愛原様のたわごと(26年1月11日)





愛原「アメリカがベネズエラの大統領夫妻をアメリカ本国に拉致して、そのまま牢獄にぶち込んだらしい。」

逆沢「北朝鮮の拉致問題とは、全然違うスケールね。」

愛原「相手はベネズエラ本国にいる大統領だからな。訪米中に拉致した訳でもない。当然、警備も相当にいたようだが、100人近くの死者が出たという報道もある。」

鼎「国際的には、どの国もあえて絶対にやらない暴挙の類だけど、国際社会の反応でいえば、必ずしも非難一辺倒でないのが怖いと思ったよ。」

逆沢「高市も大概むごかったな。言わんでもいい事を言って、安保も経済も危険にさらしておいて、今度は言うべき時にダンマリとか、やってる事がメチャクチャだろ?」

鼎「けどヨーロッパのダブスタも、ダンマリとは別の悪質さを感じたと思ったけど、どうかな? ウクライナとパレスチナの対応でのダブスタも酷かったけど、今回のベネズエラとグリーンランドの対応の違いは、それ以上にダブスタが酷かったというか。」

逆沢「フランスやイギリスやウクライナの対応は、笑ったわ。トランプがベネズエラを攻撃した直後に、独裁者を倒しただけだからセーフみたいな態度を表明しておきながら、その直後にトランプがグリーンランドにも武力行使を辞さない姿勢を示した途端に、ゴールド聖闘士ばりの超光速のダブスタ発動って感じで。」

鼎「ウクライナのゼレンスキー大統領に至っては、ベネズエラの大統領をアメリカが拉致した事を絶賛して【次に拘束されるべき独裁者は誰か、アメリカは分かっているはずだ】みたいなニュアンスの発言で、次はプーチンさんを拉致しろと暗にほのめかす程だったよね。でもグリーンランド発言を受けて、急にダンマリを決め込んだというか。」

逆沢「高市ムーブそのものじゃねえか? 特定国に敵意を隠さない政権は、すがっている国が暴挙に出たら、ダブスタすら許されず、ダンマリを決め込むしかないって寸法か?」

鼎「そう考えると、イギリスやフランスみたいに、堂々とダブスタをやる国は、柔軟に手のひら返しができる程度には、外交に余力があるって事かな?」

愛原「ていうか、まともな国は、常に保険をかける。どこかの国に依存しすぎて、他に選択肢がない状態は極力避ける。友好国と険悪な関係になっても困らないように、その向こう側とも一定の関係を常に維持する。そうする事で、友好国に足元を見られる事がないようにする。これは企業の取引でも同じだが、特定の親会社に依存している状態だと、親会社にどれだけ無茶な要求をされても断ることができなくなって、ジリ貧モードが確定してしまうからな。」

鼎「ヨーロッパの場合は、EUという相互扶助同盟が根幹だよね。アメリカとは仲良くするに越したことはないけど、アメリカがヨーロッパが領有するグリーンランドを奪おうとするような暴挙に出た場合に、公然と反対して対抗できる程度には、対立軸となれる核を持ってるというか。」

逆沢「けどそんな強力な相互扶助同盟を持ってるのは、ヨーロッパくらいだろ? そういうのがない場合は、どうすんだ?」

愛原「台湾なんかは、分かりやすい例だな。彼らは中国寄りの国民党と、アメリカ寄りの民進党を軸に、両面作戦を常に維持している。国民党が中国に対するアメになり、民進党が中国に対するムチになる事で常にバランスを取っている。どちらにも寄りすぎない。高市とその支持層は、台湾が反中国と決めつけているようだが、台湾自身は、独立を維持するために、中国と付かず離れずの位置を常に保っている。必要以上に近づくと取り込まれるが、離れすぎると襲われるのが分かり切っているからだ。」

逆沢「アメリカに守ってもらう前提で、親米に全面的に舵を切ろうとは思わないのか?」

愛原「それをやると、キューバ化するリスクが跳ね上がるからな。アメリカという超大国のすぐ隣で反米の旗を掲げると、どういう目に遭うか? ソビエトなどの共産圏が守ってくれるなんてのは幻想で、余力があれば助けてくれるかもしれないが、あくまで他力本願。しかも細い糸でしかないからな。ソビエトが未来永劫、キューバを守ってくれるとはならなかったように、アメリカが未来永劫守ってくれるとは、限らない。ていうか親会社に完全依存みたいな状態を作ってしまうと、無理難題をふっかけられて、ますます弱い立場になる上、都合が悪くなったら切り捨てられるのが目に見えている。」

鼎「つまり台湾は、いつでもアメリカが助けに来るぞと脅していると同時に、アメリカに対しても、無理難題を突きつけるようならいつでも中国に帰属できるぞと、脅している形になるのかな? 実際に、中国は台湾を欲しがっているから、一定の説得力はありそうだよね。」

逆沢「一部の高市ファンは、高市発言を受けて感謝のコメントを台湾の要人からいただけたと、喜んでるみたいだけどね。」

愛原「全方位外交なんだから、そりゃ嫌われる発言は絶対にしない。アメリカが喜ぶ発言を担当する者、中国が喜ぶ発言を担当する者、日本が喜ぶ発言を担当する者・・・、台湾には一通りそろっている。」

鼎「弱い国が目指すべきは、そういうバランス外交になるのかな? 親会社に依存しすぎて食いつぶされるような未来を避けるためにも。」

愛原「置かれた状況にもよるが、東南アジアの生き残り戦略は、色々参考になるかもな。」

逆沢「日本の報道では、南シナ海への野心を中国が隠さないから、反中感情が強まってるみたいなニュアンスだけどね。」

愛原「それは半分は、事実。言い換えれば半分だけ。そもそも東南アジアは、マハティールアジア版EUの構想を表明して以来、今も現在進行形だからな。」

鼎「確かマハティールさんは、1980年代から1990年代にかけて、日本に対してアジアの盟主になるように要請もしてたよね。EUのアジア版を作りたいから、その旗頭になって欲しいと。」

逆沢「けど確か、日本はその要請を蹴ったらしいわね。アメリカを敵に回したくないからと。」

愛原「そもそも東南アジアは、欧米の植民地時代が長く、欧米不信の感情は、遺伝子レベルで刻まれている。ただ同時に、欧米の怖さも遺伝子レベルで刻まれているから、彼らに安直に反旗を翻す事もできない。だからどうするか? それがアジア版EUの構想だった。だが日本がその構想に乗らなかったので、一時頓挫したかにもみえた。しかし彼らは諦めなかった。そして彼らが次に目を付けたのが中国だった。中国が急速に発展したのはその頃からだ。」

