愛原様のたわごと(25年6月15日)
愛原「また自公政権がバラマキをやるらしい。」
逆沢「完全になめられてるわね。まぁ、地方でも、バラマキを公約にした候補が当選する例は珍しくないし。なめられても仕方ない有権者の質を指摘されたら、納得するしかないかも知れないけど。」
鼎「最近は、昔よりも増して、有権者に媚びへつらう政治家が増えた印象かな?」
逆沢「そう単純なものでもないんじゃね? トランプとかもそうだけど、敵と味方をはっきり分ける政治家が増えたというか。当選するために取り込む必要がある層にはとことん迎合するけど、その分、敵認定した奴には全く容赦しないというか。」
鼎「なんか中世の権力争いみたいだよね。どの陣営も【味方に付いたら恩賞を出すぞ。敵に回ったら滅ぼすぞ】とアメとムチをひけらかして、どっちに付くかを迫るやり方というか。」
愛原「但し、この方法は、滅ぼすなり、屈服させるなり、すべき敵が必ずいる事が前提になる。敵を痛め付けて奪わないと、敵から奪った恩賞を味方に分け与える事もできなくなるからだ。」
逆沢「けど、敵と戦ったからといって、必ず勝てる保証はないんじゃね? その場合はどうなるのだ?」
愛原「敵に返り討ちになった場合は、大抵は滅ぼされるか、屈服させられる側になるだけだからな。みんな生き残るのに必死な状況に追い込まれるから、恩賞がどうこういったレベルの話は否応なく無かったことになる。」
鼎「敵から奪ってそれを恩賞に回すやり方という事を選ぶという事は、必然と敵と和解するという選択肢を採るのは難しくなりそうだよね。」
愛原「争いの世がなかなか無くならない理由の一つだな。もっともトランプの場合は、【味方に付いたら敵を痛めつけて、お前らを豊かにしてやるぞ。敵に回ったらとことん痛めつけるぞ】って感じだが。つい最近まで味方であったイーロン・マスクにすら、全く容赦しないからな。」
逆沢「味方に付いたからといって、本当にみんなを豊かにしてあげてるか?と問われたら、かなり疑問だけどね。」
愛原「敵に回したら厄介だから、消極的に味方に付いてるだけってタイプも少なくないだろうな。中世の戦国の世でもそう。心から恩賞を期待してる者ばかりではなく、奪われたり滅ぼされるよりはマシという意識で、消極的に支持した者も少なからずいただろうからな。」
鼎「早い話、恐怖政治というものだよね。トランプさんも、斎藤知事も、【俺の敵に回った者は徹底的に叩きつぶす】という姿勢が露骨というか。」
愛原「反知性主義の政権を維持する唯一の方法でもあるからな。反知性主義では、【新たに生産したものをみんなに配る】事で支持を得るという方法が使いにくいので、必然と脅して支配するやり方に依存せざるを得ない。」
鼎「脅しが聞く相手は徹底的に脅す事で支配できるかもしれないけど、そうでない相手に対してはどうするのかな?」
愛原「一つは懐柔。さっきいった恩賞みたいなものを与える方法も含まれる。但し、自分のポケットマネーから恩賞を与え続けたら、いずれ資産も底をついて下剋上されるだけになるので、この作業は、敵から資産を奪って、それを恩賞として分け与える方法が一般的にはなる。」
逆沢「そう聞くと、敵というのは、恩賞を用意するために奪う相手でしかないってか?」
鼎「でも敵がいなくなったら、どうするのかな? 秀吉さんみたいに国内に敵がいなくなったら、外国を敵に回して、そこからさらに奪い取って恩賞を与えてつなぎ留めようとするしかなくなるのかな?」
愛原「恩賞を与え続けないと支持者をつなぎ留められない政権は、そういう意味で脆弱だわな。敵を常に作り続けなければ、支持をつなぎ留められないという意味で。そこいくと現代の方が、いろいろチョロイかも知れん。敵を滅ぼせたり奪えなくとも、やってる感だけ見せてれば、支持者がそれなりに支持し続けてくれるからな。」
逆沢「なんなら、みんなから巻き上げた税金の一部を、返してやるだけでも喜んで支持してくれるってか?」
鼎「でも一般的な教養のある人からすれば、税金の徴収にカネかけて、それを還元するのにまたカネかけて、完全に二度手間だよね。間に入る事務の業者が潤うだけというか。」
逆沢「そんな二度手間するくらいなら、その分、税金を下げればいいのに。」
愛原「岸田政権がそれを試みたが、それはそれで事務手続きが煩雑な上、還元された実感が乏しくて不評だったからな。」
逆沢「そういえば最近、独身税なんてキーワードも聞くようになったけど、ありゃなんだ?」
愛原「俺からみれば【増税メガネ】よりもタチの悪いミスリードを狙った煽りフレーズだな。まだ草案の段階なので細かい中身は変わるかも知れんが、まぁ税金なり健康保険料などの名目で徴収した財源の一部を、子育て世帯に現金給付したり、年金保険料を免除したり、育児休暇保障を充実させたりとか、言われているが。」
鼎「独身の人から巻き上げる新しい税金の仕組みというのではなく、単に税金の新しい使い道が独身の人にとって無恩恵だから、間接的に独身税と呼んでるというのが、本当のところなのかな?」
愛原「だが着想としては面白い。そもそも税金というのは【富の再分配】のためのものだからな。最近、反知性主義的な人達がやたら減税・減税と騒いでいるが、いい機会だ。今回は、税金の集め方や使い道という観点から、富の再分配について、取り上げてみる事にしよう。という訳で、まずは減税が完全な形で成し遂げられた社会について、想像してみる事から始めようか?」
逆沢「要するに税率0%の社会って事か?」
愛原「うん。消費税も所得税も法人税も、みんなゼロ。そもそも税金という概念が存在しない世の中。そうなると、社会はどうなるか? 考えてみよう。」
逆沢「考えるまでもないんじゃね? そもそも公務員を雇えるカネもない。インフラを整備するカネもない。もちろん軍事費などの概念も存在しない。完全な無政府状態そのものというか。」
鼎「ゾンビの大量発生とかで、政府が完全に機能不全になった世界線だよね。誰も税金を徴収しないから、税金を払う必要もないけど、その代わり、誰も助けてくれない世の中というか。道路も水道も荒れ放題。警察官も消防隊員もいない。医療費ももちろん全額負担。みたいな。」
愛原「そういうこと。まぁそうなると自警団やヤクザまがいの組織みたいなものが自然発生して、そいつらが遅かれ早かれみかじめ料という名の新たな税金を徴収して、彼らなりの治安維持を図るようになるとは思うけどな。」
逆沢「そうなったら、意味ねぇ~。税金を払う先と名目が変わるだけじゃねえか?」
愛原「誰が管理しようと、最低限の税金は負担してもらわないと、社会が成立しないからな。ま、税金は必ずしも現金である必要はなく、労役でも兵役でも租庸調でも構わないのだが。」
鼎「そう考えると、税金は、まず使い道を第一に考えた方が良さそうかな? 特に治安維持費あたりは、ゾンビが大量発生したような世の中ですら、最優先というか。」
