろうが、一般人に関してはそうなるだろうな。まぁ無人島で一人で生きていくようなノリで、社会から完全に断絶して生きていくなら、税金の支払い義務からは解放されるだろうけど。」

鼎「けど全ての人が、健康で五体満足でいられるとは限らないよね。そういう人のように、税金を払えない人はどうすればいいのかな?」

愛原「そこは社会の福祉に関する意識次第だな。たとえば【子供は宝】という意識が社会全体で強くあるのなら、子供に無茶な労役の義務を課すような社会にはならないだろう。老人や障害者、病人などもそう。」

逆沢「つまり税金を納める額は、必ずしも一律である必要はないってか?」

愛原「税の不平等は社会に強い不満をもたらすので、可能な限り避けるべきだが、多くの者が納得していれば特に問題ない。子供や老人、病人などに対して福祉の名目で、税を減免したり、逆に福祉の恩恵を与えることなどは、比較的構成員の理解を得られやすいと思う。富の再分配でいえば、元気な大人が持ち寄った食糧などで、子供たちを養育していくような感じになるな。」

鼎「つまりみんなが持ち寄ったお金で、子育てを支援するとか。道路を整備するとか。警察や消防のような組織を整備するというのが、税金の本来の目的になるのかな?」

愛原「住んでる場所によって自治会費が10倍くらい変わる事すらあるようだが、この自治会費を税金に置き換えると分かりやすい。自治会費が安い地区は、いわゆる小さな政府志向。集会所やゴミステーションの整備など、最低限の事にしか予算を回さないから安く済んでいる。集会所すらない地区なら、もっと安く済むかもな。逆に自治会費が高い地区は、大規模な祭りをやってたり、親睦会系のイベントが豊富だったり、町ぐるみのイベントでカネがいっぱい必要になるから、自治会費も高くならざるを得ない。分譲マンションなども、マンションの維持や整備にそこそこ予算を食うから、管理費名目の費用が意外と高く付くかもな。」

逆沢「祭りとか、やらなくていいから、その分安くしろと思うのは、私だけか? ていうか一部の役員の飲み食いのために、みんなのお金が使われてると思うと、それも不愉快なんだけど。」

愛原「それを利権と呼ぶかどうかで、解釈も変わるわな。不快な利権にしか見えないなら、【無駄な予算を削って、その分安くしろ】という主張は道理だろう。独身税と呼ばれる概念も、それを福祉と呼ぶか、利権と解釈するかどうかの問題だわな。ぶっちゃけ。」

逆沢「子育て支援と解釈するか、子供利権と解釈するか、って感じか? それが有益な公共事業と解釈すれば福祉だけど、無駄な公共事業にしか思えなければ利権以外の何者でもないと。」

鼎「つまり独身税というのは、子供を持たない人たちや、子供を養育し終えた層などが、社会として子供を養育を支えていく必要性を感じていなかったり、効果が怪しいと感じた場合に、起きやすい不満を表したキーワードともいえそうなのかな?」

愛原「税金の無駄遣いが多いと感じた場合、税金を安くしろという議論は、十分正当性がある。無駄な支出を減らせば、収める税金ももっと安く済むからだ。しかしその【削っても構わない無駄な支出】がどれだけあるか? かつての民主党政権がこれに取り組んでいたが、肝心の世論が反発して、八ッ場ダム一つ、工事を中断に追い込めなかったくらいだからな。無駄を減らせとわめくのは簡単だが、削れる無駄がどこにどれだけあるか? あるかないかも分からない埋蔵金を充てにして、先に減税をするのは極めて危険だと思う。」

逆沢「総論賛成各論反対って奴ね。無駄な公共事業を減らせと言ったらみんな賛成するけど、お前の村の公共事業を減らすと言ったらみんな反対するから、結局何も変えられない。」

愛原「仮にだが、税金の使い道に削減可能な無駄がほとんどなかったと想定した場合、計算方法にもよるが、大まかに年収600万円未満なら、税金を納めている額より、得られる福祉の方が大きいから、その層の人間が減税・減税と騒ぐのは、おかしいんだけどな。たとえばいわゆる非課税世帯の人からみて、所得税や住民税の減税は何の恩恵もないどころか、自分に回ってくる福祉がその分、細くなるだけでしかないように。」

逆沢「元々、ロクに税金を払ってない人達からすれば、むしろいっぱい増税して、いっぱい福祉もインフラ整備も治安整備もしてくれた方が有り難いようなものね。税率が何倍になろうが、所得がほぼゼロなら、全く痛くもないから。」

愛原「その損益分岐点が、大体年収600万円。これを下回る層なら、減税するより増税してもらった方が、その分だけ福祉が充実してプラスになりやすいと思われる。稼ぎが少ない人であればあるほど、なおの事な。」

