愛原様のたわごと(24年4月21日)






愛原「今回は、前回とは変わって、大真面目なネタ。【無知という名の免罪符】。一応確認しておくが、免罪符の元ネタは分かってるよな?」

鼎「元々は、キリスト教の教会がお金稼ぎの為に発行した御利益品だよね。これを買うことで、宗教的な罪悪が減免されるという、とても有り難い品というか。」

逆沢「今でも、新興宗教による壺売りとか、珍しくないみたいだけど、こういうのはいい加減無くなって欲しいわ。ていうか本当に有り難い品なのか? むしろ人を騙して金品をせしめてるだけの、悪質な詐欺品でしかないだろ?」

鼎「もちろんそれに近い声は、当時でもあったみたいだよ。歴史で有名な宗教改革も、免罪符を平然とばらまきだしたことが最大の理由と言われるくらいだし。」

逆沢「宗教家が錢儲けに囚われ出したら、その宗教は私的に、完全にアウトだわ。」

愛原「そう。故に免罪符には、大きく二つの意味がある。一つは【罪や責めを免れる根拠となるもの】、すなわち免罪、言葉のまんまだな。もう一つは、インチキまがいというか、少なくとも多くの人が納得できない、モヤモヤ感が残るような方法で、罪逃れを図った際に皮肉をこめて使われるものだ。」

鼎「歴史的な免罪符は、まさにそんな感じだったよね。確かにその人は、たくさんのお金を払って免罪符を買った事で、教会から罪を許されるお墨付きを得たのだろうけど、多くの人からすると、それを素直に祝福できないというか、モヤモヤ感がどうしても残るというか。」

逆沢「前回のネタにした裏金問題も、そういう意味ではモヤモヤ感しか残らなかったわ。岸田としてはこれで一件落着なんだろうけど、世論の大半はまずその裁定に納得していないだろうし。」

愛原「そして今回のテーマとして取り上げた免罪符が、無知知らなかった。気づかなかった。信頼して任せていた。記憶にない。覚えていない。だから私は悪くない。という論法だな。」

逆沢「記憶にないとか、覚えていないというのは、政治家の常套句ね。これを言えばなんでも許されると思っているのか、本当に免罪符のごとく使用されてる気がするというか。」

鼎「それを言ったら、秘書に任せていたとか、部下に任せていたから知らなかったというのも、彼らの常套句だよね。但しこちらは企業の偉い人とかも、割とよく使うイメージだけど。」

逆沢「検査不正とか、ほとんどそんなパターンね。下っ端がやるべき作業工程をすっ飛ばしていたのを、上司である私たちは長年にわたって全く知りませんでした。みたいな。ビッグモーターなんかでも、上層部はそれに近いコメントしてなかったっけか?」

愛原「ヤクザの組織でもそうだが、忖度がはびこる組織では、この手の【部下が勝手にやった事。なので上司は悪くない】で済ませる構図がよくみられるわな。」

逆沢「責任を取るのが上司の仕事だろ? 実務を部下に押し付けて、責任も部下に押し付けるなら、上司は何のためにおんねん? 中抜き業者以下の存在やん。」

鼎「中抜き業者でも、仕事を丸投げした委託先がトラブルを起こして納期が間に合わなくなったりすれば、責任くらいは取らされても不思議はないと思うけど。本当に、大日本帝国の偉い人と同じ思考のままだよね。」

愛原「一億総懺悔発言の事か? 敗戦の責任は天皇にも政治家にも軍人でもなく、国民が至らなかったせいだから、1億の国民は総懺悔しなければならないとばかりに、時の総理がのたまった件だな。実際、当時の政権は天皇に一切の責が及ばない方向で全力で動いていたし。そう考えると、悪いのは下っ端で、下っ端は自分を盾にしても上司を救わなければならないと考える文化は、案外昔からなのかも知れないな。」

逆沢「水谷一平の賭博疑惑で、大谷翔平は一切悪くないという国内世論も強いけど、これも信頼して任せていた者は可愛そうな被害者であるだけで罪はないという考え方が背景にあるのかね~?」

鼎「けど会社が、たった一人の経理に全権を預けた結果、会社のカネがその経理に使いこまれていたとしたら、【経理が全部悪い。会社は可愛そうな被害者で全然悪くない。】では済まないよね。そんなずさんな管理体制にしていたのが、そもそもの発端な訳だから。【玄関の扉を開けたまま留守にしてたら泥棒が入った】くらいの重大な落ち度というか。」

愛原「もっとも大谷氏に関しては、【自分の落ち度で自分が損がした】だけの構図と考えれば、ただの自業自得であり、第三者が被害者叩きに及ぶようなのは、あってはならない。但し、自分の資産に見合う資産管理ができてなかった。一通訳が自由にカネを動かせるような体制のまま放置していたという指摘は、どうしても残るだろうと思われる。」

逆沢「大谷翔平も資産管理に関して無知だったから悪くないと世論も日本国内では強いけど、無知だから盗まれたカネが、誰かから補填されるという事にはならないってか?」

愛原「クレジットカードが何者かによって不正利用されていたみたいなケースなら、被害者の立場で防ぐのが困難だから、利便性も考慮してクレジットカード会社が補償するという事は珍しくないけど、今回のケースは、子供が無断で親のクレジットカードを使い込んだのに近いからな。おそらく大谷氏は、無知の代償をそれなりに払わされるんじゃないか? まぁ大谷氏の資産力からすると、はした金レベルの損失でしかないかも知れないけど。まぁ今回は自分のカネが被害を受けただけだから誰に非難される筋合いもない(極めて厳しい視線でみれば、反社への経済援助に結果的に与したとみられなくもないが)が、これが会社のカネとか、他人のカネを預かる立場なら、こんなずさんな財産管理をしてたら、訴えられても仕方ない案件だとは思う。」

逆沢「自業自得の範囲ならともかく、他人に被害を与えた場合は、【あの人を信頼して任せていた以上、俺は悪くない】は、通用しないってか。本来は。」

愛原「ただ少なくとも日本では、一般人でも、知らなかった、気づかなかったと、無知を主張する事で免罪を図る輩は、かなりの数でいるからな。」

鼎「ていうかひき逃げや当て逃げ事件の時の、定番の常套句になりつつあるような気がするよ。昔は、怖くなって逃げたとか、そういう供述も割とあった気がするけど。」

逆沢「少なくとも警察が容疑者から自白を引き出す前に、容疑者が弁護士を雇ったら100%、【人をはねたことに気づかなかった】という主張で足並みそろえてそうな気がするわ。もうそれが、弁護士からみた唯一の最適解といわんばかりに。」

鼎「少し前に話題になったフジモンさんの件での、明石家さんまさんの擁護コメントの変遷も、そんな感じだったよね。」

逆沢「ああ。最初は【パニックになって逃げた】とか【いざその時になると自分の気持ちが弱かった】みたいな感じでフジモンから電話で直接聞いたと明石家さんまは説明してたのに、後日になってそれはさんまの聞き間違いで、実は【他の車に当たった事に気づかなかった】と説明内容が180度大転換してて、失笑もんだったわ。」