愛原「カネやモノをたくさん持ってるなら、それらを税金として差し出して身の安全を保障してもらう。それらを持たないなら、労役や兵役に携わる事で収めるべき税金の代わりにする。みたいな感じにはなるだろうな。」
逆沢「どんな世の中でも、社会の一員として身を守ってもらいたいなら、税金の支払いは避けられないってか?」
愛原「支配者側に立つ事ができたなら、違う景色も見えてくるだろうが、一般人に関してはそうなるだろうな。まぁ無人島で一人で生きていくようなノリで、社会から完全に断絶して生きていくなら、税金の支払い義務からは解放されるだろうけど。」
鼎「けど全ての人が、健康で五体満足でいられるとは限らないよね。そういう人のように、税金を払えない人はどうすればいいのかな?」
愛原「そこは社会の福祉に関する意識次第だな。たとえば【子供は宝】という意識が社会全体で強くあるのなら、子供に無茶な労役の義務を課すような社会にはならないだろう。老人や障害者、病人などもそう。」
逆沢「つまり税金を納める額は、必ずしも一律である必要はないってか?」
愛原「税の不平等は社会に強い不満をもたらすので、可能な限り避けるべきだが、多くの者が納得していれば特に問題ない。子供や老人、病人などに対して福祉の名目で、税を減免したり、逆に福祉の恩恵を与えることなどは、比較的構成員の理解を得られやすいと思う。富の再分配でいえば、元気な大人が持ち寄った食糧などで、子供たちを養育していくような感じになるな。」
鼎「つまりみんなが持ち寄ったお金で、子育てを支援するとか。道路を整備するとか。警察や消防のような組織を整備するというのが、税金の本来の目的になるのかな?」
愛原「住んでる場所によって自治会費が10倍くらい変わる事すらあるようだが、この自治会費を税金に置き換えると分かりやすい。自治会費が安い地区は、いわゆる小さな政府志向。集会所やゴミステーションの整備など、最低限の事にしか予算を回さないから安く済んでいる。集会所すらない地区なら、もっと安く済むかもな。逆に自治会費が高い地区は、大規模な祭りをやってたり、親睦会系のイベントが豊富だったり、町ぐるみのイベントでカネがいっぱい必要になるから、自治会費も高くならざるを得ない。分譲マンションなども、マンションの維持や整備にそこそこ予算を食うから、管理費名目の費用が意外と高く付くかもな。」
逆沢「祭りとか、やらなくていいから、その分安くしろと思うのは、私だけか? ていうか一部の役員の飲み食いのために、みんなのお金が使われてると思うと、それも不愉快なんだけど。」
愛原「それを利権と呼ぶかどうかで、解釈も変わるわな。不快な利権にしか見えないなら、【無駄な予算を削って、その分安くしろ】という主張は道理だろう。独身税と呼ばれる概念も、それを福祉と呼ぶか、利権と解釈するかどうかの問題だわな。ぶっちゃけ。」
逆沢「子育て支援と解釈するか、子供利権と解釈するか、って感じか? それが有益な公共事業と解釈すれば福祉だけど、無駄な公共事業にしか思えなければ利権以外の何者でもないと。」
鼎「つまり独身税というのは、子供を持たない人たちや、子供を養育し終えた層などが、社会として子供を養育を支えていく必要性を感じていなかったり、効果が怪しいと感じた場合に、起きやすい不満を表したキーワードともいえそうなのかな?」
愛原「税金の無駄遣いが多いと感じた場合、税金を安くしろという議論は、十分正当性がある。無駄な支出を減らせば、収める税金ももっと安く済むからだ。しかしその【削っても構わない無駄な支出】がどれだけあるか? かつての民主党政権がこれに取り組んでいたが、肝心の世論が反発して、八ッ場ダム一つ、工事を中断に追い込めなかったくらいだからな。無駄を減らせとわめくのは簡単だが、削れる無駄がどこにどれだけあるか? あるかないかも分からない埋蔵金を充てにして、先に減税をするのは極めて危険だと思う。」
逆沢「総論賛成各論反対って奴ね。無駄な公共事業を減らせと言ったらみんな賛成するけど、お前の村の公共事業を減らすと言ったらみんな反対するから、結局何も変えられない。」
愛原「仮にだが、税金の使い道に削減可能な無駄がほとんどなかったと想定した場合、計算方法にもよるが、大まかに年収600万円未満なら、税金を納めている額より、得られる福祉の方が大きいから、その層の人間が減税・減税と騒ぐのは、おかしいんだけどな。たとえばいわゆる非課税世帯の人からみて、所得税や住民税の減税は何の恩恵もないどころか、自分に回ってくる福祉がその分、細くなるだけでしかないように。」
逆沢「元々、ロクに税金を払ってない人達からすれば、むしろいっぱい増税して、いっぱい福祉もインフラ整備も治安整備もしてくれた方が有り難いようなものね。税率が何倍になろうが、所得がほぼゼロなら、全く痛くもないから。」
愛原「その損益分岐点が、大体年収600万円。これを下回る層なら、減税するより増税してもらった方が、その分だけ福祉が充実してプラスになりやすいと思われる。稼ぎが少ない人であればあるほど、なおの事な。」
鼎「日本では、貧しい人ほど、減税・減税と騒ぐ傾向が強いけど。実は貧しい人ほど、減税の恩恵は少なくなるというか、むしろ減税した分だけ福祉が確実にやせ細るから、それは実は賢い選択肢じゃないという事かな?」
愛原「一昔前までと異なり、今は公務員の待遇も大きく悪化しているからな。ぶっちゃけ若い層になる程、公務員のなり手が足りなくなっている。教員不足に関しては最近色々話題になってるが、別に教員だけの傾向ではなく、人件費不足もあって公務員自体が昔より不足気味になっている。東大卒の人間が官僚を目指さなくなったとも言われているが、優秀な人材の公務員離れが特に深刻。税金が余ってるとホザく連中もいるが、国債でもたせているだけだ。公金投入で黒字のように見せかけてる札幌ドームのようなものというか。未来の見えないリニア工事。体感できるレベルのインフラ劣化。質が低くなる一方の給食。相次ぐ公立病院の縮小。税金が余ってるどころか、みんなギリギリで回しているのに、さらに減税して、どないすんねんというか。」
鼎「日本の財政を支えているのは、実質高所得者という事かな?」
愛原「数字上は、そうなるな。但し、実効税率。つまり年収に対する税負担の割合、負担の重さでいうと、必ずしも正解ではない。ちなみに日本で一番税負担が重いとされるのは、大体年収900万円前後。もう少し広く見れば年収700万円から1500万円くらいの層。この層は、一般的には高年収扱いされる事も多いが、税負担がとにかく重いので、実は年収500万円程度の層と、大差ない生活をしている事も珍しくない。大差ないレベルの家に住んでて、大差ないレベルの塾や学校に子供を通わせて、大差ないレベルの食事をして、みたいな感じというか。」