鼎「けど、中国も、盟主の神輿に乗せて、とても飼いならせるようなタイプではなさそうだよね。」

愛原「それは結果論だな。そしてこれは中国共産党の公文書にも記載がある話だが、中国は明確に日本を反面教師、中国語では反面教員というのだが、とにかくそう位置づけて、明確に日本が歩んだ道と逆を突き進んだ。絶対にアメリカの言いなりにはならない。独自規格を押し通し、アメリカ依存の経済は作らない。アメリカに脅されても屈しない。自主防衛力をひたすら高める。アメリカに脅されて、不利な貿易協定も結ばされて、どんどん衰退していく日本を、反面教師のモデルケースと位置づけたのだ。」

逆沢「けどそういう姿勢は、アメリカからしたら絶対に面白くないわね。絶対に、潰したくなりそうというか。」

愛原「そう。今の中国は、ある意味、マハティールの言葉に日本政府が乗った場合の、IFと言えるかもしれない。国土とか人口とか色んなものが中国と日本では異なるので単純比較はできないが、少なくともアメリカから見た外交感情はそれに近い感じになると思われる。そもそもアメリカが常に親日かと言えば、これは大きな幻想で、日本側が【ついて行きます、下駄の雪】路線を貫いた結果の成果でしかないからな。」

鼎「そういえば昔、オイルショックが起きた時、当時の首相だった田中角栄さんは、アメリカ依存の石油輸入体制を見直して、副総理の三木武夫さんを中東に派遣して、中東との石油ルートを新たに確保したんだよね。でも当然、アメリカは大激怒して、今でもアメリカ側の当時の日本政府への反応が、公開された外交文書からも見て取れるというか。」

逆沢「それで田中角栄は、アメリカに潰されたってか? 橋本龍太郎も、バブル崩壊の惨状を受けてアメリカ国債を売ろうとしたら、アメリカに潰されたなんて噂もあるし。もしかして日米友好は、結構、薄氷の上に成り立ってるだけかもね。」

鼎「中国も、チャイナショックで苦しんだ時があるけど、中国の場合は米国債を即座に手放して、経済を立て直した事があったよね。今も中国はまた米国債を貯めこんでるようだけど、同じような経済危機の時には、あっさりとそれを手放してまた立て直そうとするのかな?」

愛原「日本を反面教師にしてるから、少なくとも日本のように、脅されて経済復興を諦めて、ウン十年の経済停滞を受け入れるなんて選択肢は選ばないだろうな。中国が覇権主義的といわれたら、それはその通りだが、そもそもアメリカに対抗できる国を目指しているのだから、今のレベルで妥協するはずがないのも当然だ。そして東南アジアも、同様に同じ事を考えている。彼らはアメリカにも中国にも対抗できる経済圏の構築を最終目標にしている。」

鼎「そういえば最近の東南アジアは、ASEAN以外にも、独自の東南アジア連合体を作ろうみたいな動きが感じられなくもないよね。本気でEUの東南アジア版を、将来的に目指していそうというか。

逆沢「東南アジアの経済成長は、中国以上だしね~。人口もインドネシア一国だけで3億くらいいるし。本当にいずれヨーロッパを追い越しかねない勢いだわ。日本人サラリーマンが東南アジアに買春ツアーした時代から変わって、今度は東京の立ちんぼガールを彼らが買いあさるのも時間の問題というか。」

愛原「そんな東南アジアが、現状選んでいる外交方針も、台湾と同様の両面外交だ。アメリカにも中国にも付かず離れずの距離を保つ。たとえば日本視点で【中国が南シナ海で東南アジアに脅威を与えている】とよく報道があり、これは一面の事実なのだが、実際には中国の覇権主義的な行動が行き過ぎると、アメリカが艦艇を即派遣して、中国を強くけん制する。尖閣諸島で中国船が現われても在日米軍が直接動く事はないが、東南アジアでは本気で米軍が動く。しかし、じゃあ東南アジアがアメリカ寄り一辺倒かというと、全然そんな事は無くて、フィリビンが駐留米軍を追い出した時もあったように、アメリカの干渉がウザいと感じたら、そっちをバッサリ切ることもする。というかそういう東南アジアの性分をアメリカも分かっているから、東南アジアに対して、極端に不誠実な態度が取れない。台湾と同様、東南アジアも、アメリカと中国を両天秤にかけて、両方から利益を吸い出す事で、台湾同様の経済発展を成功させている。」

逆沢「つまり中国が、どれだけ覇権主義的で思い通りに動かなくても、彼らにとってはそれも含めて想定内って事か?」

愛原「想定内か想定外かは分からないが、中国がアメリカに対して弱すぎると両天秤にかけられないからな。台湾もそうだが、中国にはアメリカと同程度には強くて、しかも適度に対立関係でいてもらった方が都合がいいというのはあるかもな。」

鼎「つまり日本がアメリカと敵対してくれれば、なおベストだったけど、その代わり、中国が日本以上に強くなってアメリカと敵対してくれたから、東南アジア的には結果オーライという事になるのかな?」

逆沢「けどヨーロッパにしても、東南アジアにしても、アラブのイスラム圏にしろ、連合を組めそうなエリアなら、まだいいわ。それができない場合は、どうすんのだ?」

愛原「アラブのイスラム圏が連合をくみやすいエリアに含めるべきかは異論があるが、ちょっと浮いた状況の国も、無くはないわな。たとえばハンガリーは、EU加盟国ではあるが、イギリス・フランス・ドイツ・イタリアなどの西欧諸国とは肌が合わない事もあって、ロシアとのパイプも太く持ってるからな。」

逆沢「ハンガリーは、EUの方針に、イギリスとは違った意味で、異論を唱えたがるイメージがあるわ。ロシアにもトランプ大統領にも近い、謎の立ち位置で、EUの全会一致を阻み続ける存在というか。」

愛原「それがハンガリーの生き残り戦略。あえてみんなと違う事をすることで、小国でありながらも逆に存在感を際立たせる。しかしただの天邪鬼ではないぞ。ハンガリーは、西洋諸国の大半が苦手とするトランプにもプーチンにも太いパイプがあるからな。みんなと違うが、決して孤立していない。むしろ多数が持ってない特殊で太いパイプが武器になっている。だから経済力はそこまでではなくとも、ハンガリーの意向を、西欧諸国は無視できない。」

鼎「インドも、ロシアと関係が深かったり、独自のパイプを持ってる強みがあるよね。」

愛原「インドは、中国ともロシアともアメリカとも違った意味で、別の覇権国家といえなくもないな。インドも東南アジアと同じ植民地の歴史を長く持つ事もあって、本質的に欧米とは相容れない。だが中国とアメリカを両天秤にかけられる東南アジアと異なり、インドはそれができない。当面の宿敵関係にあるパキスタンが中国と同盟関係にあるからな。だから欧米一辺倒を避けるためには、ロシアがどうしてもその代替にならざるを得ない。」

鼎「こうしてみると、インドのような大国にしろ、台湾のような小国にしろ、どんな国も、両天秤の外交政策を基軸にしてるっぽいわね。同盟国とすきま風が吹いてると感じても、ハンガリーみたいに他の国が持ってない独自のパイプで存在感を放ったり。」