鼎「やっぱり弁護士さんの入れ知恵が、その間にあったのかな? 【パニックになって逃げた】のと【気付かなかった】では、そもそも罪の重さが全然違うから。」

逆沢「さんまは聞き間違いだか、勘違いだか、色々言い訳してたけど、どこをどう聞き間違えたらそこまで内容が正反対になるねんって感じだわ。いっちゃあなんだけど、都合の悪い部分だけ記憶がなくなる政治家とか、都合の悪い部分だけ聞こえなくなる難聴系主人公並に、人として絶対に信用できないというか。」

愛原「もちろん気付いていて逃げたのか、気付かなかったのかは、本当のところは、誰にも分からない。知っていた知らなかった、気付いていた気付かなかったというのは、その人だけしか分からない心の内側の問題でしかないからな。【記憶にない】もそうだが、そうすっとぼけられたら、その真偽を証明する事はできないのだ。」

逆沢「けどそうやって、しらぱっくれてて、罪は軽くなるものなのか? そりゃあ、誰が人をはねてたかすら不明瞭ならともかく、気付いてる気付いてないは別にしても、はねた事実だけは間違いないのなら、処分に大きな差はあって欲しくないけれど。」

鼎「けどはねた当事者が【気付かなかった】と主張したケースでは、そもそもひき逃げの罪で起訴すら難しそうな印象もあるよ。ひき逃げにしろ、当て逃げにしろ、当人に逃げたという自覚がなければ、その罪状の構成条件を満たさないらしいから。だから最近でも、たとえば今年の1月15日に沼津市で親子二人を車ではねて殺した85歳の容疑者は、処分保留で釈放されたっきり、続報はないままだし。処分保留と言えば、去年の8月10日に仙台市で73歳の女性が33歳の男性をひき逃げ死亡させた件でも、容疑者女性が【何かを踏んだが、人だとは思わなかった】と供述したせいか、やっぱり処分保留で釈放された後の続報はないし。今年の2月9日に茨城県のひたちなか市で女子高生が車に9キロ引きずられて、その後死亡が確認された事件に至っては、運転していた72歳の人がその後逮捕されたとか、そういう続報すら全く聞かないし。」

逆沢「処分保留ってそもそもなんやねん?」

愛原「起訴するかしないかは、後で決めるということ。ただ後から追加の証拠が出るなどの事情がない限りは、大抵は起訴されないままで終わる。まぁ大抵は半月から長くても2か月程度で不起訴が内部で決定してたりもするのだが、それを容疑者が直接問い合わせるなどしない限りは、表に出る事はほぼない。もちろん起訴が決まれば即座にそれを表に出さざるを得ないので、いつまで経っても起訴という発表がなされなければ、十中八九、内部で不起訴が決まってると思ってほぼ間違いない。」

逆沢「つまり続報がなければ、事実上の不起訴とみなしてほぼ間違いないという事か?」

愛原「処分保留には期限が定められてないので断定はしかねるが、いつまで経っても起訴に転じなければ、捜査の放置という体をした事実上の不起訴。無罪放免とみなして良いケースがほとんどだろうな。」

逆沢「おいおい。誰がはねたかすら分からなければともかく、少なくともコイツがはねたという事実だけは間違いなく判明しているのに、【人をはねたとは思わなかった】とか、そんな理屈で免罪されたらおかしいだろ?」

愛原「免罪されるのは、ひき逃げの方だけで、過失運転致死傷罪の方はそのまま適用されると思うんだけどな。逃げようと逃げまいと、人をはねた時点で過失運転罪は免れないから。」

鼎「あれ? でも沼津市の件でも、処分保留で釈放されたと記事に書かれているだけで、過失運転致死罪で容疑者が起訴されたみたいなニュースはなかったはずだけど。」

愛原「??? 不思議だな。記者の書き方がおかしいのか? それとも本当に警察が事実上の無罪放免で済ませてるのか? まっとうな記者なら、その辺の続報をちゃんと報道して欲しいんだけどな。後者なら、普通に警察不祥事レベルだし。」

逆沢「ていうか、人をはねて不起訴って、そもそもあり得るのか?」

愛原「それは別に珍しくない。何なら人をはねて殺しても、実刑を避けられるケースも珍しくない。すぐに自ら警察に通報して、示談も無事済ませてるとかになったら、な。ただ、被害者感情が悪く、示談が難航してたり、そもそも示談が成立できるほどの賠償自体が困難(保険に入っていないなど)だったりすると、いくら現場から逃走せずに対応してても、実刑の可能性は高くなる。」

逆沢「じゃあ上の沼津の件じゃないけど、仮に家族皆殺しの場合は?」

愛原「家族の誰かが生きていれば、普通にその人が遺族扱いになるので、それに対する補償が分かれ道になるのだろうが、家族皆殺しはキツいな。遠い親戚に、遺族としての権利がどれだけあるのか分からんし。民事上の賠償責任にしろ、刑事上の処分にしろ、本来【減刑(or厳罰)】を求めたり、【賠償】を求めるであろう遺族がいない場合、どういう扱いになるのか、正直よく分からん。もしかしたら家族皆殺しにした場合は、民事上の賠償責任もチャラになるのかも知れないし、処罰感情を持つ遺族もそもそもいない扱いになって不起訴、あるいは起訴されても実刑回避できるかも知れない。被害者の家族・親戚関係も含めて、続報が知りたいところだな。」

逆沢「皆殺しにすれば民事賠償も実刑も免れるとしたら、残酷すぎるだろ? 残酷といえば、女子高生が9キロも引きずられた事件で、容疑者が逮捕されたとの続報すらないというのも、気持ち悪いんだけど。」

愛原「俺が知ってるのは、その女子高生は、72歳の人が女子高生をはねて引きずり前の時点で、既に死亡していた可能性があるという続報があったくらいだな。但し、あくまで既に死亡していた【可能性】だけでしかない。既に前の車にはねられていた状態だったのか、他の原因で倒れていたのか? もちろん72歳の人がはねた時点ではかろうじて命だけはあったかも知れないし。まぁ、そうだとしても9キロも引きずられたら、どんな健常者でも死亡は避けられないだろうけど。もちろん仮定の話だが、死体を引きずっただけなら、全く別の罪状になるだろうし。というか死体をひきずる行為が罪になるのかどうかすら、俺は知らん。」

逆沢「ていうか9キロも引きずったら、遺体の損傷が激しすぎて、死亡の原因究明自体、不可能だと思うわ。特に運転手に弁護士が付いてるなら、9キロも引きずったせいで死因不明になった点を、千載一遇のラッキーチャンスととらえて、気付かずに死体をはねて引きずっただけというシナリオを積極展開して来そうな気もするし。」

鼎「その辺も、ちゃんと追加の報道をして欲しいよね。これでは何が原因でそうなったのかも。何の罪に該当するのかも。どういった裁きを受けたのかも、全く分からないし。でないと、すごくモヤモヤ感だけが残るというか。」