逆沢「億単位の年収稼いでいる奴が、よく税金が高すぎると嘆いているけど、彼らの税負担は実はそれほどでもないってか?」
愛原「日本の税制は、完全な累進課税には程遠いからな。たとえば社会保険料などには上限がある事もあって、年収1500万円だろうと、年収15億円だろうと、払う保険料は168万円で同じ。超富裕層の主な収入源である金融課税は動かす額の多寡に関わらず約20%だし。所得税の累進課税も一定割合からは上がらない。何なら人の百倍稼いでいるからといって、人の百倍の食費をかけている訳でもない。そういう事情もあって、超富裕層は割とカネもたまりやすい。ちなみに年収300万円の層と年収3000万円の層の実効税率はほぼ同じ。」
逆沢「だったら年収3億円もあったら、非課税世帯とほぼ同じくらいの税負担しか実質ないんじゃね?」
愛原「さすがに非課税世帯と同レベルまではいかんが、ちょっとした必要経費レベルの体感かも知れんな。まぁ日本はアメリカや石油王のいるような国ほどの貧富の差もないし、超富裕層の割合自体が低い事もあって、それらほど、超富裕層に財政を依存している訳ではない。超富裕層よりは数もいて、税負担も重い年収900万円前後の人達が、実質的に日本財政を支えているといっても過言ではない。政府もそれを分かっているから、年収ウン億の超富裕層から税金を巻き上げるよりは、数もそれなりにいる年収900万円前後あたりからどれだけ多く税金を巻き上げられるかを、考える傾向が強いようにも思われる。こいつらは、超富裕層と違って、タックスヘイブンに資産隠ししたり、海外逃亡を試みる程の資産家ではないから、確実に徴収しやすいメリットもあるしな。」
鼎「つまり年収が900万円くらいある人なら、減税・減税と騒いでも、それなりに説得力が出てくるって感じかな?」
愛原「彼らが減税を求めるというなら、一定の筋は通る。但し、その際に以下の二つのどちらかを選んでもらう必要がある。まず一つは、代替財源を探す道。彼らへの減税を補うために、誰から多くの税を徴収するのか? 超富裕層から多く巻き上げるのか? 企業から巻き上げるのか? 消費税などの形でみんなから広く巻き上げるのか? 福祉を削減したくないなら、これを示してもらう必要がある。もう一つは、福祉を削減する道。年金を減らすのか? 医療費負担を増やすのか? 終末医療を見直すのか? 公務員を減らすのか? インフラ整備を後回しにするのか? 防衛費を削るのか? 無駄を省けというのは簡単だが、何が無駄かをもっと具体的にしてもらう必要がある。」
逆沢「まぁ、そんな話を振る度に、国債を発行すればいいって声は必ず出るけどね。」
愛原「【キャッシング枠が少しでも残っているなら、限度枠いっぱいまで借りないと損】と言わんばかりの発想だな。今でさえ金利の支払いも追い付いてない状況なのに。キャッシング枠が残ってるなら、また借りれる余裕あるじゃんって発想が怖すぎるわ。」
逆沢「なんとかなるさ、って感じで後先考えずに行動に移すのも、反知性主義しくざと言ったら言いすぎか?」
愛原「諸葛亮のような者がいるなら、どんなピンチでも何とかしてくれるかもしれんが、反知性主義者は諸葛亮のような者から先に弾圧していくからな。何とかしてくれそうな人を先に弾圧しておいて、何とかなるはずがねえだろ? 財務省を解体してから、財政を立て直そうとしても、そのノウハウを持つ者がいなくなってるから、もう絶望的なようなものというか。」
逆沢「どう見ても減税するより増税した方が恩恵が大きい低所得層が一番に減税を叫ぶあたりは、いかにも反知性主義的だと思うけど。まさか国民民主党の玉木みたいに、財源は他の誰かが勝手に掘り出してくれると思ってんのかね~。なんとかなるさ、って感じで。」
鼎「なんとかなるさ、で済まされたら、大抵の議論も警告も無意味になるよね。当人は、大丈夫と思ってしまってるわけだから。」
愛原「反知性主義者の厄介なところだな。計画的に物事を進めないとどうにもならない事も、世の中には多いのだが。特におカネの問題は、その最たるものというか。」
鼎「減税・増税以前に、貴方は税金をどのように使って欲しいのか?を、まず考えないと駄目だよね。税金を払いたくないがどうしても最優先に来るのなら、使い道を削るか、自分以外の別の誰かからたくさん税金を取り立てるように仕向けるしかない。逆にインフラ整備費や治安維持費や医療福祉費などをどうしても維持したいのなら、どうやって税収を維持するかを考えなければならないというか。」
逆沢「現状、それに向き合ってるのは、大企業から税を多く取って福祉に回したいというスタンスを崩さない共産党くらいか? 国民民主党やいくつかの泡沫右翼の党らは、減税を説く割に、別の財源確保手段も、福祉を削る手段も全く語らないから、論外だし。自民党は相変わらずだし。」
鼎「でも【誰から多く税金を取るか?】となると、難しい話になるよね。誰かを減税するのなら、別の誰かを増税しないとならないけど、共産党以外、その議論をまともにする人たちがまるでいないというか。」
逆沢「安楽死問題とかもそうだけど、今の政治家はそういう微妙な問題からすぐに逃げたがるからね~。」
愛原「そのくせ、すぐにバラマキたがるしな。」
逆沢「けど自分以外にばらまかれるのは不愉快なのよね。非課税世帯限定のバラマキもそうだし。独身税と揶揄されるような、子供のいる世帯限定のバラマキにも反発は出るし。」
愛原「税金は、【誰かから奪って、別の誰かに配る】富の再分配がどうしても根底にあるから、それはそういうものと割り切るしかないんだけどな。一番反発が起きにくく、大きな流れになってるのは、金持ちから税金をたくさん取って、貧しい者にそれを配ることで助け合うというものだけど。」
逆沢「大きな流れでいえば、年収600万円以上の層が、年収600万以下の層を養ってる図式になるってか?」
鼎「世の中には、東京の稼ぎで地方が飯を食ってるという人もいるけど。」
逆沢「東京一極集中を国ぐるみで推進しておいて、何ゆうとんねんと思うのは私だけか? むしろ地方の富を、100年以上かけて東京が吸い取った結果が今というか。」
愛原「ただ、どの地域に税金を大量に投入するか?も、富の再分配の一環といえば一環だからな。企業が不採算事業を切り捨てて、儲かる事業に資本を集中投下したがるように、取捨選別が悪いとはいえない。」
逆沢「政府が、震災を機に能登を切り捨てたのは、合理的判断ってか?」
鼎「政府は、過去に震災を機に神戸港も切り捨てて、東京湾の港に資本投下を試みた事があったよね。結果的には、アジアのハブ港の地位は、東京ではなく釜山に流れてしまったけど。」
逆沢「失われた30年は、1995年の阪神大震災を期に神戸を切り捨てた事から始まったと言ったら言いすぎか? 東京なんか地理が悪すぎてアジアのハブ港になれる訳がないのに、税金の使い道を間違ったといったら言いすぎか?」