鼎「日本では、貧しい人ほど、減税・減税と騒ぐ傾向が強いけど。実は貧しい人ほど、減税の恩恵は少なくなるというか、むしろ減税した分だけ福祉が確実にやせ細るから、それは実は賢い選択肢じゃないという事かな?」

愛原「一昔前までと異なり、今は公務員の待遇も大きく悪化しているからな。ぶっちゃけ若い層になる程、公務員のなり手が足りなくなっている。教員不足に関しては最近色々話題になってるが、別に教員だけの傾向ではなく、人件費不足もあって公務員自体が昔より不足気味になっている。東大卒の人間が官僚を目指さなくなったとも言われているが、優秀な人材の公務員離れが特に深刻。税金が余ってるとホザく連中もいるが、国債でもたせているだけだ。公金投入で黒字のように見せかけてる札幌ドームのようなものというか。未来の見えないリニア工事。体感できるレベルのインフラ劣化。質が低くなる一方の給食。相次ぐ公立病院の縮小。税金が余ってるどころか、みんなギリギリで回しているのに、さらに減税して、どないすんねんというか。」

鼎「日本の財政を支えているのは、実質高所得者という事かな?」

愛原「数字上は、そうなるな。但し、実効税率。つまり年収に対する税負担の割合、負担の重さでいうと、必ずしも正解ではない。ちなみに日本で一番税負担が重いとされるのは、大体年収900万円前後。もう少し広く見れば年収700万円から1500万円くらいの層。この層は、一般的には高年収扱いされる事も多いが、税負担がとにかく重いので、実は年収500万円程度の層と、大差ない生活をしている事も珍しくない。大差ないレベルの家に住んでて、大差ないレベルの塾や学校に子供を通わせて、大差ないレベルの食事をして、みたいな感じというか。」

逆沢「億単位の年収稼いでいる奴が、よく税金が高すぎると嘆いているけど、彼らの税負担は実はそれほどでもないってか?」

愛原「日本の税制は、完全な累進課税には程遠いからな。たとえば社会保険料などには上限がある事もあって、年収1500万円だろうと、年収15億円だろうと、払う保険料は168万円で同じ。超富裕層の主な収入源である金融課税は動かす額の多寡に関わらず約20%だし。所得税の累進課税も一定割合からは上がらない。何なら人の百倍稼いでいるからといって、人の百倍の食費をかけている訳でもない。そういう事情もあって、超富裕層は割とカネもたまりやすい。ちなみに年収300万円の層と年収3000万円の層の実効税率はほぼ同じ。」

逆沢「だったら年収3億円もあったら、非課税世帯とほぼ同じくらいの税負担しか実質ないんじゃね?」

愛原「さすがに非課税世帯と同レベルまではいかんが、ちょっとした必要経費レベルの体感かも知れんな。まぁ日本はアメリカや石油王のいるような国ほどの貧富の差もないし、超富裕層の割合自体が低い事もあって、それらほど、超富裕層に財政を依存している訳ではない。超富裕層よりは数もいて、税負担も重い年収900万円前後の人達が、実質的に日本財政を支えているといっても過言ではない。政府もそれを分かっているから、年収ウン億の超富裕層から税金を巻き上げるよりは、数もそれなりにいる年収900万円前後あたりからどれだけ多く税金を巻き上げられるかを、考える傾向が強いようにも思われる。こいつらは、超富裕層と違って、タックスヘイブンに資産隠ししたり、海外逃亡を試みる程の資産家ではないから、確実に徴収しやすいメリットもあるしな。」

鼎「つまり年収が900万円くらいある人なら、減税・減税と騒いでも、それなりに説得力が出てくるって感じかな?」

愛原「彼らが減税を求めるというなら、一定の筋は通る。但し、その際に以下の二つのどちらかを選んでもらう必要がある。まず一つは、代替財源を探す道。彼らへの減税を補うために、誰から多くの税を徴収するのか? 超富裕層から多く巻き上げるのか? 企業から巻き上げるのか? 消費税などの形でみんなから広く巻き上げるのか? 福祉を削減したくないなら、これを示してもらう必要がある。もう一つは、福祉を削減する道。年金を減らすのか? 医療費負担を増やすのか? 終末医療を見直すのか? 公務員を減らすのか? インフラ整備を後回しにするのか? 防衛費を削るのか? 無駄を省けというのは簡単だが、何が無駄かをもっと具体的にしてもらう必要がある。」

逆沢「まぁ、そんな話を振る度に、国債を発行すればいいって声は必ず出るけどね。」

愛原「【キャッシング枠が少しでも残っているなら、限度枠いっぱいまで借りないと損】と言わんばかりの発想だな。今でさえ金利の支払いも追い付いてない状況なのに。キャッシング枠が残ってるなら、また借りれる余裕あるじゃんって発想が怖すぎるわ。」