逆沢「ていうか上の三例。85歳に72歳に73歳って、みんなお年寄りばかりじゃね? 高齢者叩きをするつもりはないけど、老人を牢屋に入れても、刑務所が介護施設になるだけだから、故意に免罪してるだけと思うのは私だけか? 池袋の暴走死亡事故の件にしても、あれだけマスコミが騒いだから、何年も過ぎた後にようやく事態が本格的に前進しただけで、もしも誰も話題にしなければ、そのまま免罪されてた可能性も私はあったと思うし。」

鼎「ただ一般にお年寄りの方は、若い人よりも認知能力が低いから、彼らが気付かなかったと弁明しても、年齢を考えたらあり得るところが厄介そうだよね。」

逆沢「ていうか人をはねたことに気づけないくらいに耄碌してるなら、そもそも運転免許を与えたら駄目だろ? 酒を飲んで人をはねたら危険運転致死傷罪になりかねないように、人をひき殺しても気付かなかったなんてのたまったら、それも危険運転致死傷罪で同様に取り締まれよ。能力もないのに運転したあげく、大事故を引き起こした点でも全く同じなんだから。」

鼎「警察が恣意的に法を曲げたのか、それとも本当に釈放に値する理由があったのかどうかも分からないのは、すごくモヤモヤするよね。ちゃんと続報を出す事で、そういう大衆のモヤモヤ感を払拭してこそ、記者の本懐だとも思うけど。」

愛原「誰々を逮捕したとか、誰々を釈放したなんてのは、記者クラブに所属していれば警察からほぼ自動的にもたらされる広報的な情報でしかなく、コタツ記事と大差ないからな。そうではなく処分保留後の動向とか、不起訴になった理由とか、記者が自発的に動かなければ入手できない情報を手に入れて、大衆にことの経過や全容を分かりやすく説明してこそ、報道マンだと俺なんかも思うけどな。」

逆沢「警察発表をそのまま転写してるだけなのか。内容が薄すぎて状況が全く分からない記事とか読むと、すごくモヤモヤするわ。」

鼎「ただ【逃げたという認識】という、心の中の部分が罪状を形成する要件になってるのは厄介だよね。心の中なんて誰も覗けないし。容疑者が自白したらともかく、そうではなく知らなかった、気付かなかったと、言い切れば、どうやっても真実にはたどり着けそうもないというか。」

逆沢「裁判で真実を明らかにする!キリッ】みたいなコメントをたまに聞くけど、実際は裁判で真実なんてわかる訳ないだろって感じね。心の中なんか、覗きようがないんだから。」

愛原「【殺意の立証】なんかもそうだよな。殺意があったかどうかなんて、心の中の問題で、これも覗きようがないんだから。」

逆沢「六本木クラブ事件だっけか? 関東連合の複数人が寄ってたかって金属バットで撲殺した事件。常識的に考えたら金属バットで集団リンチなんかしたら、殺意が認められない方がおかしいと思うのに。なぜか殺意まではなかったと警視庁が認定して、傷害致死罪で起訴された胸糞事件があったわね。」

愛原「殺意の有無なんて心の中の問題だからな。裁判所が勝手に罪状自体を変える訳にいかないし。心の中の問題なんて、警察の心象次第といえなくもないかもな。」

鼎「実際、殺意や害意の有無で、同じ殺人事件でも、殺人罪、傷害致死罪、業務上過失致死罪と、何段階も罪が変わるのが厄介だよね。」

逆沢「ええと。明確な殺意があれば殺人罪。傷つける意思はあっても殺す意思まではなかったなら傷害致死罪。傷つける意思すらなければ、業務上過失致死罪だったけか? そりゃあ弁護士も、まずは殺意を否認するよう入れ知恵する事から始めるわ。」

鼎「離婚裁判もそうだけど、弁護士って合法的な詐欺師と言い換えても良さそうな人が多そうだよね。心の中とか、家庭の中とか、真実が絶対にバレない範囲では、どこまでも平気で嘘を突き通す事で、依頼者を有利にする事しか考えていないという意味で。」

愛原「まっとうな弁護士も中にはいるだろうが、人間のクズみたいな弁護士の方が多いかも知れないな。依頼者の利益の為なら、他の人を容赦なくだますという意味で。」

逆沢「で、その最大のトレンドが、知らなかった、気付かなかった、記憶にないと無知を装う事ってか?」

愛原「俺が知ってる某弁護士は、【こちらとしてはこういう認識である】と【認識】という名の(仮にその認識が誤りであるとバレても偽証扱いされないような便利な)主観ばかり一方的に主張するばかりで、相手からの疑問や質問には一切答えないスタンスだったな。まぁ大谷翔平の弁護士も、松本人志の弁護士も、【都合の良いアピール以外の発言は一切しない】点では全く同じだから、ある意味、弁護士にとっての基本戦術なのかも知れん。」

逆沢「悪徳セミナー講師と一緒じゃん。都合の良い部分だけでっかくアピールして、都合の悪い質問にははぐらかしたりして一切答えないって。」

鼎「少なくとも不誠実以外の何者でもないよね。都合の悪い質問にも誠実に答えないと、説明責任を果たしたことにはならないのに。」

愛原「俺が気になるのは、知らなかった、気付かなかったという無知から来る言い訳が、普通に免罪符になってしまう部分だな。逆沢が少し前に言ってた通り、人をはねて殺したという重大な行為にすら気付かないという時点で、既に能力的にヤバいと感じるのは同感だし。」

逆沢「気付かずに人をはねて殺した場合は、はねた事に気づいたけどパニックになって逃げた人よりも、何倍も罪を重くしていいと思うわ。もっともパニック状態から一段落ついたであろう時点でも、ずっと自首してこないままだった場合は、逃げ切るつもりとみなさざるを得ないけど。」

愛原「政治家でも、【裏金を何に使ったかは覚えていないけど、少なくとも納税の対象になるような非政治活動に使っていない事だけははっきり覚えているみたいな、難聴系主人公と同レベルの都合のいい部分だけ覚えてたり忘れてたりできるような政治家も、被選挙権を剥奪して欲しいわな。それにふさわしい能力がないという意味で。」

鼎「【能力がない者が業務に従事することほど、危険なことはない】というのは、一つの大きな道理のはずだよね。車の運転にしろ。医療活動にしろ。政治活動にしろ。なのに能力がない者がその業務に従事したあげく、大事故を起こしてしまったのに、逆に能力がない事を理由に免罪されるとしたら、危険と思うのはやはり同感かな?」

逆沢「数日前、東京の高島屋から1000万円相当の金の茶碗が盗まれた件で、盗んだ容疑者から180万円でそれを買い取った店が速攻で480万円で転売してたなんてニュースもあったけど、これも、もしも無知を理由にその買取店が免責されたら、さすがに大問題だと私は思うわ。」

鼎「盗品の疑いがあるのに買い取れば普通に犯罪だし。相場から著しく外れた額で買い取るのも、商売のルールから大幅に外れるよね。けどその買取店はおそらく、盗品である可能性にも気づかなかったし、相場から外れた安すぎる買取りも、彼らの目利きではそうだったみたいな感じで、適当に理由をつけて逃げ切ろうとする気がするけど。」

逆沢「金の茶碗の芸術品としての価値をどう見積もるかは目利きの腕によって差もあるだろうけど、地金の相場は誰でもスマホで即チェックできるし。プロが金相場すら知らないとか、おかしすぎるだろ? 客の足元を見すぎというか。むしろ盗品の疑いがあるから、安く買いたたけそうと踏んだ気すら、私はするわ。」