愛原「【どの国と敵対する事になっても、必ず誰かは味方になってくれる】状況を作るのが、外交の鉄則だからな。たとえアメリカと敵対する羽目になっても、EUにしろ、東南アジアにしろ、インドにしろ、その他の国にしろ、大抵の国は、別の誰かが味方についてくれる。そういう仕組みができている。ベネズエラにしてもそう。どこまで役に立つかはともかくとして、複数の国が明確にアメリカに対して非難声明を出す事で、助け船に入ってるからな。」

逆沢「日本くらいか? アメリカと敵対する羽目になった場合に、味方が全く得られそうにないのは。」

鼎「ヨーロッパがアメリカより日本を選ぶ可能性はゼロだし。いくら反米色が強い中国やロシアでも、今の高市政権の味方をしてあげようとは思わないだろうし。台湾や東南アジアも、アメリカと敵対するメリットがないから見て見ぬふりするだろうし。よく考えたら、本当の友達が全然いないよね。アメリカと仲良くしてるから、アメリカと仲が良い国が、一応仲間認定してくれてるだけで。」

逆沢「親会社一辺倒の会社が、どれだけヤパいかという話そのものね。」

鼎「ハンガリーみたいに、あえてみんながパイプを持とうとしない相手と、積極的に仲良くする選択肢も、日本は取れそうにないよね。」

愛原「企業の論理でいえば、ライバル企業が持ってない独自の取引のパイプを自分だけが持ってるというのは、とんでもない優位性を産むんだけどな。というか田中角栄は、それを実際にやってのけた。イスラエルと敵対関係にあった当時のアラブ諸国との間に太いパイプをつなぐという、欧米べったりの国には絶対できない大取引をやってのけた。ちなみにこれは後に、アメリカからも一定の評価をされる事になる。今でこそアメリカとサウジアラビアなどは仲が良いが、日本が間に入ることができたからな。」

鼎「同盟国の敵と仲良くするのはリスクを伴う行為だけど、かつての敵と仲良くしたいとなった時に、パイプを持ってる国でいられると、それ自体が強みになるという好例だよね。アメリカですら持ってないパイプを持ってる事自体が、アメリカに対しての強みになれるから。」

逆沢「高市みたいに、自分から最大の貿易国と険悪になるのは、愚行中の愚行って感じか?」

鼎「【対中依存を減らす良いきっかけになった】と前向きな声もあるようだけど。」

愛原「企業人にそのセリフを吐いたら馬鹿に思われるだろうな。【親会社との取引を切れたおかげで、依存体質からの脱却の良いきっかけになった】とのたまうくらい、アホなセリフだ。他に有力な取引先を抱えている状態で、横暴な取引先との契約を切るというなら、まだ話は分かる。しかし最も有力な取引先を、代替も見つからない状態で切ったら、倒産直行コースにしかならないからな。」

鼎「だから親会社一辺倒の会社は、どうしても経営が厳しくなりやすいよね。親会社がどれだけ横暴でも、取引を切ったら即倒産。それが嫌なら、横暴な要求でも受け入れるしかないという、二択を迫られるというか。」

逆沢「この場合の最善策は、親会社の横暴に耐えながら、新しい取引先の開拓も同時並行で進めていく事で、徐々に親会社の依存度を減らしていくしかなさそうね。」

愛原「依存度を減らせば、いずれ横暴な親会社と取引を切っても、耐えられる状況になるからな。ていうか親会社の方も、取引を切られたら痛いと感じた場合、態度を軟化させてくる。なんなら態度を豹変させて、媚びを売ってくる可能性もある。」

鼎「東南アジアが一声かければ、米軍の船が南シナ海まで駆けつけてくるみたいな状態に、なるのかな?」

愛原「一番上手くやってるのは、インドだな。中国包囲網を作りたい日本やアメリカからも、アメリカをけん制したいロシアからも、なんなら他の国からも頼られまくってるからな。パイプがあちこちに広いから、とにかく強い。なんなら因縁の元宗主国のイギリスでも、インド系の首相まで誕生させてるからな。ちなみにインドはイギリスに対して複雑な感情を抱いているが、植民地時代にイギリスの言葉や文化を叩き込まれた事もあって、イギリス文化にはすごく馴染みやすく、イギリスに多数の人材を送り込むクレバーさも持っている。」

逆沢「嫌いだから距離を置くのではなく、嫌いでも仲良くするというか、なんなら仲良くして乗っ取るくらいの事もインド人はできるってか? そういえばインド系は、アメリカでもすごく活躍してるらしいわね。」

鼎「中国も同じだよね。アメリカにも日本にも、ものすごい数の人を留学や就業や旅行の名目で多く派遣し続けているというか。」

逆沢「高市や、高市支持者とは正反対の思考ね。」

愛原「味方を増やす事にメリットはあっても、デメリットはないからな。特に敵を味方に変えられればメリットは最大になる。だからクレバーな国家ほど、パイプを広げる事にどん欲だ。」

鼎「一応、日本人の中には、対米一辺倒は危険という考えの人は一定数いて、価値観の合う西欧諸国などと友好を深めて安全保障を強化しようという声も、一部で聞くけど。」

愛原「半分正しく、半分見当違いだな。対米一辺倒は危険。この部分は完全に当たっている。しかし、西欧諸国と友好を深めても、安全保障は1%も強化されない。これは断言できる。ていうか(高市政権自体の考えは知らないけど)外務省も、そんな方針を政権に持ち込んだ例は聞かない。理由も明白。欧州からみて東アジアは、ベネズエラの何倍も遠く、どうでもいい地域だからだ。グリーンランドやウクライナがヤバいとなったら敏感に騒ぐけど、ベネズエラ程度ならどうでもいい。パレスチナもどうでもいい。香港やマカオなら、もっとどうでもいい。それより東の事なんて、心の底からどうでもいい。そんなレベル。かつて自分達が領有していた香港やマカオですらどうでもいい態度を取る彼らが、極東有事に関心を寄せるなんてあり得ない。日本人がアフリカの内戦に、全く関心を寄せないのとほぼ同レベル。外務省レベルなら、そんな事は当たり前に分かってるので、まずそういう発想はしない。」

鼎「遠すぎると、どうしても関心も薄くなるのは仕方ない話なのかな?」

愛原「物理的にも不可能だ。欧州の軍隊は、そもそも東アジアに軍を展開させる能力を持っていない。もはや植民地時代ではない。【お気持ち表明】くらいはしてくれるかもしれないが、それだけ。」

逆沢「EUもそうだけど、過去のわだかまりを捨てて、隣国同士で守りあうというのが、やはり安全保障の王道なのかね~。今でこそEUで同盟関係なんて言ってるけど、一昔のヨーロッパなんて、骨肉の争いをずっと繰り広げるくらい仲がずっと悪かったし。」