愛原「多分、言いすぎなんだろうけど、税金の使い道をよく考えるきっかけとしてはアリだろう。誰から税を徴収して、誰に税を還元する事で、富を再分配するのが社会として適切か? そういう視点が必要だ。」
逆沢「自分さえ良ければそれでいいと割り切るなら、自分が治める税金は限りなく少なくして、自分に配分される税金は限りなく多いのが最善なんだろうけどね。」
鼎「けどそれじゃ周りの反感を買うから、みんなと歩調を合わせて、減税も求めながら、インフラ整備費も防衛費も増額しろと叫ぶ人たちが多そうな気もするよね。お金が勝手に湧いてくるはずか無いのに。」
逆沢「しかも税金の恩恵の方が大きい人ほど、より強欲な要求をしたがる気がするの気のせいか?」
愛原「困ってる人ほど、より切迫した思いで救いを求めるのは当然だし、それを強欲とも思わないが、要求内容が問題解決につながらない内容なのはまずいわな。より手厚い保護を望む低所得層が求めるべきは、減税ではなく増税の方だろ? 人員不足で悩む人が求めるべきは移民排除よりも、移民誘致の方だろ? 戦争のない世の中を求めるなら、トランプやイスラエルの支持ではなく、彼らの排除の方だろ? なに、成績不良で悩む学生が、ストレス解消のために遊び倒すような仕草しとんねん。手段が目的の完全に真逆じゃねえか?」
鼎「生活必需品に絞った消費税減税くらいなら、低所得者に恩恵のある減税政策といえそうだけど、なんでもかんでも減税ではなく、そういう風に上手くターゲットを絞る発想をしたいよね。」
逆沢「今でも一部が消費税率8%になってて、結構ややこしいから、商品別に税率を変えるのは実務として結構面倒くさいみたいだけどね。」
愛原「税金はシンプルな方が公平感もあるし、逆に複雑にすればするほど、ズルをしやすくなるからな。」
鼎「誰から多めに税金を取って財源を確保するか?という視点も、厳しいようでいて忘れてはならないけど、今一度、総論賛成各論反対にならないように、真剣に税金の使い道の見直しも進めた方が良さそうだよね。これからますます財源不足になっていく未来もあるだろうから。」
愛原「その都市にさらに資本を重点投下するのが正しいか? その保健医療にどれほどの価値があるか? その事業にどれだけの価値があるか? そのスタジアムの建設にどれだけの公益性があるか? もちろんリストラするだけでなく、必要な所には更なる増額も検討しなければならないだろう。これ以上の給食の質の低下を避けたいとか。これ以上の治安の悪化を避けたいとかあるなら。」
鼎「けど、社会に不適切な人は牢屋に長く閉じ込めればいいって発想はまずいかも。受刑者一人にかかる費用は年間300万円以上で、下手な生活保護者よりも、はるかに高くつくから。」
逆沢「そのせいか、最近は不起訴の割合がメチャクチャ増えてるらしいわね。【不起訴の理由は明らかにできない】という決まり文句と共に。」
愛原「実はリーマンショックが起きる2009年ごろまでは、【不起訴の理由は明らかにできない】なんて決まり文句が出るのは極めて稀だったようだが、それ以降、急増して、今ではそれがデフォルトにまでなってるからな。ついでにいうと2002年までは起訴される割合よりも不起訴の割合の方が少なかったが、翌年以降、逆転し、今では起訴の数が不起訴の数の半分以下にまで減っている。つまり昔なら起訴されて当たり前だったはずのものが、【不起訴の理由は明らかにできない】という決まり文句と共に不起訴で済まされるように大きく変化してるのだ。裁判費用の節約か、監獄の維持費用の節約か、理由は分からないけどな。」
逆沢「それ、なんかヤバくね? 昔なら裁かれて当たり前の人達が、裁かれずに済むような世の中に変わってるとか。ネットでは【体感治安は全然よくならないままだけど、実際の治安は良くなってる】って話も聞くけど、被害届を受け取らなかったり、不起訴を連発した結果、単に昔なら裁かれている人が裁かれないだけだとしたら。まるでイジメを見て見ぬふりを変えた事で、イジメが減ったと言ってるのと変わらないというか。」
鼎「なんで20年ほど前までは、不起訴の理由を明らかにするのがデフォルトだったのに、今は明らかにしないのがデフォルトに変わっちゃったのかな?」
愛原「不起訴の理由は、大きく【起訴猶予】【嫌疑不十分】【嫌疑なし】の3つに分かれるが、【嫌疑なし】であれば、警察がえん罪のような状態を作り出した事になりやすく、警察が叩かれる要因にもなりやすい。また【起訴猶予】であれば、容疑者がクロである事はほぼ明らかなのに、なぜか起訴せずに見逃したという事になり、これも変な勘繰りを受けやすい。故に彼らが明らかにしたがらない理由は容易に想像つくが、昔は起訴される方が多かったのに、今は不起訴件数が起訴件数の倍以上にまで変化していることを考えると、嫌疑なし以外の割合が昔より急増している可能性はあるな。ま、日本の刑事裁判は、何年もかかるケースも多く、裁判費用や受刑者の監視や介護の費用も考えたら、可能な限り不起訴にしたい理由はそろってるわな。」
逆沢「うーん。日本の財政は、想像以上に悪化してるっぽいわね~。目に見えない部分での劣化が相当進んでるというか。政治家が裏金作ったり、利権団体が中抜きしまくったりといった税金の無駄遣いも多いんだろうけど、それを差し引いても、想像以上に財源不足を感じるというか。」
鼎「漠然とした総論で税金の話をするのではなく、誰から税金を多く取り、どこに重点に税金を注ぎ込み、どこへの税金を大きく削るか、もっと具体的に詰める必要があるのかな?」
逆沢「そういう具体的なビジョンも持ち合わせた上で、思い切った決断と判断ができる政党や政治家が今の世では求められそうね。」
愛原「トランプみたいな行き当たりばったりは、いくら決断力と実行力があっても困るけどな。テスラへの大幅公的支援を決めた矢先に、やはり打ち切ると言ったり。TACO仕草をされても、周りが混乱するだけだからな。」
鼎「有権者も、救世主みたいな政治家が現れることを漠然と期待してるようじゃだめだよね。トランプさんじゃないけど、何となくすごい事をやりそうってイメージで人を選んだら、とんでもない事になりそうだし。やっぱり有権者の一人一人が、税金の集め方や使い道にしても、それなりのポリシーを持つようにしたいというか。」
愛原「数日前、兵庫県の斎藤知事を支持した70代の女性がその根拠として、【こんなきれいな目をした人が悪いことをしているように見えない】とか言った件が話題になってたけど、は?って感じだからな。」
逆沢「うーん。これが反知性主義のリアルって奴か?」
鼎「雰囲気で選ぶ危険性を改めて感じさせるよね。」