愛原「ネットでは、買取店がいくらで買い取ろうが自由みたいな書き込みがあったが、そんな事は決してないからな。親が子供に自宅の土地を相場の1割で売ったなら、まず間違いなく贈与税逃れの脱税容疑がかかるように。」

鼎「政治家が骨董品としての価値もない漫画雑誌を1冊100万円で売ったら、売買取引を装った違法献金とみなされるように、相場から大きく外れた取引は犯罪とみなされかねない要素すらあるよね。」

逆沢「能登地震でも、すぐにはがれるブルーシートを敷くだけで12万円を請求されたみたいな記事があったけど、こんな非常識な取引は、消費生活センターとか、出る所に出たら、まず否定されるだろうからね~。」

愛原「業界の信用にも関わるしな。ぼったくりバーみたいな、業界の相場を無視した反社会的な店ならいざ知らず、まともな店が客を騙すような相場で取引をしようものなら、業界全体の信用に傷が付く。東京の古物商の業界自体が腐敗しているなら知らんけど、さもなければこんなふざけた額で買い取った店を、ぼったくりバー同然の悪徳店舗としてさらし者にして、注意喚起してもいいレベルだと思う。」

逆沢「まぁ最近は、ビッグモーターやアパマンショップじゃないけど、客の無知に付け込んで、人を平気で騙すプロというのはいくらでもいるからね~。」

愛原「客が無知なのは当たり前。無知だからプロに頼る。そのプロが客を騙す者ばかりなら、社会は成り立たない。医者がありもしない病気を捏造して、客を薬漬けにするようなのが許されないのと同じ。」

逆沢「けどそんな悪いプロが、悪事がバレた際に無知を言い訳にできそうなのが困るわね。故意に人を騙しながら、私の診断結果ではこうだったとか、私の査定結果ではこうだったとか、私にとっての適正相場はこうだったとか、無知を正当化するような真似をされたら最悪というか。」

愛原「無知は時に罪になるという認識を、もう少し強めた方がいいかもな。人を殺してはいけないというルールを知らなかったとか、赤信号は止まれというルールを知らなかったという言い訳が通用しないように、無知が免罪符にならない方向に。」

逆沢「精神障害者が人を傷つけた時も、たまに無罪扱いになったりしてモヤモヤ感があるし。無知だから何をやっても許されるみたいなのは、本当に堪忍して欲しいわ。クマでも人を殺したら、射殺されても仕方ないのに。」

鼎「未成年の罪が減免されるのも、子供は無知とか未熟だからという思想が根底にあるのだろうけど、被害者からすればだから許そうという気持ちにはなかなかなれないよね。」

逆沢「年寄りは認知能力が衰えてて当然だから、ひき逃げしたのに気づかなくても当然みたいな扱いも、絶対に認めてはいけないわ。そこまで認知能力が衰えてるのに運転免許を返上しない時点で、酒飲んで運転してる人間と大差ないから。」

愛原「まぁ認知能力の衰えなんてのも、本人はなかなか気付けないものだから、多少は同情の余地もあるとは思う。が、ただ、気付かなかったから無罪。知らなかったから無罪。というのはさすがに違うと思う。記憶にないも、部下に任せていたから分からないも、同様。」

逆沢「あはは。まぁそこまで言ったら、与党の政治家が猛反発するかもね。知らない。覚えてない。気付かなかった。部下が勝手にやった事と言い訳すれば、免罪符になっていたのに、それが免罪符として機能しなくなったら、彼らが一番困るだろうから。」

鼎「けど無知な人とか、無関心な人とか、無責任な人が、一番得をする世の中になったら、世の中としては確実に駄目な方向だよね。」

逆沢「悪しき公務員の減点主義と同じ方向ね。下手にチャレンジして失敗すると減点されるけど、知らない、気付かない、関わらない、であるが故に減点要素が一切ない人が一番出世していく世の中とか。まぁ今の日本らしいっちゃ、らしいけど。」

鼎「だからイジメは見て見ぬふりするのが最適解みたいな感じの世の中になっちゃったのかな? 気付いてたのに対処しないと叩かれる。とかいって解決能力もないのに、関わって何とかしようと頑張れば頑張るほど、あちらを立てればこちらが立たずみたいな感じでドツボにはまっていくから、それなら見ざる聞かざる言わざるが最適解みたいな。」

愛原「ひき逃げに気づきながら逃げたら叩かれるのは当たり前。犯罪を見て見ぬふりして容認しても、叩かれるのは当たり前。しかし、だからといって知らなかった、気付かなかったで安易に逃げようとしたら、もっと罪が重くなるくらいにしないと、一億総懺悔ならぬ、一億総無責任国家になりかねないからな。」

逆沢「子供や精神障害者には、責任能力がないからという理由で罪が減免される事が珍しくないけど、知らない、気付かないと言ってれば、誰でも責任から解放されるような世の中は、さすがに怖すぎると思うわ。」

鼎「車の運転でも、医療でも教育でも、金の茶碗を守るガードマンにしても、古物商にしても、もちろん政治家でも、職務従事者には相応のスキルを求めて、それに満たない振る舞いをしたら、自動的にアウトとするルール作りを強めた方が良さそうだよね。プロであったり、免許所有者である以上、知らなかったとか、気付かなかったと言い訳した時点で自動的にアウトとする感じで。」

逆沢「少なくとも、【責任を取ればいいというものではない】なんてのたまう人間を国葬にするレベルで、日本人は超無責任体質だからね~。責任をきっちり取らせる方向にシフトチェンジしないと、さらなる国力の低下は避けられないと思うわ。もちろん知らなかったや、気付かなかったや、覚えていないといった責任回避術は通用しないという前提で。」

鼎「もちろん知りようがないケースとか、気付きようがないケースなら、さすがに免罪の余地はあって当然だけど、今は弁護士にとっての定番アイテムといっていいくらい、気軽に使われすぎてる感じがあるよね。無知は最大の免罪符と言わんばかりに。」

愛原「そりゃあ、今月11日に神戸のポートアイランドで起きた交通事故みたいなケースなら、さすがに運転手が気付かなくても仕方ないと思えなくもないけどな。」

逆沢「あー、運転手が気付かない間に、トレーラーの箱の上に900キロの鉄カゴが置かれてて、その鉄カゴが運転中に箱の上から転げ落ちて歩行者を直撃して意識不明の重体という奴か?」

愛原「トレーラーの箱の上に1トン近くの物体が、運転手の知らない間に置かれてるなんて、ちょっと常識的に想像できないからな。もちろん被害者視点では、それで【誰も悪くない】なんてなったらたまらんから、運転手と鉄カゴを置いた奴とで割合を決めて、きちんと責任を果たして欲しいとは思うけど。」

逆沢「ただ、バック運転中にオーライオーライしてる奴が誤った誘導しても、それで事故を起こしたら、オーライオーライした奴ではなく運転手の全責任になるから、法的には運転手が悪いという事になるのかね~? トレーラー運転手からしたら、知らない間に1トン近くの物体を箱の上に乗せられてるなんて、ホラーでしかないけど。」