愛原「今でも、普通に仲が悪いぞ。だからブレグジットなんかも起き得るし。ただ多くの国は、メリットの方が上回るから、過去の遺恨を飲み込んでるだけで。ちなみに東南アジアも同じ。必ずしも別に仲良しではないが、駆けつけてこれない遠くの国と仲良くしても、安全保障上のメリットが薄いから、遺恨を飲み込んでいるだけだ。キューバは、遠くの国を当てにして悲劇的な状況に陥ったし。ベネズエラも頼れる味方が近隣にいなかったから、アメリカに襲われたわけだし。」

鼎「近所づきあいは、どうしてもご近所トラブルとか、遺恨が発生しやすいけど、いざという時の事を考えたら、遠い親戚よりも仲良くしておいた方がいいって感じかな?」

愛原「絶対に仲良くなれないタイプの隣人もいるかも知れないが、自分から石を投げつけて、火種を大きくしてもデメリットしかないからな。嫌いな隣人に石を投げつけたら、その時の気持ちだけはいいかも知れないが、それ以上のメリットは全くなく、むしろデメリットだらけになる。まして隣人の方が力が強い場合は、かなりヤバい事になる。遠い親戚を当てにしても、どれだけ頼りになるのか?という話になる。というか下手に助けを呼ぼうとして虎を招き入れると、そいつにメチャクチャされるリスクも跳ね上がる。」

逆沢「なんか日本だけ。あるいは高市政権だけ、世界の常識と真逆なことをしている気にもなったわ。」

鼎「これでは、反面教師的な振る舞いを続けていると言われても仕方ないよね。」

愛原「バランス外交とか多方面外交というと、いかにも八方美人的な振舞いをしているように聞こえるが、そうじゃない。企業に取って、取引先はいくら増やしても構わない。むしろ増やせば増やすほど、経営は安定するというのと同じ論理。特定の取引相手に依存する体制を改めないと危険というのも同様。そして安易に主要取引先を切ることは、依存度を下げるメリットよりも、経営危機を招くデメリットの方がはるかに勝ることも同様。」

逆沢「そして、ライバルが持ってない特別な取引先を持つ事は、時に圧倒的なアドバンテージを産むって事ね。」

鼎「一時は、【なんであんな奴と仲良くするんだよ】と凄まれても、局面が変わったら【なぁなぁ、お前あいつと仲いいんだろ。あいつとの仲を取り持ってくれよ】と頼られるほどの武器になるって事だよね。」

愛原「企業の論理でいえば、別に仲を取り持ってやる必要はなく、第三国経由の貿易のハブになることで多大な利益を上げられる構図になるって感じだな。A国とB国とは直接取引不可能でも、C国が間に入れるなら、C国がハブになる事で、どちらからも多大な利益が見込めるというか。」

鼎「インドが、まさにこの典型だよね。欧米諸国は、インドがロシアを助けていると怒っているけど、腹の底では安いロシアの原油などの製品を欲しい人はそれなりにいて、インドから買えば、ロシアと直接取引しなくても、それが入手できるわけだから。」

逆沢「外交は、よくミリタリーバランスで語られるけど、それ以上に商売の極意がつまってそうね。イギリスのことを胸糞悪いと内心で思っていても、イギリス文化をよく知ってる自分にとって、イギリスとの取引がおいしいと思えば、それを積極的にやって、気が付いたらインド系の首相をイギリスで出してしまえる程の影響力とか。すごいサクセスストーリーというか。」

鼎「今の日本は、【武士は食わねど高楊枝】って感じかな? あるいは【欲しがりません、勝つまでは】かな? メンツを気にしすぎて、どんどん落ちぶれていってる気がするよね。」

愛原「外交は、合理性メンツが真っ向から対立するからな。ちなみに田中角栄は【外交は票にならない】という名言も残している。彼は中東の石油ルート開拓の他に日中国交正常化の偉業も成し遂げているが、残念ながら日本国民には、その価値は理解できないだろうという事も知っていた。【不快な相手や、得体のしれない相手と仲良くする】というのは、感情的にはどうしても拒否感が出るからな。」

逆沢「その票にならない仕事で、どれだけ国益をもたらせるか?が政治家としての真の役割ってか? 高市や松岡洋右みたいに、票を稼ぐために自国を危険にさらす外交をやるのは論外というか。」

鼎「参政党や日本保守党に奪われた保守票を取り戻したい一心だったのかも知れないけど。」

愛原「頭の狂った奴の歓心を買うために、自分も頭の狂った振る舞いをするような政治家なんかいらん。特に外交は、票欲しさで動くと、強気のパフォーマンスをせざるを得なくなって、確実に国を危うくするからな。八方美人と言われようが、弱気といわれようが、敵に媚びてるといわれようが、脅威を取り除き、取引先を増やし、国の経営を安定させるのが政治家の役割だ。」

鼎「戦うべき時に戦えるように、味方を増やす努力も必要だよね。」

愛原「親会社気取りの奴が、新規開拓を妨害してくるならば、田中角栄のように戦わざるを得ないが、それでも別に田中は、自分からアメリカに喧嘩を売ったわけではないからな。今の中国も同じ。アメリカが中国を一方的に敵視しているだけで、中国から関税戦争を仕掛けたりしてる訳ではなく、むしろ中国は全方位に人を送り込もうとしてるからな。インドも同じ。台湾も同じ。」

逆沢「ま、親会社気取りの立場からすれば、子会社が勝手に取引先を広げて、言いなりにならなくなったら、都合が悪いし。そりゃ妨害するのは当然だろうけどね。子会社が親会社の権威を脅かすほどの発展を遂げそうなら、当然それも妨害するだろうし。ましてライバル社との両天秤なんて、絶対に許さないだろうし。そう考えると、アメリカからすれば日本に対して、当たり前の要望をしているだけともいえるけどね。」

愛原「けどその当たり前が通用する相手が、日本の他にどれだけいるか?って話だな。東南アジアにしろ台湾にしろインドにしろヨーロッパにしろ、アメリカの書いた筋書き通りに動く気なんか毛頭ない。彼らはアメリカのためではなく、自分たちの独立維持と発展のために、動いている。」

逆沢「親会社の機嫌を取るのが生き残りの最適解と思ってるのは、日本くらいってか? 下駄の雪になったところで、都合よく利用されて、しかも安保ただ乗りとか言われて、蔑まれるだけなのに。」

鼎「機嫌を取りたい親会社を失った今のキューバは、アメリカとどう修好しようか必死で考えてるようだけど、キューバがアメリカに差し出せるものがないというか、アメリカからみてキューバと仲良くするメリットが見いだせない事もあって、なかなか思い通りにいかないようだよね。」