愛原「せめて、自分が得をしているか? 損をしているかくらいは、できるだけ把握できるようにしたい。既に得する側なのに、いたずらに叩いた結果、損するようになってしまったら、自爆行為でしかないからな。」
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2025年 | 6月1日 | 反知性主義 | 5月18日 | 現時点でのAIの活用方法 |
5月4日 | 争点を定めること。ゴールポストを動かすこと。 | 4月20日 | 更新が遅れる理由 | |
4月6日 | 現状の民主主義に代わる新システム | 3月23日 | 無能な働き者とスカベンジャー | |
3月9日 | 真実に迫る者、真実に気付く者 | 2月23日 | 黙秘という罪、口先人間の罪 | |
2月9日 | 防災システムの一元化構想 | 1月27日 | 平和に飽きた人 | |
1月12日 | 性欲と精力 | 12月29日 | 人気者のスキャンダル | |
2024年 | 12月15日 | 科学信仰と邪教信仰 | 12月1日 | 流言飛語に対する仕組みづくり |
11月17日 | 愚かな大衆2 | 11月3日 | 愚かな大衆 | |
10月20日 | 為政者の稼ぐ力 | 10月6日 | 悪の陣営に与する理由 | |
9月22日 | 人類が招く人類存亡の危機のパターン | 9月8日 | 地球統一政府 | |
8月25日 | 戦争を無くす方法と戦争を支持する人 | 8月11日 | バブル崩壊の一類型 | |
7月28日 | 怪物化する俗物チーターの一類型 | 7月14日 | 悪事を誘引する事で利益を得る人たち | |
6月30日 | 二重相場制 | 6月16日 | コンサルタントという外付け軍師 | |
6月2日 | 事務の達人 | 5月19日 | なろう領主による平和的経済活性術 | |
5月5日 | 真剣勝負を観戦する喜び | 4月21日 | 無知という名の免罪符 | |
4月7日 | 権力闘争の一類型 | 3月24日 | 劣情 | |
3月10日 | 腐敗した組織を内部から改める難しさ | 2月25日 | 第三者の憶測に基づく介入 | |
2月11日 | 結婚しない理由 | 1月28日 | 結婚という契約(相互扶助義務と貞操義務) | |
1月14日 | 警察が動きたがらない理由 | 12月31日 | 初級者なりの対戦の楽しみ方 | |
2023年 | 12月17日 | サイト刷新とトップページ変更のお知らせ | 12月3日 | 報道資本主義とブラックジャーナリスト |
11月19日 | 覆滅作戦 | 11月5日 | 強者のズルと弱者のズル | |
10月22日 | 自称中立(中立という名の傍観) | 10月8日 | 変わらないテレビ局の体質 | |
9月24日 | 被害者救済の視点と非親告罪について | 9月10日 | テレビ局の腐敗とテレビ離れ | |
8月27日 | 枕営業 | 8月13日 | 真相を追及する力 | |
7月30日 | 昔の罪、昔の不祥事 | 7月16日 | LGBT | |
7月2日 | 溺愛もの | 6月18日 | 復讐系と自力救済 | |
6月4日 | 親の能力や役割を継承する子供たち | 5月21日 | 夢(寝てる時に見る方の) | |
5月7日 | お布施とご利益 | 4月23日 | 地方の都市計画 | |
4月9日 | いろんな刑罰 | 3月26日 | 一度引退した者を現役復帰させるには? | |
3月12日 | 格ゲープレイヤーが求めるもの | 2月26日 | 一強・談合体制 | |
2月12日 | Street Fighter Vの初心者 | 1月29日 | スポーツとしての格闘ゲーム | |
1月15日 | Street Fighter Vをプレイしてみた | 1月1日 | 使いこなせない強大なパワー | |
2022年 | 12月18日 | 俺ならもっと面白いゲームを作るのにという妄想 | 12月4日 | カルトと熱狂 |
11月20日 | 誰から税を取り立てるか? | 11月6日 | 大量殺人 | |
10月23日 | 本人証明について | 10月9日 | 誰のための正義 | |
9月25日 | 解決師 | 9月11日 | 理屈が通用しない相手 | |
8月28日 | 政治家と密接に関わる一般市民について | 8月14日 | 悪の宗教団体 | |
7月31日 | チート能力者に対する反応 | 7月17日 | 要人 | |
7月3日 | 戦略的準備VS戦術的対処 | 6月19日 | 正義VS秩序 | |
6月5日 | パワー・スピード、そしてスタミナ | 5月22日 | キャラの身長の設定 | |
5月8日 | 自由の保障 | 4月24日 | 去っていく仲間 | |
4月10日 | 戦争ゲームの指導者の目線 | 3月27日 | 悪に屈する時 | |
3月13日 | 歴史ゲームにおける歴史の再現性について | 2月27日 | 歴史学の価値について | |
2月13日 | 趣味に飽きる時、熱狂できる時 | 1月30日 | 私刑 | |
1月16日 | やってる感 | 1月2日 | 捜査・諜報に必要なもの | |
2021年 | 12月19日 | 壊された人 | 12月5日 | リソース運用型ゲーム |
11月21日 | 後継者争い | 11月7日 | 戦力分析と番狂わせ | |
10月24日 | 選挙放談2021 | 10月10日 | 文明崩壊後のサバイバル | |
9月26日 | 中立な報道 | 9月12日 | 隔離空間でのアドベンチャー | |
8月29日 | 侵略者が撤退した後 | 8月15日 | 正義なき力を生み出す者 | |
8月1日 | 問題点(悪)の所在 | 7月18日 | 責任の所在 | |
7月4日 | 教育政策 | 6月20日 | 職の貴賤 | |
6月6日 | 外患(外敵)よりも恐ろしい内患 | 5月23日 | スローライフと幸福論 | |
5月9日 | 社会に貢献する凡人たち | 4月25日 | 情報戦の制し方 | |
4月11日 | 予備戦力 | 3月28日 | 不正の告発と隠蔽 | |
3月14日 | 職人(ドワーフ) | 2月28日 | 地位に見合う責任と報酬の話 | |
2月14日 | 娯楽産業 | 1月31日 | 名君・名宰相 | |
1月17日 | 選別(トリアージ) | 1月3日 | 大きく育ちすぎた作品 | |
2020年 | 12月20日 | つまらないラスボス戦 | 12月6日 | 予知の活用方法 |
11月22日 | 信じたい事しか信じない人たち | 11月8日 | 老化の始まり(能力のピーク) | |
10月25日 | 敵の成長率 | 10月11日 | 属人性 | |
9月27日 | 信用(信用創造) | 9月13日 | 犯罪都市 | |