愛原「運転手の過失とみなすには無理のあるホラーな交通事故としては、2013年7月に神戸市の魚崎で起きた青々信号対面衝突事故みたいなものもあるな。ここは南北に東と南東の4方向に道が展開するいわゆるK字型交差点なんだが、なぜか両方の信号が青状態だった事もあって、南側から南東側に右折しようとした大型トラックと、東側から南側に左折しようとした軽自動車が対面衝突して、軽自動車側が吹っ飛んだ。」

鼎「結局、刑事裁判ではぶつかったどっちも悪くないという事で、双方無罪になったんだよね。でも民事裁判では、大型トラックの運転手と兵庫県の両者の落ち度を認めて、合わせて7760万円の賠償を軽自動車の運転手側にする形になったようだけど。」

逆沢「なんで兵庫県? あー、信号の設定を間違えたからか?」

鼎「そういえば私も、こんなホラーな動画を思い出したかも。」

逆沢「何、このトラップみたいな交差点。完全に初見殺しじゃん。」

鼎「今ではちゃんと車線を引き直されてるらしいけど、怖いよね。」

愛原「知らなかった、気付かなかったは、こういったレベルの場面に遭遇した時にこそ、使われるものだよな。弁護士の入れ知恵か何か知らんけど、誰でも彼でも簡単にそれにすがるから、知らない気付かないといった、無知を理由とした言い訳がどんどんうさん臭くなる。」

鼎「弁護士さんも、無知を理由とした免罪カードを安易に振りかざすのではなく、本当に救いたい、免罪されるべき依頼者だけに、そのカードは行使すべきだよね。どんな依頼者でも、そのカードが効きそうならとりあえず使うのではなく、たとえ効くのが分かっていても、そのカードを使うに値しない依頼者には、絶対にそのカードを行使しないくらいの良識をもって欲しいというか。今の弁護士さんは、弁護士バッジの意味する公正とかけ離れて、依頼者が有利になるなら、どんな手を使ってもいいみたいな人が多すぎると思うよ。」

逆沢「とりあえず説明責任を果たさない方向に依頼者を誘導するような弁護士は、全員死ねと思うわ。」

愛原「知らなかった、気付かなかった、殺意はなかった、覚えていないみたいな本人以外は確認不能な心の中の状況で罪の重さが変わるから、誰もがそれを理由にするようになる。そんなものは罪の軽減理由にならない。むしろ自分の知っている限りのことを話す方が、余程、反省の意をくみ取れて、罪の軽減につながる。くらいの方が良いわな。本当に気付かなかったとしても、まずは謝罪や賠償の意思を示すなどする事が、罪の減免につながる方向というか。」

鼎「アメリカの司法取引は、そういう意味合いも少しはありそうだよね。知っている限りのことを話し、真相解明に協力する事が、反省の意思表示にもつながるみたいな。」

愛原「もっとも司法取引は、【痴漢をしたと認めるなら、すぐに解放してやる。あくまで痴漢をしていないと言うなら、ずっと牢獄に閉じ込めるぞ】的な自白の強要にもつながる場合があるから、そこは要注意だけどな。」

逆沢「あ、そうか。そう考えると、日本でも事実上の司法取引は昔からあったか? 警察の点数稼ぎの為に、犯人を捏造する方向という最悪パターンだけど。」

鼎「無理やり犯人扱いするのも最悪だけど、【不起訴の理由は明かさない】みたいなのも、そろそろやめて欲しいよね。悪い意味の憶測しか産まないから。」

愛原「知らない、気付かないもそうだけど、知ってても言わないみたいなのが正当化されるのも、同様に廃止の方向に向かってほしいわな。個人間の話なら【言わぬが花】という事も多いが、責任とか賠償とか刑罰とか、そういう人の人生にも関わる重要なものを、理由も事情も明かさず決定するようでは、社会の公正性が全く保てないからな。」

逆沢「警察も容疑者も政治家も、黙秘権の乱用はやめろやって、心底思うわ。」

愛原「黙秘権なんて、ドヤ顔で使うものではないわな。どうしても使うなら、やましい事があるから黙ってると疑われても仕方ないくらいの覚悟で使うべきだろう。人狼ゲームなら、まず優先して吊るされるくらい、あからさまに怪しい行動にしか映らないからな。」

鼎「人狼ゲームで人間側が勝つコツは、嘘を暴き、嘘付きを吊るすこと。次に黙秘権を行使するような、露骨に怪しい人を吊るす事だよね。」

愛原「そう。嘘がバレると確実に吊るされるから、人狼側はできるだけ嘘はつきたくない。しかしだからといって、回答を渋るような真似をしたら、やっぱり疑われて吊るされる。だからどうやってバレない嘘を付くかが、人狼側にとって重要になる。」

逆沢「けど今の日本は、知らなかった、気付かなかったも含めて、事実上の回答拒否が免罪符として機能しまくっているから、人狼ゲームが機能不全に陥ってる感じか? 人狼が知らなかった、気付かなかった、覚えていないとすっとぼけたら、たやすく人間に成りすませるような危険な状態というか。下手すると公文書を改ざんしたり破棄するような露骨に怪しい振る舞いを見せても、証拠がなければ吊るせない状態というか。」

鼎「だから悪徳弁護士は、依頼者がクロの場合、証拠隠滅を最優先に勧めるそうだよね。そうすれば推定無罪のルールで逃げやすくなるから。」

逆沢「だから目撃者や遺族など、障害になりそうなものはまとめて皆殺し。遺体は死亡理由が分からなくなるほどに徹底的に損壊。もしくは山に埋めたり燃やしたり海に沈めて完全消去。殺意も一人で殺したら疑われるから、日本人得意の【みんな】で寄ってたかって集団リンチ。あるいは北海道イジメ事件のように、みんなで自殺するまで追い詰める。やるからには中途半端に情を見せず、徹底的に残虐にやり尽くして、その上で知りませんでしたと徹底的にシラを切って、罪悪感を顔に出す事なく、善良な隣人を装って日常をやり過ごすのが、弁護士が勧める最善の生き方ってか。胸糞悪すぎるわ。」

愛原「嘘がバレると一気に窮地に陥るから、バレるきっかけになる証拠は最優先で隠滅。それでも何が原因でバレるか分からないから、知らない、覚えていない、自分ではそう認識していると、可能な限りシラを切るのが彼らのやり方だからな。だから政治家あたりは特に、覚えていないみたいな感じで逃げに徹したがる。【誰々が裏金を主導した】みたいな嘘を付いたらバレたら自分にダメージが返ってくるが、覚えていないとすっとぼける分には、仮に誰が裏金を再開したか事実が後で判明しても、逃げ切れる余地もできるからな。」

鼎「けど、人狼ゲームなら、人間側に嘘をつく理由はないから、人狼側でない人までが、知っているのに【覚えていない】とすっとぼける意味はないと思うけど。」

逆沢「つまり安倍派の幹部は、一人残らず全員が人狼側だったって事じゃね? 塩谷とか、お飾りの小物なら、本当に蚊帳の外に置かれてて、自分が知らない間に裏金再開が決定されててもおかしくないとは思うけど。」