愛原「今のアメリカにとって、キューバは敵対されたところで別に全然脅威じゃないし。むしろ【アメリカに逆らったらこうなるぞ】という見せしめのサンドバックとして、今のポジションを維持したいと考えてるようだからな。一応、いくつかの反米寄りの国がキューバにアプローチをかけてはいるようだが、当のキューバ国民の心が折れてて、今更反米で燃える気力もなくなって、にっちもさっちもいかなくなっている。」

逆沢「うーん。日本がこのまま第二のキューバ状態に向かっていくと、かなり悲惨な事になりそうね。韓国や台湾くらいのバランス外交が出来てれば良かったのに。」

愛原「中国と隣接してる北朝鮮ですら、あの有様だからな。まぁ北朝鮮は、多方面外交もできない。宗主国の機嫌も取れない。プライドの塊だから、やむなしかも知れないが。」

逆沢「外交はメンツを優先して合理性を後回しにすると、どんどんひどい事になるという、もう一つの反面教師ね。」

愛原「今の日本は、まだ中国にとって仲良くするメリットのある国と位置づけられているから、日本側から修好できれば改善の余地はある。が、キューバレベルまで落ちぶれてしまうと、仲良くする価値もなく、こちらからどれだけ許しを乞うても、見せしめのサンドバックにされ続ける未来になりかねないからな。中国は、核兵器を放棄するまで北朝鮮を許す気は毛頭なさそうだし、同様に中国側が無条件で日本を許すなんて甘い妄想はしない方がいい。」

鼎「北朝鮮にとっての核兵器は、安全保障の基盤でもあるから北朝鮮が引けない理由も分かるけど、日本の場合は、ただのメンツの問題だよね。高市さんやその支持者のメンツが、日本経済と安全保障を犠牲にしても良いほどに尊いとは、私は思えないんだけど。というか彼らに大恥をかかせるだけで、状況が改善されるのなら、日本政府にとって実行をためらう理由はないというか。」

逆沢「今の日本にとって最大の敵は、アメリカでも中国でもなく、ホルホルしなければ気が済まないプライドの高い国内の愛国者どもって感じか?」

愛原「仮に高市が豹変して上手く中国と修好したとしても、愛国者どもが豹変した高市にブチ切れて、また参政党や日本保守党の支持に回帰したら、元の木阿弥という意味ではそうかもな。だからトラスのように、頭の狂った支持者も巻き込んでさっさと自爆しろと、助言もしたのだが。」

鼎「以前にも触れた北条氏政さんと同じ方向に向かって行ってるよね。相手が寛容なのは、別に力がない訳ではなく、猶予期間を与えているだけに過ぎないのに。猶予期間中に何もしなかったから、やっぱりというか、レアアース規制の段階まで踏み込まれてしまったし。」

逆沢「アメリカですら手を引かざるを得なかった中国相手に、日本が互角以上に渡り合えると思ってる時点で、どうかしてると私なんかは思うわ。中国大陸で手こずっているのに、アメリカともやりあえると思って戦争を吹っ掛けた頃から、全く進歩がないというか。」

鼎「プライドが高いと、正しい自己認識もできなくなるという感じかな?」

愛原「とまぁ、今回はどっちが人道的に正しいとか、国際法がどうなってるとか、そういうタテマエは全部無視して、純然なサバイバルの視点で、外交戦略について触れてみた。トランプ相手に国際法や人道を説いても多分無意味だろうし。そうなるとストラテジーで、対抗するしかないだろうからな。」

逆沢「愛国者どもは、中国よりはアメリカの方がマシとか、まだ信用できるとか、そんな視点みたいだけどね。」

愛原「どっちが信用できるかなんて、ストラテジーを語る上ではノイズにしかならない。ヨーロッパは民主主義だからまだ信用できるだろうという思いこみくらい、危険なノイズだ。【この人は何となく信用できそう】みたいな感覚だと、詐欺師にとって一番のカモになりやすいというか。そもそも政治の世界は一寸先は闇で、長年積み上げてきた信用も、崩れる時は一瞬というか。はっきり言ってやる。相手が信用できるか?以前に、お前自身が信用に足る人間なのか? 相手に信用してもらえる人間なのか? 今の日本にそれだけの信頼感があるのか? アメリカが狂ってこちらに矛を向けてきたときに、味方してくれる奴がいるのか? 要はそういうことだ。」

逆沢「ま、高市発言に関しては、中国からすれば、日本の方から裏切って来たって感じだろうしね。激怒しても当然というか。」

愛原「信用は、双方向のものだ。会社の取引でもそう。新規で取引してもらいたければ、まず相手に信用してもらわないと話にならない。相手を信用できるか?という視点をないがしろにしろとは言わんが、偉そうに自分だけが相手を吟味できる立場などと思わない方がいい。まして遺恨のある相手と修好したいなら、相当に折れる必要がある。自分だけが折れ続けるのが馬鹿らしいと思ったら、その時、改めて手を引けばいいだけの話で。少なくとも相手から折れるように、一方的に要求するものではない。信用は積み上げていくものであり、【民主主義国家だから信用できる】みたいな先入観は、【陽キャだから信用できる】と言ってるくらい危険なノイズだと、改めて断言しておく。」

鼎「こちらが相手を信用できるかどうかはともかくとして、相手に信用してもらえる事自体は、メリットにしかならないよね。」

愛原「ま、外交の世界で一番重要なのは、利害がどれだけ一致するかどうかで、信用はそこまでではないのだが。会社の取引でもそうだが、自分に利益を多くもたらせてくれる相手や、不機嫌にさせたくない相手には、自然とそれなりに誠実になるものだからな。ホルホルして、相手を見下して軽蔑したり挑発する事でいい気持ちになるような奴は、人が地道に積み上げてきた信用を消費するだけのゴミでしかないとだけは言っておく。」

逆沢「積み上げられた信用が膨大なら、多少の挑発行動も【こやつめ、ハハハ】で相手も笑って許してくれるかもしれないけど、信用の無駄遣いには違いないわね。お前を気持ちよくさせるために、地道に信用を積み上げてきた訳じゃないんだぞというか。」

愛原「信用ゼロの状態から積み上げていくのは簡単ではないが、最初にパイプをつなぐ事ができる人間は、皆、それをやり遂げている。そういう作業は国民受けは悪いが、それができる為政者を選出したいものだな。少なくとも自称保守の愛国者どもが望むような、外交を票集めに使って自国を危険にさらす為政者が再び誤って選出されない程度には、有権者も賢くあることを強く望みたい。」






