逆沢「なんとかなるさ、って感じで後先考えずに行動に移すのも、反知性主義しくざと言ったら言いすぎか?」

愛原「諸葛亮のような者がいるなら、どんなピンチでも何とかしてくれるかもしれんが、反知性主義者は諸葛亮のような者から先に弾圧していくからな。何とかしてくれそうな人を先に弾圧しておいて、何とかなるはずがねえだろ? 財務省を解体してから、財政を立て直そうとしても、そのノウハウを持つ者がいなくなってるから、もう絶望的なようなものというか。」

逆沢「どう見ても減税するより増税した方が恩恵が大きい低所得層が一番に減税を叫ぶあたりは、いかにも反知性主義的だと思うけど。まさか国民民主党の玉木みたいに、財源は他の誰かが勝手に掘り出してくれると思ってんのかね~。なんとかなるさ、って感じで。」

鼎「なんとかなるさ、で済まされたら、大抵の議論も警告も無意味になるよね。当人は、大丈夫と思ってしまってるわけだから。」

愛原「反知性主義者の厄介なところだな。計画的に物事を進めないとどうにもならない事も、世の中には多いのだが。特におカネの問題は、その最たるものというか。」

鼎「減税・増税以前に、貴方は税金をどのように使って欲しいのか?を、まず考えないと駄目だよね。税金を払いたくないがどうしても最優先に来るのなら、使い道を削るか、自分以外の別の誰かからたくさん税金を取り立てるように仕向けるしかない。逆にインフラ整備費や治安維持費や医療福祉費などをどうしても維持したいのなら、どうやって税収を維持するかを考えなければならないというか。」

逆沢「現状、それに向き合ってるのは、大企業から税を多く取って福祉に回したいというスタンスを崩さない共産党くらいか? 国民民主党やいくつかの泡沫右翼の党らは、減税を説く割に、別の財源確保手段も、福祉を削る手段も全く語らないから、論外だし。自民党は相変わらずだし。」

鼎「でも【誰から多く税金を取るか?】となると、難しい話になるよね。誰かを減税するのなら、別の誰かを増税しないとならないけど、共産党以外、その議論をまともにする人たちがまるでいないというか。」

逆沢「安楽死問題とかもそうだけど、今の政治家はそういう微妙な問題からすぐに逃げたがるからね~。」

愛原「そのくせ、すぐにバラマキたがるしな。」

逆沢「けど自分以外にばらまかれるのは不愉快なのよね。非課税世帯限定のバラマキもそうだし。独身税と揶揄されるような、子供のいる世帯限定のバラマキにも反発は出るし。」

愛原「税金は、【誰かから奪って、別の誰かに配る】富の再分配がどうしても根底にあるから、それはそういうものと割り切るしかないんだけどな。一番反発が起きにくく、大きな流れになってるのは、金持ちから税金をたくさん取って、貧しい者にそれを配ることで助け合うというものだけど。」

逆沢「大きな流れでいえば、年収600万円以上の層が、年収600万以下の層を養ってる図式になるってか?」

鼎「世の中には、東京の稼ぎで地方が飯を食ってるという人もいるけど。」

逆沢「東京一極集中を国ぐるみで推進しておいて、何ゆうとんねんと思うのは私だけか? むしろ地方の富を、100年以上かけて東京が吸い取った結果が今というか。」

愛原「ただ、どの地域に税金を大量に投入するか?も、富の再分配の一環といえば一環だからな。企業が不採算事業を切り捨てて、儲かる事業に資本を集中投下したがるように、取捨選別が悪いとはいえない。」

逆沢「政府が、震災を機に能登を切り捨てたのは、合理的判断ってか?」

鼎「政府は、過去に震災を機に神戸港も切り捨てて、東京湾の港に資本投下を試みた事があったよね。結果的には、アジアのハブ港の地位は、東京ではなく釜山に流れてしまったけど。」

逆沢「失われた30年は、1995年の阪神大震災を期に神戸を切り捨てた事から始まったと言ったら言いすぎか? 東京なんか地理が悪すぎてアジアのハブ港になれる訳がないのに、税金の使い道を間違ったといったら言いすぎか?」

愛原「多分、言いすぎなんだろうけど、税金の使い道をよく考えるきっかけとしてはアリだろう。誰から税を徴収して、誰に税を還元する事で、富を再分配するのが社会として適切か? そういう視点が必要だ。」

逆沢「自分さえ良ければそれでいいと割り切るなら、自分が治める税金は限りなく少なくして、自分に配分される税金は限りなく多いのが最善なんだろうけどね。」

鼎「けどそれじゃ周りの反感を買うから、みんなと歩調を合わせて、減税も求めながら、インフラ整備費も防衛費も増額しろと叫ぶ人たちが多そうな気もするよね。お金が勝手に湧いてくるはずか無いのに。」