鼎「人狼しかいないゲームとか、ゲームになってないんだけど・・・。」

愛原「前回のネタを引っ張るつもりはないから、この話はこれで置くとして、ともかく安易に無知を理由に回答を拒否したり、無知だから許されると思ってる奴は、優先的に吊るされても仕方ないくらいの状況に持っていった方が良さげとは思う。」

鼎「分からないと弁解して責任を取らない人ではなく、分からないなら分かるように努力する。気付けるように努力する。無知をドヤ顔で主張するのではなく、無知を恥じて自らの無知が招いた災厄に対して責任を取る。それができる人こそが賞賛され、罪が減免される世の中の方が絶対にいいよね。」

逆沢「失敗を知って恥じたり責任を取れる人は、反省も改善もできるけど、失敗した事に気づかなかったり、無知を主張したおかげで免罪されるような人は、今後も同じ失敗を繰り返すだろうからね。」

愛原「せっかく健常に生まれる事が出来たのなら、頭がおかしい人と公式に認められたせいで無罪を勝ち取るような、残念な人生は送りたくないわな。と、最後の最後に重大な人権侵害まがいのセリフを吐いた気もするが、幸運にも健常に生まれられた者までが、自分は無知だとアピールした方が得と感じるような無責任社会はやっぱり嫌なので、ここはあえてこだわっておく。自分が人に頼るにしても、責任感も知識もない医者よりは、ちゃんとした医者に診てもらいたいし。ちゃんとしたトラックドライバー。ちゃんとした鑑定人。ちゃんとした政治家にこそ、世の中を任せたいと思っているからな。」



