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6月1日 反知性主義 5月18日 現時点でのAIの活用方法
5月4日 争点を定めること。ゴールポストを動かすこと。 4月20日 更新が遅れる理由
4月6日 現状の民主主義に代わる新システム 3月23日 無能な働き者とスカベンジャー
3月9日 真実に迫る者、真実に気付く者 2月23日 黙秘という罪、口先人間の罪
2月9日 防災システムの一元化構想 1月27日 平和に飽きた人
  1月12日 性欲と精力 12月29日 人気者のスキャンダル
2024年  12月15日 科学信仰と邪教信仰 12月1日 流言飛語に対する仕組みづくり
11月17日 愚かな大衆2 11月3日 愚かな大衆
10月20日 為政者の稼ぐ力 10月6日 悪の陣営に与する理由
9月22日 人類が招く人類存亡の危機のパターン 9月8日 地球統一政府
8月25日 戦争を無くす方法と戦争を支持する人 8月11日 バブル崩壊の一類型
7月28日 怪物化する俗物チーターの一類型 7月14日 悪事を誘引する事で利益を得る人たち
6月30日 二重相場制 6月16日 コンサルタントという外付け軍師
6月2日 事務の達人 5月19日 なろう領主による平和的経済活性術
5月5日 真剣勝負を観戦する喜び 4月21日 無知という名の免罪符
4月7日 権力闘争の一類型 3月24日 劣情
3月10日 腐敗した組織を内部から改める難しさ 2月25日 第三者の憶測に基づく介入
2月11日 結婚しない理由  1月28日 結婚という契約(相互扶助義務と貞操義務)
  1月14日 警察が動きたがらない理由 12月31日 初級者なりの対戦の楽しみ方 
2023年  12月17日 サイト刷新とトップページ変更のお知らせ 12月3日 報道資本主義とブラックジャーナリスト
11月19日 覆滅作戦 11月5日 強者のズルと弱者のズル
10月22日 自称中立(中立という名の傍観) 10月8日 変わらないテレビ局の体質
9月24日 被害者救済の視点と非親告罪について 9月10日 テレビ局の腐敗とテレビ離れ
8月27日 枕営業 8月13日 真相を追及する力
7月30日 昔の罪、昔の不祥事 7月16日 LGBT
7月2日 溺愛もの 6月18日 復讐系と自力救済
6月4日 親の能力や役割を継承する子供たち 5月21日 夢(寝てる時に見る方の)
5月7日 お布施とご利益 4月23日 地方の都市計画
4月9日 いろんな刑罰 3月26日 一度引退した者を現役復帰させるには?
3月12日 格ゲープレイヤーが求めるもの 2月26日 一強・談合体制
2月12日 Street Fighter Vの初心者 1月29日 スポーツとしての格闘ゲーム
1月15日 Street Fighter Vをプレイしてみた 1月1日 使いこなせない強大なパワー
2022年 12月18日 俺ならもっと面白いゲームを作るのにという妄想 12月4日 カルトと熱狂
11月20日 誰から税を取り立てるか? 11月6日 大量殺人 
10月23日 本人証明について 10月9日 誰のための正義
9月25日 解決師 9月11日 理屈が通用しない相手 
8月28日 政治家と密接に関わる一般市民について 8月14日 悪の宗教団体 
7月31日 チート能力者に対する反応 7月17日 要人
7月3日 戦略的準備VS戦術的対処 6月19日 正義VS秩序
6月5日 パワー・スピード、そしてスタミナ 5月22日 キャラの身長の設定
5月8日 自由の保障 4月24日 去っていく仲間
4月10日 戦争ゲームの指導者の目線 3月27日 悪に屈する時
3月13日 歴史ゲームにおける歴史の再現性について  2月27日 歴史学の価値について
2月13日 趣味に飽きる時、熱狂できる時 1月30日 私刑
1月16日 やってる感 1月2日 捜査・諜報に必要なもの
2021年 12月19日 壊された人 12月5日 リソース運用型ゲーム
11月21日 後継者争い 11月7日 戦力分析と番狂わせ
10月24日 選挙放談2021 10月10日 文明崩壊後のサバイバル
9月26日 中立な報道 9月12日 隔離空間でのアドベンチャー
8月29日 侵略者が撤退した後 8月15日 正義なき力を生み出す者
8月1日 問題点(悪)の所在 7月18日 責任の所在
7月4日 教育政策 6月20日 職の貴賤
6月6日 外患(外敵)よりも恐ろしい内患 5月23日 スローライフと幸福論
5月9日 社会に貢献する凡人たち 4月25日 情報戦の制し方
4月11日 予備戦力 3月28日 不正の告発と隠蔽
3月14日 職人(ドワーフ)  2月28日 地位に見合う責任と報酬の話
2月14日 娯楽産業  1月31日 名君・名宰相
1月17日 選別(トリアージ) 1月3日 大きく育ちすぎた作品
 2020年 12月20日 つまらないラスボス戦 12月6日 予知の活用方法
11月22日 信じたい事しか信じない人たち  11月8日 老化の始まり(能力のピーク)
10月25日 敵の成長率 10月11日 属人性
9月27日 信用(信用創造) 9月13日 犯罪都市
8月30日 同行するヒロイン、同行しないヒロイン 8月16日 まとめ役としてのリーダー
8月2日 なろう系主人公とやれやれ系主人公 7月19日 安楽死
7月5日 イデオロギーの矛盾や対立を超えて幸福を実現する方法 6月21日 アピールする人、出る杭を打つ人
6月7日 間違いを改める方法  5月24日 コロナよりも、ゾンビよりも、米軍よりも恐ろしい集団の空気
5月10日 部隊長の決断 4月26日 集団ヒステリーと同調圧力 
4月12日 札束を無限に刷り続けるとどうなるか? 3月29日 借金取りの恐怖
3月15日 禅譲 3月1日 秩序志向のプレイヤーと混沌志向のプレイヤー
2月16日 (こまめな)人事異動(のススメ) 2月2日 忠誠度という名のゲームパラメータ
1月19日 恨み 1月5日 鞍替え
 2019年 12月22日 景気 12月8日 承認欲求に囚われないために
11月24日 黒幕としてのスポンサー 11月10日 プロスペクト理論とモブの生き残り戦略
10月27日 追い込まれた悪人キャラのダメージ・コントロール戦略 10月13日  いじめっ子キャラの特徴
9月29日 命令に背くNPC 9月15日 平等・公平を維持するためのコスト
9月1日 能力値とスキル 8月18日 地位を与えられた者(中間管理職)
8月4日 パニックホラーもののリーダー 7月21日 パニックホラーものの主人公
7月7日 許される人と許されない人 6月23日 愚民政策
6月9日 壊された人への対応 5月26日 新時代の脅威
5月12日 (攻撃の)大義名分 4月28日 前回の反省とキャスティングの話
4月14日 汚染された情報の拡散 3月31日 理想の選挙制度
3月17日 黙示 3月3日 あの世の世界
2月17日 うまくいかなかった革命後をどうするか? 2月3日 策略としての挑発
1月19日 腐敗した司法(正義の裁きの担い手)  1月5日 強きを挫き弱きを助くVS弱きを挫き強きを助く
 2018年 12月23日 悪の根源≒マウントしたいという欲望 12月9日 Steamのゲーム
11月25日 成り上がったダメ人間 11月11日 自分を強化する技VS敵を弱体化する技
10月28日 限界への挑戦 10月14日 「弱者=守られるべき善人」でない場合
9月30日 脅しによる支配 9月17日 信用できない情報だらけの社会の場合
9月2日 太鼓持ち 8月19日 連続攻撃
8月5日 信用スコアに支配された社会 7月22日 内通者
7月8日 人件費コスト管理ゲーム 6月24日 忠義者キャラ
6月10日 欠陥つき有能キャラの処遇 5月27日 邪悪な独裁者に支配された組織のメンバーの挙動
5月13日 邪悪な独裁者が健全な組織を乗っ取る方法 4月29日 論破
4月15日 正義の味方という名の制裁者 4月1日 平気で嘘をつける人たち 
3月18日 公正世界仮説 3月4日 被害者叩き 
2月18日 政治力 2月4日 統率力 
1月21日 優秀すぎるライバルが現れたとき  1月7日 素性を表す記号としての肩書き
2017年 12月24日 フリゲの雑談  12月10日 賤民階級
11月26日 個性づけとしてのパラメータ 11月12日 宿敵宣言
10月29日 大同団結 10月15日 品質について
10月1日 華麗な策略、汚い策略。その違い 9月17日 平等主義と反平等主義
9月3日 ファン型オタクとマニア型オタクの違い 8月20日 ツイッターの利点と問題点 
8月6日 大抜擢された人材 7月23日 誇りと傲慢
7月9日 傲慢とマウンティング 6月25日 権威を利用するナイトども
6月11日 悪事プレイ(のススメ) 5月28日 異界人(宇宙人)の干渉
5月14日 集団の思考ルーチン 4月30日 人間っぽさ=非効率的な思考ルーチン
4月16日 名声欲 4月2日 無言の圧力と忖度
3月20日 ロスト・ハイ・テクノロジー 3月5日 破壊神の信者