逆沢「しかも税金の恩恵の方が大きい人ほど、より強欲な要求をしたがる気がするの気のせいか?」

愛原「困ってる人ほど、より切迫した思いで救いを求めるのは当然だし、それを強欲とも思わないが、要求内容が問題解決につながらない内容なのはまずいわな。より手厚い保護を望む低所得層が求めるべきは、減税ではなく増税の方だろ? 人員不足で悩む人が求めるべきは移民排除よりも、移民誘致の方だろ? 戦争のない世の中を求めるなら、トランプやイスラエルの支持ではなく、彼らの排除の方だろ? なに、成績不良で悩む学生が、ストレス解消のために遊び倒すような仕草しとんねん。手段が目的の完全に真逆じゃねえか?」

鼎「生活必需品に絞った消費税減税くらいなら、低所得者に恩恵のある減税政策といえそうだけど、なんでもかんでも減税ではなく、そういう風に上手くターゲットを絞る発想をしたいよね。」

逆沢「今でも一部が消費税率8%になってて、結構ややこしいから、商品別に税率を変えるのは実務として結構面倒くさいみたいだけどね。」

愛原「税金はシンプルな方が公平感もあるし、逆に複雑にすればするほど、ズルをしやすくなるからな。」

鼎「誰から多めに税金を取って財源を確保するか?という視点も、厳しいようでいて忘れてはならないけど、今一度、総論賛成各論反対にならないように、真剣に税金の使い道の見直しも進めた方が良さそうだよね。これからますます財源不足になっていく未来もあるだろうから。」

愛原「その都市にさらに資本を重点投下するのが正しいか? その保健医療にどれほどの価値があるか? その事業にどれだけの価値があるか? そのスタジアムの建設にどれだけの公益性があるか? もちろんリストラするだけでなく、必要な所には更なる増額も検討しなければならないだろう。これ以上の給食の質の低下を避けたいとか。これ以上の治安の悪化を避けたいとかあるなら。」

鼎「けど、社会に不適切な人は牢屋に長く閉じ込めればいいって発想はまずいかも。受刑者一人にかかる費用は年間300万円以上で、下手な生活保護者よりも、はるかに高くつくから。」

逆沢「そのせいか、最近は不起訴の割合がメチャクチャ増えてるらしいわね。【不起訴の理由は明らかにできない】という決まり文句と共に。」

愛原「実はリーマンショックが起きる2009年ごろまでは、【不起訴の理由は明らかにできない】なんて決まり文句が出るのは極めて稀だったようだが、それ以降、急増して、今ではそれがデフォルトにまでなってるからな。ついでにいうと2002年までは起訴される割合よりも不起訴の割合の方が少なかったが、翌年以降、逆転し、今では起訴の数が不起訴の数の半分以下にまで減っている。つまり昔なら起訴されて当たり前だったはずのものが、【不起訴の理由は明らかにできない】という決まり文句と共に不起訴で済まされるように大きく変化してるのだ。裁判費用の節約か、監獄の維持費用の節約か、理由は分からないけどな。」

逆沢「それ、なんかヤバくね? 昔なら裁かれて当たり前の人達が、裁かれずに済むような世の中に変わってるとか。ネットでは【体感治安は全然よくならないままだけど、実際の治安は良くなってる】って話も聞くけど、被害届を受け取らなかったり、不起訴を連発した結果、単に昔なら裁かれている人が裁かれないだけだとしたら。まるでイジメを見て見ぬふりを変えた事で、イジメが減ったと言ってるのと変わらないというか。」

鼎「なんで20年ほど前までは、不起訴の理由を明らかにするのがデフォルトだったのに、今は明らかにしないのがデフォルトに変わっちゃったのかな?」

愛原「不起訴の理由は、大きく【起訴猶予】【嫌疑不十分】【嫌疑なし】の3つに分かれるが、【嫌疑なし】であれば、警察がえん罪のような状態を作り出した事になりやすく、警察が叩かれる要因にもなりやすい。また【起訴猶予】であれば、容疑者がクロである事はほぼ明らかなのに、なぜか起訴せずに見逃したという事になり、これも変な勘繰りを受けやすい。故に彼らが明らかにしたがらない理由は容易に想像つくが、昔は起訴される方が多かったのに、今は不起訴件数が起訴件数の倍以上にまで変化していることを考えると、嫌疑なし以外の割合が昔より急増している可能性はあるな。ま、日本の刑事裁判は、何年もかかるケースも多く、裁判費用や受刑者の監視や介護の費用も考えたら、可能な限り不起訴にしたい理由はそろってるわな。」

逆沢「うーん。日本の財政は、想像以上に悪化してるっぽいわね~。目に見えない部分での劣化が相当進んでるというか。政治家が裏金作ったり、利権団体が中抜きしまくったりといった税金の無駄遣いも多いんだろうけど、それを差し引いても、想像以上に財源不足を感じるというか。」