過去のたわごと 
2024年  4月7日 権力闘争の一つの実例 3月24日 劣情
3月10日 腐敗した組織を内部から改める難しさ 2月25日 第三者の憶測に基づく介入
2月11日 結婚しない理由  1月28日 結婚という契約(相互扶助義務と貞操義務)
  1月14日 警察が動きたがらない理由 12月31日 初級者なりの対戦の楽しみ方 
2023年  12月17日 サイト刷新とトップページ変更のお知らせ 12月3日 報道資本主義とブラックジャーナリスト
11月19日 覆滅作戦 11月5日 強者のズルと弱者のズル
10月22日 自称中立(中立という名の傍観) 10月8日 変わらないテレビ局の体質
9月24日 被害者救済の視点と非親告罪について 9月10日 テレビ局の腐敗とテレビ離れ
8月27日 枕営業 8月13日 真相を追及する力
7月30日 昔の罪、昔の不祥事 7月16日 LGBT
7月2日 溺愛もの 6月18日 復讐系と自力救済
6月4日 親の能力や役割を継承する子供たち 5月21日 夢(寝てる時に見る方の)
5月7日 お布施とご利益 4月23日 地方の都市計画
4月9日 いろんな刑罰 3月26日 一度引退した者を現役復帰させるには?
3月12日 格ゲープレイヤーが求めるもの 2月26日 一強・談合体制
2月12日 Street Fighter Vの初心者 1月29日 スポーツとしての格闘ゲーム
1月15日 Street Fighter Vをプレイしてみた 1月1日 使いこなせない強大なパワー
2022年 12月18日 俺ならもっと面白いゲームを作るのにという妄想 12月4日 カルトと熱狂
11月20日 誰から税を取り立てるか? 11月6日 大量殺人 
10月23日 本人証明について 10月9日 誰のための正義
9月25日 解決師 9月11日 理屈が通用しない相手 
8月28日 政治家と密接に関わる一般市民について 8月14日 悪の宗教団体 
7月31日 チート能力者に対する反応 7月17日 要人
7月3日 戦略的準備VS戦術的対処 6月19日 正義VS秩序
6月5日 パワー・スピード、そしてスタミナ 5月22日 キャラの身長の設定
5月8日 自由の保障 4月24日 去っていく仲間
4月10日 戦争ゲームの指導者の目線 3月27日 悪に屈する時
3月13日 歴史ゲームにおける歴史の再現性について  2月27日 歴史学の価値について
2月13日 趣味に飽きる時、熱狂できる時 1月30日 私刑
1月16日 やってる感 1月2日 捜査・諜報に必要なもの
2021年 12月19日 壊された人 12月5日 リソース運用型ゲーム
11月21日 後継者争い 11月7日 戦力分析と番狂わせ
10月24日 選挙放談2021 10月10日 文明崩壊後のサバイバル
9月26日 中立な報道 9月12日 隔離空間でのアドベンチャー
8月29日 侵略者が撤退した後 8月15日 正義なき力を生み出す者
8月1日 問題点(悪)の所在 7月18日 責任の所在
7月4日 教育政策 6月20日 職の貴賤
6月6日 外患(外敵)よりも恐ろしい内患 5月23日 スローライフと幸福論
5月9日 社会に貢献する凡人たち 4月25日 情報戦の制し方
4月11日 予備戦力 3月28日 不正の告発と隠蔽
3月14日 職人(ドワーフ)  2月28日 地位に見合う責任と報酬の話
2月14日 娯楽産業  1月31日 名君・名宰相
1月17日 選別(トリアージ) 1月3日 大きく育ちすぎた作品
 2020年 12月20日 つまらないラスボス戦 12月6日 予知の活用方法
11月22日 信じたい事しか信じない人たち  11月8日 老化の始まり(能力のピーク)
10月25日 敵の成長率 10月11日 属人性
9月27日 信用(信用創造) 9月13日 犯罪都市
8月30日 同行するヒロイン、同行しないヒロイン 8月16日 まとめ役としてのリーダー
8月2日 なろう系主人公とやれやれ系主人公 7月19日 安楽死
7月5日 イデオロギーの矛盾や対立を超えて幸福を実現する方法 6月21日 アピールする人、出る杭を打つ人
6月7日 間違いを改める方法  5月24日 コロナよりも、ゾンビよりも、米軍よりも恐ろしい集団の空気
5月10日 部隊長の決断 4月26日 集団ヒステリーと同調圧力 
4月12日 札束を無限に刷り続けるとどうなるか? 3月29日 借金取りの恐怖
3月15日 禅譲 3月1日 秩序志向のプレイヤーと混沌志向のプレイヤー
2月16日 (こまめな)人事異動(のススメ) 2月2日 忠誠度という名のゲームパラメータ
1月19日 恨み 1月5日 鞍替え
 2019年 12月22日 景気 12月8日 承認欲求に囚われないために
11月24日 黒幕としてのスポンサー 11月10日 プロスペクト理論とモブの生き残り戦略
10月27日 追い込まれた悪人キャラのダメージ・コントロール戦略 10月13日  いじめっ子キャラの特徴
9月29日 命令に背くNPC 9月15日 平等・公平を維持するためのコスト
9月1日 能力値とスキル 8月18日 地位を与えられた者(中間管理職)
8月4日 パニックホラーもののリーダー 7月21日 パニックホラーものの主人公
7月7日 許される人と許されない人 6月23日 愚民政策
6月9日 壊された人への対応 5月26日 新時代の脅威
5月12日 (攻撃の)大義名分 4月28日 前回の反省とキャスティングの話
4月14日 汚染された情報の拡散 3月31日 理想の選挙制度
3月17日 黙示 3月3日 あの世の世界
2月17日 うまくいかなかった革命後をどうするか? 2月3日 策略としての挑発
1月19日 腐敗した司法(正義の裁きの担い手)  1月5日 強きを挫き弱きを助くVS弱きを挫き強きを助く
 2018年 12月23日 悪の根源≒マウントしたいという欲望 12月9日 Steamのゲーム
11月25日 成り上がったダメ人間 11月11日 自分を強化する技VS敵を弱体化する技
10月28日 限界への挑戦 10月14日 「弱者=守られるべき善人」でない場合
9月30日 脅しによる支配 9月17日 信用できない情報だらけの社会の場合
9月2日 太鼓持ち 8月19日 連続攻撃
8月5日 信用スコアに支配された社会 7月22日 内通者
7月8日 人件費コスト管理ゲーム 6月24日 忠義者キャラ
6月10日 欠陥つき有能キャラの処遇 5月27日 邪悪な独裁者に支配された組織のメンバーの挙動
5月13日 邪悪な独裁者が健全な組織を乗っ取る方法 4月29日 論破
4月15日 正義の味方という名の制裁者 4月1日 平気で嘘をつける人たち 
3月18日 公正世界仮説 3月4日 被害者叩き 
2月18日 政治力 2月4日 統率力 
1月21日 優秀すぎるライバルが現れたとき  1月7日 素性を表す記号としての肩書き
2017年 12月24日 フリゲの雑談  12月10日 賤民階級
11月26日 個性づけとしてのパラメータ 11月12日 宿敵宣言
10月29日 大同団結 10月15日 品質について
10月1日 華麗な策略、汚い策略。その違い 9月17日 平等主義と反平等主義
9月3日 ファン型オタクとマニア型オタクの違い 8月20日 ツイッターの利点と問題点 
8月6日 大抜擢された人材 7月23日 誇りと傲慢
7月9日 傲慢とマウンティング 6月25日 権威を利用するナイトども
6月11日 悪事プレイ(のススメ) 5月28日 異界人(宇宙人)の干渉
5月14日 集団の思考ルーチン 4月30日 人間っぽさ=非効率的な思考ルーチン
4月16日 名声欲 4月2日 無言の圧力と忖度
3月20日 ロスト・ハイ・テクノロジー 3月5日 破壊神の信者
2月19日 一人称形式で見える視野の範囲 2月5日 歴史的人物の当時の評価
1月22日 未来予測 1月8日 人相見(人物鑑定)
2016年 12月25日 商業レビュアー 12月11日 成長戦略の目玉としてのカジノ
11月27日 パニック 11月13日 生存ゲーム的なシチュエーション
10月30日 強敵感 10月16日 感情移入という視点からのキャラクターメイク
10月2日 供給過剰社会 9月18日 血筋
9月4日 統一されるべき尺度 8月21日 暑さと寒さ
8月7日 (優秀な)下っ端 7月24日 超便利社会=超疲弊社会
7月10日 社会的弱者を量産し、彼らを悪の先兵に誘う者  6月26日 少子化社会という舞台
6月12日 有事法制(緊急事態における法のあり方) 5月29日 悪のセレブサロン 
5月15日 成功者が成功後にやりたいと思うこと 5月1日 ゲーム世界とリアル世界の違い
4月18日 過去に戻ってやり直すということ 4月3日 八百長 
3月20日 異邦人(外国人労働者) 3月6日 陣形
2月21日 功績泥棒 2月7日 三国志13をプレイ
1月24日 裏切り者 1月10日 善政家
2015年 12月27日 精神~命よりも大切なもの 12月6日 独立戦争 
11月23日 ジャーナリスト 11月8日 精神力 
10月25日 優しい指導者  10月11日 助けを求める人たち 
9月27日 兵站 9月13日 善玉が起こした悪事や不祥事
8月30日 カイゼン 8月14日 盗作・ゴースト
8月2日 表稼業 7月20日 正論を用いない説得工作
7月5日 ディストピア 6月21日 財政破綻
6月7日 防諜 5月24日 サイコパス
5月10日 戦犯 4月26日 ハト派とタカ派
4月12日 不遇な先駆者 3月29日 プロギャンブラー(バクチで生計を立てる人)
3月15日 世界の管理者という名のラスボス 3月3日 命令コマンド
2月15日 攻略本・攻略サイト 2月1日 お遊びコマンド
1月18日 精神異常状態 1月4日 NPCの選択判断ルーチン
2014年 12月14日 男女キャラクターの比率 11月30日 不安と安心の役割
11月16日 現実主義者の正体 11月3日 アイテムゲット
10月19日 真相にたどり着けない者 10月5日 挫折
9月14日 嫌いだけど素晴らしい人達 9月7日 売れている作品と面白い作品の違い
8月24日 援軍 8月3日 ブラゲとパケゲ
7月20日 根性論と科学的知見に基づいた肉体改造 7月6日 ディスリスペクト(軽蔑・disり)
6月22日 あやかり系主人公 6月8日 中毒
5月25日 箱庭ゲーム 5月11日 ダブルスタンダード
4月20日 偽りの理想郷 4月6日 防御力
3月23日 自分用ゲーム作り 3月9日 育成する指導者、選別する指導者
2月23日 忠誠 2月9日 変化するキャラクター
1月26日 一芸職人VS器用貧乏 1月11日 評判
2013年 12月23日 身分制度 12月8日 陰謀
11月24日 秘密 11月10日 努力が報われるゲーム
10月27日 ゲームの自由度について 10月13日 出来の悪い二代目
9月29日 怒り 9月15日 撤退戦術
8月30日 ヒール(悪役) 8月15日 覆水盆に返らず
7月28日 予知・予測 7月13日 かつてのヒーロー
6月30日 覚醒(新能力発現・急成長) 6月15日 犠牲
6月3日 単独開発 5月19日 ダメ人間
5月5日 悪徳宗教を必要とする人々 4月21日 悪の連帯責任
4月7日 3種類の立場からみた作品批評 3月24日 中立性を装った愚痴・悪口など(仮)
3月10日 人気対戦競技の条件 2月24日 幻想空間
2月10日 お金 1月27日 尊敬できる敵
1月13日 やる気・気合 12月29日 ルール
2012年 12月15日 厨二病 12月2日 売れ筋
11月17日 改心 11月4日 議論
10月21日 優秀な人材の起用・登用方法 10月7日 憎しみにとらわれた人達
9月22日 友情やコネによる人事起用の危うさ 9月8日 権力欲に取り憑かれた人達
8月19日 敗北の受け止め方~捲土重来を期すために 8月5日 作者(表現者)が作品を通じて伝えたい思い
7月29日 人が自ら死(自殺)を決意するとき 7月15日 選択肢を選ぶことによる覚悟(リスク)
7月1日 選択肢があるということ 6月16日 宣伝と人気
6月2日 ホンネとタテマエ 5月19日 コンプガチャに学ぶ確率論とイカサマの話
5月6日 鑑識眼 4月30日 平等と競争
4月14日 公務員ヒーロー 4月1日 SF設定
3月18日 情報収集 3月3日 原発考察
2月19日 プライド 2月5日 お笑い
1月22日 ラスボスの処断方法 1月8日 創造→創作
2011年 12月30日 独裁者 12月9日 二次創作品
11月27日 万人向けからマニア向けの時代へ 11月13日 無敵能力の人たち
10月29日 正式名称 10月15日 利の人、情の人
10月3日 ポジティブ・ネガティブ 9月16日 利権
9月3日 借金 8月21日 何も変わらない事の恐怖
8月5日 発信したいオタクと共感したいオタク 7月25日 戦う地方、媚びる地方
7月17日 充電期間 7月10日 ひとそれのアンケート結果
7月2日 供給過剰気味のゲーム(&娯楽) 6月21日 東日本大震災3
6月5日 上司に反発 5月21日 修正する度量
5月14日 挑戦する勇気 5月1日 調子
4月17日 専門スキル 4月3日 東日本大震災2
3月18日 東日本大震災1 3月5日 ネトウヨと不良キャラの共通点
2月19日 信用ラインと警戒ライン 2月5日 信じられない者ばかりの世界観
1月23日 武器を交えない戦争 1月16日 しゃべらない主人公
1月7日 異世界に飛ばされた凡人 12月25日 後ろ向きな嫉妬心
2010年 12月19日no2 人それのゲーム難易度 12月19日no1 社会人型キャラ
12月11日 新作公開してから一週間 12月5日 新作ゲーム紹介
11月20日 理想と現実 10月29日 新作公開予定
10月18日 派閥 10月1日 仲間
9月19日 キャラクターイメージ 9月6日 理想を持った人間。そうでない人間
8月21日 革命後 8月8日 長編のオチのつけ方
7月24日 勇者は世直しができるか? 7月10日 全力集中プレイと長期戦略プレイ
6月27日 RPGのチームバトル 6月13日 傭兵団
5月29日 相手の思考をよんでみよう 5月14日 扇動する者、される者
5月7日 こっそりアンケート設置お知らせ、ほか 5月3日 地方を主人公の舞台にしてみよう
4月17日 コンピュータは人間を上回れるか? 4月2日 政権交代から6ヶ月が過ぎて
3月22日 フィクション 3月12日 困ったパーティメンバー
2月21日 責任 2月6日 教育
1月23日 トップダウン式製作とボトムアップ式製作 1月10日 ゲーム作成スタッフ
2009年 12月25日 政権交代から3ヶ月が過ぎて 12月12日 血液型
11月29日 編集日記・編集後記 11月14日 AVG(+SLG)制作中
10月31日 シナリオ 10月18日 ゲーム作りで完成までこぎ着けるためには2
10月3日 オリジナル 9月19日 ゲーム作りで完成までこぎ着けるためには
9月6日 実在モデルをどこまで採用できるか 8月24日 素材?
8月14日 今時の報道スタイル 8月8日 ユーザーサポートにメールを送ってみました
7月25日 恋愛シミュレーション2の魅力? 7月11日 人気と実力
6月27日 打ち切り 6月19日 エロゲ規制強化の流れからみるゲーム考
6月6日 貴族階級 5月23日 悪の戦闘員
5月10日 異なるキャラクターの視点でみてみよう 4月24日 強者がますます強くなる・・・
4月11日 ゲームエディタ 3月29日 愛郷心
3月22日 匿名ネット社会 3月6日 暗躍する超能力者たち
2月22日 信者キャラ 2月15日 必殺技
2月1日 アンチヒーロー(悪役型英雄) 1月23日 カタストロフィーを未然に阻止しよう
1月16日 フェアな戦い 1月3日 あれから幾年後
2008年 12月28日 国盗りSLGの景気対策 12月20日 現実世界をゲーム化してみよう
12月5日 内部対立 11月29日 推理もの??
11月22日 悪人とも言い切れない罪人 11月7日 正史
10月31日 萌えない女性キャラ 10月18日 関西弁
10月5日 大阪 9月21日 避けられない強大な敵
9月7日 人気・魅力・カリスマ 8月29日 黒幕
8月23日 運と実力 8月9日 COMの思考ルーチン
8月3日 新シナリオ「HeiseiNippon」公開 7月19日 軍師
7月5日 各国の思惑を構成するもの 6月21日 催眠術
6月7日 和解 5月24日 知恵者
5月16日 千年生きてみよう 5月3日 生き残ることと勝ち残ること
4月18日 冷酷な指導者 4月5日 お金の使い道
3月15日 若さ 3月7日 性能と運用
2月29日 アンケート現況発表(質問2について) 2月22日 広報戦略
2月10日 差別 1月27日 敵のスペック