2月19日 一人称形式で見える視野の範囲 2月5日 歴史的人物の当時の評価
1月22日 未来予測 1月8日 人相見(人物鑑定)
2016年 12月25日 商業レビュアー 12月11日 成長戦略の目玉としてのカジノ
11月27日 パニック 11月13日 生存ゲーム的なシチュエーション
10月30日 強敵感 10月16日 感情移入という視点からのキャラクターメイク
10月2日 供給過剰社会 9月18日 血筋
9月4日 統一されるべき尺度 8月21日 暑さと寒さ
8月7日 (優秀な)下っ端 7月24日 超便利社会=超疲弊社会
7月10日 社会的弱者を量産し、彼らを悪の先兵に誘う者  6月26日 少子化社会という舞台
6月12日 有事法制(緊急事態における法のあり方) 5月29日 悪のセレブサロン 
5月15日 成功者が成功後にやりたいと思うこと 5月1日 ゲーム世界とリアル世界の違い
4月18日 過去に戻ってやり直すということ 4月3日 八百長 
3月20日 異邦人(外国人労働者) 3月6日 陣形
2月21日 功績泥棒 2月7日 三国志13をプレイ
1月24日 裏切り者 1月10日 善政家
2015年 12月27日 精神~命よりも大切なもの 12月6日 独立戦争 
11月23日 ジャーナリスト 11月8日 精神力 
10月25日 優しい指導者  10月11日 助けを求める人たち 
9月27日 兵站 9月13日 善玉が起こした悪事や不祥事
8月30日 カイゼン 8月14日 盗作・ゴースト
8月2日 表稼業 7月20日 正論を用いない説得工作
7月5日 ディストピア 6月21日 財政破綻
6月7日 防諜 5月24日 サイコパス
5月10日 戦犯 4月26日 ハト派とタカ派
4月12日 不遇な先駆者 3月29日 プロギャンブラー(バクチで生計を立てる人)
3月15日 世界の管理者という名のラスボス 3月3日 命令コマンド
2月15日 攻略本・攻略サイト 2月1日 お遊びコマンド
1月18日 精神異常状態 1月4日 NPCの選択判断ルーチン
2014年 12月14日 男女キャラクターの比率 11月30日 不安と安心の役割
11月16日 現実主義者の正体 11月3日 アイテムゲット
10月19日 真相にたどり着けない者 10月5日 挫折
9月14日 嫌いだけど素晴らしい人達 9月7日 売れている作品と面白い作品の違い
8月24日 援軍 8月3日 ブラゲとパケゲ
7月20日 根性論と科学的知見に基づいた肉体改造 7月6日 ディスリスペクト(軽蔑・disり)
6月22日 あやかり系主人公 6月8日 中毒
5月25日 箱庭ゲーム 5月11日 ダブルスタンダード
4月20日 偽りの理想郷 4月6日 防御力
3月23日 自分用ゲーム作り 3月9日 育成する指導者、選別する指導者
2月23日 忠誠 2月9日 変化するキャラクター
1月26日 一芸職人VS器用貧乏 1月11日 評判
2013年 12月23日 身分制度 12月8日 陰謀
11月24日 秘密 11月10日 努力が報われるゲーム
10月27日 ゲームの自由度について 10月13日 出来の悪い二代目
9月29日 怒り 9月15日 撤退戦術
8月30日 ヒール(悪役) 8月15日 覆水盆に返らず
7月28日 予知・予測 7月13日 かつてのヒーロー
6月30日 覚醒(新能力発現・急成長) 6月15日 犠牲
6月3日 単独開発 5月19日 ダメ人間
5月5日 悪徳宗教を必要とする人々 4月21日 悪の連帯責任
4月7日 3種類の立場からみた作品批評 3月24日 中立性を装った愚痴・悪口など(仮)
3月10日 人気対戦競技の条件 2月24日 幻想空間
2月10日 お金 1月27日 尊敬できる敵
1月13日 やる気・気合 12月29日 ルール
2012年 12月15日 厨二病 12月2日 売れ筋
11月17日 改心 11月4日 議論
10月21日 優秀な人材の起用・登用方法 10月7日 憎しみにとらわれた人達
9月22日 友情やコネによる人事起用の危うさ 9月8日 権力欲に取り憑かれた人達
8月19日 敗北の受け止め方~捲土重来を期すために 8月5日 作者(表現者)が作品を通じて伝えたい思い
7月29日 人が自ら死(自殺)を決意するとき 7月15日 選択肢を選ぶことによる覚悟(リスク)
7月1日 選択肢があるということ 6月16日 宣伝と人気
6月2日 ホンネとタテマエ 5月19日 コンプガチャに学ぶ確率論とイカサマの話
5月6日 鑑識眼 4月30日 平等と競争
4月14日 公務員ヒーロー 4月1日 SF設定
3月18日 情報収集 3月3日 原発考察
2月19日 プライド 2月5日 お笑い
1月22日 ラスボスの処断方法 1月8日 創造→創作
2011年 12月30日 独裁者 12月9日 二次創作品
11月27日 万人向けからマニア向けの時代へ 11月13日 無敵能力の人たち
10月29日 正式名称 10月15日 利の人、情の人
10月3日 ポジティブ・ネガティブ 9月16日 利権
9月3日 借金 8月21日 何も変わらない事の恐怖
8月5日 発信したいオタクと共感したいオタク 7月25日 戦う地方、媚びる地方
7月17日 充電期間 7月10日 ひとそれのアンケート結果
7月2日 供給過剰気味のゲーム(&娯楽) 6月21日 東日本大震災3
6月5日 上司に反発 5月21日 修正する度量
5月14日 挑戦する勇気 5月1日 調子
4月17日 専門スキル 4月3日 東日本大震災2
3月18日 東日本大震災1 3月5日 ネトウヨと不良キャラの共通点
2月19日 信用ラインと警戒ライン 2月5日 信じられない者ばかりの世界観
1月23日 武器を交えない戦争 1月16日 しゃべらない主人公
1月7日 異世界に飛ばされた凡人 12月25日 後ろ向きな嫉妬心
2010年 12月19日no2 人それのゲーム難易度 12月19日no1 社会人型キャラ
12月11日 新作公開してから一週間 12月5日 新作ゲーム紹介
11月20日 理想と現実 10月29日 新作公開予定
10月18日 派閥 10月1日 仲間
9月19日 キャラクターイメージ 9月6日 理想を持った人間。そうでない人間
8月21日 革命後 8月8日 長編のオチのつけ方
7月24日 勇者は世直しができるか? 7月10日 全力集中プレイと長期戦略プレイ
6月27日 RPGのチームバトル 6月13日 傭兵団
5月29日 相手の思考をよんでみよう 5月14日 扇動する者、される者
5月7日 こっそりアンケート設置お知らせ、ほか 5月3日 地方を主人公の舞台にしてみよう
4月17日 コンピュータは人間を上回れるか? 4月2日 政権交代から6ヶ月が過ぎて
3月22日 フィクション 3月12日 困ったパーティメンバー
2月21日 責任 2月6日 教育
1月23日 トップダウン式製作とボトムアップ式製作 1月10日 ゲーム作成スタッフ
2009年 12月25日 政権交代から3ヶ月が過ぎて 12月12日 血液型
11月29日 編集日記・編集後記 11月14日 AVG(+SLG)制作中
10月31日 シナリオ 10月18日 ゲーム作りで完成までこぎ着けるためには2
10月3日 オリジナル 9月19日 ゲーム作りで完成までこぎ着けるためには
9月6日 実在モデルをどこまで採用できるか 8月24日 素材?
8月14日 今時の報道スタイル 8月8日 ユーザーサポートにメールを送ってみました
7月25日 恋愛シミュレーション2の魅力? 7月11日 人気と実力
6月27日 打ち切り 6月19日 エロゲ規制強化の流れからみるゲーム考
6月6日 貴族階級 5月23日 悪の戦闘員
5月10日 異なるキャラクターの視点でみてみよう 4月24日 強者がますます強くなる・・・
4月11日 ゲームエディタ 3月29日 愛郷心
3月22日 匿名ネット社会 3月6日 暗躍する超能力者たち
2月22日 信者キャラ 2月15日 必殺技
2月1日 アンチヒーロー(悪役型英雄) 1月23日 カタストロフィーを未然に阻止しよう
1月16日 フェアな戦い 1月3日 あれから幾年後
2008年 12月28日 国盗りSLGの景気対策 12月20日 現実世界をゲーム化してみよう
12月5日 内部対立 11月29日 推理もの??
11月22日 悪人とも言い切れない罪人 11月7日 正史
10月31日 萌えない女性キャラ 10月18日 関西弁
10月5日 大阪 9月21日 避けられない強大な敵
9月7日 人気・魅力・カリスマ 8月29日 黒幕
8月23日 運と実力 8月9日 COMの思考ルーチン
8月3日 新シナリオ「HeiseiNippon」公開 7月19日 軍師
7月5日 各国の思惑を構成するもの 6月21日 催眠術
6月7日 和解 5月24日 知恵者
5月16日 千年生きてみよう 5月3日 生き残ることと勝ち残ること
4月18日 冷酷な指導者 4月5日 お金の使い道
3月15日 若さ 3月7日 性能と運用
2月29日 アンケート現況発表(質問2について) 2月22日 広報戦略
2月10日 差別 1月27日 敵のスペック