8月30日 | 同行するヒロイン、同行しないヒロイン | 8月16日 | まとめ役としてのリーダー | |
8月2日 | なろう系主人公とやれやれ系主人公 | 7月19日 | 安楽死 | |
7月5日 | イデオロギーの矛盾や対立を超えて幸福を実現する方法 | 6月21日 | アピールする人、出る杭を打つ人 | |
6月7日 | 間違いを改める方法 | 5月24日 | コロナよりも、ゾンビよりも、米軍よりも恐ろしい集団の空気 | |
5月10日 | 部隊長の決断 | 4月26日 | 集団ヒステリーと同調圧力 | |
4月12日 | 札束を無限に刷り続けるとどうなるか? | 3月29日 | 借金取りの恐怖 | |
3月15日 | 禅譲 | 3月1日 | 秩序志向のプレイヤーと混沌志向のプレイヤー | |
2月16日 | (こまめな)人事異動(のススメ) | 2月2日 | 忠誠度という名のゲームパラメータ | |
1月19日 | 恨み | 1月5日 | 鞍替え | |
2019年 | 12月22日 | 景気 | 12月8日 | 承認欲求に囚われないために |
11月24日 | 黒幕としてのスポンサー | 11月10日 | プロスペクト理論とモブの生き残り戦略 | |
10月27日 | 追い込まれた悪人キャラのダメージ・コントロール戦略 | 10月13日 | いじめっ子キャラの特徴 | |
9月29日 | 命令に背くNPC | 9月15日 | 平等・公平を維持するためのコスト | |
9月1日 | 能力値とスキル | 8月18日 | 地位を与えられた者(中間管理職) | |
8月4日 | パニックホラーもののリーダー | 7月21日 | パニックホラーものの主人公 | |
7月7日 | 許される人と許されない人 | 6月23日 | 愚民政策 | |
6月9日 | 壊された人への対応 | 5月26日 | 新時代の脅威 | |
5月12日 | (攻撃の)大義名分 | 4月28日 | 前回の反省とキャスティングの話 | |
4月14日 | 汚染された情報の拡散 | 3月31日 | 理想の選挙制度 | |
3月17日 | 黙示 | 3月3日 | あの世の世界 | |
2月17日 | うまくいかなかった革命後をどうするか? | 2月3日 | 策略としての挑発 | |
1月19日 | 腐敗した司法(正義の裁きの担い手) | 1月5日 | 強きを挫き弱きを助くVS弱きを挫き強きを助く | |
2018年 | 12月23日 | 悪の根源≒マウントしたいという欲望 | 12月9日 | Steamのゲーム |
11月25日 | 成り上がったダメ人間 | 11月11日 | 自分を強化する技VS敵を弱体化する技 | |
10月28日 | 限界への挑戦 | 10月14日 | 「弱者=守られるべき善人」でない場合 | |
9月30日 | 脅しによる支配 | 9月17日 | 信用できない情報だらけの社会の場合 | |
9月2日 | 太鼓持ち | 8月19日 | 連続攻撃 | |
8月5日 | 信用スコアに支配された社会 | 7月22日 | 内通者 | |
7月8日 | 人件費コスト管理ゲーム | 6月24日 | 忠義者キャラ | |
6月10日 | 欠陥つき有能キャラの処遇 | 5月27日 | 邪悪な独裁者に支配された組織のメンバーの挙動 | |
5月13日 | 邪悪な独裁者が健全な組織を乗っ取る方法 | 4月29日 | 論破 | |
4月15日 | 正義の味方という名の制裁者 | 4月1日 | 平気で嘘をつける人たち | |
3月18日 | 公正世界仮説 | 3月4日 | 被害者叩き | |
2月18日 | 政治力 | 2月4日 | 統率力 | |
1月21日 | 優秀すぎるライバルが現れたとき | 1月7日 | 素性を表す記号としての肩書き | |
2017年 | 12月24日 | フリゲの雑談 | 12月10日 | 賤民階級 |
11月26日 | 個性づけとしてのパラメータ | 11月12日 | 宿敵宣言 | |
10月29日 | 大同団結 | 10月15日 | 品質について | |
10月1日 | 華麗な策略、汚い策略。その違い | 9月17日 | 平等主義と反平等主義 | |
9月3日 | ファン型オタクとマニア型オタクの違い | 8月20日 | ツイッターの利点と問題点 | |
8月6日 | 大抜擢された人材 | 7月23日 | 誇りと傲慢 | |
7月9日 | 傲慢とマウンティング | 6月25日 | 権威を利用するナイトども | |
6月11日 | 悪事プレイ(のススメ) | 5月28日 | 異界人(宇宙人)の干渉 | |
5月14日 | 集団の思考ルーチン | 4月30日 | 人間っぽさ=非効率的な思考ルーチン | |
4月16日 | 名声欲 | 4月2日 | 無言の圧力と忖度 | |
3月20日 | ロスト・ハイ・テクノロジー | 3月5日 | 破壊神の信者 | |
2月19日 | 一人称形式で見える視野の範囲 | 2月5日 | 歴史的人物の当時の評価 | |
1月22日 | 未来予測 | 1月8日 | 人相見(人物鑑定) | |
2016年 | 12月25日 | 商業レビュアー | 12月11日 | 成長戦略の目玉としてのカジノ |
11月27日 | パニック | 11月13日 | 生存ゲーム的なシチュエーション | |
10月30日 | 強敵感 | 10月16日 | 感情移入という視点からのキャラクターメイク | |
10月2日 | 供給過剰社会 | 9月18日 | 血筋 | |
9月4日 | 統一されるべき尺度 | 8月21日 | 暑さと寒さ | |
8月7日 | (優秀な)下っ端 | 7月24日 | 超便利社会=超疲弊社会 | |
7月10日 | 社会的弱者を量産し、彼らを悪の先兵に誘う者 | 6月26日 | 少子化社会という舞台 | |
6月12日 | 有事法制(緊急事態における法のあり方) | 5月29日 | 悪のセレブサロン | |
5月15日 | 成功者が成功後にやりたいと思うこと | 5月1日 | ゲーム世界とリアル世界の違い | |
4月18日 | 過去に戻ってやり直すということ | 4月3日 | 八百長 | |
3月20日 | 異邦人(外国人労働者) | 3月6日 | 陣形 | |
2月21日 | 功績泥棒 | 2月7日 | 三国志13をプレイ | |
1月24日 | 裏切り者 | 1月10日 | 善政家 | |
2015年 | 12月27日 | 精神~命よりも大切なもの | 12月6日 | 独立戦争 |
11月23日 | ジャーナリスト | 11月8日 | 精神力 | |
10月25日 | 優しい指導者 | 10月11日 | 助けを求める人たち | |