鼎「漠然とした総論で税金の話をするのではなく、誰から税金を多く取り、どこに重点に税金を注ぎ込み、どこへの税金を大きく削るか、もっと具体的に詰める必要があるのかな?」

逆沢「そういう具体的なビジョンも持ち合わせた上で、思い切った決断と判断ができる政党や政治家が今の世では求められそうね。」

愛原「トランプみたいな行き当たりばったりは、いくら決断力と実行力があっても困るけどな。テスラへの大幅公的支援を決めた矢先に、やはり打ち切ると言ったり。TACO仕草をされても、周りが混乱するだけだからな。」

鼎「有権者も、救世主みたいな政治家が現れることを漠然と期待してるようじゃだめだよね。トランプさんじゃないけど、何となくすごい事をやりそうってイメージで人を選んだら、とんでもない事になりそうだし。やっぱり有権者の一人一人が、税金の集め方や使い道にしても、それなりのポリシーを持つようにしたいというか。」

愛原「数日前、兵庫県の斎藤知事を支持した70代の女性がその根拠として、【こんなきれいな目をした人が悪いことをしているように見えない】とか言った件が話題になってたけど、は?って感じだからな。」

逆沢「うーん。これが反知性主義のリアルって奴か?」

鼎「雰囲気で選ぶ危険性を改めて感じさせるよね。」

愛原「せめて、自分が得をしているか? 損をしているかくらいは、できるだけ把握できるようにしたい。既に得する側なのに、いたずらに叩いた結果、損するようになってしまったら、自爆行為でしかないからな。」



