1月13日 神の加護、神聖魔法 12月30日 フリーゲームのレビュー
2007年 12月16日 国盗りゲームのパターン 12月1日 謎について
11月16日 ゲーム世界での対人設定2(その他視点) 11月3日 ゲーム世界での対人設定1(味方視点)
10月20日 レジスタンス勢力 10月5日 終盤~エンディング
9月21日 世襲について 9月8日 悪役(ヒデブ派5隊長など)
8月24日 確率について 8月10日 セーブ&ロード
7月27日 成長について 7月15日 SRPGにおける白兵部分のゲーム的処理
6月30日 SRPGのマップのシステム 6月17日 徴収と略奪
6月2日 兵科あれこれ 5月19日 理想の君臣関係
5月4日 経済力うんぬん 4月21日 戦略ゲームと戦術ゲーム
4月6日 公開情報と非公開情報 3月24日 個人戦用の武器等
3月9日 兵士の武器 2月25日 ゲーム作りとゲーム遊び
2月11日 少数派(属性持ち)向けゲーム 1月28日 バージョンアップ

1月13日 宮田軍にてこ入れ? 12月30日 フリーゲームの宣伝
2006年 12月15日 投票・アンケート 12月1日 最強の敵
11月18日 動かしやすいキャラと動かしにくいキャラ 11月4日 デバッグ
10月22日 現代・近未来ものについて 10月6日 趣味の社会人クリエイター
9月15日 新作?の状況について 9月8日 BGMについて
8月27日 登場人物の口語表現 8月12日 女性キャラ
7月28日 主人公選択式ゲーム 7月16日 マイサイトについて
7月2日 死について 6月17日 風刺について
6月2日 シナリオタイプあれこれ 5月19日 ゲーム作りの進め方について
5月5日 ゲーム作りを始める時について 4月21日 高能力キャラの表現方法
4月8日 悪い敵 3月31日 名前について
3月18日 伝え方と伝わり方 3月12日 キャラクターのプロフィールについて
3月5日 アマとプロによる基本プロット考 2月25日 自作CGについて
2月19日 著作権について 2月12日 バックグラウンドの設定について
2月5日 SRPG95の次回作に対する期待 1月29日 分岐と自由度について
1月22日 難易度について 1月15日 勢力別能力値考察
1月8日 主人公について 1月1日 ユニットの能力値をどういじるかについて
 2005年    12月30日 12月23日 12月16日 12月9日 12月2日 11月25日 11月18日 11月11日 11月5日 10月31日