1月13日 神の加護、神聖魔法 12月30日 フリーゲームのレビュー
2007年 12月16日 国盗りゲームのパターン 12月1日 謎について
11月16日 ゲーム世界での対人設定2(その他視点) 11月3日 ゲーム世界での対人設定1(味方視点)
10月20日 レジスタンス勢力 10月5日 終盤~エンディング
9月21日 世襲について 9月8日 悪役(ヒデブ派5隊長など)
8月24日 確率について 8月10日 セーブ&ロード
7月27日 成長について 7月15日 SRPGにおける白兵部分のゲーム的処理
6月30日 SRPGのマップのシステム 6月17日 徴収と略奪
6月2日 兵科あれこれ 5月19日 理想の君臣関係
5月4日 経済力うんぬん 4月21日 戦略ゲームと戦術ゲーム
4月6日 公開情報と非公開情報 3月24日 個人戦用の武器等
3月9日 兵士の武器 2月25日 ゲーム作りとゲーム遊び
2月11日 少数派(属性持ち)向けゲーム 1月28日 バージョンアップ

1月13日 宮田軍にてこ入れ? 12月30日 フリーゲームの宣伝
2006年 12月15日 投票・アンケート 12月1日 最強の敵
11月18日 動かしやすいキャラと動かしにくいキャラ 11月4日 デバッグ
10月22日 現代・近未来ものについて 10月6日 趣味の社会人クリエイター
9月15日 新作?の状況について 9月8日 BGMについて
8月27日 登場人物の口語表現 8月12日 女性キャラ
7月28日 主人公選択式ゲーム 7月16日 マイサイトについて
7月2日 死について 6月17日 風刺について
6月2日 シナリオタイプあれこれ 5月19日 ゲーム作りの進め方について
5月5日 ゲーム作りを始める時について 4月21日 高能力キャラの表現方法
4月8日 悪い敵 3月31日 名前について
3月18日 伝え方と伝わり方 3月12日 キャラクターのプロフィールについて
3月5日 アマとプロによる基本プロット考 2月25日 自作CGについて
2月19日 著作権について 2月12日 バックグラウンドの設定について
2月5日 SRPG95の次回作に対する期待 1月29日 分岐と自由度について
1月22日 難易度について 1月15日 勢力別能力値考察
1月8日 主人公について 1月1日 ユニットの能力値をどういじるかについて
 2005年    12月30日 12月23日 12月16日 12月9日 12月2日 11月25日 11月18日 11月11日 11月5日 10月31日
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