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2月13日 趣味に飽きる時、熱狂できる時 1月30日 私刑
1月16日 やってる感 1月2日 捜査・諜報に必要なもの
2021年 12月19日 壊された人 12月5日 リソース運用型ゲーム
11月21日 後継者争い 11月7日 戦力分析と番狂わせ
10月24日 選挙放談2021 10月10日 文明崩壊後のサバイバル
9月26日 中立な報道 9月12日 隔離空間でのアドベンチャー
8月29日 侵略者が撤退した後 8月15日 正義なき力を生み出す者
8月1日 問題点(悪)の所在 7月18日 責任の所在
7月4日 教育政策 6月20日 職の貴賤
6月6日 外患(外敵)よりも恐ろしい内患 5月23日 スローライフと幸福論
5月9日 社会に貢献する凡人たち 4月25日 情報戦の制し方
4月11日 予備戦力 3月28日 不正の告発と隠蔽
3月14日 職人(ドワーフ)  2月28日 地位に見合う責任と報酬の話
2月14日 娯楽産業  1月31日 名君・名宰相
1月17日 選別(トリアージ) 1月3日 大きく育ちすぎた作品
 2020年 12月20日 つまらないラスボス戦 12月6日 予知の活用方法
11月22日 信じたい事しか信じない人たち  11月8日 老化の始まり(能力のピーク)
10月25日 敵の成長率 10月11日 属人性
9月27日 信用(信用創造) 9月13日 犯罪都市
8月30日 同行するヒロイン、同行しないヒロイン 8月16日 まとめ役としてのリーダー
8月2日 なろう系主人公とやれやれ系主人公 7月19日 安楽死
7月5日 イデオロギーの矛盾や対立を超えて幸福を実現する方法 6月21日 アピールする人、出る杭を打つ人
6月7日 間違いを改める方法  5月24日 コロナよりも、ゾンビよりも、米軍よりも恐ろしい集団の空気
5月10日 部隊長の決断 4月26日 集団ヒステリーと同調圧力 
4月12日 札束を無限に刷り続けるとどうなるか? 3月29日 借金取りの恐怖
3月15日 禅譲 3月1日 秩序志向のプレイヤーと混沌志向のプレイヤー
2月16日 (こまめな)人事異動(のススメ) 2月2日 忠誠度という名のゲームパラメータ
1月19日 恨み 1月5日 鞍替え
 2019年 12月22日 景気 12月8日 承認欲求に囚われないために
11月24日 黒幕としてのスポンサー 11月10日 プロスペクト理論とモブの生き残り戦略
10月27日 追い込まれた悪人キャラのダメージ・コントロール戦略 10月13日  いじめっ子キャラの特徴
9月29日 命令に背くNPC 9月15日 平等・公平を維持するためのコスト
9月1日 能力値とスキル 8月18日 地位を与えられた者(中間管理職)
8月4日 パニックホラーもののリーダー 7月21日 パニックホラーものの主人公
7月7日 許される人と許されない人 6月23日 愚民政策
6月9日 壊された人への対応 5月26日 新時代の脅威
5月12日 (攻撃の)大義名分 4月28日 前回の反省とキャスティングの話
4月14日 汚染された情報の拡散 3月31日 理想の選挙制度
3月17日 黙示 3月3日 あの世の世界
2月17日 うまくいかなかった革命後をどうするか? 2月3日 策略としての挑発
1月19日 腐敗した司法(正義の裁きの担い手)  1月5日 強きを挫き弱きを助くVS弱きを挫き強きを助く
 2018年 12月23日 悪の根源≒マウントしたいという欲望 12月9日 Steamのゲーム
11月25日 成り上がったダメ人間 11月11日 自分を強化する技VS敵を弱体化する技
10月28日 限界への挑戦 10月14日 「弱者=守られるべき善人」でない場合
9月30日 脅しによる支配 9月17日 信用できない情報だらけの社会の場合
9月2日 太鼓持ち 8月19日 連続攻撃
8月5日 信用スコアに支配された社会 7月22日 内通者
7月8日 人件費コスト管理ゲーム 6月24日 忠義者キャラ
6月10日 欠陥つき有能キャラの処遇 5月27日 邪悪な独裁者に支配された組織のメンバーの挙動
5月13日 邪悪な独裁者が健全な組織を乗っ取る方法 4月29日 論破
4月15日 正義の味方という名の制裁者 4月1日 平気で嘘をつける人たち 
3月18日 公正世界仮説 3月4日 被害者叩き 
2月18日 政治力 2月4日 統率力 
1月21日 優秀すぎるライバルが現れたとき  1月7日 素性を表す記号としての肩書き
2017年 12月24日 フリゲの雑談  12月10日 賤民階級
11月26日 個性づけとしてのパラメータ 11月12日 宿敵宣言
10月29日 大同団結 10月15日 品質について
10月1日 華麗な策略、汚い策略。その違い 9月17日 平等主義と反平等主義
9月3日 ファン型オタクとマニア型オタクの違い 8月20日 ツイッターの利点と問題点 
8月6日 大抜擢された人材 7月23日 誇りと傲慢
7月9日 傲慢とマウンティング 6月25日 権威を利用するナイトども
6月11日 悪事プレイ(のススメ) 5月28日 異界人(宇宙人)の干渉
5月14日 集団の思考ルーチン 4月30日 人間っぽさ=非効率的な思考ルーチン
4月16日 名声欲 4月2日 無言の圧力と忖度
3月20日 ロスト・ハイ・テクノロジー 3月5日 破壊神の信者
2月19日 一人称形式で見える視野の範囲 2月5日 歴史的人物の当時の評価
1月22日 未来予測 1月8日 人相見(人物鑑定)
2016年 12月25日 商業レビュアー 12月11日 成長戦略の目玉としてのカジノ
11月27日 パニック 11月13日 生存ゲーム的なシチュエーション
10月30日 強敵感 10月16日 感情移入という視点からのキャラクターメイク
10月2日 供給過剰社会 9月18日 血筋
9月4日 統一されるべき尺度 8月21日 暑さと寒さ
8月7日 (優秀な)下っ端 7月24日 超便利社会=超疲弊社会
7月10日 社会的弱者を量産し、彼らを悪の先兵に誘う者  6月26日 少子化社会という舞台
6月12日 有事法制(緊急事態における法のあり方) 5月29日 悪のセレブサロン 
5月15日 成功者が成功後にやりたいと思うこと 5月1日 ゲーム世界とリアル世界の違い
4月18日 過去に戻ってやり直すということ 4月3日 八百長 
3月20日 異邦人(外国人労働者) 3月6日 陣形
2月21日 功績泥棒 2月7日 三国志13をプレイ
1月24日 裏切り者 1月10日 善政家
2015年 12月27日 精神~命よりも大切なもの 12月6日 独立戦争 
11月23日 ジャーナリスト 11月8日 精神力 
10月25日 優しい指導者  10月11日 助けを求める人たち 
9月27日 兵站 9月13日 善玉が起こした悪事や不祥事
8月30日 カイゼン 8月14日 盗作・ゴースト
8月2日 表稼業 7月20日 正論を用いない説得工作
7月5日 ディストピア 6月21日 財政破綻
6月7日 防諜 5月24日 サイコパス
5月10日 戦犯 4月26日 ハト派とタカ派
4月12日 不遇な先駆者 3月29日 プロギャンブラー(バクチで生計を立てる人)