9月27日 | 兵站 | 9月13日 | 善玉が起こした悪事や不祥事 | |
8月30日 | カイゼン | 8月14日 | 盗作・ゴースト | |
8月2日 | 表稼業 | 7月20日 | 正論を用いない説得工作 | |
7月5日 | ディストピア | 6月21日 | 財政破綻 | |
6月7日 | 防諜 | 5月24日 | サイコパス | |
5月10日 | 戦犯 | 4月26日 | ハト派とタカ派 | |
4月12日 | 不遇な先駆者 | 3月29日 | プロギャンブラー(バクチで生計を立てる人) | |
3月15日 | 世界の管理者という名のラスボス | 3月3日 | 命令コマンド | |
2月15日 | 攻略本・攻略サイト | 2月1日 | お遊びコマンド | |
1月18日 | 精神異常状態 | 1月4日 | NPCの選択判断ルーチン | |
2014年 | 12月14日 | 男女キャラクターの比率 | 11月30日 | 不安と安心の役割 |
11月16日 | 現実主義者の正体 | 11月3日 | アイテムゲット | |
10月19日 | 真相にたどり着けない者 | 10月5日 | 挫折 | |
9月14日 | 嫌いだけど素晴らしい人達 | 9月7日 | 売れている作品と面白い作品の違い | |
8月24日 | 援軍 | 8月3日 | ブラゲとパケゲ | |
7月20日 | 根性論と科学的知見に基づいた肉体改造 | 7月6日 | ディスリスペクト(軽蔑・disり) | |
6月22日 | あやかり系主人公 | 6月8日 | 中毒 | |
5月25日 | 箱庭ゲーム | 5月11日 | ダブルスタンダード | |
4月20日 | 偽りの理想郷 | 4月6日 | 防御力 | |
3月23日 | 自分用ゲーム作り | 3月9日 | 育成する指導者、選別する指導者 | |
2月23日 | 忠誠 | 2月9日 | 変化するキャラクター | |
1月26日 | 一芸職人VS器用貧乏 | 1月11日 | 評判 | |
2013年 | 12月23日 | 身分制度 | 12月8日 | 陰謀 |
11月24日 | 秘密 | 11月10日 | 努力が報われるゲーム | |
10月27日 | ゲームの自由度について | 10月13日 | 出来の悪い二代目 | |
9月29日 | 怒り | 9月15日 | 撤退戦術 | |
8月30日 | ヒール(悪役) | 8月15日 | 覆水盆に返らず | |
7月28日 | 予知・予測 | 7月13日 | かつてのヒーロー | |
6月30日 | 覚醒(新能力発現・急成長) | 6月15日 | 犠牲 | |
6月3日 | 単独開発 | 5月19日 | ダメ人間 | |
5月5日 | 悪徳宗教を必要とする人々 | 4月21日 | 悪の連帯責任 | |
4月7日 | 3種類の立場からみた作品批評 | 3月24日 | 中立性を装った愚痴・悪口など(仮) | |
3月10日 | 人気対戦競技の条件 | 2月24日 | 幻想空間 | |
2月10日 | お金 | 1月27日 | 尊敬できる敵 | |
1月13日 | やる気・気合 | 12月29日 | ルール | |
2012年 | 12月15日 | 厨二病 | 12月2日 | 売れ筋 |
11月17日 | 改心 | 11月4日 | 議論 | |
10月21日 | 優秀な人材の起用・登用方法 | 10月7日 | 憎しみにとらわれた人達 | |
9月22日 | 友情やコネによる人事起用の危うさ | 9月8日 | 権力欲に取り憑かれた人達 | |
8月19日 | 敗北の受け止め方~捲土重来を期すために | 8月5日 | 作者(表現者)が作品を通じて伝えたい思い | |
7月29日 | 人が自ら死(自殺)を決意するとき | 7月15日 | 選択肢を選ぶことによる覚悟(リスク) | |
7月1日 | 選択肢があるということ | 6月16日 | 宣伝と人気 | |
6月2日 | ホンネとタテマエ | 5月19日 | コンプガチャに学ぶ確率論とイカサマの話 | |
5月6日 | 鑑識眼 | 4月30日 | 平等と競争 | |
4月14日 | 公務員ヒーロー | 4月1日 | SF設定 | |
3月18日 | 情報収集 | 3月3日 | 原発考察 | |
2月19日 | プライド | 2月5日 | お笑い | |
1月22日 | ラスボスの処断方法 | 1月8日 | 創造→創作 | |
2011年 | 12月30日 | 独裁者 | 12月9日 | 二次創作品 |
11月27日 | 万人向けからマニア向けの時代へ | 11月13日 | 無敵能力の人たち | |
10月29日 | 正式名称 | 10月15日 | 利の人、情の人 | |
10月3日 | ポジティブ・ネガティブ | 9月16日 | 利権 | |
9月3日 | 借金 | 8月21日 | 何も変わらない事の恐怖 | |
8月5日 | 発信したいオタクと共感したいオタク | 7月25日 | 戦う地方、媚びる地方 | |
7月17日 | 充電期間 | 7月10日 | ひとそれのアンケート結果 | |
7月2日 | 供給過剰気味のゲーム(&娯楽) | 6月21日 | 東日本大震災3 | |
6月5日 | 上司に反発 | 5月21日 | 修正する度量 | |
5月14日 | 挑戦する勇気 | 5月1日 | 調子 | |
4月17日 | 専門スキル | 4月3日 | 東日本大震災2 | |
3月18日 | 東日本大震災1 | 3月5日 | ネトウヨと不良キャラの共通点 | |
2月19日 | 信用ラインと警戒ライン | 2月5日 | 信じられない者ばかりの世界観 | |
1月23日 | 武器を交えない戦争 | 1月16日 | しゃべらない主人公 | |
1月7日 | 異世界に飛ばされた凡人 | 12月25日 | 後ろ向きな嫉妬心 | |
2010年 | 12月19日no2 | 人それのゲーム難易度 | 12月19日no1 | 社会人型キャラ |
12月11日 | 新作公開してから一週間 | 12月5日 | 新作ゲーム紹介 | |
11月20日 | 理想と現実 | 10月29日 | 新作公開予定 | |
10月18日 | 派閥 | 10月1日 | 仲間 | |
9月19日 | キャラクターイメージ | 9月6日 | 理想を持った人間。そうでない人間 | |
8月21日 | 革命後 | 8月8日 | 長編のオチのつけ方 | |
7月24日 | 勇者は世直しができるか? | 7月10日 | 全力集中プレイと長期戦略プレイ | |
6月27日 | RPGのチームバトル | 6月13日 | 傭兵団 | |