3月15日 世界の管理者という名のラスボス 3月3日 命令コマンド
2月15日 攻略本・攻略サイト 2月1日 お遊びコマンド
1月18日 精神異常状態 1月4日 NPCの選択判断ルーチン
2014年 12月14日 男女キャラクターの比率 11月30日 不安と安心の役割
11月16日 現実主義者の正体 11月3日 アイテムゲット
10月19日 真相にたどり着けない者 10月5日 挫折
9月14日 嫌いだけど素晴らしい人達 9月7日 売れている作品と面白い作品の違い
8月24日 援軍 8月3日 ブラゲとパケゲ
7月20日 根性論と科学的知見に基づいた肉体改造 7月6日 ディスリスペクト(軽蔑・disり)
6月22日 あやかり系主人公 6月8日 中毒
5月25日 箱庭ゲーム 5月11日 ダブルスタンダード
4月20日 偽りの理想郷 4月6日 防御力
3月23日 自分用ゲーム作り 3月9日 育成する指導者、選別する指導者
2月23日 忠誠 2月9日 変化するキャラクター
1月26日 一芸職人VS器用貧乏 1月11日 評判
2013年 12月23日 身分制度 12月8日 陰謀
11月24日 秘密 11月10日 努力が報われるゲーム
10月27日 ゲームの自由度について 10月13日 出来の悪い二代目
9月29日 怒り 9月15日 撤退戦術
8月30日 ヒール(悪役) 8月15日 覆水盆に返らず
7月28日 予知・予測 7月13日 かつてのヒーロー
6月30日 覚醒(新能力発現・急成長) 6月15日 犠牲
6月3日 単独開発 5月19日 ダメ人間
5月5日 悪徳宗教を必要とする人々 4月21日 悪の連帯責任
4月7日 3種類の立場からみた作品批評 3月24日 中立性を装った愚痴・悪口など(仮)
3月10日 人気対戦競技の条件 2月24日 幻想空間
2月10日 お金 1月27日 尊敬できる敵
1月13日 やる気・気合 12月29日 ルール
2012年 12月15日 厨二病 12月2日 売れ筋
11月17日 改心 11月4日 議論
10月21日 優秀な人材の起用・登用方法 10月7日 憎しみにとらわれた人達
9月22日 友情やコネによる人事起用の危うさ 9月8日 権力欲に取り憑かれた人達
8月19日 敗北の受け止め方~捲土重来を期すために 8月5日 作者(表現者)が作品を通じて伝えたい思い
7月29日 人が自ら死(自殺)を決意するとき 7月15日 選択肢を選ぶことによる覚悟(リスク)
7月1日 選択肢があるということ 6月16日 宣伝と人気
6月2日 ホンネとタテマエ 5月19日 コンプガチャに学ぶ確率論とイカサマの話
5月6日 鑑識眼 4月30日 平等と競争
4月14日 公務員ヒーロー 4月1日 SF設定
3月18日 情報収集 3月3日 原発考察
2月19日 プライド 2月5日 お笑い
1月22日 ラスボスの処断方法 1月8日 創造→創作
2011年 12月30日 独裁者 12月9日 二次創作品
11月27日 万人向けからマニア向けの時代へ 11月13日 無敵能力の人たち
10月29日 正式名称 10月15日 利の人、情の人
10月3日 ポジティブ・ネガティブ 9月16日 利権
9月3日 借金 8月21日 何も変わらない事の恐怖
8月5日 発信したいオタクと共感したいオタク 7月25日 戦う地方、媚びる地方
7月17日 充電期間 7月10日 ひとそれのアンケート結果
7月2日 供給過剰気味のゲーム(&娯楽) 6月21日 東日本大震災3
6月5日 上司に反発 5月21日 修正する度量
5月14日 挑戦する勇気 5月1日 調子
4月17日 専門スキル 4月3日 東日本大震災2
3月18日 東日本大震災1 3月5日 ネトウヨと不良キャラの共通点
2月19日 信用ラインと警戒ライン 2月5日 信じられない者ばかりの世界観
1月23日 武器を交えない戦争 1月16日 しゃべらない主人公
1月7日 異世界に飛ばされた凡人 12月25日 後ろ向きな嫉妬心
2010年 12月19日no2 人それのゲーム難易度 12月19日no1 社会人型キャラ
12月11日 新作公開してから一週間 12月5日 新作ゲーム紹介
11月20日 理想と現実 10月29日 新作公開予定
10月18日 派閥 10月1日 仲間
9月19日 キャラクターイメージ 9月6日 理想を持った人間。そうでない人間
8月21日 革命後 8月8日 長編のオチのつけ方
7月24日 勇者は世直しができるか? 7月10日 全力集中プレイと長期戦略プレイ
6月27日 RPGのチームバトル 6月13日 傭兵団
5月29日 相手の思考をよんでみよう 5月14日 扇動する者、される者
5月7日 こっそりアンケート設置お知らせ、ほか 5月3日 地方を主人公の舞台にしてみよう
4月17日 コンピュータは人間を上回れるか? 4月2日 政権交代から6ヶ月が過ぎて
3月22日 フィクション 3月12日 困ったパーティメンバー
2月21日 責任 2月6日 教育
1月23日 トップダウン式製作とボトムアップ式製作 1月10日 ゲーム作成スタッフ
2009年 12月25日 政権交代から3ヶ月が過ぎて 12月12日 血液型
11月29日 編集日記・編集後記 11月14日 AVG(+SLG)制作中
10月31日 シナリオ 10月18日 ゲーム作りで完成までこぎ着けるためには2
10月3日 オリジナル 9月19日 ゲーム作りで完成までこぎ着けるためには
9月6日 実在モデルをどこまで採用できるか 8月24日 素材?
8月14日 今時の報道スタイル 8月8日 ユーザーサポートにメールを送ってみました
7月25日 恋愛シミュレーション2の魅力? 7月11日 人気と実力
6月27日 打ち切り 6月19日 エロゲ規制強化の流れからみるゲーム考
6月6日 貴族階級 5月23日 悪の戦闘員
5月10日 異なるキャラクターの視点でみてみよう 4月24日 強者がますます強くなる・・・
4月11日 ゲームエディタ 3月29日 愛郷心
3月22日 匿名ネット社会 3月6日 暗躍する超能力者たち
2月22日 信者キャラ 2月15日 必殺技
2月1日 アンチヒーロー(悪役型英雄) 1月23日 カタストロフィーを未然に阻止しよう
1月16日 フェアな戦い 1月3日 あれから幾年後
2008年 12月28日 国盗りSLGの景気対策 12月20日 現実世界をゲーム化してみよう
12月5日 内部対立 11月29日 推理もの??
11月22日 悪人とも言い切れない罪人 11月7日 正史
10月31日 萌えない女性キャラ 10月18日 関西弁
10月5日 大阪 9月21日 避けられない強大な敵
9月7日 人気・魅力・カリスマ 8月29日 黒幕
8月23日 運と実力 8月9日 COMの思考ルーチン
8月3日 新シナリオ「HeiseiNippon」公開 7月19日 軍師
7月5日 各国の思惑を構成するもの 6月21日 催眠術
6月7日 和解 5月24日 知恵者
5月16日 千年生きてみよう 5月3日 生き残ることと勝ち残ること
4月18日 冷酷な指導者 4月5日 お金の使い道
3月15日 若さ 3月7日 性能と運用
2月29日 アンケート現況発表(質問2について) 2月22日 広報戦略
2月10日 差別 1月27日 敵のスペック

1月13日 神の加護、神聖魔法 12月30日 フリーゲームのレビュー
2007年 12月16日 国盗りゲームのパターン 12月1日 謎について
11月16日 ゲーム世界での対人設定2(その他視点) 11月3日 ゲーム世界での対人設定1(味方視点)
10月20日 レジスタンス勢力 10月5日 終盤~エンディング
9月21日 世襲について 9月8日 悪役(ヒデブ派5隊長など)
8月24日 確率について 8月10日 セーブ&ロード
7月27日 成長について 7月15日 SRPGにおける白兵部分のゲーム的処理
6月30日 SRPGのマップのシステム 6月17日 徴収と略奪
6月2日 兵科あれこれ 5月19日 理想の君臣関係
5月4日 経済力うんぬん 4月21日 戦略ゲームと戦術ゲーム
4月6日 公開情報と非公開情報 3月24日 個人戦用の武器等
3月9日 兵士の武器 2月25日 ゲーム作りとゲーム遊び
2月11日 少数派(属性持ち)向けゲーム 1月28日 バージョンアップ

1月13日 宮田軍にてこ入れ? 12月30日 フリーゲームの宣伝
2006年 12月15日 投票・アンケート 12月1日 最強の敵
11月18日 動かしやすいキャラと動かしにくいキャラ 11月4日 デバッグ
10月22日 現代・近未来ものについて 10月6日 趣味の社会人クリエイター
9月15日 新作?の状況について 9月8日 BGMについて
8月27日 登場人物の口語表現 8月12日 女性キャラ
7月28日 主人公選択式ゲーム 7月16日 マイサイトについて
7月2日 死について 6月17日 風刺について
6月2日 シナリオタイプあれこれ 5月19日 ゲーム作りの進め方について
5月5日 ゲーム作りを始める時について 4月21日 高能力キャラの表現方法
4月8日 悪い敵 3月31日 名前について
3月18日 伝え方と伝わり方 3月12日 キャラクターのプロフィールについて
3月5日 アマとプロによる基本プロット考 2月25日 自作CGについて
2月19日 著作権について 2月12日 バックグラウンドの設定について
2月5日 SRPG95の次回作に対する期待 1月29日 分岐と自由度について
1月22日 難易度について 1月15日 勢力別能力値考察
1月8日 主人公について 1月1日 ユニットの能力値をどういじるかについて
 2005年    12月30日 12月23日 12月16日 12月9日 12月2日 11月25日 11月18日 11月11日 11月5日 10月31日