5月29日 | 相手の思考をよんでみよう | 5月14日 | 扇動する者、される者 | |
5月7日 | こっそりアンケート設置お知らせ、ほか | 5月3日 | 地方を主人公の舞台にしてみよう | |
4月17日 | コンピュータは人間を上回れるか? | 4月2日 | 政権交代から6ヶ月が過ぎて | |
3月22日 | フィクション | 3月12日 | 困ったパーティメンバー | |
2月21日 | 責任 | 2月6日 | 教育 | |
1月23日 | トップダウン式製作とボトムアップ式製作 | 1月10日 | ゲーム作成スタッフ | |
2009年 | 12月25日 | 政権交代から3ヶ月が過ぎて | 12月12日 | 血液型 |
11月29日 | 編集日記・編集後記 | 11月14日 | AVG(+SLG)制作中 | |
10月31日 | シナリオ | 10月18日 | ゲーム作りで完成までこぎ着けるためには2 | |
10月3日 | オリジナル | 9月19日 | ゲーム作りで完成までこぎ着けるためには | |
9月6日 | 実在モデルをどこまで採用できるか | 8月24日 | 素材? | |
8月14日 | 今時の報道スタイル | 8月8日 | ユーザーサポートにメールを送ってみました | |
7月25日 | 恋愛シミュレーション2の魅力? | 7月11日 | 人気と実力 | |
6月27日 | 打ち切り | 6月19日 | エロゲ規制強化の流れからみるゲーム考 | |
6月6日 | 貴族階級 | 5月23日 | 悪の戦闘員 | |
5月10日 | 異なるキャラクターの視点でみてみよう | 4月24日 | 強者がますます強くなる・・・ | |
4月11日 | ゲームエディタ | 3月29日 | 愛郷心 | |
3月22日 | 匿名ネット社会 | 3月6日 | 暗躍する超能力者たち | |
2月22日 | 信者キャラ | 2月15日 | 必殺技 | |
2月1日 | アンチヒーロー(悪役型英雄) | 1月23日 | カタストロフィーを未然に阻止しよう | |
1月16日 | フェアな戦い | 1月3日 | あれから幾年後 | |
2008年 | 12月28日 | 国盗りSLGの景気対策 | 12月20日 | 現実世界をゲーム化してみよう |
12月5日 | 内部対立 | 11月29日 | 推理もの?? | |
11月22日 | 悪人とも言い切れない罪人 | 11月7日 | 正史 | |
10月31日 | 萌えない女性キャラ | 10月18日 | 関西弁 | |
10月5日 | 大阪 | 9月21日 | 避けられない強大な敵 | |
9月7日 | 人気・魅力・カリスマ | 8月29日 | 黒幕 | |
8月23日 | 運と実力 | 8月9日 | COMの思考ルーチン | |
8月3日 | 新シナリオ「HeiseiNippon」公開 | 7月19日 | 軍師 | |
7月5日 | 各国の思惑を構成するもの | 6月21日 | 催眠術 | |
6月7日 | 和解 | 5月24日 | 知恵者 | |
5月16日 | 千年生きてみよう | 5月3日 | 生き残ることと勝ち残ること | |
4月18日 | 冷酷な指導者 | 4月5日 | お金の使い道 | |
3月15日 | 若さ | 3月7日 | 性能と運用 | |
2月29日 | アンケート現況発表(質問2について) | 2月22日 | 広報戦略 | |
2月10日 | 差別 | 1月27日 | 敵のスペック | |
1月13日 | 神の加護、神聖魔法 | 12月30日 | フリーゲームのレビュー | |
2007年 | 12月16日 | 国盗りゲームのパターン | 12月1日 | 謎について |
11月16日 | ゲーム世界での対人設定2(その他視点) | 11月3日 | ゲーム世界での対人設定1(味方視点) | |
10月20日 | レジスタンス勢力 | 10月5日 | 終盤~エンディング | |
9月21日 | 世襲について | 9月8日 | 悪役(ヒデブ派5隊長など) | |
8月24日 | 確率について | 8月10日 | セーブ&ロード | |
7月27日 | 成長について | 7月15日 | SRPGにおける白兵部分のゲーム的処理 | |
6月30日 | SRPGのマップのシステム | 6月17日 | 徴収と略奪 | |
6月2日 | 兵科あれこれ | 5月19日 | 理想の君臣関係 | |
5月4日 | 経済力うんぬん | 4月21日 | 戦略ゲームと戦術ゲーム | |
4月6日 | 公開情報と非公開情報 | 3月24日 | 個人戦用の武器等 | |
3月9日 | 兵士の武器 | 2月25日 | ゲーム作りとゲーム遊び | |
2月11日 | 少数派(属性持ち)向けゲーム | 1月28日 | バージョンアップ | |
1月13日 | 宮田軍にてこ入れ? | 12月30日 | フリーゲームの宣伝 | |
2006年 | 12月15日 | 投票・アンケート | 12月1日 | 最強の敵 |
11月18日 | 動かしやすいキャラと動かしにくいキャラ | 11月4日 | デバッグ | |
10月22日 | 現代・近未来ものについて | 10月6日 | 趣味の社会人クリエイター | |
9月15日 | 新作?の状況について | 9月8日 | BGMについて | |
8月27日 | 登場人物の口語表現 | 8月12日 | 女性キャラ | |
7月28日 | 主人公選択式ゲーム | 7月16日 | マイサイトについて | |
7月2日 | 死について | 6月17日 | 風刺について | |
6月2日 | シナリオタイプあれこれ | 5月19日 | ゲーム作りの進め方について | |
5月5日 | ゲーム作りを始める時について | 4月21日 | 高能力キャラの表現方法 | |
4月8日 | 悪い敵 | 3月31日 | 名前について | |
3月18日 | 伝え方と伝わり方 | 3月12日 | キャラクターのプロフィールについて | |
3月5日 | アマとプロによる基本プロット考 | 2月25日 | 自作CGについて | |
2月19日 | 著作権について | 2月12日 | バックグラウンドの設定について | |
2月5日 | SRPG95の次回作に対する期待 | 1月29日 | 分岐と自由度について | |
1月22日 | 難易度について | 1月15日 | 勢力別能力値考察 | |
1月8日 | 主人公について | 1月1日 | ユニットの能力値をどういじるかについて | |
2005年 | 12月30日 12月23日 12月16日 12月9日 12月2日 11月25日 11月18日 11月11日 11月5日 10月31日 |